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マルコメ株式会社様 - eセールスマネージャー
マルコメ株式会社 様 経営の判断スピードが上がりお客様の変化に 柔軟に対応できるようになりました。 食品業界の厳しい情勢を乗り越えるために 経営企画部兼商品管理チーム マネージャー 小川 浩司 氏 マルコメは 1854 年の創業以来、日本の食生活に欠かせないみその製造販売におい て圧倒的なシェアを誇る企業です。最近では、みそをワールドワイドな食材へと発展 させるための海外進出事業や、食育分野への取り組みにも力を入れています。 同社ではすでに他社の日報システムを利用していましたが、従来のシステムでは営業 からの報告が経営陣に届くまでに相当な時間を要していました。食品価格の高騰が大 きな社会問題となっている近年、同社にとって的確な情報収集と素早い経営判断は切 実な問題です。そこで 2007 年、同社は「e セールスマネージャー」を導入。 日々の営業現場から吸い上げた情報のうち、経営に必要な要素を素早く抽出する仕組 みを確立した結果、市場の状況に即したスピーディな経営判断が可能になりました。 e セールスマネージャーでスピーディな経営判断が実現 プロフィール マルコメ株式会社 様 所在地 長野県長野市 出資金 1 億円 職員数 395 名 事業内容 家庭用・業務用みその製造販売 即席みそ汁の製造販売 スープ等原料の製造販売 (ラーメンチェーン等) 加工品味噌の製造販売 (対食品メーカー向け) 海外向け商品の開発 URL http://www.marukome.co.jp/ 【導入時の課題】 − 素早く的確な経営判断につながる日報システムの確立 営業の最前線からの情報を効率よく収集 すでに他社の日報管理システムを導入していたマルコメですが、従来のシステムでは営業が報 告した情報がマネージメント層を経由しトップへと伝わるまでに、少なくとも 2 週間以上が必 要でした。経営陣が市場情報の把握に時間を要するようでは、取引先の変化を素早く察知し、 柔軟な対応をとることができません。 食品業界を取り巻く厳しい現状を乗り越えるためにも、市場情報を効率的に集めることは同社 にとって不可欠な要素でした。 【e セールスマネージャーによる解決策】 膨大なデータから必要な情報を簡単に抽出 「e セールスマネージャー」では、日々蓄積されていく日報の中から知りたい情報だけを抽出・ 分析し、表やグラフに落とし込んで視覚化するという一連の作業を、簡単に行なうことができ ます。 「この機能は非常に良いですね。経営者は膨大な情報の中から必要な情報だけをタイムリーに把 握したいもの。今では営業からの報告を待たなくても、トップが自ら知りたい情報をすぐに吸 い上げられるようになりました。営業の人間も、資料を作成して報告する作業から解放されま すので、本来の業務に集中することができます」と経営企画部兼商品管理チームの小川浩司さ んは語ります。 日報とスケジュールをスムーズに一元管理 スケジュール管理も容易になりました。これまでマルコメでは、過去の情報を管理する日報と 今後の情報を管理するスケジュールは、その性質の違いから切り離して管理していました。そ のため、「日報報告は徹底していてもスケジュール管理は手付かず」という部署もあったそうで す。スケジュールと日報をスムーズに連動管理できる「e セールスマネージャー」を導入する ことで予定の入力や閲覧が効率化し、スケジュール管理に割く時間と手間が軽減されました。 また、携帯での入力が可能となったため、通勤、移動、待ち時間にも日報を入力することがで きるなど、時間の有効利用にもつながったと小川氏はいいます。 「今まで日報に費やしていた時間をほかの業務にあてられるようになりました。直帰時にも日報 提出ができることで、情報の発信に遅れがなくなったことも大きな利点です。」 導入効果を聞く 【リアルタイムな情報収集で顧客の変化を見逃さない】 −「e セールスマネージャー」導入の経緯は? 小川 氏:「e セールスマネージャー」を導入する以前は、他社の日報システムを使用していま した。現場の人間にとって、この日報システムはすでにルーティン化していたこともあり、目立っ た不都合はなかったのですが、経営陣にとっては、現場の営業マンからの情報を吸い上げるま でにかなりの時間がかかることが悩みの種でした。しかも 99 年の導入以来、ベンダーからは アフターフォローやそれ以上の提案をいただくことがありませんでした。システムの導入から すでに 8 年。「なにかもっと良い管理の仕方があるのでは」と漠然と考えていた矢先に当社社 長の青木がソフトブレーンの創業者である宋氏の著書に深い感銘を受け、それをきっかけに 「e セールスマネージャー」導入へと至ったのです。 − 導入時に苦労したことは? 小川 氏:なじむまでに時間がかかったことでしょうか。考え方が定着するまでが大変だったよ うに思います。以前のシステムからの情報の移行も、いまだ完全には済んでいません。ただこ のような状況でも、担当の片山さんと高橋さんには細かな点までよくサポートしていただいて いると思います。 −「e セールスマネージャー」がもたらした一番大きな効果は? お問い合わせ先 ソフトブレーン株式会社 住所 :〒104-0028 東京都中央区八重洲 2-3-1 住友信託銀行八重洲ビル 9 階 TEL :03-6880-2600(代表) FAX:03-6880-2601 MAIL:[email protected] URL:http://www.softbrain.co.jp/ 小川 氏:経営の判断スピードが上がったことです。「e セールスマネージャー」によって、日々 現場から届く日報の中から必要な情報だけを効率よく抽出できるようになりました。現在、食 品業界は値上がりという大きな問題を抱えています。厳しい状況を生き抜くためには、お客さ まからの反応を即座に販売戦略へと反映させることが必要不可欠です。従来のシステムでは、 営業が作成した日報を上司が週報にまとめて経営陣に報告、というプロセスをとっていたため、 現場と経営者との情報のタイムラグが 2 週間から 4 週間もありました。これでは情報が遅すぎ ます。「e セールスマネージャー」を使うと、経営者が自ら知りたい情報だけを日報の中からダ イレクトに吸い上げて、1 日単位で目を通せるので、日々移り変わるお客様の変化にも柔軟に 対応することができます。また、こうして現場の営業マンとトップとの時間的距離が短くなっ たことにより、話題や認識が共有しやすくなり、社内のコミュニケーションも円滑になりました。 − 今後の活用への展望とそのための課題は? 小川 氏:せっかく「e セールスマネージャー」を導入したので、ぜひともその機能を 100% 活用したいと思っています。しかし、少し複雑にカスタマイズしてしまったこともあって、今 のところ持っている機能の半分ほどしか活用できていません。今、ようやく日報の有効利用が できるようになったところなので、これからは行動管理・行動分析にも着手し、新たな販売戦 略に役立てていく予定です。