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平成24年9月26日

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平成24年9月26日
平成23年度各会計決算
審査特別委員会会議録
平成24年9月26日
網
走
10時00分
16時40分
市
議
会
開
閉
会
会
平成24年9月26日
平成23年度各会計決算審査特別委員会議件
1.認定第1号
平成23年度網走市各会計歳入歳出決算について
2.認定第2号
平成23年度網走市水道事業会計の利益の処分及び決算について
3.その他
○渡部委員長
午前10時00分
再開
おはようございます。
額が出たということでございます。
○栗田委員
予算に対して1割の執行額なので、PRという
本日の出席委員は9名で、全委員が出席してお
ります。
か、多分、予算づけの段階でしっかりとこの事業
を取り組むということをやった中で、その1割の
ただいまから、平成23年度各会計決算審査特別
委員会を開きます。
実績だというのは非常にちょっと何かが足りない
のかなという気がするのですが、その原因はどこ
本日は、審査日程に基づきまして、最初に認定
第1号平成23年度網走市各会計歳入歳出決算につ
いてを議題とし、経済部、観光部、農業委員会、
にあるのでしょうか。
○嶋田商工労働課長
この事業の周知につきましては、市の広報紙6
水産港湾部、建設部及び企業会計を除く水道部の
月号と9月号によりまして掲載しているほか、物
所管分の細部質疑を行います。
産協会ですとかの会員ですとか、市内の起業者と
次に、この認定第1号の細部質疑が終了した
できる限り情報交換をする中で、制度の趣旨につ
後、認定第2号平成23年度網走市水道事業会計の
いては努めているところでございますけれども、
利益の処分及び決算についてを議題とし、追加説
ここ数年、そういった事業者の取り組みというの
明があるときは説明をしていただき、その後、水
は年間1件から2件というような申請にとどまっ
道事業会計の細部質疑を行うということで議事を
ている状況にあります。
進めますので、御承知を願います。
それでは早速、本日の日程であります認定第1
号中、経済部、観光部、農業委員会、水産港湾
部、建設部及び企業会計を除く水道部の所管分の
細部質疑を行います。
まず、最初に経済部、観光部、農業委員会の所
管分の細部質疑から入ります。
○栗田委員
となると、予算自体が過大になるということも
考えられませんか。
○嶋田商工労働課長
最近の傾 向 といたしましては、 先 ほど申し 上げ
ましたように申請は 一 、 二 件にとどまっていると
ころでございますけれども、市のほうの取り組み
栗田委員。
地域 経済の
発 展 や 雇用 の創出という観点からも 積極的 に取り
組みを進めていきたいという ふ うに考えておりま
して、事業によってはこの 補 助 金 が対象経 費 の2
としては新製品の創出事業というのは
○栗田委員
それでは質問させていただきます。
まず、商工のほうで新製品創出支援事業、成果
等報告書の56ページになります。
分の1ということでございますけれども、新製品
○嶋田商工労働課長
化 事業につきまし
ては年間100万円という助成内 容 となっておりま
すので、そういった企業から申請があった 場合 に
す ぐ に対 応 できるような予算をとっておきたいと
いますけれども、予算が500万円に対しまして、
○栗田委員
当 初 予 算 額 に 対 し て 、 執 行 38万 円 と い う こ と
で、10%程度の執行額という点について、まずは
その理由について御説明をお願いいたします。
新製品創出支援事業の執行決算についてでござ
決算が30万386円となってございます。
の開発には年間200万円、商品
いうようなことでございます。
ば 当 然 、300万円では3件程
度しかできないというのもわかるのですけれど
も、そういう 見方 をするなら ば 予算額はともかく
大きな事業が入れ
この内訳でございますけれども……失礼いたし
ました。予算現額が372万5,000円に対しまして、
決算が38万円でございます。こちらのほうの対象
となりました事業ですけれども、じゃがいもよう
かんの開発事業ということで、3色のジャガイモ
の羊羹の製品開発をするに当たりまして助成した
ものでございます。
として、執行がその程度だということはしっかり
受けとめながら、そういう努 力 をしなけれ ば 新製
品のそういう部分の開発の努 力 、いろいろなこと
をやっていかないと、これはやはりいつまでたっ
ても執行できないというか、これが本当にこの事
それで、平成23年度につきましては、この1件
の申請のみでございまして、予算に対しまして残
業が成果を出せるというところまでいかないよう
な気がするのです。
- 1 -
代背景 、いろいろなものがあろうかと 思 いま
すけれども、これはやはり実績としてやはり 真摯
に 受 けとめる べ きではないかと、この 少 ない額に
関しては、やはり努 力は 僕は足りなかったのでは
ないかと、PR等も 含 めて。
もちろん、これはこの事業に関しては民間が
ちゃんとやってくれないことには 始 まらない事業
ですけれども、 余 りにも 差異 が多過 ぎ るので、こ
れででは決算を 見 たときに、本当にこの事業ちゃ
時
んとやったのかなという疑問が出てくるのもしよ
うがないのかなという気がするのですが、その件
に対してどうでしょうか。
○三島経済部長
新製品創出支援事業につきましては、近年、た
だいま
課長 のほうから説明しましたとおり、申請
減 ってきているという状況にございます。
もう 一方 で、事業 化スタ ー トアップ 事業もこれ
とあ わ せて事業者の 方 には考えていただいており
まして、事業 化スタ ー トアップ 事業のほうも大 幅
に 伸 びるという状況にはなっておりませんけれど
が
も、さまざま取り組んでいただいておりまして、
化 されてきている事業もございます。
新製品創出事業ですとか、事業 化スタ ー トアッ
プ事業、現 在 のいろいろな社 会情勢 の中で企業が
新 た に 新 製 品 に 取 り 組 む と い う 意欲 と い い ま す
か、お 金 も時間もかかるということで、そこまで
余裕 がないといったようなことも背景 には考えら
れるという ふ うには 思 っておりますけれども、市
として 雇用 の 拡 大、新産業創出、新製品の創出と
いうことで、これからの網走の 将来 を考えたとき
に非常に大事な事業であるという ふ うに考えてお
りますので、 今 後ともPRに努めながら新製品の
製品
取り組み企業に対しての支援といったものも考え
ていかなけれ
ばならないというように 思っている
ところでございます。
○栗田委員
時 代背景 も当 然 あるだろうと 思 いますし、いろ
いろなことが 絡 んでいるのかなと 思 います。
僕 は、予算を少 なくすれという趣旨で言 ってい
ないので、やはり各企業、そういうことを周知 徹
底することによって網走 ブランドと 盛 んに 今 、言
われている部分の創出も当然 、入ってくるでしょ
うし、全部が全部、成 功例 にはならないでしょう
けれども、そういう取り組みをちゃんとやってお
かないと
難 しいのかなという気がします。
少 ないということはやはり、ある 面で
そういう 盛 り 上 がりが足りないという気もします
ので、 引 き 続 きこの 辺 の 力 を入れてしっかりとP
執行額が
Rをしながら、各企業にお願いをしていっていた
だきたいということをお願いいたします。
続 きまして、エミュー ビジ ネスについてお 伺い
をしたいと 思 います。
これは 一般 質問等で内 容 について再 三 、お 話 を
し て い る の で 、 今回 で こ の 事 業 、 平 成 23年 度 を
もって 打 ち 切 るということで、 今 年度からやっと
ひとり 歩きするような状況になっているのでしょ
うけれども、ちょっと 心配 なのはここで 打 ち 切 っ
たときに、いろいろと 幼鳥 の 補 助だとか、いろい
ろ 買 ってもらうことをいろいろ 推 進してきたので
すが、本当にこの事業、これから 先 きちっとやっ
ていけるかという部分がちょっと見えないので
す、あるもの 含 めて。その 辺 が 直接 、この決算と
は 関係 ないのですけれども、お考えがあれ ば お 伺
いをしたいと 思 います。
○嶋田商工労働課長
エミュー ビ ジネス の支援事業につきましては、
ただいま委員から御 指摘 のあったように平成23年
度で終了した わ けでございますけれども、この事
業は ひ なを 買 い入れるときに 費用 の2分の1、1
万円を限度に助成を行ってきたところでございま
すけれども、この取り組みを初めて23年度で3年
目 に な り ま し て 飼育 業 者 も 6 事 業 者 に ふ え ま し
て、 飼育 の 羽 数も 昨 年の6月現 在 で1,000 羽 に 拡
大したところでございます。
解 体とかも年間250から30 羽 程度の 解 体処理 能
力が 可能になったということもございまして、今
の 飼育羽 数の1,000 羽 と、それから 解 体する 能力
が 今 は 均衡 が 図 られているというような状況で、
現 在 も エミュ ーからとれる オ イ ル とかも 順調 に 販
売されているという ふうに伺 っております。
○栗田委員
加工のほうの 技術 というか、 心配 された部分が
あれなのですが、 要 するに ハ ー ブ として オ イ ル と
か、 一番 大事なのは 食肉 ですよ ね 、 肉 の部分が 一
番多いのですけれども、これについてもきちっと
販売ル ート というのも確立されているという ふう
に考えてよろしいですか。
○嶋田商工労働課長
オ イ ルにつきましては 既に 販売ル ー トは 確立さ
れているのですけれども、現 在 、 課 題となってい
- 2 -
るのは委員御
ます。
指摘 のように肉 の 販売 となっており
今 、 東京 農大バ イ オイ ンダストリ ーのほうでは
そ の 肉 の 販売 に つ い て い ろ い ろ 加 工 技術 と か を
今、 研究しながらイ ンタ ーネット等で 販売 に取り
組んでいるという状況でございます。
○栗田委員
現況というのがよく
わ かりました。
推奨 というか、こういう ふうに 補助
金をつけて 一般の事業者に対して補 助をしながら
普及するという新事業の創出ということで取り組
んできた事業ですから、 補 助というか、予算が 打
ち 切 りになった段階でそれで終 わ りということで
はなしに、 今 後、 場合 によってはまた予算づけも
必要 な ケー ス も出てくるかなと 思うのです。
そういうところをしっかりと 把握 しながらやっ
ていかないと、予算が終 わ ったのです べ て終 わ り
という 形 にはなかなかならないと。本当の ビ ジ ネ
スですから、やっとその事業 化 としてしっかりと
収益を出せる段階まで見守る 必要が当 然あろうか
と思います。あくまでも民間の仕事ですけれど
も、こういう市が 絡 んだ部分についてある程度の
責任 を 持ってしっかりと取り組んでいただきたい
と 思 います。
次、網走 フェア についてお 伺 いをいたします。
この中で、実績のほうに成果等報告書59 ページ
なのですが、 ホテル 、これは 札幌 の ホテルオ ー ク
ラのほうで フェア が開催 で、 期 間中1 カ月間の入
り 込 み数が6,000名ということが書かれておりま
すけれども、この内 容 についてちょっとお 聞 きを
したいと 思 います。
○嶋田商工労働課長
昨 年10月から1 カ 月間、札幌 のホテルオ ー クラ
で開 催 されました網走 フェア でございますけれど
も、こちらの ホテルオ ー クラ のほうには 和洋 中、
3件の レストラン がございます。そちらのほうで
洋食 の レストラン に つ き ま し て は ランチ と ディ
ナーの コー ス を設けてございまして、中華料 理は
ランチ 、それから 和食は ディナ ーというような形
で4 種類 を 提供 している わ けでございますけれど
も、その中で 洋食 のほうの ランチ が 期 間中1,769
名、これは前年 比 で17% 増 という 形 になってござ
います。 洋食 の ディナ ーにつきましては606名、
こ ち ら も 前 年 比 24 % の 増 と い う こ と で ご ざ い ま
す 。 あ と 、 中 華 の ランチ に つ き ま し て は 期 間 中
これは市が
来店 がございまして、これも前年 比 23%
の 増 、 和食 につきましては ディナ ーになりますが
716名で、前年 比 11%の 増 ということで、 ト ー タ
ルで6,000名ということとなってございます。
○栗田委員
説明の中で ディナ ー、 ランチ 、 和洋 中と 聞 いた
のですが、ちょっと ぴ んと 来 ないのがどういうこ
とを網走の 食材 をPRする中で、 例 え ばメニュ ー
一つがみんな網走の物なのか、 食材 のその中にア
レン ジしてつくってもらっているのかという状況
が ぴ んと 来 ないのですけれども、 教 えていただき
たいと 思 います。
○三島正昭経済部長
網走 フェア ですけれども、 ホテルオ ー クラ で 和
洋中それぞ れ網走の 食材 を使 ったメニューを 提供
しているということなのですが、 例 え ば洋食 であ
れ ば 網走 湖 産の シ ジ ミ を 使 った シ ジ ミチ ャ ウダ ー
で す と か 、 行 者 菜 を 使 い ま し た 豚 の ステ ー キ に
ソ ー ス と し て 使 っ て お り ま す け れ ど も 、 ギョウ
ジ ャ 菜ソ ー ス で す と か 、 中 華 で は 釣 り キンキ を
使った 料理ですとか、そういった形 で網走産の食
材を 使 った メニュ ーということでPRをしながら
食べ ていただくという内 容のものでございます。
○栗田委員
ということは、 メニュ ーの中に網走産の 食材 が
目立 って入るという 形ですから、それに対する当
然 P R で す か ら 、 メニュ ー 表 の 中 に は 網 走 産 の
何 々 、網走産何 々 という 形 が書かれているという
ふうに理解 してよろしいですか。
○三島経済部長
ホテルオ ー クラ の レストラン の中にそういった
ポスタ ーも 含 めまして、そういったこの料 理は網
走産の何 々 を 使 っていますということでのPRを
1 カ 月間やっておりまして、 同 じ 料 理をお 客 さん
に 提供 したという内 容 でございます。
○栗田委員
内 容 については わ かりました。
そこで、 ホテルオ ー クラ ですから、 昔 から道内
の中では レストラン 部 門 では 一流 と 言わ れている
場所です。ここにお 集まりになるお 客様というの
は 、 正直言 っ て か な り 所 得層 の 高 い 方 が 多 い で
す、 ランチ も全部 含 めて。 一般 の 方 の 安 い バ イ キ
ング とは別にしても、比較的 そういう ター ゲット
をそこに 絞 って考えたということで理 解 してよろ
2,582名
しいですか。
- 3 -
○嶋田商工労働課長
この フェア の周知につきましては、 主 に 女性生
活誌 であります「オントナ」 という情報誌 がある
のですけれども、こちらは道 央圏 の 北海 道新 聞 の
夕刊 で 毎週 水 曜日に 配られている、 無料で 配布さ
れている情報誌なのですけれども、やはりこう
いった 夕刊 をとられている 世帯 というのは、それ
なりの所 得 の 高 めの 方 だということで、また タ ー
ゲット もその 女性向 きにということで 絞ってPR
をしているということもありますので、 ランチ も
含めて ディナ ーのほうも 好評 をいただいているの
ではないかという ふ うに考えております。
○栗田委員
そ う い う 意味 で は 、 俗 に 言 う ロ イ ヤルカスタ
マーと 言わ れる、ある程度の 家 の人 たちを ね らっ
ているのかなという気がします。
女性 も非常に食 の部分には 敏感ですし、そうい
う非常に ふ えているのですが、ではそういう 形 で
成果が当 然 、出ているという ふ うに理 解 をいたし
ます。
戻 ってきたときに、ではこんなに
おいしい物があるのであれ ば 、網走のほうに 戻 っ
たときに市内の 飲食店 でそれと 同 じようなものが
食べ られるということはあるのでしょうか。
○三島経済部長
その 料 理につきましては、 料 理 長 がこの網走ま
で 来 ていただきまして、いろいろな 食材 を 見 た中
からできるだけ、 余 り 普 段 提供 していない 素材 で
すとか、 余 り 料 理として 使わ れていないような 素
材をということでいろいろと 見 て歩 いておりまし
て、それを オ ー クラ の 料 理のほうでつくって 提供
では、網走に
しているということでございまして、それが網走
同 じようなものが 提供されているかと
いいますと、それは現 在 のところ 聞 いておりませ
んし、ただ、行者 菜 の ソ ー ス につきましては何と
かこれを商品 化 できないだろうかという 話 も実は
去年、 試食 に行ったときからそういう 話が出てお
りまして、 ホテルオ ー クラ の 料 理 長 も協 力 はしま
すよというお 話 はいただいているのですが、ただ
地元 で行者 菜 を使 ったステー キソー ス というので
すか、そういった ソ ー ス をつくれる、製 造 できる
でそのまま
企業がなかなかないということもございまして、
化までいっていないという状
況にございますが、 今 後、 ホテルオ ー クラ に定 期
的に網走の 食材が 仕 入れをしていただくこととあ
なかなかそれが商品
-
わせて、網走の食材 を使 った 料 理というものを札
幌市 民 、またそこは観光 客も多く泊 まっていらっ
しゃいますので、そういった 方々 に 食べ ていただ
いて、実 際 にその 食材 を出している網走に 来 てい
ただいて、また 違 った、 同 じ 素材 でも 違 ったもの
を 食べ ていただきたいということで考えていると
ころでございます。
○栗田委員
理 解 いたしました。
す ば らしいことではないかなと 思 います。 一流
の シェフ がきちっとしたものをつくることによっ
て、やはり 付 加 価値 が何 十倍 にも 上 がったりす ば
らしいものですから、 ぜひ とも市内の利 用 者、網
走 に は セントラルホテル も ご ざ い ま す し 、 各 旅
館、 ホテル もございますので 湖畔のほうに、そう
いう 方々 と協 力 しながら、 同 じように情報を 共有
して、やはり 勉強 していただいて、まるっきり 同
じでなくてもいいから、その 素材 はきちっと網走
に 来 たときも 同 じような 食べ られるというほうに
持っていかないと何の意味もないでしょうし、ど
ちらかというとこちらが本 家 でなくてはいけない
の で 、 も っ と 違 っ た 部 分 で 優位性 を 持 っ て い っ
て、やはり網走 来 てもらいないことは何もならな
いですから、当 然 、 食材 の部分もあるのでしょう
けれども、それだけの 価値 ではないという ふ うに
考えますので、非常に 可能性 がある事業だと 思 う
のです。
人 の 口コミ というのは、今 の情報 化 時代 の中に
あっても、非常に 有効 な 宣伝 になるのです。いろ
いろなことで 今 、イ ンタ ー ネット も 普 及されて、
いろいろなことがでるのですが、実 際 に 食べ てみ
たその 人 の 生 の 声 というのが 一番 やはり 宣伝力 が
あるということです。それをどんどん 普 及させて
いかないとだめだなという気がしますので、この
僕はいい事業だと 思うのです。なる
べくいい形 で網走に 結びつけていただきたいなと
いうことをお願いしておきます。この質問は終 わ
事業、本当に
ります。
政 のほうに入りたいと思 いますが、成果等報
告書の66ページ、ペ レットスト ー ブ に 移 りたいと
思います。
こ の ペ レット に つ い て も 種々 議 論 が あ り ま す
し、 昨 年度 来 というか、ことしになってからの報
道では 結構 、 購 入者が ふ えているというようなお
話も 聞 いております。
農
4-
購入をしてPRをしている成果なのかなと
いう ふ うに考えますし、このペ レットスト ー ブ に
ついてはいろいろな考え 方 があって、 僕 も全 面的
に 賛 成はしていないのですけれども、そこは 置 い
ておいて、市で 購 入を 担 う 姿勢 、実は 去 年、 私 が
運営 委員をやっている潮見コミセン のほうについ
たのですが、それについての実績の 稼働 等の デ ー
タというのはおとりになっているのでしょうか。
○川合農政課長
昨 年につきましては、 潮見コミュニティ ー セン
ターのほうに 展示 ということでしていただいてお
市が
ります。
その中で、実
際 の デー タというのは 詳細につい
ては、そこまではとっていないのが状況です。
○栗田委員
貴重 な税金 を使 って購 入したPR 用 のスト ーブ
2 台 なのですが、その デ ー タ をとらないというの
はどういうことなのですか。 買 いっ ぱ なしでただ
そ こ に つ け て P R す る 、 展示 だ け す る と い う の
は、どれだけの 消費 があって、どれだけの 熱量 が
出たり、いろいろな細かなことはあると 思 うので
すけれども、その デ ー タ をとらないというのはど
うも理 解 ができないのですが。
○川合農政課長
失礼しました。
潮見コミセンに設 置をしまして、そのペ レット
の 燃料代 は 一応7 万2,000円ほどかかっておりま
す。
レット の 消費 の ほ う な の で す
が、こちらのほうは大体1,200 キロぐ らいを 使 っ
ているというのが現状です。これをことしは今
後、 北コミセン に設 置 をして、また 今 後はPRの
それで、このペ
ほうをしていきたいと考えております。
○栗田委員
非常に アバウト な デ ー タ なので、 一 日どの ぐ ら
いの 量 を 使 ってというのは、やはりなかなか 預 け
ている 関係 があると 思 うのです。管理者に 預 けて
いる 関係 があって 難 しいのでしょうけれども、そ
こまでしっかり 把握 して、初めて市 民 に対してP
Rするという、これだけのものですよというもの
購 入したいと考えている 人 もやはりコ
スト というのは非常に意識する わけです。
業者が 言 う コスト と現実の コスト の 差異 がかな
りあるように 聞 いていますので、その 辺 について
ただそこに 置 いてPRということではなくて、こ
がないと、
スト ーブ の 優位性 というものを含 めて検証 する
ために 買 ったのではないのかなという気がするの
の
ですけれども、そこはどうなのでしょうか。
○川合農政課長
確 かに委員のおっしゃるとおり、 検証のほうが
不十 分なところもあったと思 います。
ことし、また 北コミセン に設 置 をしますので、
その 詳 細な デ ー タ をまた 改 めてとりまして、 今 後
のPRにも 役立 てていきたいと考えております。
○栗田委員
そこで 提案 ではないのですけれども、 潮見 のほ
うでは管理者が非常にまめに管理をしていただい
寒 い、 暑 いの情報等、1日 幾ら 使 っている、
灰については 幾ら出ているという、実はデ ー タを
て、
とってくれてあります。
側 からしっか
りと 要 請をしないと、 向 こうから 喜 んで 提 出する
ものではないので、そういう 指導 ではないので、
実は 詳 細に 一 月ごと、 毎 日の 量 も全部細かくなっ
ですから、それはこちらから、市
ているらしいです。
容 をきちっと見 ていませんが、そういう
方向 なので、もし 要 請があれ ば提出をしてしっか
り 活用 し て ほ し い と い う こ と を 言わ れ て い る の
で、 昨 年つけた 潮見 についてはそういう デ ー タ が
あるということで、しっかりとことしも 含 めてや
その内
はりどういうものなのかというのをしっかり、
我々 も 直接 、それを 使ったことがないので、いい
悪いとも何とも判断 しがたいので、非常に 高価な
物ですから、 一般 の 石油スト ー ブ から 見 ると非常
にそういう部分では 負担 になるので、その後 含 め
て、あとは 耐用 年数等のことも出てくると 思 いま
す。しっかりと 検討 していただきたいなという ふ
うに思います。これは買ってしまったものなの
で、しっかりその 是 非を別にしてもやってほしい
と 思 います。
農 政 について、農 地・ 水事業なのですが、この
事業全体にちょっと 減 額に平成2 4年度からなって
いると 思 うのですけれども、農業者の 方々 も非常
にこの事業に 関 してはやっと 慣 れてきたといいま
すか、物の考え 方 が定 着 してきまして、 活用 の 仕
方もそれぞ れ各部会ごとに一生懸命活用する 方向
で、 通 年で考えているのですが、やはり 心配 なの
はこの事業が 例 え ば政権 が 変わ ることによってな
くなってしまったり、そういうことも考えられな
いとは
- 5 -
言えないので、そういうことも 含めて 将来
見通 しです ね、当 面は 継続 、24年度も継続 する
のですが、 来 年度に 向 けてもこれはある程度、 長
期化 できちっとした予算づけがされるのかどうか
ということについてお 伺 いをしたいと 思 います。
○川合農政課長
この農 地・ 水 保 全管理対 策 事業につきましてで
すが、こちらの事業は平成19 年度から 始 まってご
ざいます。ことし24 年度からは 負担金 のほうは10
アー ル 当たり1,200円から 900円に 減 額にはなって
ございますが、この事業は24 年から28年までの 5
カ 年 間 実 施 を 継続 し て や る 事 業 と な っ て お り ま
の
す。
○栗田委員
平成28年までは
担保されたということでよろし
ね。はい、ありがとうございます。
そうすると、事業というのはその 場 での 期 間が
ありますので、各やりたい、 地域 ごとにやりたい
ことをしっかり 継続 しながらやれるということで
安心 するのではないかなという気がします。これ
は 確 認です。
次、観光部行きます。まず大 曲湖畔園地 の事業
なのですが、これは 我々 会 派 のほうの 空 議員のほ
うからも 一般 質問の中で質問があります。その部
いです
分については別にしますけれども、いろいろなこ
種々議 論 されて、この湖畔園地 については非
常に問題が 山積 しているのかなという気がするの
ですが、 一番 の問題は 一 体この 湖畔園地 がどっち
の 方向 に行くのだと、これだけ 毎 年 毎 年、額は 少
しずつ多い 少 ないは別にしても全体からすると 小
出しにしながらこういう ふ うに 整備 を進めている
のですが、最終 的 にどっちの 方向 に行くのだとい
うのが 見 えない限り、予算をつけたり、こうやっ
て決算が 上 がってきても、本当にそれがもう 直轄
で す か ら 、 網 走 市 の 直轄 で や っ て い る 事 業 な の
で、これに 関 しては本当に 方向性 というのは前 々
僕も 見 えないし、どっちの方向 に行くのだという
こともちょっとお 聞 かせ願いたいのですがどうで
とが
しょうか。
○田口観光課長
大 曲湖畔園地 ですけれども、大 曲湖畔園地 につ
きましては平成18年に取 得 いたしまして、平成18
年 か ら 緑肥 等 の 整備 を 5 年 間 進 め ま し て 、 そ の
間、平成21年には大 曲湖畔園地整備 実 施 計 画 を 策
定、 検討 会のほうから 提 出されております。
それに基づきまして 整備 を進めるということに
的な状況とかも
あったり、 東 日本大 震災 もあったりしまして 困 っ
していたのですけれども、経済
ている状況にございます。
昨 年、大 曲湖畔園地整備利 用推進協議会
のほうで ワ ー キンググル ー プ をつくりまして、 今
後の 整備方針 について 検討 しておりまして、 今 年
度、利 用方法 、 今 後の利 用 について 一 定の 方向 を
検討 しながら進めていきたいという ふ うに考えて
それで
おります。
○栗田委員
形 にしたいのだということを聞
いているのです。終 結 点、 完 成で物事ですから 目
標というか、それがないと場 当たり 的 にことしは
これを 植 えましょうとか、 畑 でないので、 畑 だっ
て計 画 して 輪作 やるのですから、そういうもので
最終 的 な終 着 点をどこに 持 っていって、どういう
活用 の 仕方 をするというのが最初の 目的から大分
最後はどういう
ずれているような気がするのですけれども、果た
方向 にやりたいのかというのが 見え
ない部分がみんなあるのではないかと 思 うのだけ
してどっちの
れども、それについてどうでしょうか。
○田口観光課長
基本 的 には農業の体 験型 の 園地 にしたいという
ふうに考えております。
○栗田委員
それは わ かっているのです。それは、そういう
目的 で当然 あれですから、そういう 意味からいう
とこの間、質問に出ていたように農 地 の部分があ
るというのも 納得 はできるのです。そういう 活用
の 仕方 を し な い の で あ れ ば 、 農 地 か ら 外 し て 当
然、 転用する べきことなので、ただ農 地の 場合は
あの質問の中にもありましたが農業者でないとな
難しい部分があるのです ね、農 地法 の 関係
がありますので、だからそこを 置 いておいて、で
は 今 のあの 仮 設に等しいような ト イ レ 、そういう
も の で 対 応 し て 網 走 市 の 観 光 農 園 、 市 が 直営 で
やっている観光農 園 というものがあの 形 でいいの
かというと、やはりいいとは原 課 は 思 っていない
と 思 うのです。
それにはやはり、定 期的 な 整備 で 一回 にきちっ
と大きなものを 箱 物を建てれという わ けではなく
て、 今 管理している中も 見 ていると本当に間に 合
わせで、かろうじて 草刈 り機 も全部 含 めて、現況
だましながらやっているような状況が 見 えるので
す。ただ、それで本当に網走市の観光農 園 という
かなか
- 6 -
形なのかと、お客 さんにPRしたりして今 、観光
客も バスも入るような状況なのですけれども、バ
スが入ったときにあのト イレ でどうやって対 応す
か、ああいう
含めて 方向性 というのは
まだまだ 見 えないですし、これはやはり市 長 の考
え 方 だと 思 うので、その 辺 しっかりと 詰 めながら
のでしょうか。
るのだということもあるのです。
だから、それもこれも
やっていかないとだめなのではないでしょうか。
○田口観光課長
大 曲湖畔園地 につきましては、体 験型 農業 公園
を 目指 すということで進めておりますが、平成21
年に出されました大 曲湖畔園地整備 実 施 計 画 の中
では、 施 設の 関係 についても 整備 するということ
が出されていたのですけれども、 今 の状況から考
えて、 施 設を 先 に 整備 するのはなかなか 難 しいな
と考えておりまして、とりあえず 園地 の利 用 の 方
向性 をはっきりさせて、そして市民 も観光 客 も使
える体制をつくってから 一 定の 整備 を行いたいと
いう ふ うに考えております。
それで今、委員もおっしゃられましたけれど
も、 ト イ レ 等につきましては 恒久的 な 施 設ではな
く、当 面 、 簡易的 な ト イ レ を 増 設したという状況
にございます。
○栗田委員
わ かるのですけれども、最 低限
度の ハ ー ド の 投資 がないと観光農 園 としての 機能
が何にもできない わ けです。 雨宿 りする ス ペー ス
も 今 、 昔 からある 刑務 所の所 有 の時 代 、 法務省 が
持っていたときからの小屋1 軒 ですよ ね。
そういうことを考えると、やはり 仮 設といって
いいのか、 簡易的 なものでもいいからやはりある
程度の 整備 が 必要 なのか、そういうものがない。
それをやるためにも 将来 の 方向性 、計 画 そこがな
いと、全 然 進まない 話 なのです。
だから、 僕 が 言 っているのは、それがちゃんと
方向 づけを決めない限りいつまでたっても 場 当た
り 的 に何かやっていても進まないようということ
そういう理由は
なのです。
違った 場面 でも言わ せて
いただきますので、この 辺 は 確 認と 方向性 を早く
見せてほしいと、どういう形でしっかりやるの
か、どういう 整備 計 画 が 必要 なのだということを
見せてほしいということをお願いしたいと 思 いま
これについては、また
す。
サンゴ草 についてお伺 いをいたします。
平 成 23年 度 の 決 算 で 、 23年 度 事
故といいます
形になりまして、予算づけをしてい
ただきました。種取りをして現在があるのです
が、現況、 僕 も最近は行っていないので わ からな
いのですが、現況、何割程度 回復 を 見 られている
○田口観光課長
一昨 年 に 地域 が 、 市 と も 一 部 、 協 議 を し な が
ら、また 北海 道とも協議をしながら 地域主導 で 園
地に 手 を加えた状況にございまして、その点につ
いては委員のおっしゃる 通 りの状況となっており
まして、 昨 年、 壊滅的 な状況になっているという
ことです。
昨 年、10月にサンゴ草 の種 を取りまして、あそ
こに 播種 をして 回復 に努める、それからその前に
地域 が入れた 土砂 を全部 撤去 して、もとの状 態に
戻して 播種 、 種まきをしたわ けですけれども、現
況におきまして残 念 ながら 昨 年よりも 少 し 悪 いか
ら 同 じ ぐ らいの程度という状況と認 識 しておりま
す。
○栗田委員
昨 年、私 も 見させていただきましたが、さんご
草祭 りのときにはほとんど全体のうちの何割とい
うか、何%、 五 、 六 % ぐ らいの 感 じだったのです
が、その後、 回復 等はしていないのですか。
○田口観光課長
そのときの状況から 変わ っていないと 思わ れま
す。
○栗田委員
努 力 された、ああいう事 故 ですからいろいろな
部分でその原因も 調 査しなくてはいけないし、い
ろいろあったので経過 措置 なのですが、 結 果、 種
もとってあれしたのですが、ことしまいたと 春先
に。現況としては全 然回復 はしていないというこ
となので、どうなのでしょうか非常に 卯 原内観光
についてはあれしかないという ぐ らいのものだと
思うのです。それが 壊滅的で、ことしの状 態 はま
た、ことしは 皆 さんその状況は 違 うのだけれども
と説明しながらお 祭 りを開 催 しました。
では、 来 年も 手 だてを 余 り基本 的 なことをやら
なけれ ば同 じ状況は 続 くのではないかと 心配 する
のですが、これは基本 的 には観光協会が 主催 とい
うか、中 心 になってやっていることなので、 民 間
レベル で考えようということなのか、市が再 生に
対して本腰を入れるのか、どちらなのでしょう
- 7 -
か。
○田口観光課長
昨 年 、 東京 農 業 大 学 、 そ れ か ら 卯 原 内 観 光 協
会、それから 卯 原内 町 内会、それから網走市と網
走市 能 取 湖サンゴ草 再 生 協議会というものを 結 成
しております。
東京農大の研究の 結 果も 参 考にしなが
ら、この協議会で 整備 に努めていきたいという ふ
ここで、
うに考えております。
○栗田委員
整備、それは協議会ですから当 然 、い
いのですが、早い 話 がそんなに時間はないのだよ
ということで、 来 年、もう1 回 程度になりますけ
れども、 来 年に 向 けてはどういう 整備 計 画 を 持 っ
協議会で
ていますか。
○田口観光課長
東京 農 大 に お か れ ま し て は 、 昨 年 の 10月 以降
ずっとデータをとってきておりまして、現状を
ずっと 把握 してきております。
その中で、 一 部、水が 少 ないとか、そういうよ
うなことも出てきておりますので、 回復 に 向 けて
そういう水の 導 入も 検討 、さらには 昨 年も行いま
したけれども、 播種 の 継続 、これらの 整備 を 続 け
ていきたいという ふ うに考えております。
○栗田委員
それは わ かるのですが、ことしこの 結 果の決算
の内 容 からいくと、そういう ふ うに 種 を取ってこ
とし 植 えて、その成果が出ていないと。では、 来
年も 引 き 続 き水だけ足して 種 は、 種 を取るといっ
てもあの 場 所からはほとんど取れない わ けですか
ら、 能 取 湖 の 群生地 から 持 ってきてという 形 にな
るのだろうと 思 うのですが、それで 来 年も テスト
してみてちゃんとした 復活 が 見 られない 場合 どう
するのですか。
○井上範一観光部長
サンゴ草 につきましては、 先 ほど 課長から経過
をお 話 をしていますが、最近の 東京 農大の分 析 の
デー タ から 判 明したことは、 昨 年、し ゅんせつ土
をある程度取ったということでの、ことしは 春先
からのP H が 良好 に 推移 はしてきたということが
一つあったのですが、御 案内のとおり 7月の 干ば
つ の た め 、 群生地 そ の も の は 乾燥化 し た こ と に
よって、P H が 一 気に 低下 してしまったというこ
とが、ことしの 群生地 の 回復 を 妨げ たという最大
の 要 因と、これをいろいろ分 析 をした 結 果、やは
り
干ば つの状況の中に、さらに 川からの水がなか
なか入ってこないという状況だということから、
来年に 向けては何らかの 形で 川 からの水を 引 き入
れるということで 乾燥化 を 防ぐ ということは非常
に 重要 だということが、この間の協議会の中で報
告をされておりまして、その問題ともう 一 つあ わ
せ て 昨 年 の 種 の 採 取 時 期 は 10月 下旬 と い う こ と
で、 種 が 十 分に 確保 できなかったと、この 二 つが
大きな 阻害要 因だという ふ うに認 識 をしておりま
すので、まず 種 の 採 取については 今 月の30日、 今
度の日 曜 日に 地域 と市、そして 東京 農大の協 力 の
も と に 卯 原 内 以外 の 能 取 、 そ し て レ イ クサ イ ド
パー ク といった2 カ 所で、その 群生地 の生育 に支
障のない範囲 で種 を 採取するということとあ わせ
まして、 川 からの水の 注 入については、これは 公
園法 のいろいろな 手続きの問題もございまして、
それまでの 試験注 水だとか、そういった 上 でのそ
の デ ー タ を と り な が ら 、 来 年 度 の 中 で ぜひ そ う
いったことが 可能 となるように 今 、 検討 しながら
農大とも協議をしながら 来 年に 向 けた 準備 を 今 、
進めていると、こういうことでございますので、
一 気に回復 するという
ことは自 然界 の問題もあって 難 しいとは 思 います
けれども、 私 どもは市と 地域 が 一丸 となって、そ
して 専門的 な アドバ イ ス を 受 けながら 着 実にその
ものを 積 み 上げ ていくということがあそこの最大
の 回復 につながるものという ふ うに考えておりま
すので、御理 解 をいただきたいと 思 います。
○栗田委員
考え 方 は理 解 します。ただし、では スピ ー ド と
か、そのやり方というのは全然理解できないで
す。そんな 悠長 なことを 言 って ゆ っくりむっくり
やっていて、では本当に 回復 、だれが 見 たって 火
山灰 で 不陸 もたくさんあって、 レベル もとれてい
ないところに何 ぼ 水を入れたところで何かなるの
かなと、これは 素人 が考えても、 畑 という考え 方
をしても、田ん ぼ と 言 ったほうがいいかな、ある
程度の レベル 、水平 レベル がとれて初めてああい
あうものというのは 育 ってくる 環境 なのです。
ことし 枯 れたところも全部 見 ると 重粘土 、 火山
灰が、 火山灰 とかああいうものには多分、 サンゴ
草というのは 生育 できないのでしょう。そういう
環境 、 素人目 にもそういうふ うに見 えるものを、
そこに 手 を入れないで、その原因から全部 調べ た
ときに、きちっとしたものが デ ー タ も大事でしょ
なかなかああいった部分が
- 8 -
う、いろいろなことが大事でしょうけれども、
物というものをしっかり考えたときに、その
植
畑が
然 、進んでいかないだろう
と、 来 年もそういう 干ば つ、水だけ入れれ ば いい
のかと、それは 真 水がいいのか、では 海 水のちょ
うどいい ミックス した 湖畔 の水がいいのかという
のもはっきりとまず デ ー タ的 に出ていないのでは
しっかりしない限り全
ないですか。
○井上観光部長
一 つ 目の水の問題でございますけれども、 今、
委員のほうからお 話 があったとおり、 塩 分 濃 度が
どの程度のものがいいのかと、これは 川 の 上流 か
ら取るのか、あるいは 河口 のほうから取るのかと
いうことがあるのかと 思 います。そんなことも 含
め て ど う あ る べ き か と い う と こ ろ の 今 、 検討 を
くなるでしょう。
回 入れてしまったものをどういう 形で
撤去 す る の か 、 そ れ も 軟弱地 で す か ら い ろ い ろ
な、ただ平らに取るという わ けにはいかないです
から 難 しい問題があると理 解 した 上 で、だけど 急
ぐのだよと、 来年には少 なくとも復活 の見通 しが
つく ぐ らいのじ ゅ うたんができ 上 がっていないと
まずのだよということで 緊急性 を 要 するというこ
とで 私 は申し 上げ たので、そのためには 試験的 に
その部分だけで 区画 を 区切 って部分 的 にやってみ
るだとか、そういう 動 きが 正直言 ってもどかしい
ぐらい 遅いのです。その 辺をしっかりやってほし
ただ、1
いなということをお願いしたいのですが、どうで
しょうか。
必 ず そ う い う 手続 き が 必要 だ と い う こ
手続きをするときに、な ぜ そう
○大澤副市長
サンゴ草 のことにつきましては、はっきり 言っ
ていろいろな 試 行 錯誤 の中で 今 、進んでいるのも
事実だと 思 います。
どうすれ ば どうなるということは、農大のその
先生 と議論 しながらいろいろ進めているわ けです
けれども、こうすれ ば こうなるのだというところ
はよく 見 えていないというのが実 態 であります。
したがって、ことしこうすれ ば来 年は間 違 いな
く再 生 するというようなことはやはり わ からない
中で、 今 、現状、P H値 だとか、いろいろその 辺
デー タ を含 めて詳 細に申請時に説明をしなければ
ならないということからすると、経 験的 なことだ
けではなかなかそういう申請が 通 らないというこ
ともございまして、その 辺 は 東京 農大の プロ ジ ェ
クトチ ー ム の デ ー タ な り 、 そ う い っ た も の も 十
分、 根拠立 てとして 積 み 上げ て 手続 きをとると、
こういう 必要 がございますので、委員の御 指摘 は
十分理 解しているつもりですけれども、手続 き的
ば より改善 に結 びつくかというところでは、や
はりそこが農大の 力 、それから 長 年 サンゴ草 の 育
成にかか わ ってきた 地域 の 方々 、それから市とや
はりそこのところは 十 分議 論 しながら進めていく
という 立場 に 立 って 今 日、進めている わ けです。
委員おっしゃるとおり、このままでは 来 年、ま
た 同 じような状況が 生 まれてしまうのではないか
という、そういった 危惧 の中での御質問だと 思 い
やっているところでございます。
ゅんせつ土 の問題、畑 の問題という
お 話 でございますけれども、これは 一 気に 回復 す
るということの中で、まだ取り 切 れていないとい
それと、し
うことで、さらにまた大がかりなことをやるとい
方も 一 つあるのでございますけれども、し
かし 先 ほど 言 いましたとおり、ここは 公園法 の 縛
う考え
りがかかっておりまして、いろいろなことをやる
ためには
と、さらにはその
いうことをするかということの説明をいろいろな
にはある程度、制限があるということについても
現状としてあるということでございます。
○栗田委員
それは、いろいろな
のこともありますけれども、どのようなことをす
れ
ますけれども、どうしたらいいかというのはなか
わ からない中ではありますけれども、いろい
ろな議 論 、 意見 の中から 川 から水を入れることの
ほうがよりいいのではないかだとか、それから 堤
防の状況は 下げた わ けですけれども、さらに 下げ
る 必要 があるのかだとか、そういったことも何 回
か議 論 をして進めておりますので、 私 どもも 一 日
も早いその再 生 を願っての 活動 をしていますけれ
ども、 結 果そのことに 結 びつくかどうかというの
は非常に わ からないところもありますけれども、
今後もしっかり取り組んでいきたいという ふ うに
なか
縛 りがあるということも理
解しての上 でお話 をしているのですけれども、制
度 は 制 度 で クリア で き な い こ と は な い の で 、 き
ちっとした 手続 きを 踏 め ば どんなことでも多分で
きるだろうと、そこに 重機 を入れて 整地 をするこ
とも 可能 でしょうし、 今 、 堤防 が 築 かれた部分を
どういう ふ うにするかという部分も 含 めて、 言 う
なれ ば昔 の状 態 に 戻 せ ば また 復活 する 可能性 は 高
-
9-
思います。
○栗田委員
副 市 長から 答弁 をいただきました。 十分、その
ようなことだろうということで理 解 はしているの
ですけれども、いかんせんやはり民間の話なの
で、非常に経済というものも 絡 み 合 っている部分
で 心配 する部分であります。
最後にお 聞 きしたいのですが、この部分につい
て 必要 な予算が 必要 になってくると 思 うのです。
それは、 的確 に市のほうとしても対 応 していくと
いう考え 方 でよろしいですか。
○井上観光部長
それについては、来年どうするかということ
は、ことしからの取り組みも 含 めて 今 いろいろと
精査中でございます。委員がおっしゃいましたと
おり、 必要 なこれについての 回復 に 向 けての 必要
な予算は 十 分計 上 する決 意 で 今 、取り組んでいる
ところでございます。
○栗田委員
ります。
はい、ありがとうございました。
我々 もできる範囲でいろいろ 民間 レベル
ではいろいろなことをやる 可能性 はあるので、も
本当に
し足りないとか、いろいろなことも出てくるで
しょうし、そういう部分でみんなで再 生 に 向 けて
頑張 ってやっていくというスタンス を 持っていた
だきたいと 思 います。
最後になります、中 国 の 宣伝 PR事業について
お 伺 いします。
これもずっと 頑張 ってやってらっしゃるのです
が、 今 の 尖閣 の問題等で中 国 のほうは 今 とまって
いるような状況ですが、 急 にそういう状況だから
といって 来 月 以降変わ る、 急 に 変化 があるという
ことでもないでしょうし、 突 発 的 な問題が起きた
の で 非 常 に 苦慮 さ れ て い る の か な と 思 う の で す
が、 聞 くところによりますと中 国 のこういうPR
事業というのは各自 治 体、かなりの数が中 国 に 押
しかけて 言 うなれ ば争奪戦 を 繰 り広 げ ているよう
なことをお 聞 きするのですが、当市としてその中
国の 富裕層 の観光 客 を網走に 来 てもらうための手
法として目玉 といいますか、特色あるものもちゃ
んと持っていってPRをやっているということ
で、その内 容 についてちょっと 教 えていただきた
いのですが。
「フェ イチェンウ ー ラオ」の ロケが網走であった
ということで、平成21年度の 映画 でそれが中 国 に
公開されまして大 ヒット したことがあって、中国
から観光 客 が網走にも 来 るようになったという経
緯にございます。
その後、 東 日本大 震災 等ありまして、 昨 年は非
常に 少 ない数になったのですけれども、最近、 若
干、 回復傾 向 にあったところに 尖閣 の問題が起き
てしまって非常に残 念 な状況になっております。
ことしにおきましても、6月1日から 5 日にお
き ま し て 上海 、 北京 、 そ れ か ら 台 湾 の プロ モ ー
ション を行っておりますけれども、その中では女
満別 空 港を利 用して網走市内に 宿泊 していただけ
れ ば 、その 旅 行 エ ージ ェント に対して2,000円の
助成をするという 補 助制度を 昨 年つくりまして、
それを 目玉 としまして、あ わ せまして 女満 別 空 港
の発 着料金 の 免 除、それから 空 港 ビル の 使用料 の
免除、これらを武器 にプロモー ション を行ってお
○田口観光課長
中 国 の 観 光 客 に つ き ま し て は 、 平 成 20 年 に
○栗田委員
お 土 産を 持 っていってちゃんとやっているとい
うことだと 思 うのです。 エ ージ ェント というのは
リベ ー トというか、 バックマ ージン の 世界 でやっ
てらっしゃる業 界 ですから、当 然 、何も リタ ー ン
なしには何も 乗 ってこないという、特にこの 国 は
そういうことが 激 しいらしいです。
そういう 意味 から、過 剰 に 乗 りす ぎ るのもいか
がなものかなという気がしますけれども、特色な
続 けていても、100 陳 情に行け ば
みんな 同 じような 形 で、ただやっているというこ
とであれ ば 何の 効 果もないので、非常に 一党独裁
の 国 で す か ら 、 日 本 の 文化 、 風習 と 全 然違 う の
で、非常に 難 しい 環境 ではあるのかなと 思 うので
すが、ここで原 課 に 聞 いても わ からないと 思 うの
ですけれども、 今 後もこの事業は 継続 してつな ぎ
ながら、その 動向 は別にして、 突 発 的 な 動向 は別
にしてもやっていくという考え 方 でよろしいです
いものをずっと
か。
○田口観光課長
今 後につきましても中 国の マ ーケットの大きさ
を考えれ ば継続的 に プロ モー ション を行っていく
べきと考えております。
○栗田委員
ほかにも、中 国 だけではなくて 国 内のPRも 含
めてやってらっしゃるのですが、 継続 してやるこ
- 10 -
意味がある、ただし 毎年 毎 年、 検証しながら
形を 変 えていかないと、 変化 させていかないと効
果がだんだん 薄 くなってくるのです。
だから、その 都 度その 都 度しっかり決算ごとで
も 構 いません、しっかりと 検証 しながらPRの中
身を 変 えていかないと時 代とともに全部変化 する
ということは 十 分理 解 していると 思 うのですが、
旅行者すべ て 含めて、そのときそのときで 変わっ
とに
てきます。
辺 は本当にPR事業というのはす
ぐ形 にならないものに多大なる 費用 を 費やさなく
て は 、 先 行 投資 し な く て は い け な い 部 分 な の で
す、非常に 難 しい部分ではあるのですが、 絶 対に
形骸化 されたPR事業にならないように、それを
本当に 心配 するので、 毎 年 毎 年、 検証 しながらき
ちっと新しい メニュ ーを 盛 り 込 みながらやってほ
しいなということをお願いして、 私 の質問を終 わ
だから、その
ります。
○渡部委員長
ここで、 暫 時 休憩 いたします。
午前10時58分
休憩
午前11時07分
再開
意味で、この間の取り組みを見 ていて
私が非常に疑問に 思 っているのは一 つはサンゴ草
が 生育 できる 環境 をまず 回復 しないと、 幾 ら 種 を
まいてもそれは 意味 がない。つまり、 育 つ 環境 を
どうやって 以 前のような、委員会 室 のそこに ポス
ターありますけれども、そういった 環境をまずつ
くらなけれ ば ならない。そのためには、 土壌 がま
ずし ゅ んせつ 土 を 置 いたために、 幾 らし ゅ んせつ
を取り除いたとしても、その 影響 が出ているのだ
そういう
私 は 今、 思 っております。
塩 水、海 水が適
度に 混 ざると、こういう 環境 をい わゆ る 以 前の 環
境をどうやって早く 回復 するのかと、そのことが
一番 大事ではないかというふ うに思 うのですけれ
ども、その 辺 、この間そういった 思 いで取り組ん
できていると 思 うのですけれども、 私 はそういう
ふうに考えていますが、その 辺 の原 課 としての考
えをお 示 しいただきたいと 思 います。
○田口観光課長
松浦 委員のお話 ですけれども、私 どもは 昨 年、
サンゴ草が 壊滅的 な状況になりまして、まずはも
との 環境 に 戻 そうということで考えまして、 搬 入
されました 土砂 の 撤去 等を行い、そして 今 も 東京
農大のほうで 調 査を進めておりますけれども、そ
れはあくまでも サンゴ草 が 適正 に 育 てる 環境 をつ
それから、水の問題、それから
くるということで取り組んでいるところでござい
ます。
○松浦委員
○渡部委員長
休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。
質疑を 続 行いたします。
松浦 委員。
○松浦委員
先 ほどサンゴ草 の 関係 の質疑が栗田委員からあ
りました。 私 のほうからも サンゴ草 の 関係 で最初
に質問したいと 思 います。
今回 のサンゴ草 の 壊滅的打撃 を受 けた、それは
結局 、自然 に対して 人の 手が 余 りにも過剰 に 手を
入れることによって、その 環境 が 壊滅的打撃 を 受
けたと、こういうことの象 徴 だとして 私 は 思 って
います。
と
ふ うに取り組んでいるのだけれども、
そういう中で 去 年、 種 をまいたと、しかし 育 たな
かったというのは 結局 、 環境 が 育 つ 環境 になって
いないということだろうと 思 うのです。
そういう 意味 では、もっともっと 今 の 環境 を 改
善しない限り 無理だと、それから今 、まだ 堤防が
あるようですけれども、それについても基本 的 に
どうするのかということ、 私 は 撤去 す べ きだとい
う ふ うに 思 います。 以 前のようなああいう 形 での
環境 をつくらない限り、つまり 人の 手 もあそこは
以前、 地元 の観光協会の 人たちが中 心 となって人
工の 手 も 確 かに入っていますけれども、やはりそ
れはこの 環境 を 守 るための 手 をある程度、入れる
けれども入れ過 ぎ ないということをしてきたと、
今回 、たまたまああいう 形で入れ過 ぎ てしまうと
そういう
いうことでございます。
意味では、やはり早く以 前の環境 をつ
くるために、だからそういう 意味 では サンゴ草 の
育つ 土壌の 改良、さらには水 環境、 海 水の 環境、
こういったものをしっかり 整 える 必要 があると、
そういう 意味 ではもっともっと 調 査をする 必要 が
あるだろうという ふ うに 思 うのです。その 辺 での
そういう
お考えはいかがでしょうか。
○田口観光課長
昨 年、土砂 の撤去 を行って、 一定の現状に 回復
した状況がありまして、そして 東京 農大により 継
- 11 -
続的 に 調査をしてきているところでございます。
先 ほど、観光部 長 のほうからお話 もありました
が、ことしの 春 の段階においては 土 においても 一
定のP H を、中 性 に近いP H の数 値 を 維持 してい
たのですけれども、それが 夏 になってだんだん 雨
の 降 らない時 期 もちょっと 続 いたりしまして、 雨
水が 少 なくなってきたと、それに 伴 ってだんだん
P H値 が 下 がってきたような状況があったという
ことで、これは 調 査を 続 けていかなけれ ばわ から
ない状況でございまして、それを何とか 改善 して
いきたいと、そのように 今 後も 継続 していくしか
ないことだという ふ うに考えております。
○井上観光部長
ちょっと 補 足しますけれども、 堤防 を 撤去 す べ
きだというお 話 でございますけれども、 地域 では
そういう 話 もいろいろ出ているという ふ うには承
知をしておりますが、 私 は 私 なりにちょっと現 地
を何 回 か行ってみて、あるいは 潮位 の 高 いときも
行ってみて、 具 体 的 に申しますと 一番高 い大 潮 の
ときの120 センチ の 潮位 があっても、い わゆ る 湖
口側 の 蛇かごが積 んであるところから入ってくる
水の 量 というのは、周りに 素掘 りで 掘 ってある 側
溝の部分が 潤 う程度しかないのです。
ということは、 今 の 堤防 の部分の 若干 、残って
いますけれども、その部分を除いたとしてもよほ
ど
潮位 が高 いときに、しけたときにでないと 奥ま
で水が入ってくるということが考えにくいという
ふうに 今、 判断をしています。
ということと 合わ せまして、実はこういう ポス
ターなど見 てもわ かるのですけれども、サンゴ草
が 一番赤 い状 態 の中であんなに水が入っていると
いうのが、どういう ふ うにしてつくられたかとい
うことなのです。これはことしになって 判 明した
のですが、これは 一 つは 以 前、 東京 農業大 学 に 在
籍をされた 先生がここの サンゴ草についても 十分
いろいろかか わ っていた 先生 がいらっしゃいまし
て、その 方 と 私 もいろいろな 意見 交換をする 場 が
ございまして、 昔 は 卯 原内の 橋 のところから水を
引き入れてこの中に入れていたと、そして 湖口の
ほうから水が 巡回 して出ていったのだと、だから
常に水があったから、ここはこういう 環境 で 育 っ
ていたのだという実はお 話 もございました。
先 ほどお 話 ししたとおり、やはり 7 月に 雨 が少
なかったということと 干ば つとあ わ せて 土壌 が 乾
燥化 によるP H低下 と、これが決定 的 だったと、
二 つのことを考えれ ば、 堤防の問題というよ
りも、どうやって早く水を、つまり 湖 水の 塩 分の
高い部分と 川 の上流 からの真 水等の部分の 塩 分濃
度の割 合 をうまく考えた 上 で、どの 位置 から常時
あそこに水を入れるかということが最 優先 の 課 題
かなという ふ うに考えているところです。
○松浦委員
私 も全く 素人ですから、素人的に 感 じたことを
述べ ただけですけれども、今 、部長 が 言ったこと
である程度、理 解 をしました。
いずれにしても、 環境 が 整わ ない限り サンゴ草
が 育 たない、そういう 立場 で 急 いでいるという 話
も 確 かにありますけれども、これほどこの 打撃 が
大きい状況までいったときには、やはり 一 定の年
数はかかってしまうだろうと、こんな ふ うに 思 い
ますけれども、そういう点では最大限の努 力 をす
るということでの取り組み、ましてや 地元 の 人 た
ちと協 力 をして取り組んでいくということは非常
に大事だなと、これはこの点で納めておきまし
て、 サンゴ草 についてはこれで終 わ ります。
次に、経済部の 関係 の 重 点分 野雇用 創 造 事業と
いうことで、これは 国 の経済対 策 の 関係 で取り組
まれている事業でして、18の分 野 で 短 いところで
は3 カ 月の 雇用 、 長 いところでも12 カ 月というよ
うなところでなされて、決算額 9 ,101万7,000円、
全額これは交 付金 という 形 で取り組まれました。
この事業全体についての原 課 としての 評価 はど
のようにしているのか 伺 います。
○嶋田商工労働課長
重 点分野雇用創出の事業についてでございます
けれども、基本 的 には 短期雇用 の事業ということ
でございますけれども、この中でも 継続 して 例 え
ば長期 のパ ー ト雇用 があるものがございます。中
には、 継続 されて、そのまま 継続 されて 正社 員に
なられた 方 も1名いらっしゃいます。
全体で申しますと、 継続 して パ ー ト で 雇用 され
た 方 は10名いらっしゃいます。それで 今 、申し 上
げました正社 員が1名ということで、この事業は
雇用 の創出が 図られたということで 有意義 な事業
であったという ふ うに理 解 しています。
○松浦委員
9,100万円ですから、 金 額 的 にも 相 当大きなも
のであるということで、 今 、 伺 ったように 引 き 続
き パ ー ト というのが10名、 正職 員が1名というこ
とで、これは非常に 運 がよかったなという ふ うに
この
- 12 -
思 うのですけれども、この2名とか4名とか5
名という 雇用 者の数が 示 されていますけれども、
そ れ ぞ れ 各 応募 者 と い う の は ど の ぐ ら い い た の
は
か、それはつかんでいますか。
○嶋田商工労働課長
こちらの事業の予算につきましては、
一括 で商
労働課のほうに計 上されているわ けなのですけ
れども、実 際 の実 務 に当たってはそれ ぞ れの 担 当
課のほうで実 施しておりまして、詳 細につきまし
ては 私 どものほうで 把握 してございません。
○松浦委員
わ かりました。
この事業はあくまでもつな ぎ といいますか、そ
ういった 緊急的 な 雇用 ということでありますけれ
ども、それが 結 果として 一 部であるけれども、 雇
用につながっている点ではよかったかという ふう
に 思 いますし、 今 後、 国 のほうもどうなるか わ か
りませんけれども、こういった 形 のものがあるか
どうか わ かりませんが、この 重 点分 野 については
大 変 よかったことだという ふ うには 思 います。
次に、 空 き 店舗 事業についてであります。
予算が 44 0万円、決算額が53万円とあります。
この制度ができたのは平成17年、この間、14 の 店
舗が新 規出 店 をしてきましたけれども、五 つの店
舗が 閉店となっているという ふ うにあります。こ
の 閉店 となった理由はつかんでおりますか。
○嶋田商工労働課長
こちらの 空 き 店舗活用 事業についてでございま
工
すけれども、市のほうの助成につきましては1年
家賃 の半 額を助成するという内容 になってござ
います。その後、 通 常の 家賃 を事業者が 払わ なけ
れ ば ならないということで、やはり 家賃 の 負担 が
大きいのではないかというふうに考えておりま
間
す。
○松浦委員
家賃 が高 くて払 えないというのもありますけれ
ども、やはりそれ ぞ れ新しく出 店 した 人 たちの考
え 方 、あるいは ニ ー ズ が 合 っているかというよう
なことも多分あるのだろうという ふ うに 思 うので
す。
合致 していれば お 客さんもつ
くだろうし、 少々家賃 が 高 くても 払 うことができ
るだろうと、 今 の 課長 の 答弁 だと 結局 、 一 定数の
月数が過 ぎ てしまうと 家賃 が支 払 えなくて 閉鎖 し
そういったものが
か、やはりそういうことではないだろうと。
確か
要 因だけれども、やはり私 はそういった
出 店 するという ふ うな 応募 があったときに、どん
な対 応 をしているのかと、その 場 で、市として。
どんな 仕 事で、どういうことを 目指 しているのか
と、こういった 聞 き取りなんかはしていないので
にそれも
しょうか。
○三島経済部長
現 在 までに 5店舗 が 閉店 をしておりますが、 先
ほど 課長 が 話 をしましたとおり、1年間の助成の
後 に 2 分 の 1 の 家賃 の 補 助 が な く な っ て し ま っ
て、 通 常の 家賃 を 払 うということで、それが経 費
として 膨 らんでくるということが 一 つの 要 因とし
てはあるという ふ うに 思 いますけれども、 私 ども
に当初、4 条 の 空 き 店舗 を 活用 して 店 を開きたい
ということで 相談 があったときには、どんな 仕 事
をしていたのかですとか、 今 後の事業計 画 はどの
ようなことを考えているのか、 資金面 も 含 めまし
ていろいろと 話 を 聞 きながら 補 助をすることで決
定をし、支援をしていっておりますし、開 店 をし
た後につきましても商工会議所の中にあります中
小企業 相談 所の方 、 相談 員が定 期的 に 訪問させて
いただいて、 相談 に 乗 っていると。
また、商 店街 の 方々 も経 営 についてのいろいろ
な 相談 があれ ばアドバ イ ス をしているという状況
にございますけれども、そういった支援を行って
きておりますが、
5店の中の2 店は 洋 品店 、 洋服
店で実 際はございました。それが、この網走でそ
ろえた 洋服 の 種類 がこの 地域 のお 客 さんに 合 って
いたのかどうかということは、 確 かになかなか 難
しいところはあったのだろうと、それで 資金繰 り
も 含 めまして 閉店 をせざるを 得 なかったというこ
ともあるというふうには聞いておりますけれど
も、当初の段階、当初の 相談 があった段階で、あ
なたこれは4 条 では 難 しいからやめたほうがいい
ですよというところまでは、市としてはそういう
補助をしないという立場 ではございません
ので、出 店 した後に何とか 継続 して 営 業していた
だくということでいろいろな 面 での 相談 に 乗 って
ことで
いくということはしてきておりますけれども、残
念 な が ら 5店 が 閉店 し て し ま っ た と い う 状 況 に
なっています。
○松浦委員
てしまうということに認めてしまうといいます
- 13 -
よくその
部
辺わかりました。
長言わ れたように、これは 合いませんよとい
ふ うにはなかなか、それはよほどのことでない
限りは 言 えないという ふ うに 思 います。
やはり大事なのは 店 が開いた後、どうやってそ
の 人 たちを支援し、それこそ商 店 なんか 含 めて支
援していくかということだろうという ふ うに 思 い
ますから、ただやはりせっかく 来 た 店 が1年を過
ぎたらやめていくというのは、それまた非常に
ショックも大きいのです。イ メ ージも 悪くなる、
その 場 所が非常にイ メ ージ 悪 くなるというような
こともありますから、その 辺 は ぜひ やっているの
でしょうけれども、 今 後ともその 辺 、対 応 をしっ
かりやっていく 必要 があるだろうという ふ うに 思
う
います。
移ります。
ラルズの建物の 関係です。これは、市民 によく
聞かれるのです、 一 体いつまであの状 態で 放置す
るのだと、 私 も非常に 答弁 に 困 る わ けですけれど
も、そういう中でいろいろなう わ さも実は出てき
たりしているというようなことで、 今 現 在 、どん
な状況なのか、その 辺 まず 言 える 範囲 である程度
構いませんけれども、御説明いただきたいと 思い
次に
ます。
○三島経済部長
ラルズ、 金 市館ビルの 関係 ですけれども、平成
21年の4月に ラルズ の網走 店 が 撤退 しまして、3
年 半 が経過しようとしておりますけれども、これ
まで ラルズ の 閉店 を 迎 えるという 話 を 聞 いた 半 年
前から 地元 の商 店街 、経済 団 体等とその対 策 につ
いていろいろと協議をしてきておりましたけれど
も、残
念ながら閉店 をしてしまったという状況に
なっております。
ビルの所 有者であります 金 市館 と、ま
た 金 市 館 から委 託 を 受 けております コンサルタン
トとさまざまな開 店 に向 けた取り組み、話 し 合い
その後、
についていろいろと協議をしてきておりました。
提案 がされたわ けですけれども、具
体 的 にはなかなか出 店 、後 継テナント として出 店
をしてくれるところが 見 つからないという状況の
中で現 在 まできている状況にございます。
さまざまな
そうした中で、いつまでもこのままでいいとい
7日
になりますけれども、商工会議所、商 店街振興 組
合、日 専連 網走、この3者で ビルの所 有者であり
ます 金 市 館 の加 藤 会 長 にお会いし、 要望 書を 渡 し
うことでは考えておりませんで、本年、6月
てきております。
- 1
その中で、
地元 としてはこの 金市 館ビル店舗が
老朽化 が非常に進んできているということと、多
くの市 民 の 方 から 防犯上 、 景 観 上 、問題があると
いうことも 指摘 をされていて、このままこれ 以上
放置 をしておくということはまちづくりの 上 から
も 好 ましい状況ではないという ふ うに 地元 として
は認 識 しているので、所 有 者として 可 及 的 、速や
かに何らかの 善 後 策 を 講 じてほしいということで
要望 を 今のところしております。
その 要望 書を 提 出した中で、 金 市 館 の加 藤 会 長
からはこれまで テナント誘致 、 売却 も考えて 種々
対 応 してきているというところであるが、 厳 しい
状況であると、なかなか後 継テナント が 埋 まらな
いと、また 売却 が進まないという状況にあるとい
うことを 聞 いております。
また、現 在 、年間 維持費 が 固 定 資 産 税 も 含 めま
して2,000万円 ぐ らいかかっているということも
あって、 金 市 館 としては何とかしたいという考え
だということも 話 していたという ふ うに報告を 受
けているところでございまして、市としましても
店街 、経済 団体等とこのままの状 態 ではやはり
なかなか4 条 のお 客 さん、 買 い物 客 を 戻 すという
ことの 一 つの足かせになっているという状況もあ
るということから、その対 応 についていろいろと
商
協議を進めてきているところでございます。
○松浦委員
わ かりました。
と に か く 商 店街 の ど 真 ん 中 の ど 真 ん 中 で す か
ら、そういう 意味 では市 民 も非常に 心配 をしてい
るといいますか、部 長 が 言わ れたように足かせに
なっているというのも、 確 かにそうなので、 今 後
の対 応 も ぜひ しっかりしていただきたいという ふ
うに 思 います。
次に、中 小 企業 融資 制度について 伺 います。決
算委員会の 資料 の中で出ておりますけれども、 融
資制度が利 用 状況が出ておりますけれども、この
間の 融資 制度の利 用 状況を 見 てどのような 評価 と
いいますか、どのような認 識 をしているのか、い
わゆ る中小 企業の経 営状況について、その 辺 、も
し わ かれ ば教 えていただきたいと 思 います。
○嶋田商工労働課長
現 在 の市の 融資 制度は6 種類 ございますけれど
も、現 在 利 用 されているのは 一般資金 と 東 日本大
震災関連特別 資金 、それと起業 化資金 の3 種類で
ございますけれども、 一般資金 につきましては 昨
4-
比較 いたしまして、昨 年度といいま
すか、平成22年度と23年度を 比較 いたしまして新
規貸 し出しの件数については3件減少 しておりま
す。 金 額は6,608万3,000円の 増 額という 形 になっ
年度の実績と
ております。
末の残 高は、件数は7 件が増 加し、 金 額も
1 億 227万3,000円の 増 額というような 形 になって
ございまして、新 規貸 し出しの 金 額も 増 加に 比較
いたしまして、年度 末 残 高 の 増 加 幅 が大きいとい
う こ と か ら 、 以 前 よ り も 融資期 間 を 長 く 設 定 し
て、 毎 月の 償還 額を 少 なくした 形 で、 負担 の 少 な
いような 形 でこの 借 り入れをしているというよう
な傾 向 があるのではないかという ふ うに認 識 して
年度
います。
○松浦委員
長引 く不 況といいますか、こういう中で中 小零
細企業の経 営 も非常に大 変 だということでは、 資
金も 借 りたからには 返す、返 すためには月 々 の支
払いをできるだけ 少 額にするという、そういう知
恵といいますか、そういうことをせざるを 得 ない
状況があるのだろうという ふ うに 思 います。
や は り 、 こ れ ま で も 私言 っ て お り ま す け れ ど
も、基本 的 にはこの制度を 使 うには 金融機関 が 窓
口になるということであります。この 金融機関で
なかなか数 字 が全部つかみ 切 れていないのですけ
れども、どれほどの 相談 件数があって、その 結 果
としてこの件数なのだと、この 辺 が何とかつかめ
ないのかなという ふ うに 思 うのですけれども、そ
の 辺 、つかめないのでしょうか。
○嶋田商工労働課長
相談 件数等につきましては、 私どものほうでも
把握 していない状況にあります。
○松浦委員
そういう 意味 では、 金融機関 に対して ぜひ その
デー タ をとってほしいと、つまり市の 融資 制度を
受けたいというふ うに来 ている 人は何 人いて、確
かに 借 りたくても 条 件に 合わ なけれ ば金融機関 も
当 然断 りますから、だからやはりその 辺 の状況を
やはりしっかりつかむ 必要 があるのだろうと 私 は
思うのです。
それが、どれほど 今 の網走市内の中 小零 細業者
の 苦 しい状況をつかむ 上 では大事なことではない
かという ふ うに 思 うのですけれども、その 辺 で取
り組むという考えはないでしょうか。
○三島経済部長
融資 制度の 関係 でございますけれども、 金融機
関の 方々といろいろな話 をする中で、中小 企業の
方々 か ら は 市 の 融資 制 度 を 使 い た い と 、 例 え ば
1,000万円、市の 融資 制度を 使 いたいという 相談
ではなくて、 資金繰 りとして1,000万円 借 り入れ
をしたいのだということでの御 相談 がある。その
中で 金融機関 として、この企業に対してどの 資金
を 使 うのが 一番 いいのかということで、 国 の 政府
系の 資金なのか、 北海道の資金 なのか、市の 融資
制度なのかということで、 場合 によっては 半 分 半
分ということもあるということで、 一番使 いやす
くて、 借 り入れの 方 が 負担 が 少 ないのは 金 利も 低
くて 保証料 も助成をしてくれる市の 融資 制度をま
ず 一番 に考えているという 話 は 聞 いておりますけ
れども、ただいま委員のおっしゃいましたよう
融資 制度の 相談 件数が何件あったかとい
う、その 相談 の時点でその 振 り分けをする、つか
むということは、それはなかなか 難 しいことであ
るという ふ うに 聞 いておりますし、現 在 、 金融 円
滑化法 の関係 もございますから、相談 があった企
業に対してはできるだけ経 営改善 の 指導 もしなが
ら、できるものであれ ば融資 に 応 じていくと、 可
能な限り融資 に応 じていくというふ うに聞 いてご
に、市の
ざいます。
○松浦委員
聞 くところによると、 帯広あたりでは相 当、地
元 の 信用金庫 あ た り が 相 当 、 丁寧 な 相談 業 務 を
やっているというようなお 話 も 伺 っているところ
でありますけれども、そういう点ではまだまだ網
金融機関の中小 企業に対する支援の
あり 方 という 面 では、 私 はまだまだ 冷 たさがある
のかなと、こんな 印 象を 持 っているところであり
ますが、いずれにしてもこの市の 融資 制度という
のは非常に大事な中 小 企業を 守 る 上 では非常に大
事 な 資金 だ と い う ふ う に 思 い ま す か ら 、 今 後 も
しっかり取り組んでほしいものだという ふ うに 思
走あたりでの
います。
伺いたいのは、 店舗改善資金
が平成23年から ゼロ 、工 場 等進出 資金 も経 営安 定
資金 も 相当前から利 用がないと、それから起業化
等 資金 も平成23年度は新 規 が ゼロ と、こんな ふ う
になっておりますけれども、この状況と 今 後、こ
の 資金 についてはどういう 方向 になるのか 伺 いた
いと 思 います。
○嶋田商工労働課長
- 15 -
それで、もう1点
今 お 話のありました、起業 化 等資金 につきまし
ては、これはほかの 資金 とはまた別でして、特定
の分 野 で事業を起こす 方 を対象としておりますこ
とから、年によっては実績がない 場合 もございま
す。
今 、委員から御 指摘のありました工 場等進出資
金につきましては平成2年に1件、 融資実行が行
われたのが最後となっております。
また経 営安 定 資金 につきましては、平成15年に
1件、 融資 が実行されたということで、現 在 のと
ころは 融資 残 高 は残っていないというような状況
になっております。
場 等 進 出 資金 や 経 営安 定 資金 に つ き ま し て
は、最近はそういった新 規貸 し出しはない わ けで
ございますけれども、ほかの 政府系 とか道の 融資
制度が 使わ れている 場合 もあろうかと 思 いますけ
れども、 融資 制度 資金 の 種類 等の 見直 しとかをす
るような予定は 今 のところは考えておりません。
○松浦委員
たまたまこういう 資金 を 使 う チ ャ ンス がまだ 来
ていないということであって、 今 後、実はあるか
工
もしれないという点では残すということで、それ
解 いたしました。
次に、 卯 原内 ダム 等の管理事業で 伺 いますが、
決算書では227ページですけれども、 卯 原内 ダム
等管理事業として2,9 55万8,771円、決算額があり
ますけれども、実はここでの農 家 の 負担 というの
があって、それは農 家 の 耕作面積 なんかもいろい
ろあって、 個々 別 々 だとは 思 うのですけれども、
今現 在 、農 家 の負担 の状況というのはどんな ふう
になっているか 伺 いたいと 思 います。
○川合農政課長
卯 原内ダム の管理 費用 につきましてですが、こ
ちら 今 、 卯 原内 ダム を利 用 している 方 は現 在 、平
成23年度で109 件となってございます。
こちらの農 家 の 負担 についてですが、こちらは
受益者の方 から分 担金として 面積当たりで 負担金
を 徴収 しているところであります。 面積 当たりの
単価 ですが、10 ア ー ル 当たり256円をいただいて
は理
おります。
○松浦委員
例 え ば多い 人でどのぐ らい、 少ない 人でどのぐ
らいというのは わ かりますか。
○川合農政課長
今 、 詳細な デー タ は持 っては 来ていないのです
西地区 といいますか、網走市の農 地保有面積
の中で、1 世帯 当たり34ヘクタ ー ルぐ らいという
ことですので、平 均的 には34ヘクタ ー ルぐ らいの
皆さんは所 有 していると、多い 方でいけば 50ヘク
ター ルぐらいの所 有 ということです。
○松浦委員
面積 に応 じてこういった一 定の負担 はしている
が、
ということであります。
離 農した場合 、新たに土地 を引
き 継 いだ 人 の 負担 はどんな ふ うになるのでしょう
か、 以 前の 人 の 負担 をそのままその 人 が 引 き 継ぐ
それで、問題は
ということになるのでしょうか。
○川合農政課長
離 農した 方 の場合 ですが、 離 農した 場合 は、そ
の 離 農した 方 の農 地 は新しく 賃貸 なり、 売買 なり
で 転居 、 移転 をしてございますので、新しく 権 利
を取 得 した 方 がその 面積 について 負担 していくと
いうところでございます。
○松浦委員
意味で、 卯原内地区 でこの間、ここ数
年の中で 離 農があって、そしてその 離 農者の後を
継いだ 人は現実にはいらっしゃるのですか。
○川合農政課長
やはり 今 の農業は 高齢化 の 方 、 高齢 で後 継 者の
いない 方 もいらっしゃいますので、 離 農して、そ
の農 地 を 売買 なり 賃貸 しているということはござ
そういう
います。
○松浦委員
その 場合 、その 負担金 について トラブル といい
ますか、このことによってなかなか交 渉 があずっ
たとかというようなことは 今 のところないでしょ
うか。
○川合農政課長
この 卯 原内 ダム の 簡 水によって、 皆 さん水の 確
保というのが大変楽 になってきているということ
もございまして、そういったところでの トラブル
がございません。
○松浦委員
この 卯 原内 ダム の 場合 は、 一戸一栓 ではないで
すよ ね 。 拠 点 拠 点にあって、それ ぞ れ農 家 の 人 が
必要 に 応じてそこから水をくんでいるというよう
なことですけれども、そういった 形 でも 今 の 負担
金というのは 変わ らないということなのでしょう
か 、 水 の 使 い 方 に は 関係 な い と い う こ と な の で
しょうか。
- 16 -
○川合農政課長
こちらのほうは
今 のところ 金 額については 変更
する予定はございません。
○松浦委員
その 辺 は わ かりました。
農 家 にとっては水は 重要 な問題でありますけれ
ども、いろいろな議 論 があるものではありますけ
れども、 相 当、当初より農 家 の 負担 が ふ えてきた
というようなこともありますけれども、その 辺 は
確認しましたので、 わかりました。
次に 流氷館 の特別会計の 関係 で 伺 いたいと 思 い
ます。
上げ られました。
答弁 によりますと、10月中には基本 構想が出され
るというような 方向 の 答弁 があったかという ふ う
に 思 います。
流氷館の経 営危機 が明 確になったのは昨 年のこ
の決算審査特別委員会での 飯 田議員の質疑の中で
明らかになった わ けです。
監 査 意見 書の収 支状況を見 ますと、平成22年で
3,59 7万6,000円が産業 振興 基 金 からの 繰 り入れ、
平成23年度も 同 じように産業 振興 基 金 から2,727
万6,000円、さら に 一般 会 計から716万 3,000円 、
合計3,443万9,000円の繰 り入れがあります。 流氷
館収 入 は5,297万 9,000円 、 諸収 入が61万8,000円
の 合 計8,803万7,000円となっております。
歳 出 に つ い て も 、 総務費 と し て 6,52 9 万 8,000
円 、 公債費 2,273 万 9 ,000 円 、 合 計 8,803 万 7,000
円。歳入歳出 ゼロ 、実質 収 支も ゼロ 、 単 年度 収 支
も ゼロ という ふ うになっておりますが、この状況
についてどのようにお考えか 伺 います。
○田口観光課長
流氷館特別会計の 収支状況ですけれども、特別
会計ということで 収 支が ゼロ にはなっている状況
にございますが、 今 、委員の説明がございました
とおり、基 金 を 使 いまして、さらには 不 足分を 一
般会計で補 っているという状況でございまして、
入 館 者数が非常に 減少 してきている状況、非常に
厳しい状況であるというふうに認識しておりま
9月議会でもこの問題が取り
す。
○松浦委員
今 、実は 公債費がこれからも引 き 続き
払っていかなけれ ば ならないということですけれ
ども、 今 後、どんな 来 年度、 一 定 金 額が 公債費 と
してい わゆ る 借金払 いですけれども、この 推移 と
その中で
いうのはどういう
ふ うになっていきますか。
○田口観光課長
現 在 の 公債費 につきましてですが、 一 つは平成
16年度の リニュ ー アル 工事、それからもう 一 つは
平成18年度の ハ イ ビ ジ ョン映像 を 導 入したときの
起 債 となっております。
それで、平成16年度の リニュ ー アル 工事の 償還
につきましては、 来 年度、平成25年をもちまして
終了する予定となっております。平成18年度の ハ
イ ビ ジ ョン映像 にかか わ ります起 債 につきまして
は、平成28年度が最終の 償還 となっております。
○松浦委員
最 初 の 平 成 16年 の 分 に つ い て の 単 年 度 の 金 額
と、平成18年の ハ イ ビ ジ ョン の 関係 で平成28年ま
でのそれ ぞ れの年の支 払 額はどの ぐ らいになりま
すか。
○田口観光課長
リニュー アル 工事におきます 償還
額 で す が 、 平 成 24 年 度 に お き ま し て は 1,5 43 万
4,000 円 、 平 成 25 年 度 に つ き ま し て は 1,518 万
平成16年度の
6,000円となっております。
ハ イ ビジ ョン映像につきましてで
すが、 今 年度、平成24 年度につきましては69 2万
7,000円 、それか ら平成25年度が681万 4,000円 、
以下 、 順次 少 しずつ 減っていきまして、最終、平
成28年度には6 47万 4,000円が最終となっておりま
平成18年度の
す。
○松浦委員
いずれにしてもこの特別会計につきましては、
金 もなくなって、 一般 会計からも 繰 り入れをし
ないと成り 立 たなくなっているという点では、ま
さに 危機的 状況といいますか、 独立 したものには
なり 得 ない状況に 今 なっているという ふ うに 思 い
基
ます。
館 、 流氷館 に対する入
館者の 見込 みというのは、その議論 を 見てみます
と大体1 9万 人 とか20万 人ぐ らいしか 見込 めないの
ではないかと、こんな ふ うにも 思 っているところ
ですが、その 辺 の認 識 はそれで間 違 いないかまず
確認したいと 思います。
○田口観光課長
今 後の入 館 者の 見込みでございますけれども、
これまでのさまざまな入
これにつきましてはさきの議会でも説明させてい
在、基本 構想調 査を行ってい
る状況でございまして、その中で 検討 していきた
ただきましたが、現
- 17 -
ふ うに考えております。
○松浦委員
今 、いずれにしてもそういう建てかえの 構想を
行っている わ けですけれども、つまりこれまでの
流氷館 特別会計の、あるいは観光客 の入り 込 み状
況、こういった 流 れをしっかりつかむ、そして何
が 必要 かということも明 確 にしていかなけれ ば な
らないのだという ふ うに 思 います。
それで、平成24 年度、 今 年度の予算の中では入
いという
館
料
と
し
て
4
,
4
0
0万円、テ
ナント等の使用料で 1,017万8,000円 、 一般 会 計 か
繰 り入れが2,952万1,000円だと、それから 雑
入が10万円というようなことで、8,379 万 9 ,000円
らの
となっておりました。
流氷館特別会計としては、 先 ほど 言 いましたよ
うに、そういう 意味 では非常に 深刻 な状況に 陥 っ
ている、こういう状況の中で実は建てかえの 方向
が出ているということなので、この 辺 での 整合性
といいますか、建てかえによって本当の 意味 での
集客 ができるのかどうか、この 辺が非常に大事に
なってくるのだろうと 思 うのですけれども、その
辺での 展望 といいますか、その 辺はどんな ふ うに
考えていますか。
○田口観光課長
今 後の入り 込みの状況でございますけれども、
観光 客 全体が 人口 の自 然減 というのがございまし
て、全体 的 な数 値 は 減 っている状況にはあると 思
います。
しかし、網走の観光を
維持 していくために、絶
的 観光客 が ふえるということは考えにくいとこ
ろなのですけれども、大 曲 、 天都山 、それから道
の 駅 を中 心 とした 川筋地区 、この3 地 点を周 遊 さ
せる観光をつくることによって、何とか観光 客 の
維持 を 図っていきたいという ふ うに考えておりま
対
す。
○松浦委員
今 、 私のところにもいろいろな市 民 から 賛否両
論があります。全く 必要 ないと、もうやめてしま
えというような、 極端 な 意見 を 言 う 人 もいます。
あとは、とにかくもっとしかっりと リニュ ー アル
して 人 を 集 めなけれ ば ならないという、そういう
ふうな考えを 持っている 人もいます。
そういう 意味 では、もっと市 民 の 声 を 集約 する
必要 があるのだろうと、 私どもも変 に 安易 な 形で
意見 など 言 えない状況かなという ふ うに、そう
い う 意味 で は 意見 を 聞 い て い る 状 況 で す け れ ど
も、いろいろな 意見 を 集約 して、そして大事なの
はいずれにしても 今 、現状の建物は バリアフリ ー
にはなっていないし、 エレベ ー タ ーもない状況で
いえ ば 、それはもう 改善 しなけれ ば ならないのは
もう 言 うまでもないと、これは 私 も 思 います。
ただ、やはり大事なのはこれまでの 流氷館 とい
うのは 私 なんかもそうですけれども、 普 段はまず
行くことがない。よそから 珍 しいお 客 さんが 来 た
ときに、ではどこ行くといったら、そうしたら 流
氷館 に行くかということ ぐらいです。それではや
はりだめなのだろうと、やはり 地元 の市 民 が 憩 い
の 場的 な、あるいは 子供 たちと気 軽 に行ける、そ
ういった 場 所 プラス 観光 客 の 人 たちが 魅力 ある建
物で、こんな ふ うなものでなけれ ば ならないだろ
うなという 思 いはあります。
そ の 辺 で は 、 ぜひ 市 民 の 声 を 聞 く と い う こ と
に 、 10月 に 基 本 構想 と い う の が 出 る と い う こ と
で、たたき 台 ということでありますから、そうい
う中でいろいろな 意見 を 聞 く 必要 があると 思 いま
す。その 辺 での 今 後の対 応 、どのようにお考えで
の
しょうか。
○田口観光部次長
今 、 松浦 委員のお 話あったとおり、この問題に
ついてはいろいろな御 意見 があるというのも 私 ど
も認 識 しております。
その中で、 賛否両論 という部分での何に対して
の 賛否両論 なのかというのも、いろいろな御 意見
がありまして、 収 益 性 の部分で 今 後、 不安 がある
ので 要 らないという 意見 なり、それから建てかえ
の 場 所にかかる御議 論 もあって、そこにもあると
いうことだと 思 います。
流氷館の建てかえの大きな 方向性 につきまして
は、建てかえ 可能性調 査 検討 委員会の中で市 民 の
方々 のいろいろな御 意見 等いただいて、その中で
いろいろな御議 論 、後段、委員がおっしゃられま
した市 民 の 活用 というものが非常に多くの 声 をい
ただいておりましたので、それはそのとおりだと
ふ うに 思 っておりまして、やはり大事なのは
市 民 の 皆 さんが何に対して わ からないのでだめだ
というような部分もあると 思 うのです。
その部分を 今回 の基本 構想 の中ではっきりさせ
ていって、何のために 必要 なのだ、どうしてこの
場所なんだ、それからその収 益 性はどうなのだと
いう
- 18 -
丁寧 な説明
をしながらおっしゃられましたように議 論 のたた
き 台 としまして 今 後、進めていかなけれ ば いけな
いという ふ うに考えておりますし、またちょっと
先ほども言 いましたが市 民活用 というのは、まさ
におっしゃるとおり現 在 についてはおおむ ね 観光
客と 言われる 方を タ ーゲット にしていた施 設のも
ともとの発 想 で、 今 後につきましてはやはり市 民
も 活用 できて、そこに観光 客 も 来 るというような
施設は 見るだけはなくて 学習 なり、体 験なりでき
るというものが観光 客 も市 民 も 楽 しめるような、
そういう 方向 に 持 っていかなけれ ば いけないとい
う ふ うに理 解 しておりますので、それにつきまし
ても 構想 の中でまずお 示 しをして、いろいろな議
論をいただきたいという ふうに考えております。
○松浦委員
今 、次長 から言わ れましたように、 確かに発想
はこれまでの建物というのはよそから観光 客 の 人
たちの 来 る 施 設ということは、そのとおりだと 思
います。だから、なかなか網走市 民 にとって 身 近
なものでないと、だから 今 、いろいろな 意見 が 極
論含 めて出てくるのだと 思います。
そういう点では、 私 はある 意味 、それだけ網走
市 民 は 興味 を 持 っている、特にいつでしたか網走
タイ ムズにどかんと 写真 が出たと、あのイ メ ージ
が 強 く残っている、いまだに残っています。
そういう 意味 では、それらも 含 めてしっかりと
した市 民的 な議 論 、これが大事だという ふ うに 思
います。その点で 今 後の取り組みには大いに 注目
をしていきたいなという ふ うに 思 います。
私 のほうからは 以上であります。
○渡部委員長
ここで、 昼食 のため 休憩 をいたします。
いうのを明らかにして、それでそれを
再開は、午後1時といたします。
午後
0 時00分 休憩
午後1時00分
再開
○渡部委員長
休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。
質疑を 続 行いたします。
立崎 委員。
○立崎委員
それでは、 私 のほうからは各委員さんいろいろ
と質問をやっていましたが、そこの部分と 重複 し
ない部分を 聞 きたいと 思 います。
- 1
9
下 のほうに 雇用 対 策
事業というのがあります。その中に、 技能功労 者
表彰 、それから勤労青年 表彰 というそれぞ れ事業
があるのですけれども、その成果をお聞きしま
まず決算書の21 ページ、
す。
○嶋田商工労働課長
技能功労 者 表彰 の事業につきましては、 昭和51
年に創設された制度でございまして、平成23年度
方 が受賞 をされております。
また、 勤労青 年 表彰 につきましては、 昭和44年
までに106名の
に制度が制定されまして、平成23年度までに276
方 が受賞 されております。
こういった 受賞 をされたことによりまして、 受
賞者の 皆さんはこれからの自 身 の技能 の研 さんに
備えたり、あとは 勤労青 年表彰 につきましては職
場得へ の定 着率の 向上とか、こういったものにつ
ながっているという ふ うに考えております。
○立崎委員
わ かりました。
どちらの 表彰 に 関 しても、それから 受 けた後、
事業に対しての 思 い入れというのですか、やはり
意識改革につながっていることなのだろうなとい
う ふ うにとらえております。
この 選 考基 準 をお 聞 かせください。
○嶋田商工労働課長
表彰 の基 準 につきましては、 技能功労者 表彰に
つきましては市内に 住 んでおられていて、 同 じ 職
種 に 25年 以上 の 経 験 を 有 し 、 現 在 も そ の 職 に あ
り、 卓越 した 技能 を 持 って本市において10年 以上
の後 継 者の 育 成に努め、産業発 展 に 貢献 のあった
方を 表彰するものでございます。
また、 勤労青 年 表彰 につきましては、 7 月の 青
年の日におきまして、 同一 事業者に3年 以上継続
して 働 いていた 方 で、 勤務 成績が 優秀 で他の 模範
となるものということで、こちらの 方 につきまし
ても市内に 住 所があって、市内の事業所に 勤務 し
て い る 25歳 未満 の 方 と い う こ と に な っ て お り ま
す。ただし、大 学 とか各 種学校 を 卒 業された 方 に
つきましては28歳 未満 ということでございます。
あと、こちら 両方 とも 推薦 をいただいた後、 選
考委員会にお 諮 りをいたしまして、市のほうに報
告をいただいて、市 長 が 表彰 するという 形 になっ
名の
てございます。
○立崎委員
わ かりました。
9-
方 でも網走に 在住 ということと、それ
ぞれ 技能功労 者に対しては後 継 者10年 育成という
のが入ったので、すごいいいことだなという ふ う
に 思 います。
それから、 勤労青 年のほうも3年 以上 で 勤務 成
績の 優秀 な 方 、 模範 になるようなという 意味合 い
からいっても、次に入ってくる 方々 に対して本当
にすばらしいことなのだなというふうに思いま
どちらの
す。
選 考委員会を実 施 していて、そちらからの報告
ということで、商工のほうではやはりなかなか 把
握するのは 難 しいことだと、それはそれでいい方
法なのだろうなというふ うに 思 います。
これは今まで受けた方というのは業種ですと
か、そういうのは 偏 ってはいないですか。
○嶋田商工労働課長
勤労青年 表彰につきましては、平成23年度は1
名の 方 だったのですけれども、 N P O法人 で 福祉
関係 の業務 に 携わ る 方でした。24年度も表彰式終
わっておりますけれども、ことしにつきましては
6名の 方 が 受賞 されておりますけれども、 冷凍倉
庫の管理業 務 の方 と、飲食店 の 関係 の 方がことし
は多くございまして、 飲食店 の 方 が 5 名というよ
うな内訳になっております。
○立崎委員
わ かりました。
僕が 思 うに 勤労青 年 表彰
を 受 けられた 方 がいずれ 今 度、 技能功労 者 表彰 を
目指 して網走の経済を支えていくのだろうなとい
う ふ うに考えます。
この事業に 関 してはそうなのですけれども、 雇
用対 策 という事業、大きいお題 目がついているの
ですけれども、そういうとらえ 方 でよろしいので
いずれにしましても、
しょうか。
○嶋田商工労働課長
勤労青年 表彰につきましては、若 年者の 雇用の
安定といいますか、定着率の 向上を 図 ることを目
的としておりますことから、こういった事業の分
類と考えております。
○立崎委員
どちらも 雇用 という大きな 枠 の中で定 着率 を 上
げるということでは、これは大 変だという ふ うに
受けとめたいと思 います。
いずれにしましても、こういう経済の 厳 しい時
代なので、なるべ く企業 側もやはりたくさん本当
人 を 使っていろいろ仕 事があれば よろしいので
しょうけれども、なかなか 難 しい時 代 なのでこう
いう ふ うにやっていって、企業というか、経済に
つながっていけばいいかなというふうに思いま
す。このことについては 以上 でございます。
それから成果等報告書の61ページ、 下 段のほう
に シスト 対 策 というのがございますけれども、こ
れは 読 んで わ かるとおり 検診 の 補 助です ね 、 土壌
検診 の 補助という ふ うに 感じております。
今 後 の 方向性 と し て 種バレ イ ショ の 産 地 と し
て、 存続 が 危ぶ まれることから 継続 して行いたい
という ふ うになっておりますが、現状、実績のと
ころで1,299圃場 という ふ うになっております。
こ れ は 平 成 23年 の 話 だ と 思 う の で す け れ ど も 、
年 々拡 大してっているということは、当 然 、 把握
していると 思 います。
今 後、これは種バレイ ショ という ふ うに 一応書
いてある、限定という ふ うな 言 い 方 をさせてもら
うのですけれども、当市の経済の中でやはり バレ
イ ショ でん 粉 というものに 関 して 言 え ば 、限定す
る、しないがいいとかとは 言 いません。ただ、そ
の 検診 のみだけでいいのでしょうかというところ
をお 尋ね したい。
○川合農政課長
ただいまの御質問ですが、ジャガイモ シストセ
ンチュウは網走の 圃場のほうに 毎年、 検査をして
おりまして、ちょっとずつ 微増 で ふ えていってい
は
る状況にはございます。
食いとめるかということで、
土壌検診ということも必要であると考えておりま
すし、また 土壌 の管理ということもありまして、
圃場 に入る 際 には足のカバーをするとか、 機械を
使 っ た と き に は 洗浄 の 徹底 と い う と こ ろ も 手 が
け、 シストセンチュウ の 蔓延 を 防止 していきたと
その中で、いかに
考えております。
○立崎委員
わ かりました。
ただ、この シストセンチュウ のことなのですけ
れども、 意外 とこういう ふ うに書かれてはいるの
ですけれども、 今 までは本当にまだ 少 なかったの
でそんなにも 重要視 されてきていなかったのかな
というのが自分なりの 思 いもあります。
これというのは、 一 度 シストセンチュウ が発 生
しましたよとなった 場合 、 一生消 えないというの
は農 政課 のほうでも わ かっていることだと 思 うの
- 20 -
辺のことも 含めて、当 然 、農
協にも 普 及 センタ ーにも 呼 びかけて対 策用 の品 種
ですけれども、その
をつくるというのはいろいろ開発されている、開
発しようとしているというのは
らのほうにも
わかります。そち
少し 手 助けをするとかというお考え
はないでしょうか。
○川合農政課長
今 現 在、網走にも 抵抗性品 種ナツフブキ 、 サク
ラフブキ というものが123 ヘクタ ー ル ほど 植 えら
れていると、 作付 けされているというところなの
ですが、 今 、まだ 小玉 のため 収量 が 落 ちたり、 野
良イモの発 生 ということでなかなか定 着しずらい
というところでございます。
シストセンチュウ にこれから 有効で
あるというものが コナフブキ という品 種 がござい
まして、こちらのほう平成25年から 作付 けしてい
そんな中で
くということもありますので、こちらのほうに品
種の 改良、こちらのほう農協と 連携 しながらやっ
ていきたいと考えております。
○立崎委員
抵抗性品 種 に関 してはまだ 量的にも 少ないとい
うのがありまして、なかなか 普 及していない状況
というのも 私 も 十 分 わ かっております。
今 後、この 種子バレイ ショ をつくっているとこ
ろでも、実は発 生 しつつあるのかなと、やはり 抵
抗性 品 種が 皆 さんに間に 合うようにしていただか
ないと、あとは間に 合 うのも当 然 なのですけれど
も、 金 額が 高 いということがあります。その 辺 も
何らかの処 置 をしていただかなけれ ば 、なかなか
難しいのかなという ふうに思 います。
それから、 先 ほど足 カバ ーをしてだとか、 機械
洗浄 だとかというお 話がありました。 郊外地域で
は、ここは 畑 なので入らないでくださいという 看
板、 皆 さんお 目にしたことがあると 思 います。意
外と 心配なのは、これから秋 の 季節 になって、ま
た 山菜採 り の 時 期 に な り ま す 。 そ う い っ た と き
に、 私 物の 山 という 言 い 方 をしていいのかな、そ
ういうところにやはり 山菜採 りを趣 味 でやられて
いる 方 もたくさんいらっしゃるので、入っていた
だくのは、入って 来 るのは 構わ ないのですけれど
も、取っていくのも 僕 は 個人的 にはそれは 仕方 が
ないかなと 思 うのですけれども、そういったこと
を 例 え ば 市 民 の 方 にも周知していただくという、
当 然 、 看板 は自 主防衛 で 立 てていはいるのですけ
れども、 意外 と 読 まない、 僕 も 立 っててもなかな
読 まないなという ふうに思 います。 目立 つよう
にはつくっているのですけれども、そういった 形
の 何 か 方策 が あ れ ば お 聞 か せ 願 い た い と 思 い ま
か
す。
○川合農政課長
今 、 立崎 委員のおっしゃったように、圃場 には
今、ことし 看板を 立 てて 圃場 には入らないように
という 注意喚 起の 看板 が設 置 されております。
今 後、ジャガイモのシストセンチュウというの
は 一般 の 方 はまだ 余 り認知はされていないという
ふうには思 っています。なので、今 後、圃場 のほ
うに入らないということを市の広報紙なりで周知
しながら、その
シストセンチュウの対 策について
は進めていきたいと考えております。
○立崎委員
ぜひ と も お 願 い し た い な と い う ふ う に 思 い ま
す。
何でもかんでもだめとは
言 いません、やはり僕
看板なりで告知はしていますし、それからこ
れは当市だけの問題ではなくて、 オホ ー ツク圏 全
体の 話 になってくると 思 います。というのは、や
はり当市だけでなくて、 殿 原 バレ イ ショ を 栽培 し
ているのが 斜里 3 町 、それから常 呂 、 美幌 、大 空
ととても広い 地域 でやっていますので、 皆 さんそ
れ ぞ れ 振興局 や何かとお 話 をして、 振興局 という
の は 普 及 センタ ー で し ょ う け れ ど も 、 そ れ ぞ れ
が、それ ぞ れの自助努 力 で 看板 を 立 てて 拡 大 防止
を 図 っていますので、 山菜採 りの 方々 にもやはり
周知していただきたいなという ふ うに 思 いますの
で、その件に 関 しては理 解 しました。
それから63ページの網走市 家畜 自 衛防疫 組 合負
担金 というのがあります。最近というか、数年前
に 鳥 イ ンフルエンザ が 大 き く 取 り ざ た さ れ ま し
た。これも 家畜 を特に網走は ホワ イ トファ ー ム や
何かありまして、すごく 僕 のところにも実は 鳥 を
飼っている 方 がいらっしゃらないということで問
い 合わ せがあったり、それから 飼 っている 鳥 がい
れ ば 申告してくださいという 話 もありました。
なおかつ、 濤沸湖 、これは観光の部分になるの
ですけれども、 渡 り 鳥 なものなのですから 病 気を
持ってくるというのも、これは自然 の原理で 仕方
がないのかなという ふ うに 思 います。
今 後、この事業に 関しても 皆 さんも 忘れかけて
いる 可能性 が全くないとは 思 いません。 改 めて周
知する 必要 があるのではないのかなという ふ うに
らも
- 21 -
思うのですけれどもどうでしょうか。
○川合農政課長
こ ち ら 網 走 家畜 自 衛防疫 組 合負担金 の 件 で す
が、平成22年の 宮崎 の 口蹄疫 発 生 から、それを 契
機としまして 家畜伝染病 予防法 も改正 があったと
ころです。
この中で、
家畜使用者の管理なり、管理基 準と
いうのが定められておりまして、その中でまずは
家畜 、 必要 であれ ば防疫 をしなさいというところ
もうたってあります。
衛防疫組 合 の体制も強
化するということも 必要 なことですから、予 防接
種の 負担金 なり、市内の観光 施 設に 消毒マットを
設 置 させていただきまして、 被害 の 防止 に努め、
その中でPRというか、 注意喚 起はさせていただ
また、網走市、また、自
いております。
○立崎委員
シストと 同じだと思 うのですけれ
ども、出てからはでは多分、とめようがないと 思
これもやはり
います。
風評被害 等があった場合に、 宮崎 の 金額の 面で
は 僕 はちょっと 勉強不 足で 把握 はしていないので
すけれども、当市の 場合 はやはり 相 当な 打撃 を 受
けると 思 います。
せっかく基 盤整備 事業だとか、いろいろな事業
を 引 っ 張 って 頑張 ってやってきていても、 結局 、
予 防策 を 怠 ったことによって入ってくるというこ
とがあった 場合 に、ではどうするのだ、だれが 責
任をとるのだという 話にもなると思 います。
水 際 で 防ぐ という 形 にしかならないのかもしれ
ないですけれども、でもとても 重要 なことだと 思
うので、 引 き 続 き 関係機関 と協 力 し 合 いながら、
その 辺 は対 応 していってほしいなという ふ うに考
えます。
私 のほうからは 以上です。
○渡部委員長
金兵 委員。
○金兵委員
私 のほうからまず59ページの 空き 店舗活用 事業
補助 金 についてお 伺 いさせていただきます。
先 ほど松浦 委員のほうからも質問があったかと
思うのですけれども、平成23年度の実績で新 規実
績が1件と、なかなか 活用 されていない現状があ
ろうかと 思 いますが、これについて 担 当 課 ではど
のようにとらえていらっしゃいますか。
○嶋田商工労働課長
空 き 店舗活用事業でございますけれども、 昨年
は1件ということでございます。
在 9件の 空き 店舗 があるという ふ うに
把握 しているのですけれども、そのお 店の 店舗の
大きさとか、それから 場 所とかといったような問
題もあろうかと 思 います。
実 際 に、新 規 に4 条 といいますか、中 心 市 街地
に出 店 を 希望 するという事業者といいますか 希望
者が 余 り 見 当たらないというような状況ではない
かという ふ うに考えております。
○金兵委員
事業者が 余 り 見 当たらないということでしたけ
れども、平成22年度のお 話 で 積極的 な取り組みと
して 空 き 店舗 に加入してもらうのを 待 っているだ
けでなく、その 場 所に 必要 な業 種 のお 店 を 誘導 し
ていくというような取り組みも 必要 だという考え
も 持 っていますというようなお 話 もあったかと 思
うのですけれども、その 辺 の取り組みについて何
かされたことがあれ ば教 えていただきたいなと 思
市内に現
います。
○嶋田商工労働課長
商 店街 の 方 といろいろ情報交換をしながら、そ
ういった 希望 者等の情報 収集 には努めているとこ
ろではあるのですけれど、なかなか 的 を 絞 って周
知なり 誘導 するというような取り組みが 十 分にな
されているという状況ではないと考えています。
○金兵委員
昨年度のお話にもあって、こういう考え方を
もって進めていっていただけれ ば 、やはりよりよ
い 方向 に進んでいくのではないかということで進
めていってほしいという 話 をさせていただいてお
りますので、これについてはもう 一 度、 検討 して
いただいて、こういった 方向 も進めていっていた
だくような 形 にしていただけたらなという ふ うに
思っていますけれども、ただいま課長 の御 答弁の
中で4 条通 には9件 空 き 店舗 があるというお 話 が
ありましたけれども、 主 に4 条通 に 絞 って行 わ れ
てきた事業であるというふうに思いますけれど
も、 私 どもは 従来 から 縦通 も 含 めて中 心 市 街地 と
いうことで対象 地域 を 拡 大する 必要性 について申
し 上げ てきております。
昨 年の御 答弁のほうにも中 心 市街地 の活性化の
議 論 も3 条 、 5条 も 含 めたような議 論 も 始 まって
きているという ふ うにおっしゃっておりましたけ
- 22 -
れども、この対象
地域を 拡大する必要性について
いかが考えますか。
○嶋田商工労働課長
一般 質問でも対象 地域 の拡 大については御質問
をいただいていることがあるのですけれども、 昨
年、中 心 市 街地活性化ビ ジ ョン を 昨 年の12月に 策
定いたしまして、その 策 定の段階でも委員の中か
ら、 検討 部会の中からそういった対象 範囲 の 拡 大
というお 話 も出まして、その中では現 在 も4 条通
がまだ 空 き 店舗 があるというような状況でござい
ま し て 、 そ の ほ か に も 範囲 を 広 げ て い く こ と に
よってどれだけの新 規 の出 店 が 見込 めるかという
ようなことが 今 のところまだ 見 えない状況の中で
ありますので、まずは4 条通 を 埋 めていくという
こ と が 最 優先 に な る と い う ふ う に 考 え て お り ま
す。
○金兵委員
条通というお考えだということですけ
れども、中 心 市 街地 に 人 が 集 まるということが 活
性化 であって、4 条 から 埋まることが 活性化 では
ないと 思 うのです。あの 辺 の 一帯 に 例 え ば 3 条 な
り 5条 なり 縦通 なり 店 ができれ ば人 が 集 まる、 人
が 集 まるからまた出 店 するというような 形 で進ん
でいくと 思 います。
そういった考えを 持 つことが 重要 で、まず4 条
を 埋 めるというところに 目的 を 持 っていってはい
けないのではないかと 思 うのですけれども、いか
まずは4
がですか。
○三島経済部長
中 心 市 街地 の 活性化 をどう 図 っていくかという
ところなのですけれども、 昨 年、商 店街 、経済 団
体等の 若手 を中 心 として、 今 後の中 心 市 街地 どう
いう 形 で 持 っていく べ きかという議 論 をさまざま
行って計 画ビ ジ ョン を 立 てたところでありますけ
れども、4 条 を中 心 という考え 方 、基本 的 にはあ
そこの 活性化 をどうしていくかということが 今 、
最大の 課 題かなという ふ うに考えておりますけれ
ども、4 条 も 含 めて3 条 、 5条 も 活性化 を 図 って
いかなけれ ば ならないという ふ うには 皆 さん、 メ
ンバ ー の 皆 さ ん は 認 識 は 一緒 の と こ ろ で あ り ま
す。
空き 店舗対 策 事業についてでございますけ
れども、この事業を 立 ち 上げ た当初はやはり4 条
通、網走の 顔 である4条通の 空洞化 をどう 防 いで
いくかというところに 視 点を 置 いて、そこに出 店
この
をしていただこうと、そこを
埋 めることによって
心 市 街地 の 活性化 の一 つ柱 としていくという考
え 方 でこの事業は スタ ー ト しています。
ですから、4 条通 だけに ぎわ え ば いいというこ
とではなくて、やはり 今 、市として進めておりま
すまちなか 居住 も 含 めて、この中 心 市 街地 をどう
活性化 させていくかという考え 方は当 然、 持 って
おりますので、 先 ほど 課長 から 言 いましたように
3 条 、 5条 の 空 き 店舗 事業をやれ ば埋 まっていく
のかどうなのか、 飲食店 が非常に多い 通 りでござ
いますので、そういったことも 含 めて 今 後、もう
ちょっと広 げ ていくかどうかも 含 めてもう 少 し 検
討したいということで考えております。
○金兵委員
おっしゃっていることは理 解 はいたしますけれ
ども、あの 辺一帯 という広い 視 点でやっていって
いただきたいという思いも私のほうにはありま
中
す。
心市街
地の 活性化 を議論 するに当たり、昨 年 西山通 が開
通しましたので、 車 の流 れが 変わって 重点対 策の
ほうも 変わ ってくるのではないかというお 話 もさ
せていただいたと 思 いますし、あとは網走に 外 か
ら 来 た 方 がおっしゃられたことに2 条通 、 バス 会
社の前の通 り、あの 辺、 車の 通 りがいっぱ いある
ところに、ああいうところに御 飯 を 食べ る 飲食店
がないというのも、 少 ないというのも何か 不思 議
な 感 じがするなという ふ うにおっしゃっていまし
たので、その 車 の 流 れによって 重 点対 策 のほうも
何か 変わ ってくるのではないかなという ふ うに 思
いますけれども、その辺についてはいかがです
それで、もう1点なのですけれども、中
か。
○三島経済部長
西山通の開 通につきましては、もうかなり前か
ら工事が 始 まっておりまして、さかの ぼ れ ば 4 条
通の 一方通 行をどちらの 方向 にするかという議論
の中でも、 西山通 の開 通 ということが 将来 、計 画
があるということで、それらも考えた中で 西 から
東へ流 すということの一 つの 判断もあったという
ふうに 聞いておりまして、昨 年の活性化、中 心市
街地 の 活性化ビジ ョンの中でも 西山通 の開 通 を見
込んでといいますか、それらを 踏まえて中 心 市街
地のまちづくりをどうしていくかという議 論 も当
然、入っておりました。
実 際 、開 通 しましたら、交 通量 もかなり 西山通
- 23 -
通 ってエコ ーセンター、総合振興局 のほうに流
れる 車 が 夕方 、 朝 、非常に多くなってきていると
いう状況がありますので、そういった道 路 を 使 う
お 客 さんをいかに中 心 市 街地 の4 条通 を 含 めた中
心地 のほうに 流れていくかということも考えてい
かなくてはならないという ふ うには 思 っておりま
すし、 具 体 的 にそれではどうすれ ば いいのかとい
うことは非常に 難 しいのですけれども、当 然 、そ
れは考えながら現 在 も進めていかなけれ ば ならな
いという ふ うに考えております。
2 条通 の 飲食店 につきましては、 確 かに現 在 、
非常に 少 ないという状況になっておりまして、そ
この 飲食店 も 含 めて、2 条通 の 活性化 をどうして
いくかということも 一 つの 課 題かなという ふ うに
は考えておりますけれども、まだ 具 体 的 な 検討 ま
を
では入ってく段階ではございません。
○金兵委員
難 しいところがあるのかなという ふう
に 思 いますけれども、やはり 私 も 子供 のころは何
かあれ ば 4 条 の、あの 辺 の中 心 市 街地 に 買 い物に
行っていた 世代 でもありますので、あそこがに ぎ
わっていただけれ ば いいなということで、決して
否定するものではないのですけれども、積極的に
い ろ い ろ な 方面 か ら 広 げ る と い う 視 点 も 持 っ て
やっていただきたいということをお 伝 えして、こ
の質問を終 わ りたいと 思 います。
続 いて、63ページの薬用作 物 栽培促 進事業 補助
金、こちらは 薬用作 物の 導入を 図っていこうとい
うことで平成23年度は4件で センキュウ を 試験栽
培を 始 めたという ふ うに 伺っております。この平
成23年度の状況と 評価 についてお 伺 いします。
○川合農政課長
平成23年度 薬用作 物についてでございますが、
平 成 23年 度 は 22年 度 に 作付 け を し ま し て 、 セン
キュウ は16ヘクタ ー ル作付けしております。それ
を23年に 収穫 をいたしまして、その 収穫量 は6万
4,895キロ となっております。
○金兵委員
今 までこの 薬用作 物、中国 で 主に 生 産をされて
いたかと 思 うのですけれども、この 試験栽培 の 結
もろもろ
果、網走産の物が品質がよいと、日本でつくられ
安 全面 が 高いという 評価 がされている
という ふ うに 私 のほうも 聞 いているのですけれど
も、 一方 で 栽培 をされている 方々 のほうから他の
作物との収穫 の時 期 が重 なるといったようなさま
ているので
- 2
課題があるいうふ うに 伺 っておりますけれ
ども、 今 後、 作付 け 面積 を ふ やしていく 方向性 な
のかなという ふ うに 思 っておりますけれども、そ
の 辺 の 課 題の 解 決についてどういう ふ うに考えて
いるかお 伺 いします。
○川合農政課長
こちらの 薬用作 物については、 ツムラ でも 今 ま
で中 国 のほうでつくっていたものを日本に シフト
してくるということで、網走なり 斜里 3 町 で 栽培
ざまな
をしているところです。
金兵 委員の御指摘 のあったように ビ ート との収
穫時 期 が重 なるということもあります。そのため
に ビ ー ト の 機械 を 重複 して 使 うということもあり
ますので、 センキュウ専用 の 機械 ということで4
地区 に 補助 金 を出しながら整備 を進めているとい
うところであります。
薬用作物については除 草剤 を 使えないと
いうことで、 手 間がかかるということもありまし
て 、 今 そ の 除 草剤 が 認 可 さ れ な い か と い う こ と
で、その 辺 の 要 請はしているところです。
また、 今 後、 収量 や 面積 が ふ えてくるに当たり
まして、 乾燥施 設の 整備 ということも考えていか
なけれ ば ならないと 思 っておりまして、その 辺 は
また、
また農協と協議しながら進めていきたいと考えて
おります。
○金兵委員
話 で除草剤が 使 えないというお話
と 乾燥施 設の 整備 ということでお 伺 いしましたけ
れども、 センキュウ に限らず 薬用作 物は 結構 たく
さんの 種類 があって、除 草剤 の認 可 がおりている
作物、 今ちょっと名前が出てこないのですけれど
も、 トウキ という 薬草作 物だったかと 思 うのです
け れ ど も 、 除 草剤 は 使 え る と い う 作 物 も あ り ま
ただいまのお
す。
乾燥施 設のほうも、その薬
用作 物を乾燥 するための工場 というのもできてき
ているという ふ うに 伺 っておりますので、その 辺
をうまく 有効活用 しながら、 センキュウ にとら わ
られずに、他の 作 物も、その 使 う会 社 さんのほう
で 求 めているというお 話 を 聞 いておりますけれど
も、その 辺 は市としてとらえていらっしゃいます
そして網走のほうに
か。
○川合農政課長
トウキ以外 の作 物についてでございますが、南
部 地区 のほうでは ソウ ジ ュツ の 栽培試験 、また ト
4-
ウキ の 栽培試験というのも音根 内でやってござい
ます。
栽培試験が 順調にといいますか、網走でも
生産ができるということになれ ば、こちらのほう
の 薬用作 物のほうについても 栽培 のほうは 促 進、
増加させていきたいと考えております。
○金兵委員
薬用作物については網走が 地域的 に 合ったとい
うもので、大きな チ ャ ンス なのではないかなとい
う ふ うに 思 っておりますので、 今 後もっともっと
積極的 に進めていっていただきたいという ふ うに
思っております。
続 きまして、決算書の239 ページにあります道
内 修学旅 行 誘致 対 策 事業 補 助 金 についてなのです
けれども、平成23年度は御 存 じのとおり 東 日本大
震災 が発生 して、観光客 が激減 してしまったとい
うことは 皆 さん御承知だと 思 うのですけれども、
それを何とかしようということで 関係 者の 皆 さん
の努 力 の 結 果、道 央圏 の 修学旅 行の行き 先 が 東北
から網走 方面へ と 目的地 を 変更 し、 修学旅 行の 団
体が 増 加したということは大 変評価 したいという
ふうに 思っておりますけれども、この取り組みの
効果はどうなのかなということでお願いします。
○田口観光課長
昨 年、東 日本大 震災がございまして、道 央圏の
修学旅 行が 東北地方 のほうに 修学旅 行に行かない
その
という現象が起きました。
私 ども道 央圏 の中 学校が 北海道内の地
域に 修学旅 行に流 れてくるというふ うに伺 いまし
たものですから、観光協会と 連携 をとりまして 修
学旅 行の誘致 に努めてきたところでございます。
その 結 果、 昨 年度、観光 客 が 激減 すると 思わ れ
た6月、 7 月に 修学旅 行、道 央圏 から 修学旅 行を
導くことができまして、観光 客 の大 幅 な減少 を食
いとめることができたという ふ うに考えておりま
それで、
す。
○金兵委員
あの 緊急的 な対 応 の中で、たくさんの 修学旅 行
が 来 ていただいたと、本当にす ば らしいことでは
ないかなという ふ うに 思 っておりますけれども、
せっかくこういった機会というか、こういった
チャ ンスに 見舞わ れましたので、いろいろありま
したけれども、 修学旅 行というのは基本 的 には数
年前から行き 先 の 検討 を行うという ふ うに 聞 いて
おりまして、 今 後もこういう 継続 して 来 ていただ
適切 な時 期 に適切 な取
り組みを行っていくということが 必要 であると 思
うのですけれども、 今 後についてはどのような考
えを 思 っていらっしゃいますか。
○田口観光課長
本年度におきましても、 昨 年度、道 央圏 の中 学
校が道 東方面 にも 修学旅 行に 来 ていただいたこと
もありまして、 札幌 の 旅 行 エ ージ ェント を中 心 に
プロ モ ー ション を 行 わ さ せ て い た だ い て お り ま
くということを考えると、
す。
央圏の中 学校 の 修学旅行につきましては、札
幌を除き苫小牧、 小樽方面の 学校につきましては
ほとんど 東北 、それから 関東 のほうに 修学旅 行が
戻っている状況にあるのですけれども、札幌圏の
札幌 市内の中 学校 におきましては、まだ北海 道に
残っているところもありまして、そこに 向 けて プ
ロモー ション を行ってきたところでございます。
今 後につきましては、その 札幌圏 の中学校 の修
学旅 行 誘致 も 含め、また道外 からの 修学旅 行の誘
致を 含 めまして導 いていきたいという ふうに考え
ておりますけれども、観光協会と 連携 をとりなが
ら進めるのはもちろんなのですけれども、 北海 道
オホ ー ツク総合振興局とも連携 をとりながら、広
域的 な 連携 をつくって誘致をしていきたいなとい
う ふ うには考えております。
○金兵委員
これについては、 今 後の努 力 を、さらなる努 力
を 期待 しますということで次に 移 らさせていただ
道
きます。
9
決算書の21 ページに
シルバ ー 人材センタ ー 運
営事業という事業があったのですけれども、これ
についてはちょっとお 伺 いしたかったのですけれ
ど も 、 シルバ ー 人材センタ ー さ ま ざ ま な 仕 事 を
やっていただいているということと、会員の 方 は
継続 し て 仕 事 が で き る と い う こ と が 生 き が い に
なっているということで、この シルバ ー 人材セン
ターの 運営 事業については評価 しているところで
はあるのですけれども、 先 日、報道で シルバ ー 人
材センターに 登録 している会員のお年 寄りが委託
された 作 業中にけがをして、 医療機関 に 運ば れて
受診 したのですけれども、保険 の適用 がされず自
己負担 になる ケー ス があるというようなニュ ース
があったのですけれども、これについて網走市と
しては、網走ではそういった
ケ ース があるとか、
作業中の事 故 であるとかということについてどの
- 25 -
把握 されているでしょうか。
○嶋田商工労働課長
網走の シルバ ー 人材センタ ーに 確 認いたしまし
たところ、年間、 一 、 二 件の 軽 いけが程度はある
ということでございますけれども、 骨折 とか入 院
するようなけがは 今 のところ発 生 していないとい
う ふ うに 聞 いております。
○金兵委員
それらのけがで 病院 にかかったとき、 今 、問題
ように
になっているようなことが網走で起きているとい
うことはないでしょうか。
○嶋田商工労働課長
その 軽 いけがにつきましても、それ ぞ れの会員
さんが御自 身 の 保険 等で対 応 されているというこ
とで、 シルバ ー 人材センタ ーが 今回 、問題になっ
ているような ケ ー ス はないという ふ うに 聞 いてお
ります。
○金兵委員
これについてはちょっと
せていただきました。
確 認のために御質問さ
以上 です。
○渡部委員長
山 田委員。
○山田副委員長
私 のほうからは、 労働費56ページなのですけれ
ども、56ページのところに事業 化 等 スタ ー トアッ
プ支援事業と、新製品創出支援事業 補 助金 、それ
から新製品等 プロ モー ション 支援事業があるので
すけれども、この事業自体は 一連 の 流 れがあるな
という ふ うに 思 っています。
例 え ば、事業化 で スタ ート した後に新製品創出
事業に 流 れて、最後は プロ モー ション に 流 れてい
くような 流 れでつくっているのかなという ふ うに
事業を 見 たのですけれども、この 辺 はどうなので
しょうか。
○嶋田商工労働課長
ただいま委員御 指摘 のとおり、事業 化 等 スタ ー
トアップ支援事業につきましては、きっかけづく
りということに 着目 した助成制度でありまして、
そこで製品 化 等の 掘 り起こしを行った後に、次の
新製品創出支援事業のほうに 移 行していくような
ことで考えてございます。
上がった後につきまして
も、PR等の 関係 での プロ モー ション ということ
で の 支 援 も し て い る と い う こ と で 一連 の 流 れ と
また、新製品ができ
なってございます。
○山田副委員長
今 、御説明あったとおり、この流 れに乗 ってい
けれ ば かなり事業 的 にはいいなと 思 うのですけれ
ども、事業自体、これを 見 ますと製 造 業が多いの
ですけれども、その他の事業とか、 例 え ばサ ー ビ
ス業とか、あるいは建設業とか、そういった 流れ
でできるような取り組みになっているのかどう
辺がちょっとわからないのですけれど
も、 生 産物、特に 食 品加工等に中 心 を 置 いている
のか、あるいはそうではないのか、その 辺 どうな
か、その
のでしょうか。
○嶋田商工労働課長
これまでの支援している事業につきましては、
生 産加工品というと
ころが 主 になっているというか、 目立 っていると
こ ろ な の で す け れ ど も 、 中 に は 機械類 、 そ ば粉
100%でそ ば を 打 つ 機械 とか、そういったものも
ありますし、あとは トラック の 荷台 の後ろの 荷 ど
めといいますか、それを自 動的 に 操作 できるよう
な 装置 の開発とかといったようなものもございま
どちらかというとそういった
す。
○山田副委員長
今 の御説明でわ かりました。
食 品と限らず、 機械製品やそういうところも過
去にはあると。今 後につきましてなのですけれど
も、 スタ ー トアップ 事業の中に起業 化 の ア イ デア
プラン と か と あ る の で す け れ ど も 、 こ の 辺 が
ちょっと 個 別に入っていきますと わ かりづらいと
ころがあるのですけれども、起業 化 の ア イ デア・
プラン というのは業 種にとら わ れずやれるような
プラン なのかなと 思 うのですけれども、その 辺、
ちょっと 詳 しく 教 えてほしいのですけれども。
○嶋田商工労働課長
こちらのほうの ア イ デア・プラン と申しますの
は、 具 体 的 な最終 的 な商品とか、製品のイ メ ージ
がまだでき 上 がる前のこんなものがあったらいい
のではないかとか、そういったような本当の最初
の段階からこの制度は支援するというような部分
でございます。
○山田副委員長
まず 今 の 話 で わ かったのですけれども、事業 化
する 上 で ア イ デア を出すときは 相談 には行くので
すけれども、そのときなかなかこれが 採用 される
のかどうか わ からない ケ ー ス 、よくあるのは 既存
- 26 -
にある商品とか、そういったもののちょっとした
夫 程度では対象にならないのかなと 思ったりす
る 場合 があるのですけれども、その 辺 の加 減 とい
うのは、審査の 上 ではどのようにやられているの
かなと 思 うのですけれども、利 用 しやすいのか、
しづらいのか、その 辺 が わ からないのですけれど
工
も。
○嶋田商工労働課長
市といたしましては、その新製品等の
掘 り起こ
べ く進めていきたいという考えのもとで
進めておりまして、事 務局レベル の段階でこの商
品をはだめとかいいとかというような 判断 をする
ものではなくて、中 小 企業 振興促 進審議会という
組 織 が委員会がございますので、そちらの委員の
方にもお諮 りして、 皆さんの 意見をいただきなが
しをなる
ら決めていくということになっております。
○山田副委員長
今 のお話 で 一応わ かったのですけれども、そこ
で新製品創出事業 補 助 金 なのですけれども、ここ
まで第 二 段階に 来 た段階で、過 去 の事業を支援す
る 中 で 、 今回 、 じ ゃ が い も よ う か ん と い う 形 で
なっていますけれども、過 去 にやはりいろいろ 上
がってきたと 思 うのですけれども、それが 今 、網
走で 有 名になっているといったらおかしいのです
けれども、 有 名にならないまでも商品 化 されてい
る ぞ というものはあるのでしょうか。
○嶋田商工労働課長
こちらの新製品創出支援事業ででき 上 がった商
品につきましては、す べ てではないのですけれど
も新製品等 プロ モー ション 支援事業で テレビCM
などで 放送 されるような商品もございます。
そういった中には、最近でいきますと ホタテ の
貝殻 を 使った 洗浄剤 とか、あとは野菜 のお 菓子、
菜根糖 、あとはお 魚 のすり身 を利用 したお 魚ドー
ナツ 、あと 土 産用 のガラス製品といったようなも
のもございまして、そういった プロ モー ション 、
CM に 乗せることによっての 引 き合 いとかという
のも、大 変 、 反響 があるという ふ うに 聞 いており
ます。
○山田副委員長
いい製品もあるというようなことであります。
CMに 乗 せる
というところまでいければいいなというふうに
思っています。
こういう事業というのは、いつも製品製 造 を行
これを認知するためにはやはり、
うものにとっては非常に
コスト がかかることや心
配いろいろあります。ですから、この事業が周知
されて、みんなが 使 えるような 形 にしていくとい
うような 今 後の取り組みもお願いするというとこ
ろでございます。
ヒット すると相 当なものです。 ヒッ
トすると、網走で 売 るだけではなく、よそに 向け
て 売 る ケ ー ス があって、ある網走の商品が網走で
はなくて日本全 国 に 向 けてという取り組みをやっ
ている会 社 もあります。そのようになるような 形
でこれも事業を進めていただきたいという ふ うに
思います。
一応 、この 辺については終 わ りますが、次の質
問に 移 ります。
次のページの57ページなのですけれども、中 小
企業 人材育 成 補 助 金 というのがあるのです。これ
は、中 小 企業大 学校 に 研修 を 受講 すると出る事業
でございます。この事業に 関 しては、商工会議所
もやっています。それから、網走 信金 もやってい
新しい商品
ます。
容 というのが、かなりいいもので、この
事業を 受 けることによって会 社 の スキルアップ と
か、あるいは 意識改革 があって、会 社 の レベル が
上がっていくというような取り組みだと思いま
この内
す。
今回 の決算の中を 見て 約半分 ぐ らい
の決算だという ふ うに 思 っております。この 講習
会というか、 研修 会のときには 個人 というか、 小
さな企業といったらおかしいですけれども 人 数が
少ないところはなかなか行きづらいという 話 には
なっているのですけれども、行くことによって 異
業 種 交 流 とか、あるいはお 客 さんができるという
可能性 もある事業でとてもいいという ふうに 思っ
ところが、
ています。
恐 らく1 回利 用 した会 社は
何 回 か行っているけれども、新 規 の 方 はなかなか
来られないと 思うのですけれども、 昨 年の実績で
は新 規 の会 社 があったり、あるいは 繰 り 返 しの会
社もあると 思 うのですけれども、どのような利用
形態 に、状況になっているでしょうか。
○嶋田商工労働課長
平成23年度につきましては、この制度を利 用 し
たのは10件でございまして、そのうち会 社 の数で
いきますと4 社 でございます。
今 、 手元 にその前の資料がございませんので、
- 27 -
それで、この事業は
ちょっと新
規 についてはちょっと把握 、今 、お答
えすることができません。
○山田副委員長
多分、 繰 り 返 し利 用 している企業が多いと 思 う
のです。ですから、できるだけ新 規 を ふ やしてい
ただいて、 例 え ば折 りをもって企業周りまでは 必
要かどうか わ かりませんけれども、事業者と会う
ような 機 会があったら、この支援を利 用 できる体
制にしていただけれ ば いいかなという ふ うに 思 い
ます。
恐 らく、これを利 用するところが企業には 負担
がかからない、そういう 補 助 金 制度をつくれ ば 、
そしていろいろな スキル を アップ できるという 形
ですので、 ぜひ この 辺 も進めていただけるように
思います。
ここまでは終 わ るのですけれども、もう 一 つ大
曲湖畔園地関係、67ページに 植樹祭 実 施事業とあ
るのですけれども、これは当 然 いいのですけれど
も、 去 年、市 民 を交えて開 催 がある 5 月15日に 植
樹に行ったのですけれども、 私 も、 皆 さんも行か
れたと 思 うのですけれども、このときに 植林 した
場所が 湿地 のようなところで、たまたま前の日、
雨降 ったのだろうと 思うけども、湿地 のあそこで
水はけが 悪 いと、そこに 木 を3本 植 えたのですけ
れども、あの 湿地 の中に 植林 するということは 木
にとってはどうなのかと、また次の年も 枯 れてし
まって 植林 するようなことはないのかなという 危
惧をしているのですけれどもいかがなものでしょ
うか。
○川合農政課長
ことしは 5 月に実 施 しましたが、前日の大 雪 も
ありまして、かなり 湿地 というか、水が 浮 いた状
態になっておりまして、これはあそこの場 所で今
でも 木 のほうは 植 えて 育 っているということもあ
りまして、また 植樹祭 で 植栽 した後にも管理、 下
刈りをしておりまして、 今後も管理をしていきた
いと考えております。
○山田副委員長
今 ほど言 ったのは、湿地なもので 心配だったの
で 結 果を 聞 いた わ けであります。
次に決算書235ページ、あ ば しり 七福神 まつり
補助 金 とオホ ーツク屋台村補 助 金というのがある
のですけれども、このイ ベント に対する 補 助 金 の
成果ということで、その 補 助 金 というのは 恐 らく
地方 自 治法 第232 条 の2で、 普通地方公共団 体は
公 益上必要がある場合において 寄附、または
補助できると、そういうところからす べてそうな
のですけれども、やられている 形 なのですけれど
も、何年かやられていますけれども、この 辺 はほ
かの観光 客 の入りとか、あるいは網走市 民 のみし
か利 用 していないようなこととか、いろいろ成果
があると 思 うのですけれども、この 辺 は 今 後の取
り組みも 含 めていかがなものでしょうか。
○嶋田商工労働課長
あ ば しり 七福神 まつりにつきましては、平成24
年度で1 9回目 を 迎 えた わ けですけれども、当初、
まちなかに 人 を 呼 び 込 むということが 目的 で、ど
ちらかというと市 民 を対象にしたイ ベント として
始まったところでございます。
ですが、最近、全 国 から 味覚 市等などのイ ベン
トの内容も充実してまいりまして、近年は周辺
の、近 隣 の市や 町 からも 来場 者があるというよう
なことで、特にことしは 来場 者数が前年 比 7,000
人 多く3万7,000 人 の入り 込 みがあったというこ
とで、網走のみならず近 隣 の 地域 、または観光 客
に対しましても 好評 を 得 ているところでございま
その
す。
オホ ーツク屋台村 につきましても、こちらは流
氷まつりの 期 間と 合わせた時 期 に開 催 しておりま
して、こちらは 流氷 観光に 訪 れている 方 をまちな
かのほうに 呼 び 込 んで、商 店街 や 夜 の 飲食店 のほ
う へ誘導 しようということでの取り組んでいる事
業でございまして、こちらのほうも道内からも、
札幌 あたりからもお 客さんが 来 ているということ
で、こちらも市 民 のみならず、観光 客 の入り 込 み
があるというイ ベント でございます。
○山田副委員長
今 の取り組みで非常に 効果が 上がっていると、
長い 期 間はそういうことをやるとだんだん 効 果が
上がるというのが わ かります。
19 年、これはあ ば しり 七福神 まつりですと1 9回
目ということで、当初の 思惑 から大きく広がって
いったという ふ うなお 話 しがありました。
ただ 一 つは マンネリ化 をしているのではないか
という 方 もいるのですけれども、 今 後の取り組み
は市でやる べ きものではありませんけれども、そ
ういうお 祭 りに対する市として 補 助する 上 で新し
い取り組みを 提案 していくというようなことはあ
るのでしょうか。
○嶋田商工労働課長
- 28 -
七福神まつりにつきましては、商 店街のほうの
方が メ ーン になって実行委員会をつくって実 施し
ているということでございまして、ことしの1 9回
目の 七福神 まつりを 見る限りでは、 今 までに 比べ
て ステ ージイ ベント なんかもかなり 充 実して、 ス
テージでは 絶 え間なく何かやっているというよう
な状況で、 絶 えず ステ ージ前にもお 客 さんが 滞留
していたというようなことで、イ ベント の中 身 と
しては 毎 年、年 々充 実していっているような 印 象
を 受 けております。
また、出 店 されている 食べ 物とかお 土 産とか、
そういった商品のを実 演販売 等につきましても、
街区 に テント が並 び 切れない ぐ らい 張 りついてい
る状況で、こちらについてはもうこれ 以上 、 充 実
させるのは大 変 かなというようなところまできて
いるのかなという ふ うに考えておりまして、 今 の
ところ市としてこうしたらいいとかというような
助
言 というのは考えては、今 のところは思 い 浮か
びません。
○山田副委員長
今 のお話 のとおり、この部分は補 助して 民 間活
力でやってくださいというものでありますので、
当 然 そうだと 思 います。
ですから、 長 い支援というのですか、そういう
ことを 今 後もお願いして、もっともっと発 展 でき
ることを 希望 いたします。
あと 一 つなのですけれども、237ページであり
ます。観光に関することなのですけれども、一
応、網走市と観光協会は 一体のような 感じで事業
展開をしているわ けでございますが、そういう補
助金を出している上で観光協会を市から見た状
況、い わゆ る 達 成状況を 見 てどのように 評価 され
ているのかなという ふ うに 思 うのですけれども、
いかがでしょうか。
○田口観光課長
観光協会ですけれども、
今 の事務局長になって
積極的 な事業の取り組みを行っているという
ふうに 思っております。
しかし、これはいろいろなところから 指摘 され
ている部分があるのですけれども、 私 どもとか商
工 会 議 所 と か 、 そ し て 観 光 協 会 と か の 連携 が 若
干、 希薄になっているのではないかなという 指摘
も 受 けているのは事実でございまして、その 辺 に
ついては 我々 も 積極的 にかか わ り 方 を考えていき
たいという ふ うには 思 っております。
から
- 2
○山田副委員長
今 、 お 話 が あ っ た よ う に 我々 も 知 っ て い ま す
し 、 僕 も 観 光 協 会 の 一 員 な の で も っ と 一枚岩 に
なってほしいなという気 持 ちがあります。
やはり、中間 的 な 立場 といえ ば 網走市でありま
すので、そこら 辺 をうまく 連携 いただきまして、
網走の観光がもっとよりよくなるようにお願いし
たいという
ふ うに 思 います。
私 の質問は、この程度で終 わ らせていただきま
す。
○渡部委員長
ここで、 暫 時 休憩 をいたします。
午後2時05分
休憩
午後2時15分
再開
○渡部委員長
休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。
質疑を 続 行いたします。
近 藤 委員。
○近藤委員
それでは 私 からは 天都山 周 辺花園 管理 育 成事業
についてから 順 次、 伺 っていきたいと 思 います。
成果報告書68ページの部分でありますが、決算
ふうに理解
をしたいところなのですけれども、市 民手 づくり
の 花畑 をつくって観光 地 にしていこうという取り
組みそのものは非常にやり始めた当時は先進的
で、すっかり網走観光の名所としても定 着 しつつ
あるという ふ うに 私 は認 識 しているのですが、 一
方で ボランティア として 参加をされている 方々、
今回 平成23年度については 41 団 体、800名という
ふうに書かれておりますが、当 然、 ボランティア
で や っ て い た だ い て い る わ け で す か ら 、 簡単 に
言ってしまえ ば疲 れてきたと、なかなかメンバー
を 維持 す る の は 大 変 だ と い う と こ ろ で 、 ボラン
ティア の維持 が難 しくなってきている 側面 がある
額につきましては、そうですかという
のかないのか。
一つ、 ボランティアさんの中で 意見
を 聴 取する 機 会、 担 当 課 としてはあるかと 思 うの
ですけれども、その ボランティア さんからこのは
なてんとについてどういう 意見 が出ているのかと
いうを明らかにしていただきたいと 思 います。
○田口観光課長
まず最初に、はなてんとにおける 参 加 団 体、 ボ
ランティア ですね 、 維持 が難 しいのか 難しくない
そしてもう
9-
話で 伺 いますが、基本 的 にはやはり
ボランティア というのは多少 、 苦痛 といったらお
かしいかもしれませんけれども、 労力 を 使 う わ け
ですから、その 人 の時間を 使 う わ けですから、 若
干なりともやはりその人 にとっていろいろな支障
があるという ふ うには 思 っております。
のかというお
そのような状況の中で、はなてんと、平成15年
今 の協議会をつくりまして、16年から 宿根草
を 植 える 形 をとっているのですけれども、だんだ
ん 面積 が大きく広 げ ていった状況もありまして、
各 団 体 に 負担 が 大 き く な っ て き た の は 事 実 だ と
思っております。
そのような状況を 私 どもは 掌握 しているような
状況もございまして、 皆 さんが大 変 になってきて
いる、組 織 を 維持 するのが大 変 だよという 声 も 聞
かれるようになってきましたので、 若干 、 以 前は
少しでも花 を多く 植 えるために多くの 面積 を 使っ
て 花植 えをするなどをしていたのですけれども、
少しでも負担 を軽減 させるような方法 をとりたい
ということで、 側面 とか、 一番下 の部分とかは 宿
根草 を 植えたりしたりして、 皆 さんの 負担 を 軽減
させるような 方向 で何とか組 織 の 維持 を 図 ってい
きたいという ふ うに努めているところでございま
から
す。
意見を 聞 ける状態 があるのかというこ
とですけれども、協議会を 先 ほど 言 いましたとお
り平成15年につくりまして、その 運営 協議会を 毎
年3 回 ほど開いております。その中で、 皆様 に 意
見を出していただいているのですけれども、この
はなてんとの協議会は 皆 さん、 結構 、 積極的 です
し、 責任感 を 持 ってやってくれるので、その会議
も部 屋 に入り 切 れない ぐ らい、 私 どもが予 想 して
いる 以上 に 来 たりしている、非常にいい協議会に
なっていて、その中でも 意見 をかなり 積極的 に出
していただいていると、その 意見 をなる べ く 私 ど
もも次年度に 反映 できるように努めてやっている
それから
ような状況にございます。
○近藤委員
ボランティアとしてかかわ りやすい 形をつくり
上げ ていくという部分では心 を 砕いていただきた
いということと、あともう 一 つは 意見 を 聞 く 機 会
で、どういう 意見 が出ているかという部分でお 伺
いしたかったのは、 要 は 今 、はなてんとに 植 えて
いる 花 の 種類 が ボランティア のやっている 側 から
見てどういう ふうに 受けとめられているのかとい
意見 としてどういう ふ うに出ているかと
いうのを 聞 きたかったのです。
というのも、 今 、 北海 道内、各 地花 観光が 盛 ん
で、いろいろなところに 花畑 をつくるという取り
組みが広がってきています。そのときに、大体 目
にする 花 というのが、まさにその 今 、はなてんと
で 植 えられているような 種類 の 花々 であるという
うことを
ことであります。
そうなってくると、やはりほかの
花畑との 差別
化がだんだん 難しくなってきてくるので、やはり
花についても 今ぐ らいの 花が本当に、 今まではよ
かったのかもしれないですが、これからはどうし
少し考えていかなければ
いけない 局面 が 来 ているのではないかなという ふ
うに 私 自 身 は 思 っているのですけれども、そのあ
ていくのかという部分で
たりはいかがでしょうか。
○田口観光課長
平成15年にこの協議会をつくりまして、当時は
宿根草 、マ ーガレットとか、 コスモ ス とか、そう
いう 花 であそこの 花園 をつくろうということをし
たり、実 際 、平成15年はそれでやったのですけれ
ども、 余 りの 雑草 の多さに大 変 だということで、
これは協議会の中から 意見 が出て 一 年 草 にかえた
というような経 緯 がございます。
その経緯がそのまま引き継いできまして、現
在、その花 になっている わけですけれども、 今の
ところ、 花 をかえてほしいという 意見 は出ていな
くて、 模様 、 植 え 方 をどうしたらいいかとか、 字
をつくってみたらいいのではないかとか、そうい
意見 がたくさん出ております。
それは、協議会の中でいろいろと 検討 して、 結
果としてできないという状況で 続 いている わ けで
す け れ ど も 、 た だ 花 を ふ や し た い と い う 意向 は
我々 も 持っておりまして、ずっとマリ ーゴ ー ルド
と サルビア で 植栽 を 続 けてきたのですけれども、
昨年度から 系統を加えて、ことしも 赤 のほかにオ
レン ジの系統 とかもやってみましたけれども、花
を 少 しずつ ふ やしていますし、 フラワ ー マスタ ー
さんの 好意 もありまして、いろいろなペ チュニア
とか、そういう 花 も 植 えていただいているという
うような
ような状況にございます。
今 のところ、新たに花 をかえてほしいという積
極的 な 意見 はないです。
○近藤委員
ボランティアさんの中ではそういう議論 が出て
- 30 -
いると。
花 をきれいに見 せるためには、僕 も 詳しい わけ
ではないのですが、 花 をやっている 人 たちに 伺 う
と、 緑 色、 葉 っ ぱ の部分の 存在 も 必要 で、それが
あることで 花 の色が 引 き 立 つというような バラン
スがあるらしいのです。
実 際 に 富良野 の ファ ー ム富 田さんなんかも、も
ともとは ラベンダ ー 一 色の 花畑 を 整備 したりとか
していたところなのですが、今は色とりどりの
花々 の間で、 例え ば 大麦 を植 えて緑 色のアクセン
トをつけるとか、そういう取り組みをやっている
ところもあるのです。
ですので、はなてんとについてもやはり
来た方
へのイ ンパクトがあるような 形 の見 せ 方を常日ご
ろから考えていっていただきたいという ふ うに 思
います。
○田口観光課長
協議会の中でそのようなことについても
て、協議会の中で実
提案し
際にお話 をしてみたいという
ふうには思 います。
○近藤委員
はなてんとに 関係 にして、はなてんとだけでは
なくて、これは 一 つの御 提案 なのですけれども、
天都山エリア に集積 している観光地 、その 流氷館
の建てかえもあるということで、どういう ふ うに
集客 するかとか、いろいろな議 論が 今 、起きてい
る わ けなのですけれども、そのはなてんと、それ
か ら 流氷館 、 博 物 館 網 走 監獄 、 北方民族博 物 館
等 々 のさまざまな 施 設で 横 の 連携 をとって情報交
換をするような テ ー ブル が 必要 な時 期 に 来 ている
のではないのかなと 思 うのですけれども、そうい
う取り組みは市として 今 までやったことがあるの
でしょうか、そういった 恒 常 的 に 意見 交換できる
ような 場 があるのでしょうか。
○田口観光課長
今 まではそのような取り組みを行った経 緯 はな
いと 思 います。
○近藤委員
流氷館建てかえも 含めて、これから 天都山 をエ
リア として 売 っていくということが 必要になって
くると 思 うのですけれども、その 際 、やはり 個々
の 施 設が 勝手 に ば ら ば らにやっていては 意味 がな
いと 私 は 思 っていまして、やはり情報交換ができ
る テ ー ブル 、つまり 例 え ば天都山 利 活用推 進協議
会ようなものがあるといいなという ふ うに 思 うの
ですが、このあたりを
○田口観光課長
伺 います。
今のところないの
ですけれども、市 民 の 意見 を 今 後、 聞 いていろい
ろやっていくという中で、市 民 だけでなく周りの
関係団 体ともうまく 連携 をとった話 し 合いができ
る 場 を 持 っていくような 方向 を 検討 してみたいと
思います。
○近藤委員
その中でいろいろと 検討 していっていただきた
いと 思 います。
そのような協議会については
最後にもう1点、決算書の235ページにありま
振興費 の企業情報 保護意向調 査事業、65万
7,300円というのがあるのですが、これは 東 日本
大 震災 の後に 災害 が 節電 による 突 発 的 な 停電 など
の リスク を 回避 するために デ ー タセンタ ーなどを
網走に 移動 させる 意向 を 首都圏 の企業が 持 ってい
るかどうかという 調 査だと 思 うのですけれども、
この 調 査の 結 果がどういう 結 果だったのかという
ことと、それをどういう ふ うに 今 後、 生 かしてい
こうとしているのかという部分をお 聞 かせ願いた
いと 思 います。
○嶋田商工労働課長
今 、委員からお 話 があったように、この事業は
大 震災 後の企業が デ ー タ の バックアップ 等の 危機
す商工
管理に対してどのように考えていくかということ
調 査したものでございまして、これは電話 によ
る 調 査 、 アンケ ー ト で ご ざ い ま し た け れ ど も
5,000 件 に か け た 中 で 、 回答 が 得 ら れ た 件 数 が
を
3,855件でありました。
デ ータ の バッ
クアップ機能 の候補地として網走を 検討できるか
といったような設問に対しては 「 はい 」 と 答 えの
が 42件という デ ー タ がございました。
こういった 調 査 結 果を 受 けまして、 首都圏 にあ
る 電 気 メ ー カ ーのほうと 意見 交換といいますか、
情報 収集 をしたところによりますと、そういった
バックデー タ の設 備 を整備するにはまず幾 つかの
課題がございまして、まず耐震化に 備 えた設 備で
あること、 災害 などでの 危機 管理体制の 整備 、ま
た事 故 の 際 の 迅 速な対 応 といったような 課 題がご
ざいまして、この メ ー カ ーとお 話 しした中では自
治体がやるというよりも、民 間の専門機関 がこう
いったことをやるのが 望 ましいのではないかとい
うような 意見 をいただいたところでございます。
- 31 -
そのうち、設問の中でそういった
○近藤委員
今 、その 意見をいただいて現 在、どうなってい
るのですか。
意見 を い た だ き ま し た 、 「 は い 、 わ か り ま し
た 」 でとまっているという状 態 なのでしょうか。
それとも、 先 ほど 42 社 が網走の進出を 検討 してい
るという ふ うに 回答 されたという御 答弁 がありま
したけれども、その 辺 、 4 2社 に何らかの アプロ ー
チを 継続しているということなのでしょうか。
○嶋田商工労働課長
先 ほど申し 上げ ました 42件につきましては、網
走を 候補地 として考えられるかどうかということ
で、 候補地 の 一 つとして考えてもいいという 回答
でございますので、 具 体 的 に網走 へ 進出というよ
うなことではございませんでした。
在 の状況ですけれども、そういったことで具
体 的 に 誘致活動 等の取り組みは、 今 は行っていな
現
い状況であります。
○近藤委員
確 認します。ある 東京 の企業さんから、それは
民間 ベ ース でやったほうがいいのではないのとい
う アドバ イ ス を 受 けて、これは自 治 体では 難 しい
なという 判断 をしてとめたということでよろしい
ですのですか。全体の状況、 今 の 答弁 では。
○三島経済部長
当初は 震災 後です ね 、 バックアップデ ー タ 、 都
心を中 心としたバックアップデ ータ が2カ 所 目の
候補 としてほかの 地域に 移していくといったよう
な 流 れがあったということから、 北海 道もその 候
補の 一 つであるということから、実 際 に都心 の企
業が網走で考えられるのかどうかということで ア
ンケ ー ト調 査を行ったところでございまして、当
初はどの程度の 機能 を 持 った デ ー タセンタ ーであ
れ ば可能 なのかですとか、どういった 課 題がある
のかといったようなことをまず 把握 をしないと取
り組めないということもあったのですけれども、
東京 の 実 際 に バックアップデ ー タ と し て
やっている企業を 訪 問して、いろいろな 意見 を交
換させていただいて、さまざまな 課 題が 浮 き 彫 り
それで
になったと。
治 体としてそれをやっていくということは非
常に 難 しいということで、どこか、できれ ば地元
の企業でそういったようなやれるところがあれ ば
ということも 検討 はしたのですけれども、なかな
か進まない状況で、この事業を行ったことが 今 現
自
在、 完 全にやめてしまいますということではなく
て、 バックアップデ ー タ というのは 今 もいろいろ
なところで 動 いている わ けですから、網走もその
候補地 の一 つとして何らかの 形 でこの網走に 持っ
てこれないかということは 探 っている状況であり
ますけれども、 具 体 的 な進 展 はないといったよう
な状況です。
○近藤委員
わ かりました。
42の会社 が 候補 の 一つとしてでも網走の名前が
挙がったという点では、これは 一つの 意義 があっ
たと 思 いますので、これは何らかの 形 でその 誘致
に 結 実をさせていくような取り組みをやっていく
必要 があるだろうという ふうに考えています。
以上 です。
○渡部委員長
全体の状況等
ほかにありませんか。
○渡部委員長
(「 なし」 の 声あり )
以上 で、認定第1号中、経済部、観
光部、農業委員会の所管に 関 する細部質疑を終了
それでは、
いたしました。
理事者入れかえのため、
暫 時 休憩 いたします。
午後2時31分 休憩
午後2時32分
再開
○渡部委員長
休憩 前に 引 き続 き、再開いたします。
認定第1号中、水産港湾部の所管に 関 する細部
質疑に入ります。
栗田委員。
○栗田委員
聞 きしたいのですが、成果等報
告書74 ページ、 沿岸浅海域漁場造 成事業 費 で、こ
の事業、予算自体はこの事業にしてはすごい 少 な
い事業ではあるのですが、非常に近年、 漁場 、特
にこの近 海 のこういう ウニ だとか ナマコ の 漁場 と
いうのが 荒 れているという 話 をお 聞 きしています
し、現状 見 たところいそやけ等の 被害 もかなり出
ているということで、この部分はしっかりと 力 を
入れていかなくてはいけないのだという ふ うに考
1点ちょっとお
えていますが、まずはこの部分で225万円ですか
ら、その
魚礁 を何 個 か入れて、 保育礁 を6基入れ
て、その成果が出ているということなのですが、
今後、この行き先 というのはそういう現況を 押さ
- 32 -
えながら原
か。
課としてはどのように考えています
○河野水産漁港課長
栗田委員のおっしゃるとおり
浅海域 が砂場 とか
荒廃 してきているということもございまして、こ
れは平成22年からやっている事業なのですけれど
昨 年、23年度の事業としてはナマコの 保育礁
だ と か 、 そ れ か ら ウニ だ と か の 移植 と か 、 そ う
も、
いったことをやっております。
将来的には 国の事業もございますので、 今 のと
ころ市の 単独 事業でやっていて、その実 証 を 踏 ま
えそれがある程度、 効 果があるということをつか
めれ ば 、その 国 の 補 助、大 規模 の 沿岸漁 業 整備 の
事業に実 施 していきたいという ふ うに考えており
ます。
○栗田委員
実 証試験 ではないのですけども、 小規模 な 形 で
実 施 をしてみて、 今 後の 方向性 を 見 たいという考
え 方 だということを理 解 いたします。
北海 道網走のウニ というのは 味覚 、 味、品質と
もにの 一 等という部分でいくと、やはり利 尻 、礼
文の大 型の バフンウニにはかな わないのかなと、
市 場価格 だけでいうと、ただ 味 だけでいうとまさ
る と も 劣 ら な い 立派 な も の で す し 、 少量 な が ら
しっかりとした網走の ブランド化 もある 面 では 築
かれているのです。
今 、 釣り キンキ だとかそういう部分が全
面出ていますけれども、網走の本当のその 資源、
内水というか近 海 の 資源 としては非常に大事な 資
源だろうかと 思いますし、これに携わ っている漁
業者の 方 も 今 、 荒廃 している状況というのは非常
に 苦慮 されているということで、何せこの 環境 、
海の 環境というのはいろいろ 私 たちの 生活 も 含め
ていろいろな部分で 影響 があると 思 います。近年
の 温暖化 も多 少 、 影響 しているという ふ うにも 言
われておりますし、大切 なウニ のえさである 昆布
等、 わ かめ等の 資源 が 枯渇 してきているのも現況
もあるのかなという気がしますので、 一 つやはり
ウニ 、網走の ウニ は本当に食べ ておいしいという
ことで、 皆 さんその時 期 だけ限定なされています
けれども、非常にこれからの観光 資源含 めて大 切
な 財 産なのかなという気がします。
そういう 意味 からも、この部分については 国 等
の大 規模 なそういう 政策 につな げ る 可能性 がある
ということをお 聞 きしたので、 ぜひ ともそういう
とかく
方向 でしっかりと対 応していただきたいのと、こ
の部分はやはりきょう、あしたということではな
スパンで、10年 スパンぐらいの話
になってしまうと 思 うのですけれども、 ぜひ とも
この 辺 はしっかりとやっていただきたいと 思 いま
くて、何年もの
す。
ナマコに 関 しては、今 、近年、非常に一般 質問
の質問と 関連 するのですけれども、 二ツ岩地区 と
いうのは 密漁 が多いそうですが、この件について
情報等、原課で押さえているところはあります
か。
○河野水産漁港課長
沿岸 の部分の密漁 につきましては、まだ当 課の
ほうには入ってきておりません。
○栗田委員
これは 警察 等の情報ですけれども、組 織的 な部
分で 深夜 に 密漁 が多発していると、何分にも 密漁
というのは現行 犯逮捕 というのが原 則 なので、 警
察のほうも 逐 次やっている瞬 間に行かなくていけ
ないのですが、組 織的 なもので全部にいろいろと
情報の 伝達人 がいて、 今 、非常に問題 化 している
のは事実だそうです。
ナマコ というのはいろいろな部分で
高価 に取り 引 きされるので、そういう 暴力団関係
者の 格好 の 資源 になっているということなので、
これはやはり網走の 地域 でそういうものが 頻繁 に
行 わ れるというのは 黙 っておけないなということ
なので、 ぜひ ともその 関係 、所 轄 、網走の 場合 は
警察署 になりますけれども、いろいろと情報をと
りながら、そういう 関係 のほうもやはり 少 し気を
使っていただければというふうに思っています
かなりその
が、どうでしょうか。
○河野水産漁港課長
やはり 沿岸資源 が 荒 らされるという、特に 暴力
団の 資金源 になってしまうというのは非常に大変
だという ふ うに 思 いますので、そこら 辺 はやはり
警察 と 協 力 し な が ら 、 漁 協 と 連携 を と り な が ら
しっかりしていかなけれ ば なという ふ うに考えて
おります。
○栗田委員
私 のほうから質問終わ ります。
○渡部委員長
次、 松浦 委員。
○松浦委員
私 のほうからは、網走港整備 特別会計の 関係で
- 33 -
伺 いします。
港湾 用地 の 関係 で 昨 年の4月22日に港湾 用地売
却基 準 額の 改 定というのがなされました。これを
見ると、新港 区及び新港 船だまり地区 の平 米 あた
り そ れ ま で 2 万 1,000円 だ っ た の が 、 1 万 8,9 00
円、それは基 準価格 。特別 価格 としては1,000平
米以上 の購 入者に対する 価格 については、各段階
の割 引 を2%ごとに 上げ る、そして 上 限をこれま
で20%だったのが30%にするというような内 容 に
改定されました。
改 定の理由の中で近隣用地 の 価格下落に 伴 いと
いうことで、 標準価格 と実 勢価格 に 乖離 が 生 じた
ということ、港湾 用地 の 売却促 進を 図 るために 両
地区 の基準価格と特 例価格の 改 定を行うのだと、
こんな ふ うな理由がありました。
平成23年度の 未売却地 は12万7,880平 米 とあり
ます。 改 定前と 改 定後を 比較 しますと、 単純 に計
算すれ ば幾 らの 損 失といいますか、 価格差 が 生 じ
るのか、その 辺 を 単純 計算すれ ば 出てくるように
思うのですが、その 辺は出ておりますか。
○酒井港湾課長
改 定する前は新港 地区 については2万3,000円
と2万1,000円と 二 つの 価格 体 系 を 持 っておりま
お
○酒井港湾課長
企業を 誘致 するというような趣旨でもともと 造
成しているので、できるだけ大きい 画地 で 買 って
い た だ き た い と い う ふ う の が 根底 に は ご ざ い ま
す。ですので、その 買 うお 客様 にとって広い 土地
をお 求 めに当たって、それを 買 いやすくという 形
で考えておりますので、その分は割 引率 を 手厚 く
したという ふ うにしています。
○松浦委員
そうすると、また 先 ほど 言 った 金 額よりも、ま
たこの部分でたくさん 売 れ ば売 るほど、この 格差
というのは出てくるという ふ うに 思 います。
それで、この 昨 年の経済建設委員会の 資料 だと
思うのですが、この中で ①、 ② 、③ 、 ④とありま
して、この ③ のところにちょっと 私 、理 解力 がな
いものですから、よく わ からなかったのですけれ
ども、 土地 利 用 に対する 阻害 度が大きいと認めら
れる 場合 は、大 面積 特 例 を考 慮 した 上 で、 個 別に
評価 することができる。 端的 にいうと、どういう
ことなのかちょっと わ かりやすいように説明して
ください。
○酒井港湾課長
億円前後の 影響 額が出るということ
わゆる 不整形地 というもの
で、 例 え ば同 じ 面積 を 買 っていても 長方形 とか 正
方形 の 土地 というのは非常に 使 い勝手 がいいので
す け れ ど も 、 こ の 同 じ 面積 は 三角形 に な っ て い
る、そういう 形 であれ ば 非常に 使 いづらいという
ことで、この部分についてはさらに 配慮 するとい
う ふ うな理 解 となります。
○松浦委員
これも わ かりました。となると、それまた 価格
の点では当初よりは 相手側 と交 渉 しても 合意 ので
きるような 方向 をとるのだろうという ふ うに 思 い
売 る 側にとってはそれだけ利益が 減 るというこ
とになりますけれども、 買 う 側 にすれ ば安 けれ ば
安いほうがいいというようなことにもなります。
それで、 若干 、気になったのは特 例価格 という
のがありまして、そこで1,000平 米以上 の 場合 、
2%ごとの割 引 、それがこれまでは20%だったの
言葉 は悪 いのですけれども、 相当この間、 安く
してきているという点で、そうなると 例 え ば今 あ
る 未売却地 がこういった 形 で特 例価格 で 相 当数を
売ると、い わゆる 繰上充用金 は 十五 、 六億 円とな
りますが、それは果たして大 丈夫 なのかどうか、
その 辺 の計算も 含 めてこういった 価格 にしたので
米 を 超えると 改 定前の 約倍 近い割
引といいますか、 補 助率 ということはつまり、そ
の分、 安 くするという ふ うに 私 は 受 けとめたので
○酒井港湾課長
先 ほども申し 上げ ましたが1万8,900円の 単価
で す べ て が 売 れ る と 2 4億 円 と い う こ と に な り ま
した。
ね 、ではそれらはす べ て売 れたら 幾 らぐ
らいかということで、 今 の自分の 記憶 なのですけ
れ ど も 、 大 体 28 億 円 ぐ ら い で す 。 現 在 、 1 万
8,900円で 両方一律 で 改 定しましたので、これが
全部 売 れた 場合 となりますと、これは 今 、数 字把
握 しているのが24億 1,500万円、大体それ ぐ らい
おおむ
に考えております。
○松浦委員
おおよそ4
だろうと
思 います。
が30%ということであります。
特に、1万平
すが、そういうことでよろしいですか。
- 3
それについては、い
ます。
しょうか。
す。
4-
べ ての 土地が70%の大面積価格 特 例の 適用に
なるということは、現実にはあり 得 ないと 思 いま
下方修正、利 用状況の下
方修正 をしても今 なおまだ、利 用率 は 半分という
べ て 適用 に な っ た と し て
も、2 4億 円 掛 ける0. 7で計算すると、大体16 億 円
ぐらいになろうかと 思いますが、繰上充用金 を下
回ることはないと考えています。
○松浦委員
私 も計算してみたらそうなりました。
それで、実は平成23年度に1,735平 米 が 売却 さ
れているけれども、その中で1,000平 米以上 の 購
形 で非常に今 さらど
うにもならない わ けですけれども、とにかく 先 ほ
どの 土地売却 の問題も 含 めて、これだけ 価格 を 引
き 下げ るというようなことをしても、こういう状
態の中で簡単 には 売 れない状況にはあると、しか
し 売 らない限りはこの 繰上充用金 に 頼 るというこ
とにしかならない わ けで、そしてそれが 土地 が 売
れない限り 減少 しないということでありますか
ら、これからの取り組みが非常に 重要 になってく
るのだろうという ふ うに 思 いますが、 今 後の 今 年
度も 含 めてどういった 形 でこの 土地 の 売 り 込 みを
しようとしているのか 伺 います。
○酒井港湾課長
土地 の売却 に関 するセ ールス ということで、土
地の 価格を 改 定にしてから、その土地 を買 いたい
というような 打診 といいますか、それが件数とし
て 上 がったことが事実でございまして、 一番 とし
ては 今 、 漁 業 活動 されている、網走で 漁 業 活動 さ
れ て い る 、 あ る い は 漁 業 団 体 、 農 業 の 関係 者 の
方、あとは市内で事業をやっている 方 、そういう
方から問い 合わせが 来るようになりました。
基本 的 には 今 の 小型船 だまりを初めとする 漁 港
区です ね、そちらについては 漁 業者に 売却 すると
いうことをまず 優先 という 形 で、 今 、 長期 で 貸 し
地 し て い る 方 、 そ れ か ら 一 度 で も 問 い 合わ せ が
あったような 方 に 継続 してお 話 をしていく、商港
区の 場合につきましては事業されている方 に 引き
続き 話 をしていったり、またはそういった 方々、
アンテナを 持 っている方々からまた情報を 聞 き出
して、また次の 形 で 折衝 していきたいということ
す
す。
ただ、もしそれがす
入者はいらっしゃいますか。
○酒井港湾課長
昨 年は3件ほど 売 れたのですけれども、その中
で1件、1,000平 米超 える 購 入者が出ました。 約
1,200平 米購 入されました。
○松浦委員
そういう点では 売 りやすくなってきたのだろう
なという ふ うにも 思 います。
いずれにしても、 未売却地 が 売 れない限りはな
かなか特別会計というのは 厳 しさがあるという ふ
うに 思 います。
もう1点、利 用 状況、港湾の利 用 状況について
質問したいのですが、この間、利 用 計 画 について
も何 回 かの 下方修正 をしてきたという ふ うに 思 い
ま す 。 し か し 、 そ れ で も 外貨 は 減少 、 内 貿 も 重
油、あるいは 石油 については 伸 びてはいるのです
が、それ 以外 はほとんど 横ば い、あるいは 減少 と
いう 形 です。
現 在 の利 用 状況についてですけれども、平成23
年度でいえ ば 、 目標 の数 値 から 見 てどんな ふ うな
達成、利用率 になっているのか 伺います。
○酒井港湾課長
今 の港湾計 画、平成21年に 改訂しているのです
けれども、そこでは85万 トン の 目標 を設定してお
ります。
際の 貨 物の取り扱 い 量と
いうのは 4 7万7,000 トン 、これは平成23年の数 字
ですけれども、 約半 分に近い数 字 かなという ふ う
に 思 っております。利 用 状況としては現状、大体
それに対しまして、実
50%前後くらいかなと。
○松浦委員
重要 港湾そのものが、当初から 私ど
もは過大な 投資 だということで 批判 もしてきまし
つまりこの
た。
そういう中にあって、
ことです。
いずれにしても、そういう
です。
ポ ートセー ルスといいますと、
ほかの 町 のほうに出 張 で行った 際 に 関連 する企業
とかにもお 伺 いしますので、そちらのほうからも
また、あ わ せて情報 収集 していきたいなという ふ
それと、あとは
うに考えております。
○松浦委員
積極的 に 売 ら な け れ ば 問 題 は 解 決 し ま せ ん か
ら、ただ、いずれにしてもまだ12万7,000平 米以
上残っているという点では半端 な面積 ではないと
いうことでは、非常に 不安 の 抱 える特別会計だな
という ふ うに 思 っております。
- 35 -
そういう点では、これまでも
ましたけれども、
私ども 反対してき
今回もそういうことになろうか
思 います。
網走港 整備 特別会計については 以上 ですが、最
後に 能 取 漁 港 整備 特別会計について 伺 いますが、
そ の 前 に レ イ クサ イ ドパ ー ク・ の と ろ の 利 用 状
況、ここはほとんどは パ ー クゴルフ の利 用 者が全
体の 90% 以上 ということになるのだろうなという
ふうに 思っているのですが、平成23年度の利 用状
況を 見 ますと、 オ ー トキ ャ ンプ で2,09 8 人 と、そ
れから 備 品等の レンタル料 も 4 0万2,000円という
ことで、それなりの利 用 もあるのかなという ふ う
に 思 っておりますけれども、この 辺 での原 課 とし
ての 評価 といいますか、どのように 見 ているのか
伺いたいと 思 います。
○河野水産漁港課長
松浦 委員のおっしゃるとおり、パ ー クゴルフ場
のほうは非常に利 用率 が近年 上 がってきておりま
す。 昨 年につきましては、御 存 じのとおり 震災 が
ございまして、非常に観光 客 等、そういった 流 れ
がなかったということで、非常に利 用率 が 下回 っ
と
ております。
ただ、近年はことしに入りましてまた、そう
いった部分が
ぶり返してきておりまして、そう
いった部分ではいい状況にはなってきているので
はないかという
○松浦委員
ふ うに考えております。
去 に経 緯 があって、こうい
う 形 になっておりますけれども、 例 え ばパ ー クゴ
ルフ場 でいいますと、ちょっと 意見 が、特にこと
しなんかは暑かった日が多かったので、もう
ちょっと日陰がほしいという声もいただきます
が、そういった 要望 というのはほかから 上 がって
ここはいろいろな過
きていないでしょうか。
○河野水産漁港課長
正式 には、こちらのほうに特に上 がっていませ
んけれども、 人伝 えでそういった広い 土地 なもの
ですから、そういったことも 聞 こえてきていると
きはあります。
○松浦委員
ぜひ 、これらについては新年度予算の中で パー
クゴルフ協会なんかもありますし、 指 定管理者の
方もいると 思 いますから、その 辺、 声 が上 がって
いるかという ふ うに 思 いますので、それらを ぜひ
生かしていただきたいなという ふうに 思います。
伺いします。
メ ガ ソー ラ ーの進出ということで、市有財 産特
別会計に2 億 3,500万円で 売却 になったというこ
とです。つまり、 能 取の特別会計から市 有財 産特
別会計に 隣 の 財布 に 移 ったということではありま
す け れ ど も 、 た だ こ れ は 有償 で 所 管 が え で す か
ら 、 能 取 漁 港 整備 特 別 会 計 だ け を 考 え て み ま す
と、それだけ 赤字 が 減 ったことになりますから、
これはこれで特別会計にとってはいいことだと 思
それで、特別会計についてお
います。
しかし、これはそんなにそんなにあることでは
殊 な例 だという ふうには思
うのですけれども、やはり基本は 売却 、 土地 の 売
却をしなけれ ば問題は解 決しないということであ
りますけれども、そのほかにこの 能 取 漁 港 整備 特
別会計の中で 土地売却 にかか わ って問い 合わ せ等
がこの平成23年度はあったのかどうかお 伺 いしま
ないということで、特
す。
○河野水産漁港課長
平成23年度中には、たしか
正確にはなかったと
思います。
24 年に入りましては、 二 、 三 問い 合わ せがござ
いました。ただ、 同 じ ソ ー ラ ー パネル をつけたい
というような、 場 所を 確 認したいということがご
ざいまして、それでいろいろ 検討 したのですけれ
ども、 メ ー カ ー 側 、 ソ ー ラ ー パネル の メ ー カ ー 側
のほうで 塩害 等がやはり 厳 しいということで、そ
れで 断念 したといったことでございます。
○松浦委員
ああいった 環境 ですから、 海 の水が 直接吹 いて
くるというような状況ですから、なかなか大 変 な
ものだという ふ うには 思 います。
それで、現 在 、この 能 取 漁 港 整備 特別会計にあ
る 未売却地 というのはどのくらいになりますか。
○河野水産漁港課長
約 17万平 米 となっております。
○松浦委員
ここも 土地 の 価格 を 引 き 下げ て 売 りやすくする
というようなことの 措置 がとられておりますけれ
ども、現 在 の 価格 で全部 売 れた 場合 にどの ぐ らい
になるのか、そしてその 結 果として 幾 ら 赤字 が残
る 可能性 があるのか 伺 います。
○河野水産漁港課長
売却 予 定 地 と し て は 17 万 650 平 米 ご ざ い ま し
て、それに 単純 に3,500円を 掛 けますと 5億9,727
- 36 -
万5,000円でございます。
今回 、 赤字 が 約 6 億9,100万円となり
ますが、 差 し 引 きで 土地 を全部 売 ったとしても 約
9,400万円ほどの 赤字 が残るという 単純 計算にな
それで、
ります。
○松浦委員
計算 上 はそれでも、ここまで大分、 縮小 してき
たという点では、この特別会計だけを 見 れ ば改善
されてきたのは間 違 いない。
しかし、 土地 が 民 間の企業に 売 れたからという
も の で は な く て 、 結 果 と し て 一般 会 計 で 買 っ た
り、市 有財 産特別会計で 買 ったりという特 殊 な 例
の中で行 わ れてきたということだろうという ふ う
にも 思 います。
い ず れ に し て も 、 全 部 売 れ て も 6 億9,000 万
円、 5億9,700万何がしということでありますか
ら、まだまだ道のりは遠いということでありま
す。
そういった点では非常に問題を
抱 えて、当時か
私 どもも問題点を 指摘 しながら、そもそもの部
分から問題 提 起をして 反 対をしてきたところであ
りますけれども、この状況は 改善 されてきている
とはいえ、まだまだ問題を 抱 えているということ
ら
であって、これは認定という点にはならないとい
表 明して、 私からの質問を終 わります。
○渡部委員長
山 田委員。
○山田副委員長
74 ページの新 資源・ 新 技術 開発 試験研究 事業と
う考えを
いうのがあるのですけれども、この事業について
余 り 目立 たない事業でありますが、モクズ ガニ
の 資源 に 関 する基 礎調 査とあります。
そこで、これは 昔 、網走には 相 当数、網走の 川
のところに 生息 しておりました。そこで、 今 はほ
とんどいないのですけれども、その カニ の 資源調
査については、 東京 農大でされているという ふ う
は
に書いてあります。
カニ を研究した 結果、 有用魚種に
影響 を 与えるという ふうに結論 が出ているのです
けれども、この 辺 ちょっと 教 えていただきたいと
思います。
○河野水産漁港課長
本事業は 未 利 用資源 の 増殖 対象の 検討 を行うと
いうことで、平成21年から3 カ 年かけまして 東京
農大に委 託 しました。モ クズ ガ ニ の 資源調 査、 生
そこで、この
態等 調 査しております。
1年 目 は 季節的 な 生育 状況の 把握 、2年 目 は 生
殖周 期 及び 食性の 把握、3年 目 は増殖 時における
生態系への 影響、イ ンパクト という 生育研究 を行
いました。
山 田委員のおっしゃるとおり、結 果 的には網走
湖の シ ジミ を 捕食 しているということがわ かりま
して、それを 増殖 するということになりますと、
非常に 有用魚種 に 与 えるイ ンパクト が非常に大き
いということが わ かりましたので、 一応 そこまで
わかったということについて 評価しております。
○山田副委員長
今 の 話で大体わ かるのですけれども、僕 はこの
研究 でいいものであれば今、このカニ が非常に資
源として有効 なものであればふ やして 食品加工等
の原 料 等に 使 うのか、あるいは 輸 出する 方向 にい
けるのかという気 持 ちでいたのですけれども、網
走 川 に 生息 する 魚種 、網走 川 と限らず 有用魚種 に
影響 を 与えるということなのです。
昔 の 話をしてもしようがないのですけれども、
昔はたくさんいて 魚種に 影響 を 与えていたのかな
と考えますと、余り与えていなかったのかなと
思ったりしていたのです。
この 辺 、大 学 の 先生 が 研究 されてこれはだめだ
よ と い う こ と で あ れ ば 、 こ の カニ は 駆 除 対 象 に
なったりするのでしょうか。
○河野水産漁港課長
先 ほど御説明いたしましたように、これを 増殖
して ふ やすということになれ ば 、やはり 影響 が大
きいだろうと。 今 のところ、それほど シ ジ ミ 等に
は 影響 を及 ぼ すほどの 量 は 生息 していないという
ことでとりあえず 駆 除するほどでもないというこ
とでございます。
○山田副委員長
参 考までに、昔 は網走 川にたくさんいたけれど
も、 今 現 在 は 生息地 はどの 辺 なのでしょうか。
○河野水産漁港課長
網走港から網走 川 の 河口 にかけて全 般的 にいる
ようです。
○山田副委員長
今 、 河口側 にいるという、現 在はかなり 少 ない
ので 有用魚種 に 与 える 影響 は 少 ないけれども、ほ
うっておいても何の問題もない ぞ というような段
階です ね 。
それで、ちょっと気になったもので、モ クズ ガ
- 37 -
ニの 将来性 というもの、 私も 個人的 に 思ったもの
で質問をいたしました。
今 のお話 によると将来性がないのかなと
いう ふ うな 感 じで 受 けとめます。
○河野水産漁港課長
モ クズ ガ ニ が全く 将来性 がないということでは
なくて、 今 現 在 の 有用資源 、 シ ジ ミ だとか、 ワカ
サギ 、 シラウオとかございますけれども、ここら
辺の 資源が 減少になってきて、次の 資源を何かつ
くらなけれ ば ならないといったときには、これは
やはり 増殖 対象として 有用魚種 という ふ うにとら
ただ、
えております。
今 はまだそういう状況ではないと。
○山田副委員長
補 足ありがとうございます。なる べ く昔 からい
る 生 物でありますので、 減 らさないというか、こ
のままの状況でまず 様子 を 見 ていただき、 将来的
に 有用 であれ ばふ やしていただきたいという ふ う
に 思 います。
これで 私 の質問を終 わ ります。
○渡部委員長
ただ、
ほかにございませんか。
(「 なし」 の 声あり )
○渡部委員長
それでは 以上 で、認定第1号中、水産港湾部の
所管に 関 する細部質疑を終了いたしました。
ここで、 暫 時 休憩 をいたします。
午後3時08分 休憩
午後3時17分
再開
○渡部委員長
休憩 前に 引 き続 き、再開いたします。
認定第1号中、建設部の所管に 関 する細部質疑
に入ります。
松浦 委員。
○松浦委員
昨 年もそうですけれども、ここ数
年、 豪雨 といいますか、大 雨 、 短期 間に 集 中 的 に
降るという状況が 続 いて、昨 年も平成23年度もそ
れによって 冠 水したり、あるいは道 路 などが水 没
し た り 、 路肩 が 崩 れ た り と 、 そ の よ う な こ と が
あったというふうに思うのですけれども、この
間、ことしも 含 めると 相 当、 豪雨 があって、その
結果としてやはり網走の 地理 的 な状況もあって、
やはりどちらかというと特定の 地域 がそのたびに
まず最初に、
冠水や、あるいは 路肩が決壊 したりと、そのよう
なことが起きているのではないかという ふ うに 思
いますが、その 辺 でこの間の特 徴 なんかについて
どんな ふ うに 把握 しているかお 伺 いしたいと 思 い
ます。
○石川都市開発課長
災害 、よく 被災 を 受ける箇 所ということですけ
れども、やはり道 路 の 地形 に起因しているところ
が大きいと。やはり、 山 、 坂 ありますので、道 路
の 低 い、 高 いがあります。ちょうど 両脇 が 高 くて
地盤 が 低いところですね 、そういうところにどう
しても 舗装 を 伝 って 雨 水、 雨 が 集 中するというこ
とがありますので、そういう 箇 所について 冠 水な
り、 路肩 の 洗掘 が起きやすいという状況が発 生 し
ているという考え 方 です。
○松浦委員
私 、なんか 素人 で 見てもやはり特定のところが
いつも 冠 水したりしているという状況、 今 、 災害
が起きたときには現状 回復 というのが基本になっ
ていまして、だから 結局 、そういう状況を 繰 り 返
すとまた 同 じような大 雨 が 来 ると 同 じような状況
が起きると、こういうことが 繰 り 返 しているとこ
ろもあるのかなという ふ うに 思 います。
そういう点では、やはりそういう特に ひ どいと
ころというのはやはり 抜 本 的 なといいますか、 一
定の 改善 を 図 らない限り、特にこの数年の 短 時間
に 集 中 的 に 雨 が 降 るということを考えたときに、
どうしても 飲 み 込 めないという、そしてく ぼ みに
あるところに 集 中 的 にあって、そしてことしなん
かもそうですけれども、 駒場 や 潮見 やあるいはま
ちなかも 含 めて、 低 いところにとにかく水 没 する
ような状況が起きるということでありますから、
辺 、過 去 の経 験 からいってやはり 場所によっ
ては現状 回復 でなくて、それ 以上 の対 応 をす べ き
ところがあるのではないかという ふ うに 思 うので
すけれども、その辺どのようにお考えでしょう
その
か。
○石川都市開発課長
前 回 の委員会等でも御説明しておりますけれど
も雨水管につきましては一定の基準がありまし
て、その基 準 にのっとってやっていると。また 災
害復旧 事業につきましても、特に公共 の場合 につ
いてはおっしゃったとおり原 形復旧 が原 則 という
ことで、 グレ ー ドアップ する部分については別 途
費ということになるのが現状です。
- 38 -
話 ありましたとおり、集 中 豪雨
の 発 生頻 度 も 大 き く 、 被害 も そ れ な り に 大 き く
なっております。ことし ぐ らいから、よく 被災 を
多く 受 けている 例 え ば 市 外 の 冠 水を 受 ける 場 所、
それから 郊外地 についても 先 ほど 言 った 低目 のよ
りのり 面 の 崩壊 する 場 所につきましては、 今回 の
復旧 で 例え ば ますを大きくする、ますの数を ふや
すというようなことで、再度、ある程度の 量 の 雨
水の 能力アップ といいますか、そういうことが 順
次やっていこうと考えておりますし、実 際 にそう
ただ、最近、お
いうことで進めております。
○松浦委員
的 には平成23年度の
状況を 見 て、い わゆ る平成25年度の予算に 生 かし
ていくという点では、ことしも 含 めその 辺 の対 応
をしていっていただきたいなという ふ うに 思 いま
す。次に 移 ります。
工 種 別 ・ランク 別 工 事 等 発 注 状 況 と い う こ と
で 、 決 算 委 員 会 の 資料 の 中 で 4 0ペ ー ジ に あ り ま
す。それを 見 て 私 なりに 感 じたのは、 例 え ば土木
工事でいうと Bランク だけが 伸 びております。そ
れから建 築 工事 関係 では、 C 、 Dランク が 半減 し
ていると、それから 電 気工事 関係 では Aランク が
半減以下 、 Bランク 、 Cランク が 3 分 の 1 以下
決算委員会ですから、基本
と、こんな状況になっています。管工事はさほど
変化 はありません。
委 託 の 関係 でいいますと、 技術資料 が平成21年
比 でいうと8.5 倍 になっている、それから 測量 で
は2分の1 以下 、 作 業委 託 も2分の1 以下 という
ことで、 不 況が大きく 影響 しているという ふ うに
も 思 うのですが、これらの数 字 を 見 てどのように
判断 しているのか 伺 いたいと 思 います。
○佐藤建設部長
ランク別発 注状況であります、これは発 注 に当
たって工事 金 額ですとか、委 託金 額によって実 施
Aに何 社、 B に何 社 というような格付 けをしてい
るのですけれども、そのときに近年の傾 向 として
Bランクにいく事業がどうしても多いという 場合
は、 Bランク にある程度、業者を多 目 に 格付 けを
するというようなことで 調整 しておりますので、
それは 単 年 単 年です ぐ動 かすかというのはちょっ
と 難 しいのですけれども、ある程度、傾 向 を 押 さ
えてそういった 格付 けなんかで 調整 をしていると
いうような状況になってございます。
○松浦委員
その 辺 の努 力 は わ かるのですけれども、やはり
C、 Dクラス はやはり苦戦しているのかなという
ふうな 印象を 私なりに受 けたものですから、どう
しても 力 の 弱 いといいますか、そういうところが
仕事もなくなってきたというようなこともあっ
て、 厳 しい状況に追い 込 まれているという ふ うに
認 識 しておりますが、その 辺 での建設部としての
考えはどんな ふ うにお考えでしょうか。
○佐藤建設部長
下 の ランク だけではなくて、実は Aランク 、最
高ランクについても 昔から比べ れば相 当低 いとい
うことであります。 今 、工事 量 が 相 当 減 っている
ということでして、発 注 基 準 自体がそういったこ
とで非常に工事が 減少 しているというのと、工事
金額が1件当たりの工事 金額も非常に 小さくなっ
ているということがございまして、そういった部
例 え ば 1,000万円
以上 の工事ですとか、300万円 以上 の工事という
のは、その年度年度でどうしても 動 きがあるとい
うことで、その年度にあ わ せてなかなか 調整 する
金額ははっきりした金 額は言 えませ
んけれども、 例 え ば その Aランク が1 億 円 以上 と
いう基 準 であったものが、近年の傾 向 から 見 て1
億円 以上の工事というのは、 例 えば5 本ぐ らいし
かないというような状況がちょっと 続 いていたも
のですから、発 注金 額自体も全体に 均 等に行き 渡
るようにある程度、 見直 しをしたというのがおと
としに 見直 しをしております。
ですから、ある程度、 私 どもの発 注 できる事業
費全体と、それをどういうような工事に分けて出
すかというような 兼ね合 いを 見 て、ある程度、 D
も 含 めて、全体にある程度、 均 等に行き 渡 るよう
な 配慮 をするということで、発 注金 額の 見直 し、
格付 けに貼 り 付ける業者の数というものを 調整し
得 ないというのと、もう 一 つはそういった近
年の傾 向 から 見 て、 例 え ばBランク 、 土木 の Bラ
ンク が多いのですけれども、そういった部分につ
いては 毎 年、 指 名の 格付 けをする段階で、 例 え ば
○松浦委員
ぜひ 、地元 の建設業者、今 、 一番 大 変な時 期だ
とは 思 います。
そういう中で、最大限 守 れるような状況、 必要
できるという工事がございます。
その年度年度でそういった、
ということができないものですから、こうならざ
るを
- 3
分でちょっと
ながら行っているというような状況です。
9-
ふ うに 思いますので、その 辺、
今後とも取り組みを 強めていただきたいというふ
うに 思 います。
次に市 営住宅 のことで 伺 います。これも決算委
員会の 資料 の中で出ておりますが、平成22年から
24年まで出ておりますけれども、きょうは23年度
の決算ですから、23年度を 見 ますと入 居 状況を 見
ま す と 1 階 層 が 全 体 の 76 .1% と い う ふ う に な っ
て、2階 層 を 見 ると6. 3%など、 8 階 層 まであっ
て、それ 以上 になると 高 額者という ふ うになって
なのだろうという
います。
言 うまでもなく、 公営住宅 は 住宅 に 困窮 してい
る 世帯 で 安価 な 住宅 を 提供 するという ふ うなこと
を 目的 として建てられているという ふ うに認 識 し
ておりますけれども、そのことからいえ ば 1階 層
が全体の76%を 超 えているというのは、 妥 当なこ
とだという ふ うには 思 います。
そこで 伺 いますけれども、それだけ 収 入の 低 い
人 た ち が 多 い と い う こ と は 、 家賃 に つ い て も 結
構、 苦労しているところもあるのかなという ふう
に 思 うのですが、 家賃 の 滞納 状況というのはどん
な ふ うになっていますでしょうか。
○角田建設部参事
家賃 の滞納 につきましては、平成23年度に 調定
が 4, 949 万2,000円となっておりまして、 約 18%の
収納率 と い う こ と に な っ て い ま す 。 未収 額 が
4,059万1,000円となっております。82%の 未収納
率、 収納率 は17.8%。
○松浦建築課長
平成23年度の現年度の 収納率 が 97 .65%です。
滞納繰越分の 収納率 が17.098%と、それからそれ
を 合わ せますと全体の88 . 36%ということになり
ます。
○松浦委員
見 えてきました。
それで、それ ぞ れ 滞納繰 り 越 しのために原 課 と
しても努 力 をしているという ふ うには 思 うのです
けれども、この間、支出といいますか、そのよう
な
位置 づけになって、結 果として退去 してもらう
と い う よ う な こ と が 、 平 成 23年 度 は あ っ た の で
しょうか。あったのであれ
のか。
ば 、どの ぐ らいあった
○角田建設部参事
退去 者につきましては、裁判 で直接 執行された
件数が1件です。もう1件は 裁判 の最中に取り 下
-
げということで、 家賃を 払うということで1件の
方は現 在も入 居されているということです。
○松浦委員
わ かりました。
それで、 高 額者というのは平成23年に1 人 、24
年でいえ ば 2 人 おりますけれども、これはあり 得
ることなのですよ ね 、実は 家族 で 働 いていて、 働
き 手 が ふ えたりすると、 瞬 間 的 に 確 かにそういっ
たことが起き 得 るのです。
ここにある平成23年度の中にある1件というの
は、これはどういう状況の
います。
人 なのか 伺 いたいと思
○松浦建築課長
ちょっと 調べ させていただきたいと 思 います。
時間内に 調べ させていただきます。
○松浦委員
いずれにしても、 高 額の所 得 の 人 については、
瞬間 的 に収 入があった場合は、これは後にその収
入がまた 高 額者でない入 居 に 妥 当な 人 であれ ば 、
そのままいられると 思 うのですけれども、問題は
そのまま 続 けているという ふ うになると、それま
た本 来 の市 営住宅 のあり 方 からすれ ば 、やはり問
題だという ふ うに 思 います。
これは、 機械的 に出ていきなさいという ふ うな
こともなかなかならない。それはやはり、入 居 者
との 相談 交 渉 というのが 必要 になってくるのだろ
うと 思 いますけれども、その 辺 での基本 的 な考え
方を 伺 いたいと思 います。
○松浦建築課長
基本 的 には 今 、 松浦 委員が 言わ れたとおりであ
りまして、 収 入によっては 変動 があると、それか
ら 家族 の状況にも 変動 があるので、 高 額が 続 いて
いる 場合 については出ていただく 作 業になると 思
いますし、 高 額者認定した時点であなたの 場合 こ
ういう 形 になっていますという 形 で本 人 と 面談 な
り、 文 書なり 差 し 上げ て、そういうのをこのまま
いくといられなくなりますという 形 では説明させ
ていただきます。
○松浦委員
基本 的 にそういうことだろうと、やはりまさに
生活 に 困窮 、 住宅 に 困窮 し、 安価な 住宅に 安心し
て 住 めるということを 保障 するのが 公営住宅 の 役
割だろうという ふ うに 思 いますから、その点 ぜひ
心して、毎 年、あるいは定期的 に収 入の申告をす
るという システム になっている わ けですから、こ
40 -
辺 は チェックができるという ふうに 思うもので
すから、その 辺 ではしっかりやっていただきたい
なという ふ うに 思 います。
私 のほうからは 以上です。
○渡部委員長
金兵 委員。
○金兵委員
私 のほうから1点だけ御質問させていただきた
いと 思 います。
成果等報告書の79 ページ、 生活 道 路整備 事業に
ついてなのですけれども、こちらの取り組み内 容
といたしましておおむ ね5戸以上 の 沿 道利 用 者が
いる 未舗装 の 生活 道 路 の 整備 を行いますという事
業なのですけれども、これの 整備 の進 捗 状況はど
の
の程度進んでいますか。
○石川都市開発課長
生活 道路 の 整備 でございますけれども、事業の
内 容 としましては市道 以外 で、 例 え ば民有地 の道
路になっている、い わゆ る公 道になっている部分
の 舗装化 ということでございます。
実はこの事業、平成13年度から実 施 をしており
まして、計 画 対象 路線 で 約 200 カ 所 ぐ らいを13年
度から進めております。
平成23年度 末 ですけれども、205 路線 のうち197
路線 、 率 に し て 85% 程 度 の 整備率 と い う ふ う に
なってございます。
○金兵委員
今 後もまた計 画的 に 整備 はされていく
という ふ うに 思 うのですけれども、100%に 到達
するにのはあとどれ ぐ らいかかるものですか。
○石川都市開発課長
それでは
路 についてというふ うに明 記 されていま
すけれども、 例 え ば おおむ ね5戸以上 という ふ う
になっていますけれども、 戸 数は 少 ないのですけ
れども、 斜面 に 面 しているため 雨 の日には 土砂 が
流出してしまうなんていう道 路 、いろいろな問題
抱えた道路 も出ているというお 話も 聞 くのですけ
れ ど も 、 5戸以上 で は な く て 基 準 の 変更 も 含 め
て、 今 後、 整備 を進めていくという考えについて
お 伺 いいたします。
○石川都市開発課長
実は原 則的 には 5戸以上 というような基 準 で ス
ター ト してございますけれども、途 中、見直 しの
中で 例 え ば5戸未満 でも特別な 要 因、 例 え ば公共
施設がその 奥 にあるですとか、 不特定多数の 通り
抜け道 路になっている箇 所、そういう特別な事情
がある 路線 については基 準 を 満 たさないところも
これまで 見直 しの中で 含 めてやってきているとい
当する道
う現状がございます。
今 後も残った箇 所も進めていくのはもちろんで
すけれども、そのほかにも基 準 に 該 当しないけれ
ども、 先 ほど 言 ったような特別な事情があるとい
う 路線 についてはこの事業で 整備 をしていくとい
うような考え 方 を 持 っております。
○金兵委員
わ かりました。 今 の御 答弁 で理解 をさせていた
だきます。
私 の質問は 以上 です。
○渡部委員長
栗田委員。
○栗田委員
2点、ちょっと質問させていただきます。
字上 はなりますけれども、実は民有地なもので
例え ば不在 の 地主 さんですとか、例 え ばもう実態
がない会 社 の所 有 とか、そういう処理ができない
土地 も中に 含 まれてございます。
ですから、残り15%と申しましても、実質、 5
%程度の残りかなという ふ うな 押 さえ 方 をしてし
営住宅 の取得 事業なのですが、平成23
年度に 潮見 、 駒場 の道 営住宅 を取 得 としたという
ことで、 今 後、新たな予定はないということなの
ですが、これが市 営住宅 に換算される 形 になると
思うのですが、先 ほど市 営住宅 の話 も出ていまし
たが、この道 営住宅 も 含 めて市 営住宅 で現状とし
てまだまだ 需要 があるという ふ うに考えてよろし
費 ついていましたけれども、 今後につき
ましては 二 、 三カ 年程度で残りの 路線 について終
了させたいという ふ うに考えております。
○金兵委員
今 の御答弁 でわ かりました。
それで、 今 後の 方向性 のところに 整備 基 準 に 該
○松浦建築課長
需要 があるかということであれば 、 公募 をする
た び に 倍率 が 2 倍 か ら 3 倍 程 度 に な っ て い る の
で、 需要 があるという 判断 ができるのですが、た
だ23年度において 長寿命化 の計 画 の中で市 営住宅
の管理 戸 数をどうするかと、それは 構造 体の 話 も
85%程度、残り15%程度残っているということ
数
ておりまして、これから平成23年度は3,000万円
程度事業
-
まずは道
いですか。
41 -
将来 の 人口 についてのこともあるも
のですから、最終 的 には現 在 1,744戸 の 住宅 で10
年後には1,550 戸 程度が 望 ましいということで数
字的 には出しております。
それから、全道における 保有戸 数の中では、前
に議会でもお 話 ししておりますけれども、 旧 産 炭
地を 抜 きますと士 別市、網走市という 形で、ずっ
と 上位 のほうに網走市の 保有戸 数も 保有率 も多い
ものですから、その 辺 も 含 めまして 少 し 減 らすと
いうことが 結 果 的 に 減 らさせていただきました。
○栗田委員
将来的には 減らしていくということでしょうけ
れども、現況ではまだまだ 倍率 がそれだけ 高 いと
いう 需要 が、入りたい 希望 者もいっ ぱ いいるとい
うことになろうと 思 います。
非常にいろいろな議 論 の中でもう市 営住宅 の建
てかえというのはほ ぼ 決定している 話 なので、そ
の前 倒 しをして早 期 に 着 工してはどうかという 意
見もあったのも事実ですし、 私 もできるだけ早い
時 期 に、次年度も早い時 期 にそういう計 画 を 遂 行
ありますし、
したほうがいいような気がするのですが、そこで
尋ね をしたいのですが、当市において道 営住宅
とならなくても、 例 え ば 大きな 既 設 官舎 、開発の
官舎 だとかいろいろな団 体の、道で所 有したり、
国に 直轄のものもあるでしょうけれども、そうい
うものが多々あるのですけれども、そのすべて
100%利 用 されているのかなというのもちょっと
見て 歩 くと、かなりいい 場所でいい建物がそのま
ま閉まった状態にあるという現況もあるのです
が、原 課 としてはその 辺 の状況というのは 押 さえ
お
ているのでしょうか。
○松浦建築課長
実数として押さえているという形はありませ
ん。
今 お 話しありましたように開発の 官舎で
すとか、 国 の 機関 が 縮小 しているとか 北海 道のも
のもどんどん 縮小 している 形 の中で 空 き 家 になっ
ているという状況については 把握 しております。
○栗田委員
ただ、
どこが所管する、道が所管しようが、市が所管
しようが
税金 でつくったものには変わ りはない建
思います。
その 有効活用 、もしまだ 使 えるのであれ ば 、市
営住宅 として利用 できるという 検討 も 僕はしてみ
てもいいのかなと、いろいろな 規 制だとかいろい
物だと
-
法的なこともあるでしょうけれども、そこは
おいといて当市にあるものでこれから 先 、 使 う予
定がないと、まだ 寿命的 には 使 える、 手直 しをす
れ ば使 えるというものについて、やはりそんなに
たくさん数ある わ けではないですから、そういう
部分をしっかりと 把握 する 必要性 もあるのではな
ろな
いかと考えるのですけれども、どうでしょうか。
○松浦建築課長
それをどう 活用 するかということで、 今 、 私 ど
も市 営住宅 という 形 で 家賃 ですとか、 国 の 補 助 金
が入る 形 の中で考えております。
そういうものは、その 国 の 補 助体 系 に 乗 らない
というものがほとんどなのです。そういう 形 のも
ので 家賃 の算定 ベ ー ス という ふ うな 形 も 含 めまし
て、現実 的 には 少 し 難 しいかなという ふ うな 判断
をしております。
○栗田委員
難 しいのは最初からわ かっていて質問をしてい
るのです。現況として、多分、 使わ れていないと
いうのは、道のほうもかなり 職 員数も 削 っていま
すし、 振興局 もかなり 削 ってきて、いろいろなこ
とで網走に 在駐 する 方 が 少 なくなっている現実が
あります。
ばいいです
有効に 使わない予定であれ
ばいろいろな 手法 を利用 してその取 得 なり、 譲渡
をしていただいてということも 不可能 ではないの
そういう部分で、当市においていれ
から、その部分でもし
です。
だから、そういうこと
含めてまだ 使 えるもの、
それをではいつまでやっているのだという、いつ
解体の予定だとか、現実に駒場 の道 営住宅 なんか
も 解 体をしてくれましたけれども、いつまでも入
らないものがそのままの状 態 で 置 いてあるという
のも、またいかがなものかなと、その 辺 も 含 めて
当市としての当市にある 公共的 な 住宅施 設につい
てはどういう ふ うに考えるかということを 検討 し
てほしいということなのです。
○大澤副市長
今 お っ し ゃ ら れ た 国 な り 道 が 保有 し て い る 官
舎、利 用していないということは相 当、古 くなっ
ているものが多いのだなという ふ うに 思 っていま
す。
使えるという状態 であれ ば、本 来であれば
用途廃止したら当 該 自治 体に対して 購 入の 意思が
あるかというところから 始 まってくる わ けです。
まだ
42 -
私どもとしてはそれが何らか
の 活用 が 図 られるかどうかというのは内部で 検討
して、まだ 使 えるなという ふ うに 踏 め ば 、それは
購入をしてということはあり 得 るかと 思います。
国 や道の 保有のままで市が 使 うということは、
ちょっと 仕 組み 的 にはあり 得 ないのかなという ふ
うに 思 っていますし、実 態調べ たことはちょっと
余りありませんけれども、恐 らくは 相 当、 古 い建
物で、 逆 にお 荷 物になってしまうなというところ
もあるのではないかという ふ うに 今 の段階ではそ
んな 感 じでございます。
○栗田委員
それはよく わ かっています。もちろん、どこが
所 有 するかによって 変わ ってくるということも 含
めて、そうであれ ば 早 期 に 解 体の 要 請をしたり、
だんだん時間を 置 くに 従 って 危険 度、その周 辺住
民に対するいろいろなことが出てくるので、その
辺は市としてはやはり要 請したり、いろいろな形
をしていく べ きだという ふ うに考えます。これは
要望 、 調査 検討してほしいということをお願いし
そういったときに、
てやめます。
整備 事業、 単独 事業について
お 伺 いをしたいのですが、 昨今 のいろいろな 国 の
補助 金 の関係 もありまして、非常に 苦慮されてい
る部分で予算づけの部分で大 変 な部分だとは 思 う
の で す が 、 近 年 、 特 に 郊外 な の で す が 、 郊外地
域、 車両の大 型化 、 国土 交通省 の増トンの 関係で
積 載 重量 も 相 当 上 が っ て い ま す し 、 痛 み も 激 し
い、まして 砂 利道 舗装化 されていない部分で支 障
を 来 す、 畑 のほうに 砂 利が 飛 んだり、いろいろな
状況もたびたび 言わ れることなのですが、それも
含めてですが、これは本当に道 路工事というのは
単独 で、市 単独で 長 い距離をやるというのはしば
らくの間は難しいのかなという気がするのです
が、 適 時、 少 しずつでも対 策 をしていかないと、
やはり利 用 数が 少 ないから 要 らないとかと 言 いま
すけれども、 砂 利にしておくのか、 簡易舗装 をか
けるかによって、管理 コスト は 逆 に 簡易舗装 をか
けたほうが 安 い 場合 が出てくるのではないかと、
先ほど 来、出ている 災害 に対してもちゃんと道路
整備 をしたほうがいいという部分もあると 思 うの
もう1点、市道の
です。
課 では 陳 情等で各地域 から
上がっていると思 います。それを優先順位 をつけ
ながら、しっかりと対 応 していただいているので
非常にいろいろな原
-
手つかずの部分が
多いという現状もありますし、 住民 の 要望 という
のは日 々増 加しているのも事実なので、その 辺 も
含めてお考え 方を 郊外地域の 舗装に 関 して、 舗装
と い う か 道 路 の 舗装 で す ね 、 舗装化 に つ い て
ちょっとお 伺 いをしたいのですが。
○石川都市開発課長
郊外地域 の道路 の 舗装化ということでございま
すけれども、近年の道 路整備 事業につきましては
予算の制 約 等もございまして、市 街地 の 通学路 で
すとか、 老朽化 した 舗装 のやりかえ等について 集
中 的 にやってきているのが現状となります。
一 部 、 郊外地 も 実 施 は し て い る の で す け れ ど
も、市 街地 に 比べ ると 需要 が 少 ないというような
状況が 続 いております。
おっしゃったとおり、 郊外地 の道 路整備 につき
ましてもたくさん 要望 が 上 がってきている状況が
ございます。それとあ わ せまして、近年の農業 運
搬車両 の大 型化等につきまして、非常に困 ってい
る 路線 もあるという ふ うに御 要望 をたくさん 受 け
ておりますし、そういうことで 例 え ば 農業 車両 が
かなり多く 通 る 場 所ですとか、 スク ー ルバス の 路
線ですとか、そういう箇 所もありますので、 今後
につきましては 郊外地 につきましても、 例 え ば郊
外地 の 路線 というのは長 くて大きなお 金がかかる
ところが多いのですけれども、 例 え ば住宅 の 付 近
のみを 歯抜 けになりますけれども 優先的 に、部分
的にやっていくですとか、いろいろな 方法 を考え
ながら 郊外地 についても 少 しずつ 整備 をしていき
たいという ふ うには考えています。
○栗田委員
そういう 形 で進めていただきたいと、 一 つは 舗
装化 するに当たって、多分、市の基 準 としては規
定の中である程度の 車幅 というのですか、道 路 の
幅も 含 めまして確保 しなくてはいけないというこ
ともあると 思 うのですが、 例 え ば そこの基 準 に 満
たなくても 表面的 な 簡易舗装 で間に 合わ すといっ
たらちょっと 変 な 言 い 方 なのですが、そういう 手
法 と い う の は 曲げ て や る こ と は で き な い も の で
すが、いかんせん何分にもまだ
しょうか。
○石川都市開発課長
郊外地の道 路ということですけれども、 郊外地
の道 路 についてもいろいろと パタ ー ン がありまし
て、 例 え ば昔 、農業の事業等、 置 きかえをして 砂
利の 整備 をしたところ、それから全く 整備 をしな
43 -
例 えば敷 き砂 利程度の場 所等ございまして、
例え ば ある程度の 路盤が入っているところにつき
ま し て は 、 路盤 を 若干整正 を し て 舗装 を か け る
と、ある程度、 安価 に 整備 ができるということも
あるのですけれども、 路盤 が全く入っていない 場
所等につきましては、きちっと 置 きかえをして大
型に 耐 え得 る 路盤 を入れてやらないと、舗装 した
はいいけれども、す ぐ舗装 が 傷 んでしまうという
状況が発 生 しますので、これはやはりきちっと 規
格に 沿 った 改良をしなければ ならないというよう
なものですから、 路盤 が入っていないところにつ
いては 相 当大きなお 金 がかかると、 簡易的 なやり
方、その路盤 の入っていないところについてはで
いで
きないというような考えをしておりますので、や
るからにはきちっと
長持 ちするような 舗装 をしな
ば ならないと 思 っております。
○栗田委員
もちろん 地山 の 上 に 舗装 をしてという 話 をして
いる わ けではなくて、ある程度の 路盤 を 確保 する
のですが、その基 準 、交 差 できるような道 路幅 の
部分というものを、それなりに満たない部分で
あっても、ある程度の 砂 利が入って、しっかりし
た 路盤 ができているものであれ ば 、 快適 なもので
ごまかすといったら 変 です、 我慢 してもらうとい
うものを 一 つの 手法 になるかなと、そうすること
によって多額の 費用 をかけないでできるかなとい
うことと、これは 専門的 なこともございますし、
ち ょ っ と 検討 を し て い た だ け れ ば な と い う こ と
で、非常に 要望 の 強 い部分です。 郊外地域 につい
ては。ただ、 少 ないから、 舗装 になっているに 越
したことはないと 僕 も 思 いますし、 安 全、全部の
面からできるなら ば そういう 環境を 整 えてあ げた
いということで、いろいろなことがあるので 優先
順位 もその他あると 思いますけれども、ぜひ とも
何かのときにしっかりと 把握 しながら進めていた
だけれ ば なと 思 っております。
以上 です。
○松浦建築課長
先 ほどの 高 額所 得 者の件ですが、3 人世帯 で夫
婦共稼ぎで 高 額世帯 の認定になっている方 がござ
けれ
います。
○松浦委員
今 現在 もそういう状況が 続 いていて、
そして状況はどうなっているのか。その 辺わ かり
それで、
ますか。
-
○松浦建築課長
現 在 も 続 いております。
○松浦委員
ということは、まだ 高 額のまま入 居 して、これ
から……
○松浦建築課長
これから、 先 ほど申しましたように 住宅 にいれ
ませんというような 話 をまずさせていただくとい
うことになっております。
○松浦委員
わ かりました。
○渡部委員長
次の質問ございますか。
山 田委員。
○山田副委員長
私 のほうでは1件だけ質問をさせていただきま
す。
78ページの
住宅リフォ ーム資金貸付・保証料補
助事業であります。前にも質問をしたことがある
のですけれども、予算現額が4
算で4
億4,600万円で決
億 1,800万円となっておりますけれども、
そろそろ予算現額に近づいてきているというよう
感 じがしております。
その リフォ ー ムロ ー ン というのは非常に ニ ー ズ
が 高 くて、 恐 らく 今 後の 方向性 に書いてあるとお
り、 今 度は バリアフリ ーとか、いろいろな 方向 で
必要 となる事業だと、そう思 っております。
そこで、この 住宅リフォ ー ム の 今 後の 展 開を 含
めてお知らせいただきたいと 思 います。
○松浦建築課長
平成14 年からやっている制度です。 既 に 462件
程度の利 用 で、 私 どもも 今 後とも 続 けていきたい
な
と考えているところです。
相 当いろいろなものに利 用 でき
るという 形 にはなっております。 一番 最初から 始
まった部分でも、 バリアフリ ーですとか、 断熱改
修ですとか、 門、 塀 まで認めておりますので、ど
う ぞ 御利 用 くださいということで 門戸 を広 げ て
ただ、当初から
やっております。
的には件数が減 っております。 既に
10年 以上 やっている 形 の中で、ある程度の
やれる 方 についてはやられたのだろうなという 形
で、これが現実かなと 思 っております。
○山田副委員長
今 のお話 でしたけれども減 っているのです ね。
ただ、現実
44 -
当初、すごく
人気がありまして、ほとんど 使 って
休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。
認定第1号中、水道部の所管に 関 する細部質疑
いったというところです。
あれから10年たって、
一応 あのころ 借りた 方は
償還が終 わりごろだろうと。そこで10年たつ
と、 恐 らく新 築 にしない限りはさらに、もう1 回
またという ニ ー ズ がこれから出てくる 可能性 が 僕
は 高 いという ふ うに 思 っております。また、あの
ころやった 方 がある程度の 老齢化 で、 今 ここに書
いてありますように バリアフリ ーというような 方
向にも 流れていっている 形があるので、できるだ
もう
けこの制度はなくならようにお願いしたいという
に入ります。
なお、認定第2号の水道事業会計の利益の処分
及び決算につきましては、後ほどの審査となりま
すので、御承知を願います。
ございませんか。
(「 なし」 の 声あり )
○渡部委員長
それでは 以上 で、認定第1号中、水道部の所管
分の細部質疑を終了いたしました。
ことでございます。
方 から 要望があったのです
けれども、前にも 言 ったのですけれども新 築 のほ
うに何か利 用 できる 方法論 がないかということが
やはり 結構 あるのです。
その 応用 という考え 方 はどうでしょうか、 今 後
あるのでしょうか、新 築 のほうには。
○松浦建築課長
2年ほど前、議会の中でも 改築 と書いてあるの
で、それを 読 みかえて新 築 にできないかという質
そして、建設業者の
問もありました。
方 は基本 的には現存 あるも
のについていじるということ、 リフォ ー ム という
ことを前 提 としているので、それについてはでき
ないというお 答 えをしておりますので、それにつ
いてはまず現状の考え 方 でいきたいと 思 っており
それについても考え
ます。
○山田副委員長
今回 は決算なので、新たなことを 言 うこともな
いのですけれども、しかし 将来的 にこれとは別の
制度で、建 築 のほうで 検討 していただけれ ば とい
うことで、 短 いですけれども 私 の質問、 要望 を終
わります。
○渡部委員長
ほか質疑ございませんか。
(「 なし」 の 声あり )
○渡部委員長
以上 で、認定第1号中、建設部の所管に 関 する
細部質疑を終了いたしました。
理事者入れかえのため、
○渡部委員長
暫 時 休憩 いたします。
午後3時59 分 休憩
9
午後4時0 分
再開
-
次に、認定第2号平成23年度網走市水道事業会
計の利益の処分及び決算についてを議題といたし
ます。
既に本会議 上 で提案 説明
は終えておりますが、理事者部 局 から追加説明が
本件につきましては、
ありましたら説明をしていただきます。
○下間水道部長
ございません。
○渡部委員長
それでは早速、認定第2号平成23年度網走市水
道事業会計の利益の処分及び決算についての細部
質疑に入ります。
金兵 委員。
○金兵委員
まず、 先 日 私 もたまたま 歩 いていて 漏 水を発 見
して、早 期 の対 応 をされていたということがあっ
たのですけれども、平成23年度から 私 も議員とし
てやらさせていただいておりますので、最近、そ
漏 水 箇所が ふえているという 印象もありますけ
れども、どのような 印 象を 持 たれているかお 伺 い
の
します。
○佐々木施設課長
ただいまの 漏 水 箇 所の 増 加についての御質問で
ございますが、近年、 配 水管の 漏 水に加えまして
個人 の 給水管、それとメ ータ ー 手前の 止水 栓 、こ
ちらのほうの漏水が非常に多くなってございま
す。 配 水管のほうも 法 定 耐用 年数 40年を経過して
いる部分が全体のまだ4割も残っておりまして、
漏 水のほう、だんだんふ えて、
このまま ふ える予 想 がされると 思わ れます。
○金兵委員
わ かりました。 今 後もまだまだ漏 水が起こる可
能性 があるというようなことだと思 います。
そちらも 踏 まえて、 有収率 についてお 伺 いした
こちらについても
45 -
思 います。
決算審査 意見 書の2 9、30ページ、 資料 10でござ
いますけれども、 有収率 はこれが実 際 に 買 取され
ていくと 老朽 管の 更 新などによる 漏 水 防止 対 策 が
どの程度進んでいるかということが わ かる 目安 に
なるというものなのですけれども、網走市は 有収
率は 90%以上 を目安 に近づけていくという考えが
あったかと 思 いますけれども、 昨 年度、平成22年
度よりも 下 がってしまったということについてど
いと
のようにとらえていらっしゃいますか。
○佐々木施設課長
有収率につきましては、残 念 ながら平成21年度
から22年度にかけて2%程度、 上昇 したものの、
今回 、21年度と同 等という形 で 下がってしまった
という 形 になっております。
有収 水量 につきましては、 有効に 使 っています
無収 水 量も加えまして、 90%を目安 にすると、 北
海道の水道事業のほうで 目安 になっております。
90%を 超えた自治 体につきましては 95%を 目指す
ということになっております。
今 後、老朽 管の 布 設がえを行っておりますが、
年間、 二 、 三キロ という 形 で 今 の状況では 推移 し
ておりますので、 今 後もそのように進めてまいり
ますが、 漏 水については 断 水を 生 じさせないよう
な 形 で特に、 配 水管の 幹線 について予 防的 に 調 査
を実 施 して 漏 水を 生 じさせないような対 策 も 布 設
が え と と も に 強化 し て い か な け れ ば な ら な い と
思っております。
○金兵委員
それでは計 画的 に 9 0% 以上目安 にしながらとい
うことだということで理 解 させていただきます。
続 いて、 給 水収 益 比率 についてなのですけれど
も、これは 料金改 定の 一 つの 目安 として 用 いられ
る 指標 で、50% 以下 が 望 ましいという ふ うに書い
てあるのですけれども、これは 去 年と大きな 変化
はありませんけれども、 今 後、 料金改 定をしない
で済む限 界 はこの数 字 だとどれくらいだという ふ
うに考えていらっしゃいますか。
○下間水道部長
給 水 収益対 総費用 ということです。
○金兵委員
企業 債元 利 償還金 対 給 水 収 益 比率 61. 7%という
ことなのですけれども。
○山崎営業課長
これにつきましては、
毎年の企業 債 の元 利 償還
-
金が 給 水収 益に対する割 合がどうなのかというこ
とを 指標 で 示 してるものでございまして、50% 以
下が 望 ましいという ふうにされております。
現状では、 今 の水道事業の 拡張 に 伴 う企業 債 が
大部分残っておりますので、これに対する 元 利 償
還金 が 平 成 28年 度 ピ ー ク を 迎 え る と い う こ と に
なっております。 給 水 収 益が 減少 しているという
ことがありますが、 比率 としては 今 後、 上昇 して
いくという ふ うに 思わ れております。
今 、現実 的 には23年度61.7%ということで、全
道平 均 が 今 69. 2%ということで、 若干 、 落 ちては
おりますが、この50%に 向 けて 徐々 に 下げ ていき
たいなという ふ うに考えております。
○下間水道部長
今 のお話 で、今 後20年、30年の財政見通 しとい
うものを大 方 とってはあるのですが、 今 後10年後
ぐらいに大体、今 度は5 割近く、ほ ぼ5割程度に
近づくという予 測 は 持 っております。
これが 改 定との 関係 ということになりますと、
例え ば この 指標を 持 って 改定ということではなく
て、やはり 収 支 均衡 を 図 っていくための 改 定とい
うのが 従来 の 手法 でありまして、この 指標 だけで
判断 するのは 難しいのですけれども、ただ60%を
超えているというのは、やはり 高い部 類には入っ
ておりますので、 今 後、企業 債 の残 高 が 落 ちてく
れ ば 、 落 ちても 買 い 手 がないとか、そういうこと
に 直接 はつながらないと 思 います。
○金兵委員
状況は わ かりました。
今 後、先 ほども申しましたけれども、漏 水 箇所
が ふ えてきているとか、計 画的 に 更 新をしていか
なけれ ば ならないという ふ うに 思 いますけれど
も、そのためにやはり 財源 が 必要 になってくるの
ではないかなという ふ うに 思 います。
その 財源確保 の対 策 として、 幾 らでも 料金 の中
に組み入れることも 視野 に入れて 検討 していくと
いうような考えはありますか。
○下間水道部長
導 水管の 更 新、 配 水管もそうですけれども、導
水管に 関 しましてはさきの委員会、議会等でも 今
後10年程度、20年程度のまだ 耐力 なり 持 っている
ということで、 昨 年の 漏 水事 故 の 調 査 検討 委員会
の中でそういう 意見 をいただいておりますので、
基本 的 には 今 後20年程度、平成 四十二 、 三 年をめ
どに 導 水管の 更 新について 今 、内部 的 には 検討 し
46 -
ております。
財源 につきましては、当然 、 料金 の 改定という
こともありますけれども、ただうちの水道の場
合、創設当初から 借 入金 で行ってきているという
のもありますので、 今 、 導 水管 更 新のために 貯金
をしてやるというのはなかなか 急激 な 料金改 定を
生みますし、その 辺 で当 然、企業債 を 使っていく
わけですけれども、後年度に 負担を大きくしない
程度に 先 ほど 言 ったように10年後 ぐ らいには起 債
の 償還率 が 5 割 ぐ らいに 落 ちていますので、その
辺を 目 がけて起債 を 有効 に使 って更 新工事なりを
進めていきたいと 思 っております。
ただ、 料金改 定というのはどうしても 給 水 収 益
が 減 ってきているという状況では 避 けて 通 れない
問題ですので、それはその 都 度、御 相談 をさせて
いただくことなると 思 います。
○金兵委員
以上 です。
○渡部委員長
松浦 委員。
○松浦委員
まず 身 近なところから、水道水のペ ットボトル
での 販売 をしているという ふ うに 思 います。
今 、 私が 持 っているのは古 い 型ですけれども、
今のはまた 斬 新でいいかなというふ うに思 います
が、 今 現 在 、この製 造 が 以 前と 違 うところでして
いるのかなと 思 うのですけれども、この 辺 どう
なっているか 伺 います。
○山崎営業課長
委 託先 についてですが、平成20年度から23年度
までにつきましては、大 空町 の 銀河 というところ
に製 造 委 託 していました。
今 、製造 の 能力 とかコスト 、 コスト を下げ ない
とやはり 単価的 にも 落 ちてきませんので、そうい
うのも 含 めまして事業 展 開していくに当たりくし
て、 今 年度につきましては 札幌 とか 旭川 とか、道
内のペ ットボトル を多く 扱 っている、 恵庭 の ニチ
ロサンパック というところに製 造依頼 をかけてお
ります。
ロット数につきましては1 ロット 、最小ロット
で2万8,800本を製 造 して、 今 、 販売 しておりま
す。
○松浦委員
ットボトル そのものは近間でな
くて 遠 くから、それは 輸送費 も 含 めてもそのほう
そうすると、ペ
-
が
安上 が り だ と 、 こ う い う こ と で よ ろ し い で す
か。
○山崎営業課長
今 までやはり製 造 本数というものが大体、1万
本程度ということで、 単価的 にも100円 ぐ らいか
かっておりました。
販売 に関 しては80円 ぐらいの卸 しでない
となかなか市内に 販売 できないということで、こ
としは ロット 数を 上げ ることによりまして製 造単
価が75円という形 で、税込み75円という形 でかな
り 落 ちたということで、市内を中 心 に 扱 っていた
だける 店舗 を 募集 しているという状況です。
○松浦委員
その 辺 は わ かりました。
次に、企業 債 について 伺 いますけれども、 一覧
表を 見 せていただきましたけれども、まだ平成7
年 以 前の部分というのは4% 台 後 半 、あるいは 安
いところでも3. 7%とか3 . 65%とかという ふ うに
なっておりまして、これをざあっと 合 計すると9
億4,000万円 ぐ らいの 金 額になる わ けですけれど
も、当 然 、 繰上償還 なんかも最 低 限できるように
努 力 はしているのだろうという ふ うに 思 いますけ
れども、この 辺 は 今 後どんな ふ うな 見通 しなので
実質、
しょうか。
○山崎営業課長
繰上償還 の 話 に な っ て い る と 思 い ま す け れ ど
も、 一応 平成1 9年から21年度に 5 % 以上 の 高 利の
部分についてはすべて借かえを終わっておりま
す。現実 的 にいけ ば 、最 高 利のものは平成 元 年の
4.95%というのが最 高利 率でございます。 未償還
額につきましては、 今 、63 億 5,000万円という状
況です。
今 後、借 かえに当たりましては、市内の 金融機
関と交 渉しながら経済情 勢が 不安定な時期 であり
ま す の で 、 残 年 数 が 10年 を 超 え る も の に つ い て
は 、 金 利 変動 が 大 き く な る 予 定 で ご ざ い ま す の
で、 借 り入れ年数を 短縮 するなりの努 力 はしてい
きたいなという ふ うに 思 っております。
○松浦委員
政府系、あるいは 地方公共団 体、 金融機関 とか
という ふ うになっておりまして、そういう点で 今
後の 償還 できるものについてはできるだけ 金 利に
ついても 低 い 形 で 押 さえる部分の努 力 はしてほし
いなという ふ うに 思 います。
あとは 先 ほど 金兵 委員から 有収率 について質問
47 -
わ けですけれども、あえて 伺 いますけれ
ども、つまり 今 現 在 、81 .4%という 率 、これは 一
番 いいのは100%が 一番 いいに決まっているので
すけれども、この ロス というのは基本 的 には 漏 水
がほとんどだという ふ うに 押 さえてよろしいので
があった
しょうか。
○佐々木施設課長
有収率 80%と100%の 差 ですが、全部が 漏 水と
いう わ けではございません。 無収 水 量 と 言わ れて
いるように 配 水管を新 規 に 変 えるときに 洗浄 した
りですとか、水質 悪化防止 のために 排泥 をかけた
りですか、この 辺 、 有効 に 使わ れている 無収 水 量
もございます。
差 し引 いたもの、その分に
ついては 漏 水で処理しているという 形 になってご
ですから、その分を
ざいます。
○松浦委員
老朽化 し て き て い る と い う よ う な こ と も あ っ
て、当 然 のごとく 漏 水というのは考えられる わ け
ですけれども、 地下 にあるものですから、 表 に出
てくるまでには 相 当時間がかかるというのが基本
だという ふ うに 思 いますし、ただ、 検 査をする 機
械もあります。しかし、これもまた 車 の通 ってい
るようなところではもう わ からないから、 都 会あ
たりは 真夜 中にやると、しかしこれも大 変 な 熟練
しないと 簡単 には 聞 き分けられないといった 話 も
聞いております。
網走としては、 今 現 在 その 漏 水が発 見 とかとい
うのは 目 に 見 える 形 はいいのですけれども、 見 え
ないところでの 漏 水を発 見 する 作 業というのはど
んな 形 でやっているのでしょうか。
○佐々木施設課長
漏 水の探 知の仕方 の方法ですが、 音 を聞 いて、
漏 水 音 を 実 際 に 聞 い て 漏 水 箇 所 を 探 知 す る 方法
と、 相関図 といいまして 仕切 り 弁 等に センサ ーを
つけて、その 距離 をはかって、どの 位置 に 漏 水が
あるかという、 相関図 という 方法 がございます。
さらに 昨 年、 仕切 り 弁 に24 時間 センサ ーをつけ
まして 記録 を残して、 漏 水状況を 把握 するという
機械 も新たに 購入してございます。
確 かに夜 中のほうが騒音とか、音 を 聞く 場合に
はないほうが 調 査できるのですけれども、そうい
うずっと24 時間、設 置 して 記録 をとるような部分
については、そういう 昼夜 間を問 わ ず計 測 できま
すので、 今 後そういうのも 活用 して 漏 水 箇 所を特
-
定して
修繕 という 形 で行っていきたいと思 ってお
ります。
○松浦委員
その 辺 よく わ かりました。
これを 見 るとやはり、 相 当、1年間といいます
か、 有収率 が 下 がっていくというようなこともあ
りますから、その 辺 、 今 後とも努 力 をしていただ
きたいなと 思 います。
あと、 用途 別 給 水 量 及び 給 水 収 益をこれを 見 て
驚いたのはここ数年、家庭用 、 営業 用 、団 体 用な
どが 節 水しているのかどうか わ かりませんけれど
も 順調 に 下 がってきているといいますか、これは
市 長的 にはいいけれども、水道企業会計にとって
はなかなか 悩 ましい状況だという ふ うに 思 ってい
るのですが、この 辺 の 要 因はどういうものが原因
となっているのでしょうか。
○山崎営業課長
今 、 松浦 委員が 言われたとおりだと 思うのです
けれども、やはり 社 会情 勢 の 変化 ということもあ
りまして、 不 況もあるということで、大体、 家庭
内の 節 水 機 も 普 及ということで、 ト イ レ とか 洗濯
機の 普 及がまず大きいのと、また大 口需要化 の節
水という、 井 水の 活用 というのも 上げ られます。
あと近年ではやはり観光 客 、特に大 震災以降 の
観光 客低迷 による 営 業 用 の大 幅 な 減少 というもの
が 主 な 要 因という ふ うに考えております。
○松浦委員
一方 では 浴場用 というか、お ふろ 屋 さんのとこ
ろは 相 当 ふ えていると、それから工業 用 も 若干伸
びている わ けですけれども、ここはどんな 要 因で
ふえているのかわ かりますか。
○山崎営業課長
工業 用 は基本 的 には 漁 業 関係 の水産加工 場 とい
うことで、やはり近年、 漁獲高 がいいということ
でこの 辺 は ふ えてきているという ふ うに 解釈 して
います。
○松浦委員
その 辺 、 わ かりました。
導 水管の 漏 水事 故 の関
係で、これは平成23年度もかか わっているという
ことで、この間いろいろと議 論 をしてまいりまし
それで平成22年ですか、
た。
漏 水箇 所の導 水管についてであります
けれども、 私 どもはその第2 漏 水 箇 所そのものを
やはり 掘 り出して 調 査する べ きだということを 主
特に第2
48 -
張し 続 けてきたわ けです。
調 査 依頼 についてもメ ーカ ーではなくて、他の
調査 機関で行うことが必要ではないかという ふう
にも 求 めてきたところです。
しかし、なかなかそう水道としてはそういう 判
断ではなく、24年度の早い時 期 に導 水管の 布 設が
えが 完 了するということで、 漏 水 箇 所ではない、
近くの 牧草地 に 埋 設されている 既 設管の 一 部を 試
験体として 健 全度 調 査をして、 今後の 維持 管理に
資するために現況を 把握 すると、このように 言っ
ております。 調 査 機関 も他に出す 必要 がないと、
こんな ふ うにも 答弁 をしているところです。
そこで、大事なことは事 故 が起きたのは 真冬 、
2月でありました。 結 果として 断 水になって、多
くの市 民 があの 寒 い中を 列 をつくって水を 確保 す
るために 耐 えていたということで、ああいう中で
逆に市 民の中で水を 融通 し合 うという、そういう
連帯 と い う の も 起 き て は い ま す け れ ど も 、 そ う
いった事 故 を起こしてしまったということにおい
て、やはりこういうことを 二 度と 繰 り 返 さないた
め の 対 応 が 必要 だ と 、 こ ん な ふ う に 思 う わ け で
す。その点で、水道部としてはどのようなお考え
伺いたいと 思 います。
○佐々木施設課長
なのか
平成22年2月にああいう網走市としては
今 まで
形で 導 水管の 漏水が生 じまして、多くの市
民 の 方 に 御 不便 を お か け し た と こ ろ で ご ざ い ま
にない
す。
関係 で、今回 、第2漏 水 箇所につきまして
は、 昨 年度から 布 設がえの工事に取りかかってお
りまして、 今 年度につきましては間 接 工事のほう
は終 わ りまして、ちょうどあしたから 既 設管と新
設管を 切 りかえる工事が開 始 されます。
10月 末 までには新設管のほうに 切 りか わ りまし
て、 一番 、水 圧 の 高 い 危険 な 稲富地区 の 導 水管の
箇所については解消 されるというふ うになってお
その
ります。
先 ほど委員のほうからお話 があった近くの大平
さんの 牧草地 なのですけれども、そこについても
今後、 今まで 使っていた 導水管がどのような状況
であるか、これを サンプル 管として 切 り出して、
昨年度、導 水管の事 故調 査検討 委員会の副 委員長
でありました大 阪 大 学 の 南教授 のほうに、そちら
のほうについては 健 全度について 調 査していただ
くということで、その 結 果をもって 今 後の 導 水管
-
のほうの対
す。
策 についても 講じたいと 思 っておりま
○松浦委員
私ども 繰り 返し 言 っておりますけれ
ども、 一番 いいのは事 故 が起きたそのものを 見 る
のが 一番 、 正確 に 判断 ができると 思 うのです。 私
はそう 思 うのです。
それ 以外 、 確 かに 参 考になるかもしれないけれ
ども、しかしその 断面 を 見 ない限り、やはり 正確
な 判断 というのはできにくいだろうと、こういう
ふうに 思うのです。
この間の議 論 の中で ホワ イ トファ ー ム において
鳥を 飼育していると、こういう中で大きな 音 や振
動を 与 えると 鳥に 影響するというようなお 話 もあ
りましたけれども、しかしやはり 真相 を 究 明する
という点では、 私 は ホワ イ トファ ー ム にもしっか
りその 辺 の事情を 話 をすれ ば絶 対だめだという ふ
うにはならないのではないかと、こんな ふ うにも
思うのです。
そういう点でも 真相解 明のためにはやはりその
ものの管を サンプル として 調 査をす べ きだと、こ
んなふうに思いますが、その辺では考え方は変
わっていないのですか。
○佐々木施設課長
今 の 以前から議 論 になっていろいろお話 をさせ
ていただいたところだったのですけれども、今
回、 導 水管の ピンホ ール漏水、実際 のところは鋼
管の 溶接箇 所にその近 傍 かもしれませんが、実 際
に物を 上げ ていませんので、その 辺 で 漏 水が起き
たという状 態 になっております。
実 際 、 今 後、前の 調 査段階では20年、 今 の状 態
では 導 水管はもつだろうと、その間に 更 新工事を
終えるという 形 になっておりますが、その 期 間、
20年 の 期 間 、 そ の 溶接箇 所 に つ い て 大 体 同 じ 年
数、2 系統 あるのでそれ ぞ れ 違 いますが、 昭和 20
年 代 と 4 2年 代 、その 溶接箇 所の ぐ あいを 見 て20年
という、うちで前 回 出している 調 査 結 果に基づい
たのはそのとおりなのかどうなのか、さらに 詳 し
い 専門家 の 試験結 果を 見 て、それについて 判断 し
て 更 新計 画 を 立 てるというのが 一番 、 重要 だと 今
でも考えておりますので、 調 査 方法 についてはそ
のとおり進めさせていただきたいと 思 います。
○松浦委員
多分、考え 方 は 変わ らないのだろうということ
これまでも
であります。
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私 はやはり 真相 を知るという点では本物
を 調 査するのが 一番 、 幾 ら近くにあるものであっ
ても、これは 参 考にしかならない、こんな ふ うに
思いますから、そういう点では 今、事 故を 究 明す
るという点では、 私 はその 辺 が 納得 しがたい、 私
ども議員 団 としては 納得 しがたいという 立場 であ
りますから、それはそれとしてしっかり原因 究 明
していただきたいのですけれども、その 辺 の 私 ど
もの考え 方 としては 意見 を 表 明しておきたいとい
ふうに 思います。
以上 です。
○渡部委員長
ただ、
ほかございませんか。
(「 なし」 の 声あり )
○渡部委員長
以上 で、本日の日程であります認定第2号平成
23年度網走市水道事業会計の利益の処分及び決算
についての細部質疑を終了いたしました。
皆様には 長期 間に わ たり 誠心誠意 審査
に御協 力 をいただき 心 からお礼を申し 上げ ます。
理事者の
ありがとうございました。
再開は、審査取りまとめのため、9月28日、午
前 10時 と い た し ま す の で 御
す。
参集 お 願 い い た し ま
賛否 、 認
定、 不 認定について 総括的 な御 意見 及び 付帯意見
を 付 すか 否 かについてそれ ぞ れ発 言 をしていただ
きたいと 思 いますので、よろしくお願いいたしま
なお、取りまとめに当たりましては
す。
本日は、これで
大
散 会いたします。
変 、御 苦労さまでした。
4
午後4時 0分
散会
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