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唐津農業協同組合(愛称:JAからつ)
本
目
所:佐賀県唐津市浜玉町浜崎 598 番地 1
TEL:0955-70-5222
FAX:0955-70-5259
次
ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( 1)
1.経営理念
2.経営方針
3.経営管理体制
4.事業の概況(平成 26 年度)
5.事業活動のトピックス(平成 26 年度)
6.農業振興活動
7.地域貢献情報
●地域の皆様のために
●組合員数、出資金の状況
8.リスク管理の状況
9.自己資本の状況
10.主な事業の内容
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (10)
1.貸借対照表
2.損益計算書
3.注記表(H25)(H26)
4.剰余金処分計算書
5.部門別損益計算書(H25)(H26)
6.財務諸表の正確性等にかかる確認
Ⅱ 損益の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (27)
1.直近の5事業年度における主要な経営指標
2.利益総括表
3.資金運用収支の内訳
4.受取・支払利息の増減額
Ⅲ 事業の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (28)
1.信用事業
(1)貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
② 定期貯金残高
(2)貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
② 貸出金の金利条件別内訳残高
③ 貸出金の担保別内訳残高
④ 債務保証の担保別内訳残高
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
⑥ 貸出金の業種別残高
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
⑧ リスク管理債権の状況
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク
管理債権の状況
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
⑫ 貸出金償却の額
(3)内国為替取扱実績
(4)有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
② 商品有価証券種類別平均残高
③ 有価証券残存期間別残高
(5)有価証券等の時価情報等
① 有価証券の時価情報
② 金銭の信託の時価情報
③ 金融先物取引等、金融等デリバティブ取引、有価証券店頭
デリバティブ取引
2.共済取扱実績
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
(2)医療系共済の入院共済金額保有高
(3)年金共済の年金保有高
(4)短期共済新契約高
3.購買事業取扱実績
6.指導事業
4.販売事業取扱実績
7.加工事業取扱実績
5.倉庫事業取扱実績
8.利用事業取扱実績
Ⅳ 経営諸指標
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (33)
1.利益率
2.貯貸率・貯証率
Ⅴ 自己資本の充実の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・ (34)
1.自己資本の構成に関する事項
2.自己資本の充実度に関する事項
3.信用リスクに関する事項
4.信用リスク削減手法に関する事項
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに
関する事項
6.証券化エクスポージャーに関する事項
7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
8.金利リスクに関する事項
Ⅵ 連結情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (39)
1.グループの概況
(1)グループの事業系統図
(2)子会社等の状況
(3)連結事業概況
(4)最近5年間の連結ベースの主要な経営指標
(5)連結貸借対照表
(6)連結損益計算書
(7)連結キャッシュ・フロー計算書
(8)連結注記表(H25)(H26)
(9)連結剰余金計算書
(10)連結ベースのリスク管理債権残高
(11)連結ベースの事業別経常収益等
2.連結自己資本の充実の状況
(1)自己資本の構成に関する事項
(2)自己資本の充実度に関する事項
(3)信用リスクに関する事項
(4)信用リスク削減手法に関する事項
(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに
関する事項
(6)証券化エクスポージャーに関する事項
(7)オペレーショナル・リスクに関する事項
(8)出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
(9)金利リスクに関する事項
【JAの概要】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (60)
1.機構図
2.役員構成(役員一覧)
3.組合員数
4.組合員組織の状況
5.特定信用事業代理業者の状況
6.地区一覧
7.沿革・あゆみ
8.店舗等のご案内
ごあいさつ
はじめに、農業・農協を取り巻く諸情勢の中でTPP交渉が大詰めを迎えており、農業・農協の使命である
国民の「食の安全・安心」の確保と「食と暮らし・いのち」を守るために、断固反対の運動を粘り強く展開して行
かなければなりません。
加えて、政府・与党は、JA改革を断行しようと農協法改正を実施すべく、①農業の成長産業化を図る②農
業協同組合等の目的の明確化③事業の執行体制の強化④株式会社等への組織変更規定の整備⑤農業協同組合中央会の
廃止等⑥その他農業関係団体等への措置を打ち出し国会論議が始まりました。
これからは、JA各々が自らの判断と責任で経営を行うとされ、更に厳しい条件のもとでの経営を強いられていくものと思われま
す。
そうしたなか、昨年 9 月 16 日に開催しました臨時総代会において、生産農協としての誇りと農業振興の維持強化を実現する
ため、「経営基盤強化基本計画」の承認をいただき、支所機能・体制の整備、経済事業並びに指導事業等の改革を実践し、
「第三次総合 3 ヶ年計画(マスタープラン 2014)」の基本目標の「次世代につなぐ協同」の実践に併せて取り組んでいるところで
あります。
また、本年 4 月 20 日の臨時総代会において当JAが直面している経営の課題について、特別積立金の取り崩しにより対策を
講じ、課題を将来に先送りしないという方針のもと、組合員皆様の理解と承認を受けたところであります。
なお、経営基盤強化基本計画の実践と併せて実施することで、より効果を発揮するものと確信し、役職員一丸となって取り組
んでまいりますのでご指導ご協力をお願い申し上げます。
本年は合併 10 周年目を迎え節目の年であります。これまでも組合員皆様にとって合併の効果を実感していただけるように、
農業・JAを取り巻く環境の変化に対応し改革を進めて参りました。今後も降り注ぐ諸問題に対応しつつ組合員皆様のご利用に
対するメリット還元に最大限努めて参る所存でございます。
本日の総代会は、平成 26 年度の取り組み実績、今後 1 年間の計画を提案いたしますのでよろしくご審議頂きますようお願
い申し上げましてご挨拶といたします。
平成 27 年 7 月
唐津農業協同組合
代表理事組合長
1.経営理念
全ての事業及び活動の原点である基本理念を次のように定めています。
地域との共生、安全・安心で求められる農畜産物の提供を基本に「高生産」「高収益」「高信頼」「高満足」「高奉仕」
を目指し、期待と信頼されるJAからつの実現を図ります。
1.高生産
消費者のニーズに対応した責任ある食料供給産地として、JAからつの営農支援活動を通じて、飛躍的な高
生産体制を目指します。
2.高収益
販売力の強化により有利販売、事業の効率化による農業コストの削減により「農家の利益を最優先した高収
益(所得)農業」の育成を目指します。
3.高信頼
安全・安心な農産物の提供、多様化するネット社会の情報管理、法令遵守の企業風土の醸成など、信頼され
るJAからつを目指します。
4.高満足
組合員・利用者の皆様の様々な要望・意見・希望を事業・組織・運営に反映されるシステムを構築し、組合
員・利用者の皆様が満足され、身近に感じられるJAからつを目指します。
5.高奉仕
「本物のサービスとは何か」を求め、組合員・利用者の皆様に対し、日頃の事業活動を通じて、すべての分
野で支援できる「人にやさしい」「愛される」JAからつを目指します。
- 1 -
2.経営方針
また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務
昨今の農業情勢を取り巻く環境は、農業従事者の減少や高齢化
執行全般の監査を行っています。
の進行により農業労働性の低下が懸念されています。
信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協
農畜産物価格も長期化するデフレ経済等の影響を受け、低迷し
ている状況にあり、加えて生産資材の高騰等、農家経済を圧迫す
同組合法第30 条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、
る要因が多く農業経営の継続自体が危ぶまれる状況にあります。
ガバナンスの強化を図っている。さらに、理事会の活性化と業
また、日本農業・経済に留まらず我が国の将来を左右し、食と
務執行の硬直化を防ぐため、役員の定年制を採用しています。
安心安全を脅かす「TPP交渉参加」については、全国のJAと
連携して断固反対運動を展開していかなければなりません。
4.事業の概況(平成 26 年度)
JAを取り巻く情勢は、長期化する景気低迷や産地間競争の激
平成 26 年度の農畜産物販売高は、259 億 7 千万円(前年比 101
化等による農畜産物の価格低迷、生産資材等の高止まりによる農
%)と前年を上回ることができました。なかでも畜産部門の仔牛
業生産性の低下等、農家経営は厳しい状況が続いています。
・肉牛・子豚・肉豚ともに販売頭数では前年を下回ったものの、
価格の高値水準により、販売高で前年を上回り畜産全体で前年比
さらに、政府は「規制改革実施計画」を閣議決定し農協系統組
102.2%となりました。
織に自己改革を求め、これを受けJAグループは、「農業所得増
大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を目標とする「JAグ
また、野菜部門でも同様にイチゴ・玉葱の出荷数量は減少した
ループにおける自己改革」が決定されたが、昨年の解散総選挙で
ものの、高値により野菜全体の前年比 103.7%の牽引となりました。
その反面、米の価格下落は大きく、販売高で前年比 83.7%とな
の自民党圧勝を受け更なる改革が求められると予想されます。
り稲作生産者へ打撃を与えることとなりました。
また、JAの経営基盤は、正組合員数の減少や高齢化等による
労働力不足など耕作放棄地の増加による栽培面積の減少、民間企
直販部門の「唐津うまかもん市場」「逢地の里」の販売高は、
業との競争激化等によるJAの組織・事業基盤の弱体化や組織結
18 億 3 千万円(前年比 106%)を計上するまでになりました。そ
集力の低下が依然として続いています。
のことは、唐津・玄海地区の農畜産物の情報発信基地として定着
したことを意味し、「食の安全・安心」の提供はもとより、更な
今後は、さらにJA経営は厳しさを増すことが予測されること
る「地産・地消」を進めることができました。
から、組合員の生活と営農を守るためにJA経営を健全に継続す
経済部門では、前年度末の消費税引き上げ前の需要の影響が大
る事が必要であり、早急に経営改革に取り組まなければなりませ
きく、供給高前年比 88.3%と苦戦を強いられることとなりました。
ん。
そのために、昨年 9 月の臨時総代会にて経営基盤強化基本計画
財務状況では、第 3 次増資計画(2 年目)に基づき、特定組合
の「支所再編」「経済事業改革」「指導事業改革」「人件費の抑
員利用施設の特別増資と一般増資による自己資本の増強を行い、
制」「総合的リスクマネジメント経営の取り組み」の改革の五本
期末残高で計画を上回ることができました。
柱として、第三次総合 3 ヶ年計画「マスタープラン 2014」の基本
不良債権処理においては債権回収に取り組み、延滞債権で前年
目標の「次世代につなぐ協同」の実践に向けた 3 つの戦略(農業
比 1 億 5 千万円の減少により、不良債権比率で目標の 2.6%には
づくり・くらしづくり・JAづくり)を実践し、組合員組織の再
届かなかったものの、前年比 0.3%減の 2.8%となりました。
また、リスク管理体制を強化するため法令遵守体制の確立と内
構築・経営基盤の強化を図り、次世代に託せるJAからつを目指
し平成 27 年度は、農業振興対策事業による支援と農業所得向上
部統制行動計画の実践報告を受け不祥事再発防止策進捗状況の確
を基本方針としながら、経済事業改革及び支所機能の再構築等に
認検証を行うと同時に、コンプライアンス委員会の開催及び定期
よる財務収支の改善を図るため、次の事項を重点項目として取り
的な研修会の開催等、役員が先頭に立ったコンプライアンス・プ
組みます。
ログラムの実践に取り組みました。
経営改革では、強いJA経営を展開するために「経営基盤強化
◇
平成 27 年度
基本計画」を策定し、昨年 9 月に開催した臨時総代会において承
重点取り組み事項
①持続可能な農業の実現をめざし、積極的な営農指導の取り組み
認を受け、支所機能・体制の整備と経済事業等の改革並びに総合
②経営改革の実践による事業継続と経営基盤の強化への取り組み
的リスクマネジメント経営への取り組みを実践しました。
③JA の総合機能を発揮した地域づくり・組織づくりへの取り組み
また、本年 4 月 20 日に開催した臨時総代会においては、JA
④農業メインバンク機能強化による地域農業の振興への取り組み
改革や経営環境変化を見据え「特別積立金取り崩し」の承認を頂
⑤総合リスクマネジメント経営による収益性・健全性の向上
き、平成 26 年度決算において将来にわたる健全経営の実現と地
⑥出向く体制による事業展開(営農指導・経済・金融・共済)
域農業振興を図る観点から、当JAが今後想定する課題解決のた
めの抜本的な処理を行いました。
3.経営管理体制
この結果、収支面では共済事業および経済事業が前年を下回る
なか、信用事業で前年比 115.3%を計上し、人件費等の事業管理費
◇経営執行体制〔理事会制度〕
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員
の削減により事業利益の段階では、約 81 百万円増の 1 億 27 百万
の代表者で構成される「総代会」の決定事項を踏まえ、総代会
円を計上し、出資配当 0.5%の提案を行う事ができました。これも
において選出された理事により構成される「理事会」が業務執
組合員皆様のご利用・ご理解による農協運動に取り組んだ成果で
行を行っています。
あります。
- 2 -
5.事業活動のトピックス(平成 25 年度)
4月
2 畜魂祭
6 中晩柑「清見」出荷ピーク
8 ハウスみかん全体研修会
9 (株)唐津中央青果市場創立記念祝賀会
16 第 9 回女性部通常総代会
19 特別本醸造酒「唐津」発売
22 小学校に食農教材本贈呈
23 第 26 回うまかねぎ部会通常総会
25 第 9 回肥育牛部会通常総会
30 ハウスみかん初出荷
5月
2 第 9 回肥育牛部会青年部通常総会
3 早生タマネギ収穫ピーク
8 第 8 回青年部通常総会
11 茶摘み体験ツアー
14 TPP 緊急国民集会
23 第 9 回酪農部会通常総会
23~25 唐津うまかもん市場 4 周年創業祭
26 第 7 回茶業部会通常総会
27 第 7 回和牛改良組合通常総会
31~1 夏季総合展示会(下場地区)
6月
5 子牛プロジェクトによる牛舎巡回
7~8 夏季総合展示会(上場地区)
14 金融部ふれあい農業体験
14 ジャンボニンニク収穫ピーク
18 スモモ品評会
20 第 9 回農政協議会唐津支部総会
21 あぐり親子スクール開校
24 梨「幸水」出荷スタート
26 第 8 回 JA からつ通常総代会
29~30 国際銘茶品評会銀賞受賞
7月
8 第 8 回ハウスみかん果実品評会
10 ハウスみかんトップセールス
14 からつ和牛改良組合全体会議
15 唐津地区自然薯部会通常総会
18 逢地の里出荷者全体会議
18 唐津南高校生による黒毛和牛販売
27 唐津地区苺部会レディース研修会
27 山本斎場オープン
27 肥育牛部会全体研修会
30 呼子第一発電所売電スタート
8月
1 JA―SS 美化コンクール
7 JA 佐賀県青協リーダー養成研修会
8 女性部フレッシュミズ向け講座
11 七山七福生姜野菜ソムリエサミット受賞
21~22 世界緑茶コンテスト金賞受賞
22 コシヒカリ初検査
23 東西松浦地区 JA 親睦大会
23 あぐり親子スクール
25~5 農林中央金庫職員研修
31 グリーンハウスミカン出荷ピーク
9月
2 女性部リーダー研修会
6 博多阪急にて農産物 PR
6 青年部手作り看板&T シャツコンクール
6~7 夢工房からつショールーム秋の合同感謝祭
7 共済部アンパンマン交通安全キャラバン
7 SS ドライブウェイサービスコンテスト
10 JA 共済書道コンクール審査会
16 JA からつ臨時総代会
17 第 8 回 JA からつ畜産共進会
21 新嘗祭献上抜穂式
10 月
2 年金友の会佐賀県大会
2 女性部「きらきら講座」
3 第 10 回全日本牛枝肉コンクール
8 温州みかん目揃え会
15 ゆめさが大学にて「からつ茶」講義
17 ハウスみかん青年部総会
18 コープさが生協稲刈り交流会
19 唐津お魚まつりでの農産物 PR
24 温州みかん「うまか美人」品評会
25 燃料事業全体研修会
11 月
1~2 佐賀牛カップサッカー大会
8~9 秋冬期電化ショー(上場地区)
15 金融部ふれあい芋掘り感謝祭
15~16 秋冬期電化ショー(下場地区)
20 さがほのか出荷スタート
22~23 逢地の里秋の収穫感謝祭
25 児童にお茶の入れ方教室(茶業部会青年部)
27 第 4 回唐津うまかもん市場直販部会通常総代会
27 小学校へうがい茶葉提供
29~30 2014JA からつ農業まつり
12 月
3 佐賀牛 30 周年記念佐賀牛生体共進会
4 第 9 回肥育牛部会青年部肉牛枝肉共励会
6 第 9 回からつ産素牛枝肉共励会
10 女性部小町スクール
12 第 62 回佐賀牛枝肉共励会(大阪)
18 中晩柑「せとか」収穫スタート
19 無加温デコポン出荷スタート
20 女性部あぐり親子スクール閉校式
22 肥育牛部会全体研修会
28~31 唐津うまかもん市場歳末大感謝祭
1月
2 年頭業務安全祈願祭
6 農業機械・自動車初荷パレード出陣式
17 第 9 回女性部大会・家の光大会
20 ハウスみかん経営向上検討会
20 さがほのか収穫ピーク
20~21 JA 九青協農業経営対策研修会
23 急速充電器設置(唐津うまかもん市場)
25 茶殻スコーン作り(北波多製茶工場)
27 さがほのか・デコポントップセールス
31 金融部窓口ロールプレイング大会
2月
3 はまさき初選果
4~8 2015 さが農業まつり
10 女性部小町スクール
10 佐賀県茶業振興大会
12 アスパラガス収穫スタート
13~14 うわば資材センター感謝祭
19~21 2015 麗宝展・夢工房スプリングフェア
22 浜玉町内一周駅伝
25 上場選果場柑橘貯蔵施設落成式
26 スーパーファーマーの会
3月
1 瓜ヶ坂集落子牛販売高 1 億円突破記念祝賀会
2 太陽光発電システム設置竣工式
7~8 最新振袖レンタル予約会
10 肥育牛部会全体飼養管理研修会
17 新採用職員入組式
19 移動金融店舗車安全祈願祭
25 きゅうり部会総代会
26 肥育牛部会青年部牛舎巡回
26~27 三組織合同 JA 問題検討会
30 唐津地区茶業部会通常総会
- 3 -
6.農業振興活動
② 制度融資取扱い状況
国内経済は、アベノミクスによる大胆な財政出動や円安の影響に
・農業近代化資金 ・農業経営負担軽減支援資金・大家畜経営改
より一部の大手企業は業績を回復しましたが、勤労世帯の実質収入
善支援資金・農業経営改善支援資金 ・経営体育成強化資金
は昨年 10 月から前年割れが続き、4 月に実施された消費税の増税に
・農業経営基盤強化資金・中山間地域活性化資金
より、消費支出は前年を下回る月が続き消費者の購買意欲の低下を
③ 融資商品
招いています。
・総合口座カードローン ・クローバーローン ・住宅ローン
農業政策においては、平成 30 年を目途に生産調整を廃止する方針
・賃貸住宅ローン ・自動車ローン ・農機ローン
が決定し、行政配分に頼らない生産調整を行うとされました。農林
・購買ロー ン ・教育ローン ・営農ローン ・定積ローン
水産業・地域の活力創造プランが決定したことで、わが国の食料・
・アグリマイティー資金 ・フリーローン
農業・農村の将来は極めて重要な局面を迎えており、農政協議会で
※ 融資商品の詳細については(P. 7)に記載しています。
はTPP交渉の断固阻止に向けた運動を実施しました。そのような
(3) 文化活動・社会貢献に関する事項
中、平成 26 年度は第三次農業振興対策の 2 年目で、7 千 6 百万円を
① 文化的・社会的貢献に関する事項
予算化し、特産 6 百万円、園芸 10 百万円、果樹 25 百万円、畜産 35
・学校給食への地元農産物の提供
百万円で収益性の高い農業の実現による魅力ある農業振興に努めま
・地域の清掃活動への参加(海岸清掃、河川清掃、周辺の清掃)
した。
・地域各種行事への参加、産業祭等への運営費助成・協賛
平成 26 年産米は、日照時間が多く好天であったことから分けつの
・税理士による無料税務相談会の開催、各種の税務相談
発生も順調でしたが、7 月以降の断続的な降雨、日照不足により収量
・子供向け雑誌「ちゃぐりん」(食育・農業教育雑誌)の学校
は平年を下回り、最終的な作況指数は 94「やや不良」(佐賀県全体
への無料配布と「ちゃぐりんフェスタ」の開催
の作況指数は 92)となりました。また、日本穀物検定協会主催によ
・女性部による環境を守る活動として「買物バッグ持参運動」「ア
る米食味ランキングにおいて、「さがびより」が 5 年連続、「コシ
ルミ缶やトレー回収によるリサイクル運動」「再生紙利用のト
ヒカリ」が 2 年連続で「特A」にランク付けされました。麦につい
イレ用紙普及」の実践
ては、反収(上麦)が 47 ㎏増加し、上麦率も 5%上昇しました。
・各種災害等への被災者支援(募金・農産物提供)
施設果樹では、最大需要期の品質劣化(腐敗果等)をなくすため
・人的交流、地域振興などによる地域行事への参加(スポーツ
の生産指導を強化し、一定の成果を残すことが出来ました。露地栽
大会、地区行事、祭りごとなど)
培では、マルチ被覆の拡大推進を行いました。前半の生育は、順調
・各種農業関連イベント(JA農業まつり)や地域活動への協
であったが、夏季の天候不順で下位等級品(糖度不足)が多く発生
賛・後援(町産業まつり)
し、販売苦戦となりました。
・地産地消に向けた地域農業の振興による農産物のPR と消費推
施設野菜では、適期定植による厳寒期の数量減及び出荷の波の是
進活動
正解消を図った結果、10a当たりでは前年を上回る実績を残しまし
・クールビズ対応による夏季の節電実施
た。露地野菜では、市場ロット拡大による有利販売実践のため、各
② 利用者ネットワーク化への取り組み
地区における販売要領統一に向けた協議を開始し、立地条件を生か
・「ふたば会」「オレンジの会」による高齢者への生活援助活
した栽培を拡大するため、品種選定・試験栽培を行いました。
動(高齢者の助け合い組織)
畜産は、長引く畜産物取引価格の低迷・生産コストの上昇に伴い、
・年金友の会への活動助成(総会・ゲートボール大会・グラウ
国内畜産物生産量の減少により、国内畜産物取引価格は上昇しまし
ンドゴルフ大会の開催等)
た。一方で、輸入畜産物についても、現地生産コストの上昇による
③ 情報提供活動
輸入畜産物の高値、湾岸労使交渉等の遅れによる輸入量の減少がみ
・組合員だより(JA広報誌)毎月発行
られ、各部会を中心に生産性向上を目指した全体研修会の開催・防
・からつぴーぷる放送を利用したJAからつ情報番組の放送
疫対策指導、農家所得向上のための各共励会参加・開催をし、畜産
・ホームページを利用した組合員等利用者への情報提供
物有利販売に努めました。
(4)地域密着型金融への取り組み
① 農業者等の経営支援に関する取組み方針
② 農業者等の経営支援に関する態勢整備
7.地域貢献情報
③ 農山漁村等地域活性化のための融資を始めとする支援
●地域の皆様のために
・担い手金融担当部署の設置
当組合は、唐津市および東松浦郡玄海町を事業区域として、農業
・担い手向け資金の導入
者を中心とした地域住民の方々が組合員となって、相互扶助(お互
・農業融資に係る実態調査・分析を踏まえた資金手法・サービ
いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の理念として運
スの提供
営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関
・生産者と消費者をつなげる場の設定
です。当組合の資金は、その大半が組合員の皆様などからお預かり
・担い手に対する農業経営診断及び助言の強化
した、大切な財産である「貯金」を源泉としています。当組合では
・農業者と流通業者、外食業者及び加工業者とのビジネスマッ
資金を必要とする組合員の皆様方や、地方公共団体などにもご利用
チングの検討
いただいています。
・輸出支援
当組合は、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社
④ ライフサイクルに応じた担い手支援
会の実現に向けて、事業活動を展開しています。
・経営不振農家に対するコンサルティング
また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供
・産学官の連携
するだけでなく、地域の協同組合として、農業や助け合いを通じた
・国又は地方公共団体との連携による農業施策の活用
社会貢献に努めています。
・地域の情報ネットワークを活用しつつ、法務、財務、税務等
●組合員数、出資金の状況
(単位:人、千円)
の外部専門家と連携した取組・検討
・全国の農業情勢等に係るレポートの作成、配布
組合員数
出資金
⑤ 経営の将来性を見極める融資手法を始め担い手に適した資金供
正組合員
5,934
4,075,075
給手法の取り組み
准組合員
11,038
503,510
・負債整理資金の提供による償還負担の軽減
計
16,972
4,578,585
・ABL(動産・債権担保融資)等の活用
(1) 資金調達の状況
⑥ 農山漁村等地域の情報集積を活用した持続可能な農山漁村等地
① 貯金及び定期積金残高
(単位:千円)
域への貢献
・農山漁村等地域全体を展望したビジョン策定への支援
組
合
員
等
112,639,329
・農山漁村等地域の情報ネットワークを活用しつつ、法務、財
地 方 公 共 団 体 等
8,847,276
務、税務等の外部専門家と連携した取組・検討
そ
の
他
31,610,163
・国、地方公共団体との連携による農業施策等の活用
・農山漁村等地域を担う農業者以外の若年層や高齢者に対する
② 貯金商品:・総合口座 ・普通貯金 ・スーパー貯蓄貯金
農業に関する理解促進
・期日指定定期 ・スーパー定期 ・大口定期貯金
・多重債務者問題への対応(相談機能を活かした予防策、目的
・変動金利定期貯金 ・定期積金 ・当座貯金 ・納税準備貯金
別ローン等の活用)
・通知貯金 ・一般財形貯金 ・財形年金貯金 ・財形住宅貯金
・女性や高齢者の携わる農産物加工直売所への支援
・据置定期貯金
※ 貯金商品の詳細は(P. 6)に記載しています。
8.リスク管理の状況
(2) 資金供給の状況
◇リスク管理体制
① 貸出金残高
(単位:千円)
〔リスク管理基本方針〕
組
合
員
等
32,922,980
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくため
には、より健全性の高い経営を確保し、信頼性を高めていくこと
地 方 公 共 団 体 等
10,122,242
が重要です。
そ
の
他
1,843,048
- 4 -
⑥ システムリスク管理
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリス
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤
クに適切に対応すべく「リスク管理基本方針」を策定し、認識す
作動等、システムの不備に伴い金融機関が損失を被るリスク、
べきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理の基本的
さらにコンピュータが不正に使用されることにより金融機関が
な体系を整備しています。
損失を被るリスクのことです。当JAでは、コンピュータシス
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適
テムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めるとともに、
切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理体制の充実・強
システムの万一の災害・障害等に備えた管理を行っています。
化に努めています。
① 信用リスク管理
〔リスク管理体制図〕
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資
産(オフ・バランスを含む。)の価値が減少ないし消失し、金
融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別の重要
案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
理事会
ています。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査
監事
部を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っていま
す。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどによ
り償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審
貸付審査・債権の管理等
査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において
資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正
財務管理委員会
各
に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・
事
内部監査
業
実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査
金融共済委員会
専
定の結果、貸倒引当金については「債権の引当・償却基準」に
門
基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
委
金融部 債権管理課
② 市場リスク管理
員
外部監査
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク
会
・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・バランスを含
総務部 貸付審査
む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み
出される収益が変動し損失を被るリスクのことです。主に金利
リスク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金
利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間
信用業務他
のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、
利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変
動リスクとは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減
少するリスクのことです。当JAでは、金利リスク、価格変動
◇法令遵守体制
リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることによ
〔コンプライアンス基本方針〕
り、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務
○当組合は、JAが担う基本的使命・社会的責任を果たし、組合
の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基
員や利用者の多様なニーズに応える事業を展開し、社会の信頼
本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の
を確立するため、当組合の役職員一人一人が、高い倫理観と強
変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
い責任感を持って、日常の業務を遂行する。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通し
○当組合は、創意と工夫を活かした質の高いサービスと、組合員
などの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポートフォリオ
の目線に立った事業活動により、地域社会の発展に貢献する。
の状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定め
○当組合は、安全・安心な農畜産物・商品を供給し、消費者の信
るとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催し
頼に応えるよう努める。
て、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門
○当組合は、関連する法令等を厳格に遵守し、社会的規範に基づ
は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された
き、誠実かつ公正な業務運営を遂行する。
方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行ってい
○経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめ、広く地域社会との
ます。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切
コミュニケーションの充実を図るとともに、透明性の高い組織
な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測
風土を構築し、信頼の確立を図る。
定を行い経営層に報告しています。
○社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、確
③ 流動性リスク管理
固たる信念をもって、排除の姿勢を堅持する。
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金
の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通常よりも
◇金融ADR制度への対応
著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失
① 苦情処理措置の内容
を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規
において取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格で
則等を整備のうえ、その内容をホームページ・チラシ等で公
の取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流
表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、
動性リスク)のことです。当JAでは、資金繰りリスクについ
迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。
ては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な
当JAの苦情等受付窓口(総務課 CS推進係)
流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについ
電話:0955-70-5222
ては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごと
(金融機関の休業日を除く午前 8 時 30 分~午後 5 時 15 分)
に異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの
② 紛争解決措置の内容
策定の際に検討を行っています。
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用して
④ オペレーショナル・リスク管理
います。
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動
・信用事業
もしくは、システムが不適切であること又は外生的な事象によ
東京弁護士会(電話:03-3581-0031),第一東京弁護士会(電話:
る損失を被るリスクのことです。当JAでは、収益発生を意図
03-3595-8588),第二東京弁護士会(03-3581-2249),福岡県弁護
し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流
士会(電話:092-741-3208),鹿児島県弁護士会(※)
動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、
①の窓口または佐賀県JAバンク相談所(電話:0952-25-5199)
法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を
にお申し出ください。なお,東京弁護士会,第一東京弁護士会,
被るリスクと定義しています。事務リスク、システムリスクな
第二東京弁護士会,福岡県弁護士会については,各弁護士会に
どについて、事務手続にかかる各種規定を理事会で定め、その
直接紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。
有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、事
(注)(※)JAバンク相談所を通じてのご利用となります。
故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握して理事会
・共済事業
に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅
(一般社団法人)日本共済協会 共済相談所
速・正確に反映ができるよう努めています。
(電話:03-5368-5757)
⑤ 事務リスク管理
(一般財団法人)自賠責保険・共済紛争処理機構
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故
(電話:本部 03-5296-5031)
・不正等を起こすことにより金融機関が損失を被るリスクのこ
(公益財団法人)日弁連交通事故相談センター
とです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、
(電話:本部 03-3581-4724)
正確な事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、
(公益財団法人)交通事故紛争処理センター
自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。
(電話:東京本部 03-3346-1756)
また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し
最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わ
改善を図るとともに、内部監査により重点的なチェックを行い、
せ下さい。
再発防止策を実施しています。
- 5 -
◇内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、
経営全般にわたる管理及び各部門の業務の遂行状況を、内部管理
態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告
などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。ま
た、内部監査は、JAの本所・支所のすべてを対象とし、中期及
び年度の内部監査計画に基づき実施しています。監査結果は代表
理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期
的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。
また、監査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしてい
ますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、代表理事組
合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。
◇経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○普通出資による資本調達額
9.自己資本の状況
◇自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や
利用者のニーズに応えるため、財務基盤の強化を経営の重要課題
として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権
処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成 27 年 3 月末にお
ける自己資本比率は、12.71%となりました。
項 目
発行主体
資本調達手段の種類
コア資本に係る基礎項目
に算入した額
内 容
唐津農業協同組合
普通出資
4,684百万円
(前年度4,728百万円)
当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセス
により正確な自己資本比率を算出して、当JAが抱える信用リスク
やオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した
十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより
自己資本の充実に努めています。
とりわけ、財務基盤強化のため平成 25 年度より第 3 次増資計画
での増資運動に取り組んだ第 2 期目でしたが、平成 26 年度末の出
資金額は、対前年度比 44 百万円減の 4,684 百万円となっています。
10.主な事業の内容
(1)主な事業の内容
<事業のご案内>
□信用事業
信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる金融業務といわれる内容の業務を行っています。この信用事業は、JA(農協)・信連・
農林中金という三段階の組織が有機的に結びつき、「JAバンク」として大きな力を発揮しています。また、万が一JAの経営基盤が弱
くなった場合でも、JAバンクには「JAバンク・セーフティネット」があり、貯金者の皆さまにより一層の「安心」をお届けします。
■貯金業務
組合員はもちろん地域住民のみなさまや事業主のみなさまからの貯金をお預かりしています。
普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的、期間、金額にあわせてご利用いただいております。
また、公共料金、都道府県税、市町村税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振込等もご利用いただけます。
貯金商品一覧表
種 類
期 間
特 徴
普通貯金と定期貯金が1冊の通帳でご利用になれます。公共料金などの自動
支払や給与・年金などの自動受取、さらに預入定期貯金の 90%、最高 300
総合口座
出し入れ自由
万円(1,000 円未満切り捨て)までの自動融資がご利用になれ、大変便利で
す。
いつでも出し入れができ、自動支払・自動受取もご利用になれます。キャッ
普通貯金
同 上
シュカードと合わせて、サイフがわりにご利用下さい。
出し入れ自由、しかも預入残高に応じてよりおトクな利率になる貯金です。
スーパー貯蓄貯金
同 上
普通貯金とのスイングサービスをご利用いただけます。
期日指定定期
最長預入期間3年
(据置1年)
預人期間は最長 3 年ですが、1 年経過後は 1 カ月前までに満期日をご指定
頂ければ必要なときにお引き出しできます。元金の一部(1 万円以上)を引
出すこともできますので、有利で便利にご利用いただけます。(個人のみ)
スーパー定期
1・2・3・6カ月
1・2・3・4・5年
預入金額が 1 円以上の金額を有利な利率でお預かりします。1 ヶ月超 5 年未
満のご都合のよい日を満期日とする期日指定方式もご利用いただけます。
大口定期貯金
同 上
変動金利定期貯金
(複利型)
1・2・3年
定期積金
6カ月以上10年以下
納税準備貯金
入金は自由
通知貯金
据置7日
一般財形貯金
積立期間3年以上
財形年金貯金
積立期間5年以上
60 歳以降のライフプランに最適な貯金です。
財形住宅貯金
同 上
マイホームを実現するための貯金です。
譲渡性貯金(NCD)
1週間以上5年以内
満期日は自由
1,000 万円以上、1,000 万円単位の大口資金の運用に最適で、譲渡すること
も可能です。
据置定期貯金
最長預入期間5年
措置期間6ヵ月経過後は、いつでも、何回でも一部支払い(1万円以上)がで
きる便利な定期貯金です。金利は、複利で計算されますので大変有利です。
決済用貯金
出し入れ自由
貯金保険制度により全額保護される貯金で、電気・電話、NHK等の決済サ
ービスを利用できます。(利息はつきません)
預入金額 1,000 万円以上の金額を有利な利率でお預かりする定期貯金です。
スーパー定期と同様、期日指定方式もご利用いただけます。
預入から半年毎にそのときの金利を適用し、6 ヶ月複利運用するとても有利
な新しい定期貯金です。預入金額は 1 円以上でご利用いただけます。(個人
のみ)
積立開始時の利回りを適用し、1 回の積立金額は 1,000 円以上です。女性専
用で特典付きの「夢咲小町」も好評です。年金受給者専用に「ゆとり定積」
もご利用いただけます。
税金納付のための貯金です。引き出しは原則として納税時のみで、納税のた
めの引き出しは非課税です。
7 日間以上で短期の資金運用には最適です,預入金額は 5 万円以上で、お引
き出しは 2 日前までにご連絡が必要です。
給与・ボーナスから天引きで積み立てる貯金です。1 口ごとの期日指定定期
貯金として預入をし、解約の申し入れがない限り最長預入期限に元利合計額
で継続預入をいたします。
- 6 -
一般資金
■貸出業務
組合員への貸出をはじめ、地域住民のみなさまの暮らしや、農業者・事業者のみなさまの事業に必要な資金を貸出しています。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や地方公共団体、農業関連産業・地元企業等、農業以外
の事業などへもご融資し、地域経済の質的向上・発展に貢献しています。
さらに、住宅金融支援機構、株式会社日本政策金融公庫等の融資の申し込みのお取次ぎもしています。
貸出商品一覧表
種類
融資期間
融資金額
資金使途
地域農業及び農村地域発展に資する設備資金又
農業資金
20年以内
事業費の範囲内
は、運転資金
生活資金
20年以内
信用供与の範囲内
特に定めない
農業外資金
30年以内
4億円以内
農業外事業設備の建設等に必要な資金
解約返戻金と満期共
共済担保貸付
10年以内
済金のいずれか低い
特に定めない
額の 80%以内
農機ハウスローン
1年以上10年以内
1,800万円以内
農業機械等を取得・整備するために必要な資金
・住宅の新築
住宅ローン
3年以上35年以内
5,000万円以内
・土地付住宅(中古)の購入
・土地の購入
・住宅関連付帯設備
リフォーム
・住宅の増改築
1年以上15年以内
1,000万円以内
ローン
・台所、浴室、トイレの補修改築
住 宅関 連 資金 生 活 関 連 資 金
その他ローン
教育ローン
6ヶ月以上15年以内
500万円以内
入学金、授業料、学費、下宿代など就学に必要
な資金
マイカーローン
6ヶ月以上10年以内
500万円以内
自動車、バイクの購入及び車検整備費用
フリーローン
6ヶ月以上7年以内
300万円以内
カードローン
2年毎の更新
30万円
50万円
暮らしの資金
(結婚、出産、医療、旅行資金等)
100万円以内
■為替業務
全国のJA(農協)・信連・農林中金の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、当JAの窓口を通して
全国のどこの金融機関へでも送金や手形・小切手等の取立てが安全・確実・迅速にできる内国為替をお取り扱いしています。また、オ
フィスにいながら資金移動や取引内容の照会が行えるファームバンキングや、インターネットに接続されているパソコンや携帯電話か
ら、残高照会や振込等のサービスがご利用いただけるインターネットバンキングサービスも行っております。
■国債窓口販売
国債(新窓販国債・個人向け国債)の窓口販売の取扱いをしています。また、お客様の運用ニーズにお応えするため、個人向け国債も
取り扱っています。
■サービス・その他
当JAでは、皆様によりよいサービス、時代に即応したサービスをご提供できるよう全国のJAがひとつになって作り上げた「新J
Aオンラインシステム」を利用して、各種自動受け取り、各種自動支払いや事業主のみなさまのための給与振込サービス、自動集金サ
ービス、口座振替サービスなどをお取り扱いしています。また、貸金庫のご利用、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫、
コンビニなどでも現金引き出しのできるキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。
項 目
JAキャッシュサービス
サービス・その他商品一覧表
内 容
JAのキャッシュカードがあれば、JAバンクのATM(現金自動預入・支払機)によるご入
金、ご出金、残高照会サービスを終日無料でご利用いただけます。また、都銀・地銀・第二地銀
・信金・信組・労金・ゆうちょ銀行のATM、セブン銀行・イーネットATM・ローソンATM
・JFマリンバンクもご利用が可能です。更に、県内の信連・JAでは平日定期のお預け入れや
カードによる為替振込もできます。
給与振込サービス
給与・ボーナスがお客様のご指定して頂いた貯金口座に自動的に振り込まれます。振り込まれた
資金はキャッシュカードにより必要な時にお引き出しができます。
各種自動受取サービス
国民年金、厚生年金等の年金、配当金などがお客様の口座に自動的に振り込まれます。その都度
お受取に出かけられる手間も省け、期日忘れのご心配がなくなるほか、貯金口座に振り込まれた
日からお利息がつきますので大変お得です。
各種自動支払サービス
電気科、NHK放送受信料、電話料のほか、税金、高校授業料、水道料など、普通貯金(総合口
座)から自動的にお支払いいたしますので、集金・払い込みのわずらわしさがなくなります。
クレジットカード
( JAカード )
お買物、ご旅行、お食事など、お客様のサインひとつでご利用いただけます。またお金が必要な
ときはキャッシングサービスもうけられる便利なカードです。またJAカードはNICOSと提
携しており、JAカードのご利用額に応じて獲得したポイントをご希望の商品と交換できたり、
JA総合ポイントへの交換ができます。
総合振込サービス
お客様からのお支払いの振込データを磁気テープ・フロッピーディスク等で送っていただくこと
により、自動的にお振込いたします。
- 7 -
■手数料一覧
貯金・融資業務に関する手数料
1.手数料
項 目
1.貯金業務
平成26年10月20日以降 (単位:円 消費税込)
手 数 料 項 目
手数料金額
備 考
細 目
(1)
(2)
(3)
(4)
貯金残高証明書
貯金取引履歴照会手数料
その他各種証明書等発行手数料
再発行手数料
①貯金通帳
②貯金証書
(5) 各種カード発行手数料
① ICキャッシュカード
ア.切替発行手数料
イ.再発行手数料
② JAカード(一体型)・ローンカード
ア.再発行手数料
(6) 手形等用紙代
①小切手帳
②約束手形帳
③自己宛小切手
(7) 口座振替手数料
①窓口
②磁気テープ・フロッピーディスク
③公共料金、自動決済サービスにかかる
ものは、その契約の定めによる。
(8) ファームバンキング手数料
①月額基本手数料
②伝送システムサービス手数料
ア.契約料
イ.月額基本利用料
(9) インターネットバンキング手数料
個人
①月額基本手数料
法人
①月額基本手数料
②データ伝送サービス手数料
③同一店内為替手数料
(10) 両替手数料 101枚以上
(1枚)
(1ヶ月)
324
108
324
(1冊)
(1枚)
540
540
(1枚)
(1枚)
1,080
1,080
(1枚)
540
(1冊)
(1冊)
(1枚)
432
540
540
(1件)
(1件)
108
108
貸出金残高証明書
住宅取得年末残高証明書(再発行時のみ)
融資証明書
不動産登記全部事項の情報
土地・建物平面図
(5) 信用情報照会料
(6) 住宅・リフォームローン取扱手数料
①利用手数料
②固定変動選択型手数料
③一部繰上償還手数料
元本300万円超600万円以下
元本600万円超
④全額繰上償還手数料(元本300万円超)
平成26年10月20日以降 1件につき
3万円未満
1件につき
振込手数料(窓口扱い)
3万円以上
1件につき
3万円未満
1件につき
振込手数料(自動化機器)
3万円以上
1件につき
3万円未満
ファームバンキング 手数 1件につき
料
3万円以上
1件につき
3万円未満
1件につき
インターネットバンキング
手数料(個人・法人)
3万円以上
1件につき
(単位:円 消費税込)
当組自店
あて
-
系統金融
系統金融機関以外の金融機関あて
機関あて
432 一件につき
3万円未満1件につき
216
324 電信扱い
3万円以上1件につき
3万円未満1件につき
432
540 文書扱い
3万円以上1件につき
648
648
864
540
756
108
108 3万円未満1件につき
432
324
324 3万円以上1件につき
648
108
108 3万円未満1件につき
324
216
216 3万円以上1件につき
540
108
(個人のみ)
108
(個人のみ)
108 3万円未満1件につき
324
216 3万円以上1件につき
540
普通扱い
1通につき
648
至急扱い
1通につき
864
送金・振込の組戻料
取立手形の組戻料
取立手形店頭呈示料
(ただし、600円を超える実費を要する場合は、その実費)
不渡手形返却料
1件につき
1通につき
1通につき
648
648
648
1通につき
648
代金取立手数料
1,080
振込手数料
28,080
11,880
自 動 化 機 器 取 引 手 数 料
平成26年4月1日以降 108
取 引 形 態
1,080
2,160
無料
108~1,080 詳細別紙
農協内取引
2.融資業務
(1)
(2)
(3)
(4)
為 替 手 数 料
仕向先
区分
送金手数料
(1枚)
(1枚)
(1枚)
(1件)
(1件)
(1件)
324
324
3,240
540 情報提供利用サービス
540 情報提供利用サービス
540 (5)信用情報照会料について
統一ローン関係は免除。
(1件)
(1件)
10,800
4,320
(1件)
(1件)
(1件)
3,240
5,400
43,200
県内ネット取引
全国ネット取引
農・漁協ネット取引(出金)
業態間CD提携取引(出金)
業態間CD提携取引(出金)
JAカードによる自動キャッシング
郵貯CD提携取引
コンビニATM(イーネット・LANs)
※セブン銀行についてはセブン銀行徴収の為参考
両替手数料表
H26.4.1事前審査受付分より
3.その他業務
(1) 貸金庫
① Aコープ支所
(年間)
② 山本支所(Aタイプ)
(年間)
③ 山本支所(Bタイプ)
(年間)
(2) 夜間金庫
(年間)
2.農協貯金ネットサービス取扱規則によるネットサービス手数料は、その定めによる。
3.上記手数料は、組合長が必要と認めた場合、減免することができる。
顧
客
手
数
料
3,888
6,480
7,776
2,160
両替金種の合計枚数
1 ~ 100枚
101 ~ 200枚
201 ~ 300枚
301 ~ 400枚
401 ~ 500枚
501 ~ 600枚
601 ~ 700枚
701 ~ 800枚
801 ~ 900枚
901 ~1,000枚
1,001枚以上
土曜
9時~14時
入金 -
入金 -
入金 -
出金 -
出金 -
出金 -
入金 -
入金 -
入金 -
出金 -
出金 -
出金 -
入金 -
入金 -
入金 -
出金 -
出金 -
出金 -
-
-
-
216
108
108
108
-
108
-
-
-
入金 108 入金 - 入金 108
出金 108 出金 - 出金 108
入金 108 入金 -
入金 -
出金 108 出金 -
出金 -
(単位:円 消費税込)
平日:8時45分まで
平日
平日:18時以降
土曜:9時まで
8時45分~18時
土曜:14時以降
平成26年4月1日以降
手数料(消費税込)
無 料
108円
216円
324円
432円
540円
648円
756円
864円
972円
1,080円
入金 -
出金 -
入金 -
出金 -
入金 -
出金 -
-
216
108
108
入金 108
出金 108
入金 108
出金 108
休 日
入金 -
出金 -
入金 -
出金 -
入金 -
出金 -
-
216
108
108
入金 108
出金 108
入金 108
出金 108
以下の両替は無料とする
1.高額金種への両替(持参金種よりも高額の
金種をまとめる両替)
2.同一金種で新券への両替
ただし、事業用の両替は有料とする
□共済事業
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆様の生命・傷害・家屋・財産を相互扶助によりト
ータルに保障しています。事業実施当初から生命保障と損害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされるさまざ
まな保障・ニーズにお応えできます。JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。
- 8 -
■JA共済の仕組み
JA共済は、平成 17 年4月1日から、JAとJA共済連が共同で共済契約をお引き受けしています。JAとJA共済連がそれぞれの
役割を担い、組合員・利用者のみなさまに密着した生活総合保障活動を行っています。
組合員・利用者
JA
共済契約
の皆さま
+
JA共済連
J
A:JA共済の窓口です。
JA共済連:JA共済事業の企画・開発・資産運用業務や支払共済にかかる
準備金の積み立てなどを行っています。
□農業関連事業
■営農指導事業
安全で安心な農産物を消費者の皆さまにお届けするため、JAでは農家に「営農指導」を行っています。化学肥料や農薬の削減、地
元産農畜産物のPR、消費者ニーズにあった新品種の切り替えなど、管内の農家をサポートしています。
■販売事業
生産者から消費者へ新鮮で安心・安全な農畜産物をお届けする事業を行っています。生産者が生産した農畜産物を市場に出荷するほ
か、「地産地消」の取り組みとして、ファーマーズマーケット唐津うまかもん市場の開設により今まで以上に、消費者に直接、農家が
持ち寄った地元でとれた農産物の提供を行っています。
さらに、地元農産物の詰まった「季節のギフト」(宅配便)を全国の消費者の方にご利用いただいています。
■経済事業
農業に必要な肥料・農薬・飼料などの生産資材や、生活に必要な食をはじめとする生活用品を、品質・価格・安全性を考慮し組合員、
地域の皆さまにご提供しています。資材センター、JAガソリンスタンド、葬祭センター、電化センター、食材センター、プロパンセ
ンター、自動車・農機整備センターなど、お気軽にご利用ください。
(2)系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み)
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農水産業協同組合貯
金保険制度)」との2重のセーフティネットで守られています。
◇「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループの名称です。組合員・利用者の皆
さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関と
して活動する「JAバンクシステム」を運営しています。「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事
業推進」を2つの柱としています。
◇「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。再編強化法(農林中央金庫
及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの
経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき
自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックするこ
とにより適切な経営改善指導を行います。
◇「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共同運営システムの利用、全国
統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り組みをしています。
◇貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護し、また資金決済
の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預
金保険制度」と同様な制度です。
- 9 -
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
1.貸借対照表
(単位:千円)
科 目
25年度
(平成26年3月31日)
26年度
(平成27年3月31日)
155,290,811
157,366,537
1,254,486
1,270,788
貯 金
150,544,357
153,096,768
預 金
88,489,904
91,964,083
借入金
2,114,621
2,691,874
系統預金
87,807,314
90,879,494
その他の信用事業負債
2,631,833
1,577,895
系統外預金
有価証券
150,675,295 信 用 事 業 負 債
26年度
(平成27年3月31日)
現 金
信用事業資産
148,321,865
科 目
25年度
(平成26年3月31日)
682,590
1,084,589
12,658,329
12,437,503
未払費用
その他の負債
国債
8,199,982
6,734,570 共 済 事 業 負 債
地方債
1,868,396
2,545,653
共済借入金
政府保証債
1,465,600
2,070,430
共済資金
社債
受益証券
貸出金
98,701
-
1,025,650
1,086,850
45,812,995
44,888,270
共済未払利息
未経過共済付加収入
その他の共済事業負債
その他の信用事業資産
381,979
416,510 経 済 事 業 負 債
未収収益
184,712
177,035
経済事業未払金
その他の資産
197,267
239,475
経済受託債務
△ 275,828
△ 301,859
貸倒引当金(控除)
共済事業資産
20,795
共済貸付金
20,432
その他の経済事業負債
21,284 設 備 借 入 金
20,538 雑 負 債
共済未収利息
165
179
未払法人税等
その他の共済事業資産
540
615
リース債務
貸倒引当金(控除)
経済事業資産
受取手形
役員退職慰労引当金
413,368
特例業務負担金引当金
宅地等
135,186
54,592
1,509,356
賞与引当金
28,349 再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 債
51,554
負 債 の 部 合 計
1,246,724 組 合 員 資 本
出資金
784,512
960,223
913,746
165,414,448
9,351,778
167,224,958
7,431,107
4,728,145
4,684,312
3,451
4,691,107
2,849,071
利益準備金
2,649,960
2,669,960
その他利益剰余金
2,041,147
179,111
リスク対策積立金
57,000
76,000
11,000
21,000
1,860,171
1,860,171
11 2 ,9 7 6
△ 1 , 77 8 ,0 6 0
96,100
△ 1,581,477
農業生産施設利用料積立金
建物
12,082,475
11,414,763
特別積立金
構築物
1,941,611
1,915,318
当 期 未 処 分 剰 余 金
機械装置
4,628,024
4,889,049
(うち当期剰余金)
土地
6,472,980
6,178,121
処分未済持分
資 産 の 部 合 計
70,908
-
利益剰余金
10,709,920
繰延税金資産
59,033
413,628
11,380,528
子会社等出資
1,979,161
524,117
有形固定資産
系統外出資
136,885
2,034,044
3,451
10,810,683
系統出資
124,955
資本準備金
11,489,919
外部出資
2,727
59,950
414,032
2,724
外部出資
6,015
60,495
522,697
△ 2,320
その他の無形固定資産
1,690,449
466,068
△ 225,895
-
リース資産
31,976
2,003,647
626,385
△ 350,179
△ 1,420
無形固定資産 674,220
26,205
2,971,466
1,616 諸 引 当 金
493,271
減価償却累計額
2,543,069
590,018
2,218,032
4,482
454,483
その他の有形固定資産
3,108,775
24,678
644,261
建設仮勘定
712
3,249,265
378,713
購買品
リース資産
1,764
3,724,998
24,212
棚卸資産
固定資産
182
282,830
535,663
退職給付引当金
貸倒引当金
178
286,566
その他の負債
905,835
その他雑資産
263,165
資産除去債務
1,018,209
雑資産
20,538
281,412
△ 48
経済受託債権
雑資産
567,427
20,432
7,643,309
5,221,758
貸倒引当金(控除)
590,352
△ 342
6,358,634
その他の経済事業資産
119,330
1,458,565
9,184,763
経済事業未収金
その他の棚卸資産
212,514
2,419,319
178,560
188,162 評 価 ・ 換 算 差 額 等
24,841
7,553
1,769,126
1,730,674
△ 15,717,089
△ 15,613,720
109,391
100,763
1,268
-
108,123
100,763
6,967,833
6,991,311
6,967,833
6,991,311
6,590,951
6,590,951
363,882
373,802
13,000
26,558
5 47 , 67 2
5 30 , 67 7
177,055,544
177,086,591
その他有価証券評価差額金
土地再評価差額金
純 資 産 の 部 合 計
負債及び純資産の部合計
- 10 -
△ 70,925
△ 105,727
2,289,318
2,430,526
254,496
427,570
2,034,822
2,002,956
11,641,096
9,861,633
177,055,544
177,086,591
2.損益計算書
(単位:千円)
科 目
事業総利益
25年度
(自 平成25年4月 1日
至 平成26年3月31日)
26年度
(自 平成26年4月 1日
至 平成27年3月31日)
科 目
25年度
(自 平成25年4月 1日
至 平成26年3月31日)
26年度
(自 平成26年4月 1日
至 平成27年3月31日)
4,725,240
4,635,211
農業倉庫事業収益
35,121
信用事業収益
1,818,730
2,083,273
農業倉庫事業費用
9,142
35,372
8,091
資金運用収益
1,621,972
1,571,517
農業倉庫事業総利益
25,979
27,281
(うち預金利息)
(523,508)
(513,159)
加工事業収益
98,778
94,209
(うち有価証券利息)
(133,583)
(152,214)
加工事業費用
70,231
72,737
(961,442)
(876,723)
加工事業総利益
28,547
21,472
(3,439)
(29,421)
利用事業収益
480,691
473,734
55,942
55,456
利用事業費用
100,879
405,396
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
信用事業費用
資金調達費用
利用事業総利益
178,694
193,646
301,997
280,088
39,937
50,904
宅地等供給事業収益
14,313
15,774
484,107
545,102
宅地等供給事業費用
19,102
21,587
205,065
216,288
△ 4,789
△ 5,813
(179,825)
(197,007)
その他事業収益
18,472
83,342
(10,331)
(8,413)
その他事業費用
8,372
7,724
(うち借入金利息)
(6,166)
(3,043)
その他事業総利益
10,100
75,618
(うちその他支払利息)
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
宅地等供給事業総利益
(8,743)
(7,825)
指導事業収入
38,000
37,202
役務取引等費用
61,288
62,460
指導事業支出
228,158
201,969
その他経常費用
217,754
△ 190,158
△ 164,767
4,679,397
4,510,999
3,092,887
266,354
指導事業収支差額
(うち貸倒引当金繰入額)
-
(うち貸倒引当金戻入益)
(△10,049)
(△275,828)
人件費
3,215,490
信用事業総利益
1,334,623
1,538,171
業務費
335,196
326,946
共済事業収益
1,025,768
983,393
諸税負担金
176,970
179,514
共済付加収入
1,001,091
947,954
施設費
927,803
888,442
474
508
共済貸付金利息
(301,859) 事 業 管 理 費
その他事業管理費
23,938
23,210
その他の収益
24,203
34,931 事 業 利 益
45,843
124,212
共済事業費用
57,497
50,851
191,955
188,347
487
497
24,542
18,978
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
4,487
4,957
27,981
26,419
(305)
(48)
事業外収益
受取雑利息
1,965
2,969
受取出資配当金
77,432
75,656
賃貸料
66,269
56,211
償却債権取立益
557
69
雑収入
45,732
53,442
事業外費用
75,410
79,890
36,524
31,758
-
(△342)
968,271
932,542
購買事業収益
15,055,355
13,317,774
寄付金
1,150
1,261
購買品供給高
14,651,361
12,932,073
雑損失
37,736
46,871
(うち貸倒引当金戻入益)
共済事業総利益
修理サービス料
その他の収益
支払雑利息
65,495
63,109
(うち貸倒引当金繰入額)
-
(2,320)
338,499
322,592
(うち貸倒引当金戻入益)
(△629)
(△1,420)
162,388
232,669
225,980
85,244
1,125
11,273
購買事業費用
13,635,921
12,200,003 経 常 利 益
購買品供給原価
13,505,604
11,946,201
購買品供給費
40,822
43,338
その他の費用
89,495
210,464
-
(204,448)
(うち貸倒引当金戻入益)
(△33,399)
(△129,748)
購買事業総利益
1,419,434
1,117,771
1,386,486
716,770
(うち貸倒引当金繰入額)
販売事業収益
特別利益
固定資産処分益
一般補助金
224,855
73,971
229,108
1,889,289
固定資産処分損
11,262
33,658
固定資産圧縮損
217,846
65,114
-
899,330
特別損失
減損損失
販売品販売高
511,997
-
販売手数料
622,708
496,969
その他の収益
251,781
219,801 税 引 前 当 期 利 益
販売事業費用
724,814
96,952
販売品販売原価
462,659
-
その他の費用
262,155
-
784,512
その他の特別損失
-
106,675
159,260
△ 1,571,376
8,855
2,931
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
96,952 法 人 税 等 合 計
(うち貸倒引当金繰入額)
(90,160)
(うち貸倒引当金戻入益)
-
(△25,850)
661,672
619,818
販売事業総利益
特例業務負担金引当金繰入
(21,447) 当 期 剰 余 金
当期首繰越剰余金
会計 方針 の変 更によ る累 積的 影響 額
直販事業収益
1,263,634
1,409,558
遡及処理後当期首繰越剰余金
買取品販売高
1,155,615
1,285,364
土地再評価差額金取崩額
委託品手数料
81,686
その他の収益
84,811 当 期 未 処 分 剰 余 金
26,333
39,383
1,094,070
1,216,528
買取品販売原価
922,570
1,025,675
供給費
121,341
130,120
直販事業費用
その他の費用
直販事業総利益
50,159
60,733
169,564
193,030
- 11 -
54,305
7,170
63,160
10,101
96,100
△ 1,581,477
16,876
40,768
-
△ 269,218
16,876
△ 228,450
-
31,867
112,976
△ 1,778,060
3.注記表
(25 年度)
第 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
1. 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年 1 月 22 日企業会計審議会)に基
づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。
(1) 子会社株式:移動平均法による原価法
(2) その他有価証券
① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
② 時価のないもの:移動平均法による原価法
2. 棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1) 購買品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2) 宅地等(販売用不動産) ・・・・・・・・・ 個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3) その他の棚卸資産 ・・・・・・・・・・・・・ 最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
3. 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)、平成 24 年 4 月 1 日以降に取得した組合員共同
利用施設の機械は定額法)を採用している。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用している。
(3) リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。
4. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産査定要領、経理規程及び資産の引当・償却基準に則り、次のとおり計上している。
① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実
質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計
上している。
② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸念先)に係る債権について
は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。
なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ
いては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との
差額を計上している。
③ 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額に基づき計上している。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、1 次査定を各支所及び各事業所等、2 次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当
該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。
(2) 賞与引当金
賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。
(3) 退職給付引当金
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発生し
ていると認められる額を計上している。
① 退職給付見込額の期間貴帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっている。
② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法
数理計算上の差異については、各期の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按分
した額を、それぞれ発生の翌期から費用処理することとしている。
過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により費用処理している。
(4) 役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上している。
5. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取
引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。
6. 消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。
7. 決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については、「0」で表示している。
第 2.貸借対照表に関する注記
1. 固定資産の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は、1,427,689 千円(JA からつ合併後の平成 18
年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。
(1) 建物
437,561 千円
(2) 附属設備 163,245 千円
(3) 構築物
28,588 千円
(4) 機械装置
685,211 千円
(5) 車両運搬具 5,502 千円
(6) 器具備品
107,582 千円
2. リース契約により使用する重要な固定資産
(1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成 20
年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。
当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。
1年以内
未経過リース料
37 千円
1年超
193 千円
合計
230 千円
(2) オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は以下のとおりである。
1年以内
未経過リース料
6,735 千円
1年超
56,169 千円
合計
62,904 千円
上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取引
の解約金の合計額である。
- 12 -
3. 担保に供されている資産
以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。
(1)定期預金
5,000,000 千円
(当座貸越取引の担保として 2,000,000 千円、為替決済取引の担保として 3,000,000 千円)
4. 子会社等に対する金銭債権及び金銭債務の総額
子会社等に対する金銭債権の総額
45,041 千円
子会社等に対する金銭債務の総額
52,155 千円
5. 役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事、監事に対する金銭債権の総額
73,078 千円
理事、監事に対する金銭債務の総額
開示すべき債務はなし
6. 貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3 か月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額
(単 位:千円 )
金額
破 綻先債権 額
1,058
延 滞債権額
1,393,079
3か月 以上延滞 債権額
27,165
貸 出条件緩 和債権額
-
合 計額
1,421,302
区分
(注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。
(1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の
見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)
のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事
由が生じている貸出金である。
(2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払
を猶予した貸出金以外の貸出金である。
(3) 3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権
に該当しないものである。
(4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しないもので
ある。
7. 土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法
及び同法第 10 条に規定する差額
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税
金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部
に計上している。
(1) 再評価を行った年月日
平成 11 年 3 月 31 日
(2) 再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額
1,828,306 千円
(3) 同法律第 3 条 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 3 号に定める、当該事業用土地について地方
税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的な調
整を行って算出した。
第 3.損益計算書に関する注記
1. 子会社等との取引高
(1) 子会社等との取引による収益総額 12,012 千円
うち事業取引高
8,989 千円
うち事業取引以外の取引高
3,023 千円
(2) 子会社等との取引による費用総額 10,565 千円
うち事業取引高
8,866 千円
うち事業取引以外の取引高
1,699 千円
2. 減損損失の計上について
(1) グルーピングの方法と共用資産の概要
① グルーピングについては、原則として支所単位とする。
ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。
ア Aコープ事業は、株式会社Aコープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとする。また、一部の生活購買
店舗については、それぞれ各支所の同一敷地・同一建物内に存在しているため、各支所の資産グループとして減損状況を検証
する。
イ 給油所については、燃料事業として 4 地区毎に減損状況を検証する。
ウ 遊休資産については、各固定資産をグルーピングの最小単位として減損状況を検証する。
② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA全体として減損状況を検証する。
(本所、指導、販売及び農業関連施設・生活文化関連施設)
第 4.金融商品に関する注記
1. 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県
信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約
不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。
当期末における貸出金のうち、21.4%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件
に従って債務履行がなされない可能性がある。また、有価証券は主に債券であり、その他有価証券として保有している。これらは
発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。借入金は一部が変動金利であり、金利の変
動リスクにさらされている。
営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引については、
本所に融資審査部署を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フ
ローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出取引に
おいて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針を作成・
実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」に基づき
必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。
- 13 -
②
市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化
を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に対応
できる柔軟な財務構造の構築に努めている。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状
況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常
的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づ
き、運用を行っている。
市場リスクに係る定量的情報(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数である
金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び借入金である。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額
を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、
経済価値が 469,988 千円減少するものと把握している。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算している。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。
また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握
したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された
価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提
条件等によった場合、当該価額が異なることもある。
2. 金融商品の時価等に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。
預金
有価 証 券
そ の 他の 有 価 証券
貸出 金
貸 倒 引当 金 (*1)
貸 倒 引当 金 控 除後
経済 事 業未 収 金
貸 倒 引当 金 (*2)
貸 倒 引当 金 控 除後
資産 計
貯金
借入 金 (*3)
経済 事 業未 払 金
負債 計
貸 借対 照 表計 上 額
88,489,904
時価
88,407,546
12,658,329
45,812,995
△ 275,828
45,537,167
6,358,634
△ 350,179
6,008,455
140,035,526
150,544,357
4,138,700
3,108,775
157,791,832
12,658,329
(単 価 :千 円 )
差額
△ 82,358
47,445,611
1,908,444
6,008,455
154,519,941
150,487,766
4,218,040
3,108,775
157,814,581
-
14,484,415
△ 56,591
79,340
-
22,749
(*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。
(*2) 経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している
(*3) 借入金には、共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 2,003,647 千円を含めている。
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。満期のある預金については、
期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として
算定している。
② 有価証券及び外部出資
株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限
り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円
Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワ
ップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に
代わる金額として算定している。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金
額としている。
④ 経済事業未収金
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金
額としている。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、期
間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値
を時価に代わる金額として算定している。
② 借入金及び設備借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていない
ことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワッ
プレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。
③ 経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。
- 14 -
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含まれていない。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
6,967,833
合 計
6,967,833
(*1) 外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時
価開示の対象とはしていない。
(4) 金銭債権の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
5年超
1年以内
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
預金
88,489,904
有価証券
その他の有価証券のうち満期があるもの
12,658,329
貸出金(*1,2,3)
9,088,197
5,603,211
4,827,715
2,740,761
2,537,509 20,366,896
経済事業未収金(*4)
3,989,813
598
5
合 計
101,567,914
5,603,809
4,827,720
2,740,761
2,537,509 33,025,225
(*1) 貸出金のうち、当座貸越 2,979,442 千円については「1 年以内」に含めて開示している。
(*2) 貸出金のうち、3 か月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 639,626 千円は償還の予定が見込まれないため、含めて
いない。
(*3) 貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 9,080 千円は償還日が特定できないため、含めていない。
(*4) 経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,368,218 千円は償還の予定が見込まれないた
め、含めていない。
(5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
貯金(*1)
123,626,536
12,610,317
11,247,673
1,475,129
1,705,423
借入金(*2)
800,117
1,051,300
1,243,884
395,087
339,419
747,431
合 計
124,426,653
13,661,617
12,491,557
1,870,216
2,044,842
747,431
(*1) 貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示している。
(*2) 借入金には、共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 3,108,775 千円を含めている。
第 5.有価証券に関する注記
1. 有価証券の時価・評価差額に関する事項
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。
(1)その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりである。
取得原価又は
償却原価
種類
貸借対照表計上額が
取得原価又は償却原価を
超えるもの
債券
国債
地方債
政府保証債
社債
受益証券
合 計
8,005,866
1,801,157
1,399,792
100,000
1,000,000
12,306,815
貸借対照表
計上額
8,199,982
1,868,396
1,465,600
98,701
1,025,650
12,658,329
(単位:千円)
評価差額
(*)
194,116
67,239
65,808
△ 1,299
25,650
351,514
(*) なお、評価差額から繰延税金負債 97,018 千円を差し引いた額 254,496 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含まれている。
2. 当期中に売却した有価証券
(1) 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりである。
国
地
債
方
債
合 計
売却額
6,779,165
409,405
7,188,570
売却益
100,659
220
100,879
(単位:千円)
売却損
-
-
-
3. 当期中に保有目的区分を変更した有価証券
当期中において、保有目的が変更となった有価証券はない。
4. 当期中に減損処理を行った有価証券
当期中において、減損処理を行った有価証券はない。
- 15 -
第 6.退職給付に関する注記
1. 退職給付に係る注記
(1) 採用している退職給付制度の概要
職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部にあ
てるためJA全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。
(2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
金 額
3,334,939
158,662
60,029
34,762
△ 337,951
3,250,441
項 目
期首における退職給付債務
勤務費用
利息費用
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
過去勤務費用の発生額
期末における退職給付債務
(3) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
金 額
1,182,111
12,299
160,211
△ 148,195
1,206,426
項 目
期首における年金資産
期待運用収益
特定退職共済制度への拠出金
退職給付の支払額
期末における年金資産
(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
(単位:千円)
金 額
3,250,441
△ 1,206,426
2,044,015
△ 5,323
△ 4,648
2,034,044
2,034,044
項 目
退職給付債務
特定退職共済制度
未積立退職給付債務
未認識過去勤務費用
未認識数理計算上の差異
貸借対照表計上額純額
退職給付引当金
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:千円)
金 額
158,662
60,029
△ 12,299
1,150
2,661
210,203
1,645
211,848
項 目
勤務費用
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務債務の費用処理額
小 計
転籍者からの受入等
合 計
(6) 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり。
項 目
数 値 等
債 券
年金保険投資
現金及び預金
83%
15%
2%
100%
合 計
(7) 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現
在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
(8) 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項
項 目
割引率
長期期待運用収益率
数理計算上の差異の処理年数
過去勤務債務の処理年数
数 値 等
1.80%
1.04%
10年
10年
- 16 -
2. 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第
57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合法
等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
た特例業務負担金 47,105 千円を含めて計上している。
なお、同組合より示された平成 26 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は、718,102 千円となって
いる。
第 7.税効果会計に関する注記
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳
項 目
繰延税金資産
貸倒引当金超過額
退職給付引当金超過額
賞与引当金超過額
役員退職慰労引当金
未収収益否認額
繰越宅地等棚卸評価損額
債権直接償却否認額
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計 (A)
繰延税金負債
資産除去債務に関する繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計 (B)
繰延税金資産の純額 (A)+(B)
2. 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
(単位:千円)
金 額
-
125,462
561,396
34,363
16,293
31,797
22,559
8,154
14,882
814,906
△ 166,289
648,617
-
△ 3,926
△ 97,019
△ 100,945
547,672
(単位:%)
法定実効税率
29.3
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
13.9
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 6.8
法人税額特別控除
△ 0.8
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
2.9
住民税均等割等
1.7
過年度法人税戻入額
△ 1.4
評価性引当額の増減
△ 4.0
その他
4.9
税効果会計適用後の法人税等の負担
39.7
第 8.賃貸等不動産に関する注記
1. 賃貸等不動産の状況に関する事項
当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供している。
2.賃貸等不動産の時価に関する事項
貸借対照表計上額
1,025,627
(単位:千円)
時 価
851,149
(注 1) 貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。
(注 2) 当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む)
である。
第 9.その他の注記
当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで
資金を貸付けることを約する契約である。これらの契約に係る融資未実行残高は 3,854,563 千円である。
(26 年度)
第1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年 1 月 22 日企業会計審議会)に
基づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。
(1) 子会社株式:移動平均法による原価法
(2) その他有価証券
① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
② 時価のないもの:移動平均法による原価法
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1) 購買品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2) 宅地等(販売用不動産)・・・ 個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3) その他の棚卸資産 ・・・・・・・・ 最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
3.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
① 建物(附属設備を除く)
ア 平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの ・・・・・・・・・・・・・旧定率法を採用している。
イ 平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得したもの・・・旧定額法を採用している。
ウ 平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの・・・・・・・・・・・・・・定額法を採用している。
② 建物以外
ア 平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの・・・・・・・・・・・・・・・旧定率法を採用している。
イ 平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの・・・・・・・・・・・・・ 250%定率法を採用している。
ウ 平成 24 年 4 月 1 日以後に取得したもの・・・・・・・・・・・・・ 200%定率法を採用している。
エ 平成 23 年 4 月 1 日以後に取得した組合員共同利用施設の機械・・・・定額法を採用している。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用している。
(3) リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。
- 17 -
4.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産査定要領、経理規程及び資産の引当・償却基準に則り、次のとおり計上している。
① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実
質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計
上している。
② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸念先)に係る債権について
は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。
なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ
いては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との
差額を計上している。
③ 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額に基づき計上している。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、1 次査定を各支所及び各事業所等、2 次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当
該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。
(2) 賞与引当金
賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。
(3) 退職給付引当金
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発生し
ていると認められる額を計上している。
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっている。
② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法
数理計算上の差異については、各期の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按
分した額を、それぞれ発生の翌期から費用処理することとしている。
過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により費用処理している。
(4) 役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上している。
(5) 特例業務負担金引当金
旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出する特例業務負担金の平成 26 年度に
おける負担額に、平成 44 年 3 月までの 17 年を乗じた 784,512 千円を計上している。
(追加情報)
従来、特例業務負担金については、将来見込額を注記する方法によっていましたが、財務内容をより健全化するため、当年度よ
り特例業務負担金引当金として負債に計上する方法に変更している。
これにより、従来の方法によった場合と比較して、税引前当期利益が 784,512 千円減少している。
5.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取
引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。
6.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。
7.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については、「0」で表示している。
第2.会計方針の変更に関する注記
1.退職給付に関する会計基準等の適用
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第 26 号 平成 24 年 5 年 17 日。以下、「退職給付会計基準」という。)及び「退職
給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 25 号 平成 24 年 5 月 17 日)が平成 26 年 4 月 1 日以後開始する事業
年度の期首から適用されることになったことに伴い、当期よりこれらの会計基準等を適用している。
これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、割引率の決定方法について、職員の平均残存勤務期間に近似した年
数に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変
更した。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第 37 項に定める経過的な扱いに従って、当期首において、退職給付債務
及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を当期首の利益剰余金に加減している。
この結果、当期首の利益剰余金が 269,218 千円減少している。また、当期の事業利益、経常利益及び税引前当期利益はそれぞれ
4,779 千円増加している。
第3.貸借対照表に関する注記
1.固定資産の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は、1,475,472 千円(JA からつ合併後の平成
18 年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。
(1) 建物
475,212 千円
(2) 附属設備 163,545 千円
(3) 構築物
28,588 千円
(4) 機械装置
712,374 千円
(5) 車両運搬具 5,502 千円
(6) 器具備品 90,251 千円
2.リース契約により使用する重要な固定資産
(1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成
20 年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。
当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。
未経過リース料
(2)
1年以内
-
1年超
70 千円
合計
70 千円
オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は以下のとおりである。
未経過リース料
1年以内
1,020 千円
1年超
62,482 千円
合計
63,502 千円
上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取
引の解約金の合計額である。
3.担保に供されている資産
以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。
(1) 定期預金
5,000,000 千円(当座貸越取引の担保として 2,000,000 千円、為替決済取引の担保として 3,000,000 千円)
4.子会社等に対する金銭債権及び金銭債務の総額
子会社等に対する金銭債権の総額
130,188 千円
子会社等に対する金銭債務の総額
276,892 千円
5.役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事、監事に対する金銭債権の総額
67,354 千円
理事、監事に対する金銭債務の総額
開示すべき債務はなし
- 18 -
6.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3 か月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額
区分
破綻先債権額
延滞債権額
3か月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計額
(単位:千円)
金額
7,521
1,252,161
11,973
-
1,271,655
(注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。
(1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済
の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に
規定する事由が生じている貸出金である。
(2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支
払を猶予した貸出金以外の貸出金である。
(3) 3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債
権に該当しないものである。
(4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しないもの
である。
7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法
及び同法第 10 条に規定する差額
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税
金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部
に計上している。
(1) 再評価を行った年月日
平成 11 年 3 月 31 日
(2) 再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額
1,533,414 千円
(3) 同法律第 3 条 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 3 号に定める、当該事業用土地について地
方税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的
な調整を行って算出した。
第4.損益計算書に関する注記
1.子会社等との取引高
(1) 子会社等との取引による収益総額 1,007,516 千円(うち事業取引高 939,989 千円、うち事業取引以外の取引高 67,527 千円)
(2) 子会社等との取引による費用総額
17,271 千円(うち事業取引高 10,993 千円、うち事業取引以外の取引高 6,278 千円)
2.減損損失の計上について
(1) グルーピング方法と共用資産の概要
① グルーピングについては、原則として支所単位とする。
ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。
ア Aコープ事業は、株式会社 A コープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとして個別に減損状況を検証する。
イ 各給油所、資材センター、農機センター、斎場及び生活総合センターを一般資産として、個別に減損状況を検証する。
ウ 組織再編された支所等を遊休資産として、個別に減損状況を検証する。
② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA 全体として減損状況を検証する。
(本所、Aコープ支所、唐津地区・松浦東部地区・佐賀松浦地区・上場地区の指導・販売及び農業関連施設・生活文化関連施設)
(2) 減損損失を認識した資産または資産グループの場所、用途、種類等の概要
当期に減損を計上した資産グループは以下のとおりである。
場 所
用 途
主な資産の種類
その他
北波多支所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
七山支所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
厳木支所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
唐津給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
湊給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
浜玉給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
七山給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
相知給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
厳木給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
切木給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
有浦給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
浜玉農機センター
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
上場農機センター
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
肥前農機センター
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
逢地の里直販所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
唐津市浜玉町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市宇木
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市屋形石
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市久里
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市鏡
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市熊原町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市原
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市厳木町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市呼子町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市佐志
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市神田
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市相知町
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市大良
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市鎮西町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市肥前町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市北波多
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市和多田
遊休
建物等
業務外固定資産
東松浦郡玄海町
遊休
建物等
業務外固定資産
※建物等には、建物附属設備、構築物、機械装置、車両運搬具、器具備品を含む。
- 19 -
(3)
①
減損損失を認識するに至った経緯
事業用固定資産
固定資産を使用した事業の収益性低下により、事業を継続したとしても最終的な固定資産の帳簿価額を上回る利益(固定資産処
分を含む)を得ることができない状態であることから、実態に即した資産価額と帳簿価額との差額を減損損失額とする。
② 業務外固定資産
遊休資産については、正味売却価額(時価)と帳簿価額の差額を減損損失額とする。
(4) 減損損失の金額及び主な固定資産の種類毎の内訳
事業用固定資産(営業用店舗土地及び建物等)
477,473 千円
業務外固定資産(遊休資産の土地及び建物等)
421,857 千円
減損損失額
899,330 千円
(5) 回収可能額の算出方法
回収可能価額については、土地及び建物の正味売却可能額を採用しており、その時価は当該資産の固定資産税評価額を 0.7 で除
した額とし、帳簿価額と回収可能額の差額を減損損失額とする。
第5.金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県
信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約
不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。
当期末における貸出金のうち、21.1%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件
に従って債務履行がなされない可能性がある。また、有価証券は主に債券であり、その他有価証券として保有している。これらは
発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。借入金は一部が変動金利であり、金利の変
動リスクにさらされている。
営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引については、
本所に融資審査部署を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フ
ローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出取引に
おいて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針を作成・
実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」に基づき
必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。
② 市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化
を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に対応
できる柔軟な財務構造の構築に努めている。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状
況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日
常的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに
基づき、運用を行っている。
市場リスクに係る定量的情報(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数である
金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び借入金である。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額
を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、
経済価値が 529,161 千円減少するものと把握している。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算している。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。
また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把
握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された
価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提
条件等によった場合、当該価額が異なることもある。
2.金融商品の時価等に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。
預金
有価証券
その他の有価証券
貸出金
貸倒引当金(*1)
貸倒引当金控除後
経済事業未収金
貸倒引当金(*2)
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
借入金(*3)
経済事業未払金
負債計
貸借対照表計上額
91,964,083
時価
91,982,955
12,437,503
44,888,270
△ 301,859
44,586,411
5,221,758
△ 225,895
4,995,863
153,983,860
153,096,768
4,402,862
2,543,069
160,042,699
12,437,503
(単価:千円)
差額
18,872
46,469,375
1,882,964
4,995,863
155,885,696
153,081,374
4,464,721
2,543,069
160,089,164
-
1,901,836
△ 15,394
61,859
-
46,465
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。
(*2)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している
(*3)借入金には、共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。
- 20 -
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。
満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在
価値を時価に代わる金額として算定している。
② 有価証券及び外部出資
株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限
り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円
Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワ
ップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価
に代わる金額として算定している。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる
金額としている。
④ 経済事業未収金
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金
額としている。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、
期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価
値を時価に代わる金額として算定している。
②
借入金及び設備借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていない
ことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワ
ップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。
③ 経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含まれ
ていない。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
6,991,311
6,991,311
外部出資(*1)
合 計
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、
時価開示の対象とはしていない。
(4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
預金
有価証券
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
6,043,704
670
6,044,374
4,807,463
123
4,807,586
2,709,183
10,800,000
2,142,951 20,061,414
2,709,183
2,142,951 30,861,414
91,964,083
その他の有価証券のう ち満期があ るも の
貸出金(*1,2,3)
経済事業未収金(*4)
合 計
5年超
8,736,603
2,753,644
103,454,330
(*1)貸出金のうち、当座貸越 2,773,516 千円については「1 年以内」に含めて開示している。
(*2)貸出金のうち、3 か月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 376,322 千円は償還の予定が見込まれないため、含
めていない。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 10,630 千円は償還日が特定できないため、含めていない。
(*4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,467,321 千円は償還の予定が見込まれな
いため、含めていない。
(5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
貯金(*1)
128,879,216 11,691,179 10,066,905
1,606,788
851,191
借入金(*2)
951,705
1,502,216
1,221,457
352,489
285,601
合 計
129,830,921 13,193,395 11,288,362
1,959,277
1,136,792
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示している。
(*2)借入金には、共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。
- 21 -
5年超
1,490
537,110
538,600
第6.有価証券に関する注記
1.有価証券の時価・評価差額に関する事項
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。
(1) その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりであ
る。
種類
取得原価又は
償却原価
貸借対照表
計上額
(単位:千円)
評価差額
(*)
債券
国債
6,545,937
6,734,570
188,633
地方債
2,401,347
2,545,653
144,306
政府保証債
1,899,653
2,070,430
170,777
受益証券
1,000,000
1,086,850
86,850
合 計
11,846,937
12,437,503
590,566
(*)なお、評価差額から繰延税金負債 162,996 千円を差し引いた額 427,570 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含まれている。
2.当期中に売却した有価証券
(1) 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりである。
貸借対照表計上額が
取得原価又は償却原価を
超えるもの
(単位:千円)
売却額
売却益
売却損
国
債
7,988,460
355,071
-
地
方
債
599,469
50,236
-
社
債
100,000
88
-
合 計
8,687,929
405,395
-
3.当期中に保有目的区分を変更した有価証券
当期中において、保有目的が変更となった有価証券はない。
4.当期中に減損処理を行った有価証券
当期中において、減損処理を行った有価証券はない。
第7.退職給付に関する注記
1.退職給付に係る注記
(1) 採用している退職給付制度の概要
職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部に
あてるためJA全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。
(2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
項 目
期首における退職給付債務
勤務費用
利息費用
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
過去勤務費用の発生額
期末における退職給付債務
(3)
年金資産の期首残高と期末残高の調整表
項 目
期首における年金資産
期待運用収益
特定退職共済制度への拠出金
退職給付の支払額
期末における年金資産
(4)
(単位:千円)
金 額
3,622,289
184,194
29,819
17,218
△ 810,833
3,042,687
(単位:千円)
金 額
1,206,426
12,535
153,009
△ 329,089
1,042,881
退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
項 目
退職給付債務
特定退職共済制度
未積立退職給付債務
未認識過去勤務費用
未認識数理計算上の差異
貸借対照表計上額純額
退職給付引当金
(単位:千円)
金 額
3,042,687
△ 1,042,881
1,999,806
△ 2,662
△ 17,983
1,979,161
1,979,161
- 22 -
(5)
退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:千円)
金 額
184,194
29,819
△ 12,535
3,882
2,662
208,022
△ 4,169
203,853
項 目
勤務費用
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務債務の費用処理額
小 計
出向先より受け入れた退職給付費用
合 計
(6) 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり。
項 目
数 値 等
債 券
年金保険投資
現金及び預金
80%
17%
3%
100%
合 計
(7)
長期期待運用収益率の設定方法に関する記載
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現
在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
(8) 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項
項 目
割引率
長期期待運用収益率
数理計算上の差異の処理年数
過去勤務債務の処理年数
数 値 等
0.82%
1.04%
10年
10年
2.厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則
第 57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合
法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出
した特例業務負担金 46,160 千円を含めて計上している。
なお、平成 27 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は、784,512 千円となっている。
第8.税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の
発生原因別の主な内訳
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
(単位:千円)
金 額
101,250
546,248
43,766
19,571
9,083
11,353
7,771
148,158
216,525
8,213
1,111,938
△ 414,514
697,424
資産除去債務に関する繰延税金負債
△ 3,751
その他有価証券評価差額金
△ 162,996
繰延税金負債合計 (B)
△ 166,747
繰延税金資産の純額 (A)+(B)
530,677
項 目
繰延税金資産
貸倒引当金超過額
退職給付引当金超過額
賞与引当金超過額
役員退職慰労引当金
未収収益否認額
繰越宅地等棚卸評価損額
債権直接償却否認額
減価償却繰入超過額
特例業務負担金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計 (A)
繰延税金負債
法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因に
ついては、税引前当期損失であるため注記を省略している。
第9.賃貸等不動産に関する注記
1.賃貸等不動産の状況に関する事項
当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供している。
2.賃貸等不動産の時価に関する事項
貸借対照表計上額
863,553
(単位:千円)
時 価
767,614
(注 1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。
(注 2)当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む)である。
第 10.その他の注記
当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで
資金を貸付けることを約する契約である。これらの契約に係る融資未実行残高は 2,704,413 千円である。
- 23 -
4.剰余金処分計算書
(単位:千円)
科 目
25年度
1.当期未処分剰余金
26年度
112,976
△ 1,778,060
-
1,860,171
72,208
22,813
(1) 利益準備金
20,000
-
(2) 任意積立金
29,000
-
23,208
22,813
-
-
40,768
59,298
2.任意積立金取崩
3.剰余金処分額
(3) 出資配当金
普通出資に対する配当金
(4) 事業分量配当金
4.次期繰越剰余金
(注)1.普通出資に対する配当金及び後配出資に対する配当の割合は、次のとおりです。
(1)普通出資に対する配当の割合
平成 25 年度 0.5%
平成 26 年度 0.5%
2.事業分量配当金の基準は、次のとおりです。
平成 25 年度
平成 26 年度
事業分量配当金なし
事業分量配当金なし
3.目的積立金の種類、積立目的、積立目標額、積立基準等は次のとおりです。
平成 25 年度
平成 26 年度
種
任意積立金なし
任意積立金なし
類
リスク対策積立金
農業生産施設利用料
積立金
積立及び取崩基準
毎年度、当期剰余金の 20%の範囲内で積み立て、
多額の被害、賠償及び損失が生じた場合に相当額の
取り崩しを行う。
(単位:千円)
積立目標額
処分後積立額
1,000,000
毎年徴収する利用料総額の 10%の範囲内で積み立
て、当該固定資産の処分により取り崩す。
-
76,000
21,000
4.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための繰越額が含まれています。
平成 25 年度
平成 26 年度
4,805 千円
営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための繰越額なし
- 24 -
5.部門別損益計算書
(25 年度)
区 分
合 計
信用
事業
1,818,730
484,106
1,334,624
983,808
(50,159)
(746,573)
254,370
(14,710)
(108,634)
350,816
26,324
25,523
7,350
7,745
369,790
25
25
共済
事業
1,025,768
57,497
968,271
861,348
(21,263)
(713,420)
188,482
(13,098)
(81,974)
106,923
20,251
18,377
6,885
6,885
120,289
30
19
19
農業関連
事業
13,792,226
11,739,547
2,052,679
1,654,600
(350,880)
(911,232)
243,864
(3,218)
(171,776)
398,079
55,017
32,471
21,120
13,575
431,976
225,894
227,568
-
生活その他
事業
4,560,625
4,028,209
532,416
731,572
(73,758)
(485,420)
169,553
(4,187)
(71,234)
△ 199,156
70,409
18,400
35,444
7,042
△ 164,191
14
1,039
20
営農指導
事業
38,000
200,749
△ 162,749
448,069
(10,202)
(358,845)
103,581
(4,799)
(47,580)
△ 610,818
19,954
11,244
4,611
4,561
△ 595,475
42
457
48
信用
事業
2,083,273
545,102
1,538,171
963,001
(49,241)
(716,850)
296,385
(17,187)
(142,278)
575,170
28,011
27,811
7,179
6,257
596,002
786
786
385,963
383,683
共済
事業
983,393
50,851
932,542
717,359
(20,335)
(578,560)
194,560
(12,507)
(94,572)
215,183
19,152
17,334
5,689
5,689
228,646
523
523
239,036
239,003
農業関連
事業
11,963,186
10,147,235
1,815,951
1,589,250
(304,305)
(915,021)
267,964
(4,910)
(192,768)
226,701
51,886
30,918
19,790
12,983
258,797
82,062
602
546,387
303,603
生活その他
事業
4,183,347
3,695,855
487,492
800,484
(88,588)
(520,654)
221,499
(5,733)
(114,127)
△ 312,992
66,002
20,707
43,127
6,428
△ 290,117
1,072
673
611,896
196,658
営農指導
事業
37,202
176,147
△ 138,945
440,905
(8,019)
(361,802)
113,014
(3,227)
(65,262)
△ 579,850
23,296
13,818
4,105
4,031
△ 560,659
801
796
106,007
99,709
(単位:千円)
共通
管理費等
事業収益
①
21,235,349
事業費用
②
16,510,108
事業総利益(①-②)
③
4,725,241
事業管理費
④
4,679,397
(うち減価償却費)
⑤
(506,262)
(うち人件費)
⑤'
(3,215,490)
※うち共通管理費
⑥
959,850
(うち減価償却費)
⑦
(40,012)
(うち人件費)
⑦'
(481,198)
事業利益(③-④)
⑧
45,844
事業外収益
⑨
191,955
※うち共通分
⑩
△ 106,015
事業外費用
⑪
75,410
※うち共通分
⑫
△ 39,808
経常利益(⑧+⑨-⑪)
⑬
162,389
特別利益
⑭
225,980
※うち共通分
⑮
特別損失
⑯
229,108
※うち共通分
⑰
△ 112
税引前当期利益
△ 165,216
△ 595,890
159,261
369,765
120,300
⑱
430,302
(⑬+⑭-⑯)
営農指導事業分配賦額 ⑲
154,931
131,096
196,644
113,219
△ 595,890
営農指導事業分配賦後
△ 10,796
税引前当期利益
⑳
159,261
214,834
233,658
△ 278,435
(⑱-⑲)
1.共通管理費等及び営農指導事業を他部門へ配賦する基準等
(1)共通管理費等「勘定科目の性質等に基づき、人頭割、貯金残高割等の配賦基準を用いている」
(2)営農指導事業 「(均等割+事業総利益割)の平均値」
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合) (単位:%)
区 分
合 計
信用事業
共済事業
農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業
共通管理費等
27
19
25
18
11
100
営農指導事業
26
22
33
19
100
(26 年度)
区 分
合 計
(単位:千円)
共通
管理費等
事業収益
①
19,250,401
事業費用
②
14,615,190
事業総利益(①-②)
③
4,635,211
事業管理費
④
4,510,999
(うち減価償却費)
⑤
(470,488)
(うち人件費)
⑤'
(3,092,887)
※うち共通管理費
⑥
1,093,422
(うち減価償却費)
⑦
(43,564)
(うち人件費)
⑦'
(609,007)
事業利益(③-④)
⑧
124,212
事業外収益
⑨
188,347
※うち共通分
⑩
△ 110,588
事業外費用
⑪
79,890
※うち共通分
⑫
△ 35,388
経常利益(⑧+⑨-⑪)
⑬
232,669
特別利益
⑭
85,244
※うち共通分
⑮
△ 3,380
特別損失
⑯
1,889,289
※うち共通分
⑰
△ 1,222,656
税引前当期利益
⑱
△ 205,528
△ 900,941
△ 665,865
△ 1,571,376
210,825
△ 9,867
(⑬+⑭-⑯)
営農指導事業分配賦額 ⑲
193,101
139,832
213,076
119,856
665,865
営農指導事業分配賦後
△ 149,699
17,724
税引前当期利益
⑳
△ 1,571,376
△ 418,604 △ 1,020,797
(⑱-⑲)
1.共通管理費等及び営農指導事業を他部門へ配賦する基準等
(1)共通管理費等「勘定科目の性質等に基づき、人頭割、貯金残高割等の配賦基準を用いている」
(2)営農指導事業 「(均等割+事業総利益割)の平均値」
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合) (単位:%)
区 分
合 計
信用事業
共済事業
農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業
共通管理費等
27
18
25
20
10
100
営農指導事業
29
21
32
18
100
- 25 -
6.財務諸表の正確性等にかかる確認
確
1
2
認
書
私は、当JAの平成 26 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までの事業年度に
かかるディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべ
ての重要な点において、適正に表示されていることを確認いたしました。
当該確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備さ
れ、有効に機能していることを確認しました。
(1) 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が
整備されております。
(2) 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効
性を検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されてお
ります。
(3) 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。
平成 27 年 6 月 26 日
唐津農業協同組合
代表理事組合長
- 26 -
Ⅱ
損益の状況
1.直近の5事業年度における主要な経営指標
(単位:千円、口、人、%)
項 目
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
経常収益(事業収益)
21,345,443
20,985,337
20,409,848
21,235,349
19,250,401
信用事業収益
2,262,255
2,190,122
1,870,638
1,818,730
2,083,273
共済事業収益
1,066,907
1,087,325
1,067,883
1,025,768
983,393
農業関連事業収益
13,371,148
13,222,809
13,068,641
13,792,226
11,963,186
生活その他事業収益
4,602,746
4,445,770
4,364,782
4,560,625
4,183,347
営農指導事業収益
42,387
39,311
37,904
38,000
37,202
経常利益
215,292
177,420
140,186
162,389
232,669
当期剰余金
180,495
29,558
69,563
96,100
△ 1,581,477
出資金
4,779,229
4,775,634
4,753,857
4,728,145
4,684,312
(出資口数)
(4,779,229)
(4,775,634)
(4,753,857)
(4,728,145)
(4,684,312)
純資産額
11,026,529
11,383,267
11,613,809
11,641,096
9,861,633
総資産額
172,605,594
175,263,681
170,452,360
177,055,544
177,086,591
貯金等残高
147,466,072
150,180,617
144,398,717
150,544,357
153,096,768
貸出金残高
48,204,110
48,370,292
46,274,255
45,812,995
44,888,270
有価証券残高
17,804,187
8,835,846
12,658,329
12,437,503
剰余金配当金額
77,740
47,260
23,485
23,208
22,813
出資配当額
47,261
47,260
23,485
23,208
22,813
事業利用分量配当額
30,479
職員数
752
753
727
709
585
単体自己資本比率
16.19
15.2
15.92
16.04
12.71
(注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.信託業務の取り扱いは行っていません。
4.「単体自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」(平成18年金
融庁・農水省告示第2号)に基づき算出しております。なお、平成24年度以前は旧告示(バーゼルⅡ)
に基づく単体自己資本比率を記載しています。
2.利益総括表
項 目
資金運用収支
役務取引等収支
その他信用事業収支
信用事業粗利益
(信用事業粗利益率)
事業粗利益
(事業粗利益率)
25年度
26年度
1,416,908
△ 5,346
△ 76,938
1,334,624
(0.91)
4,725,241
(2.69)
1,355,229
△ 7,004
189,946
1,538,171
(1.02)
4,635,211
(3.07)
(単位:千円、%)
増 減
△ 61,679
△ 1,658
266,884
203,547
(0.11)
△ 90,030
(0.38)
3.資金運用収支の内訳
項 目
(単位:千円、%)
25年度
26年度
平均残高
利 息
利 回
平均残高
利 息
利 回
資金運用勘定
145,574,762 1,621,814
1.11
150,975,412 1,571,381
1.04
うち預金
89,164,306
526,789
0.59
93,624,706
542,444
0.57
うち有価証券
10,802,057
133,583
1.23
12,084,580
152,214
1.25
うち貸出金
45,608,399
961,442
2.1
45,266,126
876,723
1.93
資金調達勘定
151,904,083
219,441
0.14
158,346,345
207,875
0.13
うち貯金・定期積金
150,774,378
190,156
0.12
156,179,718
197,007
0.12
うち借入金
1,746,933
14,909
0.85
2,166,627
10,868
0.50
うち譲渡性貯金
総資金利ざや
0.49
0.62
(注) 1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連(又は中金)からの事業分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対
策奨励金等奨励金が含まれています。
4.受取・支払利息の増減額 (単位:千円)
項 目
25年度増減額
26年度増減額
受 取 利 息
△ 42,703
△ 50,633
うち預金
△ 19,111
15,455
うち有価証券
39,929
18,631
うち貸出金
△ 63,521
△ 84,719
支 払 利 息
△ 24,465
2,810
うち貯金・定期積金
△ 21,757
6,851
うち借入金
△ 2,708
△ 4,041
うち譲渡性貯金
差引
△ 18,238
△ 53,443
(注) 1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、信連(又は中金)からの事業分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等
奨励金が含まれています。
- 27 -
Ⅲ
事業の概況
1.信用事業
(1)貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
種 類
25年度
26年度
流 動 性 貯 金
41,012,692
(27.20)
42,135,713
定 期 性 貯 金
109,394,812
(72.56)
113,542,955
そ の 他 の 貯 金
366,874
(0.24)
501,050
計
150,774,378 (100.00)
156,179,718
譲 渡 性 貯 金
合 計
150,774,378 (100.00)
156,179,718
(注) 1.流動 性貯 金=当 座貯 金+ 普通貯 金+ 貯蓄 貯金+ 通知 貯金 +別段 貯金
2.定期 性貯 金=定 期貯 金+ 定期積 金
3.( )内 は構成 比で す。
(単位:千円、%)
増 減
1,123,021
4,148,143
134,176
5,405,340
5,405,340
(26.98)
(72.70)
(0.32)
(100.00)
(100.00)
② 定期貯金残高
種 類
25年度
26年度
定 期 貯 金
104,896,033 (100.00)
105,860,510 (100.00)
う ち固 定金 利定期
104,856,035
(99.96)
105,817,959
(99.96)
う ち変 動金 利定期
39,998
(0.04)
42,551
(0.04)
(注) 1.固定 金利 定期: 預入 時に 満期日 まで の利 率が確 定す る定 期貯金
2.変動 金利 定期: 預入 期間 中の市 場金 利の 変化に 応じ て金 利が変 動す る定 期貯金
3.( )内 は構成 比で す。
(単位:千円、%)
増 減
964,477
961,924
2,553
(2)貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
種 類
手 形貸 付
証 書貸 付
当 座貸 越
割 引手 形
合 計
25年度
(単位:千円)
増 減
△ 49,127
△ 210,983
△ 82,163
△ 342,273
26年 度
681,442
41,885,736
3,041,221
45,608,399
632,315
41,674,753
2,959,058
45,266,126
② 貸出金の金利条件別内訳残高
種 類
25年度
26年度
固定 金利 貸出
38,543,044
(84.13)
37,849,551
(84.32)
変動 金利 貸出
2,945,424
(6.43)
2,582,571
(5.75)
そ の 他
4,324,527
(9.44)
4,456,148
(9.93)
合 計
45,812,995 (100.00)
44,888,270 (100.00)
(注) 1.( )内 は構成 比で す。
2.「そ の他 」には 当座 貸越 、無利 息等 固定 及び変 動の 区分 がない もの を表 示して おり ます 。
③ 貸出金の担保別内訳残高
種 類
貯金・ 定期 積金 等
有 価証 券
動 産
不 動 産
その 他担 保物
小 計
農 業信用 基金 協会保 証
そ の他保 証
小 計
信 用
合 計
④ 債務保証の担保別内訳残高
種 類
貯金・ 定期 積金 等
有 価証 券
動 産
不 動 産
その 他担 保物
小 計
信 用
合 計
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
種 類
近 代 化
その 他制度 資金
農 業 設 備
農 業 運 転
事 業 設 備
事 業 運 転
住 宅 関 連
生 活 関 連
そ の 他
合 計
(注) ( ) 内は 構成比 です 。
25年度
26年 度
729,247
148,866
878,113
20,825,782
4,374,974
25,200,756
19,734,126
45,812,995
25年度
651,951
131,245
783,196
21,182,277
5,390,325
26,572,602
17,532,472
44,888,270
26年 度
-
25年度
12,500
2,304,407
3,516,479
3,950,289
1,511,588
12,703,792
16,572,479
2,001,116
3,240,345
45,812,995
(0.03)
(5.03)
(7.68)
(8.62)
(3.30)
(27.73)
(36.17)
(4.37)
(7.07)
(100.00)
- 28 -
-
26年度
15,511
2,822,805
3,248,905
3,521,085
1,431,186
11,079,856
17,484,795
1,909,948
3,374,179
44,888,270
(0.03)
(6.29)
(7.24)
(7.84)
(3.19)
(24.68)
(38.95)
(4.25)
(7.52)
(100.00)
(単位:千円、%)
増 減
△ 693,493
△ 362,853
131,621
△ 924,725
(単位:千円)
増 減
△ 77,296
△ 17,621
△ 94,917
356,495
1,015,351
1,371,846
△ 2,201,654
△ 924,725
(単位:千円)
増 減
-
(単位:千円、%)
増 減
3,011
518,398
△ 267,574
△ 429,204
△ 80,402
△ 1,623,936
912,316
△ 91,168
133,834
△ 924,725
⑥ 貸出金の業種別残高
種 類
25年度
農業
9,846,126
(21.49)
林業
水 産業
153,677
(0.34)
製 造業
474,407
(1.04)
鉱業
13,334
(0.03)
建 設・不動産 業
591,215
(1.29)
電 気・ガス・熱供給 水道 業
175,070
(0.38)
運 輸・通信業
255,324
(0.56)
金 融・保険業
40,724
(0.09)
卸 売・小売・サービス業・飲 食業
1,384,317
(3.02)
地 方公 共団 体
11,422,105
(24.93)
非 営利 法人
そ の他
21,456,696
(46.84)
合 計
45,812,995 (100.00)
(注) ( ) 内は 構成比 (貸 出金 全体に 対す る割 合)で す。
26年度
9,475,948
154,118
444,953
12,701
660,366
258,555
225,092
42,089
1,462,688
10,122,243
22,029,517
44,888,270
(21.11)
(0.34)
(0.99)
(0.03)
(1.47)
(0.58)
(0.50)
(0.09)
(3.26)
(22.55)
(49.08)
(100.00)
(単位:千円、%)
増 減
△ 370,178
441
△ 29,454
△ 633
69,151
83,485
△ 30,232
1,365
78,371
△ 1,299,862
572,821
△ 924,725
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
1) 営農類 型別
(単位:千円)
種 類
25年度
26年 度
増 減
農業
11,188,786
9,221,974
△ 1,966,812
耕 作
97,705
94,147
△ 3,558
野 菜・ 園芸
909,368
781,583
△ 127,785
果 樹・ 樹園農 業
882,210
843,007
△ 39,203
工 芸作 物
198,581
172,742
△ 25,839
養 豚・ 肉牛・ 酪農
4,162,130
3,192,766
△ 969,364
養 鶏・ 養卵
養 蚕
そ の他 農業
4,938,792
4,137,729
△ 801,063
農業 関連 団体等
合 計
11,188,786
9,221,974
△ 1,966,812
(注) 1.農業 関係 の貸出 金と は、 農業者 、農 業法 人及び 農業 関連 団体等 に対 する農 業生 産・ 農業経 営に 必要 な資
金や 、農 産物の 生産 ・加 工・流 通に 関係 する事 業に 必要 な資金 等が 該当し ます 。な お、上 記⑥ の貸 出金
の業 種別 残高の 「農 業」 は、農 業者 や農 業法人 等に 対す る貸出 金の 残高で す。
2.「そ の他 農業」 には 、複 合経営 で主 たる 業種が 明確 に位 置づけ られ ない者 、農 業サ ービス 業、 農業 所得
が従 とな る農業 者等 が含 まれて いま す。
3.「農 業関 連団体 等」 には 、JA や全 農と その子 会社 等が 含まれ てい ます。
2) 資金種 類別 〔貸出 金〕
(単位:千円)
種 類
25年度
26年 度
増 減
プロ パー 資金
5,011,773
4,412,709
△ 599,064
農業 制度 資金
6,177,013
4,809,265
△ 1,367,748
農 業近 代化資 金
3,008,485
2,105,520
△ 902,965
そ の他 制度資 金
3,168,528
2,703,745
△ 464,783
合 計
11,188,786
9,221,974
△ 1,966,812
(注) 1.プロ パー 資金と は、 当組 合原資 の資 金を 融資し てい るも ののう ち、 制度資 金以 外の ものを いい ます 。
2.農業 制度 資金に は、 ①地 方公共 団体 が直 接的ま たは 間接 的に融 資す るもの 、② 地方 公共団 体が 利子 補給
等を 行う ことで JA が低 利で融 資す るも の、③ 日本 政策 金融公 庫が 直接融 資す るも のがあ り、 ここ では
①の 転貸 資金と ②を 対象 として いま す。
3.その 他制 度資金 には 、農 業経営 改善 促進 資金(スーパーS資金 )や農 業経 営負担 軽減 支援 資金な どが 該当 します 。
〔 受託 貸付 金〕
種 類
25年度
26年度
日本 政策 金融 公庫資 金
その 他
合 計
(注) 日本政 策金 融公 庫資金 は、 農業 (旧農 林漁 業金融 公庫 )に かかる 資金 をい います 。
⑧ リスク管理債権の状況
種 類
破綻 先債 権額
延滞 債権 額
3ヵ 月以上 延滞 債権 額
貸出 条件 緩和債 権額
合 計
25年度
26年 度
1,058
1,393,079
27,165
1,421,302
(注) 1.
7,521
1,252,161
11,973
1,271,655
(単位:千円)
増 減
-
(単位:千円)
増 減
6,463
△ 140,918
△ 15,192
△ 149,647
破綻先債権:元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の
見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
いう。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じてい
る貸出金)をいいます。
2. 延滞債権:未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の
支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3. 3ヵ月以上延滞債権:元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延
滞債権に該当しないものをいいます。
4. 貸出条件緩和債権:債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権
放棄、その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものをいいます。
- 29 -
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
債権 区分
債権 額
(単位:千円)
保 全額
引当
担保・ 保証
破産 更生債 権及 び
これ らに準 ずる 債権
危険 債権
要管 理債権
小 計
正常 債権
合 計
合計
218,978
135,024
83,953
218,977
1,040,704
11,973
1,271,655
43,716,439
44,988,094
745,131
11,039
891,194
153,302
934
238,189
898,433
11,973
1,129,383
(注)
上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、債務者の
財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。なお、当JAは同法の対象とはなっていませんが、参考
として同法の定める基準に従い債権額を掲載しております。
①破産更生債権及びこれらに準ずる債権:法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
(債務者区分が破綻先、実質破綻先の貸出金)
②危険債権:経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性の高い債権
(債務者区分が破綻懸念先の貸出金)
③要管理債権:3ヵ月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権
(債務者区分が要管理先のうち、3ヵ月以上延滞貸出金及び貸出条件緩和貸出金)
④正常債権:上記以外の債権(債権者区分が正常先、要管理先のうちその他要注意先)
⑩
元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
債権区分
25年度
26年度
期首残高 期中増加額
期中減少額
期末残高 期首残高 期中増加額
期中減少額
期末残高
目的使用
その他
目的使用
その他
一般貸倒引当金
78,257
85,665
78,257
85,665
85,665
85,837
85,665
85,837
個別貸倒引当金
503,125
542,104
503,125
542,104
542,104
444,285
542,104
444,285
合 計
581,382
627,769
581,382
627,769
627,769
530,122
627,769
530,122
⑫
貸出金償却の額
(単位:千円)
項
目
25年度
26年度
貸出金償却額
-
-
(3)内国為替取扱実績
(単位:件、千円)
25年度
種 類
送金・振込為替
代金取立為替
雑 為 替
合 計
仕 向
26年度
被 仕 向
仕 向
被 仕 向
件 数
38,116
219,567
37,223
227,063
金 額
50,047,054
49,974,245
55,914,593
56,298,166
件 数
3
3
3
3
金 額
2,030
40,422
285
31,673
件 数
790
176
738
222
金 額
104,010
49,366
99,979
46,165
件 数
38,909
219,746
37,964
227,288
金 額
50,153,094
50,064,033
56,014,857
56,376,004
(4)有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
種 類
国 債
地 方 債
政 府 保証 債
社 債
受 益証 券
合 計
②
25年度
6,825,747
1,674,943
1,402,733
86,235
812,399
10,802,057
26年 度
6,480,937
2,742,974
1,835,995
23,804
1,000,870
12,084,580
(単位:千円)
増 減
△ 344,810
1,068,031
433,262
△ 62,431
188,471
1,282,523
(注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
③ 有価証券残存期間別残高
種 類
25年 度
国 債
地 方 債
政 府保 証 債
社 債
受 益証 券
26年 度
国 債
地 方 債
政 府保 証 債
社 債
受 益証 券
(単位:千円)
1年 超
3年 以下
1年 以下
3年 超
5年 以下
5年 超
7年 以下
7年超
10年 以 下
10年 超
期間 の 定め
のな い もの
合 計
-
-
-
-
4,590,872
205,220
411,440
1,025,650
3,609,110
1,663,176
1,054,160
98,701
-
-
8,199,982
1,868,396
1,465,600
98,701
1,025,650
-
-
-
105,755
-
2,512,650
845,048
418,520
1,086,850
4,116,165
1,700,605
1,651,910
-
-
6,734,570
2,545,653
2,070,430
0
1,086,850
- 30 -
(5)有価証券等の時価情報等
① 有価証券の時価情報等
(単位:千円)
25年度
時 価
保有区分
②
③
26年度
時 価
取得価額
評価損益
取得価額
売 買 目 的
満期保有目的
そ の 他
12,306,931
12,658,329
351,398
11,849,638
12,437,503
合 計
12,306,931
12,658,329
351,398
11,849,638
12,437,503
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
3.売買目的有価証券に該当する取引はありません。
4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。
5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。
金銭の信託の時価情報等
該当する取引はありません。
デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
該当する取引はありません。
評価損益
587,865
587,865
2.共済取扱実績
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
種 類
終身共済
定期生命共済
生
養老生命共済
命
うちこども共済
総
医療共済
合
がん共済
共
定期医療共済
済
介護共済
年金共済
建物更生共済
合 計
(単位:千円)
25年度
新契約高
15,430,170
20,000
7,541,110
783,374
490,600
111,763
86,010
18,659,700
42,339,353
26年度
保 有 高
184,878,883
522,000
118,068,734
21,528,874
8,283,450
1,379,000
4,942,000
111,763
3,046,637
184,708,847
505,941,314
新契約高
14,345,888
24,000
5,315,472
930,003
347,800
247,645
115,384
7,811,250
28,207,439
保 有 高
179,683,770
522,000
107,982,051
21,328,977
7,057,500
1,176,000
4,174,000
359,408
2,985,277
180,407,827
484,347,833
(注) 金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加された定期特約金額等を
含む)、介護共済は一時払掛金相当額、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
(2)医療系共済の入院共済金保有高
(単位:千円)
25年度
種 類
新契約高
医療共済
11,928
がん共済
2,597
定期医療共済
30
合 計
14,555
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
26年度
保 有 高
60,384
21,410
4,195
85,989
新契約高
12,403
2,157
30
14,590
(3)介護共済の介護共済金額保有高
種 類
介護共済
合 計
保 有 高
71,110
21,120
3,697
95,927
(単位:千円)
25年度
新契約高
489,530
489,530
26年度
保 有 高
472,532
472,532
新契約高
782,801
782,801
保 有 高
1,232,133
1,232,133
(注)金額は、介護共済金額を表示しています。
(4)年金共済の年金保有高
種 類
年金開始前
年金開始後
合 計
(単位:千円)
25年度
新契約高
86,010
86,010
26年度
保 有 高
1,986,021
1,060,616
3,046,637
新契約高
115,384
115,384
保 有 高
1,922,262
1,063,015
2,985,277
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。
(5)短期共済新契約高
種 類
火災共済
自動車共済
傷害共済
定額定期生命共済
賠償責任共済
自賠責共済
合 計
(単位:千円)
25年度
新契約高
29,075,030
90,963,200
32,000
25年度
掛 金
40,526
854,372
34,353
184
1,729
195,644
1,126,808
(注)1.金額は、保障金額を表示しています。
2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。
- 31 -
新契約高
38,635,600
90,877,700
32,000
掛 金
70,114
866,187
37,708
192
1,785
194,934
1,170,920
3.購買事業取扱実績
種 類
農
業
資
材
生
活
燃
料
肥 料
農 薬
飼 料
施 設資材
生 活資材
食 品
農 業機械
計
食 品
酒
米
食 材
生活資 材
生
共同購 入
活
電 器
資
耐久資 材
材
冠婚葬 祭
L P G
ガス器 具
葬
祭
小計
自 自動 車
動 自動車整備
車
小計
鉱 油
燃
T.B.A
料
小計
計
合 計
(単位:千円)
25年 度
26年度
粗収 益
粗 収益
供給 高
供給 高
(手数 料)
(手 数料)
1,034,798
94,557
785,143
63,094
1,080,165
98,801
806,243
75,055
3,811,211
130,124
3,397,100
115,329
1,349,197
120,797
1,308,789
111,578
1,576
206
1,088
151
9,453
1,803
8,246
1,903
799,780
103,012
1,341,332
117,584
8,086,180
549,300
7,647,941
484,694
30,600
3,744
29,260
3,574
2,918
389
2,180
326
287
57
231
55
121,016
23,805
116,074
22,646
133,523
15,264
110,513
12,398
33,431
3,057
30,878
3,010
365,059
45,026
295,771
36,002
46,869
5,636
42,475
5,411
138,196
7,107
76,806
4,239
336,503
62,756
329,350
16,468
34,295
3,039
49,312
3,070
96,337
29,050
145,317
48,549
1,339,034
198,930
1,228,167
155,748
337,998
990
306,770
891
259,311
6,715
245,500
6,146
597,309
7,705
552,270
7,037
4,539,368
368,222
3,424,516
316,777
89,470
21,600
79,179
20,482
4,628,838
389,822
3,503,695
337,259
6,565,181
596,457
5,284,132
500,044
14,651,361 1,145,757 12,932,073
984,738
4.販売事業取扱実績
(単位:千円)
逢地の里
種 類
委
託
買
取
農畜産物直売
水産 直売
その 他直 売
計
農 産
米
畜 産
水 産
惣 菜
食 品
酒
そ の 他
計
合 計
25年度
粗収 益
取扱高
(手 数料)
117,758
10,497
5,963
1,066
14,211
2,238
137,932
13,801
29,939
6,629
15,434
1,761
1,998
563
4,059
990
961
194
6,825
1,697
731
217
25
8
59,972
12,059
197,904
25,860
唐津うまかもん市場
種 類
委
託
買
取
農畜産物直売
水 産直売
その他直 売
計
青 果
米
畜 産
水 産
惣 菜
食 品
酒
レストラ ン
ソ フ ト
そ の 他
計
合 計
26年度
粗収 益
取扱高
(手数 料)
83,317
11,956
9,029
1,617
20,941
3,313
113,287
16,886
43,411
11,545
19,027
3,054
5,171
1,007
6,953
1,778
1,352
274
10,750
2,475
881
224
197
29
87,742
20,386
201,029
37,272
(単位:千円)
25年度
26年度
粗収 益
粗収益
取 扱高
取扱高
(手数 料)
(手数料)
293,968
44,728
287,603
43,781
56,599
10,184
54,617
9,834
87,769
14,266
87,717
14,310
438,336
69,178
429,937
67,925
252,900
38,942
296,686
46,351
82,022
10,056
80,886
10,801
243,470
47,233
277,888
54,555
287,746
59,829
299,967
62,214
50,006
7,597
55,614
9,620
101,517
21,919
103,269
21,340
3,555
638
6,373
1,321
58,784
27,225
61,560
25,640
14,355
7,196
14,025
7,129
1,289
351
1,353
332
1,095,644
220,986 1,197,621
239,303
1,533,980
290,164 1,627,558
307,228
- 32 -
(単位:千円)
直売
品 目
インショップ
計
(注)
25年度
粗収益
取扱高
(手数料)
403,772
10,246
403,772
10,246
26年度
粗収益
取扱高
(手数料)
433,422
11,005
433,422
11,005
逢地の里直売所及び唐津うまかもん市場の損益は、
損益計算書上で直販事業に表示している。
受託販売品
種 類
米
農
そ
産 の
他
み
か
ん
果
晩
柑
類
樹
落
葉
果
樹
米
くず米
種子籾
小計
麦
大豆
小計
計
ハウス
少加温
無加温
極早生
早生
普通
小計
デコポン
清見
せとか
はまさき
その他
小計
梨
キウイ
もも類
ぶどう
その他
小計
計
苺
小葱
胡瓜
トマト
施
設
ほうれん草
野
モロヘイヤ
野 菜
アスパラ
その他
小計
菜
玉葱
路
馬鈴薯
地
茄子
野
その他
菜
小計
計
茶(荒茶)
特 花 卉
産 そ の 他
計
生 乳
仔 牛
肉 牛
畜
子 豚
肉 豚
産
鶏 卵
そ の 他
計
合 計
(単位:千円)
25年度
26年度
粗収益
粗収益
取扱高
取扱高
(手数料)
(手数料)
1,648,460
56,563 1,389,851
54,228
101,945
2,494
54,734
1,384
63,410
1,861
72,765
2,131
1,813,815
60,918 1,517,350
57,743
20,779
2,700
14,842
1,906
2,009
81
2,399
79
22,788
2,781
17,241
1,985
1,836,603
63,699 1,534,591
59,728
3,493,751
87,335 3,403,014
85,067
213,140
5,328
209,841
5,246
85,362
2,134
97,900
2,447
179,216
4,479
129,544
3,221
91,307
2,282
95,099
2,405
63,895
1,597
72,204
1,787
4,126,671
103,155 4,007,602
100,173
387,484
9,686
460,514
11,509
125,393
3,132
121,273
3,032
93,010
2,325
103,268
2,582
119,512
2,987
200,996
5,027
121,393
3,033
127,843
3,194
846,792
21,163 1,013,894
25,344
104,789
2,619
99,127
2,478
104,695
2,617
111,110
2,778
56,184
1,405
53,299
1,331
47,598
1,189
46,630
1,166
10,424
260
12,032
301
323,690
8,090
322,198
8,054
5,297,153
132,408 5,343,694
133,571
3,337,989
83,395 3,461,142
86,474
764,620
19,106
767,283
19,172
586,106
14,638
579,810
14,481
274,506
6,861
260,080
6,501
19,351
483
22,001
550
50,271
1,256
51,524
1,288
80,070
1,998
98,335
2,455
14,260
356
12,810
320
5,127,173
128,093 5,252,985
131,241
1,019,645
25,485 1,111,495
27,795
34,091
852
46,401
1,160
78,381
1,955
75,819
1,891
143,151
3,577
150,858
3,769
1,275,268
31,869 1,384,573
34,615
6,402,441
159,962 6,637,558
165,856
347,024
8,673
338,150
8,450
84,374
2,108
78,710
1,967
20,481
539
20,932
546
451,879
11,320
437,792
10,963
665,161
6,652
635,632
6,356
1,380,672
13,807 1,436,351
14,363
8,563,433
85,631 8,712,361
87,123
11,045
111
12,417
124
534,097
5,341
595,985
5,960
29,690
297
38,159
382
150,765
1,508
153,785
1,538
11,334,863
113,347 11,584,690
115,846
25,322,939
480,736 25,538,325
485,964
5.倉庫事業取扱実績
区 分
保 管 料
収
検 査 手 数 料
入
倉 庫 雑 収 入
計
倉 庫 労 務 費
支
検 査 費 用
出
倉 庫 雑 費
計
差 引
25年度
27,742
5,409
1,970
35,121
1,715
130
7,297
9,142
25,979
(単位:千円)
26年 度
28,068
5,431
1,873
35,372
1,730
36
6,325
8,091
27,281
6.指導事業
区 分
賦
課
金
収
補
助
金
実 費 収 入
そ の 他 収 入
入
計
指導 費部 会育成 費
支
組 織活動 育成 費
教 育 農 政 費
農 業振興 対策 費
出
そ の 他 費 用
計
差 引
25年度
20,826
3,725
13,295
154
38,000
47,522
50,586
15,296
92,472
22,282
228,158
△ 190,158
(単位:千円)
26年 度
20,334
4,058
12,677
133
37,202
40,871
49,506
13,521
76,167
21,904
201,969
△ 164,767
8.利用事業取扱実績
区 分
共 乾 施設
ハ ウ ス リー ス
山 本 選果 場
相 知 選果 場
野 菜 集 荷施 設
み か ん 選果 場
西部 玉 葱選 果 場
東 部 低 温倉 庫
育 苗 セ ンタ ー
茶 工場
土 壌 分析
Ⅳ
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
25年 度
119,922
14,131
105,791
45,189
45,189
1,199
1,199
8,736
8,736
34,023
34,023
64,893
945
63,948
8,445
1,653
6,792
3,712
155
3,557
14,518
9,904
4,614
12,584
12,584
2,075
2,737
△ 662
7.加工事業取扱実績
区 分
収益
精 米 加 工
費用
差引
収益
コ イン精 米
費用
差引
収益
茶 再 製
費用
差引
収益
堆肥センター
費用
差引
収益
加 工事業 計
費用
差引
26年 度
113,353
14,423
98,930
22,320
22,320
1,158
1,158
1,502
1,502
34,725
34,725
65,066
65,066
18,217
302
17,915
2,970
2,970
15,501
11,585
3,916
12,291
12,291
914
2,536
△ 1,622
区 分
農薬分析
人工授精
家畜 診 療所
低コ ス ト 牛舎
牛舎 リ ース
キ ャト ル
ス テ ーシ ョ ン
そ の他 共 同施 設
そ の他 機 械利 用
加工場
ラン ド リー
利用 事 業計
(単位:千円)
26年 度
15,746
6,922
8,824
2,799
112
2,687
36,027
32,181
3,846
39,637
33,522
6,115
94,209
72,737
21,472
25年度
16,975
7,081
9,894
2,355
117
2,238
38,606
32,348
6,258
40,842
30,685
10,157
98,778
70,231
28,547
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
収益
費用
差引
25年 度
13,120
13,104
16
32,250
28,800
3,450
23,144
14,010
9,134
4,327
4,327
2,532
2,532
84,224
90,651
△ 6,427
2,523
2,523
6
6
558
405
153
2,711
2,199
512
480,691
178,694
301,997
(単位:千円)
26年 度
10,615
10,599
16
34,563
30,557
4,006
19,808
12,106
7,702
4,006
4,006
2,387
2,387
106,115
106,694
△ 579
2,585
2,585
6
6
516
252
264
5,116
4,592
524
473,734
193,646
280,088
経営諸指標
1.利益率
(単位:%)
25年度
26年度
項目
総資 産経常 利益率
0.08
0.12
資本 経常利 益率
1.42
2.03
総資 産当期 純利益 率
0.05
△ 0.80
資本 当期純 利益率
0.84
△ 13.82
(注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100
- 33 -
増減
0.04
0.61
△ 0.85
△ 14.66
2.貯貸率・貯証率
項目
貯貸率
貯証率
(単位:%)
25年度
期 末
期中平均
期 末
期中平均
30.43
30.24
8.40
7.16
(注)1.貯貸率(期末)=貸出金残高 /貯金残高×100
3.貯証率(期末)=有価証券残高/貯金残高×100
Ⅴ
26年度
増減
29.32
28.98
8.12
7.74
△ 1.11
△ 1.26
△ 0.28
0.58
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高 /貯金平均残高×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
25年度
経過措置
による
不算入額
項 目
<コア資本に係る基礎項目> (1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本又は会員資本の額
うち、出資金の額及び資本準備金の額
うち、再評価積立金の額
うち、利益剰余金の額
うち、外部流出予定額(△)
うち、上記以外に該当するものの額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金及び相互援助積立金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
適格旧資本調達手段のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
うち、回転出資金の額
うち、上記以外に該当するものの額
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価格の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額
(イ)
<コア資本に係る調整項目> (2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額
うち、のれんに係るものの額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
適格引当金不足額
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
前払年金費用の額
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
特定項目に係る十パーセント基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額
(ロ)
<自己資本>
自己資本の額((イ)-(ロ))
(ハ)
<リスク・アセット等> (3)
信用リスク・アセットの額の合計額
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額の合計額
うち、無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
うち、繰延税金資産
うち、前払年金費用
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー(△)
うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの額
うち、上記以外に該当するものの額
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
信用リスク・アセット調整額
オペレーショナル・リスク相当額調整額
リスク・アセットの額の合計額
(ニ)
<自己資本比率>
自己資本比率((ハ)/(ニ))
( 単位:千 円、% )
26年度
経過措置
による
不算入額
9,328,570
4,731,596
4,691,107
△ 23,208
△ 70,925
85,666
85,666
-
7,408,294
4,687,763
2,849,071
△ 22,813
△ 105,727
85,837
85,837
-
-
-
1,347,770
1,181,264
10,762,006
8,675,395
-
109,391
109,391
181,646
-
20,152
20,152
74,559
94,711
10,762,006
8,580,684
58,326,258
△ 4,864,017
109,390
△ 8,150,100
2,995,045
181,646
8,735,055
67,061,313
59,149,560
△ 2,137,851
80,610
△ 5,433,400
2,916,701
298,235
8,313,616
67,463,176
16.04%
12.71%
80,610
80,610
298,235
-
(注 )1. 農 協 法 第 11 条 の 2 第 1 項 第 1 号 の規 定 に基 づく組 合 の経 営 の健 全 性 を判 断 するための基 準 に係 る算 式 に基 づき算 出 しています。
2. 当 J A は 、 信 用 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 額 の 算 出 に あ っ て は 標 準 的 手 法 、 適 格 金 融 資 産 担 保 の 適 用 に つ い て は 信 用 リ ス ク 削 減
手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3. 当 J A が 有 す る す べ て の 自 己 資 本 と リ ス ク を 対 比 し て 、 自 己 資 本 比 率 を 計 算 し て い ま す 。
- 34 -
2.自己資本の充実度に関する事項
(単位:千円)
信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
信用リスクアセット
我が国の中央政府及び中央銀行向け
我が国の地方公共団体向け
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三ヵ月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
他の金融機関等の対象資本調達手段
特定項目のうち調整項目に算入されないも
の
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)の
うち、個々の資産の把握が困難な資産
証券化
経過措置によりリスク・アセットの額に算
入・不算入となるもの
上記以外
標準的手法を適用するエクスポージャー別計
CVAリスク相当額÷8%
中央清算機関関連エクスポージャー
信用リスク・アセットの額の合計額
オペレーショナル・リスク
に対する所要自己資本の額
<基礎的手法>
所要自己資本額計
エクスポー
ジャー
の期末残高
9,012,157
13,232,944
0
1,403,810
100,033
88,505,556
540,996
7,552,244
2,555,214
1,080,740
3,284,330
20,888,195
20,597
1,352,787
5,433,400
25年度
リスク・
アセット額
a
所要
自己資本額
b=a×4%
0
0
0
0
1
17,701,111
524,572
5,071,552
829,197
818,418
4,291,565
2,069,639
0
1,352,787
13,583,500
0
0
0
0
0
708,044
20,982
202,862
33,167
32,736
171,662
82,785
0
54,111
543,340
エクスポー
ジャー
の期末残高
7,552,160
12,535,275
0
1,905,088
0
91,982,770
378,696
8,132,956
2,585,325
871,376
3,343,077
21,235,215
20,718
1,184,917
5,433,400
0
0
0
6,000
1,200
0
-
25年度
リスク・
アセット額
a
所要
自己資本額
b=a×4%
0
0
0
0
0
18,396,554
355,474
5,494,018
850,859
639,439
4,041,018
2,103,619
0
1,184,917
13,583,500
0
0
0
0
0
735,862
14,218
219,760
34,034
25,577
161,640
84,144
0
47,396
543,340
0
0
0
48
6,000
1,200
48
0
0
0
0
0
△ 4,864,017
△ 194,560
-
△ 2,137,852
△ 85,514
18,529,041
16,946,733
677,869
15,932,240
14,636,815
173,498,044
58,326,258
2,333,050 173,099,213
59,149,561
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
173,498,044
58,326,258
2,333,050 173,099,213
59,149,561
オペレーショナル・リスク相当額を8% 所要自己資 オペレーショナル・リスク相当額を8%
で除して得た額
本額
で除して得た額
a
b=a×4%
a
349,402
8,735,055
8,313,616
所要自己資
リスク・アセット等(分母)計
リスク・アセット等(分母)計
本額
a
a
b=a×4%
67,061,314
2,682,452
67,463,177
585,472
2,365,982
0
0
2,365,982
所要自己資
本額
b=a×4%
332,544
所要自己資
本額
b=a×4%
2,698,527
(注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額をエクスポージャーの種類ごとに記載して
います。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価
証券等が該当します。
3.「三ヵ月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージ
ャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエ
クスポージャーのことです。
4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。
5. 「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本に
係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)及び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセ
ットに算入したもの、不算入としたものが該当します。
6.「上記以外」には、貸出金、債券等を除く現金やその他の資産(固定資産等)が含まれています。
7.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク相当額 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)〉
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近 3 年間の合計額
÷ 8 %
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
3.信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出しています。また、信用リスク・アセットの
算出にあたって、リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととし
ています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。
(イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
カントリーリスク・スコア
金融機関向けエクスポージャー
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー (長期)
R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch
法人等向けエクスポージャー (短期)
R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch
- 35 -
(単位:千円)
② 信用リス クに関する エクスポージ ャー( 地域別, 業種別, 残存期間別) 及び三月以上延滞エクスポージ ャーの期末残高
25年度
国内
国外
地域別残高計
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
法 建設・不動産業
人 電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・飲食・サービス業
日本国政府・地方公共団体
上記以外
個人
その他
業種別残高計
1年以下
1年超3年以下
3年超5年以下
5年超7年以下
7年超10年以下
10年超
期限の定めのないもの
残存期間別残高計
信用リスクに
関するエクス
うち貸出金
ポージャーの
等
残高
173,498,044 45,933,645
173,498,044 45,933,645
2,354,526
2,351,526
32,000
32,000
121,852
111,852
1,504,543
94,262,919
1,333,566
127,073
21,251,101 11,425,104
1,174,602
180,602
33,427,738 31,705,488
18,035,197
173,498,044 45,933,645
93,612,893
5,610,279
5,621,196
5,621,196
3,746,259
3,746,259
2,179,251
2,179,251
7,997,625
1,890,135
32,309,022 25,589,731
28,031,798
1,296,794
173,498,044 45,933,645
26年度
うち債券
11,329,840
11,329,840
1,503,843
9,825,997
11,329,840
5,113,491
6,216,349
11,329,840
信用リスクに
三ヵ月以上
関するエクス
延滞エクス
うち貸出金
ポージャーの
ポージャー
等
残高
3,284,330 173,099,213 44,995,652
3,284,330 173,099,213 44,995,652
2,439,662
2,436,662
29,000
29,000
52,026
42,025
1,905,788
97,745,340
963,798
129,300
19,093,433 10,124,843
1,192,639
161,137
3,284,330
33,997,559 32,072,685
15,679,968
3,284,330 173,099,213 44,995,652
91,349,100
5,371,383
11,022,950
6,022,946
3,483,672
3,483,672
1,873,511
1,773,238
8,152,973
3,540,174
32,117,602 23,957,944
25,099,405
846,295
173,099,213 44,995,652
三ヵ月以上
延滞エクス
ポージャー
うち債券
10,873,678
10,873,678
1,905,088
8,968,590
10,873,678
100,273
3,618,796
7,154,609
10,873,678
3,343,077
3,343,077
23,941
3,319,136
3,343,077
(注) 1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。
2.「三ヵ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三ヵ月以上延滞しているエクスポージャ
ーをいいます。
3.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
③ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
25年度
25年度
区 分
期首残高 期中増加額
期中減少額
期末残高 期首残高 期中増加額
期中減少額
期末残高
目的使用
その他
目的使用
その他
一般貸倒引当金
78,257
85,665
78,257
85,665
85,665
85,837
85,665
85,837
個別貸倒引当金
503,125
542,104
503,125
542,104
542,104
444,285
542,104
444,285
④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
25年度
区 分
期首
期中
期中減少額
期末
貸出金
期首
残高
増加額 目的使用 その他
残高
償却
残高
国 内
503,125 542,103
- 503,125 542,103
542,103
国 外
地域別計
503,125 542,103
0 503,125 542,103
542,103
農業
林業
水産業
製造業
法 鉱業
人 建設・不動産業
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・飲食・サービス業
上記以外
個 人
503,125 542,103
- 503,125 542,103
- 542,103
業種別計
503,125 542,103
- 503,125 542,103
- 542,103
- 36 -
(単位:千円)
期中
増加額
444,285
444,285
444,285
444,285
25年度
期中減少額
目的使用 その他
- 542,103
0 542,103
- 542,103
- 542,103
期末
貸出金
残高
償却
444,285
444,285
444,285
444,285
-
信 用 リ ス ク 削 減 効 果 勘 案 後 の 残 高 及 び リ ス ク ・ ウ ェ イ ト 1250% を 適 用 す る 残 高
25年度
格付あり
格付なし
計
格付あり
リスク・ウエイト
0%
26,114,138
26,114,138
信
用
リスク・ウエイト
2%
リ
リスク・ウエイト
4%
ス
リスク・ウエイト 10%
21,263,201
21,263,201
ク
リスク・ウエイト 20%
88,522,338
88,522,338
削
リスク・ウエイト 35%
2,298,795
2,298,795
減
リスク・ウエイト 50%
182,977
182,977
効
リスク・ウエイト 75%
6,785,206
6,785,206
果
リスク・ウエイト 100%
28,850,125
28,850,125
勘
リスク・ウエイト 150%
2,767,347
2,767,347
案
後
残
高
リスク・ウエイト 200%
リスク・ウエイト 250%
その他
リスク・ウエイト 1250%
業種別計
-
176,784,127
176,784,127
(単位:千円)
-
25年度
格付なし
24,334,051
21,534,512
91,995,759
2,373,818
211,155
7,351,162
20,694,137
7,900,167
計
24,334,051
21,534,512
91,995,759
2,373,818
211,155
7,351,162
20,694,137
7,900,167
-
176,394,761
176,394,761
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを
除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。
2.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャ
ーのリスク・ウェイト判定において格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付の
み使用しています。
3.経過措置によってリスク・ウェイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウェイトによって集計
しています。また、経過措置によってリスク・アセットを算入したものについても集計の対象としています。
4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る
もの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウェイト 1250%を適用したエクスポージャーがあります。
4.信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エクスポージャーに対
して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証
人に対するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
信用リスク削減手法として「適格金融資産担保」「保証」「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、取引相手または取引相手のために第三
者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リ
スク削減手法の簡便手法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の地方公共団体、地方
公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関または第一種金融
商品取引業者、これら以外の主体で長期格付が A-または A3 以上の格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージ
ャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイ
トを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類する事由にかかわら
ず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺
契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が継続されないリスク
が監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満
たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としてい
ます。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直し行っています。なお、主要な担保
の種類は自組合貯金です。
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
25年度
25年度
区 分
適格金融
資産担保
保証
適格金融
資産担保
保証
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
1,403,810
1,905,088
地方三公社向け
100,033
金融機関向け及び第一種金商品取引行業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
373,872
57,285
356,028
56,327
抵当権住宅ローン
246,190
200,222
不動産取得等事業向け
256,029
236,256
三ヵ月以上延滞等
19,688
7,753
40,408
6,511
証券化
中央清算機関関連
その他
86,850
11,600
合 計
480,410
2,071,100
408,036
2,404,404
(注)1. 「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)ことをいい、主なものとしては貸出金や
有価証券等が該当します。
2. 「三ヵ月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージ
ャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエ
クスポージャーのことです。
3.「その他」には、現金及び上記以外の資産(固定資産等)が含まれます。
- 37 -
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
① 出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているもので
あり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区
分して管理しています。 ①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事
業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の
他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握およびコント
ロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALM
などを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情
報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針
などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については企画管理部門が適
切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連合
会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。
なお、これらの出資等又は株式等の評価等については、①子会社および関連会社については、取得原価を記載し、
毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価
差額については、「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資につ
いては、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計
方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。
②
③
④
⑤
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
25 年度
26 年度
貸借対照表計上額
時価評価額
貸借対照表計上額
上 場
0
0
0
非上場
6,967,833
6,967,833
6,991,111
合 計
6,967,833
6,967,833
6,991,111
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表額の合計額です。
出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
25 年度
売却益
売却損
-
(単位:千円)
時価評価額
0
6,991,111
6,991,111
(単位:千円)
償却額
26 年度
売却損
売却益
-
-
貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額
(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
25 年度
評価益
評価損
-
償却額
-
-
(単位:千円)
26 年度
評価益
評価損
-
貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)
25 年度
26 年度
評価益
評価損
評価益
-
(単位:千円)
評価損
-
8.金利リスクに関する事項
① 金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在する中で金利が変動す
ることにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情報の管理・報告にかか
る事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体的な金利リスクの
算定方法、管理方法は以下のとおりです。
要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出される要求払貯金のうち、引き
出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を
現残高から差し引いた残高、③現残高の 50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5 年の期間に均等に振り分けて(平均残
存 2.5 年)リスク量を算定しています。
算出した金利リスク量は定期的経営層へ報告するとともに、四半期ごとに理事会に報告して承認を得ています。
②
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
25 年度
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
△784,312
- 38 -
(単位:千円)
26 年度
△638,501
Ⅵ
連結情報
1.グループの概況
(1)グループの事業系統図
JAからつのグループは、当JA、子会社 3 社で構成されています。
このうち、当年度及び前年度において連結自己資本比率を算出する対象となる連結子会社は 3 社です。なお、連結自
己資本比率を算出する対象となる連結グループと、連結財務諸表規則に基づき連結の範囲に含まれる会社に、相違はあ
りません。
JAからつ
〔JA〕
◇ 本所・25 支所
◇ 16 給油所
◇ 2 直売所
◇ 3 地区営農センター
〔子会社〕
唐津協同宅建株式会社
有限会社 唐津地区農作業受託センター
株式会社 唐津中央青果市場
不動産関連事業
農作業受託事業
農畜産物・
農畜産物加工販売事業
(2)子会社等の状況
名
(単位:千円、%)
称
主たる営業所又は事
務所の所在地
唐津市
熊原町 3109-1
唐津市
㈲唐津地区農作業受託センター
山本 788-1
唐津市
㈱唐津中央青果市場
千代田町 2109-39
唐津協同宅建㈱
当JA及び他
資本金又 当JAの
の子会社等の
は出資金 議決権比率
議決権比率
事業の内容
設立年月日
不動産業
昭和 63 年 6 月 22 日
10,000
100.0
100.0
農作業の請負
平成 9 年 6 月 11 日
3,100
96.8
96.8
農畜産物
加工販売事業
平成 26 年 4 月 1 日
13,558
100.0
100.0
(3)連結事業概況
◇
連結事業の概況
平成 26 年度の当JAの連結決算は、子会社・子法人等を連結しております。
連結決算の内容は、連結経常収益 297 百万円、連結当期損失金 1,538 百万円、連結純資産 9,904 百万円
連結総資産 177,095 百万円で、連結自己資本比率は 12.78%となりました。
(4)最近の5年間の連結ベースの主要な経営指標
項 目
22年度
23年度
連結経常収益
21,345,443
21,352,586
(事業収益)
信用事業収益
2,262,255
2,189,358
共済事業収益
1,066,907
1,087,007
農業関連事業収益
13,371,148
13,530,426
生活その他事業収益
4,602,746
4,506,484
営農指導事業収益
42,387
39,311
237,372
188,123
連結経常利益
194,205
40,261
連結当期剰余金
連結純資産額
11,064,603
11,427,545
172,612,573
175,267,261
連結総資産額
連結自己資本比率
16.19
15.31
- 39 -
(単位:千円、%)
26年度
24年度
25年度
20,461,653
21,282,819
20,504,060
1,869,594
1,067,541
13,068,641
4,417,973
37,904
138,644
68,878
11,652,547
170,470,889
16.02
1,817,955
1,025,379
13,792,226
4,609,259
38,000
168,068
99,414
11,678,607
177,092,152
16.11
2,082,001
982,674
13,218,836
4,183,347
37,202
297,485
△ 1,538,122
9,903,609
177,095,004
12.78
(5)連結貸借対照表
25年 度
(平 成 26年 3月 31日 )
科 目
(資産の部)
1.信用事業資産
(1) 現 金 及 び 預 金
(2) 買 入 金 銭 債 権
(3) 金 銭 の 信 託
(4) 有 価 証 券
(5) 貸 出 金
(6) そ の 他 の 信 用 事 業 資 産
(7) 貸 倒 引 当 金
2.共済事業資産
(1) 共 済 貸 付 金
(2) そ の 他 の 共 済 事 業 資 産
(3) 貸 倒 引 当 金
3.経済事業資産
(1) 受 取 手 形 及 び 経 済 事 業 未 収 金
(2) 棚 卸 資 産
(3) そ の 他 の 経 済 事 業 資 産
(4) 貸 倒 引 当 金
4.雑資産
5.固定資産
(1) 有 形 固 定 資 産
建物
構築物
機械装置
土地
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2) 無 形 固 定 資 産
のれん
リース資産
その他の無形固定資産
6.外部出資
(1) 外 部 出 資
(2) 外 部 出 資 等 損 失 引 当 金
7.退職給付に係る資産
8.繰延税金資産
9.再評価に係る繰延税金資産
10. 繰 延 資 産
資産の部合計
(負債の部)
1.信用事業負債
(1) 貯 金
(2) 譲 渡 性 貯 金
(3) 借 入 金
(4) そ の 他 の 信 用 事 業 負 債
2.共済事業負債
(1) 共 済 借 入 金
(2) 共 済 資 金
(3) そ の 他 の 共 済 事 業 負 債
3.経済事業負債
(1) 支 払 手 形 及 び 経 済 事 業 未 払 金
(2) そ の 他 の 経 済 事 業 負 債
4.設備借入金
5.雑負債
6.諸引当金
(1) 賞 与 引 当 金
(2) 退 職 給 付 に 係 る 負 債
(3) 役 員 退 職 慰 労 引 当 金
(4) 特 例 業 務 負 担 金 引 当 金
7.繰延税金負債
8.再評価に係る繰延税金負債
負債の部合計
(純資産の部)
1.組合員資本
(1) 出 資 金
(2) 資 本 剰 余 金
(3) 利 益 剰 余 金
(4) 処 分 未 済 持 分
(5) 子 会 社 の 所 有 す る 親 組 合 出 資 金
2.評価・換算差額等
(1) そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金
(2) 土 地 再 評 価 差 額 金
(3) 退 職 給 付 に 係 る 調 整 累 計 額
3.少数株主持分
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
- 40 -
(単位:千円)
26年 度
(平 成 27年 3月 31日 )
148,280,367
89,745,892
12,658,329
45,769,995
381,979
△ 275,828
20,795
20,432
705
△ 342
8,749,498
5,854,908
2,188,274
1,056,495
△ 350,179
1,033,253
11,505,734
11,396,343
14,024,086
4,628,024
0
6,472,979
179,922
24,841
1,783,580
△ 15,717,089
109,391
1,268
108,123
6,954,833
6,954,833
547,672
177,092,152
150,680,840
93,248,415
12,437,503
44,880,270
416,510
△ 301,858
21,284
20,538
794
△ 48
6,724,958
4,277,109
1,728,167
945,577
△ 225,895
1,337,061
10,835,411
10,734,276
11,424,559
1,915,318
4,891,713
6,180,906
197,949
7,553
1,785,179
△ 15,668,901
101,135
85
101,050
6,964,773
6,964,773
530,677
177,095,004
155,238,656
150,492,202
2,114,621
2,631,833
590,352
20,432
281,412
288,508
3,434,834
2,844,816
590,018
2,003,647
957,830
2,228,003
124,955
2,044,015
59,033
960,223
165,413,545
157,089,644
152,819,876
2,691,874
1,577,894
566,715
20,538
263,165
283,012
3,026,142
2,351,921
674,221
1,690,449
912,589
2,992,110
136,885
1,999,805
70,908
784,512
913,746
167,191,395
9,399,160
4,728,145
3,451
4,738,509
△ 70,925
△ 20
2,279,347
254,496
2,034,822
△ 9,971
100
11,678,607
177,092,152
7,493,628
4,684,332
3,451
2,911,592
△ 105,727
△ 20
2,409,881
427,570
2,002,955
△ 20,644
100
9,903,609
177,095,004
(6)連結損益計算書
25年 度
(自 平 成 25年 4月 1日
至 平 成 26年 3月 31日 )
4,775,044
1,817,955
1,621,229
(523,508)
(133,583)
(960,699)
(4,033)
55,910
100,879
39,937
484,098
205,056
(179,816)
(10,331)
(6,166)
(8,743)
61,288
217,754
(275,827)
(△ 285,876)
1,333,857
1,025,379
1,000,701
24,678
57,497
29,030
28,467
967,882
15,047,777
14,643,783
403,994
13,636,054
13,505,737
40,822
89,495
1,411,723
2,650,120
1,667,612
704,395
278,113
1,809,907
1,376,372
121,341
312,194
840,213
741,588
520,219
221,369
4,722,482
3,241,299
1,481,183
52,562
190,916
1,965
77,432
111,519
75,410
36,524
38,886
168,068
225,980
1,125
224,855
231,474
11,262
220,212
162,574
8,855
54,305
63,160
99,414
99,414
科 目
1.事業総利益
(1) 信 用 事 業 収 益
資金運用収益
(う ち 預 金 利 息 )
(う ち 有 価 証 券 利 息 )
(う ち 貸 出 金 利 息 )
(う ち そ の 他 受 入 利 息 )
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2) 信 用 事 業 費 用
資金調達費用
(う ち 貯 金 利 息 )
(う ち 給 付 補 填 備 金 繰 入 )
(う ち 譲 渡 性 貯 金 利 息 )
(う ち 借 入 金 利 息 )
(う ち そ の 他 支 払 利 息 )
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(う ち 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 )
(う ち 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 )
(う ち 貸 出 金 償 却 )
信用事業総利益
(3) 共 済 事 業 収 益
共済付加収入
その他の収益
(4) 共 済 事 業 費 用
共済推進費及び共済保全費
その他の費用
共済事業総利益
(5) 購 買 事 業 収 益
購買品供給高
購買手数料
その他の収益
(6) 購 買 事 業 費 用
購買品供給原価
購買品供給費
その他の費用
購買事業総利益
(7) 販 売 事 業 収 益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(8) 販 売 事 業 費 用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
販売事業総利益
(9) そ の 他 事 業 収 益
(10) そ の 他 事 業 費 用
その他事業総利益
2.事業管理費
(1) 人 件 費
(2) そ の 他 事 業 管 理 費
事 業 利 益
3.事業外収益
(1) 受 取 雑 利 息
(2) 受 取 出 資 配 当 金
(3) 持 分 法 に よ る 投 資 益
(4) そ の 他 の 事 業 外 収 益
4.事業外費用
(1) 支 払 雑 利 息
(2) 持 分 法 に よ る 投 資 損
(3) そ の 他 の 事 業 外 費 用
経 常 利 益
5.特別利益
(1) 固 定 資 産 処 分 益
(2) 負 の の れ ん 発 生 益
(3) そ の 他 の 特 別 利 益
6.特別損失
(1) 固 定 資 産 処 分 損
(2) 減 損 損 失
(3) そ の 他 の 特 別 損 失
税金等調整前当期利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期利益
少数株主利益
当 期 剰 余 金
- 41 -
(単位:千円)
26年 度
(自 平 成 26年 4月 1日
至 平 成 27年 3月 31日 )
4,889,805
2,082,001
1,570,350
(513,143)
(152,214)
(875,572)
(29,421)
55,351
405,396
50,904
545,007
216,258
(196,977)
(8,413)
(3,043)
(7,825)
62,460
266,289
(301,859)
(△ 275,828)
1,536,994
982,674
947,235
35,439
50,851
23,934
26,917
931,823
13,302,298
12,916,597
385,701
12,200,003
11,946,201
43,338
210,464
1,102,295
3,314,639
2,469,761
581,779
263,099
2,311,902
2,026,687
130,120
155,095
1,002,737
822,448
506,492
315,956
4,703,196
3,189,154
1,514,042
186,609
211,458
3,008
75,656
132,794
100,582
46,757
53,825
297,485
85,429
11,458
73,971
1,893,193
33,731
899,330
960,132
△ 1,510,279
2,931
24,912
27,843
△ 1,538,122
△ 1,538,122
(7)連結キャッシュ・フロー計算書
25年 度
(自 平 成 25年 4月 1日
至 平 成 26年 3月 31日 )
科 目
1 事業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期利益
減価償却費
減損損失
のれん償却額
貸倒引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付に係る負債の増加額
その他引当金等の増加額
信用事業資金運用収益
信用事業資金調達費用
共済貸付金利息
共済借入金利息
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
有価証券関係損益
固定資産売却損益
外部出資関係損益
持分法による投資損益
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増減
預金の純増減
貯金の純増減
信用事業借入金の純増減
その他信用事業資産の純増減
その他信用事業負債の純増減
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
共済貸付金の純増減
共済借入金の純増減
共済資金の純増減
その他共済事業資産の増減
その他共済事業負債の増減
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増減
経済受託債権の純増減
棚卸資産の純増減
支払手形及び経済事業未払金の純増減
経済受託債務の純増減
その他経済事業資産の増減
その他経済事業負債の増減
(その他の資産及び負債の増減)
その他資産の純増減
その他負債の純増減
未払消費税の増減額
信用事業資金運用による収入
信用事業資金調達による支出
共済貸付金利息による収入
共済借入金利息による支出
事業分量配当金の支払額
小 計
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
金銭の信託の増加による支出
金銭の信託の減少による収入
補助金の受入による収入
固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
外部出資による支出
外部出資の売却等による収入
連結範囲の変動を伴う子会社及び子法人等の株
式の取得による支出
連結範囲の変動を伴う子会社及び子法人等の株
式の売却による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
設備借入れによる収入
設備借入金の返済による支出
出資の増額による収入
出資の払戻しによる支出
回転出資金の受入による収入
回転出資金の払戻しによる支出
持分の取得による支出
持分の譲渡による収入
出資配当金の支払額
少数株主への配当金支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
4 現金及び現金同等物に係る換算差額
5 現金及び現金同等物の増加額(又は減少額)
6 現金及び現金同等物の期首残高
7 現金及び現金同等物の期末残高
- 42 -
(単位:千円)
26年 度
(自 平 成 26年 4月 1日
至 平 成 27年 3月 31日 )
162,575
510,175
46,387
△ 14,811
△ 156,134
△ 1,621,229
205,056
△ 475
487
△ 79,397
36,524
△ 100,879
10,137
△ 12,970
-
△ 1,539,268
479,732
899,330
△ 68,658
11,930
741,504
△ 1,570,350
216,259
△ 508
497
△ 78,664
46,757
△ 405,396
22,274
△ 12,970
-
469,260
△ 520,986
6,150,824
△ 435,068
127,572
1,216,135
889,725
△ 2,315,097
2,327,673
577,254
△ 44,494
△ 956,858
△ 825
825
9,808
△ 52
△ 745
△ 106
106
△ 18,247
△ 74
△ 5,500
△ 542,592
250,206
△ 16,876
282,162
△ 165,675
115,071
5,286
1,577,799
112,374
196,731
△ 492,895
84,202
262,866
△ 18,063
△ 333,537
29,428
38
1,721,015
△ 282,906
484
△ 484
7,063,814
79,397
△ 36,524
△ 36,259
7,070,428
△ 334,643
△ 18,991
△ 326
1,580,156
△ 313,183
493
△ 493
1,832,878
78,664
△ 46,757
△ 6,342
1,858,443
△ 12,504,055
8,782,451
224,855
△ 2,487,638
1,960,017
△ 13,010
40
△ 10,770,050
11,396,271
73,971
△ 5,641,387
4,825,502
△ 376,621
353,143
-
-
-
-
△ 4,037,340
△ 139,171
206,840
△ 416,986
112,858
△ 138,570
△ 41,246
11,026
△ 23,485
△ 289,563
△ 2,760,502
1,249,643
4,010,145
66,180
△ 379,378
149,967
△ 193,800
△ 64,492
29,690
△ 23,485
△ 415,318
1,303,955
4,010,145
5,197,572
(8)連結注記表
(25年度)
第1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結される子会社・子法人等
… ( 2 )社
(唐津協同宅建㈱
)
(㈲唐津地区農作業受託センター )
(2)非連結子会社・子法人等
… ( 0 )社
非連結子会社はいずれも小規模であり、その総資産、売上高、当期純損益の額のうち持分に見合う額、剰余金のうち持分に見合
う額及び負債の額のうち、持分に見合う額に組合からの当該会社への出資金を加えた額からみて連結から除いても連結財務諸表に
重要な影響を与えないため、連結の対象から除いている。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連法人等
… ( 0 )社
(2)持分法非適用の関連法人等
… ( 0 )社
持分法非適用の関連法人等は、当年度純損益(持分に見合う額)及び剰余金 (持分に見合う額)からみて持分法の対象から
除いても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いている。
3.連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項
(1)連結されるすべての子会社・子法人等の事業年度末は、連結決算日と一致している。
4.のれんの償却方法及び償却期間
該当事項はない。
5.剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成している。
6.連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
(1) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、「現金」及び「預金」
の中の当座預金、普通預金及び通知預金となっている。
(2) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
88,491 百万円
定期性預金
△85,739 百万円
現金及び現金同等物
2,752 百万円
第2.継続組合の前提に関する注記
(省
略)
第3.重要な会計方針に係る事項に関する注記
1. 子会社等と組合の会計方針の違いによる差異の概要
(1)棚卸資産の評価基準及び評価方法
① 唐津農業協同組合:購買品は、売価還元法による原価法、繰越宅地(販売用不動産)は個別法による原価法を採用している。
② 唐津協同宅建㈱:評価基準は原価法、評価方法は個別法を採用している。
③ ㈲唐津地区農作業受託C:最終仕入原価法を採用している。
(2)固定資産の減価償却の方法
① 唐津農業協同組合
ア 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以
上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。
②唐津協同宅建㈱
ア 有形固定資産
a 定率法を採用している。但し、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用している。
③㈲唐津地区農作業受託C
ア 有形固定資産
a 法人税法の規定による定額法を採用している。但し、機械及び装置は定率法を採用。
(3)無形固定資産
定額法を採用している。
(4)リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。
(5)消費税等の会計処理の方法
① 唐津農業協同組合:消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。
② 唐津協同宅建㈱ :消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。
③ ㈲唐津地区農作業受託C:消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。
2.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年1月 22 日企業会計審議会)
に基づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。
(1) 満期保有目的の債券: 償却原価法(定額法による)
(2) その他有価証券
①時価のあるもの : 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
②時価のないもの : 移動平均法による原価法
なお、取得原価と券面金額との差額のうち金利調整と認められる部分については、償却原価法による取得
価額の修正を行っている。
3.棚卸資産の評価基準および評価方法
(1)購買品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2)宅地等(販売用不動産)・・・・・・・ 個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
4.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以上 20
万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。
(2) 無形固定資産
定額法を採用している。
(3) リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。
- 43 -
5.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産の査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基準に則り、次のとおり計上している。
① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実破
綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上し
ている。
② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係
る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務
者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。
なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ
いては、債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額と当該キャッシュ・フローの金
額との差額を計上している。
③ 上記以外の債権については、貸倒実績率等で算定した金額に基づき計上している。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、1次査定を各支所及び各事業所等、2次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当
該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。
(2) 賞与引当金
賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。
(3) 退職給付引当金
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業
年度末において発生していると認められる額を計上している。
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按分した額を費用処理し
ている。数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定
額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしている。
(4) 役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく当期末要支給額を計上している。
●.収益及び費用の計上基準
6.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引で、会計基準適用初年度開始前に取引
を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理による。
7.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。
8.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示している。
第4.会計方針の変更に関する注記
1.有形固定資産の減価償却方法
法人税法の改正に伴い、平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した有形固定資産の減価償却方法について、200%定率法に変更している。
第5.連結貸借対照表に関する注記
1.固定資産の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 1,427,689 千円(JAからつ合併以後の平
成 18 年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。
(1)建物
437,561 千円 (2)附属設備
163,245 千円 (3)構築物
28,588 千円
(4)機械装置 685,211 千円 (5)車両運搬具
5,502 千円 (6)器具備品 107,582 千円
2.リース契約により使用する重要な固定資産
(1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成
20 年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。
当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。
1年以内
1年超
合 計
未経過リース料
37 千円
193 千円
230 千円
(2) オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は次のとおりである。
1年以内
1年超
合計
未経過リース料
6,735 千円
56,169 千円
62,904 千円
上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取
引の解約金の合計額である。
3.担保に供されている資産
以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。
(1) 定期預金
5,000,000 千円 (当座貸越取引の担保 2,000,000 千円、為替決済取引の担保 3,000,000 千円)
4.役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事、監事に対する金銭債権の総額
73,078 千円
理事、監事に対する金銭債務の総額
開示すべき債務はなし
- 44 -
5.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額
(単位:千円)
区
分
金
額
破綻先債権額
1,058
延滞債権額
1,393,079
3カ月以上延滞債権額
27,165
貸出条件緩和債権額
合 計 額
1,421,302
(注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。
(1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の
見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」とい
う。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定
する事由が生じている貸出金である。
(2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支
払を猶予した貸出金以外の貸出金である。
(3) 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞
債権に該当しないものである。
(4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶
予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない
ものである。
6.土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法
及び同法第 10 条に規定する差額
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年3月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年3月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る
税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の
部に計上している。
●再評価を行った年月日
平成 11 年 3 月 31 日
●再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額
1,828,306 百万円
●同法律第3条3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年3月 31 日公布政令第 119 号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方
税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的な調
整を行って算出した。
第6.連結損益計算書に関する注記
1.減損損失の計上について
(1) グルーピングの方法と共用資産の概要
① グルーピングについては、原則として支所単位とする。
ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。
ア Aコープ事業は、株式会社Aコープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとする。また、一部の生活購買
店舗については、それぞれ各支所の同一敷地・同一建物内に存在しているため、各支所の資産グループとして減損状況を検証
する。
イ 給油所については、燃料事業として 4 地区毎に減損状況を検証する。
ウ 遊休資産については、各固定資産をグルーピングの最小単位として減損状況を検証する。
② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA全体として減損状況を検証する。
(本所、指導、販売及び農業関連施設・生活文化関連施設)
第7.金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県
信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約
不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。
当期末における貸出金のうち、21.4%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件
に従って債務履行がなされない可能性がある。
また、有価証券は主に債券であり、満期保有目的の債券及びその他有価証券として保有している。これらは発行体の信用リスク、
金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。
借入金は一部が変動金利であり、金利の変動リスクにさらされている。
営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引について
は、本所に融資審査部を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ
・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出
取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針
を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」
に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。
② 市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定
化を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に
対応できる柔軟な財務構造の構築に努めている。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの
状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針など
に基づき、運用を行っている。
- 45 -
市場リスクに係る定量的情報
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数であ
る金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び
借入金である。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動
額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、
経済価値が 469,988 千円減少するものと把握している。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件に係る未実行金額についても含めて計算している。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。
また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握
したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された
価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。
当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ
る。
2.金融商品の時価等に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
預金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
貸出金(*1)
貸倒引当金(*2)
貸倒引当金控除後
88,491,295
0
12,658,329
45,769,995
△ 275,828
45,494,167
時価
88,408,937
差額
△82,358
12,658,329
―
47,402,611
経済事業未収金
6,356,593
貸倒引当金(*3)
△ 350,179
貸倒引当金控除後
6,006,414
6,006,414
資産計
136,864,856
147,837,550
貯金
150,492,202
150,435,611
借入金(*4)
4,138,700
4,218,040
経済事業未払金
3,108,775
3,108,775
負債計
157,739,677
157,762,426
(*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。
(*2) 経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。
(*3) 借入金には共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 2,003,647 千円を含めている。
1,908,444
0
10,972,694
△56,591
79,340
22,749
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。満期のある預金については、
期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と
して算定している。
② 有価証券及び外部出資
株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限
り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li
bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・
スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時
価に代わる金額として算定している。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金
額としている。
④ 経済事業未収金
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金
額としている。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、期
間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在
価値を時価に代わる金額として算定している。
② 借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていないこ
とから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・ス
ワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。
③ 経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。
- 46 -
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含まれてい
ない。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
6,967,833
合計
6,967,833
(*1) 外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、
時価開示の対象とはしていない。
(4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
5 年超
1 年以内
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
88,491,295
預金
有価証券
その他有価証券のうち満期が
12,658,329
あるもの
2,537,509
20,366,896
2,740,761
貸出金(*1,2,3)
9,045,197
5,603,211
4,827,715
経済事業未収金(*4)
3,987,772
598
5
合計
98,333,014
5,474,513
4,465,412
2,768,371
2,540,579
29,476,866
(*1)貸出金のうち、当座貸越 2,979,442 千円については「1 年以内」に含めている。
(*2)貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 639,626 千円は償還の予定が見込まれないため、含め
ていない。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 9,080 千円は償還日が特定できないため、含めていない。
(*4) 経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,368,218 千円は償還の予定が見込まれない
ため、含めていない。
(5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
貯金(*1)
借入金(*2,3)
123,453,660
800,117
1 年超
2 年以内
12,610,317
1,051,300
合計
124,426,653
13,661,617
1 年以内
2 年超
3 年以内
11,247,673
1,243,884
3 年超
4 年以内
1,475,129
395,087
(単位:千円)
4 年超
5 年超
5 年以内
1,705,423
339,419
747,431
12,491,557
1,870,216
2,044,842
747,431
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めている。
(*2)借入金には、共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 3,108,775 千円を含めている。
第8.有価証券に関する注記
1.有価証券の時価・評価差額に関する事項
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。これらには、有価証券のほか、「外部出資」中の株式が含まれてい
る。
(1) その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりである。
(単位:千円)
取得原価又は償
貸借対照表
種類
差額(*)
却原価
計上額
債券
貸借対照表計上額が取得原価
国債
8,005,866
8,199,982
194,116
又は償却原価を超えるもの
地方債
1,801,157
1,868,396
67,239
政府保証債
1,399,792
1,465,600
65,808
社債
100,000
98,701
△1,299
受益証券
1,000,000
1,025,650
25,650
合計
12,306,815
12,658,329
351,514
(*)なお、上記評価差額から繰延税金負債 97,018 千円を差し引いた額 254,496 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含まれて
いる。
2.当年度中に売却した有価証券
(1) 当年度中に売却した満期保有目的の債券はない。
(2) 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりである。
売却額
売却益
国債
6,79,165
100,659
地方債
409,405
220
合 計
7,188,570
100,879
3.当年度中に保有目的区分を変更した有価証券
当年度中において、保有目的が変更となった有価証券はない。
4.当年度中に減損処理を行った有価証券
当年度中において、減損処理を行った有価証券はない。
- 47 -
(単位:千円)
売却損
-
第9.退職給付に関する注記
1.退職給付に係る注記
(1) 採用している退職給付制度の概要
職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部に
充てるため JA 全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。
(2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
項
目
金
額
期首における退職給付債務
3,334,939
勤務費用
158,662
利息費用
60,029
数理計算上の差異の発生額
38,156
退職給付の支払額
△337,951
過去勤務費用の発生額
-
期末における退職給付債務
3,253,835
(3) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
項
目
金
期首における年金資産
(単位:千円)
額
1,182,111
期待運用収益
12,299
特定退職共済制度への拠出金
160,211
退職給付の支払額
△148,196
期末における年金資産
1,206,425
(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表
(単位:千円)
項
目
金
退職給付債務
額
3,253,835
特定退職共済制度(注2)
△1,206,425
未積立退職給付債務
2,047,410
貸借対照表計上額純額
退職給付に係る負債
2,034,044
(注2)確定給付型年金制度の場合は「確定給付型年金制度」と記載する。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
項
目
金
(単位:千円)
額
勤務費用
158,662
利息費用
△60,029
長期期待運用収益
△12,299
数理計算上の差異の費用処理額
1,150
過去勤務費用の費用処理額
2,661
会計基準変更時差異の費用処理額
-
小計
210,203
転籍者からの受入等
1,645
合計
211,848
(6) 退職給付に係る調整累計額に計上した項目の内訳
貸借対照表の退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおり。
(単位:千円)
項
目
金
額
未認識数理計算上の差異
8,042
未認識過去勤務費用
5,323
会計基準変更時差異の未処理額
-
合計
13,365
(7) 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり(又は、年金資産の主な分類ごとの金額は、次のとおり)。
項
目
数 値 等
債券
83%
年金保険投資
15%
現金及び預金
2%
合計
100%
(8) 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現
在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
- 48 -
(9) 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項
項
目
数
値
等
割引率
1.80%
長期期待運用収益率
1.04%
数理計算上の差異の処理年数
10 年
過去勤務費用の処理年数
10 年
2. 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附
則第 57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合
法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠
出した特例業務負担金 47,105 千円を含めて計上している。
なお、同組合より示された平成 26 年 3 月現在における平成 44 年3月までの特例業務負担金の将来見込額は、718,102 千円となっ
ている。
第 10.税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳
項
目
金
繰延税金資産
(単位:千円)
額
―
貸倒引当金超過額
125,462
退職給付引当金超過額
561,396
賞与引当金超過額
34,363
役員退職慰労引当金
16,293
未収収益否認額
31,797
繰越宅地等棚卸評価損額
22,559
債権直接償却否認額
8,154
その他
14,882
繰延税金資産小計
814,906
評価性引当額
△166,289
繰延税金資産合計(A)
648,617
繰延税金負債
―
資産除去債務に関する繰延税金負債
△3,926
その他有価証券評価差額金
△97,019
繰延税金負債合計(B)
△100,945
繰延税金資産の純額(A)+(B)
547,672
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税
(単位:%)
29.3
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
13.9
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△6.8
法人税額特別控除
△0.8
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
2.9
住民税均等割等
1.7
過年度法人税戻入額
△1.4
評価性引当額の増減
△4.0
その他
4.9
税効果会計適用後の法人税の負担率
39.7
第 11.賃貸等不動産に関する注記
当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供してしている。
また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次のとおりである。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
当期末の時価
前期末残高
当期増減額
当期末残高
1,045,030
△19,403
1,025,627
851,149
(注1) 貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。
(注2) 当期増減額のうち、主な減少要因は減価償却による減価償却累計額の増加である。
(注3) 当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含
む。)である。
第 12.重要な後発事象に関する注記
第 13.その他の注記
(省
(省
略)
略)
- 49 -
(26年度)
第1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結される子会社・子法人等
… ( 3 )社
(唐津協同宅建㈱
)
(㈲唐津地区農作業受託センター )
(㈱唐津中央青果市場
)
(2)非連結子会社・子法人等
… ( 0 )社
非連結子会社はいずれも小規模であり、その総資産、売上高、当期純損益の額のうち持分に見合う額、剰余金のうち持分に見合
う額及び負債の額のうち、持分に見合う額に組合からの当該会社への出資金を加えた額からみて連結から除いても連結財務諸表に
重要な影響を与えないため、連結の対象から除いている。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連法人等
… ( 0 )社
(2)持分法非適用の関連法人等
… ( 0 )社
持分法非適用の関連法人等は、当年度純損益(持分に見合う額)及び剰余金 (持分に見合う額)からみて持分法の対象から除
いても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いている。
3.連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項
(1)連結されるすべての子会社・子法人等の事業年度末は、連結決算日と一致している。
4.のれんの償却方法及び償却期間
該当事項はない。
5.剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成している。
6.連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
(1) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、「現金」及び「預金」
の中の当座預金、普通預金及び通知預金となっている。
(2) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
93,248 百万円
定期性預金
△88,051 百万円
現金及び現金同等物
5,197 百万円
第2.継続組合の前提に関する注記
(省
略)
第3.重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.子会社等と組合の会計方針の違いによる差異の概要
(1) 棚卸資産の評価基準及び評価方法
① 唐津農業協同組合:購買品は、売価還元法による原価法、繰越宅地(販売用不動産)は個別法による原価法を採用している。
② 唐津協同宅建㈱:評価基準は原価法、評価方法は個別法を採用している。
③ ㈲唐津地区農作業受託C:最終仕入原価法を採用している。
④ ㈱唐津中央青果市場:最終仕入原価法を採用している。
(2) 固定資産の減価償却の方法
① 唐津農業協同組合
ア 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以上
20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。
②唐津協同宅建㈱
ア 有形固定資産
a 定率法を採用している。但し、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用している。
③㈲唐津地区農作業受託C
ア 有形固定資産
a 法人税法の規定による定額法を採用している。但し、機械及び装置は定率法を採用。
④㈱唐津中央青果市場
ア 有形固定資産
a 法人税法の規定による定額法を採用している。但し、機械及び装置は定率法を採用。
(3) 無形固定資産
定額法を採用している。
(4) リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。
(5) 消費税等の会計処理の方法
① 唐津農業協同組合:消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。
② 唐津協同宅建㈱ :消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。
③ ㈲唐津地区農作業受託C:消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。
④ ㈱唐津中央青果市場:消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。
2.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年1月 22 日企業会計審議会)に
基づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。
(1) 満期保有目的の債券: 償却原価法(定額法による)
(2) その他有価証券
① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
② 時価のないもの:移動平均法による原価法
なお、取得原価と券面金額との差額のうち金利調整と認められる部分については、償却原価法による取得価額の修正を行ってい
る。
3.棚卸資産の評価基準および評価方法
(1)購買品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2)宅地等(販売用不動産)・・・・・・・個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3)その他の棚卸資産(加工品)・・・・・総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
4.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以上 20 万
円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。
(2) 無形固定資産:定額法を採用している。
(3) リース資産:リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。
- 50 -
5.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産の査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基準に則り、次のとおり計上している。
① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実質
破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上
している。
② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係
る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務
者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。
なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ
いては、債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額と当該キャッシュ・フローの金
額との差額を計上している。
③ 上記以外の債権については、貸倒実績率等で算定した金額に基づき計上している。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、1次査定を各支所及び各事業所等、2次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当
該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。
(2) 賞与引当金
賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。
(3) 退職給付引当金
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業
年度末において発生していると認められる額を計上している。
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按分した額を費用処理して
いる。数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法
により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしている。
(4) 役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく当期末要支給額を計上している。
(5) 特例業務負担金引当金
旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出する特例業務負担金の平成 26 年度にお
ける負担額に、平成 44 年 3 月までの 17 年を乗じた 784,512 千円を計上している。
(追加情報)
従来、特例業務負担金については、将来見込額を注記する方法によっていましたが、財務内容をより健全化するため、当年度よ
り特例業務負担金引当金として負債に計上する方法に変更している。
これにより、従来の方法によった場合と比較して、税引前当期利益が 784,512 千円減少している。農林共済組合役員退職慰労引
当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく当期末要支給額を計上している。
●.収益及び費用の計上基準
6.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引で、会計基準適用初年度開始前に取引
を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理による。
7.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。
8.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示している。
第4.会計方針の変更に関する注記
1.退職給付に関する会計基準等の適用
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第 26 号 平成 24 年 5 年 17 日。以下、「退職給付会計基準」という。)及び「退職給
付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 25 号 平成 24 年 5 月 17 日)が平成 26 年 4 月 1 日以後開始する事業年度
の期首から適用されることになったことに伴い、当期よりこれらの会計基準等を適用している。
これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、割引率の決定方法について、職員の平均残存勤務期間に近似した年
数に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変
更した。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第 37 項に定める経過的な扱いに従って、当期首において、退職給付債務
及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を当期首の利益剰余金に加減している。
この結果、当期首の利益剰余金が 269,218 千円減少している。また、当期の事業利益、経常利益及び税引前当期利益はそれぞれ
4,779 千円増加している。「退職給付法人税法の改正に伴い、平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した有形固定資産の減価償却方法について、
200%定率法に変更している。
第5.連結貸借対照表に関する注記
1.固定資産の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 1,475,472 千円(JAからつ合併以後の平
成 18 年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。
(1)建物
475,212 千円 (2)附属設備 163,545 千円 (3)構築物
28,588 千円
(4)機械装置 712,374 千円 (5)車両運搬具 5,502 千円 (6)器具備品 90,251 千円
2.リース契約により使用する重要な固定資産
(1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成 20
年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。
当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。
1年以内
1年超
合 計
未経過リース料
70 千円
70 千円
(2) オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は次のとおりである。
1年以内
1年超
合計
未経過リース料
1,020 千円
62,482 千円
63,502 千円
上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取引
の解約金の合計額である。
3.担保に供されている資産
以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。
(1) 定期預金
5,000,000 千円
(当座貸越取引の担保 2,000,000 千円、為替決済取引の担保 3,000,000 千円)
4.役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事、監事に対する金銭債権の総額
67,354 千円
理事、監事に対する金銭債務の総額
開示すべき債務はなし
- 51 -
5.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額
(単位:千円)
区
分
金
額
破綻先債権額
7,521
延滞債権額
1,252,161
3カ月以上延滞債権額
11,973
貸出条件緩和債権額
合 計 額
1,271,655
(注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。
(1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の
見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)
のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事
由が生じている貸出金である。
(2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払
を猶予した貸出金以外の貸出金である。
(3) 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債
権に該当しないものである。
(4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないもので
ある。
6.土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法
及び同法第 10 条に規定する差額
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年3月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年3月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税
金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に
計上している。
●再評価を行った年月日
平成 11 年 3 月 31 日
●再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額
1,533,414 千円
●同法律第3条3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年3月 31 日公布政令第 119 号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方
税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的な調
整を行って算出した。
第6.連結損益計算書に関する注記
1.減損損失の計上について
(1) グルーピングの方法と共用資産の概要
① グルーピングについては、原則として支所単位とする。
ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。
ア Aコープ事業は、株式会社Aコープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとして個別に減損状況を検証する。
イ 各給油所、資材センター、農機センター、斎場及び生活総合センターを一般資産として、個別に減損状況を検証する。
ウ 組織再編された支所等を遊休資産として、個別に減損状況を検証する。
② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA全体として減損状況を検証する。
(本所、A コープ支所、唐津地区・松浦東部地区・上場地区の指導・販売及び農業関連施設・生活文化関連施設)
(2) 減損損失を認識した資産または資産グループの場所、用途、種類等の概要
当期に減損を計上した資産グループは以下のとおりである。
場所
用途
主な資産の種類
その他
北波多支所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
七山支所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
厳木支所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
唐津給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
湊支所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
浜玉給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
七山給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
相知給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
厳木給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
切木給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
有浦給油所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
浜玉農機センター
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
上場農機センター
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
肥前農機センター
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
逢地の里直販所
営業用店舗
土地及び建物等
事業用固定資産
唐津市浜玉町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市宇木
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市屋形石
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市久里
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市鏡
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市熊原町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市原
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市厳木町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市呼子町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市佐志
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市神田
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市相知町
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市大良
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市鎮西町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市肥前町
遊休
土地及び建物等
業務外固定資産
唐津市北波多
遊休
建物等
業務外固定資産
唐津市和多田
遊休
建物等
業務外固定資産
東松浦郡玄海町
遊休
建物等
業務外固定資産
- 52 -
(3) 減損損失を認識するに至った経緯
1.事業用固定資産
固定資産を使用した事業の収益性低下により、事業を継続したとしても最終的な固定資産の帳簿価額を上回る利益(固定資産処
分を含む)を得ることができない状態であることから、実態に即した資産価額と帳簿価額との差額を減損損失額とする。
2.業務外固定資産
遊休資産については、正味売却価額(時価)と帳簿価額の差額を減損損失額とする。
(4) 減損損失の金額及び主な固定資産の種類毎の内訳
事業用固定資産(営業用店舗土地及び建物等)
477,473 千円
業務外固定資産(遊休資産の土地及び建物等)
421,857 千円
減損損失額
899,330 千円
(5) 回収可能額の算出方法
回収可能価額については、土地及び建物の正味売却可能額を採用しており、その時価は当該資産の固定資産税評価額を 0.7 で除
した額とし、帳簿価額と回収可能額の差額を減損損失額とする。
第7.金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県
信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約
不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。
当期末における貸出金のうち、21.1%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件
に従って債務履行がなされない可能性がある。
また、有価証券は主に債券であり、満期保有目的の債券及びその他有価証券として保有している。これらは発行体の信用リスク、
金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。
借入金は一部が変動金利であり、金利の変動リスクにさらされている。
営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引について
は、本所に融資審査部を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ
・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出
取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針
を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」
に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。
② 市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定
化を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に
対応できる柔軟な財務構造の構築に努めている。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの
状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針など
に基づき、運用を行っている。
市場リスクに係る定量的情報
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数であ
る金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び
借入金である。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動
額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、
経済価値が 529,161 千円減少するものと把握している。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件に係る未実行金額についても含めて計算している。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。
また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握
したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された
価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。
当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもある。
- 53 -
2.金融商品の時価等に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。(単位:千円)
貸借対照表計上額
時価
差額
18,872
91,987,703
91,968,831
預金
有価証券
0
満期保有目的の債券
12,437,503
12,437,503
その他有価証券
―
44,880,270
貸出金
△ 301,859
貸倒引当金(*1)
貸倒引当金控除後
44,578,411
46,461,375
1,882,964
経済事業未収金
5,099,571
貸倒引当金(*2)
△ 225,895
貸倒引当金控除後
4,873,676
4,873,676
0
資産計
153,858,421,
155,760,257
1,901,836
貯金
152,819,876
152,804,482
△15,394
借入金(*3)
4,402,862
4,464,721
61,859
経済事業未払金
2,543,069
2,543,069
負債計
159,765,807
159,812,272
46,465
(*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。
(*2) 経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。
(*3) 借入金には共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。満期のある預金については、
期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と
して算定している。
② 有価証券及び外部出資
株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限
り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li
bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・
スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時
価に代わる金額として算定している。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金
額としている。
④ 経済事業未収金
経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金
額としている。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、期
間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在
価値を時価に代わる金額として算定している。
② 借入金及び設備借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていないこ
とから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・ス
ワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。
③ 経済事業未払金
経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報に含まれていな
い。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
6,991,311
合計
6,991,311
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、
時価開示の対象とはしていない。
(4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
1 年以内
5 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
91,968,831
預金
有価証券
その他有価証券のうち満期
10,800,000
があるもの
2,142,951
20,061,414
2,709,183
貸出金(*1,2,3)
8,728,603
6,043,704
4,807,463
経済事業未収金(*4)
2,631,457
670
123
合計
103,328,891
6,044,374
4,807,586
2,709,183
2,142,951
30,861,414
(*1) 貸出金のうち、当座貸越 2,773,516 千円については「1 年以内」に含めている。
(*2)貸出金のうち、3 ヶ月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 639,626 千円は償還の予定が見込まれないため、含
めていない。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 10,630 千円は償還日が特定できないため、含めていない。
(*4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,467,321 千円は償還の予定が見込まれな
いため、含めていない。
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(5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
1 年超
2 年超
3 年超
1 年以内
2 年以内
3 年以内
4 年以内
貯金(*1)
128,602,323
11,691,179
10,066,905
1,606,788
借入金(*2,3)
951,705
1,502,216
1,221,457
352,489
合計
129,554,028
13,193,395
11,288,362
1,959,277
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めている。
(*2)借入金には、共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。
(単位:千円)
4 年超
5 年以内
851,191
285,601
1,136,792
5 年超
1,490
537,110
538,600
第8.有価証券に関する注記
1.有価証券の時価・評価差額に関する事項
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。
(1) その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりである。
(単位:千円)
種類
取得原価又は償却原価
貸借対照表計上額
差額(*)
債券
貸借対照表計上額が取得原
国債
6,545,937
6,734,570
188,633
価 又 は 償 却 原 価 を 超 え る も 地方債
2,401,347
2,545,653
144,306
の
政府保証債
1,899,653
2,070,430
170,777
受益証券
1,000,000
1,086,850
86,850
合計
11,846,937
12,437,503
590,566
(*)なお、上記評価差額から繰延税金負債 162,996 千円を差し引いた額 427,570 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含ま
れている。
2.当年度中に売却した有価証券
(1) 当年度中に売却した満期保有目的の債券はない。
(2) 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりである。
(単位:千円)
売却額
売却益
売却損
国 債
7,988,460
355,071
地方債
599,469
50,236
社 債
100,000
88
合 計
8,687,929
405,395
3.当年度中に保有目的区分を変更した有価証券
当年度中において、保有目的が変更となった有価証券はない。
4.当年度中に減損処理を行った有価証券
当年度中において、減損処理を行った有価証券はない。
第9.退職給付に関する注記
1.退職給付に係る注記
(1) 採用している退職給付制度の概要
職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部に
充てるため JA 全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。
(2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
項
目
金
額
期首における退職給付債務
3,622,289
勤務費用
184,194
利息費用
29,819
数理計算上の差異の発生額
17,218
退職給付の支払額
(3)
△810,833
過去勤務費用の発生額
-
期末における退職給付債務
3,042,687
年金資産の期首残高と期末残高の調整表
項
目
金
期首における年金資産
1,206,426
期待運用収益
12,535
特定退職共済制度への拠出金
(4)
(単位:千円)
額
153,009
退職給付の支払額
△329,089
期末における年金資産
1,042,881
退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
(単位:千円)
項
目
金
額
退職給付債務
3,042,687
特定退職共済制度(注2)
△1,042,881
未積立退職給付債務
1,999,806
未認識過去勤務費用
△2,662
未認識数理計算上の差異
△17,983
貸借対照表計上額純額
1,979,161
退職給付引当金
1,979,161
(注2)確定給付型年金制度の場合は「確定給付型年金制度」と記載する。
- 55 -
(5)
退職給付費用及びその内訳項目の金額
項
目
(単位:千円)
額
金
勤務費用
184,194
利息費用
29,819
期待運用収益
△12,535
数理計算上の差異の費用処理額
3,882
過去勤務費用の費用処理額
2,662
小計
208,022
出向先より受け入れた退職給付費用
△4,169
合計
(6)
203,853
年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり(又は、年金資産の主な分類ごとの金額は、次のとおり)。
項
目
数 値 等
債券
80%
年金保険投資
17%
現金及び預金
3%
合計
(7)
(8)
100%
長期期待運用収益率の設定方法に関する記載
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現
在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項
項
目
数
値
等
割引率
0.82%
長期期待運用収益率
1.04%
数理計算上の差異の処理年数
10 年
過去勤務費用の処理年数
10 年
2.厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則
第 57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合
法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠
出した特例業務負担金 46,160 千円を含めて計上している。
なお、同組合より示された平成 27 年 3 月現在における平成 44 年3月までの特例業務負担金の将来見込額は、784,512 千円となっ
ている。
第 10.税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳
項
目
金
繰延税金資産
貸倒引当金超過額
退職給付引当金超過額
賞与引当金超過額
役員退職慰労引当金
未収収益否認額
繰越宅地等棚卸評価損額
債権直接償却否認額
減価償却繰入超過額
特例業務負担金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計(A)
繰延税金負債
資産除去債務に関する繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計(B)
繰延税金資産の純額(A)+(B)
⒉
(単位:千円)
額
―
101,250
546,248
43,766
19,571
9,083
11,353
7,771
148,158
216,525
8,213
1,111,938
△414,514
697,424
―
△3,751
△162,996
△166,747
530,677
法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因については、税引前当期損失であるため省略している。
- 56 -
第 11.賃貸等不動産に関する注記
当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供してしている。
また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次のとおりである。(単位:千円)
貸借対照表計上額
当期末の時価
前期末残高
当期増減額
当期末残高
1,025,627
△162,074
863,553
767,614
(注 1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。
(注 2)当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む)で
ある。
第 12.重要な後発事象に関する注記
(省
略)
第 13.その他の注記
当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで
資金を貸付けることを約する契約である。これらの契約に係る融資未実行残高は 21,704,413 千円である。
(9)連結剰余金計算書
科
(単位:千円)
目
25年度
26年度
(資本剰余金の部)
1
資本剰余金期首残高
3,451
3,451
2
資本剰余金増加高
0
0
3
資本剰余金減少高
0
0
4
資本剰余金期末残高
3,451
3,451
(利益剰余金の部)
1
利益剰余金期首残高
2
利益剰余金増加高
3
利益剰余金減少高
当期剰余金
配当金
4
利益剰余金期末残高
( 10) 連 結 ベ ー ス の リ ス ク 管 理 債 権 残 高
種 類
破綻先債権額
延滞債権額
3ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合 計
25年度
4,657,150
4,472,922
104,844
△1,538,122
99,414
△1,538,122
23,485
23,208
23,485
23,208
4,738,509
2,911,592
26年度
1,058
1,393,079
27,165
1,421,302
7,521
1,252,161
11,973
1,271,655
(単位:千円)
増 減
6,463
△ 140,918
△ 15,192
△ 149,647
(注) 1.破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない
ものとして未収利息を計上しなかった貸出金をいいます。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した
もの以外の貸出金をいいます。
3.3ヵ月以上延滞債権
元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しないもの
をいいます。
4.貸出条件緩和債権
債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者
に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。
(11) 連 結 ベ ース の 事 業 別 経 常 収 益 等
区 分
信 用 事 業
共 済 事 業
農 業 関 連 事 業
そ の 他 事 業
計
(単位:千円)
項 目
25年度
26年度
事業収益
1,817,955
2,082,001
経常利益
369,021
594,778
資産の額
148,280,367
150,680,840
事業収益
1,025,379
982,674
経常利益
119,900
227,815
資産の額
20,795
21,284
事業収益
13,792,226
13,302,298
経常利益
431,976
258,797
資産の額
8,749,498
6,724,958
事業収益
4,647,259
4,137,087
経常利益
△ 752,829
△ 783,905
資産の額
20,041,492
19,667,922
事業収益
21,282,819
20,504,060
経常利益
168,068
297,485
資産の額
177,092,152
177,095,004
(注)連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。
- 57 -
2.連結自己資本の充実の状況
◇ 連結自己資本比率の状況
平成 27 年 3 月末における連結自己資本比率は、12.81%となりました。連結自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○普通出資による資本調達額
項 目
発行主体
資本調達手段の種類
コア資本に係る基礎項目
に算入した額
内 容
唐津農業協同組合
普通出資
4,684百万円
(前年度4,728百万円)
当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、JAを中心に信用リスクやオペレーショナル・リス
クの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めてい
ます。
(1)自己資本の構成に関する事項
25年度
経過措置
による
不算入額
項 目
<コア資本に係る基礎項目> (1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本又は会員資本の額
うち、出資金の額及び資本準備金の額
うち、再評価積立金の額
うち、利益剰余金の額
うち、外部流出予定額(△)
うち、上記以外に該当するものの額
コア資本に算入される評価・換算差額等
うち、退職給付に係るものの額
コア資本に係る調整後少数株主持分の額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金及び相互援助積立金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
適格旧資本調達手段のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
うち、回転出資金の額
うち、上記以外に該当するものの額
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価格の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額
(イ)
<コア資本に係る調整項目> (2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額
うち、のれんに係るものの額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
適格引当金不足額
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
前払年金費用の額
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
特定項目に係る十パーセント基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額
(ロ)
<自己資本>
自己資本の額((イ)-(ロ))
(ハ)
<リスク・アセット等> (3)
信用リスク・アセットの額の合計額
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額の合計額
うち、無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
うち、繰延税金資産
うち、前払年金費用
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー(△)
うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの額
うち、上記以外に該当するものの額
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
信用リスク・アセット調整額
オペレーショナル・リスク相当額調整額
リスク・アセットの額の合計額
(ニ)
<自己資本比率>
自己資本比率((ハ)/(ニ))
(単 位: 千 円、 %)
26年度
経過措置
による
不算入額
9,375,952
4,731,576
4,738,508
△ 23,207
△ 70,925
100
85,666
85,666
-
7,470,915
4,687,763
2,911,691
△ 22,812
△ 105,727
100
85,837
85,837
-
-
-
1,347,770
1,181,264
10,809,488
8,738,116
-
109,390
109,390
181,646
-
20,152
20,152
74,559
94,711
10,809,488
8,643,405
58,368,313
△ 4,864,017
109,390
△ 8,150,100
2,995,045
181,646
8,735,055
67,103,368
59,155,733
△ 2,137,851
80,610
△ 5,433,400
2,916,701
298,235
8,495,138
67,650,871
16.11%
12.78%
80,610
80,610
298,235
-
(注)1. 農協法第 11 条の2第 1 項第 1 号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づき算出しています。
2. 当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の
簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3. 当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
- 58 -
(2)自己資本の充実度に関する事項
① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
信用リ スクアセッ ト
我 が国の中 央政府及び 中央銀行 向け
我 が国の地 方公共団体 向け
地 方公共団 体金融機構 向け
我 が国の政 府関係機関 向け
地 方三公社 向け
金 融機関及 び第一種金 融商品取 引業者向け
法 人等向け
中 小企業等 向け及び個 人向け
抵 当権付住 宅ローン
不 動産取得 等事業向け
三 ヵ月以上 延滞等
信 用保証協 会等保証付
共 済約款貸 付
出 資等
他 の金融機 関等の対象 資本調達 手段
特 定項目の うち調整項 目に算入 されないも
の
複 数の資産 を裏付とす る資産(所 謂ファンド)の
う ち、個々 の資産の把 握が困難 な資産
証 券化
経 過措置に よりリスク ・アセッ トの額に算
入 ・不算入 となるもの
上 記以外
標 準的手法 を適用する エクスポージャー別計
C VAリス ク相当額÷ 8%
中 央清算機 関関連エク スポージ ャー
信 用リスク ・アセット の額の合 計額
オペレー ショナル・ リスク
に対する 所要自己資 本の額
<基 礎的手法 >
所要 自己資本額 計
エクス ポー
ジャー の期末
残高
9,012,157
13,232,944
1,403,810
100,033
88,505,556
540,996
7,521,326
2,555,214
1,080,740
2,987,966
20,887,566
20,597
1,521,433
5,433,400
(単位:千円)
25年度
26年度
リ スク・ア 所要 自己資
エク スポー
リスク・ア 所 要自己資
セット額
本額
ジャー の期末
セット額
本額
a
b= a×4%
残高
a
b= a×4%
7,552,160
12,535,275
1,905,088
17,701,111
708,044
91,982,770 18,396,554
735,862
524,572
20,982
378,695
355,474
14,218
5,071,552
202,862
8,132,956
5,494,018
219,760
829,197
33,167
2,585,325
850,859
34,034
818,418
32,736
871,376
639,439
25,577
4,291,566
171,662
3,343,077
4,041,018
161,640
2,069,639
82,785
21,235,215
2,103,619
84,144
20,718
1,521,433
60,857
1,184,917
1,184,917
47,396
5,433,400
217,336
5,433,400 13,583,500
543,340
-
-
-
-
-
-
6,000
1,200
48
6,000
1,200
48
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
△ 2,137,852
△ 85,514
21,474,452 20,106,225
804,249
176,284,190 58,368,313
2,334,732
176,284,190 58,368,313
2,334,732
オペレーショナル・リスク相当額を
所要 自己資
8%で除 して得た 額
本額
a
b= a×4%
349,402
8,735,055
所要 自己資
リスク・アセット等(分母)計
本額
a
b= a×4%
67,103,369
2,684,135
15,947,209 14,642,987
585,719
173,114,181 59,155,733
2,366,229
173,114,181 59,155,733
2,366,229
オペレーショナル・リスク相当額を
所 要自己資
8%で除 して得た 額
本額
a
b= a×4%
339,806
8,495,138
所 要自己資
リスク・アセット等(分母)計
本額
a
b= a×4%
67,650,871
2,706,035
(注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額をエクスポージャーの種類ごとに記載し
ています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有
価証券等が該当します。
3.「三ヵ月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポー
ジャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になっ
たエクスポージャーのことです。
4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。
5.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入、不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本
に係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)及び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・ア
セットに算入したもの、不算入としたものが該当します。
6.「上記以外」には、貸出金、債券等を除く現金やその他の資産(固定資産等)が含まれています。
7.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク相当額 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)〉
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近 3 年間の合計額
÷ 8 %
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
(3)信用リスクに関する事項
当連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける信用リスク管理の方針及び手続等は
定めていません。JAの信用リスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.35)をご参照ください。
(注)単体の「自己資本の充実の状況」の項目に記載。
(4)信用リスク削減手法に関する事項
連結自己資本比率の算出にあって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」において定めています。信用リス
ク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリスク管理の方針及び手続に準じて行っています。JAのリスク管理の
方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.37)をご参照ください。
(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
(6)証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
(7)オペレーショナル・リスクに関する事項
連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAのリスク管理及びその手続に準じたリ
スク管理を行っています。また、関連会社については、これらに準じたリスク管理態勢を構築しています。JAのリスク
管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.35)をご参照ください。
(8)出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
連結グループにかかる出資等エクスポージャーに関するリスク管理は、子会社においてはJAのリスク管理及びその手
続に準じたリスク管理を行っています。また、関連会社についても、子会社に準じたリスク管理態勢を構築しています。
JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.38)をご参照ください。
(9)金利リスクに関する事項
連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方法により行っています。JAの金利
リスクの算定方法は、単体の開示内容(P.38)をご参照ください。
- 59 -
【JAの概要】
1.機構図
(平成 27 年 4 月 1 日現在)
2.役員構成(役員一覧)
役
員
代表理事組合長
代表理事副組合長
常務理事
常務理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
(平成 27 年 6 月末現在)
氏
才田 安俊
盛田 平
柴田 修身
本田 薫
𦚰山 晃
岩田 哲雄
峰 秀明
井本 好明
宮㟢 大昌
松本 俊治
堤 武彦
金丸 邦夫
武谷 道雄
谷口 雅文
浦田 常剛
宮崎 俊生
百武 信次
名
役
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
代表監事
常勤監事
監事
監事
監事
員外監事
員
3.組合員数
区 分
正組合員
個 人
法 人
准組合員
個 人
法 人
合 計
氏
名
市丸 茂喜
居石 好文
徳田 直
井上 英雄
渡邊 重隆
木場 善男
藤田 利博
森
傳一
大久保 敬司
青山 マユミ
金丸 菊枝
山﨑 善行
峯 政敬
吉田 富和
吉野 富夫
堀田 宗雄
松浦 伯武
(単位:人、団体)
25年度
26年度
6,072
6,055
17
10,758
10,366
392
16,830
- 60 -
5,934
5,917
17
11,038
10,656
382
16,972
増 減
△ 138
△ 138
0
280
290
△ 10
142
4.組合員組織の状況
組 織 名
生産組合連絡協議会
JAからつ女性部
JAからつ青年部
ハウスみかん部会
温州みかん連絡協議会
落葉果樹連絡協議会
中晩柑連絡協議会(清見部会)
中晩柑連絡協議会(デコポン部会)
中晩柑連絡協議会(ネーブル研究会)
中晩柑連絡協議会(甘香研究会)
中晩柑連絡協議会(レモン研究会)
中晩柑連絡協議会(天草研究会)
中晩柑連絡協議会(すだち部会)
いちご部会
ねぎ部会
きゅうり部会
トマト部会
茶業部会
たまねぎ部会
ほうれん草部会
なす部会
花卉部会
唐津うまかもん市場直売部会
酪農部会
肥育牛部会
からつ和牛改良組合
養豚部会
養鶏部会
上場果樹部会
呼子甘夏研究会
唐津梨部会
キウイフルーツ部会
モモ研究会
佐賀松浦すもも部会
唐津東部地区ぶどう部会
ぶどう研究会(中央地区)
柿研究会
津の輝研究会
七山花部会
鳥巣花部会
木の芽研究会
相知町椎茸研究会
七山ワサビ研究会
メロン研究会
馬鈴薯部会(西部地区)
馬鈴薯部会(中央地区)
モロヘイヤ部会
佐賀松浦アスパラ部会
松浦東部アスパラ研究会
七山七福生姜部会
キャベツ部会
唐津地区自然薯部会
佐賀松浦高菜研究会
たかな部会
ジャンボにんにく研究会
にんにく部会
南瓜部会
プチヴェール研究会
アイスプラント研究会
ゴーヤ研究会
佐賀松浦菜花研究会
逢地の里利用運営協議会
直販部会(中央地区)
西部直販部会
代表者氏名
長野 幸三郎
原 ひろ子
井上 和昭
中島 直
松本 長喜
内山 一利
尾崎 清和
田中 義則
鬼木 龍雄
有馬 正博
青木 聡英
佐々木 秀光
原口 祐貴
松尾 昭久
田中 保宏
中村 秀彦
岡崎 猛敏
岡本 富生
寺田 孝雄
平形 武道
居石 司
渡辺 義久
鬼塚 茂樹
松本 秀喜
前田 勇人
森 和生
山中 真二
堤 誠
松本 長喜
杉 寿
川添 好一
吉原 栄治
鶴田 堅市
小松 幹男
脇山 敏弘
脇山 一男
尾崎 隆博
鬼木 俊作
盛田 智孝
吉原 将幸
加唐 一夫
原 二三夫 諸熊 岩雄
鶴田 敏美
中尾 善幸
浦田 浩
井上 健三
諸岡 敏夫
志田原 新
吉村 正秋
吉田 鶴雄
手島 益男
古田 泰治
井上 錦治
牛草 茂蔵
平川 義成
吉村 素明
城 昇三郎
米倉 博幸
脇山 淳
岸川 徳美
峯 憲昭
峰 サエミ
杉 忠勝
- 61 -
(平成27年3月31日現在)
構成員数(名)
5,583
1,561
505
182
288
159
94
146
4
87
9
16
34
307
69
68
34
59
276
12
53
72
597
22
47
208
8
1
126
13
12
77
6
18
14
7
4
10
12
10
9
17
15
2
40
4
11
18
15
8
27
22
10
23
11
22
10
8
1
9
13
220
287
130
5.特定信用事業代理業者の状況
区
(平成 27 年 3 月末現在)
分
氏名又は名称(商号)
主たる事務所の所在地
-
-
特定信用事業代理業者
代理業を営む営業所又は事
業所の所在地
-
6.地区一覧
(平成 27 年 4 月末現在)
佐賀県唐津市
487.48 ㎢
佐賀県東松浦郡玄海町
- 62 -
36.01 ㎢
7.沿革・あゆみ
JAからつは、平成18年 4月に唐津市、松浦東部、佐賀松浦、上場の4JAが合併し誕生しました。
管内は、佐賀県北西部に位置し、玄界灘に面して東松浦半島と糸島半島に挟まれた唐津湾に注ぐ松浦川の河口一帯
を市域とし、日本三大松原の1つ「虹ノ松原」や唐津神社の秋季例祭「唐津くんち」などで知られる唐津市と、リア
ス式の美しい海岸線が玄海国定公園の一部を成している玄海町の一市一町で構成されており、総土地面積は県土の約
21%を占めています。
また温暖な気候に恵まれ、ハウスみかん、いちご、小葱、玉ねぎ、米、トマト、梨、畜産(肥育牛・肉用牛・乳牛
・豚)、葉たばこ、お茶など、数多くの農畜産物が生産されています。
JAからつ設立までの歩み
平成16年 4月 7日 唐松地区JA合併研究会の発足
平成16年 6月
第1回 集落座談会
平成16年10月26日 第2回 唐松地区JA合併研究会
平成16年11月
第2回 集落座談会
平成17年 1月11日 唐松地区JA合併推進協議会の発足
平成17年 6月
第3回 集落座談会
平成17年 6月20日 第2回 唐松地区JA合併推進協議会
平成17年 9月
合併総代会事前説明会
平成17年11月 8日 合併予備契約調印
平成17年11月 9日 第3回 唐松地区JA合併推進協議会
平成17年11月15日 合併臨時総代会
平成17年11月16日 設立委員会の発足
平成17年12月13日 第2回 設立委員会
平成17年12月27日 第3回 設立委員会
平成18年 1月14日 第4回 設立委員会
平成18年 2月 3日 第5回 設立委員会
平成18年 2月24日 役員就任予定者会議(第1回理事会・監事会)
平成18年 2月27日 第6回 設立委員会
平成18年 4月 1日 唐津農業協同組合の発足
JAからつ設立からの歩み
平成18年 6月27日 第1回 臨時総代会
平成18年11月18日 第2回 臨時総代会
平成19年 1月24日 第3回 臨時総代会
平成19年 6月27日 第 1 回 通常総代会
平成20年 6月27日 第2回 通常総代会
平成20年12月15日 第4回 臨時総代会
平成21年 6月29日 第3回 通常総代会
平成22年 1月27日 第5回 臨時総代会
平成22年 6月28日 第4回 通常総代会
平成23年 6月27日 第5回 通常総代会
平成23年 6月27日 第6回 通常総代会
平成25年 1月28日 第6回 臨時総代会
平成25年 6月26日 第7回 通常総代会
平成26年 6月26日 第8回 通常総代会
平成26年 9月16日 第7回 臨時総代会
平成27年 4月20日 第8回 臨時総代会
平成27年 6月26日 第9回 通常総代会
8.店舗等のご案内
(平成 27 年 4 月末現在)
店舗及び
事務所名
本所
〒849-5193
唐津市浜玉町浜崎 598 番地1
(0955)70-5222
鏡山支所
〒847-0031
唐津市原 7 番地 4
(0955)77-0111
山本支所
唐津支所
湊支所
北波多支所
Aコープ支所
唐津中央支所
〒847-0002
〒847-0824
〒847-0133
〒847-1201
〒847-0817
〒847-0011
唐津市山本桑木鶴 1390 番地
唐津市神田 2250 番地 1
唐津市湊町 780 番地 1
唐津市北波多徳須恵 1178 番地 1
唐津市熊原町 3102 番地 3
唐津市栄町 2569 番地 1
(0955)78-0001
(0955)73-6231
(0955)79-1122
(0955)64-3131
(0955)74-5377
(0955)73-6211
浜崎支所
〒849-5131
唐津市浜玉町浜崎 758 番地
(0955)56-8115
東部支所
七山支所
相知支所
厳木支所
切木支所
西部支所
有浦支所
値賀支所
〒849-5102
〒847-1105
〒849-3293
〒849-3112
〒847-1501
〒847-1526
〒847-1421
〒847-1441
唐津市浜玉町五反田 982 番地 1
唐津市七山仁部 1 番地 3
唐津市相知町中山 3523 番地 1
唐津市厳木町中島 1449 番地
唐津市肥前町切木乙 471 番地 4
唐津市肥前町入野甲 1954 番地
東松浦郡玄海町大字諸浦 310 番地 1
東松浦郡玄海町大字今村 6367 番地
(0955)56-6711
(0955)58-3111
(0955)62-2012
(0955)63-3121
(0955)53-2011
(0955)54-1121
(0955)52-2511
(0955)52-6411
うわば北支所
〒847-0322
唐津市鎮西町打上 3281 番地 2
(0955)82-3914
住 所
(店舗外ATM設置台数
電話番号
10 台)
- 63 -
ATM 設置台数
1
1
1
1
台
台
台
台
(支所)
(唐津うまかもん市場)
(古代の森会館)
(A コープ やまもと)
1
1
2
1
1
1
台
台
台
台
台
台
(支所)
(支所)
(A コープ からつ)
(支所)
(支所)
(A コープ 虹の松原)
1 台 (支所)
1 台 (支所)
1 台 (支所)
1 台 (A コープ はぴる)
1 台 (A コープ 有浦)
1 台 (支所)
1 台 (西部営農センター)
1 台 (呼子)
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