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早期に額縁排水溝を設置し、播種後は溝を連結し
平 成 25 年 10 月 J A 松 日 任 石川農林総合事務所 大麦は排水が重要! 早期に額縁排水溝を設置し、播種後は溝を連結し、 排水に努めましょう!! 圃場の準備 ○圃場の団地化・・・隣接する水田(水稲作)からの進入水を防ぎ、圃場排水を良好にし、また作業効率を向上させる。 ○排水溝の設置・・・水稲収穫後、速やかに額縁排水と播種機幅に合わせた縦方向の明渠を設置する。 播種・施肥 同一圃場の耕起~播種・施肥は1日作業で実施 ○土壌 pHの矯正・・・大麦の適正 pH6.0~6.5 肥 料 名 施用量(10a 当たり) 苦 土 石 灰 100kg/10a BB転作エース ○種子消毒 消 毒 粉衣 7㎏ 考 散布直後に播種可能 対象病害名:裸黒穂病、雲形病 種子量 薬 剤 名 法 備 ベンレートTコート 薬 剤 量 備考 35g(種子量の 0.5%) 粉衣は播種当日に行う ○播種時期と播種量 播種時期 耕起 10月10日~20日 (播種期間より、土壌条件を優先して播種作業を行う) 砕土率が低いと出芽・苗立ちや除草効果に影響する トラクターの速度を低速にし、ロータリー回転数を上げる 播種方法 条 間 播種の深さ 播 種 量 条 播 25~30 ㎝ 3㎝ 7㎏/10a 畦 幅 3~5m (水はけの悪い圃場は2~3m) ○基肥 区 分 基肥一発肥料体系 除 草 施用時期 肥 料 名 施用量(10a 当たり) 播 種 時 BB大麦一発くん 45㎏ 備 考 地力の低い地域は 50kg/10a を 上限とし、増施する 剤 (10a 当たり) ○播種後土壌処理 薬剤名 使用量 希釈水量 4kg ― トレファノサイド乳剤 250ml 100 ㍑ クリアターン細粒剤 F 4kg ― 700ml 100 ㍑ トレファノサイド粒剤2.5 クリアターン乳剤 対象雑草 備考 畑地一年生 (アブラナ科等は除く) 播種後から 出芽前までの間(約1週間) に処理を必ず行う。 畑地一年生 ・除草効果を高めるため、砕土はできるだけ細かくする。 ・播種直後の土が湿った状態で散布すると効果が高い。液剤散布では、土壌が極端に乾燥している場合、 効果が劣ることがあるので希釈水量を多めにする。 ・散布直後に雨が予想される場合は、降雨後に散布する。 排水溝の補修 播種作業後は排水溝が埋まる場合が多いので、必ず排水溝の補修を行い、排水が円滑に行われるようにする。