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川徳百貨店 環境報告書 2013

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川徳百貨店 環境報告書 2013
川徳百貨店 環境報告書 2013
< CONTENTS >
P1・・・・・・・・会社概要と環境方針
P2・・・・・・・・アースシンフォニー活動の歩み
P3~4・・・・・カワトク・エコライン(環境配慮商品)の提案
P5・・・・・・・・「ウォームビズ」
・「クールビズ」の取り組み
P6・・・・・・・・省エネ・CO2 排出削減の取り組み
P7・・・・・・・・エコドライブの取り組み
P8・・・・・・・・“お客さまとともに” 身近な環境活動
P9・・・・・・・・包装紙・買い物袋・レジ袋削減の取り組み
P10・・・・・・・廃棄物削減とリサイクルの取り組み
P11・・・・・・・お客さまとリサイクルの取り組み
P12・・・・・・・環境教育・内部環境監査・外部環境審査
P13・・・・・・・社員参加型の取り組み
P14・・・・・・・環境美化運動・社会貢献活動
P15・・・・・・・チャリティ活動
P16・・・・・・・震災復興支援
P17・・・・・・・リスク管理・内部コミュニケーション
P18・・・・・・・外部コミュニケーション
✰会社概要と環境方針
【 会社概要 】
◆会社名
株式会社 川徳
◆創業
慶応 2 年(1866 年)
◆代表者
代表取締役社長 川村宗生
◆事業内容 百貨店業
◆資本金
1 億円
◆売上高
244 億円(平成 24 年度)
◆従業員数 483 名(平成 25 年 4 月現在)
◆事業所 ・パルクアベニュー・カワトク /盛岡市菜園 1-10-1
・アネックスカワトク /盛岡市緑が丘 4-1-50
・Cube-Ⅱ/盛岡市菜園 1-8-15
・外商ビル /盛岡市菜園 1-8-21
・パルクアウトレット /盛岡市菜園 2-2-2
・川徳商品センター /紫波郡矢巾町流通センター南 2-4-19
【 ISO14001 認証取得 】
認証取得日
登録更新日
登録証番号
審査登録機関
登録範囲
:2003 年 6 月 27 日
:2012 年 6 月 27 日
:JQA-EM3255
:JQA(一般財団法人 日本品質保証機構)
:百貨店における活動全般
【 環 境 方 針 】
基本理念************************************************************************
川徳は、
「奉仕こそわがつとめ」という社是のもと、常に新しい価値の提案、高質なサービスの提供を目指
し、お客様にとって最良の店づくりを通じ、地域、社会へ貢献することが私たちの役割だと考えています。
また川徳は、事業活動のあり方を地球環境や地域環境の視点から見直し、
「快適な環境を考える百貨店」と
して環境保全活動に積極的に取り組み、更なる改善を推し進めます。
行動指針************************************************************************
1.当社の事業活動、商品及びサービスによる環境影響に対して適切に対応するために、環境目的・目標を設
定して達成状況のチェックと定期的なレビューを行い、環境保全活動の継続的な改善、汚染の予防をはかり
ます。
2.適正包装、省エネ、省資源、廃棄物の削減とリサイクルの向上、環境に配慮した商品の提供、グリーン購
入を推進します。
3.環境に関連する法規制、地方条例、当社が同意した業界の自主的行動計画などを遵守し、適切な環境管理
を行います。
4.従業員一人ひとりの環境意識の向上をはかり、自らが行動を起こす人材の育成に努めます。
5.環境方針は、当社で働く、又は当社のために働く全ての人に周知させるとともに、社外にも公開します。
制定:2002 年 12 月 17 日
改訂:2005 年 5 月 1 日
株式会社
代表取締役社長
1
川
徳
川村 宗生
✰アースシンフォニー活動の歩み
年代
主な環境活動
1991 年(平成 3 年)
・簡易包装シールで「ノー包装」を推進
1992 年(平成 4 年)
・紙袋に再生紙使用
・中元・歳暮カタログやチラシ等で簡易包装のPRを実施
1994 年(平成 6 年)
・簡易包装機を商品センターに導入
1999 年(平成 11 年) ・検品・納品代行による物流システム導入
・ハンガーリサイクル開始
2000 年(平成 12 年) ・社用車にハイブリットカー1 台を導入
・新女子制服(冬服)に再生ペット素材を使用
2001 年(平成 13 年)
・オリジナルエコバッグ「アースシンフォニー」を発売
・広告用印刷紙に再生紙と SOY(大豆)インキ使用
・用度仕入において再生製品の文房具類を拡大
2002 年(平成 14 年) ・
「アースシンフォニー」
(地球との調和)運動を実施
・環境方針制定
2003 年(平成 15 年) ・国際規格 ISO14001 認証取得
・
「エコハンドブック」第1版を発行、全従業員に配付
・環境配慮商品「カワトク・エコライン」の販売開始
・環境 Navi(廃棄物計量管理システム)導入
・食品階にて資源ごみの店頭回収を開始
・魚腸骨、割り箸、廃プラハンガー、使用済化粧瓶などリサイクル品目拡大
2005 年(平成 17 年) ・買物袋、包装紙の店頭回収実施
・ISO14001 の 2004 年度版移行に伴い、環境マネジメントシステムを再構築
2006 年(平成 18 年) ・パルクアベニュー・カワトクに BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)導入
・
「エコショップいわて」の事業所として認定
・
「いわて地球環境にやさしい事業所」として 4 つ星認定
・機密文書溶解処理リサイクル実施とともに、リサイクル可能型新シュレッダーを導入
2007 年(平成 19 年) ・第 1 回地域とはじめる環境報告会を開催
2008 年(平成 20 年) ・オリジナル新エコバッグ販売
・LED 等の省エネ効果の高い照明への切替え促進(毎年継続して計画実施)
・
「減クルマ」チャレンジウィークに参加(岩手県公共交通利用推進協議会主催)
2009 年(平成 21 年) ・ポリオワクチンを寄付するためのペットボトルキャップ回収実施
・アネックスカワトクで使用済蛍光管の店頭回収開始
・紳士スーツ、靴の引取りキャンペーンを実施
・第 2 回地域とはじめる環境報告会を開催
2010 年(平成 22 年) ・パルクアベニュー・カワトクの空調機を高効率ヒートポンプチラーに切替え
・社員参加の取り組み「私のエコな約束」自己宣言を実施
・卵パックの店頭回収開始とともに、リサイクルコーナーに店頭回収実績公表
・包装紙、買物袋などに植物油(ベジタブルインキ)を使用
2011 年(平成 23 年) ・東日本大震災発生以後、店内照明の間引き実施
・第 3 回地域とはじめる環境報告会を開催
2012 年(平成 24 年) ・3 回目の外部審査により ISO14001 認証を更新
・アネックスカワトク食品階の冷蔵ケース設備を全面入替
・キューブⅡの空調機の全面入替と室外機更新
・エネルギー管理士1名、エコスタッフ 10 名配置
2013 年(平成 25 年) ・
「エコハンドブック」第 9 版の発行
・社用車に電気自動車 1 台導入(現在HV車 12 台、低燃費車 5 台、エコカー合計 18 台保有)
・JAF認定エコアドバイザー1名配置、外部のエコドライブ講習会に講師として派遣
2
✰カワトク・エコライン(環境配慮商品)の提案
百貨店である以上、お客様には良いものを納得してご購入いただくために、
“カワトク・エコライン”を
POPやプライスカード、ホームページを通して、環境配慮商品としての良さをお伝えしています。
(4 ページはホームページの一部紹介です)
「カワトク・エコライン」選定委員会
仕入れ担当者は、商品リストにある “エコライン基準”と“エコライン
選定基準”を確認しながら、それぞれ 1 つ以上満たしている商品を提案し
ています。選定委員会は四半期ごとに1回開催しています。
ペットフードを提案する
ショップマスター
この商品リストにあるエコラインの
認定基準をもとに商品提案されます
インテリア雑貨を提案するバイヤー
強化月間を設けて商品紹介
6 月の環境月間や 10 月の環境にやさしい買い物キャンペーンは、
「カワトク・エコライン」の強化月間として
提案。各売場では注目商品をPOPやプライスカードによって、お客様に商品の良さをお伝えしています。
〈セラミックコート鍋 〉
耐久性に優れ、熱伝導率も良いので、煮込
み時間の短縮でエコに!荷崩れがほとん
どせず、料理の見映えも損ねません
〈兵左衛門 かくれん棒と箸袋 〉
〈超電水 クリーン シュ!シュ!〉
マイ箸を持ち歩く人が増えています。かく
れん棒はコンパクトに収納出来て、口に触
れる先は木製。携帯用袋と一緒に!
水を独自の技術で電気分解した電解アルカリ
イオン水 100%。界面活性剤やアルコールを
含まず、安全、無公害なクリーナー。
「カワトク・エコライン」の認定品目数推移
★平成 24 年度販売実績
「カワトク・エコライン」
販売点数 46,513 点
(前年比 17.7%増加)
販売売上 121,460 千円
(前年比 68.2%増加)
商品アイテム数 337 アイテム
(平成 25 年度は 9 月 30 日現在、
全店合計で 331 アイテム認定)
3
~ オーガビッツ(*1)×クリニクラウン (*2) プロジェクト ~
有機デュラム小麦粉使用のかわいいパスタ
対象商品
<アルボ・ゴルド> オーガニック キッズパスタ
<アムール> 紳士リラクシングウェア
[B1F/一般食品]
[3F/紳士雑貨]
商品購入が環境保全につながる、
はじめて出会う、新しいスピード調理のかたち!
お客様参加型の募金付き商品
カンタン 便利な 早ワザなべ 「クィクック」
〈ザ・ナショナルトラスト〉 紳士帽子
<T-fal> クィクック
[3F/紳士雑貨]
[5F/和洋食器・キッチン]
オーガビッツ(*1)という名前は、地球にやさしいオーガニックコットンを通じて、みんながちょっとずつ(bits)
でも地球に良いこと、社会に必要なことをしよう、という想いを込めてネーミングされたプロジェクト名。
クリニクラウン(*2)とは、
“臨床道化師”のことで、入院しながら生活をおくる子どもたちが、子ども本来の
生きる力を取り戻し、笑顔になれる環境を創り出すために、全国各地の小児病棟の訪問を行っています。
クリニクラウン(*2)プロジェクト対象商品とは、この商品1枚購入につき10円が、日本クリニクラウン協会の活
動に役立てられる仕組みになっています。
4
✰「ウォームビズ」
・
「クールビズ」の取り組み
「ウォームビズ」の提案
2012 年度のウォームビズは、みんなで同じ部屋、
同じ場所に集まることで暖房を共有し、エネルギー
を節約するという新しい省エネスタイル『ウォーム
シェア』
。
みんなが暖房を止めて外出することで、エネルギ
ーの節約に加え、街の活性化にもつながる―。
2012 年の冬は、ショッピングで『ウォームシェア』
を呼びかけました。
「クールビズ」の提案
2013 年度のクールビズは、
『スーパークールビズ』としてクールビズコレックションを提案し、店内の冷
房温度を弱めに設定するとともに、一人 1 台のエアコンをやめ、涼しい場所をみんなでシェアする『クール
シェア』を呼びかけました。
5
✰省エネ・CO2 排出削減の取り組み
「高効率空冷ヒートポンプチラー」と「BEMS」の相乗効果
平成 22 年 1 月、パルクアベニュー・カワトク店は、空調機器をA重
油焚き冷温水発生器から、環境保全性と省エネルギー性に優れた「高
効率空冷式ヒートポンプチラー」
(電力)に更新するとともに、ポンプ
をインバーター化することによる搬送動力の低減、更には、平成 18
年に導入した「BEMS」
(最適運転制御を行うための自動制御装置)
の相乗効果により、省エネルギー化を図っています。
「省エネパトロール」の実施
弊社には、エネルギー管理士1名とエコスタッフ 10 名の有資格者
がおり、常に省エネ活動に取り組んでおりますが、年間の環境マネ
ジメントプログラムにも組み入れている「省エネパトロール」は、
クールビズ、ウォームビズの一環でもあることから、夏季と冬季の
年 2 回、環境事務局と施設管理担当者が各フロアを巡回し、店内温
度や湿度を 1 フロア 3 ヶ所の実測による検証と、売場担当者からお
客様の声等のヒアリングも行い、省エネと快適な売場環境の維持に
努めています。
★平成 24 年度実績
(エネルギー使用量等)
平成 20 年から計画的に省エネ照明へ切替え
毎年、年間 20kwh 削減を目標に、計画的に高効率照明へ
の切替えを行っています。
平成 25 年 9 月末現在の進捗状
況は、基本照明を除く全館の照明の 44.1%、テナントを
除いた直営部分では 83.2%となっています。
下の写真は、1 階天井の側面に沿って設置されたLE
D照明(写真:赤で囲った部分)です。
電気使用量(kwh/h)
4,719.0(前年比 8.6%増加)
A重油使用量(ℓ/h)
39.1(前年比 13.3%増加)
都市ガス使用量(㎥/h)
45.1(前年比 11.4%増加)
灯油使用量(ℓ/h)
4.7(前年比 15.2%増加)
水道水使用量(㎥/h)
31.5(前年比 3.6%増加)
CO2 排出量(t)
5,848.3(前年比 11.2%増加)
省エネ取り組みの成果
外部の省エネ取り組みコンテスト等に参加したところ、下記の表彰を受けました。平成 23 年は東日本大
震災が発生し、最大限の省エネに努めた年であったことから、昨年の前年比は殆どが増加傾向にありますが、
震災前の 22 年と比較すると、電気使用量が 85.6%、CO2 排出量は 87.1%と、確実に成果は表れています。
時期
内容
主催
平成 22 年 3 月
第 1 回CO2 削減コンテスト 努力賞
盛岡商工会議所
平成 22 年 7 月
第 13 回蓄熱のつどい 特別感謝状
(財)ヒートポンプ・蓄熱センター
平成 23 年 3 月
第 2 回CO2 削減コンテスト 最優秀賞
盛岡商工会議所
平成 25 年 3 月
eco アクションコンテスト 2012 最優秀賞
盛岡商工会議所
6
✰エコドライブの取り組み
外商部のエコドライブ講習会
エコドライブ講習会
“安全運転講習”と“エコドライブ講習”の 2
部構成になっており、社内講師がレジュメをも
とに講義を行い、その後、弊社の JAF 認定エコ・
アドバイザーが、路上での実車体験講習を行い
ました。各部門から営業車両を使用する 1~2 人
の代表者に参加していただき、ハイブリット車
を使用しながらエコドライブのコツを習得し、
安全運転並び燃費向上に役立てています。
外商セールスには、前もって“燃費マネージ
ャー”を付けて業務を行い、そのデータ結果が
本人に配付され、それをもとに講習会が行われ
ました。いつ、どこで、急発進・急加速・速度
超過など、あらゆるデータが記録されていまし
た。その中から自分の運転の『クセ』を見つけ
て、良いクセはそのまま、悪いクセは改善しな
がら安全運転を行うことを学びました。
社用車に低燃費車、低公害車への切替え
JAF 認定 エコ・アドバイザーを配置
平成 12 年 3 月、社用車にハイブリット車を
1 台導入以来、順次切替えを行っています。
導入時期
HV 車
EV 車
低燃費車(軽)
平成 12 年
1台
―
―
平成 21 年
1台
―
―
平成 22 年
2台
―
―
平成 23 年
2台
―
―
平成 24 年
3台
―
2台
平成 25 年
3台
1台
3台
平成 25 年 9 月現在
12 台
1台
5台
平成25年5月の岩手県主催のエコドライブ普及
員養成教習会は、CO2 排出量全体の 20%を占める自
動車の排出削減をいかに抑制するかが課題とされ
ている中、CO2 削減に向けて取り組まれている企業
担当者多数が参加し、効率的な運転動作の確認、
燃費向上に向けた指導教育等が実施されました。
JAF(日本自動車連盟)か
ら派遣された講師の厳しい
講習を修了し、社員1名が
エコ・アドバイザーとして
JAF より認定を受けました。
弊社のエコドライブ講習
会の他、岩手県より要請を
受けて社外の講師も努めま
した。
「トヨタ ECO ドライブコンテスト」に入賞
“アイドリングストップ”にご協力を
平成 23 年 10~11 月に開催された、カタログ燃費
を基準とした燃費コンテスト、
『トヨタ ECO ドラ
イブコンテスト 2011』
(トヨタレンタリース岩手
主催)では、岩手県内の参加車両中、第 1 位から
5 位を独占。翌 24 年のコンテストでは、第 3 位、
7 位、10 位の入賞となりました。これによって、
弊社のエコドライブの取り組みが実証された形
となり、外商セールスの励みになっています。
検品所では、出入りするすべての車両にアイド
リングストップにご協力をお願いしています。
★平成 24 年度販売実績
車両燃料効率(km/ℓ)
15.0(前年比 3.5%向上)
写真左がコンテスト 2011 で第 1 位、2012 で第 3 位のトヨタ
プロボックス(カタログ燃費との伸長率で右プリウスを凌ぐ)
7
✰“お客さまとともに” 身近な環境活動
ワコール・トリンプのリサイクルキャンペーン
このキャンペーンは、お客様の手元で不用になったランジェリー類を回収し、RP
F(*)と呼ばれる産業用固形燃料にリサイクルする企画で、それぞれのランジェリーシ
ョップでは、ショップにある専用袋でお客さまの不用になったランジェリー類の回収
を行いました。
『ワコール ブラ・リサイクル』は平成 20 年以降毎年実施しており、
『トリンプ 下着
リニューアルキャンペーン』は、今年初めての取り組みとなりました。
お客様が捨てにくいと感じているものを回収・リサイクルすることで、お客様ととも
に身近な環境活動に取り組んでいます。
*RPF=Refuse Paper & Plastic Fuel
産業用固形燃料RPFは産業廃棄物を利用して作られる“新エネルギー燃料”
。石炭の代わり
に使えば、石炭の 30~50%のCO2 削減が期待できることで注目を集めている。
『ワコール ブラ・リサイクル』は平成 25 年 2 月 12 日から同年 4 月 22 日の実施
『トリンプ 下着リニューアルキャンペーン』は平成 25 年 3 月 1 日から同年 5 月 31 日の実施
紳士・婦人靴の引き取り リサイクルキャンペーン
平成 21 年から始めたこのキャンペーンは、およそ 1 年半ぶりに実施(通算 6 回目)
、約 600 名の方から
1,600 足の靴を回収いたしました。
靴の引き取りキャンペーンは、不用になった靴 1 足につき税込 1,050 円のクーポン券と引き換え回収し、回収した靴
はサーマルリサイクルとして補助燃料に活用し、その残渣はセメントの原料に使用される。
『紳士・婦人靴の引き取りキャンペーン』は平成 25 年 9 月 21 日~同年 9 月 25 日の実施
お取引先との共同企画 衣料品引き取りキャンペーン
平成 22 年から始めて今年で 4 回目となる『オンワード・グリーン・キャンペーン』は、不用になったオ
ンワード樫山の衣料品を引き取る企画で、
今年は約 1,100 名の方から 5,600 点の衣料を回収いたしました。
また、
『紳士スーツ引き取りセール』は、スーツ新調時に不用となったスーツを引き取る企画で、9 回目の
開催となった今回は、約 160 着のスーツを回収いたしました。
『オンワード・グリーン・キャンペーン』は引き取り衣料品1点につき税込 1,050 円のクーポン券1枚と引き換え
する。
『紳士スーツ引き取りセール』は、引き取りスーツ1着につき、税込 10,000 円、スーツ新調時に値引きする。
回収した衣料は毛布や軍手として再製品化し、日本赤十字社を通じて世界の被災地支援などに活用する。また、まだ
使用出来る一部の衣料はリユースし、その収益の全てを環境・社会貢献活動に活用している。
『オンワード・グリーン・キャンペーン』は、平成 25 年 10 月 17 日から同年 10 月 23 日の実施
『紳士スーツ引き取りセール』は、平成 25 年 10 月 25 日から同年 10 月 29 日の実施
8
✰包装紙・買い物袋・レジ袋削減の取り組み
エコ包装のお勧め
弊社では「包み分ける、エコロジー」をテーマに、包装紙・買い物袋などの削減に取り組んでおり、
お買物の際は、贈りものやご自宅用などのお使いみちをお申し付けいただき、簡易包装やノー包装な
どの“エコ包装”にご協力をいただいております。
エコ包装の場合は、
ビニール製の「エコテープ」を使用。
図のようにメッセージがわかる長さ
に切り、お客様が剥がして使用するも
のは端を折り返す。
「包み分ける、エコロジー。
」のポスター
用途に合わせた包装やテープの使い分け
中元・歳暮承りでの簡易包装の取り組み
ギフトセンターでは、承り時
に簡易包装をお勧めし、ご協力
を呼びかけしています。
毎年中元期には、お盆用品と
して利用される件数も多く、簡
易包装比率は歳暮期の方が高く
なっています。
<過去 5 年間の中元・歳暮期の簡易包装率>
年度
中元
歳暮
平成 25 年度
80.4%
―
平成 24 年度
81.3%
83.2%
平成 23 年度
80.2%
84.6%
平成 22 年度
81.2%
84.2%
平成 21 年度
81.6%
84.4%
従業員に原価意識の浸透を図る取り組み
「買い物袋ひとまとめ」の一声励行や
オリジナルエコバッグの販売
アネックス店の衣料服飾課では、年度初めか
ら 2 カ月連続月次評価で削減目標未達成とな
ったことから、その改善策として、フロアのバ
ックヤードに、買い物袋やレジ袋等の現物に原
価表示をして掲示を行いました。
原価意識を持たせることで、用度品の過剰な
払出しの抑制や、お買い上げ商品に見合った包
装紙や買い物袋を選ぶことが浸透し、削減につ
ながっています。
買い物袋をお持ちのお客様には、
「お持ちの
買い物袋にご一緒させていただいてよろしい
でしょうか?」
、
「大きめの買い物袋にひとまと
めにいたしましょうか?」と、お客様に必ず確
認のひと声をお掛けするようにしています。ま
た、オリジナルエコバッグの販売や日本百貨店
協会オリジナル保冷バッグの販売を行い、買い
物袋削減に取り組んでいます。
★平成 24 年度実績
特定容器包装使用量(g/売上 1 万円)
44.4 (前年比 3.0%減少)
9
✰廃棄物削減とリサイクルの取り組み
昨年に引き続き、後方部門の「
“ごみ分別”出前勉強会」を実施
多量に廃棄物が発生する販売部門と違って、量的にも、内容的にも分別しやすい後方部門ですが、
今までは販売部門より雑な分別になっていました。後方部門にも廃棄物の削減目標があることから、
廃棄物処理業者の責任者と事務局が後方部門の各部署に出向いて、
“ごみ分別”出前勉強会を実施し
ました。今回は、後方部門の可燃ごみを削減するために、可燃ごみの中の紙ごみ(雑紙)を資源ご
みにすることが目的でしたが、既に実行されている部署があり、好事例として他の部署に水平展開
しながら、分別リサイクルに取り組んでいます。
ちぎったメモや丸めた紙が
入っていました
3R推進パトロールの実施
今年の 3R推進パトロールは、昨年実施した営業部門の「
“ごみ分別”出前勉強会」を通じて、
棄てていたごみを資源ごみにする術を学んだ後、継続的改善が行われているかの検証を行いまし
た。分別が更に進化している部門もありましたが、反対にPDCAが回っていないように見受け
られる部門も散見されました。パトロールで指摘や助言を受けた部門については、報告書の提出
だけに終わらせないよう、PDCAをきちんと回すことにより改善につなげています。
催事場準備時に排出された衣料品収
納袋はまとめて資源ごみに排出
*紙資源ごみにするアイディア
ジャーナル(レシート)やガムテ
ープ、セロテープの芯等の「紙管
入れ」を設置
機密文書溶解リサイクルの実施
平成 18 年から毎年環境月間に行っている機密文書
の溶解リサイクル処理は、各部門から排出された1年
分の機密書類と使用済の友の会お買物券等をチャー
ターしたトラックで、岩手県内の製紙工場に直接持ち
込みました。今年の総重量は 10.7t、ここ数年は 10
tを越えています。持ち込みした書類は、溶解されて
段ボールなどに再資源化されます。リサイクル出来な
いカーボン付伝票類やレシート、感熱紙等は、まとめ
て焼却処分を行いました。
★平成 24 年度実績
(廃棄物排出)
廃棄物最終処分量(t)
406.7 (前年比 0.2%削減)
リサイクル率(%)
57.6 (前年と同率)
段ボールに再製品化
食品ごみ再生利用等実施率(%)
42.6 (前年比 3.8%向上)
10
✰お客様とリサイクルの取り組み
リサイクルコーナーでの店頭回収
パルクアベニュー・カワトク店
★平成 24 年度実績
(店頭回収実績)
小型家電
46.7kg
(平成 24 年 9 月開始)
パルクアベニュー・カワトク店の
小型家電、乾電池、蛍光管の回収 BOX
アネックスカワトク店
各店舗にはリサイクルコーナーを設置し、牛乳パック、食品トレ
イ、ペットボトル、買物紙袋・包装紙、ポリ・ビニール・レジ袋、
卵パック、使用済乾電池、使用済蛍光管、使用済小型家電の 9 品目
を回収しています。平成 22 年度から店頭回収実績の公表とリサイ
クルフローのパネルも掲示しています。
(下のグラフ:平成 24 年度年間の各店舗の実績と前年比較)
蛍光管
160.0kg
(前年比 14.4%増加)
プラ製卵パック 95.0kg
(前年比 26.4%減少)
乾電池
531.3kg
(前年比 21.9%減少)
ポリ・ビニール・レジ袋
49.4kg
(前年比 53.3%減少)
買物紙袋・包装紙
413.8kg
(前年比 2.0%増加)
ペットボトル 667.6kg
(前年比 18.6%増加)
食品トレイ 1,135.4kg
(前年比 39.1%増加)
牛乳パック 755.1kg
(前年比 15.5%減少)
お客様にハンガーを提供
エコショップいわて 特別表彰
衣料品売場から多量に排
出されるプラスチックハン
ガーは、お客様に提供し、残
りをリサイクルしています。
メーカーによっては返送し、
リユースしてもらうことで、
廃棄物を抑制する仕組みに
なっています。
平成 25 年 11 月 12 日、
「エコショップいわて」の
優良取り組み店舗
として、ごみ減量
・リサイクル推進
により特別表彰を
受賞。今回で 3 回
連続の受賞となり
ました。
11
✰環境教育・内部環境監査・外部環境審査
環境集合教育
平成 14 年に環境事務局主催の全従業員対象集合教育が始まり、以後
毎年 4 月に行うこの教育は、1回 30 分コースの全 32 回実施しました。
主な内容は、昨年度の環境活動状況の振り返りと ISO 認証取得して 10
年間の歩み、そして今年度の環境活動
方針及び、5 月の外部審査への心構え
などで、派遣社員も含め約 1,650 名が
受講しました。
その後各部門では、今年度の部門独
自の目的・目標を含め部門教育が行わ
れ、従業員の環境に対する取り組みの
意識向上をはかっています。
中途採用者の環境教育
毎月行われている中途採用者対象の入店者フォローアップ研修で
は、弊社の環境活動についての講義(30 分間)も組み込んで実施して
います。
研修内容は、エコハンドブック(全 20 頁)をもとに、弊社の環境方
針や、環境活動の歩みの他、弊社全体としての省エネ・CO2 排出量削減
の取り組み、廃棄物削減の取り組み等です。
そして配属された部門では、この研修後、部門独自の取り組みを含
め、実践的な部分の教育を行っています。
内部環境監査とマネジメントレビュー
内部環境監査は、関連会社を含む 22 部門全ての環境マネジメントプログラムの達成状況や、環境マ
ネジメントプログラムの有効性のチェック等を目的に、毎年1月に実施されます。
現在資格登録された 34 名の内部環境監査員は、
公正な監査が行われるよう事前研修によりスキルアッ
プをはかり本番に備えます。判定会議の中で合議された監査結果は、マネジメントレビュー(社長によ
る見直し)とともに各部門にフィードバックされ、今後の改善につなげています。
事前研修
環境管理責任者&事務局の監査
社員インタビュー
外部環境審査
審査登録機関 JQA(一般社団法人日本品質保証機構)の審査員による ISO14001 定期審査は、5 月に 2
日間行われ、弊社の環境マネジメントシステムが継続して有効であり、維持されているとの判定をいた
だき、改善指摘事項は有りませんでした。審査所見では、グッドポイントが 3 件、改善の機会(改善に
つながる助言)が 8 件挙げられ、これを受けて事務局では、システムの運用をよりわかりやすく、シン
プルに、取り組みやすいものとなるよう検討していきます。
全部門長出席の初回会議
トップマネジメントレビュー
リビング用品・呉服部の審査
12
社員インタビュー
✰社員参加型の取り組み
「私のエコな約束」スペシャル
環境月間の企画として実施した環境キャンペーン「私のエコな約束」は4年目の取り組みとなります。
今年度は趣向を変えて、10 年間の環境活動の取り組みの中で、今まで実践出来た、あるいは実践出来なか
ったことに対して、
『エコ川柳』により「私の想い」を表現して、バックヤードに掲示しました。
従業員には大変好評で多数の作品が寄せられましたが、これらの作品から各部門長は部門グランプリを
選出、全社では 30 点の優秀作品が集まりました。そして、その中から『エコ川柳』全社グランプリの選考
を行った結果、多くの票を集めた優秀作品が決定しました。
全社グランプリは、3 つ星グランプリの 1 作品、2 つ星グランプリの 1 作品、1 つ星グランプリの 3 作品
が選ばれ、8 月の全体朝礼でグランプリ作品の紹介と表彰式を行いました。
グランプリ作品はもとより、参加者の掲示されている作品にも共感しながら、これからの環境活動に興
味を持って楽しく取り組んでいただけるイベントとなりました。
3 つ星グランプリの表彰を受ける
子供服用品課の田口信子さん
3 つ星グランプリの作品(左)と
表彰式終了後の田口さんのスナップ写真(右)
子供服用品課の
作品掲示板
「減クルマ」チャレンジウィークへの参加
今年で 6 年目となる「減クルマ」チャレン
ジウィーク(岩手県公共交通利用推進協議会
主催)は、9 月 30 日から 10 月 11 日までの
12 日間行われ、弊社としてもエコ通勤やカー
セーブにチャレンジする形で、今年度は全員
参加を目標に参加いたしました。
「減クルマ」チャレンジウィーク協賛店では、
期間中に参加者カードを提示すると優遇サー
ビスが受けられますが、より多くの方に楽し
んで参加していただき、街なかの賑わいにも
つなげるために、弊社テナントの 11 店舗も協
賛店として参加いたしました。
<平成 25 年度「減クルマ」チャレンジウィークの結果>
エコ通勤
カーセーブ
(仕事で)
エコムーブ
(私生活で)
162 人
1,092 回
6,618km
CO2 排出
削減量
1.79t
58 人
176 回
―
―
247 人
309 回
2,829km
0.76t
エコドライブ
228 人
1,542 回
―
―
合計
695 人
3,119 回
8,447km
2.55t
延人数
延回数
抑制距離
従前からクルマ抑制に取り組んでいる方
321 人
今回新たにクルマ抑制に取り組んだ方
112 人
※CO2 排出量換算
走行抑制距離÷9.7km/ℓ(実燃費)×(ガソリンℓあたり CO2 排出量)
女子制服の更新に環境配慮商品を選択
弊社では、女子制服には環境に配慮した商品を選択、平成 24 年 10 月は冬制服、平成 25 年 5 月には夏制
服を、カーボンオフセット商品である「ファッション アース プロジェクト(FEP)*」に参加してい
るメーカーの商品にリニューアルしました。また、旧制服の処分についても、旧冬制服は“オンワードグ
リーンキャンペーン”に参加、旧夏制服はメーカー独自のマテリアルリサイクル“星の助”により再生処
理を依頼しました。
*「ファッションアースプロジェクト(FEP)」とは、大手アパ
レルメーカーが参加している環境保全活動で、参加メーカーが
FEPのタグを購入して商品に付けることで、カーボンオフセッ
トクレジットとしてCO2 削減プロジェクトに使われる。
また、消費者が FEP のタグ付の商品を購入することで、間接的
に温暖化防止活動に参加することができる。
☆CO2 のオフセット量(タグ 1 枚につき)・・・青は 1kg、黄緑は 250g
13
“星の助”により再生される旧夏制服
✰環境美化運動・社会貢献活動
店舗外周清掃、中津川河畔及び遊歩道の清掃
平成 14 年から始めて 11 年目となる店舗外周清掃は、環境美化運動の一環として環境マネジメントプロ
グラムにも組み込まれており、4 月から 11 月の 8 ヶ月間、降雪の期間を除き毎週火曜日に行っています。
5 月と 9 月には、店舗外周及び軒下の蜘蛛の巣除去作業も行っています。そして 6 月の環境月間には、
盛岡市内にある中津川河畔と遊歩道のごみ拾いも実施しています。
屋上緑化の取り組み
パルクアベニュー・カワトク店の屋上にある“菜園 de 菜園”では、屋上に湿生花園を設け、アゼスゲ
やエゾリンドウ、ノハナショウブの他、サクランボの佐藤錦やブルーベリー、ヒメリンゴなどを植栽し、
屋上菜園を作りました。
5 月にはヒメリンゴの花が咲きました。夏季はアゼスゲがいかにも涼しげで、秋にはブルーベリーの木
が美しく紅葉しました。そして 11 月には、直径 3 センチ位のヒメリンゴの実が収穫出来るほどたくさん
の実を付けていました。
エコキャップキャンペーン運動
平成 21 年 5 月より社内運動から始めた、
「ペットボト
ルキャップを集め、世界の子どもにワクチンを届けよ
う!!」キャンペーンは、今年で 5 年目になりました。
最近では学校や様々な企業、団体などが運動を行ってお
り、広い範囲でキャンペーンが浸透しています。
(ポリオワクチン 1 人分=キャップ 860 個=CO2 削減効果 6.3kg)
エコキャップ送付実績
年度
数量
ワクチン量
CO2 削減効果
H21 年度
267kg
134 人
842kg
H22 年度
400kg
200 人
1,260kg
H23 年度
373kg
187 人
1,175kg
H24 年度
445kg
222 人
1,400kg
H25 年度
248kg
124 人
780kg
1,733kg
866 人
5,458kg
計
★平成 24 年度実績
エコキャップ回収量(kg)
414.9 (前年比 2.5%増加)
(店頭回収も含めた実績)
※H25.10 月現在
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✰チャリティ活動
チャリティオークション
平成 24 年 12 月 24 日
クリスマスイブに行われた、IBC 岩手放送とのタイアップによる「IBC ラジソン チャリティオークショ
ン」は、通常のオークションの価格より高値で落札され、大盛況のうちに終了。
出品数 41 点、落札価格 159,400 円を岩手県に寄付。
被災地に音の出る信号機と福祉機器を贈るために使われます。
チャリティ絆宝箱
平成 25 年 1 月 2 日
2 回目となる初売り“絆宝箱”は、設定された最低価格以上の入札方式による応募という形で上購入者を
決定。落札全額の収益として 300,000 円を、被災地復興支援のため岩手県に寄付。
「ハローキティ チャリティストラップ」発売キックオフイベント
平成 25 年 9 月 28 日
被災地復興支援キャンペーンとして日本百貨店協会が企画した、協
会オリジナルの「ハローキティ チャリティストラップ」が 10 月より
限定発売するにあたり、その趣旨を広く周知させるため、キックオ
フイベントが開催されました。全国の百貨店では、百貨店で元気に
働くスタッフをイメージしたデザイン(
「物産展ハローキティ」
「ウ
ェイトレスハローキティ」
「ご案内係ハローキティ」の 3 種類)の「ハ
ローキティ携帯ストラップ」を百貨店オリジナル特別限定チャリテ
ィ商品として販売。その収益額は日本百貨店協会を通じて被災3県
(岩手、宮城、福島)の子ども基金に寄付。
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「ハローキティ携帯ストラップ」
3 種類 各税込 300 円
✰震災復興支援
ニットでハートをつなごう展
運営
ハートニットプロジェクト
平成 25 年 3 月 9 日~12 日
日本中、世界中から毛糸のご支援と、暖かいお心をお
寄せ頂き、避難所や仮設住宅で編みあげられたニット
作品の展示販売会。今回は 3.11 に会期を合わせたこ
とで、被災地支援の思いがいつも以上に高まり、多く
のお客様が来場。会場では作品展示の他、ハートニッ
トプロジェクトの活動紹介も行われており、被災地の
方々からのメッセージには多くのお客様が足を止め
ておりました。
売上は 4 日間で 824,950 円と、
この企画の最高を記録。
この会期中に寄せられた寄付金 8,216 円は、売上金と
合わせて運営事務局を通じ、被災者へ届けられます。
つなごう!復興応援フェア
平成 25 年 3 月 15 日~21 日
被災地支援のために、川徳百貨店と仙台藤崎百貨店が
共同でフェアを企画して 2 年目。昨年は折り込みチラ
シの電話注文でしたが、今年は物産展として 3 月 9 日
から 11 日まで藤崎百貨店で、そしてバトンを受け継ぎ
川徳で開催。復興に向けて開発された商品や、津波被
害を受けながらも再開した商品など一堂に勢揃いしま
した。この収益金の一部 300,000 円を岩手県に寄付。
なお、売上金の一部を岩手県に寄付いたします。
岩手発 手しごと絆フェア
平成 25 年 6 月 29 日~7 月 2 日
「東京大学被災地支援ネットワーク」の呼び掛けにより、7 階ロイヤルルームにおいて、岩手県内を中
心に被災地の皆さんの手作り作品が一堂に集結した『岩手発 手しごと絆フェア』を開催しました。
“継続的な支援”として被災地の皆さんの作品を購入することや、手にとって被災地へ思いを馳せるこ
とも支援のひとつになります。岩手県内を中心に 13 の団体が参加しました。
岩手県知事も来場
復興ぞうきん実演中
神戸 まけないぞう
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✰リスク管理・内部コミュニケーション
産業廃棄物処理業者の現地調査
弊社から排出される産業廃棄物は、適切に処理する責任があります。種類毎に処理業者に処理を委託し
ていますが、確実に最終処分されることを確認する必要があります。
そこで弊社では、産業廃棄物が収集運搬者及び中間処理業者によって適正に収集処理が行われたかどう
かの状況を確認するため、年 2 回、現地調査を実施しています。今年度は、5 月 13 日に廃食油の委託処理
業者である八戸市の㈱東北ケミカルを訪問し、適正に処理されていることを確認しております。
委託処理業者の事務所
油脂を蒸気で溶かし、不純物を除去
再生利用される半製品の保管場所
フロン使用機器の温度管理
冷蔵ケースや冷凍ケースは、1日 3 回の温度チェック
を行い、記録しています。フロン漏洩に対するリスクを
回避するため、環境と安全への配慮を行っています。
外部講師を招き部門独自のコミュニケーションを実施
リビング用品・呉服部の環境リーダー3 名が企画する「環境勉強会」は、毎月 1 回、朝礼の時間を利
用して行われています。7 月 13 日(土)の環境勉強会は、西川産業㈱の飯沼誠氏を講師に招き、開店前の
9 時 20 分から 30 分間、
『持続可能な社会を目指して・・・』というタイトルで、川徳ならではのエコをみ
んなで考えていくために、具体的にわかりやすくお話をしていただきました。
〈*飯沼誠氏は、エコ検定(環境社会検定試験)の合格者=エコピープルです〉
内部コミュニケーションの実施
毎月開催される環境管理委員会では、事務局より前月の
環境活動状況の結果と評価を全部門長に報告されていま
す。また、その結果と今後の活動や環境に関連した最新情
報を両面に掲載した「エコ通信」を各部門に配付。部門長
から全従業員にまで回覧され、内部コミュニケーションを
はかり、情報共有されています。
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✰外部コミュニケーション
お客様声カード
「お客様の声」ポストが、各フロアの社員通用口に設
置されています。お客様からの環境を含めた様々なご
意見やご要望について、販売員によって記入されたお
客様声カードは、毎日、
「お客様の声」ポストより回
収され、対応策を検討し改善につなげています。
ホームページ等の活用による情報発信
弊社のホームページでは、環境活動の年次報告である環境報告書や、カワトク エコライン(環境配慮
商品)の季節毎の商品紹介、そして最新のトピックスをお知らせしています。
エコライフの推進イベント(外部イベント)
6 月 5 日の世界環境デーに、環境関連のチラシ
の配布(
『エコショップ』や小型家電リサイクル等)
や、環境PR車両である「エコカーゴ」の展示、
わんこ兄弟(ご当地キャラクター)1 体により、
「ご
みの減量化やリサイクルに取り組んでいるエコシ
ョップを利用しましょう」と呼び掛け、エコショ
(主催者:岩手県、NPO法人いわてNPOフォーラム 21)
ップのPRを行いました。
)
行政等が認定する環境事業所
内容
盛岡市ごみ減量・リサイクル協力
店
エコショップいわて認定店
(3 年毎に更新)
いわて地球環境にやさしい事業所
4 つ星認定店(3 年毎に更新)
認定団体
認定時期
盛岡市
平成 15 年 3 月 18 日
岩手県・盛岡市
いわて NPO フォーラム 21
平成 18 年 5 月 15 日
岩手県
平成 18 年 10 月 12 日
盛岡市レジ袋使用量削減協力店
盛岡市
平成 19 年 7 月 17 日
いわて地産地消レストラン
1 つ星認定店(1 年毎に更新)
岩手地産地消推進会議
平成 24 年 4 月1日
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店舗名
パルクアベニュー・カワトク
アネックスカワトク
パルクアベニュー・カワトク
アネックスカワトク
パルクアベニュー・カワトク
アネックスカワトク
パルクアベニュー・カワトク
アネックスカワトク
北の蕎麦屋カワトク店
<お問い合せ>
株式会社 川 徳 CSR室
〒020-8655 岩手県盛岡市菜園一丁目 10 番 1 号
電話(019)-651-1111(代表)
URL http://www.kawatoku.com/
E-mail : [email protected]
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