News Release

News Release
2008 年 5 月 23 日
各
位
大阪市中央区瓦屋町3丁目6番13号
株 式 会 社 サ イ ネ ッ ク ス
代 表 取 締 役 社 長
村 田 吉 優
（コード番号 2376 大証ヘラクレス）
問い合わせ先
取締役専務執行役員ＩＴ事業推進本部長
兼ヤフー事業部長
久 保 彰 芳
電話 06‐6766‐3333
オーバーチュア株式会社のオンライン代理店認定に関するお知らせ
── 「Local ＆ Small-Business」のマーケットで事業を拡大 ──
株式会社サイネックス（本社：大阪市 代表取締役社長：村田吉優）は、オーバーチュア株式会
社（本社：東京都港区 代表取締役社長：井上雅博、ヤフー株式会社の 100%子会社）よりオンラ
イン代理店に認定されましたのでお知らせいたします。
今後、当社はオーバーチュアの「オンライン代理店」として、
『スポンサードサーチ®』等のオー
バーチュアのサービスを全国で幅広く販売展開を行ってまいります。
【主旨】
インターネットを事業で活用するスタイルは「Local ＆ Small-Business」の領域にも着実に浸
透しており、各種インターネットサービスに対するニーズは高まる一途をたどっております。
これらのマーケットニーズに対応すべく、自社のインターネット商材の開発や販売に加え、ヤ
フー株式会社が提供する各種のプロパティ商材を取扱い、積極的な拡販を展開してきました。本
年４月には、上位商材として位置づく「ヤフーバナー広告（エリア行動ターゲティングバナー広
告）」の取扱いも開始しております。
そのようなニーズの高まりは「検索連動型広告」にも及び、今般の『スポンサードサーチ』の
取扱いにより、「Local ＆ Small-Business」のマーケットでの事業拡大と、中小事業者様のニー
ズに対応していくものです。
【背景】
当社は、創業以来、地域情報メディアの開発と全国的な販売活動により、中小事業者や地域住
民の方に向けたサービスを展開し、地域密着型の企業として社会に貢献してまいりました。ＩＴ
化が進む社会情勢の中で、地域メディアの活用形態にも大きな変化があり、その変化に対応すべ
く事業の構造改革に取り組み、ヤフー株式会社との間で、平成 16 年 8 月に『Yahoo!電話帳』、
『Yahoo!
クーポン』の販売代理店契約を締結しました。
その後『Yahoo!グルメ』、『Yahoo!ヘルスケア』と、順次取扱い商材を拡大し、当社ならではの
地域展開の営業力と、Yahoo! JAPAN の圧倒的な露出力を活かし、顧客満足度を高めるソリューショ
ンを実現し、双方の事業拡大に大きく寄与しております。平成 19 年 11 月には、ヤフー株式会社
との間で、資本・業務提携を取り交わし、インターネット商材のラインナップの充実をはかって
おります。
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これは、当社が主体となるシーズではなく、「Local ＆ Small-Business」のマーケットで高ま
るニーズに応えたもので、インターネットの普及と拡大は、
「検索連動型広告」という仕様で、中
小事業者様の事業発展に大きなアドバンテージとなり得るものです。
各種の成功事例は、既に種々の書籍でも取り上げられ、真偽を問うまでもありませんが、
『スポ
ンサードサーチ』のサービスを充分に理解し、自ら開始するにはまだハードルが高い状況にあり
ます。
一方で、
『スポンサードサーチ』を取扱う代理店は多数ありますが、そのほとんどが都心部を中
心に営業展開しており、直接面談できないような顧客には、オンライン申込や、電話での対応と
いうのが実態であります。
当社は、既存事業とのクロスセルにより、面談しながらお客様の疑問点に答え、各種のインター
ネットサービスをご案内してまいりました。ヤフー株式会社の各種プロパティ商材を数万件単位
で販売できたのも、
「対面」という営業スタイルにより、ＩＴに不慣れな中小事業者に正面から取
り組んできた結果と分析しております。
【目的・意義】
■弊社クライアントとの相性
昨今、インターネットで情報を調査する「検索」はすでに一般化しております。また、
「検索」
という行為はユーザーの興味・関心を如実に示すものであり、
「検索キーワード」はユーザーの
興味そのものに、ほかなりません。Yahoo! JAPAN が持つ圧倒的な露出力（１日約 14 億ページ
ビュー、2008 年 4 月現在）をバックボーンに、広告主が強調したい「キーワード」に対して「興
味」を持ったユーザーにのみ表示される広告、そのため広告費用対効果は高く、当社と付き合
いの深い地域の中小事業者にとって、非常に相性の良い商材と考えられます。
また、50 音別電話帳「テレパル５０」などの地域情報メディアによる「情報の検索」を提供
し続けてきた当社にとって、営業品目としてみた場合の相性の高さも特筆すべき点と言えます。
■ＩＴメディア事業の中核商品として
『スポンサードサーチ』の導入は当社の中長期ビジョン「サイネックス２.０」（注１）に基
づくものであり、先立って導入した『Yahoo!バナー広告』と共に IT メディア事業の中核を担う
商品と位置づけております。
「サイネックス２.０」は、エリア戦略として「ブルーオーシャン戦略」（注２）と「ロング
テール戦略」
（注３）を策定しております。まず、「ブルーオーシャン戦略」として、都市部に
おいて平成 20 年 4 月に新設したヤフー事業部で、平成 20 年 6 月より積極的に販売展開を行い
ます。また、
『Yahoo!バナー』とのセット販売も促進し、多角的な提案で売上拡大をはかる一方、
販売ノウハウの蓄積を行います。
第二四半期以降は、
「ロングテール戦略」として、ローカル部において、順次販売展開を行い
ます。蓄積した販売ノウハウを元に弊社が運営する地域ポータルサイト『ＣｉｔｙＤＯ！』イ
ンターネット広告クライアントへのアップセル・クロスセル、50 音別電話帳『テレパル５０』
の 40 万社のクライアントに対しての営業展開、また、地域のいわゆる「一番店」などにも積極
的に案内してまいります。
（注１）サイネックス２.０
「サイネックス２.０」とは、ＩＴを活用した既存事業の高度化と事業の多角化により、事業構造の改革をはかり、プロ
モーション支援型サービスやソリューション提案型サービスの提供を行うことにより、中小事業者の活性化支援を進めて
いくというものです。
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（注２）ブルーオーシャン戦略
「ブルーオーシャン戦略」とは、商品力や販売力の強化により、販売対象をこれまでの電話帳の発行エリアである中小市
町村の中小事業者のみならず、大都市へも進出し、商圏と顧客層の拡大を目指そうという戦略です。
（注３）ロングテール戦略
ウェブを利用した流通において、ロングテールと表現される部分の販売が増加したという現象が生じております。「ロン
グテール戦略」とは、当社の顧客である中小事業者及びその地域をロングテールと見立てて、ウェブプロモーションやソ
リューションの手段を提供することにより、そのポテンシャルを引き上げようという戦略です。
■今後の展開について
『スポンサードサーチ』の導入により、地域の中小事業者にとって効果的なインターネット
広告をほぼ販売品目としてラインナップできたものと考えております。
具体的には、低価格帯商品として、Yahoo プロパティ系商材（電話帳、クーポン、グルメ、
ヘルスケア）
、「ＣｉｔｙＤＯ！」インターネット広告、中高価格商材として、Yahoo!バナー広
告、『スポンサードサーチ』、インターネットビルダー、スーパーＳＥＯ（注）対策などになり
ます。
上記の幅広いラインナップによる多角的な提案を通じて、事業構造の改革のスピードアップ
をはかります。また、今後もクライアントのニーズに対応した商品の開発・提供を通じて、地
域中小事業者の発展に貢献してまいります。
（注）ＳＥＯ
Search Engine Optimization の略。ある特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブ
ページを書き換える技術。検索エンジン最適化、サーチエンジン最適化ともいわれています。
【今後の業績に与える影響】
今後の業績に与える影響につきましては、必要に応じて公表させて頂きます。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社サイネックス
本社：大阪市中央区瓦屋町 3 丁目 6 番 13 号
担当：取締役専務執行役員ＩＴ事業推進本部長兼ヤフー事業部長
久保彰芳（e-mail：[email protected]）
TEL:06-6766-3333
FAX:06-6766-3334
【株式会社サイネックス】
設 立：昭和 41 年 2 月 25 日
資本金：７億 5,000 万円（2008 年 3 月末現在）
上場取引所：大阪証券取引所 ヘラクレス（証券コード 2376）
代表者：代表取締役社長
村田吉優
所在地：大阪市中央区瓦屋町 3 丁目 6 番 13 号
従業員：649 名（2008 年 3 月末現在
連結）
ホームページ：http://www.scinex.co.jp
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事業内容：
①プリントメディア事業
・全国 33 都府県の市町村単位で、広告収入により 50 音別電話帳『テレパル５０』を製作し、
公共施設や一般家庭などを対象に無償で配布
・官民協働事業として『市民便利帳』等地域行政情報誌の発行
②ＩＴメディア事業
・プリントメディア事業における出版物と、ウェブとのメディアミックス戦略において、そ
のベースとなる地域情報ポータルサイト『ＣｉｔｙＤＯ！』の運営
・ヤフー株式会社との販売提携により、
『Yahoo！ヘルスケア』
、
『Yahoo！電話帳』や『Yahoo！
クーポン』等のプロパティ系インターネット広告の販売
以 上
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