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家族収入特約 - ソニー生命保険

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家族収入特約 - ソニー生命保険
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
家族収入特約条項 目次
この特約の趣旨
第1条
第2条
第3条
第4条
第5条
第6条
第7条
第8条
第9条
第10条
第11条
第12条
第13条
第14条
第15条
第16条
第17条
第18条
第19条
第20条
第21条
第22条
第23条
第24条
第25条
第26条
第27条
第28条
第29条
第30条
第31条
特約の締結および責任開始期
特約の型
型による年金月額
特約年金の支払
特約年金の支払に関する補則
戦争その他の変乱
年金の支払事由発生後、年金の受取人が死亡した
場合の取扱
年金の一時支払
年金の請求、支払の手続
支払証書
特約の保険料の払込免除
特約の保険期間、保険料払込期間および保険料の
払込
特約の保険料の自動振替貸付
特約の失効
特約の復活
特約の解約
解約返戻金
債権者等による解約
特約の保険料払込期間の変更
特約の基準年金月額の減額
特約の復旧
特約の消滅
告知義務および告知義務違反
重大事由による解除
契約者配当
変換
年金受取人の変更
家族年金の受取人の死亡
管轄裁判所
契約内容の登録
主約款の規定の準用
第32条
第33条
第34条
第35条
第36条
ファミリー保険に付加した場合の特則
変額保険に付加した場合の特則
積立利率変動型終身保険に付加した場合の特則
保険料一時払に関する特則
主契約に5年ごと利差配当付介護保障移行特約が
付加された場合の特則
第37条 主契約に5年ごと利差配当付年金支払移行特約が
付加された場合の特則
生活保障特則
第38条
第39条
第40条
第41条
第42条
第43条
第44条
第45条
第46条
第47条
特則の締結および責任開始期
特約の規定の変更
この特則を付加した場合の特約の保険料
特則の解約
この特則を付加した場合の特約の解約返戻金
債権者等による特則の解約
特則の消滅
告知義務および告知義務違反
重大事由による解除
特約条項の規定の準用
無解約返戻金型平準定期保険に付加した場合の特
則
第48条 無解約返戻金型平準定期保険に付加した場合の特
則
優良体・非喫煙者割引特則
第49条
第50条
第51条
第52条
特則の締結
特約の保険料率の適用
健康状態および喫煙状況等に関する告知義務
健康状態および喫煙状況等に関する告知義務違反
による特則の解除
第53条 特則の解約
第54条 喫煙歴の誤りの処理
家族収入特約条項
(昭和58年6月27日制定)
(平成23年5月2日改正)
この特約の趣旨
この特約は、主契約の保障に加えて保障を大型化するための特約で、特約の保険期間中に被保険者が死亡し、または高
度障害状態になったときに、特約の型に応じて一定額または逓増する額の年金支払を保障するものです。
(特約の締結および責任開始期)
第1条 この特約は、主たる保険契約(以下「主契約」といいます。)の締結の際、主契約の保険契約者(以下「保険契
約者」といいます。)の申出によって、主契約に付加して締結します。会社が、この特約の申込みを承諾した場合
には、保険証券を保険契約者に交付します。この特約の保険証券に記載する事項については、主契約の普通保険約
款(以下「主約款」といいます。)の保険証券に記載する事項の規定を準用します。
2 前項の規定にかかわらず、主契約の責任開始期以後、保険契約者から申出があった場合、会社は、新たに主契約
の被保険者(以下「被保険者」といいます。)に関する告知を求め、被保険者の選択を行ったうえ、承諾したとき
は、この特約を主契約に付加することができます。この場合、会社はこの特約の保険証券を交付しません。
3 この特約の責任開始期は、主契約と同一とします。ただし、前項の場合、主契約の払込方法<回数>に応じて、
会社がこの特約の付加を承諾した日の直後に到来する主契約の契約応当日(主契約が年払であれば年単位の契約応
当日、半年払であれば半年単位の契約応当日、月払であれば月単位の契約応当日)とします。
(特約の型)
第2条 保険契約者は、この特約の締結の際、次のいずれかの型を指定するものとします。
⑴ 定額型
⑵ 逓増型
402
約款
特 約
別 表
付 表
B-04
家族収入特約条項
(特約年金の支払)
第4条 保険契約者は、この特約の締結の際、年金を支払う場合の最低保証年数(以下「最低支払保証期間」といいま
す。)として、会社の定める取扱いに従い、次のいずれかの期間を指定するものとします。
⑴ 2年
⑵ 5年
2 前項により指定された最低支払保証期間は、変更することはできません。
3 この特約で、支払う年金の種類、年金を支払う場合(以下「支払事由」といいます。)、支払額および受取人は、
次のとおりです。
年金の種類
支払事由
支払額
受取人
特約家族年金
主契約の被保険者がこの特約の保険期
被保険者が死亡した日また 主契約の死
間中に死亡し、主約款の規定により主契 は高度障害状態に該当した日 亡保険金の
約の死亡保険金が支払われるとき
以後最初に到来する月単位の 受取人
特約高度障害年金
被保険者がこの特約の保険期間中に高 契約応当日の前日を第1回の 主契約の高
度障害状態(別表1)に該当し、主約款 年金支払日とし、以後この特 度障害保険
の規定により主契約の高度障害保険金が 約の保険期間満了日まで、毎 金の受取人
月の契約応当日の前日に第3
支払われるとき。
この場合、この特約の責任開始期前に 条(型による年金月額)の規
すでに生じていた障害状態にこの特約の 定により定まる年金月額を支
責任開始期以後の傷害または疾病(この 払います。
ただし、この特約の保険期間
特約の責任開始期前にすでに生じていた
障害状態の原因となった傷害または疾病 満了時前の第1項により指定さ
と因果関係のない傷害または疾病に限り れた最低支払保証期間以内に死
ます。)を原因とする障害状態が新たに 亡し、または高度障害状態に該
加わって高度障害状態に該当したときを 当して年金を支払う場合には、
この特約の保険期間は、死亡ま
含みます。
たは高度障害の日を起算日とし
て以後、第1項により指定され
た最低支払保証期間を経過した
日までとします。
4 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合には、被保険者がこの特約の責任開始期前に発病
した疾病を直接の原因としてこの特約の責任開始期以後に高度障害状態(別表1)に該当したときでも、この特約
の責任開始期以後の原因によるものとみなします。
⑴ その疾病について、この特約の締結、復活または復旧の際に、告知により会社が知っていた場合。ただし、事
実の一部が告知されなかったことにより、その疾病に関する事実を会社が正確に知ることができなかった場合を
除きます。
⑵ その疾病について、この特約の責任開始期前に医師の診察、検査、治療、投薬その他の診療を受けたことがな
く、かつ、健康診断または人間ドックにおいて異常(要経過観察、要治療、要再検査、要精密検査を含みま
す。)を指摘されたことがない場合。ただし、その疾病による症状について保険契約者または被保険者が認識ま
たは自覚していた場合を除きます。
5 この特約において、支払事由に該当しても年金を支払わない場合(以下「免責事由」といいます。)は次のとお
りです。
主契約
(型による年金月額)
第3条 この特約の型による年金月額は、各保険年度により次のとおりとします。
⑴ 定額型 この特約の付加時の年金月額。ただし、年金月額が変更されたときは変更後の金額。(以下「基準
年金月額」といいます。)
⑵ 逓増型 基準年金月額に次の表に定める率を乗じて得た金額
保険
保険
保険
保険
保険
保険
乗率
乗率
乗率
乗率
乗率
乗率
年度
年度
年度
年度
年度
年度
1
1.00
10
1.45
19
1.90
28
2.35
37
2.80
46
3.25
2
1.05
11
1.50
20
1.95
29
2.40
38
2.85
47
3.30
3
1.10
12
1.55
21
2.00
30
2.45
39
2.90
48
3.35
4
1.15
13
1.60
22
2.05
31
2.50
40
2.95
49
3.40
5
1.20
14
1.65
23
2.10
32
2.55
41
3.00
50
3.45
6
1.25
15
1.70
24
2.15
33
2.60
42
3.05
51
3.50
7
1.30
16
1.75
25
2.20
34
2.65
43
3.10
52
3.55
8
1.35
17
1.80
26
2.25
35
2.70
44
3.15
53
3.60
9
1.40
18
1.85
27
2.30
36
2.75
45
3.20
54
3.65
55
3.70
403
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
年金の種類
特約家族年金
特約高度障害年金
免責事由
次のいずれかにより、被保険者が死亡したとき
⑴ この特約の責任開始期の属する日からその日を含めて3年以内の自殺
⑵ 保険契約者または家族年金受取人の故意による致死
保険契約者または被保険者の故意により、被保険者が、高度障害状態(別表1)になっ
たとき
(特約年金の支払に関する補則)
第5条 会社が高度障害年金を支払った場合には、保険契約者は、次の払込期月(払込期月の初日から契約応当日の前日
までに高度障害状態(別表1)になったときは、その払込期月)以降この特約の保険料の払込みを要しません。
2 家族年金または高度障害年金が支払われる場合については、年金の支払事由発生時以後、次の規定は適用しませ
ん。
年金の支払事由発生時以後に適用しない規定
第19条(特約の保険料払込期間の変更)
第20条(特約の基準年金月額の減額)
第26条(変換)
3 家族年金を支払う前に高度障害年金の支払請求を受け、高度障害年金が支払われるときは、会社は、家族年金を
支払いません。また、家族年金を支払った場合には、その支払後に高度障害年金の請求を受けても、会社は、これ
を支払いません。
4 この特約の保険期間満了日において、被保険者の障害状態の回復の見込みがないことのみが明らかでないために、
特約高度障害年金の支払事由に該当しない場合には、この特約の保険期間満了後も引続きその状態が継続し、かつ、
その回復の見込みがないことが明らかになったときに、会社は、この特約の保険期間満了日に高度障害状態(別表
1)になったものとして、特約高度障害年金を支払います。
5 家族年金受取人が、故意に被保険者を死亡させた場合に、その受取人が、家族年金の一部の受取人であるときは、
家族年金の残額を他の家族年金受取人に支払います。
6 被保険者の死亡が免責事由に該当したことによって家族年金を支払わないときは、会社は、責任準備金(前項に
該当する場合には、支払われない年金部分の責任準備金)を、保険契約者に支払い、この特約は消滅します。ただ
し、保険契約者が、故意に被保険者を死亡させたことによって、家族年金を支払わない場合には、責任準備金その
他の返戻金の払いもどしはありません。
(戦争その他の変乱)
第6条 被保険者が、戦争その他の変乱によって死亡し、または高度障害状態(別表1)になった場合に、その原因によ
って死亡し、または高度障害状態になった被保険者の数の増加が、この特約の計算の基礎に影響をおよぼすときは、
会社は、家族年金または高度障害年金を削減して支払うかまたは支払わないことがあります。
2 前項の規定により家族年金または高度障害年金を支払わない場合には、会社は、責任準備金を、年金の受取人に
支払い、この特約は消滅します。
(年金の支払事由発生後、年金の受取人が死亡した場合の取扱)
第7条 年金の支払事由発生後、年金の受取人が死亡した場合は、次の各号のとおり取扱います。
号
年金の支払事由発生後、年金の受取人が死亡した場合の取扱
⑴ 家族年金支払事由発生後、家族年金受取 死亡した家族年金受取人の法定相続人が、その家族年金受取
人が死亡した場合
人に代わり、新たに家族年金受取人になるものとします。
⑵ 高度障害年金支払事由発生後、高度障害 死亡した高度障害年金の受取人の法定相続人が、その高度障
年金の受取人が死亡した場合
害年金の受取人に代わり、新たに高度障害年金の受取人にな
るものとします。
2 法定相続人が2人以上あるときは、それぞれの法定相続分に応じて支払います。
(年金の一時支払)
第8条 年金の受取人は、年金支払にかえて将来の家族年金または高度障害年金の全部または会社所定の範囲における一
部の現価を一時に請求することができます。
2 前項の規定により年金の全部の現価を一時に支払った場合には、この特約は消滅します。
3 第1項の規定により年金の一部の現価を一時に支払った場合には、支払った現価に対応する年金月額を減額しま
す。ただし、減額後の年金月額が会社の定める年金月額に満たないときは、年金の一部の現価の支払は取扱いませ
ん。
(年金の請求、支払の手続)
第9条 年金の支払事由が生じたときは、保険契約者または年金の受取人は、遅滞なく会社に通知してください。
2 年金の受取人は、年金の支払事由が生じたときは、会社所定の書類(別表4)を提出して、年金を請求してくだ
さい。
3 年金は、最初の支払時期および支払場所は主約款の規定を準用し、以後毎月の契約応当日の前日に、会社の本社
または会社の指定した場所で支払います。
404
約款
別 表
付 表
B-04
家族収入特約条項
(特約の保険期間、保険料払込期間および保険料の払込)
第12条 この特約の保険期間および保険料払込期間は、この特約の付加時に会社所定の範囲内で定めます。
2 この特約の保険料は、主契約の保険料とともに払込むことを要します。保険料前納の場合も同様とします。
3 前項で払込むべき保険料は、主約款に定めるそれぞれの払込期月の契約応当日(第1回保険料の場合は契約日)
からその次の払込期月の契約応当日の前日までの期間(以下、「保険料期間」といいます。)に対応する保険料と
します。
4 保険料期間中にこの特約が消滅もしくは第1回目の年金を支払う場合(この特約の保険料の払込みが免除された
後に消滅および第1回目の年金を支払う場合ならびに主契約が延長保険または払済保険に変更された場合を除きま
す。)またはこの特約の保険料の払込みが免除された場合には、保険料期間に対応するこの特約の保険料のうち未
経過部分(次の払込期月の契約応当日の前日までの保険料相当額とし、1か月未満の端数は切捨てます。以下、
「未経過保険料」といいます。)を保険契約者(主契約の死亡保険金または高度障害保険金を支払うときは、主契
約の保険金受取人)に払いもどします。
5 主契約の保険期間と保険料払込期間とが異なる場合には、主契約の保険料払込期間経過後において払込むべきこ
の特約の保険料は、主契約の保険料払込期間中に一括して前納することを要します。この場合、一括して払込むべ
きこの特約の保険料は、主契約の保険料払込方法にかかわらず年払保険料とし、会社所定の利率で割引きます。
6 前項のこの特約の保険料前納金は、会社所定の利率で計算した利息をつけて積立てておき、主契約の契約応当日
ごとに、この特約の保険料の払込みに充当します。
7 この特約の保険料の払込みを要しなくなった場合には、この特約の保険料前納金の残額を保険契約者に払いもど
します。ただし、主契約の死亡保険金または高度障害保険金を支払うときは、主契約の保険金受取人に支払います。
8 第5項の場合において、この特約の保険料が一括して前納されないときは、この特約は主契約の保険料払込期間
満了日の翌日から将来に向かって解約されたものとします。
9 主契約の保険料が払込まれ、この特約の保険料が払込まれない場合には、この特約は、猶予期間満了日の翌日に
解約されたものとします。
特 約
(特約の保険料の払込免除)
第11条 主約款の規定により主契約の保険料の払込みが免除された場合には、会社は、次の払込期月(払込期月の初日か
ら契約応当日の前日までに身体障害の状態になったときは、その払込期月)以降のこの特約の保険料の払込みを免
除します。
2 前項の規定により、この特約の保険料の払込みが免除された場合には、保険料の払込みの免除事由発生時以後、
次の規定は適用しません。
保険料の払込みの免除事由発生時以後に適用しない規定
第19条(特約の保険料払込期間の変更)
第20条(特約の基準年金月額の減額)
第21条(特約の復旧)
第26条(変換)
3 前2項のほか、この特約の保険料の払込免除については、主約款の保険料の払込免除に関する規定を準用します。
主契約
(支払証書)
第10条 会社は、家族年金または高度障害年金を支払うときおよび第7条(年金の支払事由発生後、年金の受取人が死亡
した場合の取扱)第1項の規定が適用されたときは、支払期間および各期支払額その他必要事項を記載した支払証
書を受取人に交付します。
(特約の保険料の自動振替貸付)
第13条 この特約が付加されている主契約において、自動振替貸付の規定が適用されるときは、その主契約の保険料とこ
の特約の保険料の合計額について、主約款の自動振替貸付の規定を適用します。
(特約の失効)
第14条 主契約が効力を失ったときは、この特約も同時に効力を失います。
(特約の復活)
第15条 主契約の復活請求の際に別段の申出がないときは、この特約についても同時に復活の請求があったものとします。
2 前項の請求を受けた場合、会社は、主契約について復活を承諾したときは、主約款の復活の規定を準用してこの
特約の復活の取扱いをします。ただし、会社がこの特約の復活を承諾しても、保険証券は交付しません。
(特約の解約)
第16条 保険契約者または保険契約者以外の者でこの特約の解約をすることができる者(以下、「債権者等」といいま
す。)は、年金の支払事由発生前に限り、将来に向かってこの特約を解約することができます。
(解約返戻金)
第17条 この特約の解約返戻金は、この特約の保険料払込期間中の場合にはその保険料を払込んだ年月数(年払または半
年払の場合は、払込んだ年月数および経過年月数)により、保険料払込済の場合にはその経過した年月数により計
算します。また、この特約の解約返戻金額は、主契約の解約返戻金額とあわせて、主約款の解約返戻金の規定を準
用して保険契約者に通知します。
2 本条の解約返戻金の支払時期および支払場所については、主約款の保険金の請求、支払の手続に関する規定を準
405
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
用します。
(債権者等による解約)
第18条 債権者等によるこの特約の解約は、解約の請求の通知が会社に到着した時から1か月を経過した日に効力を生じ
ます。
2 前項の通知が行われた場合でも、通知の時において次の各号のすべてを満たす年金の受取人が、保険契約者の同
意を得て、前項の期間が経過するまでの間に、所定の金額(解約の請求の通知が会社に到着した日に解約の効力が
生じたとすれば会社が債権者等に支払うべき金額)を債権者等に支払い、かつ会社にその旨を通知したときは、前
項の解約はその効力を生じません。
号
年金の受取人の条件
⑴ 保険契約者の親族、被保険者の親族または被保険者本人であること
⑵ 保険契約者でないこと
3 年金の受取人が前項の通知をするときは、会社所定の書類(別表4)を会社に提出してください。
4 第1項の解約の請求の通知が会社に到着した日以後、解約の効力が生じるまで、または第2項の規定により効力
が生じないこととなるまでに、特約家族年金または特約高度障害年金の支払事由が生じ、会社が第1回目の年金を
支払うべきときは、次の各号のとおり取扱います。
号
支払うべき金額
取扱
⑴ 会 社 が支 払 うべ き 金額
第2項に定める所定の金額を債権者等に支払い、会社が支払うべき金額か
が、第2項に定める所定 ら債権者等に支払った金額を差引いた残額を年金の受取人に支払います。以
の金額以上の場合
後、第1項に定める債権者等による解約の効力は生じません。
⑵ 会 社 が支 払 うべ き 金額
次のとおり取扱い、以後、第1項に定める債権者等による解約の効力は生
が、第2項に定める所定 じません。
の金額に満たない場合
① 将来の年金の現価を限度として、第2項に定める所定の金額を債権者
等に支払い、年金月額を減額します。
② この場合、年金月額に会社の定める年金月額の取扱単位に満たない端
数部分があるときは、当該端数部分を年金月額から減額し、当該端数部
分に相当する年金の現価を年金の受取人に支払います。
ただし、減額後の年金月額が会社の定める金額に満たないときは、会社
は、年金の支払いを行わず、年金の現価から債権者等に支払った金額を差引
いた残額を年金の受取人に支払い、保険契約は消滅します。
(特約の保険料払込期間の変更)
第19条 保険契約者は、会社の承諾を得て、この特約の保険料払込期間を変更することができます。ただし、変更後の保
険料払込期間は、会社所定の範囲内から選択することを要します。
2 保険契約者が、本条の変更を請求するときは、会社所定の書類(別表4)を、会社に提出してください。
3 会社が本条の変更を承諾したときは、会社の定める方法により計算した金額を授受し、次回以後のこの特約の保
険料を更正します。
(特約の基準年金月額の減額)
第20条 保険契約者は、会社の定める取扱いに従い、この特約の基準年金月額を減額することができます。ただし、減額
後の特約基準年金月額が会社所定の金額以上であることを要します。
2 主契約の保険金額が減額された場合で、この特約の基準年金月額が会社所定の範囲をこえるときは、その限度額
まで減額します。
(特約の復旧)
第21条 主契約の復旧請求の際に別段の申出がないときは、この特約についても同時に復旧の請求があったものとします。
2 会社が復旧を承諾したときは、主約款の規定を準用してこの特約の復旧の取扱いをします。
3 この特約のみを減額した場合の復旧は取扱いません。
(特約の消滅)
第22条 次のいずれかに該当したときは、この特約は消滅し、各号のとおり取扱います。
号
この特約が消滅する場合
消滅時の取扱
⑴ 主契約が払済保険または延長保 第17条(解約返戻金)の規定による解約返戻金を、主契約の解約返戻
険に変更されたとき
金に加え、主契約を払済保険または延長保険に変更した日(以下本条
において「変更日」といいます。)のこの特約の家族年金の現価(変
更日に家族年金の支払事由が発生したものとして計算します。)の8
割を、主契約の保険金額に加えて取扱います。
⑵ 主契約が消滅したとき
主約款の規定によって保険金が支払われるときを除いて、主約款に準
じて解約返戻金等の支払を取扱います。
(告知義務および告知義務違反)
第23条 この特約の締結、復活または復旧に際しての告知義務および告知義務違反については、主約款の告知義務および
告知義務違反に関する規定を準用します。
406
約款
別 表
付 表
B-04
家族収入特約条項
(変換)
第26条 保険契約者は、会社の定める取扱いに従い、次の各号のいずれにも該当する場合には、被保険者選択を受けるこ
となく、この特約の全部または一部を他の個人保険契約に変換することができます。
号
変換することができる場合
⑴ この特約の責任開始の日(復活または復旧の場合には、復活日または復旧日とします。)からその日を含
めて会社所定の年数を経過しているとき
⑵ 変換日における被保険者の年齢が会社所定の範囲内であるとき
⑶ 変換日からこの特約の保険期間満了日までの期間が会社所定の年数以上あるとき
2 前項の規定により変換される他の個人保険契約の死亡保険金額(変額保険(終身型)、変額保険(有期型)また
は積立利率変動型終身保険の場合は「基本保険金額」、家族収入特約の場合は「年金現価」)は、被変換部分の基
準年金月額に次の表の倍率を乗じて得た金額から解約返戻金相当額(変換請求時における被変換部分の解約返戻金
の額を会社所定の桁数により切捨てた金額をいいます。)を差引いた金額を限度とします。
⑴ 定額型
倍率
倍率
倍率
変換日からその日
変換日からその日
変換日からその日
最低支払
最低支払
最低支払
を含めた保険期間
を含めた保険期間
を含めた保険期間
保証期間
保証期間
保証期間
満了日までの期間
満了日までの期間
満了日までの期間
2年 5年
2年 5年
2年 5年
2年超 3年以下
23
57
26年超 27年以下
243
50年超 51年以下
380
3年超 4年以下
34
57
27年超 28年以下
250
51年超 52年以下
384
4年超 5年以下
46
57
28年超 29年以下
257
52年超 53年以下
389
5年超 6年以下
57
29年超 30年以下
264
53年超 54年以下
393
6年超 7年以下
67
30年超 31年以下
271
54年超 55年以下
397
7年超 8年以下
78
31年超 32年以下
277
55年超 56年以下
401
8年超 9年以下
88
32年超 33年以下
284
56年超 57年以下
405
9年超 10年以下
98
33年超 34年以下
290
57年超 58年以下
409
10年超 11年以下
108
34年超 35年以下
296
58年超 59年以下
413
11年超 12年以下
118
35年超 36年以下
302
59年超 60年以下
417
12年超 13年以下
128
36年超 37年以下
308
60年超 61年以下
420
13年超 14年以下
137
37年超 38年以下
314
61年超 62年以下
424
14年超 15年以下
146
38年超 39年以下
320
62年超 63年以下
428
15年超 16年以下
155
39年超 40年以下
325
63年超 64年以下
431
16年超 17年以下
164
40年超 41年以下
331
64年超 65年以下
434
17年超 18年以下
173
41年超 42年以下
336
65年超 66年以下
438
18年超 19年以下
181
42年超 43年以下
341
66年超 67年以下
441
19年超 20年以下
189
43年超 44年以下
347
67年超 68年以下
444
20年超 21年以下
198
44年超 45年以下
352
68年超 69年以下
447
21年超 22年以下
205
45年超 46年以下
357
69年超 70年以下
451
22年超 23年以下
213
46年超 47年以下
361
70年超 71年以下
454
23年超 24年以下
221
47年超 48年以下
366
71年超 72年以下
457
24年超 25年以下
229
48年超 49年以下
371
72年超 73年以下
459
25年超 26年以下
236
49年超 50年以下
376
特 約
(契約者配当)
第25条 この特約に対しては、契約者配当はありません。
主契約
(重大事由による解除)
第24条 この特約の重大事由による解除については、主約款の重大事由による解除に関する規定を準用します。
407
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
408
⑵ 逓増型
変換日の属する
保険年度
第3保険年度
第4保険年度
第5保険年度
第6保険年度
第7保険年度
第8保険年度
第9保険年度
第10保険年度
第11保険年度
第12保険年度
第13保険年度
第14保険年度
第15保険年度
第16保険年度
第17保険年度
第18保険年度
第19保険年度
第20保険年度
第21保険年度
第22保険年度
第23保険年度
第24保険年度
第25保険年度
第26保険年度
第27保険年度
第28保険年度
10年家族
収入特約
最低支払
保証期間
2年 5年
101
89
76
63
79
48
82
33
85
15年家族
収入特約
最低支払
保証期間
2年 5年
180
170
159
147
134
121
106
91
74
94
57
96
39
99
20年家族
収入特約
最低支払
保証期間
2年 5年
264
255
246
235
224
212
200
186
172
156
140
123
105
86
108
66
111
45
114
25年家族
収入特約
最低支払
保証期間
2年 5年
349
342
335
326
317
307
296
284
272
259
245
229
213
197
179
160
140
119
97
122
75
125
51
128
30年家族
収入特約
最低支払
保証期間
2年 5年
436
431
425
418
411
403
394
384
374
362
350
337
323
309
293
277
259
241
221
201
179
157
134
109 136
83
139
57
142
約款
付 表
B-04
家族収入特約条項
50年家族
収入特約
変換日の属する
最低支払
最低支払
保険年度
保証期間
保証期間
2年 5年
2年 5年
第3保険年度
523
777
第4保険年度
519
779
第5保険年度
515
780
第6保険年度
510
780
第7保険年度
505
780
第8保険年度
499
779
第9保険年度
492
778
第10保険年度
484
776
第11保険年度
475
773
第12保険年度
466
770
第13保険年度
456
766
第14保険年度
445
762
第15保険年度
434
756
第16保険年度
421
750
第17保険年度
408
743
第18保険年度
393
736
第19保険年度
378
728
第20保険年度
362
719
第21保険年度
345
709
第22保険年度
327
698
第23保険年度
309
687
第24保険年度
289
674
第25保険年度
268
661
第26保険年度
246
647
第27保険年度
223
632
第28保険年度
199
616
第29保険年度
174
600
第30保険年度
148
582
第31保険年度
120
151
563
第32保険年度
92
153
544
第33保険年度
62
156
523
第34保険年度
502
第35保険年度
479
第36保険年度
455
第37保険年度
430
第38保険年度
405
第39保険年度
378
第40保険年度
349
第41保険年度
320
第42保険年度
290
第43保険年度
258
第44保険年度
225
第45保険年度
191
第46保険年度
155
193
第47保険年度
118
196
第48保険年度
80
199
3 第1項の変換が行われた場合は、この特約は変換時に被変換部分について解約されたものとして取扱い、解約返
戻金を保険契約者に支払います。
4 変換後の保険契約には、該当する個人保険の普通保険約款が適用されます。ただし、保険金の支払に関する規定
の適用に際しては、変換前の保険期間と変換後の保険期間を継続した保険期間とみなします。
5 保険契約者が本条の変換を請求するときは、会社所定の書類(別表4)を、会社に提出してください。
別 表
45年家族
収入特約
最低支払
保証期間
2年 5年
694
694
693
692
690
688
684
681
676
671
665
658
651
643
634
624
613
602
590
577
563
548
533
516
498
480
461
440
419
396
373
348
322
295
267
238
208
176
144
179
109
182
74
185
特 約
40年家族
収入特約
最低支払
保証期間
2年 5年
609
607
605
602
598
594
589
583
576
569
561
552
543
533
522
510
497
483
469
453
437
419
401
382
362
341
318
295
271
245
219
191
162
132
165
101
168
68
171
主契約
35年家族
収入特約
(年金受取人の変更)
第27条 保険契約者は、主契約の保険金の受取人が変更される場合を除いて、この特約の年金受取人の変更はできません。
(家族年金の受取人の死亡)
409
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
第28条 家族年金の受取人が家族年金の支払事由の発生以前に死亡したときは、その法定相続人(順次の法定相続人を含
みます。)を家族年金の受取人とします。
2 前項の規定により家族年金の受取人となった者が死亡した場合に、この者に法定相続人がいないときは、前項の
規定により家族年金の受取人となった者のうち生存している他の家族年金の受取人を家族年金の受取人とします。
3 前2項の規定により家族年金の受取人となった者が2人以上いる場合、各受取人の受取分は、平等の割合としま
す。
(管轄裁判所)
第29条 この特約における年金および保険料の払込免除の請求に関する訴訟については、主約款の管轄裁判所の規定を準
用します。
(契約内容の登録)
第30条 会社は、保険契約者および被保険者の同意を得て、次の事項を社団法人生命保険協会(以下、「協会」といいま
す。)に登録します。
号
登録する事項
⑴ 保険契約者ならびに被保険者の氏名、生年月日、性別および住所(市・区・郡までとします。)
⑵ 換算保険金額(契約日(復活、復旧または特約の中途付加が行われた場合は、最後の復活、復旧または特
約の中途付加の日とします。以下、本項および第2項において同じとします。)における年金の現価相当
額)
⑶ 契約日
⑷ 当会社名
2 前項の登録の期間は、契約日から5年以内とします。
3 協会加盟の各生命保険会社および全国共済農業協同組合連合会(以下、「各生命保険会社等」といいます。)は、
第1項の規定により登録された被保険者について、保険契約(死亡保険金のある保険契約をいいます。また、死亡
保険金または災害死亡保険金のある特約を含みます。以下、本条において同じとします。)の申込み(復活、復旧、
保険金額の増額または特約の中途付加の申込みを含みます。)を受けた場合、協会に対して第1項の規定により登
録された内容について照会することができるものとします。この場合、協会からその結果の連絡を受けるものとし
ます。
4 各生命保険会社等は、第2項の登録の期間中に保険契約の申込みがあった場合、前項によって連絡された内容を
保険契約の承諾(復活、復旧、保険金額の増額または特約の中途付加の承諾を含みます。以下、本条において同じ
とします。)の判断の参考とすることができるものとします。
5 各生命保険会社等は、契約日(復活、復旧、保険金額の増額または特約の中途付加が行われた場合は、最後の復
活、復旧、保険金額の増額または特約の中途付加の日とします。)から5年以内に保険契約について死亡保険金ま
たは高度障害保険金の請求を受けたときは、協会に対して第1項の規定により登録された内容について照会し、そ
の結果を死亡保険金または高度障害保険金の支払の判断の参考とすることができるものとします。
6 各生命保険会社等は、連絡された内容を承諾の判断または支払の判断の参考とする以外に用いないものとします。
7 協会および各生命保険会社等は、登録または連絡された内容を他に公開しないものとします。
8 保険契約者または被保険者は、登録または連絡された内容について、会社または協会に照会することができます。
また、その内容が事実と相違していることを知ったときは、その訂正を請求することができます。
9 第1条(特約の締結および責任開始期)第2項の規定により特約の中途付加が行われた場合は、主契約または死
亡保険金もしくは災害死亡保険金のある特約の契約内容の登録については、主約款、死亡保険金および災害死亡保
険金のある特約の規定にかかわらず、登録の期間は、特約の中途付加の日から5年以内とします。
10 第3項、第4項および第5項中、被保険者、保険契約、死亡保険金、災害死亡保険金、保険金額、高度障害保険
金とあるのは、農業協同組合法に基づく共済契約においては、それぞれ、被共済者、共済契約、死亡共済金、災害
死亡共済金、共済金額、後遺障害共済金と読替えます。
(主約款の規定の準用)
第31条 この特約条項に別段の定めのない場合には、その性質が許されないものを除き主約款の規定を準用します。
(ファミリー保険に付加した場合の特則)
第32条 この特約がファミリー保険に付加されている場合には、ファミリー保険普通保険約款第26条(特約を付加した場
合の特則)第2項の規定は適用しません。
(変額保険に付加した場合の特則)
第33条 この特約が変額保険(終身型)、変額保険(有期型)または変額保険(定期型)に付加されている場合には、
「払済保険」は「定額払済終身保険」または「定額払済保険」、「延長保険」は「定額延長定期保険」または「自
動延長定期保険」と、それぞれ読替えます。
2 この特約が変額保険(有期型)に付加されている場合において、主契約が保険料を一時払とする変額保険へ変更
されたときは、この特約は消滅します。
3 この特約が変額保険(終身型)、変額保険(有期型)または変額保険(定期型)に付加されている場合には、第
22条(特約の消滅)第1号中、「解約返戻金を、」は「解約返戻金(未経過保険料を含みます。)を、」と読替え
ます。
(積立利率変動型終身保険に付加した場合の特則)
410
約款
付 表
B-04
家族収入特約条項
(主契約に5年ごと利差配当付年金支払移行特約が付加された場合の特則)
第37条 この特約が付加されている主契約に5年ごと利差配当付年金支払移行特約が付加された場合には、この特約は同
時に消滅します。
2 前項の場合、この特約の責任準備金を主契約の責任準備金とともに年金額の計算基礎となる金額に含めます。た
だし、保険契約者がこの特約の解約返戻金を請求した場合には、この限りではありません。
別 表
(主契約に5年ごと利差配当付介護保障移行特約が付加された場合の特則)
第36条 この特約が付加されている主契約に5年ごと利差配当付介護保障移行特約が付加された場合には、この特約は同
時に消滅します。
2 前項の場合、この特約の責任準備金を主契約の責任準備金とともに基本介護年金額の計算基礎となる金額に含め
ます。ただし、保険契約者がこの特約の解約返戻金を請求した場合には、この限りではありません。
特 約
(保険料一時払に関する特則)
第35条 この特約の保険料が一時払のときは、次の規定は適用しません。
保険料が一時払のときに適用しない規定
第5条(特約年金の支払に関する補則)第1項
第11条(特約の保険料の払込免除)
第12条(特約の保険期間、保険料払込期間および保険料の払込)第2項から第9項
第13条(特約の保険料の自動振替貸付)
第19条(特約の保険料払込期間の変更)
主契約
第34条 この特約が積立利率変動型終身保険に付加されている場合には、第22条(特約の消滅)第1号中、「解約返戻金
を、」は「解約返戻金(未経過保険料を含みます。)を、」と読替えます。
生活保障特則
(特則の締結および責任開始期)
第38条 この特則は、主契約の締結の際、保険契約者の申出によって、この特約に付加して締結します。この場合、会社
は、保険証券を保険契約者に交付します。保険証券の記載事項については、第1条(特約の締結および責任開始
期)第1項の規定を準用します。
2 前項の規定にかかわらず、この特約の責任開始期以後、保険契約者から申出があった場合、会社は、新たに被保
険者に関する告知を求め、被保険者の選択を行ったうえ、承諾したときは、この特則をこの特約に付加することが
できます。この場合、会社はこの特則の保険証券を交付しません。
3 この特則の責任開始期は、この特約と同一とします。ただし、前項の場合、主契約の払込方法<回数>に応じて、
会社がこの特則の付加を承諾した日の直後に到来する主契約の契約応当日(主契約が年払であれば年単位の契約応
当日、半年払であれば半年単位の契約応当日、月払であれば月単位の契約応当日)とします。
(特約の規定の変更)
第39条 この特則を付加した場合、次に定めるところによります。
⑴ 第4条(特約年金の支払)は、次のとおり読替えます。
「第4条 保険契約者は、この特約の締結の際、年金を支払う場合の最低保証年数(以下「最低支払保証期間」
といいます。)として、会社の定める取扱いに従い、次のいずれかの期間を指定するものとします。
⑴ 2年
⑵ 5年
2 前項により指定された最低支払保証期間は、変更することはできません。
3 この特約で、支払う年金の種類、年金を支払う場合(以下「支払事由」といいます。)、支払額お
よび受取人は、次のとおりです。
411
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
412
年金の種類
特約家族年金
支払事由
支払額
受取人
被保険者がこの特約の保険期間中に死亡
被保険者が支払 主契約の死
し、主契約の普通保険約款(以下「主約 事由に該当した日 亡保険金の
款」といいます。)の規定により主契約の 以後最初に到来す 受取人
死亡保険金が支払われるとき
る月単位の契約応
特約障害年金
被保険者が、この特約の責任開始期(復 当日の前日を第1 主契約の高
活の取扱いが行われた後は、最後の復活の 回の年金支払日と 度障害保険
際の責任開始期、復旧の取扱いが行われた し、以後この特約 金の受取人
後の年金月額の増額部分については最後の の保険期間満了日
復旧の際の責任開始期、以下同じ。)以後 まで、毎月の契約
に発生した傷害もしくは発病した疾病を直 応当日の前日に第
接の原因としてこの特約の保険期間中に高 3条(型による年
度障害状態(別表1)または特定障害状態 金月額)の規定に
より定まる年金月
(別表6)になったとき。
この場合、この特約の責任開始期前にす 額を支払います。
ただし、この特
でに生じていた障害状態にこの特約の責任
開始期以後の傷害もしくは疾病(この特約 約の保険期間満了
の責任開始期前にすでに生じていた障害状 時前の第1項によ
態の原因となった傷害もしくは疾病と因果 り指定された最低
関係のない傷害もしくは疾病に限りま 支払保証期間以内
す。)を原因とする障害状態が新たに加わ に初めていずれか
って高度障害状態または特定障害状態に該 の支払事由に該当
して年金を支払う
当したときを含みます。
特約介護年金
この特約の保険期間中に次のすべての条 場合には、この特
件を満たすことが医師によって診断確定さ 約の保険期間は、
その支払事由に該
れたとき
⑴ 被保険者が、この特約の責任開始期 当した日を起算日
以後に発生した傷害または発病した疾 として以後、第1
病により要介護状態(別表7)に該当 項により指定され
た最低支払保証期
したこと
⑵ 要介護状態がその該当した日からそ 間を経過した日ま
でとします。
の日を含めて180日継続したこと
4 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合には、被保険者がこの特約の責任開
始期前に発病した疾病を直接の原因としてこの特約の責任開始期以後に高度障害状態(別表1)、特
定障害状態(別表6)または要介護状態(別表7)に該当したときでも、この特約の責任開始期以後
の原因によるものとみなします。
⑴ その疾病について、この特約の締結、復活または復旧の際に、告知により会社が知っていた場合。
ただし、事実の一部が告知されなかったことにより、その疾病に関する事実を会社が正確に知るこ
とができなかった場合を除きます。
⑵ その疾病について、この特約の責任開始期前に医師の診察、検査、治療、投薬その他の診療を受
けたことがなく、かつ、健康診断または人間ドックにおいて異常(要経過観察、要治療、要再検査、
要精密検査を含みます。)を指摘されたことがない場合。ただし、その疾病による症状について保
険契約者または被保険者が認識または自覚していた場合を除きます。
5 この特約において、支払事由に該当しても年金を支払わない場合(以下「免責事由」といいま
す。)は次のとおりです。
約款
特 約
別 表
付 表
B-04
家族収入特約条項
免責事由
次のいずれかにより、被保険者が死亡したとき
⑴ この特約の責任開始期の属する日からその日を含めて3年以内の自殺
⑵ 保険契約者または家族年金受取人の故意による致死
特約障害年金
次のいずれかに該当したとき
⑴ 保険契約者または被保険者の故意により、被保険者が、高度障害状態
(別表1)になったとき
⑵ 次のいずれかにより、被保険者が特定障害状態(別表6)になったとき
ア.被保険者の薬物依存(別表8)
イ.保険契約者の故意または重大な過失
ウ.被保険者の故意または重大な過失
エ.被保険者の犯罪行為
オ.被保険者の精神障害を原因とする事故
カ.被保険者の泥酔の状態を原因とする事故
キ.被保険者が法令に定める運転資格を持たないで運転している間に生じ
た事故
ク.被保険者が法令に定める酒気帯び運転またはこれに相当する運転をし
ている間に生じた事故
ケ.地震、噴火、または津波
コ.戦争その他の変乱
サ.頸部症候群(いわゆる「むちうち症」)または腰痛でいずれも他覚所
見のないもの(原因の如何を問いません。)
特約介護年金
次のいずれかにより被保険者が特約介護年金の支払事由に該当したとき
⑴ 保険契約者の故意または重大な過失
⑵ 被保険者の故意または重大な過失
⑶ 被保険者の犯罪行為
⑷ 被保険者の薬物依存(別表8)
6 被保険者が地震、噴火、津波または戦争その他の変乱により特定障害状態(別表6)になった場合
でも、これらの事由により障害年金の支払事由に該当した被保険者の数の増加がこの特約の計算の基
礎に及ぼす影響が少ないと認めたときは、会社は、その程度に応じ、障害年金の全額を支払い、また
はその金額を削減して支払います。
7 この特約に生活保障特則が第38条(特則の締結および責任開始期)第2項の規定により付加された
場合、生活保障特則の責任開始期前に発生した傷害もしくは発病した疾病を直接の原因として特定障
害状態または要介護状態に該当し、障害年金または介護年金の支払事由に該当したときは、第3項の
規定にかかわらず、障害年金または介護年金を支払いません。
8 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合には、被保険者が生活保障特
則の責任開始期前に発病した疾病を直接の原因として生活保障特則の責任開始期以後に特定障
害状態(別表6)または要介護状態(別表7)に該当し、障害年金または介護年金の支払事由に
該当したときでも、生活保障特則の責任開始期以後の原因によるものとみなし障害年金または介護
年金を支払います。
⑴ その疾病について、第38条(特則の締結および責任開始期)第2項の規定による生活保障特則
の付加の際に、告知により会社が知っていた場合。ただし、事実の一部が告知されなかった
ことにより、その疾病に関する事実を会社が正確に知ることができなかった場合を除きます。
⑵ その疾病について、生活保障特則の責任開始期前に医師の診察、検査、治療、投薬その他
の診療を受けたことがなく、かつ、健康診断または人間ドックにおいて異常(要経過観察、
要治療、要再検査、要精密検査を含みます。)を指摘されたことがない場合。ただし、その
疾病による症状について保険契約者または被保険者が認識または自覚していた場合を除きま
す。」
⑵ 第5条(特約年金の支払に関する補則)は、次のとおり読替えます。
「第5条 会社が、障害年金または介護年金を支払った場合には、保険契約者は、次の払込期月(払込期月の初
日から契約応当日の前日までに障害年金または介護年金の支払事由に該当したときは、その払込期月)
以降この特約の保険料の払込みを要しません。
2 家族年金、障害年金または介護年金が支払われる場合については、年金の支払事由発生時以後、次
の規定は適用しません。また、年金の支払事由発生時以後は、第4条(特約年金の支払)第3項の規
定にかかわらず、主契約の高度障害保険金の受取人が変更された場合でも、障害年金または介護年金
の受取人は変更しません。
主契約
年金の種類
特約家族年金
413
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
414
年金の支払事由発生時以後に適用しない規定
第14条(特約の失効)
第19条(特約の保険料払込期間の変更)
第20条(特約の基準年金月額の減額)
第21条(特約の復旧)
第22条(特約の消滅)
第26条(変換)
3 障害年金または介護年金が支払われる場合で、その年金の支払事由発生時以後、主契約が消滅した
ときには、家族年金の受取人に関する前条(特約年金の支払)第3項の規定は主契約の消滅時の死亡
保険金受取人と読替えます。
4 障害年金を支払った場合には、その支払後に介護年金の請求を受けても、会社は、これを支払いま
せん。また、介護年金を支払った場合には、その支払後に障害年金の請求を受けても、会社は、これ
を支払いません。
5 障害年金または介護年金が支払われている場合に、被保険者が死亡し、家族年金の支払請求を受け
たときは、会社は、家族年金が支払われるべき年金支払日以後、障害年金または介護年金を支払いま
せん。この場合、家族年金の第1回年金支払日は、前条第3項の規定にかかわらず、家族年金の支払
の請求に必要な書類が会社に到着した日以後最初に到来する月単位の契約応当日の前日とします。た
だし、会社がすでにその日の障害年金または介護年金を支払っている場合には、その翌月の月単位の
契約応当日の前日とします。
6 家族年金を支払った場合には、その支払後に障害年金または介護年金の請求を受けても、会社は、
これを支払いません。
7 この特約の保険期間満了日において、被保険者の障害状態の回復の見込みがないことのみが明らか
でないために、障害年金の支払事由に該当しない場合には、この特約の保険期間満了後も引続きその
状態が継続し、かつ、その回復の見込みがないことが明らかになったときに、会社は、この特約の保
険期間満了日に高度障害状態(別表1)または特定障害状態(別表6)になったものとして、障害年
金を支払います。
8 家族年金の受取人が、故意に被保険者を死亡させた場合に、その受取人が、家族年金の一部の受取
人であるときは、家族年金の残額を他の家族年金の受取人に支払います。
9 被保険者の死亡が免責事由に該当したことによって家族年金を支払わないときは、会社は、責任準
備金(前項に該当する場合には、支払われない年金部分の責任準備金)を、保険契約者に支払い、こ
の特約は消滅します。ただし、保険契約者が、故意に被保険者を死亡させたことによって、家族年金
を支払わない場合には、責任準備金その他の返戻金の払いもどしはありません。」
⑶ 第6条(戦争その他の変乱)は、次のとおり読替えます。
「第6条 被保険者が、戦争その他の変乱によって死亡し、または高度障害状態(別表1)もしくは要介護状態
(別表7)になった場合に、その原因によって死亡し、または高度障害状態もしくは要介護状態になっ
た被保険者の数の増加が、この特約の計算の基礎に影響をおよぼすときは、会社は、家族年金、障害年
金または介護年金を削減して支払うかまたは支払わないことがあります。
2 前項の規定により家族年金を支払わない場合には、会社は、責任準備金を、年金の受取人に支払い、
この特約は消滅します。」
⑷ 第7条(年金の支払事由発生後、年金の受取人が死亡した場合の取扱)第1項は、次のとおり読替えます。
「1 家族年金支払事由発生後、家族年金の受取人が死亡した場合には死亡した家族年金受取人の法定相続人が、
その家族年金受取人に代わり、新たに家族年金受取人になるものとします。」
⑸ 第8条(年金の一時支払)第1項中、「家族年金または高度障害年金」は「家族年金」と読替えます。
⑹ 第10条(支払証書)中、「家族年金または高度障害年金」は「家族年金、障害年金または介護年金」と読替え
ます。
⑺ 第12条(特約の保険期間、保険料払込期間および保険料の払込)に次の3項を追加します。
「10 この特約の保険料が払込まれないまま、払込期月の契約応当日以後末日までに、この特約の年金の支払事
由が生じたときは、会社は、未払込保険料を家族年金、障害年金または介護年金から差引きます。
11 猶予期間中に、この特約の年金の支払事由が生じたときは、会社は、未払込保険料を家族年金、障害年
金または介護年金から差引きます。
12 前2項の場合、家族年金、障害年金または介護年金が差引くべき未払込保険料に不足するときは、保険
契約者は、その猶予期間の満了日までに未払込保険料を払込んでください。この未払込保険料が払込まれ
ない場合には、この特約は猶予期間満了日の翌日から効力を失い、会社は、支払事由の発生により支払う
べき家族年金、障害年金または介護年金を支払いません。」
⑻ 第18条(債権者等による解約)は、次のとおり読替えます。
「第18条 債権者等によるこの特約の解約は、解約の請求の通知が会社に到着した時から1か月を経過した日に
効力を生じます。
2 前項の通知が行われた場合でも、通知の時において次の各号のすべてを満たす年金の受取人が、保
険契約者の同意を得て、前項の期間が経過するまでの間に、所定の金額(解約の請求の通知が会社に
到着した日に解約の効力が生じたとすれば会社が債権者等に支払うべき金額(第5項第2号の規定に
より債権者等に支払っている金額がある場合は、その金額を差引きます。))を債権者等に支払い、
かつ会社にその旨を通知したときは、前項の解約はその効力を生じません。
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
B-04
家族収入特約条項
号
年金の受取人の条件
⑴ 保険契約者の親族、被保険者の親族または被保険者本人であること
⑵ 保険契約者でないこと
3 年金の受取人が前項の通知をするときは、会社所定の書類(別表4)を会社に提出してください。
4 第1項の解約の請求の通知が会社に到着した日以後、解約の効力が生じるまで、または第2項の規
定により効力が生じないこととなるまでに、特約家族年金の支払事由が生じ、会社が第1回目の特約
家族年金を支払うべきときは、次の各号のとおり取扱います。
号
支払うべき金額
取扱
⑴ 会 社 が 支払 う べき 金 額
第2項に定める所定の金額を債権者等に支払い、会社が支払
が、第2項に定める所定 うべき金額から債権者等に支払った金額を差引いた残額を特約
の金額以上の場合
家族年金の受取人に支払います。以後、第1項に定める債権者
等による解約の効力は生じません。
⑵ 会 社 が 支払 う べき 金 額
次のとおり取扱い、以後、第1項に定める債権者等による解
が、第2項に定める所定 約の効力は生じません。
の金額に満たない場合
① 将来の特約家族年金の現価を限度として、第2項に定め
る所定の金額を債権者等に支払い、年金月額を減額しま
す。
② この場合、年金月額に会社の定める年金月額の取扱単位
に満たない端数部分があるときは、当該端数部分を年金月
額から減額し、当該端数部分に相当する年金の現価を特約
家族年金の受取人に支払います。
ただし、減額後の年金月額が会社の定める金額に満たないと
きは、会社は、特約家族年金の支払いを行わず、年金の現価か
ら債権者等に支払った金額を差引いた残額を特約家族年金の受
取人に支払い、保険契約は消滅します。
5 第1項の解約の請求の通知が会社に到着した日以後、解約の効力が生じるまで、または第2項の規
定により効力が生じないこととなるまでに、特約障害年金または特約介護年金の支払事由が生じ、会
社が第1回目の特約障害年金または特約介護年金を支払うべきときは、次の各号のとおり取扱います。
号
支払うべき金額
取扱
⑴ 会 社 が 支払 う べき 金 額
第2項に定める所定の金額を債権者等に支払い、会社が支払
が、第2項に定める所定 うべき金額から債権者等に支払った金額を差引いた残額を特約
の金額以上の場合
障害年金または特約介護年金の受取人に支払います。以後、第
1項に定める債権者等による解約の効力は生じません。
⑵ 会 社 が 支払 う べき 金 額
会社が支払うべき金額を債権者等に支払います。
が、第2項に定める所定
の金額に満たない場合
6 前項第2号に定める取扱いがなされ、かつ、第2項に定める、年金の受取人による通知がないとき
は、第16条(特約の解約)および第41条(特則の解約)第1項の規定にかかわらず、債権者等による
この特約の解約の効力は、第1項の規定に従い生じます。この場合の解約返戻金額は、債権者等に支
払うものとし、その金額は、第17条(解約返戻金)第1項の規定にかかわらず、第2項に定める所定
の金額と同額とします。」
⑼ 第33条(変額保険に付加した場合の特則)第2項は、次のとおり読替えます。
「2 この特約が変額保険(有期型)に付加されている場合において、主契約が保険料を一時払とする変額保険
へ変更されたときは、この特約は消滅します。ただし、障害年金または介護年金が支払われている場合には、
この限りではありません。」
⑽ 第36条(主契約に5年ごと利差配当付介護保障移行特約が付加された場合の特則)第1項は、次のとおり読替
えます。
「1 この特約が付加されている主契約に5年ごと利差配当付介護保障移行特約が付加された場合には、この特
約は同時に消滅します。ただし、障害年金または介護年金が支払われている場合には、この限りではありま
せん。」
⑾ 第37条(主契約に5年ごと利差配当付年金支払移行特約が付加された場合の特則)第1項は、次のとおり読替
えます。
「1 この特約が付加されている主契約に5年ごと利差配当付年金支払移行特約が付加された場合には、この特
約は同時に消滅します。ただし、障害年金または介護年金が支払われている場合には、この限りではありま
せん。」
(この特則を付加した場合の特約の保険料)
第40条 この特則を付加した場合、この特約の保険料は、この特則を付加した場合の保険料率を適用します。
(特則の解約)
第41条 保険契約者または債権者等は、年金の支払事由発生前に限り、将来に向かってこの特則を解約することができま
す。
415
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
家族収入特約条項
B-04
2 この特則のみを解約した場合、会社の定める方法により計算した金額を支払い、この特約の保険料は、この特則
を付加しない場合の保険料率に基づいて計算された金額へ変更します。
(この特則を付加した場合の特約の解約返戻金)
第42条 この特則を付加した場合、この特約の解約返戻金は、この特則を付加した場合の保険料率に基づいて計算された
金額とします。
(債権者等による特則の解約)
第43条 債権者等によるこの特則の解約については、第18条(債権者等による解約)の規定を準用します。
(特則の消滅)
第44条 次のいずれかに該当したときは、この特則は消滅します。
号
生活保障特則が消滅する場合
⑴ この特約が消滅したとき
⑵ 第38条(特則の締結および責任開始期)第2項の規定によってこの特則をこの特約に付加した場合で、こ
の特則の責任開始期前に発生した事由を直接の原因として、この特則の責任開始期以後、この特約の保険
料が払込免除となったとき
(告知義務および告知義務違反)
第45条 この特則の締結、復活または復旧に際しての告知義務および告知義務違反については、主約款の告知義務および
告知義務違反に関する規定を準用します。
2 前項のほか、この特則を解除するときは、第41条(特則の解約)第2項の規定を準用します。
(重大事由による解除)
第46条 この特則の重大事由による解除については、主約款の重大事由による解除に関する規定を準用します。
2 前項のほか、この特則を解除するときは、第41条(特則の解約)第2項の規定を準用します。
(特約条項の規定の準用)
第47条 この特則に別段の定めのない場合には、その性質が許されないものを除きこの特約条項の規定を準用します。
無解約返戻金型平準定期保険に付加した場合の特則
(無解約返戻金型平準定期保険に付加した場合の特則)
第48条 この特約が無解約返戻金型平準定期保険に付加されている場合には、次の各号に定めるところによります。
号
無解約返戻金型平準定期保険に付加した場合
⑴ 第17条(解約返戻金)第1項の適用に際しては、次のとおり読替えます。
「1 この特約の解約返戻金は、この特約の保険料払込期間中の場合にはその保険料を払込んだ年月数(年
払または半年払の場合は、払込んだ年月数および経過年月数)により、保険料払込済の場合にはその経
過した年月数により計算します。また、会社は、保険証券を交付する際に、会社の定める経過年数に応
じて計算したこの特約の解約返戻金額を保険契約者に通知します。
」
⑵ 第22条(特約の消滅)の適用に際しては、次のとおり読替えます。
「第22条 主契約が消滅したときは、この特約は消滅し、主約款の規定によって保険金が支払われるときを
除いて、第17条(解約返戻金)の規定による解約返戻金を支払います。ただし、主約款の規定によ
って主契約の責任準備金が支払われるときはこの特約の責任準備金を支払います。
」
⑶ 第23条(告知義務および告知義務違反)の適用に際しては、次のとおり読替えます。
「第23条 この特約の締結、復活または復旧に際しての告知義務および告知義務違反については、主約款の
告知義務および告知義務違反に関する規定を準用します。ただし、主約款の規定にかかわらず、告
知義務違反によりこの特約を解除したときは、会社は、この特約の解約返戻金を保険契約者に支払
います。
」
⑷ 第24条(重大事由による解除)の適用に際しては、次のとおり読替えます。
「第24条 この特約の重大事由による解除については、主約款の重大事由による解除に関する規定を準用し
ます。ただし、主約款の規定にかかわらず、重大事由によりこの特約を解除したときは、会社は、
この特約の解約返戻金を保険契約者に支払います。
」
優良体・非喫煙者割引特則
(特則の締結)
第49条 この特則は、被保険者の健康状態および喫煙状況等が会社の定める基準に適合している場合、この特約の締結の
際、保険契約者の申出があり、会社が承諾したときにこの特約に付加して締結します。
416
約款
主契約
特 約
別 表
付 表
(特約の保険料率の適用)
第50条 この特則を付加したこの特約には、被保険者の健康状態および喫煙状況等により、次の各号のいずれかの保険料
率を適用します。
⑴ 非喫煙者優良体保険料率
⑵ 喫煙者優良体保険料率
⑶ 非喫煙者標準体保険料率
2 この特約を復活または復旧した場合、復活後または復旧後のこの特約の保険料率は、失効前または復旧前のこの
特約の保険料率の種類と同じとします。
3 前項の規定にかかわらず、この特約を復活する際、被保険者の健康状態が会社の定める基準に適合しないときは、
会社はこの特則を消滅したものとし、復活後のこの特約に非喫煙者優良体保険料率、喫煙者優良体保険料率または
非喫煙者標準体保険料率を適用しません。この場合、会社の定める方法により計算した金額を授受し、復活後の保
険料を更正します。
(健康状態および喫煙状況等に関する告知義務)
第51条 保険契約者または被保険者は、会社がこの特則の付加の際、書面で告知を求めた被保険者の健康状態および過去
1年間の喫煙状況等について、その書面により告知することを要します。ただし、会社の指定する医師が質問によ
り告知を求める場合には、その医師に対して口頭で告知することを要します。
家族収入特約条項
B-04
(健康状態および喫煙状況等に関する告知義務違反による特則の解除)
第52条 保険契約者または被保険者が、故意または重大な過失によって、前条の規定により会社が告知を求めた事項につ
いて、事実を告げなかったかまたは事実でないことを告げた場合には、会社は、将来に向かってこの特則を解除す
ることができます。
2 会社は、この特約の年金の支払事由または保険料の払込みの免除事由が生じた後でも、前項の規定によりこの特
則を解除することができます。
3 この特約の年金の支払事由または保険料の払込みの免除事由の発生が、解除の原因となった事実によらなかった
ことを、保険契約者、被保険者または年金の受取人が証明した場合には、この特則の解除を行いません。
4 本条の規定によってこの特則を解除するときは、会社は、その旨を保険契約者に通知します。ただし、保険契約
者またはその住所もしくは居所が不明の場合その他正当な理由によって保険契約者に通知できない場合には、被保
険者または年金の受取人に通知します。
5 本条の規定によってこの特則を解除した場合は、会社の定める方法によりこの特約の年金月額を削減します。
6 この特則を解除できない場合については、主約款の告知義務違反による解除ができない場合の規定を準用します。
(特則の解約)
第53条 この特則のみの解約は取扱いません。
(喫煙歴の誤りの処理)
第54条 この特則の付加の際に、告知書に記載された被保険者の喫煙歴に誤りがあった場合には、次の方法により取扱い
ます。
号
被保険者の喫煙歴に誤りがあった場合の取扱
⑴ 年金の支払事由が生じる前に誤りが発見された場合は、会社の定める取扱いに従い、保険料を更正しま
す。
⑵ 年金の支払事由が生じた後に誤りが発見された場合は、会社の定める方法によりこの特約の年金月額を削
減します。
417
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