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平成 26 年度ソーシャルビジネス事業力強化支援事業 募集要項
平成 26 年度ソーシャルビジネス事業力強化支援事業 募集要項 1 事業の目的 社会や地域の課題をビジネスの手法で解決しようとするソーシャルビジネスの分野において、 将来有望な事業者や起業予定者に対する総合的な支援を実施し、事業の経営力を高めることに よって、札幌市のソーシャルビジネスをけん引する事業者を育成する。 ■ソーシャルビジネス■ ボランティアではなく収益を得ながら、持続可能なビジネスとして社会や地域における課題 の解決を図るもので、 「社会性」 「事業性」「革新性」を備える。 概要 現在解決が求められる社会的課題に取り組むことを事業活動のミッションとすること。 ①社会性 例)環境問題、貧困問題、少子高齢化、人口の都市部への集中、ライフスタイルや就労 環境の変化等に伴う高齢者・障がい者の介護・福祉、共働き実現、青少年・生涯教育、 まちづくり・まちおこし等。 ②事業性 事業活動のミッションをビジネスの形に表し、継続的に事業活動を進めていくこと。 新しい社会的商品・サービスや、それを提供するための仕組みを開発したり、活用した ③革新性 りすること。また、その活動が社会に広がることを通して、新しい社会的価値を創出す ること。 2 支援対象者の申込資格 ・下記の①②いずれかの要件に該当する札幌市内の中小企業・個人事業主・個人・NPO 法人・ 団体など5者程度 ①ソーシャルビジネス事業に取り組んでおり、当該事業の開始から3年を経過していない者 ②ソーシャルビジネスを新たに開始する構想を有している者 ・市税(法人の場合は法人市民税、個人の場合は個人市民税)を滞納していない者 ・札幌市暴力団の排除の推進に関する条例(平成 25 年条例第 6 号)第 2 条に規定する暴力団 及び暴力団員、その他これらに準ずる者ではないこと ※「平成 25 年度ソーシャルビジネス事業力強化支援事業」の支援対象者も申し込み可能 3 申込方法 申込期間内に、以下の書類を持参または郵送にて提出すること。 (1)共通書類(様式 1、様式 2、任意の補足資料と併せてA4 サイズ 10 枚程度まで) ・ソーシャルビジネス事業力強化支援事業 応募申込書【様式1】 ・ソーシャルビジネス事業計画書【様式2】 ・任意の補足資料 ※正確を期すため、パソコンなどを用いて判読しやすいものとすること。 ※図やグラフを使用するなどして、見やすい内容とすること。 ※書類はカラーでも構わないが、審査等の際は白黒コピーで対応するので留意すること。 ・納税状況申告書【様式3】 -1- (2)法人の場合 ・現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書(3か月以内の原本または写し) ・直近1期分の決算報告書(NPO 法人は事業報告書、財産目録、貸借対照表、収支計算書) (3)個人の場合 ※任意団体の場合は代表者の方について提出すること。 ・住民票(3か月以内の原本または写し) ・直近1期分の確定申告書(任意団体の場合は決算書等) 4 申込締切・提出先 (1)申込締切 平成 26 年 6 月 13 日(金) 【必着】 (2)提出先 〒060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目北海道経済センタービル 2 階 札幌市経済局産業振興部産業振興課 担当:片山・木村(℡011-211-2372) ※提出書類は返却しない。 ※申込者の個人情報は、選考や結果通知などに関すること以外には使用しない。 (3)申込書類のダウンロード 応募申込書【様式1】、事業計画書【様式2】 、納税状況申告書【様式3】については、 札幌市経済局ホームページ http://www.city.sapporo.jp/keizai/socialbusiness/index.html から もダウンロードが可能 5 支援対象者の選定 (1)書類審査 申込数が 8 者を超えるときは、書類審査を実施する場合がある。 書類審査を実施した際は、平成 26 年 6 月下旬~7 月上旬を目途に、申込者全員に対して郵 送で結果を通知する。 (2)ヒアリング(プレゼンテーション)審査 ・実施時期 平成 26 年 7 月中旬予定(詳細は別途通知する。) ・実施内容 事業内容等に関するプレゼンテーション、質疑応答など 20~30 分程度 (3)最終発表 平成 26 年 7 月下旬を目途に、ヒアリング参加者全員に対して郵送で結果を通知する。 (4)審査基準 社会性、事業性、革新性、実現性・成長性、支援の必要性など (5)申出書・納税証明書の提出 ・支援対象者として選定された者は、札幌市及び中間支援業者(札幌市からの支援業務受託 者)に対して、申込書類(添付書類を含む。 )の内容に偽りがないことを誓約するとともに、 各種必要事項を遵守することについての「申出書【様式4】 」を速やかに提出すること。 ・また、市民税の納税証明書の原本または写し(法人の場合:直近期の法人市民税、個人の 場合:前年度個人市民税の納税証明書、任意団体の場合:代表者の前年度個人市民税の納 税証明書)を、速やかに提出すること。 -2- 6 支援内容 (1)経営支援 [限度額:1者につき合計 30 万円(消費税込み)] ソーシャルビジネスにおけるビジネスモデルの構築・強化や経営上の課題解決を図るため、 中小企業診断士といった経営等の専門家(以下、 「専門家」という。)の支援を受ける場合、当 該支援に係る費用(交通費・宿泊費等は除く)の一部または全部を札幌市が負担する。 なお、専門家については、札幌市が別途委託する「中間支援業者」のヒアリング・調査を経 て作成される「支援計画書【様式5】」に基づき、支援対象者と中間支援業者が協議のうえ決 定する。 補足事項 内容 ①中小企業診断士などの経営コンサルタント 専門家の範囲 ②税理士、公認会計士、弁護士等の士業 ※支援対象者との間に顧問契約などの継続的な利用関係(過去も含む) を有している専門家については、除外する。 費用負担の 対象時期 費用負担は、 「支援計画書【様式5】」の策定日から平成 27 年 3 月 13 日 (金)までに行われた専門家の支援を対象とする。 ・支援1時間あたりの専門家報酬が 15,000 円(消費税込み)を超える場 自己負担 合、その超える部分は支援対象者の自己負担とする。 ・30 分未満の支援については、支援対象者の自己負担となる場合がある。 ・専門家の交通費・宿泊費等は、支援対象者の自己負担とする。 (2)マーケティング支援 [限度額:1者につき合計 10 万円(消費税込み)] ソーシャルビジネスにおける商品・サービスの販売促進や営業力の向上を図るため、広告物 の製作やマーケティングリサーチ:市場調査(以下、 「広告制作物等」という。)などを実施し ようとする場合に、費用の一部または全部を札幌市が負担する。 補足事項 製作物の例 マーケティングリサーチ (市場調査)の例 費用負担の 対象時期 内容 チラシ、ポスター、カタログ、WEB サイト、広告映像、試供品 など。 アンケート調査、インタビュー調査、調査分析など。 費用負担は、 「支援計画書【様式5】」の策定日から平成 27 年 3 月 13 日(金)までの間に作成開始かつ完成した広告制作物等 を対象とする。 (3)人脈形成支援(予定) 市民や企業に向けて事業のプレゼンテーションを行い、支援者や協力者を見つけることがで きる機会を札幌市が提供する。 -3- 7 支援の期間 支援対象者の決定通知日から平成 27 年 3 月 13 日(金)までとする。 8 支援の仕組み 専門家 経営支援 人脈形成支援 札幌市 支援対象者 マーケティング支援 各種サポート 支援業務委託 中間支援業者 9 支援の流れ (1)全体の流れ(予定) 平成 26 年 7 月下旬:支援対象者の決定・申出書(様式4)の提出 平成 26 年 7~8 月:中間支援業者によるヒアリング・調査等 ⇒支援計画書(様式5)の作成、専門家の決定 平成 26 年 8 月~平成 27 年 3 月:経営支援、マーケティング支援 平成 27 年 2~3 月頃:人脈形成支援(プレゼンテーションの機会提供) -4- (2)経営支援の流れ 順 番 ① 実施項目 目的 中間支援業者による 経営課題の抽出 ヒアリング・調査 必要な支援の作成 ② 専門家の決定 ③ 専門家による支援 ④ 専門家費用の支払 ⑤ 支援状況の確認 適切な専門家 の選択 必要書類 備考 支援開始決定日 ○■支援計画書【様式5】 から 2~3 週間程度 中間支援業者が ○■専門家情報届出書【様式6】 コーディネート 経営支援 ■専門家活用証明書【様式7】 ◇専門家支援実施報告書【様式8】 支援計画書の進捗 中間支援業者が 状況チェック 実施 【凡例】■:支援対象者が作成 ○:中間支援業者が作成 ◇:専門家が作成 (3)マーケティング支援の流れ 順 番 実施項目 ① 専門業者の決定 ② 広告制作物等の作成 ③ ④ 広告制作物等の 完成品確認 目的 必要書類 備考 適切な専門業者 中間支援業者が の選択 コーディネート マーケティング 中間支援業者 支援 によるアドバイス 内容確認 広告制作物等の 費用の支払 【凡例】■:支援対象者が作成または提出 ■成果物(完成品)2 部以上 中間支援業者が ■専門業者からの請求書等 内容確認 ○マーケティング支援成果物報告書【様式9】 ○:中間支援業者が作成 支援対象者が事前 に全額を立替払い ◇:専門家が作成 10 留意事項 (1)対外的な公表 支援対象者として選定された場合、名称や事業内容などを公表する可能性がある。 (2)支援終了後の状況報告 支援対象者は、平成 26~28 年度の 3 年間、事業の取組状況を札幌市に報告すること。 (3)他の補助制度との関係 国や北海道など、他の補助制度(補助金・助成金・委託費など)を活用している場合(活用 予定の場合を含む。 )に、これら補助制度によって便益を受け、または受けようとする経費に ついては、本事業において重複して申請することはできない。 (4)不正・違反があった場合 申出書【様式4】や本募集要項の内容に違反した場合や、虚偽の申告・不正があったと認め られる場合には、支援対象者としての決定を取り消し、中間支援業者が負担した経費の全部ま たは一部の返還を求める場合がある。 -5-