Comments
Description
Transcript
プレゼンテーション
循環型システムを目指す 『草かり君』の開発について 国土交通省NETIS登録 [KK-040046] 特許番号 [第3274852号] MISSION IN 「焼却ゼロ」 除草作業の現状 「困っていることを捜す」 膨大な処分量 焼却処分による温暖化 暑く、危険な作業 リサイクルする場所がない 1 従来の草刈り機の現状 従来草刈機の種類 様々な問題点 ・ロングリーチ式 ・使用場所に制限がある ・遠隔操作式 ・刈り取った後に集積作業 ・自走式 ・転倒などの危険がある ・肩掛け式草刈機 ・即、リサイクル化できない ロングリーチ式 遠隔操作式草刈機 ハンドガイド式草刈機 循環型草刈り機『草かり君』の概要 発電機 運搬用ホース 集草タンク カットブロア 草刈アタッチメント 草かり君 2 草刈アタッチメントの構造 側面から内部 反対方向に回転する2枚刃 下面から内部 草刈アタッチメント どの方向へも刈れる、回転式開口部 作業適用範囲 搬入条件 進入する傾斜角度35° 進入路幅 W=2.5m以上 搬送は10t台車による 作業スペース 幅 W=3.0m以上 自然条件 降雨の場合は作業中止 適応箇所 河川敷、路側帯、法面、石積等 適応範囲 アーム最大長 上方5m∼下方3mまで対応 3 作 業 工 程 除 除草 草 収 収集 集 積込・運搬 積込・運搬 粉 粉砕 砕 リサイクル リサイクル 焼 焼却 却 除 除草 草 粉 粉砕 砕 収 収集 集 積込・運搬 積込・運搬 リサイクル リサイクル 現場残置 現場残置 土に帰る 土に帰る 行程1 『刈る!』 刈取り方向 刈取り方向 刈取り方向 4 行程2 『吸う!』 行程3 『粉砕!』 5 行程4 『集める!』 5cm以下に粉砕されるために、 リサイクルへの促進。 従来工法との比較 草かり君と肩掛け式草刈機との比較 草かり君と肩掛け式草刈機との比較 (刈取∼積込まで) (刈取∼積込まで) 項 目 活用の効果 経済性 低下 工 程 向上(47.06%) 品 質 同程度 安全性 向 上 施工性 向 上 環 境 向 上 (8.86%) 比較の根拠 5cm以下に粉砕されているため 刈取∼収集を瞬時に行うので、 集積作業の手間が省ける バックホウ施工なので、人力同様に 細やかな作業ができる 機械施工なので、直近に 人はいなくて良い 通常のバックホウの運転で、 特殊な技術はいらない 刈草の収集まで瞬時に行うので 仕上げながら施工出来る 6 活用の効果 1、 刈取∼収集まで一工程で行え、人力の省力化と 作業員への安全が図られた。 2、 5cm以下に粉砕されるため、リサイクルへの促進。 3、 粉砕した草の残置による土壌再生効果並びに、 刈草の運搬量の低減。 4、 1工程による除草により、作業中の周辺環境の維持。 5、 作業範囲に対応した4∼5mの立木も粉砕できる。 (φ4cm以下の立木及びφ5cm以下の竹) 6、 スウィング付きのため自由自在の角度で刈取りが行える。 草かり君の作業状況 7 堆肥化の状況 現地にて集積状況 約1ヶ月放置後の状況 夏季は1ヶ月程度で 堆肥化が完了。 マルチング材等として 利用できる 8 現場に応じた刈刃 石積用刈刃 (磨き) 跳石防止用 チェーン刃 刃毀れ防止用 ゴム刃 従来技術との比較表 作業工程の比較表 9 作業単価 草かり君の単価表 NETIS登録時 現場の条件 1日の作業量 1.0㎡当り 除草、集積(草丈0.1≦H≦0.5mの草丈) 1,265㎡ 62円 除草、集積(草丈0.5<H≦1.0mの草丈) 1,100㎡ 71円 除草、集積(草丈1.0<H≦1.5mの草丈) 935㎡ 84円 除草、集積(草丈1.5<H≦2.0mの草丈) 770㎡ 102円 作業実績 現場名・施工場所 規 模 施主・所有者 芦屋カンツリークラブ 南芦屋浜 津門川 武庫川河川敷 科学公園都市 神戸西BP維持工事 西宮市山口町 300㎡ 500㎡ 100㎡ 600㎡ 850㎡ 1,050㎡ 1,450㎡ 250㎡ 850㎡ 950㎡ 600㎡ 17,134㎡ 芦屋カンツリークラブ 兵庫県 西宮市 兵庫県 兵庫県 国土交通省 個人(3件) 国土交通省 個人(2件) 個人(2件) 都市基盤整備公団 兵庫県 西神BP菅野地区迂回路撤去工事 西宮市山口町船坂 芦屋市南芦屋浜 西宮市名塩 刈草堆肥化実験施設整備工事 10 結 論 1、 「焼却ゼロ」の循環型草刈機の実現。 2、 リサイクル化へ大きく前進。 3、 作業員の労務軽減と安全の向上。 4、 周辺景観に優しい工法。 5、 地球環境保護へ貢献。 今後の課題 1、 収集した刈草を有効利用するための 再資源化施設(ストックヤード)の確保と 活用システムの構築。 2、 現場に最適なアタッチメントの改良とコスト削減。 3、 刈草の朝露を克服する吸引力の確保 11 ワイド草かり君 平成17年度近畿地方整備局 管内技術研究発表会 『優秀賞受賞』 『循環型システムを目指す草刈機の開発について』 が平成17年7月7・8日神戸国際会議場において 新工法部門Ⅰで優秀賞を受賞いたしました。 12 13