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唐津農業協同組合(愛称:JAからつ) 本 目 所:佐賀県唐津市浜玉町浜崎 598 番地 1 TEL:0955-70-5222 FAX:0955-70-5259 次 ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( 1) 1.経営理念 2.経営方針 3.経営管理体制 4.事業の概況(平成 26 年度) 5.事業活動のトピックス(平成 26 年度) 6.農業振興活動 7.地域貢献情報 ●地域の皆様のために ●組合員数、出資金の状況 8.リスク管理の状況 9.自己資本の状況 10.主な事業の内容 【経営資料】 Ⅰ 決算の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (10) 1.貸借対照表 2.損益計算書 3.注記表(H25)(H26) 4.剰余金処分計算書 5.部門別損益計算書(H25)(H26) 6.財務諸表の正確性等にかかる確認 Ⅱ 損益の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (27) 1.直近の5事業年度における主要な経営指標 2.利益総括表 3.資金運用収支の内訳 4.受取・支払利息の増減額 Ⅲ 事業の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (28) 1.信用事業 (1)貯金に関する指標 ① 科目別貯金平均残高 ② 定期貯金残高 (2)貸出金等に関する指標 ① 科目別貸出金平均残高 ② 貸出金の金利条件別内訳残高 ③ 貸出金の担保別内訳残高 ④ 債務保証の担保別内訳残高 ⑤ 貸出金の使途別内訳残高 ⑥ 貸出金の業種別残高 ⑦ 主要な農業関係の貸出金残高 ⑧ リスク管理債権の状況 ⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況 ⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク 管理債権の状況 ⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ⑫ 貸出金償却の額 (3)内国為替取扱実績 (4)有価証券に関する指標 ① 種類別有価証券平均残高 ② 商品有価証券種類別平均残高 ③ 有価証券残存期間別残高 (5)有価証券等の時価情報等 ① 有価証券の時価情報 ② 金銭の信託の時価情報 ③ 金融先物取引等、金融等デリバティブ取引、有価証券店頭 デリバティブ取引 2.共済取扱実績 (1)長期共済新契約高・長期共済保有高 (2)医療系共済の入院共済金額保有高 (3)年金共済の年金保有高 (4)短期共済新契約高 3.購買事業取扱実績 6.指導事業 4.販売事業取扱実績 7.加工事業取扱実績 5.倉庫事業取扱実績 8.利用事業取扱実績 Ⅳ 経営諸指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (33) 1.利益率 2.貯貸率・貯証率 Ⅴ 自己資本の充実の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・ (34) 1.自己資本の構成に関する事項 2.自己資本の充実度に関する事項 3.信用リスクに関する事項 4.信用リスク削減手法に関する事項 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに 関する事項 6.証券化エクスポージャーに関する事項 7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 8.金利リスクに関する事項 Ⅵ 連結情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (39) 1.グループの概況 (1)グループの事業系統図 (2)子会社等の状況 (3)連結事業概況 (4)最近5年間の連結ベースの主要な経営指標 (5)連結貸借対照表 (6)連結損益計算書 (7)連結キャッシュ・フロー計算書 (8)連結注記表(H25)(H26) (9)連結剰余金計算書 (10)連結ベースのリスク管理債権残高 (11)連結ベースの事業別経常収益等 2.連結自己資本の充実の状況 (1)自己資本の構成に関する事項 (2)自己資本の充実度に関する事項 (3)信用リスクに関する事項 (4)信用リスク削減手法に関する事項 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに 関する事項 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 (7)オペレーショナル・リスクに関する事項 (8)出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 (9)金利リスクに関する事項 【JAの概要】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (60) 1.機構図 2.役員構成(役員一覧) 3.組合員数 4.組合員組織の状況 5.特定信用事業代理業者の状況 6.地区一覧 7.沿革・あゆみ 8.店舗等のご案内 ごあいさつ はじめに、農業・農協を取り巻く諸情勢の中でTPP交渉が大詰めを迎えており、農業・農協の使命である 国民の「食の安全・安心」の確保と「食と暮らし・いのち」を守るために、断固反対の運動を粘り強く展開して行 かなければなりません。 加えて、政府・与党は、JA改革を断行しようと農協法改正を実施すべく、①農業の成長産業化を図る②農 業協同組合等の目的の明確化③事業の執行体制の強化④株式会社等への組織変更規定の整備⑤農業協同組合中央会の 廃止等⑥その他農業関係団体等への措置を打ち出し国会論議が始まりました。 これからは、JA各々が自らの判断と責任で経営を行うとされ、更に厳しい条件のもとでの経営を強いられていくものと思われま す。 そうしたなか、昨年 9 月 16 日に開催しました臨時総代会において、生産農協としての誇りと農業振興の維持強化を実現する ため、「経営基盤強化基本計画」の承認をいただき、支所機能・体制の整備、経済事業並びに指導事業等の改革を実践し、 「第三次総合 3 ヶ年計画(マスタープラン 2014)」の基本目標の「次世代につなぐ協同」の実践に併せて取り組んでいるところで あります。 また、本年 4 月 20 日の臨時総代会において当JAが直面している経営の課題について、特別積立金の取り崩しにより対策を 講じ、課題を将来に先送りしないという方針のもと、組合員皆様の理解と承認を受けたところであります。 なお、経営基盤強化基本計画の実践と併せて実施することで、より効果を発揮するものと確信し、役職員一丸となって取り組 んでまいりますのでご指導ご協力をお願い申し上げます。 本年は合併 10 周年目を迎え節目の年であります。これまでも組合員皆様にとって合併の効果を実感していただけるように、 農業・JAを取り巻く環境の変化に対応し改革を進めて参りました。今後も降り注ぐ諸問題に対応しつつ組合員皆様のご利用に 対するメリット還元に最大限努めて参る所存でございます。 本日の総代会は、平成 26 年度の取り組み実績、今後 1 年間の計画を提案いたしますのでよろしくご審議頂きますようお願 い申し上げましてご挨拶といたします。 平成 27 年 7 月 唐津農業協同組合 代表理事組合長 1.経営理念 全ての事業及び活動の原点である基本理念を次のように定めています。 地域との共生、安全・安心で求められる農畜産物の提供を基本に「高生産」「高収益」「高信頼」「高満足」「高奉仕」 を目指し、期待と信頼されるJAからつの実現を図ります。 1.高生産 消費者のニーズに対応した責任ある食料供給産地として、JAからつの営農支援活動を通じて、飛躍的な高 生産体制を目指します。 2.高収益 販売力の強化により有利販売、事業の効率化による農業コストの削減により「農家の利益を最優先した高収 益(所得)農業」の育成を目指します。 3.高信頼 安全・安心な農産物の提供、多様化するネット社会の情報管理、法令遵守の企業風土の醸成など、信頼され るJAからつを目指します。 4.高満足 組合員・利用者の皆様の様々な要望・意見・希望を事業・組織・運営に反映されるシステムを構築し、組合 員・利用者の皆様が満足され、身近に感じられるJAからつを目指します。 5.高奉仕 「本物のサービスとは何か」を求め、組合員・利用者の皆様に対し、日頃の事業活動を通じて、すべての分 野で支援できる「人にやさしい」「愛される」JAからつを目指します。 - 1 - 2.経営方針 また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務 昨今の農業情勢を取り巻く環境は、農業従事者の減少や高齢化 執行全般の監査を行っています。 の進行により農業労働性の低下が懸念されています。 信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協 農畜産物価格も長期化するデフレ経済等の影響を受け、低迷し ている状況にあり、加えて生産資材の高騰等、農家経済を圧迫す 同組合法第30 条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、 る要因が多く農業経営の継続自体が危ぶまれる状況にあります。 ガバナンスの強化を図っている。さらに、理事会の活性化と業 また、日本農業・経済に留まらず我が国の将来を左右し、食と 務執行の硬直化を防ぐため、役員の定年制を採用しています。 安心安全を脅かす「TPP交渉参加」については、全国のJAと 連携して断固反対運動を展開していかなければなりません。 4.事業の概況(平成 26 年度) JAを取り巻く情勢は、長期化する景気低迷や産地間競争の激 平成 26 年度の農畜産物販売高は、259 億 7 千万円(前年比 101 化等による農畜産物の価格低迷、生産資材等の高止まりによる農 %)と前年を上回ることができました。なかでも畜産部門の仔牛 業生産性の低下等、農家経営は厳しい状況が続いています。 ・肉牛・子豚・肉豚ともに販売頭数では前年を下回ったものの、 価格の高値水準により、販売高で前年を上回り畜産全体で前年比 さらに、政府は「規制改革実施計画」を閣議決定し農協系統組 102.2%となりました。 織に自己改革を求め、これを受けJAグループは、「農業所得増 大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を目標とする「JAグ また、野菜部門でも同様にイチゴ・玉葱の出荷数量は減少した ループにおける自己改革」が決定されたが、昨年の解散総選挙で ものの、高値により野菜全体の前年比 103.7%の牽引となりました。 その反面、米の価格下落は大きく、販売高で前年比 83.7%とな の自民党圧勝を受け更なる改革が求められると予想されます。 り稲作生産者へ打撃を与えることとなりました。 また、JAの経営基盤は、正組合員数の減少や高齢化等による 労働力不足など耕作放棄地の増加による栽培面積の減少、民間企 直販部門の「唐津うまかもん市場」「逢地の里」の販売高は、 業との競争激化等によるJAの組織・事業基盤の弱体化や組織結 18 億 3 千万円(前年比 106%)を計上するまでになりました。そ 集力の低下が依然として続いています。 のことは、唐津・玄海地区の農畜産物の情報発信基地として定着 したことを意味し、「食の安全・安心」の提供はもとより、更な 今後は、さらにJA経営は厳しさを増すことが予測されること る「地産・地消」を進めることができました。 から、組合員の生活と営農を守るためにJA経営を健全に継続す 経済部門では、前年度末の消費税引き上げ前の需要の影響が大 る事が必要であり、早急に経営改革に取り組まなければなりませ きく、供給高前年比 88.3%と苦戦を強いられることとなりました。 ん。 そのために、昨年 9 月の臨時総代会にて経営基盤強化基本計画 財務状況では、第 3 次増資計画(2 年目)に基づき、特定組合 の「支所再編」「経済事業改革」「指導事業改革」「人件費の抑 員利用施設の特別増資と一般増資による自己資本の増強を行い、 制」「総合的リスクマネジメント経営の取り組み」の改革の五本 期末残高で計画を上回ることができました。 柱として、第三次総合 3 ヶ年計画「マスタープラン 2014」の基本 不良債権処理においては債権回収に取り組み、延滞債権で前年 目標の「次世代につなぐ協同」の実践に向けた 3 つの戦略(農業 比 1 億 5 千万円の減少により、不良債権比率で目標の 2.6%には づくり・くらしづくり・JAづくり)を実践し、組合員組織の再 届かなかったものの、前年比 0.3%減の 2.8%となりました。 また、リスク管理体制を強化するため法令遵守体制の確立と内 構築・経営基盤の強化を図り、次世代に託せるJAからつを目指 し平成 27 年度は、農業振興対策事業による支援と農業所得向上 部統制行動計画の実践報告を受け不祥事再発防止策進捗状況の確 を基本方針としながら、経済事業改革及び支所機能の再構築等に 認検証を行うと同時に、コンプライアンス委員会の開催及び定期 よる財務収支の改善を図るため、次の事項を重点項目として取り 的な研修会の開催等、役員が先頭に立ったコンプライアンス・プ 組みます。 ログラムの実践に取り組みました。 経営改革では、強いJA経営を展開するために「経営基盤強化 ◇ 平成 27 年度 基本計画」を策定し、昨年 9 月に開催した臨時総代会において承 重点取り組み事項 ①持続可能な農業の実現をめざし、積極的な営農指導の取り組み 認を受け、支所機能・体制の整備と経済事業等の改革並びに総合 ②経営改革の実践による事業継続と経営基盤の強化への取り組み 的リスクマネジメント経営への取り組みを実践しました。 ③JA の総合機能を発揮した地域づくり・組織づくりへの取り組み また、本年 4 月 20 日に開催した臨時総代会においては、JA ④農業メインバンク機能強化による地域農業の振興への取り組み 改革や経営環境変化を見据え「特別積立金取り崩し」の承認を頂 ⑤総合リスクマネジメント経営による収益性・健全性の向上 き、平成 26 年度決算において将来にわたる健全経営の実現と地 ⑥出向く体制による事業展開(営農指導・経済・金融・共済) 域農業振興を図る観点から、当JAが今後想定する課題解決のた めの抜本的な処理を行いました。 3.経営管理体制 この結果、収支面では共済事業および経済事業が前年を下回る なか、信用事業で前年比 115.3%を計上し、人件費等の事業管理費 ◇経営執行体制〔理事会制度〕 当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員 の削減により事業利益の段階では、約 81 百万円増の 1 億 27 百万 の代表者で構成される「総代会」の決定事項を踏まえ、総代会 円を計上し、出資配当 0.5%の提案を行う事ができました。これも において選出された理事により構成される「理事会」が業務執 組合員皆様のご利用・ご理解による農協運動に取り組んだ成果で 行を行っています。 あります。 - 2 - 5.事業活動のトピックス(平成 25 年度) 4月 2 畜魂祭 6 中晩柑「清見」出荷ピーク 8 ハウスみかん全体研修会 9 (株)唐津中央青果市場創立記念祝賀会 16 第 9 回女性部通常総代会 19 特別本醸造酒「唐津」発売 22 小学校に食農教材本贈呈 23 第 26 回うまかねぎ部会通常総会 25 第 9 回肥育牛部会通常総会 30 ハウスみかん初出荷 5月 2 第 9 回肥育牛部会青年部通常総会 3 早生タマネギ収穫ピーク 8 第 8 回青年部通常総会 11 茶摘み体験ツアー 14 TPP 緊急国民集会 23 第 9 回酪農部会通常総会 23~25 唐津うまかもん市場 4 周年創業祭 26 第 7 回茶業部会通常総会 27 第 7 回和牛改良組合通常総会 31~1 夏季総合展示会(下場地区) 6月 5 子牛プロジェクトによる牛舎巡回 7~8 夏季総合展示会(上場地区) 14 金融部ふれあい農業体験 14 ジャンボニンニク収穫ピーク 18 スモモ品評会 20 第 9 回農政協議会唐津支部総会 21 あぐり親子スクール開校 24 梨「幸水」出荷スタート 26 第 8 回 JA からつ通常総代会 29~30 国際銘茶品評会銀賞受賞 7月 8 第 8 回ハウスみかん果実品評会 10 ハウスみかんトップセールス 14 からつ和牛改良組合全体会議 15 唐津地区自然薯部会通常総会 18 逢地の里出荷者全体会議 18 唐津南高校生による黒毛和牛販売 27 唐津地区苺部会レディース研修会 27 山本斎場オープン 27 肥育牛部会全体研修会 30 呼子第一発電所売電スタート 8月 1 JA―SS 美化コンクール 7 JA 佐賀県青協リーダー養成研修会 8 女性部フレッシュミズ向け講座 11 七山七福生姜野菜ソムリエサミット受賞 21~22 世界緑茶コンテスト金賞受賞 22 コシヒカリ初検査 23 東西松浦地区 JA 親睦大会 23 あぐり親子スクール 25~5 農林中央金庫職員研修 31 グリーンハウスミカン出荷ピーク 9月 2 女性部リーダー研修会 6 博多阪急にて農産物 PR 6 青年部手作り看板&T シャツコンクール 6~7 夢工房からつショールーム秋の合同感謝祭 7 共済部アンパンマン交通安全キャラバン 7 SS ドライブウェイサービスコンテスト 10 JA 共済書道コンクール審査会 16 JA からつ臨時総代会 17 第 8 回 JA からつ畜産共進会 21 新嘗祭献上抜穂式 10 月 2 年金友の会佐賀県大会 2 女性部「きらきら講座」 3 第 10 回全日本牛枝肉コンクール 8 温州みかん目揃え会 15 ゆめさが大学にて「からつ茶」講義 17 ハウスみかん青年部総会 18 コープさが生協稲刈り交流会 19 唐津お魚まつりでの農産物 PR 24 温州みかん「うまか美人」品評会 25 燃料事業全体研修会 11 月 1~2 佐賀牛カップサッカー大会 8~9 秋冬期電化ショー(上場地区) 15 金融部ふれあい芋掘り感謝祭 15~16 秋冬期電化ショー(下場地区) 20 さがほのか出荷スタート 22~23 逢地の里秋の収穫感謝祭 25 児童にお茶の入れ方教室(茶業部会青年部) 27 第 4 回唐津うまかもん市場直販部会通常総代会 27 小学校へうがい茶葉提供 29~30 2014JA からつ農業まつり 12 月 3 佐賀牛 30 周年記念佐賀牛生体共進会 4 第 9 回肥育牛部会青年部肉牛枝肉共励会 6 第 9 回からつ産素牛枝肉共励会 10 女性部小町スクール 12 第 62 回佐賀牛枝肉共励会(大阪) 18 中晩柑「せとか」収穫スタート 19 無加温デコポン出荷スタート 20 女性部あぐり親子スクール閉校式 22 肥育牛部会全体研修会 28~31 唐津うまかもん市場歳末大感謝祭 1月 2 年頭業務安全祈願祭 6 農業機械・自動車初荷パレード出陣式 17 第 9 回女性部大会・家の光大会 20 ハウスみかん経営向上検討会 20 さがほのか収穫ピーク 20~21 JA 九青協農業経営対策研修会 23 急速充電器設置(唐津うまかもん市場) 25 茶殻スコーン作り(北波多製茶工場) 27 さがほのか・デコポントップセールス 31 金融部窓口ロールプレイング大会 2月 3 はまさき初選果 4~8 2015 さが農業まつり 10 女性部小町スクール 10 佐賀県茶業振興大会 12 アスパラガス収穫スタート 13~14 うわば資材センター感謝祭 19~21 2015 麗宝展・夢工房スプリングフェア 22 浜玉町内一周駅伝 25 上場選果場柑橘貯蔵施設落成式 26 スーパーファーマーの会 3月 1 瓜ヶ坂集落子牛販売高 1 億円突破記念祝賀会 2 太陽光発電システム設置竣工式 7~8 最新振袖レンタル予約会 10 肥育牛部会全体飼養管理研修会 17 新採用職員入組式 19 移動金融店舗車安全祈願祭 25 きゅうり部会総代会 26 肥育牛部会青年部牛舎巡回 26~27 三組織合同 JA 問題検討会 30 唐津地区茶業部会通常総会 - 3 - 6.農業振興活動 ② 制度融資取扱い状況 国内経済は、アベノミクスによる大胆な財政出動や円安の影響に ・農業近代化資金 ・農業経営負担軽減支援資金・大家畜経営改 より一部の大手企業は業績を回復しましたが、勤労世帯の実質収入 善支援資金・農業経営改善支援資金 ・経営体育成強化資金 は昨年 10 月から前年割れが続き、4 月に実施された消費税の増税に ・農業経営基盤強化資金・中山間地域活性化資金 より、消費支出は前年を下回る月が続き消費者の購買意欲の低下を ③ 融資商品 招いています。 ・総合口座カードローン ・クローバーローン ・住宅ローン 農業政策においては、平成 30 年を目途に生産調整を廃止する方針 ・賃貸住宅ローン ・自動車ローン ・農機ローン が決定し、行政配分に頼らない生産調整を行うとされました。農林 ・購買ロー ン ・教育ローン ・営農ローン ・定積ローン 水産業・地域の活力創造プランが決定したことで、わが国の食料・ ・アグリマイティー資金 ・フリーローン 農業・農村の将来は極めて重要な局面を迎えており、農政協議会で ※ 融資商品の詳細については(P. 7)に記載しています。 はTPP交渉の断固阻止に向けた運動を実施しました。そのような (3) 文化活動・社会貢献に関する事項 中、平成 26 年度は第三次農業振興対策の 2 年目で、7 千 6 百万円を ① 文化的・社会的貢献に関する事項 予算化し、特産 6 百万円、園芸 10 百万円、果樹 25 百万円、畜産 35 ・学校給食への地元農産物の提供 百万円で収益性の高い農業の実現による魅力ある農業振興に努めま ・地域の清掃活動への参加(海岸清掃、河川清掃、周辺の清掃) した。 ・地域各種行事への参加、産業祭等への運営費助成・協賛 平成 26 年産米は、日照時間が多く好天であったことから分けつの ・税理士による無料税務相談会の開催、各種の税務相談 発生も順調でしたが、7 月以降の断続的な降雨、日照不足により収量 ・子供向け雑誌「ちゃぐりん」(食育・農業教育雑誌)の学校 は平年を下回り、最終的な作況指数は 94「やや不良」(佐賀県全体 への無料配布と「ちゃぐりんフェスタ」の開催 の作況指数は 92)となりました。また、日本穀物検定協会主催によ ・女性部による環境を守る活動として「買物バッグ持参運動」「ア る米食味ランキングにおいて、「さがびより」が 5 年連続、「コシ ルミ缶やトレー回収によるリサイクル運動」「再生紙利用のト ヒカリ」が 2 年連続で「特A」にランク付けされました。麦につい イレ用紙普及」の実践 ては、反収(上麦)が 47 ㎏増加し、上麦率も 5%上昇しました。 ・各種災害等への被災者支援(募金・農産物提供) 施設果樹では、最大需要期の品質劣化(腐敗果等)をなくすため ・人的交流、地域振興などによる地域行事への参加(スポーツ の生産指導を強化し、一定の成果を残すことが出来ました。露地栽 大会、地区行事、祭りごとなど) 培では、マルチ被覆の拡大推進を行いました。前半の生育は、順調 ・各種農業関連イベント(JA農業まつり)や地域活動への協 であったが、夏季の天候不順で下位等級品(糖度不足)が多く発生 賛・後援(町産業まつり) し、販売苦戦となりました。 ・地産地消に向けた地域農業の振興による農産物のPR と消費推 施設野菜では、適期定植による厳寒期の数量減及び出荷の波の是 進活動 正解消を図った結果、10a当たりでは前年を上回る実績を残しまし ・クールビズ対応による夏季の節電実施 た。露地野菜では、市場ロット拡大による有利販売実践のため、各 ② 利用者ネットワーク化への取り組み 地区における販売要領統一に向けた協議を開始し、立地条件を生か ・「ふたば会」「オレンジの会」による高齢者への生活援助活 した栽培を拡大するため、品種選定・試験栽培を行いました。 動(高齢者の助け合い組織) 畜産は、長引く畜産物取引価格の低迷・生産コストの上昇に伴い、 ・年金友の会への活動助成(総会・ゲートボール大会・グラウ 国内畜産物生産量の減少により、国内畜産物取引価格は上昇しまし ンドゴルフ大会の開催等) た。一方で、輸入畜産物についても、現地生産コストの上昇による ③ 情報提供活動 輸入畜産物の高値、湾岸労使交渉等の遅れによる輸入量の減少がみ ・組合員だより(JA広報誌)毎月発行 られ、各部会を中心に生産性向上を目指した全体研修会の開催・防 ・からつぴーぷる放送を利用したJAからつ情報番組の放送 疫対策指導、農家所得向上のための各共励会参加・開催をし、畜産 ・ホームページを利用した組合員等利用者への情報提供 物有利販売に努めました。 (4)地域密着型金融への取り組み ① 農業者等の経営支援に関する取組み方針 ② 農業者等の経営支援に関する態勢整備 7.地域貢献情報 ③ 農山漁村等地域活性化のための融資を始めとする支援 ●地域の皆様のために ・担い手金融担当部署の設置 当組合は、唐津市および東松浦郡玄海町を事業区域として、農業 ・担い手向け資金の導入 者を中心とした地域住民の方々が組合員となって、相互扶助(お互 ・農業融資に係る実態調査・分析を踏まえた資金手法・サービ いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の理念として運 スの提供 営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関 ・生産者と消費者をつなげる場の設定 です。当組合の資金は、その大半が組合員の皆様などからお預かり ・担い手に対する農業経営診断及び助言の強化 した、大切な財産である「貯金」を源泉としています。当組合では ・農業者と流通業者、外食業者及び加工業者とのビジネスマッ 資金を必要とする組合員の皆様方や、地方公共団体などにもご利用 チングの検討 いただいています。 ・輸出支援 当組合は、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社 ④ ライフサイクルに応じた担い手支援 会の実現に向けて、事業活動を展開しています。 ・経営不振農家に対するコンサルティング また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供 ・産学官の連携 するだけでなく、地域の協同組合として、農業や助け合いを通じた ・国又は地方公共団体との連携による農業施策の活用 社会貢献に努めています。 ・地域の情報ネットワークを活用しつつ、法務、財務、税務等 ●組合員数、出資金の状況 (単位:人、千円) の外部専門家と連携した取組・検討 ・全国の農業情勢等に係るレポートの作成、配布 組合員数 出資金 ⑤ 経営の将来性を見極める融資手法を始め担い手に適した資金供 正組合員 5,934 4,075,075 給手法の取り組み 准組合員 11,038 503,510 ・負債整理資金の提供による償還負担の軽減 計 16,972 4,578,585 ・ABL(動産・債権担保融資)等の活用 (1) 資金調達の状況 ⑥ 農山漁村等地域の情報集積を活用した持続可能な農山漁村等地 ① 貯金及び定期積金残高 (単位:千円) 域への貢献 ・農山漁村等地域全体を展望したビジョン策定への支援 組 合 員 等 112,639,329 ・農山漁村等地域の情報ネットワークを活用しつつ、法務、財 地 方 公 共 団 体 等 8,847,276 務、税務等の外部専門家と連携した取組・検討 そ の 他 31,610,163 ・国、地方公共団体との連携による農業施策等の活用 ・農山漁村等地域を担う農業者以外の若年層や高齢者に対する ② 貯金商品:・総合口座 ・普通貯金 ・スーパー貯蓄貯金 農業に関する理解促進 ・期日指定定期 ・スーパー定期 ・大口定期貯金 ・多重債務者問題への対応(相談機能を活かした予防策、目的 ・変動金利定期貯金 ・定期積金 ・当座貯金 ・納税準備貯金 別ローン等の活用) ・通知貯金 ・一般財形貯金 ・財形年金貯金 ・財形住宅貯金 ・女性や高齢者の携わる農産物加工直売所への支援 ・据置定期貯金 ※ 貯金商品の詳細は(P. 6)に記載しています。 8.リスク管理の状況 (2) 資金供給の状況 ◇リスク管理体制 ① 貸出金残高 (単位:千円) 〔リスク管理基本方針〕 組 合 員 等 32,922,980 組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくため には、より健全性の高い経営を確保し、信頼性を高めていくこと 地 方 公 共 団 体 等 10,122,242 が重要です。 そ の 他 1,843,048 - 4 - ⑥ システムリスク管理 このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリス システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤 クに適切に対応すべく「リスク管理基本方針」を策定し、認識す 作動等、システムの不備に伴い金融機関が損失を被るリスク、 べきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理の基本的 さらにコンピュータが不正に使用されることにより金融機関が な体系を整備しています。 損失を被るリスクのことです。当JAでは、コンピュータシス また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適 テムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めるとともに、 切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理体制の充実・強 システムの万一の災害・障害等に備えた管理を行っています。 化に努めています。 ① 信用リスク管理 〔リスク管理体制図〕 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資 産(オフ・バランスを含む。)の価値が減少ないし消失し、金 融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別の重要 案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し 理事会 ています。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査 監事 部を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っていま す。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどによ り償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審 貸付審査・債権の管理等 査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において 資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正 財務管理委員会 各 に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・ 事 内部監査 業 実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査 金融共済委員会 専 定の結果、貸倒引当金については「債権の引当・償却基準」に 門 基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 委 金融部 債権管理課 ② 市場リスク管理 員 外部監査 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク 会 ・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・バランスを含 総務部 貸付審査 む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み 出される収益が変動し損失を被るリスクのことです。主に金利 リスク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金 利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間 信用業務他 のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、 利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変 動リスクとは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減 少するリスクのことです。当JAでは、金利リスク、価格変動 ◇法令遵守体制 リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることによ 〔コンプライアンス基本方針〕 り、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務 ○当組合は、JAが担う基本的使命・社会的責任を果たし、組合 の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基 員や利用者の多様なニーズに応える事業を展開し、社会の信頼 本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の を確立するため、当組合の役職員一人一人が、高い倫理観と強 変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 い責任感を持って、日常の業務を遂行する。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通し ○当組合は、創意と工夫を活かした質の高いサービスと、組合員 などの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポートフォリオ の目線に立った事業活動により、地域社会の発展に貢献する。 の状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定め ○当組合は、安全・安心な農畜産物・商品を供給し、消費者の信 るとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催し 頼に応えるよう努める。 て、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門 ○当組合は、関連する法令等を厳格に遵守し、社会的規範に基づ は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された き、誠実かつ公正な業務運営を遂行する。 方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行ってい ○経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめ、広く地域社会との ます。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切 コミュニケーションの充実を図るとともに、透明性の高い組織 な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測 風土を構築し、信頼の確立を図る。 定を行い経営層に報告しています。 ○社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、確 ③ 流動性リスク管理 固たる信念をもって、排除の姿勢を堅持する。 流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金 の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通常よりも ◇金融ADR制度への対応 著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失 ① 苦情処理措置の内容 を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場 当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規 において取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格で 則等を整備のうえ、その内容をホームページ・チラシ等で公 の取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流 表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、 動性リスク)のことです。当JAでは、資金繰りリスクについ 迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。 ては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な 当JAの苦情等受付窓口(総務課 CS推進係) 流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについ 電話:0955-70-5222 ては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごと (金融機関の休業日を除く午前 8 時 30 分~午後 5 時 15 分) に異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの ② 紛争解決措置の内容 策定の際に検討を行っています。 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用して ④ オペレーショナル・リスク管理 います。 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動 ・信用事業 もしくは、システムが不適切であること又は外生的な事象によ 東京弁護士会(電話:03-3581-0031),第一東京弁護士会(電話: る損失を被るリスクのことです。当JAでは、収益発生を意図 03-3595-8588),第二東京弁護士会(03-3581-2249),福岡県弁護 し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流 士会(電話:092-741-3208),鹿児島県弁護士会(※) 動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、 ①の窓口または佐賀県JAバンク相談所(電話:0952-25-5199) 法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を にお申し出ください。なお,東京弁護士会,第一東京弁護士会, 被るリスクと定義しています。事務リスク、システムリスクな 第二東京弁護士会,福岡県弁護士会については,各弁護士会に どについて、事務手続にかかる各種規定を理事会で定め、その 直接紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。 有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、事 (注)(※)JAバンク相談所を通じてのご利用となります。 故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握して理事会 ・共済事業 に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅 (一般社団法人)日本共済協会 共済相談所 速・正確に反映ができるよう努めています。 (電話:03-5368-5757) ⑤ 事務リスク管理 (一般財団法人)自賠責保険・共済紛争処理機構 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故 (電話:本部 03-5296-5031) ・不正等を起こすことにより金融機関が損失を被るリスクのこ (公益財団法人)日弁連交通事故相談センター とです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、 (電話:本部 03-3581-4724) 正確な事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、 (公益財団法人)交通事故紛争処理センター 自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。 (電話:東京本部 03-3346-1756) また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し 最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わ 改善を図るとともに、内部監査により重点的なチェックを行い、 せ下さい。 再発防止策を実施しています。 - 5 - ◇内部監査体制 当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、 経営全般にわたる管理及び各部門の業務の遂行状況を、内部管理 態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告 などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。ま た、内部監査は、JAの本所・支所のすべてを対象とし、中期及 び年度の内部監査計画に基づき実施しています。監査結果は代表 理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期 的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。 また、監査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしてい ますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、代表理事組 合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。 ◇経営の健全性の確保と自己資本の充実 当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。 ○普通出資による資本調達額 9.自己資本の状況 ◇自己資本比率の状況 当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や 利用者のニーズに応えるため、財務基盤の強化を経営の重要課題 として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権 処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成 27 年 3 月末にお ける自己資本比率は、12.71%となりました。 項 目 発行主体 資本調達手段の種類 コア資本に係る基礎項目 に算入した額 内 容 唐津農業協同組合 普通出資 4,684百万円 (前年度4,728百万円) 当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセス により正確な自己資本比率を算出して、当JAが抱える信用リスク やオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した 十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより 自己資本の充実に努めています。 とりわけ、財務基盤強化のため平成 25 年度より第 3 次増資計画 での増資運動に取り組んだ第 2 期目でしたが、平成 26 年度末の出 資金額は、対前年度比 44 百万円減の 4,684 百万円となっています。 10.主な事業の内容 (1)主な事業の内容 <事業のご案内> □信用事業 信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる金融業務といわれる内容の業務を行っています。この信用事業は、JA(農協)・信連・ 農林中金という三段階の組織が有機的に結びつき、「JAバンク」として大きな力を発揮しています。また、万が一JAの経営基盤が弱 くなった場合でも、JAバンクには「JAバンク・セーフティネット」があり、貯金者の皆さまにより一層の「安心」をお届けします。 ■貯金業務 組合員はもちろん地域住民のみなさまや事業主のみなさまからの貯金をお預かりしています。 普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的、期間、金額にあわせてご利用いただいております。 また、公共料金、都道府県税、市町村税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振込等もご利用いただけます。 貯金商品一覧表 種 類 期 間 特 徴 普通貯金と定期貯金が1冊の通帳でご利用になれます。公共料金などの自動 支払や給与・年金などの自動受取、さらに預入定期貯金の 90%、最高 300 総合口座 出し入れ自由 万円(1,000 円未満切り捨て)までの自動融資がご利用になれ、大変便利で す。 いつでも出し入れができ、自動支払・自動受取もご利用になれます。キャッ 普通貯金 同 上 シュカードと合わせて、サイフがわりにご利用下さい。 出し入れ自由、しかも預入残高に応じてよりおトクな利率になる貯金です。 スーパー貯蓄貯金 同 上 普通貯金とのスイングサービスをご利用いただけます。 期日指定定期 最長預入期間3年 (据置1年) 預人期間は最長 3 年ですが、1 年経過後は 1 カ月前までに満期日をご指定 頂ければ必要なときにお引き出しできます。元金の一部(1 万円以上)を引 出すこともできますので、有利で便利にご利用いただけます。(個人のみ) スーパー定期 1・2・3・6カ月 1・2・3・4・5年 預入金額が 1 円以上の金額を有利な利率でお預かりします。1 ヶ月超 5 年未 満のご都合のよい日を満期日とする期日指定方式もご利用いただけます。 大口定期貯金 同 上 変動金利定期貯金 (複利型) 1・2・3年 定期積金 6カ月以上10年以下 納税準備貯金 入金は自由 通知貯金 据置7日 一般財形貯金 積立期間3年以上 財形年金貯金 積立期間5年以上 60 歳以降のライフプランに最適な貯金です。 財形住宅貯金 同 上 マイホームを実現するための貯金です。 譲渡性貯金(NCD) 1週間以上5年以内 満期日は自由 1,000 万円以上、1,000 万円単位の大口資金の運用に最適で、譲渡すること も可能です。 据置定期貯金 最長預入期間5年 措置期間6ヵ月経過後は、いつでも、何回でも一部支払い(1万円以上)がで きる便利な定期貯金です。金利は、複利で計算されますので大変有利です。 決済用貯金 出し入れ自由 貯金保険制度により全額保護される貯金で、電気・電話、NHK等の決済サ ービスを利用できます。(利息はつきません) 預入金額 1,000 万円以上の金額を有利な利率でお預かりする定期貯金です。 スーパー定期と同様、期日指定方式もご利用いただけます。 預入から半年毎にそのときの金利を適用し、6 ヶ月複利運用するとても有利 な新しい定期貯金です。預入金額は 1 円以上でご利用いただけます。(個人 のみ) 積立開始時の利回りを適用し、1 回の積立金額は 1,000 円以上です。女性専 用で特典付きの「夢咲小町」も好評です。年金受給者専用に「ゆとり定積」 もご利用いただけます。 税金納付のための貯金です。引き出しは原則として納税時のみで、納税のた めの引き出しは非課税です。 7 日間以上で短期の資金運用には最適です,預入金額は 5 万円以上で、お引 き出しは 2 日前までにご連絡が必要です。 給与・ボーナスから天引きで積み立てる貯金です。1 口ごとの期日指定定期 貯金として預入をし、解約の申し入れがない限り最長預入期限に元利合計額 で継続預入をいたします。 - 6 - 一般資金 ■貸出業務 組合員への貸出をはじめ、地域住民のみなさまの暮らしや、農業者・事業者のみなさまの事業に必要な資金を貸出しています。 また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や地方公共団体、農業関連産業・地元企業等、農業以外 の事業などへもご融資し、地域経済の質的向上・発展に貢献しています。 さらに、住宅金融支援機構、株式会社日本政策金融公庫等の融資の申し込みのお取次ぎもしています。 貸出商品一覧表 種類 融資期間 融資金額 資金使途 地域農業及び農村地域発展に資する設備資金又 農業資金 20年以内 事業費の範囲内 は、運転資金 生活資金 20年以内 信用供与の範囲内 特に定めない 農業外資金 30年以内 4億円以内 農業外事業設備の建設等に必要な資金 解約返戻金と満期共 共済担保貸付 10年以内 済金のいずれか低い 特に定めない 額の 80%以内 農機ハウスローン 1年以上10年以内 1,800万円以内 農業機械等を取得・整備するために必要な資金 ・住宅の新築 住宅ローン 3年以上35年以内 5,000万円以内 ・土地付住宅(中古)の購入 ・土地の購入 ・住宅関連付帯設備 リフォーム ・住宅の増改築 1年以上15年以内 1,000万円以内 ローン ・台所、浴室、トイレの補修改築 住 宅関 連 資金 生 活 関 連 資 金 その他ローン 教育ローン 6ヶ月以上15年以内 500万円以内 入学金、授業料、学費、下宿代など就学に必要 な資金 マイカーローン 6ヶ月以上10年以内 500万円以内 自動車、バイクの購入及び車検整備費用 フリーローン 6ヶ月以上7年以内 300万円以内 カードローン 2年毎の更新 30万円 50万円 暮らしの資金 (結婚、出産、医療、旅行資金等) 100万円以内 ■為替業務 全国のJA(農協)・信連・農林中金の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、当JAの窓口を通して 全国のどこの金融機関へでも送金や手形・小切手等の取立てが安全・確実・迅速にできる内国為替をお取り扱いしています。また、オ フィスにいながら資金移動や取引内容の照会が行えるファームバンキングや、インターネットに接続されているパソコンや携帯電話か ら、残高照会や振込等のサービスがご利用いただけるインターネットバンキングサービスも行っております。 ■国債窓口販売 国債(新窓販国債・個人向け国債)の窓口販売の取扱いをしています。また、お客様の運用ニーズにお応えするため、個人向け国債も 取り扱っています。 ■サービス・その他 当JAでは、皆様によりよいサービス、時代に即応したサービスをご提供できるよう全国のJAがひとつになって作り上げた「新J Aオンラインシステム」を利用して、各種自動受け取り、各種自動支払いや事業主のみなさまのための給与振込サービス、自動集金サ ービス、口座振替サービスなどをお取り扱いしています。また、貸金庫のご利用、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫、 コンビニなどでも現金引き出しのできるキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。 項 目 JAキャッシュサービス サービス・その他商品一覧表 内 容 JAのキャッシュカードがあれば、JAバンクのATM(現金自動預入・支払機)によるご入 金、ご出金、残高照会サービスを終日無料でご利用いただけます。また、都銀・地銀・第二地銀 ・信金・信組・労金・ゆうちょ銀行のATM、セブン銀行・イーネットATM・ローソンATM ・JFマリンバンクもご利用が可能です。更に、県内の信連・JAでは平日定期のお預け入れや カードによる為替振込もできます。 給与振込サービス 給与・ボーナスがお客様のご指定して頂いた貯金口座に自動的に振り込まれます。振り込まれた 資金はキャッシュカードにより必要な時にお引き出しができます。 各種自動受取サービス 国民年金、厚生年金等の年金、配当金などがお客様の口座に自動的に振り込まれます。その都度 お受取に出かけられる手間も省け、期日忘れのご心配がなくなるほか、貯金口座に振り込まれた 日からお利息がつきますので大変お得です。 各種自動支払サービス 電気科、NHK放送受信料、電話料のほか、税金、高校授業料、水道料など、普通貯金(総合口 座)から自動的にお支払いいたしますので、集金・払い込みのわずらわしさがなくなります。 クレジットカード ( JAカード ) お買物、ご旅行、お食事など、お客様のサインひとつでご利用いただけます。またお金が必要な ときはキャッシングサービスもうけられる便利なカードです。またJAカードはNICOSと提 携しており、JAカードのご利用額に応じて獲得したポイントをご希望の商品と交換できたり、 JA総合ポイントへの交換ができます。 総合振込サービス お客様からのお支払いの振込データを磁気テープ・フロッピーディスク等で送っていただくこと により、自動的にお振込いたします。 - 7 - ■手数料一覧 貯金・融資業務に関する手数料 1.手数料 項 目 1.貯金業務 平成26年10月20日以降 (単位:円 消費税込) 手 数 料 項 目 手数料金額 備 考 細 目 (1) (2) (3) (4) 貯金残高証明書 貯金取引履歴照会手数料 その他各種証明書等発行手数料 再発行手数料 ①貯金通帳 ②貯金証書 (5) 各種カード発行手数料 ① ICキャッシュカード ア.切替発行手数料 イ.再発行手数料 ② JAカード(一体型)・ローンカード ア.再発行手数料 (6) 手形等用紙代 ①小切手帳 ②約束手形帳 ③自己宛小切手 (7) 口座振替手数料 ①窓口 ②磁気テープ・フロッピーディスク ③公共料金、自動決済サービスにかかる ものは、その契約の定めによる。 (8) ファームバンキング手数料 ①月額基本手数料 ②伝送システムサービス手数料 ア.契約料 イ.月額基本利用料 (9) インターネットバンキング手数料 個人 ①月額基本手数料 法人 ①月額基本手数料 ②データ伝送サービス手数料 ③同一店内為替手数料 (10) 両替手数料 101枚以上 (1枚) (1ヶ月) 324 108 324 (1冊) (1枚) 540 540 (1枚) (1枚) 1,080 1,080 (1枚) 540 (1冊) (1冊) (1枚) 432 540 540 (1件) (1件) 108 108 貸出金残高証明書 住宅取得年末残高証明書(再発行時のみ) 融資証明書 不動産登記全部事項の情報 土地・建物平面図 (5) 信用情報照会料 (6) 住宅・リフォームローン取扱手数料 ①利用手数料 ②固定変動選択型手数料 ③一部繰上償還手数料 元本300万円超600万円以下 元本600万円超 ④全額繰上償還手数料(元本300万円超) 平成26年10月20日以降 1件につき 3万円未満 1件につき 振込手数料(窓口扱い) 3万円以上 1件につき 3万円未満 1件につき 振込手数料(自動化機器) 3万円以上 1件につき 3万円未満 ファームバンキング 手数 1件につき 料 3万円以上 1件につき 3万円未満 1件につき インターネットバンキング 手数料(個人・法人) 3万円以上 1件につき (単位:円 消費税込) 当組自店 あて - 系統金融 系統金融機関以外の金融機関あて 機関あて 432 一件につき 3万円未満1件につき 216 324 電信扱い 3万円以上1件につき 3万円未満1件につき 432 540 文書扱い 3万円以上1件につき 648 648 864 540 756 108 108 3万円未満1件につき 432 324 324 3万円以上1件につき 648 108 108 3万円未満1件につき 324 216 216 3万円以上1件につき 540 108 (個人のみ) 108 (個人のみ) 108 3万円未満1件につき 324 216 3万円以上1件につき 540 普通扱い 1通につき 648 至急扱い 1通につき 864 送金・振込の組戻料 取立手形の組戻料 取立手形店頭呈示料 (ただし、600円を超える実費を要する場合は、その実費) 不渡手形返却料 1件につき 1通につき 1通につき 648 648 648 1通につき 648 代金取立手数料 1,080 振込手数料 28,080 11,880 自 動 化 機 器 取 引 手 数 料 平成26年4月1日以降 108 取 引 形 態 1,080 2,160 無料 108~1,080 詳細別紙 農協内取引 2.融資業務 (1) (2) (3) (4) 為 替 手 数 料 仕向先 区分 送金手数料 (1枚) (1枚) (1枚) (1件) (1件) (1件) 324 324 3,240 540 情報提供利用サービス 540 情報提供利用サービス 540 (5)信用情報照会料について 統一ローン関係は免除。 (1件) (1件) 10,800 4,320 (1件) (1件) (1件) 3,240 5,400 43,200 県内ネット取引 全国ネット取引 農・漁協ネット取引(出金) 業態間CD提携取引(出金) 業態間CD提携取引(出金) JAカードによる自動キャッシング 郵貯CD提携取引 コンビニATM(イーネット・LANs) ※セブン銀行についてはセブン銀行徴収の為参考 両替手数料表 H26.4.1事前審査受付分より 3.その他業務 (1) 貸金庫 ① Aコープ支所 (年間) ② 山本支所(Aタイプ) (年間) ③ 山本支所(Bタイプ) (年間) (2) 夜間金庫 (年間) 2.農協貯金ネットサービス取扱規則によるネットサービス手数料は、その定めによる。 3.上記手数料は、組合長が必要と認めた場合、減免することができる。 顧 客 手 数 料 3,888 6,480 7,776 2,160 両替金種の合計枚数 1 ~ 100枚 101 ~ 200枚 201 ~ 300枚 301 ~ 400枚 401 ~ 500枚 501 ~ 600枚 601 ~ 700枚 701 ~ 800枚 801 ~ 900枚 901 ~1,000枚 1,001枚以上 土曜 9時~14時 入金 - 入金 - 入金 - 出金 - 出金 - 出金 - 入金 - 入金 - 入金 - 出金 - 出金 - 出金 - 入金 - 入金 - 入金 - 出金 - 出金 - 出金 - - - - 216 108 108 108 - 108 - - - 入金 108 入金 - 入金 108 出金 108 出金 - 出金 108 入金 108 入金 - 入金 - 出金 108 出金 - 出金 - (単位:円 消費税込) 平日:8時45分まで 平日 平日:18時以降 土曜:9時まで 8時45分~18時 土曜:14時以降 平成26年4月1日以降 手数料(消費税込) 無 料 108円 216円 324円 432円 540円 648円 756円 864円 972円 1,080円 入金 - 出金 - 入金 - 出金 - 入金 - 出金 - - 216 108 108 入金 108 出金 108 入金 108 出金 108 休 日 入金 - 出金 - 入金 - 出金 - 入金 - 出金 - - 216 108 108 入金 108 出金 108 入金 108 出金 108 以下の両替は無料とする 1.高額金種への両替(持参金種よりも高額の 金種をまとめる両替) 2.同一金種で新券への両替 ただし、事業用の両替は有料とする □共済事業 JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆様の生命・傷害・家屋・財産を相互扶助によりト ータルに保障しています。事業実施当初から生命保障と損害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされるさまざ まな保障・ニーズにお応えできます。JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。 - 8 - ■JA共済の仕組み JA共済は、平成 17 年4月1日から、JAとJA共済連が共同で共済契約をお引き受けしています。JAとJA共済連がそれぞれの 役割を担い、組合員・利用者のみなさまに密着した生活総合保障活動を行っています。 組合員・利用者 JA 共済契約 の皆さま + JA共済連 J A:JA共済の窓口です。 JA共済連:JA共済事業の企画・開発・資産運用業務や支払共済にかかる 準備金の積み立てなどを行っています。 □農業関連事業 ■営農指導事業 安全で安心な農産物を消費者の皆さまにお届けするため、JAでは農家に「営農指導」を行っています。化学肥料や農薬の削減、地 元産農畜産物のPR、消費者ニーズにあった新品種の切り替えなど、管内の農家をサポートしています。 ■販売事業 生産者から消費者へ新鮮で安心・安全な農畜産物をお届けする事業を行っています。生産者が生産した農畜産物を市場に出荷するほ か、「地産地消」の取り組みとして、ファーマーズマーケット唐津うまかもん市場の開設により今まで以上に、消費者に直接、農家が 持ち寄った地元でとれた農産物の提供を行っています。 さらに、地元農産物の詰まった「季節のギフト」(宅配便)を全国の消費者の方にご利用いただいています。 ■経済事業 農業に必要な肥料・農薬・飼料などの生産資材や、生活に必要な食をはじめとする生活用品を、品質・価格・安全性を考慮し組合員、 地域の皆さまにご提供しています。資材センター、JAガソリンスタンド、葬祭センター、電化センター、食材センター、プロパンセ ンター、自動車・農機整備センターなど、お気軽にご利用ください。 (2)系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み) 当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農水産業協同組合貯 金保険制度)」との2重のセーフティネットで守られています。 ◇「JAバンクシステム」の仕組み JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループの名称です。組合員・利用者の皆 さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関と して活動する「JAバンクシステム」を運営しています。「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事 業推進」を2つの柱としています。 ◇「破綻未然防止システム」の機能 「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。再編強化法(農林中央金庫 及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの 経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき 自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックするこ とにより適切な経営改善指導を行います。 ◇「一体的な事業推進」の実施 良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共同運営システムの利用、全国 統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り組みをしています。 ◇貯金保険制度 貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護し、また資金決済 の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預 金保険制度」と同様な制度です。 - 9 - 【経営資料】 Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表 (単位:千円) 科 目 25年度 (平成26年3月31日) 26年度 (平成27年3月31日) 155,290,811 157,366,537 1,254,486 1,270,788 貯 金 150,544,357 153,096,768 預 金 88,489,904 91,964,083 借入金 2,114,621 2,691,874 系統預金 87,807,314 90,879,494 その他の信用事業負債 2,631,833 1,577,895 系統外預金 有価証券 150,675,295 信 用 事 業 負 債 26年度 (平成27年3月31日) 現 金 信用事業資産 148,321,865 科 目 25年度 (平成26年3月31日) 682,590 1,084,589 12,658,329 12,437,503 未払費用 その他の負債 国債 8,199,982 6,734,570 共 済 事 業 負 債 地方債 1,868,396 2,545,653 共済借入金 政府保証債 1,465,600 2,070,430 共済資金 社債 受益証券 貸出金 98,701 - 1,025,650 1,086,850 45,812,995 44,888,270 共済未払利息 未経過共済付加収入 その他の共済事業負債 その他の信用事業資産 381,979 416,510 経 済 事 業 負 債 未収収益 184,712 177,035 経済事業未払金 その他の資産 197,267 239,475 経済受託債務 △ 275,828 △ 301,859 貸倒引当金(控除) 共済事業資産 20,795 共済貸付金 20,432 その他の経済事業負債 21,284 設 備 借 入 金 20,538 雑 負 債 共済未収利息 165 179 未払法人税等 その他の共済事業資産 540 615 リース債務 貸倒引当金(控除) 経済事業資産 受取手形 役員退職慰労引当金 413,368 特例業務負担金引当金 宅地等 135,186 54,592 1,509,356 賞与引当金 28,349 再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 債 51,554 負 債 の 部 合 計 1,246,724 組 合 員 資 本 出資金 784,512 960,223 913,746 165,414,448 9,351,778 167,224,958 7,431,107 4,728,145 4,684,312 3,451 4,691,107 2,849,071 利益準備金 2,649,960 2,669,960 その他利益剰余金 2,041,147 179,111 リスク対策積立金 57,000 76,000 11,000 21,000 1,860,171 1,860,171 11 2 ,9 7 6 △ 1 , 77 8 ,0 6 0 96,100 △ 1,581,477 農業生産施設利用料積立金 建物 12,082,475 11,414,763 特別積立金 構築物 1,941,611 1,915,318 当 期 未 処 分 剰 余 金 機械装置 4,628,024 4,889,049 (うち当期剰余金) 土地 6,472,980 6,178,121 処分未済持分 資 産 の 部 合 計 70,908 - 利益剰余金 10,709,920 繰延税金資産 59,033 413,628 11,380,528 子会社等出資 1,979,161 524,117 有形固定資産 系統外出資 136,885 2,034,044 3,451 10,810,683 系統出資 124,955 資本準備金 11,489,919 外部出資 2,727 59,950 414,032 2,724 外部出資 6,015 60,495 522,697 △ 2,320 その他の無形固定資産 1,690,449 466,068 △ 225,895 - リース資産 31,976 2,003,647 626,385 △ 350,179 △ 1,420 無形固定資産 674,220 26,205 2,971,466 1,616 諸 引 当 金 493,271 減価償却累計額 2,543,069 590,018 2,218,032 4,482 454,483 その他の有形固定資産 3,108,775 24,678 644,261 建設仮勘定 712 3,249,265 378,713 購買品 リース資産 1,764 3,724,998 24,212 棚卸資産 固定資産 182 282,830 535,663 退職給付引当金 貸倒引当金 178 286,566 その他の負債 905,835 その他雑資産 263,165 資産除去債務 1,018,209 雑資産 20,538 281,412 △ 48 経済受託債権 雑資産 567,427 20,432 7,643,309 5,221,758 貸倒引当金(控除) 590,352 △ 342 6,358,634 その他の経済事業資産 119,330 1,458,565 9,184,763 経済事業未収金 その他の棚卸資産 212,514 2,419,319 178,560 188,162 評 価 ・ 換 算 差 額 等 24,841 7,553 1,769,126 1,730,674 △ 15,717,089 △ 15,613,720 109,391 100,763 1,268 - 108,123 100,763 6,967,833 6,991,311 6,967,833 6,991,311 6,590,951 6,590,951 363,882 373,802 13,000 26,558 5 47 , 67 2 5 30 , 67 7 177,055,544 177,086,591 その他有価証券評価差額金 土地再評価差額金 純 資 産 の 部 合 計 負債及び純資産の部合計 - 10 - △ 70,925 △ 105,727 2,289,318 2,430,526 254,496 427,570 2,034,822 2,002,956 11,641,096 9,861,633 177,055,544 177,086,591 2.損益計算書 (単位:千円) 科 目 事業総利益 25年度 (自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日) 26年度 (自 平成26年4月 1日 至 平成27年3月31日) 科 目 25年度 (自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日) 26年度 (自 平成26年4月 1日 至 平成27年3月31日) 4,725,240 4,635,211 農業倉庫事業収益 35,121 信用事業収益 1,818,730 2,083,273 農業倉庫事業費用 9,142 35,372 8,091 資金運用収益 1,621,972 1,571,517 農業倉庫事業総利益 25,979 27,281 (うち預金利息) (523,508) (513,159) 加工事業収益 98,778 94,209 (うち有価証券利息) (133,583) (152,214) 加工事業費用 70,231 72,737 (961,442) (876,723) 加工事業総利益 28,547 21,472 (3,439) (29,421) 利用事業収益 480,691 473,734 55,942 55,456 利用事業費用 100,879 405,396 (うち貸出金利息) (うちその他受入利息) 役務取引等収益 その他事業直接収益 その他経常収益 信用事業費用 資金調達費用 利用事業総利益 178,694 193,646 301,997 280,088 39,937 50,904 宅地等供給事業収益 14,313 15,774 484,107 545,102 宅地等供給事業費用 19,102 21,587 205,065 216,288 △ 4,789 △ 5,813 (179,825) (197,007) その他事業収益 18,472 83,342 (10,331) (8,413) その他事業費用 8,372 7,724 (うち借入金利息) (6,166) (3,043) その他事業総利益 10,100 75,618 (うちその他支払利息) (うち貯金利息) (うち給付補填備金繰入) 宅地等供給事業総利益 (8,743) (7,825) 指導事業収入 38,000 37,202 役務取引等費用 61,288 62,460 指導事業支出 228,158 201,969 その他経常費用 217,754 △ 190,158 △ 164,767 4,679,397 4,510,999 3,092,887 266,354 指導事業収支差額 (うち貸倒引当金繰入額) - (うち貸倒引当金戻入益) (△10,049) (△275,828) 人件費 3,215,490 信用事業総利益 1,334,623 1,538,171 業務費 335,196 326,946 共済事業収益 1,025,768 983,393 諸税負担金 176,970 179,514 共済付加収入 1,001,091 947,954 施設費 927,803 888,442 474 508 共済貸付金利息 (301,859) 事 業 管 理 費 その他事業管理費 23,938 23,210 その他の収益 24,203 34,931 事 業 利 益 45,843 124,212 共済事業費用 57,497 50,851 191,955 188,347 487 497 24,542 18,978 共済借入金利息 共済推進費 共済保全費 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) 4,487 4,957 27,981 26,419 (305) (48) 事業外収益 受取雑利息 1,965 2,969 受取出資配当金 77,432 75,656 賃貸料 66,269 56,211 償却債権取立益 557 69 雑収入 45,732 53,442 事業外費用 75,410 79,890 36,524 31,758 - (△342) 968,271 932,542 購買事業収益 15,055,355 13,317,774 寄付金 1,150 1,261 購買品供給高 14,651,361 12,932,073 雑損失 37,736 46,871 (うち貸倒引当金戻入益) 共済事業総利益 修理サービス料 その他の収益 支払雑利息 65,495 63,109 (うち貸倒引当金繰入額) - (2,320) 338,499 322,592 (うち貸倒引当金戻入益) (△629) (△1,420) 162,388 232,669 225,980 85,244 1,125 11,273 購買事業費用 13,635,921 12,200,003 経 常 利 益 購買品供給原価 13,505,604 11,946,201 購買品供給費 40,822 43,338 その他の費用 89,495 210,464 - (204,448) (うち貸倒引当金戻入益) (△33,399) (△129,748) 購買事業総利益 1,419,434 1,117,771 1,386,486 716,770 (うち貸倒引当金繰入額) 販売事業収益 特別利益 固定資産処分益 一般補助金 224,855 73,971 229,108 1,889,289 固定資産処分損 11,262 33,658 固定資産圧縮損 217,846 65,114 - 899,330 特別損失 減損損失 販売品販売高 511,997 - 販売手数料 622,708 496,969 その他の収益 251,781 219,801 税 引 前 当 期 利 益 販売事業費用 724,814 96,952 販売品販売原価 462,659 - その他の費用 262,155 - 784,512 その他の特別損失 - 106,675 159,260 △ 1,571,376 8,855 2,931 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 96,952 法 人 税 等 合 計 (うち貸倒引当金繰入額) (90,160) (うち貸倒引当金戻入益) - (△25,850) 661,672 619,818 販売事業総利益 特例業務負担金引当金繰入 (21,447) 当 期 剰 余 金 当期首繰越剰余金 会計 方針 の変 更によ る累 積的 影響 額 直販事業収益 1,263,634 1,409,558 遡及処理後当期首繰越剰余金 買取品販売高 1,155,615 1,285,364 土地再評価差額金取崩額 委託品手数料 81,686 その他の収益 84,811 当 期 未 処 分 剰 余 金 26,333 39,383 1,094,070 1,216,528 買取品販売原価 922,570 1,025,675 供給費 121,341 130,120 直販事業費用 その他の費用 直販事業総利益 50,159 60,733 169,564 193,030 - 11 - 54,305 7,170 63,160 10,101 96,100 △ 1,581,477 16,876 40,768 - △ 269,218 16,876 △ 228,450 - 31,867 112,976 △ 1,778,060 3.注記表 (25 年度) 第 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 1. 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年 1 月 22 日企業会計審議会)に基 づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。 (1) 子会社株式:移動平均法による原価法 (2) その他有価証券 ① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) ② 時価のないもの:移動平均法による原価法 2. 棚卸資産の評価基準及び評価方法 (1) 購買品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (2) 宅地等(販売用不動産) ・・・・・・・・・ 個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (3) その他の棚卸資産 ・・・・・・・・・・・・・ 最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) 3. 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)、平成 24 年 4 月 1 日以降に取得した組合員共同 利用施設の機械は定額法)を採用している。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。 (2) 無形固定資産(リース資産を除く) 定額法を採用している。 (3) リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。 4. 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産査定要領、経理規程及び資産の引当・償却基準に則り、次のとおり計上している。 ① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実 質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計 上している。 ② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸念先)に係る債権について は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力 を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。 なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ いては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との 差額を計上している。 ③ 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額に基づき計上している。 すべての債権は、資産査定要領に基づき、1 次査定を各支所及び各事業所等、2 次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当 該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。 (2) 賞与引当金 賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。 (3) 退職給付引当金 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発生し ていると認められる額を計上している。 ① 退職給付見込額の期間貴帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっている。 ② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、各期の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按分 した額を、それぞれ発生の翌期から費用処理することとしている。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により費用処理している。 (4) 役員退職慰労引当金 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上している。 5. リース取引の処理方法 リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取 引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。 6. 消費税及び地方消費税の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。 7. 決算書類に記載した金額の端数処理の方法 記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については、「0」で表示している。 第 2.貸借対照表に関する注記 1. 固定資産の圧縮記帳額 国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は、1,427,689 千円(JA からつ合併後の平成 18 年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。 (1) 建物 437,561 千円 (2) 附属設備 163,245 千円 (3) 構築物 28,588 千円 (4) 機械装置 685,211 千円 (5) 車両運搬具 5,502 千円 (6) 器具備品 107,582 千円 2. リース契約により使用する重要な固定資産 (1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成 20 年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。 当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。 1年以内 未経過リース料 37 千円 1年超 193 千円 合計 230 千円 (2) オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は以下のとおりである。 1年以内 未経過リース料 6,735 千円 1年超 56,169 千円 合計 62,904 千円 上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取引 の解約金の合計額である。 - 12 - 3. 担保に供されている資産 以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。 (1)定期預金 5,000,000 千円 (当座貸越取引の担保として 2,000,000 千円、為替決済取引の担保として 3,000,000 千円) 4. 子会社等に対する金銭債権及び金銭債務の総額 子会社等に対する金銭債権の総額 45,041 千円 子会社等に対する金銭債務の総額 52,155 千円 5. 役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額 理事、監事に対する金銭債権の総額 73,078 千円 理事、監事に対する金銭債務の総額 開示すべき債務はなし 6. 貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3 か月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額 (単 位:千円 ) 金額 破 綻先債権 額 1,058 延 滞債権額 1,393,079 3か月 以上延滞 債権額 27,165 貸 出条件緩 和債権額 - 合 計額 1,421,302 区分 (注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。 (1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の 見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。) のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事 由が生じている貸出金である。 (2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払 を猶予した貸出金以外の貸出金である。 (3) 3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権 に該当しないものである。 (4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、 債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しないもので ある。 7. 土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法 及び同法第 10 条に規定する差額 「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」 (平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税 金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部 に計上している。 (1) 再評価を行った年月日 平成 11 年 3 月 31 日 (2) 再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額 1,828,306 千円 (3) 同法律第 3 条 3 項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 3 号に定める、当該事業用土地について地方 税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的な調 整を行って算出した。 第 3.損益計算書に関する注記 1. 子会社等との取引高 (1) 子会社等との取引による収益総額 12,012 千円 うち事業取引高 8,989 千円 うち事業取引以外の取引高 3,023 千円 (2) 子会社等との取引による費用総額 10,565 千円 うち事業取引高 8,866 千円 うち事業取引以外の取引高 1,699 千円 2. 減損損失の計上について (1) グルーピングの方法と共用資産の概要 ① グルーピングについては、原則として支所単位とする。 ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。 ア Aコープ事業は、株式会社Aコープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとする。また、一部の生活購買 店舗については、それぞれ各支所の同一敷地・同一建物内に存在しているため、各支所の資産グループとして減損状況を検証 する。 イ 給油所については、燃料事業として 4 地区毎に減損状況を検証する。 ウ 遊休資産については、各固定資産をグルーピングの最小単位として減損状況を検証する。 ② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA全体として減損状況を検証する。 (本所、指導、販売及び農業関連施設・生活文化関連施設) 第 4.金融商品に関する注記 1. 金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県 信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約 不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。 当期末における貸出金のうち、21.4%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件 に従って債務履行がなされない可能性がある。また、有価証券は主に債券であり、その他有価証券として保有している。これらは 発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。借入金は一部が変動金利であり、金利の変 動リスクにさらされている。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ① 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引については、 本所に融資審査部署を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フ ローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出取引に おいて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針を作成・ 実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」に基づき 必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。 - 13 - ② 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化 を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に対応 できる柔軟な財務構造の構築に努めている。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状 況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常 的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づ き、運用を行っている。 市場リスクに係る定量的情報(トレーディング目的以外の金融商品) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数である 金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び借入金である。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額 を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、 経済価値が 469,988 千円減少するものと把握している。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算している。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握 したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された 価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提 条件等によった場合、当該価額が異なることもある。 2. 金融商品の時価等に関する事項 (1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。 預金 有価 証 券 そ の 他の 有 価 証券 貸出 金 貸 倒 引当 金 (*1) 貸 倒 引当 金 控 除後 経済 事 業未 収 金 貸 倒 引当 金 (*2) 貸 倒 引当 金 控 除後 資産 計 貯金 借入 金 (*3) 経済 事 業未 払 金 負債 計 貸 借対 照 表計 上 額 88,489,904 時価 88,407,546 12,658,329 45,812,995 △ 275,828 45,537,167 6,358,634 △ 350,179 6,008,455 140,035,526 150,544,357 4,138,700 3,108,775 157,791,832 12,658,329 (単 価 :千 円 ) 差額 △ 82,358 47,445,611 1,908,444 6,008,455 154,519,941 150,487,766 4,218,040 3,108,775 157,814,581 - 14,484,415 △ 56,591 79,340 - 22,749 (*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。 (*2) 経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している (*3) 借入金には、共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 2,003,647 千円を含めている。 (2) 金融商品の時価の算定方法 【資産】 ① 預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。満期のある預金については、 期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として 算定している。 ② 有価証券及び外部出資 株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。 ③ 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワ ップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に 代わる金額として算定している。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としている。 ④ 経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としている。 【負債】 ① 貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、期 間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値 を時価に代わる金額として算定している。 ② 借入金及び設備借入金 借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていない ことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。 固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワッ プレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。 ③ 経済事業未払金 経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。 - 14 - (3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含まれていない。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 外部出資(*1) 6,967,833 合 計 6,967,833 (*1) 外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時 価開示の対象とはしていない。 (4) 金銭債権の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年超 2年超 3年超 4年超 5年超 1年以内 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 預金 88,489,904 有価証券 その他の有価証券のうち満期があるもの 12,658,329 貸出金(*1,2,3) 9,088,197 5,603,211 4,827,715 2,740,761 2,537,509 20,366,896 経済事業未収金(*4) 3,989,813 598 5 合 計 101,567,914 5,603,809 4,827,720 2,740,761 2,537,509 33,025,225 (*1) 貸出金のうち、当座貸越 2,979,442 千円については「1 年以内」に含めて開示している。 (*2) 貸出金のうち、3 か月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 639,626 千円は償還の予定が見込まれないため、含めて いない。 (*3) 貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 9,080 千円は償還日が特定できないため、含めていない。 (*4) 経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,368,218 千円は償還の予定が見込まれないた め、含めていない。 (5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年超 2年超 3年超 4年超 1年以内 5年超 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 貯金(*1) 123,626,536 12,610,317 11,247,673 1,475,129 1,705,423 借入金(*2) 800,117 1,051,300 1,243,884 395,087 339,419 747,431 合 計 124,426,653 13,661,617 12,491,557 1,870,216 2,044,842 747,431 (*1) 貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示している。 (*2) 借入金には、共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 3,108,775 千円を含めている。 第 5.有価証券に関する注記 1. 有価証券の時価・評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。 (1)その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりである。 取得原価又は 償却原価 種類 貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原価を 超えるもの 債券 国債 地方債 政府保証債 社債 受益証券 合 計 8,005,866 1,801,157 1,399,792 100,000 1,000,000 12,306,815 貸借対照表 計上額 8,199,982 1,868,396 1,465,600 98,701 1,025,650 12,658,329 (単位:千円) 評価差額 (*) 194,116 67,239 65,808 △ 1,299 25,650 351,514 (*) なお、評価差額から繰延税金負債 97,018 千円を差し引いた額 254,496 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含まれている。 2. 当期中に売却した有価証券 (1) 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりである。 国 地 債 方 債 合 計 売却額 6,779,165 409,405 7,188,570 売却益 100,659 220 100,879 (単位:千円) 売却損 - - - 3. 当期中に保有目的区分を変更した有価証券 当期中において、保有目的が変更となった有価証券はない。 4. 当期中に減損処理を行った有価証券 当期中において、減損処理を行った有価証券はない。 - 15 - 第 6.退職給付に関する注記 1. 退職給付に係る注記 (1) 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部にあ てるためJA全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。 (2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 (単位:千円) 金 額 3,334,939 158,662 60,029 34,762 △ 337,951 3,250,441 項 目 期首における退職給付債務 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 退職給付の支払額 過去勤務費用の発生額 期末における退職給付債務 (3) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 (単位:千円) 金 額 1,182,111 12,299 160,211 △ 148,195 1,206,426 項 目 期首における年金資産 期待運用収益 特定退職共済制度への拠出金 退職給付の支払額 期末における年金資産 (4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 (単位:千円) 金 額 3,250,441 △ 1,206,426 2,044,015 △ 5,323 △ 4,648 2,034,044 2,034,044 項 目 退職給付債務 特定退職共済制度 未積立退職給付債務 未認識過去勤務費用 未認識数理計算上の差異 貸借対照表計上額純額 退職給付引当金 (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額 (単位:千円) 金 額 158,662 60,029 △ 12,299 1,150 2,661 210,203 1,645 211,848 項 目 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 過去勤務債務の費用処理額 小 計 転籍者からの受入等 合 計 (6) 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり。 項 目 数 値 等 債 券 年金保険投資 現金及び預金 83% 15% 2% 100% 合 計 (7) 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現 在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。 (8) 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 項 目 割引率 長期期待運用収益率 数理計算上の差異の処理年数 過去勤務債務の処理年数 数 値 等 1.80% 1.04% 10年 10年 - 16 - 2. 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合法 等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し た特例業務負担金 47,105 千円を含めて計上している。 なお、同組合より示された平成 26 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は、718,102 千円となって いる。 第 7.税効果会計に関する注記 1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 項 目 繰延税金資産 貸倒引当金超過額 退職給付引当金超過額 賞与引当金超過額 役員退職慰労引当金 未収収益否認額 繰越宅地等棚卸評価損額 債権直接償却否認額 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 (A) 繰延税金負債 資産除去債務に関する繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 繰延税金負債合計 (B) 繰延税金資産の純額 (A)+(B) 2. 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 (単位:千円) 金 額 - 125,462 561,396 34,363 16,293 31,797 22,559 8,154 14,882 814,906 △ 166,289 648,617 - △ 3,926 △ 97,019 △ 100,945 547,672 (単位:%) 法定実効税率 29.3 (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 13.9 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 6.8 法人税額特別控除 △ 0.8 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 2.9 住民税均等割等 1.7 過年度法人税戻入額 △ 1.4 評価性引当額の増減 △ 4.0 その他 4.9 税効果会計適用後の法人税等の負担 39.7 第 8.賃貸等不動産に関する注記 1. 賃貸等不動産の状況に関する事項 当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供している。 2.賃貸等不動産の時価に関する事項 貸借対照表計上額 1,025,627 (単位:千円) 時 価 851,149 (注 1) 貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。 (注 2) 当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む) である。 第 9.その他の注記 当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで 資金を貸付けることを約する契約である。これらの契約に係る融資未実行残高は 3,854,563 千円である。 (26 年度) 第1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 1.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年 1 月 22 日企業会計審議会)に 基づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。 (1) 子会社株式:移動平均法による原価法 (2) その他有価証券 ① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) ② 時価のないもの:移動平均法による原価法 2.棚卸資産の評価基準及び評価方法 (1) 購買品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (2) 宅地等(販売用不動産)・・・ 個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (3) その他の棚卸資産 ・・・・・・・・ 最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) 3.固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産(リース資産を除く) ① 建物(附属設備を除く) ア 平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの ・・・・・・・・・・・・・旧定率法を採用している。 イ 平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得したもの・・・旧定額法を採用している。 ウ 平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの・・・・・・・・・・・・・・定額法を採用している。 ② 建物以外 ア 平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの・・・・・・・・・・・・・・・旧定率法を採用している。 イ 平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの・・・・・・・・・・・・・ 250%定率法を採用している。 ウ 平成 24 年 4 月 1 日以後に取得したもの・・・・・・・・・・・・・ 200%定率法を採用している。 エ 平成 23 年 4 月 1 日以後に取得した組合員共同利用施設の機械・・・・定額法を採用している。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。 (2) 無形固定資産(リース資産を除く) 定額法を採用している。 (3) リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。 - 17 - 4.引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産査定要領、経理規程及び資産の引当・償却基準に則り、次のとおり計上している。 ① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実 質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計 上している。 ② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸念先)に係る債権について は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力 を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。 なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ いては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との 差額を計上している。 ③ 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額に基づき計上している。 すべての債権は、資産査定要領に基づき、1 次査定を各支所及び各事業所等、2 次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当 該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。 (2) 賞与引当金 賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。 (3) 退職給付引当金 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発生し ていると認められる額を計上している。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっている。 ② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、各期の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按 分した額を、それぞれ発生の翌期から費用処理することとしている。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により費用処理している。 (4) 役員退職慰労引当金 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上している。 (5) 特例業務負担金引当金 旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出する特例業務負担金の平成 26 年度に おける負担額に、平成 44 年 3 月までの 17 年を乗じた 784,512 千円を計上している。 (追加情報) 従来、特例業務負担金については、将来見込額を注記する方法によっていましたが、財務内容をより健全化するため、当年度よ り特例業務負担金引当金として負債に計上する方法に変更している。 これにより、従来の方法によった場合と比較して、税引前当期利益が 784,512 千円減少している。 5.リース取引の処理方法 リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取 引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。 6.消費税及び地方消費税の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。 7.決算書類に記載した金額の端数処理の方法 記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については、「0」で表示している。 第2.会計方針の変更に関する注記 1.退職給付に関する会計基準等の適用 「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第 26 号 平成 24 年 5 年 17 日。以下、「退職給付会計基準」という。)及び「退職 給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 25 号 平成 24 年 5 月 17 日)が平成 26 年 4 月 1 日以後開始する事業 年度の期首から適用されることになったことに伴い、当期よりこれらの会計基準等を適用している。 これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、割引率の決定方法について、職員の平均残存勤務期間に近似した年 数に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変 更した。 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第 37 項に定める経過的な扱いに従って、当期首において、退職給付債務 及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を当期首の利益剰余金に加減している。 この結果、当期首の利益剰余金が 269,218 千円減少している。また、当期の事業利益、経常利益及び税引前当期利益はそれぞれ 4,779 千円増加している。 第3.貸借対照表に関する注記 1.固定資産の圧縮記帳額 国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は、1,475,472 千円(JA からつ合併後の平成 18 年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。 (1) 建物 475,212 千円 (2) 附属設備 163,545 千円 (3) 構築物 28,588 千円 (4) 機械装置 712,374 千円 (5) 車両運搬具 5,502 千円 (6) 器具備品 90,251 千円 2.リース契約により使用する重要な固定資産 (1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成 20 年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。 当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。 未経過リース料 (2) 1年以内 - 1年超 70 千円 合計 70 千円 オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は以下のとおりである。 未経過リース料 1年以内 1,020 千円 1年超 62,482 千円 合計 63,502 千円 上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取 引の解約金の合計額である。 3.担保に供されている資産 以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。 (1) 定期預金 5,000,000 千円(当座貸越取引の担保として 2,000,000 千円、為替決済取引の担保として 3,000,000 千円) 4.子会社等に対する金銭債権及び金銭債務の総額 子会社等に対する金銭債権の総額 130,188 千円 子会社等に対する金銭債務の総額 276,892 千円 5.役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額 理事、監事に対する金銭債権の総額 67,354 千円 理事、監事に対する金銭債務の総額 開示すべき債務はなし - 18 - 6.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3 か月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額 区分 破綻先債権額 延滞債権額 3か月以上延滞債権額 貸出条件緩和債権額 合計額 (単位:千円) 金額 7,521 1,252,161 11,973 - 1,271,655 (注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。 (1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済 の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と いう。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に 規定する事由が生じている貸出金である。 (2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支 払を猶予した貸出金以外の貸出金である。 (3) 3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債 権に該当しないものである。 (4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、 債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しないもの である。 7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法 及び同法第 10 条に規定する差額 「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」 (平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税 金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部 に計上している。 (1) 再評価を行った年月日 平成 11 年 3 月 31 日 (2) 再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額 1,533,414 千円 (3) 同法律第 3 条 3 項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 3 号に定める、当該事業用土地について地 方税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的 な調整を行って算出した。 第4.損益計算書に関する注記 1.子会社等との取引高 (1) 子会社等との取引による収益総額 1,007,516 千円(うち事業取引高 939,989 千円、うち事業取引以外の取引高 67,527 千円) (2) 子会社等との取引による費用総額 17,271 千円(うち事業取引高 10,993 千円、うち事業取引以外の取引高 6,278 千円) 2.減損損失の計上について (1) グルーピング方法と共用資産の概要 ① グルーピングについては、原則として支所単位とする。 ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。 ア Aコープ事業は、株式会社 A コープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとして個別に減損状況を検証する。 イ 各給油所、資材センター、農機センター、斎場及び生活総合センターを一般資産として、個別に減損状況を検証する。 ウ 組織再編された支所等を遊休資産として、個別に減損状況を検証する。 ② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA 全体として減損状況を検証する。 (本所、Aコープ支所、唐津地区・松浦東部地区・佐賀松浦地区・上場地区の指導・販売及び農業関連施設・生活文化関連施設) (2) 減損損失を認識した資産または資産グループの場所、用途、種類等の概要 当期に減損を計上した資産グループは以下のとおりである。 場 所 用 途 主な資産の種類 その他 北波多支所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 七山支所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 厳木支所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 唐津給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 湊給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 浜玉給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 七山給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 相知給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 厳木給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 切木給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 有浦給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 浜玉農機センター 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 上場農機センター 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 肥前農機センター 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 逢地の里直販所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 唐津市浜玉町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市宇木 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市屋形石 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市久里 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市鏡 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市熊原町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市原 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市厳木町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市呼子町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市佐志 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市神田 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市相知町 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市大良 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市鎮西町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市肥前町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市北波多 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市和多田 遊休 建物等 業務外固定資産 東松浦郡玄海町 遊休 建物等 業務外固定資産 ※建物等には、建物附属設備、構築物、機械装置、車両運搬具、器具備品を含む。 - 19 - (3) ① 減損損失を認識するに至った経緯 事業用固定資産 固定資産を使用した事業の収益性低下により、事業を継続したとしても最終的な固定資産の帳簿価額を上回る利益(固定資産処 分を含む)を得ることができない状態であることから、実態に即した資産価額と帳簿価額との差額を減損損失額とする。 ② 業務外固定資産 遊休資産については、正味売却価額(時価)と帳簿価額の差額を減損損失額とする。 (4) 減損損失の金額及び主な固定資産の種類毎の内訳 事業用固定資産(営業用店舗土地及び建物等) 477,473 千円 業務外固定資産(遊休資産の土地及び建物等) 421,857 千円 減損損失額 899,330 千円 (5) 回収可能額の算出方法 回収可能価額については、土地及び建物の正味売却可能額を採用しており、その時価は当該資産の固定資産税評価額を 0.7 で除 した額とし、帳簿価額と回収可能額の差額を減損損失額とする。 第5.金融商品に関する注記 1.金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県 信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約 不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。 当期末における貸出金のうち、21.1%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件 に従って債務履行がなされない可能性がある。また、有価証券は主に債券であり、その他有価証券として保有している。これらは 発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。借入金は一部が変動金利であり、金利の変 動リスクにさらされている。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ① 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引については、 本所に融資審査部署を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フ ローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出取引に おいて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針を作成・ 実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」に基づき 必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。 ② 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化 を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に対応 できる柔軟な財務構造の構築に努めている。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状 況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日 常的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに 基づき、運用を行っている。 市場リスクに係る定量的情報(トレーディング目的以外の金融商品) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数である 金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び借入金である。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額 を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、 経済価値が 529,161 千円減少するものと把握している。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算している。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把 握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された 価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提 条件等によった場合、当該価額が異なることもある。 2.金融商品の時価等に関する事項 (1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。 預金 有価証券 その他の有価証券 貸出金 貸倒引当金(*1) 貸倒引当金控除後 経済事業未収金 貸倒引当金(*2) 貸倒引当金控除後 資産計 貯金 借入金(*3) 経済事業未払金 負債計 貸借対照表計上額 91,964,083 時価 91,982,955 12,437,503 44,888,270 △ 301,859 44,586,411 5,221,758 △ 225,895 4,995,863 153,983,860 153,096,768 4,402,862 2,543,069 160,042,699 12,437,503 (単価:千円) 差額 18,872 46,469,375 1,882,964 4,995,863 155,885,696 153,081,374 4,464,721 2,543,069 160,089,164 - 1,901,836 △ 15,394 61,859 - 46,465 (*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。 (*2)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している (*3)借入金には、共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。 - 20 - (2) 金融商品の時価の算定方法 【資産】 ① 預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在 価値を時価に代わる金額として算定している。 ② 有価証券及び外部出資 株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。 ③ 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワ ップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価 に代わる金額として算定している。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる 金額としている。 ④ 経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としている。 【負債】 ① 貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、 期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価 値を時価に代わる金額として算定している。 ② 借入金及び設備借入金 借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていない ことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。 固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワ ップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。 ③ 経済事業未払金 経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。 (3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含まれ ていない。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 6,991,311 6,991,311 外部出資(*1) 合 計 (*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、 時価開示の対象とはしていない。 (4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 預金 有価証券 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 6,043,704 670 6,044,374 4,807,463 123 4,807,586 2,709,183 10,800,000 2,142,951 20,061,414 2,709,183 2,142,951 30,861,414 91,964,083 その他の有価証券のう ち満期があ るも の 貸出金(*1,2,3) 経済事業未収金(*4) 合 計 5年超 8,736,603 2,753,644 103,454,330 (*1)貸出金のうち、当座貸越 2,773,516 千円については「1 年以内」に含めて開示している。 (*2)貸出金のうち、3 か月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 376,322 千円は償還の予定が見込まれないため、含 めていない。 (*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 10,630 千円は償還日が特定できないため、含めていない。 (*4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,467,321 千円は償還の予定が見込まれな いため、含めていない。 (5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年超 2年超 3年超 4年超 1年以内 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 貯金(*1) 128,879,216 11,691,179 10,066,905 1,606,788 851,191 借入金(*2) 951,705 1,502,216 1,221,457 352,489 285,601 合 計 129,830,921 13,193,395 11,288,362 1,959,277 1,136,792 (*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示している。 (*2)借入金には、共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。 - 21 - 5年超 1,490 537,110 538,600 第6.有価証券に関する注記 1.有価証券の時価・評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。 (1) その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりであ る。 種類 取得原価又は 償却原価 貸借対照表 計上額 (単位:千円) 評価差額 (*) 債券 国債 6,545,937 6,734,570 188,633 地方債 2,401,347 2,545,653 144,306 政府保証債 1,899,653 2,070,430 170,777 受益証券 1,000,000 1,086,850 86,850 合 計 11,846,937 12,437,503 590,566 (*)なお、評価差額から繰延税金負債 162,996 千円を差し引いた額 427,570 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含まれている。 2.当期中に売却した有価証券 (1) 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりである。 貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原価を 超えるもの (単位:千円) 売却額 売却益 売却損 国 債 7,988,460 355,071 - 地 方 債 599,469 50,236 - 社 債 100,000 88 - 合 計 8,687,929 405,395 - 3.当期中に保有目的区分を変更した有価証券 当期中において、保有目的が変更となった有価証券はない。 4.当期中に減損処理を行った有価証券 当期中において、減損処理を行った有価証券はない。 第7.退職給付に関する注記 1.退職給付に係る注記 (1) 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部に あてるためJA全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。 (2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 項 目 期首における退職給付債務 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 退職給付の支払額 過去勤務費用の発生額 期末における退職給付債務 (3) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 項 目 期首における年金資産 期待運用収益 特定退職共済制度への拠出金 退職給付の支払額 期末における年金資産 (4) (単位:千円) 金 額 3,622,289 184,194 29,819 17,218 △ 810,833 3,042,687 (単位:千円) 金 額 1,206,426 12,535 153,009 △ 329,089 1,042,881 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 項 目 退職給付債務 特定退職共済制度 未積立退職給付債務 未認識過去勤務費用 未認識数理計算上の差異 貸借対照表計上額純額 退職給付引当金 (単位:千円) 金 額 3,042,687 △ 1,042,881 1,999,806 △ 2,662 △ 17,983 1,979,161 1,979,161 - 22 - (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額 (単位:千円) 金 額 184,194 29,819 △ 12,535 3,882 2,662 208,022 △ 4,169 203,853 項 目 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 過去勤務債務の費用処理額 小 計 出向先より受け入れた退職給付費用 合 計 (6) 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり。 項 目 数 値 等 債 券 年金保険投資 現金及び預金 80% 17% 3% 100% 合 計 (7) 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現 在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。 (8) 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 項 目 割引率 長期期待運用収益率 数理計算上の差異の処理年数 過去勤務債務の処理年数 数 値 等 0.82% 1.04% 10年 10年 2.厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則 第 57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合 法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出 した特例業務負担金 46,160 千円を含めて計上している。 なお、平成 27 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は、784,512 千円となっている。 第8.税効果会計に関する注記 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の 発生原因別の主な内訳 2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 (単位:千円) 金 額 101,250 546,248 43,766 19,571 9,083 11,353 7,771 148,158 216,525 8,213 1,111,938 △ 414,514 697,424 資産除去債務に関する繰延税金負債 △ 3,751 その他有価証券評価差額金 △ 162,996 繰延税金負債合計 (B) △ 166,747 繰延税金資産の純額 (A)+(B) 530,677 項 目 繰延税金資産 貸倒引当金超過額 退職給付引当金超過額 賞与引当金超過額 役員退職慰労引当金 未収収益否認額 繰越宅地等棚卸評価損額 債権直接償却否認額 減価償却繰入超過額 特例業務負担金 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 (A) 繰延税金負債 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因に ついては、税引前当期損失であるため注記を省略している。 第9.賃貸等不動産に関する注記 1.賃貸等不動産の状況に関する事項 当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供している。 2.賃貸等不動産の時価に関する事項 貸借対照表計上額 863,553 (単位:千円) 時 価 767,614 (注 1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。 (注 2)当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む)である。 第 10.その他の注記 当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで 資金を貸付けることを約する契約である。これらの契約に係る融資未実行残高は 2,704,413 千円である。 - 23 - 4.剰余金処分計算書 (単位:千円) 科 目 25年度 1.当期未処分剰余金 26年度 112,976 △ 1,778,060 - 1,860,171 72,208 22,813 (1) 利益準備金 20,000 - (2) 任意積立金 29,000 - 23,208 22,813 - - 40,768 59,298 2.任意積立金取崩 3.剰余金処分額 (3) 出資配当金 普通出資に対する配当金 (4) 事業分量配当金 4.次期繰越剰余金 (注)1.普通出資に対する配当金及び後配出資に対する配当の割合は、次のとおりです。 (1)普通出資に対する配当の割合 平成 25 年度 0.5% 平成 26 年度 0.5% 2.事業分量配当金の基準は、次のとおりです。 平成 25 年度 平成 26 年度 事業分量配当金なし 事業分量配当金なし 3.目的積立金の種類、積立目的、積立目標額、積立基準等は次のとおりです。 平成 25 年度 平成 26 年度 種 任意積立金なし 任意積立金なし 類 リスク対策積立金 農業生産施設利用料 積立金 積立及び取崩基準 毎年度、当期剰余金の 20%の範囲内で積み立て、 多額の被害、賠償及び損失が生じた場合に相当額の 取り崩しを行う。 (単位:千円) 積立目標額 処分後積立額 1,000,000 毎年徴収する利用料総額の 10%の範囲内で積み立 て、当該固定資産の処分により取り崩す。 - 76,000 21,000 4.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための繰越額が含まれています。 平成 25 年度 平成 26 年度 4,805 千円 営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための繰越額なし - 24 - 5.部門別損益計算書 (25 年度) 区 分 合 計 信用 事業 1,818,730 484,106 1,334,624 983,808 (50,159) (746,573) 254,370 (14,710) (108,634) 350,816 26,324 25,523 7,350 7,745 369,790 25 25 共済 事業 1,025,768 57,497 968,271 861,348 (21,263) (713,420) 188,482 (13,098) (81,974) 106,923 20,251 18,377 6,885 6,885 120,289 30 19 19 農業関連 事業 13,792,226 11,739,547 2,052,679 1,654,600 (350,880) (911,232) 243,864 (3,218) (171,776) 398,079 55,017 32,471 21,120 13,575 431,976 225,894 227,568 - 生活その他 事業 4,560,625 4,028,209 532,416 731,572 (73,758) (485,420) 169,553 (4,187) (71,234) △ 199,156 70,409 18,400 35,444 7,042 △ 164,191 14 1,039 20 営農指導 事業 38,000 200,749 △ 162,749 448,069 (10,202) (358,845) 103,581 (4,799) (47,580) △ 610,818 19,954 11,244 4,611 4,561 △ 595,475 42 457 48 信用 事業 2,083,273 545,102 1,538,171 963,001 (49,241) (716,850) 296,385 (17,187) (142,278) 575,170 28,011 27,811 7,179 6,257 596,002 786 786 385,963 383,683 共済 事業 983,393 50,851 932,542 717,359 (20,335) (578,560) 194,560 (12,507) (94,572) 215,183 19,152 17,334 5,689 5,689 228,646 523 523 239,036 239,003 農業関連 事業 11,963,186 10,147,235 1,815,951 1,589,250 (304,305) (915,021) 267,964 (4,910) (192,768) 226,701 51,886 30,918 19,790 12,983 258,797 82,062 602 546,387 303,603 生活その他 事業 4,183,347 3,695,855 487,492 800,484 (88,588) (520,654) 221,499 (5,733) (114,127) △ 312,992 66,002 20,707 43,127 6,428 △ 290,117 1,072 673 611,896 196,658 営農指導 事業 37,202 176,147 △ 138,945 440,905 (8,019) (361,802) 113,014 (3,227) (65,262) △ 579,850 23,296 13,818 4,105 4,031 △ 560,659 801 796 106,007 99,709 (単位:千円) 共通 管理費等 事業収益 ① 21,235,349 事業費用 ② 16,510,108 事業総利益(①-②) ③ 4,725,241 事業管理費 ④ 4,679,397 (うち減価償却費) ⑤ (506,262) (うち人件費) ⑤' (3,215,490) ※うち共通管理費 ⑥ 959,850 (うち減価償却費) ⑦ (40,012) (うち人件費) ⑦' (481,198) 事業利益(③-④) ⑧ 45,844 事業外収益 ⑨ 191,955 ※うち共通分 ⑩ △ 106,015 事業外費用 ⑪ 75,410 ※うち共通分 ⑫ △ 39,808 経常利益(⑧+⑨-⑪) ⑬ 162,389 特別利益 ⑭ 225,980 ※うち共通分 ⑮ 特別損失 ⑯ 229,108 ※うち共通分 ⑰ △ 112 税引前当期利益 △ 165,216 △ 595,890 159,261 369,765 120,300 ⑱ 430,302 (⑬+⑭-⑯) 営農指導事業分配賦額 ⑲ 154,931 131,096 196,644 113,219 △ 595,890 営農指導事業分配賦後 △ 10,796 税引前当期利益 ⑳ 159,261 214,834 233,658 △ 278,435 (⑱-⑲) 1.共通管理費等及び営農指導事業を他部門へ配賦する基準等 (1)共通管理費等「勘定科目の性質等に基づき、人頭割、貯金残高割等の配賦基準を用いている」 (2)営農指導事業 「(均等割+事業総利益割)の平均値」 2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合) (単位:%) 区 分 合 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等 27 19 25 18 11 100 営農指導事業 26 22 33 19 100 (26 年度) 区 分 合 計 (単位:千円) 共通 管理費等 事業収益 ① 19,250,401 事業費用 ② 14,615,190 事業総利益(①-②) ③ 4,635,211 事業管理費 ④ 4,510,999 (うち減価償却費) ⑤ (470,488) (うち人件費) ⑤' (3,092,887) ※うち共通管理費 ⑥ 1,093,422 (うち減価償却費) ⑦ (43,564) (うち人件費) ⑦' (609,007) 事業利益(③-④) ⑧ 124,212 事業外収益 ⑨ 188,347 ※うち共通分 ⑩ △ 110,588 事業外費用 ⑪ 79,890 ※うち共通分 ⑫ △ 35,388 経常利益(⑧+⑨-⑪) ⑬ 232,669 特別利益 ⑭ 85,244 ※うち共通分 ⑮ △ 3,380 特別損失 ⑯ 1,889,289 ※うち共通分 ⑰ △ 1,222,656 税引前当期利益 ⑱ △ 205,528 △ 900,941 △ 665,865 △ 1,571,376 210,825 △ 9,867 (⑬+⑭-⑯) 営農指導事業分配賦額 ⑲ 193,101 139,832 213,076 119,856 665,865 営農指導事業分配賦後 △ 149,699 17,724 税引前当期利益 ⑳ △ 1,571,376 △ 418,604 △ 1,020,797 (⑱-⑲) 1.共通管理費等及び営農指導事業を他部門へ配賦する基準等 (1)共通管理費等「勘定科目の性質等に基づき、人頭割、貯金残高割等の配賦基準を用いている」 (2)営農指導事業 「(均等割+事業総利益割)の平均値」 2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合) (単位:%) 区 分 合 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等 27 18 25 20 10 100 営農指導事業 29 21 32 18 100 - 25 - 6.財務諸表の正確性等にかかる確認 確 1 2 認 書 私は、当JAの平成 26 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までの事業年度に かかるディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべ ての重要な点において、適正に表示されていることを確認いたしました。 当該確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備さ れ、有効に機能していることを確認しました。 (1) 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が 整備されております。 (2) 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効 性を検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されてお ります。 (3) 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。 平成 27 年 6 月 26 日 唐津農業協同組合 代表理事組合長 - 26 - Ⅱ 損益の状況 1.直近の5事業年度における主要な経営指標 (単位:千円、口、人、%) 項 目 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 経常収益(事業収益) 21,345,443 20,985,337 20,409,848 21,235,349 19,250,401 信用事業収益 2,262,255 2,190,122 1,870,638 1,818,730 2,083,273 共済事業収益 1,066,907 1,087,325 1,067,883 1,025,768 983,393 農業関連事業収益 13,371,148 13,222,809 13,068,641 13,792,226 11,963,186 生活その他事業収益 4,602,746 4,445,770 4,364,782 4,560,625 4,183,347 営農指導事業収益 42,387 39,311 37,904 38,000 37,202 経常利益 215,292 177,420 140,186 162,389 232,669 当期剰余金 180,495 29,558 69,563 96,100 △ 1,581,477 出資金 4,779,229 4,775,634 4,753,857 4,728,145 4,684,312 (出資口数) (4,779,229) (4,775,634) (4,753,857) (4,728,145) (4,684,312) 純資産額 11,026,529 11,383,267 11,613,809 11,641,096 9,861,633 総資産額 172,605,594 175,263,681 170,452,360 177,055,544 177,086,591 貯金等残高 147,466,072 150,180,617 144,398,717 150,544,357 153,096,768 貸出金残高 48,204,110 48,370,292 46,274,255 45,812,995 44,888,270 有価証券残高 17,804,187 8,835,846 12,658,329 12,437,503 剰余金配当金額 77,740 47,260 23,485 23,208 22,813 出資配当額 47,261 47,260 23,485 23,208 22,813 事業利用分量配当額 30,479 職員数 752 753 727 709 585 単体自己資本比率 16.19 15.2 15.92 16.04 12.71 (注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。 2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。 3.信託業務の取り扱いは行っていません。 4.「単体自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」(平成18年金 融庁・農水省告示第2号)に基づき算出しております。なお、平成24年度以前は旧告示(バーゼルⅡ) に基づく単体自己資本比率を記載しています。 2.利益総括表 項 目 資金運用収支 役務取引等収支 その他信用事業収支 信用事業粗利益 (信用事業粗利益率) 事業粗利益 (事業粗利益率) 25年度 26年度 1,416,908 △ 5,346 △ 76,938 1,334,624 (0.91) 4,725,241 (2.69) 1,355,229 △ 7,004 189,946 1,538,171 (1.02) 4,635,211 (3.07) (単位:千円、%) 増 減 △ 61,679 △ 1,658 266,884 203,547 (0.11) △ 90,030 (0.38) 3.資金運用収支の内訳 項 目 (単位:千円、%) 25年度 26年度 平均残高 利 息 利 回 平均残高 利 息 利 回 資金運用勘定 145,574,762 1,621,814 1.11 150,975,412 1,571,381 1.04 うち預金 89,164,306 526,789 0.59 93,624,706 542,444 0.57 うち有価証券 10,802,057 133,583 1.23 12,084,580 152,214 1.25 うち貸出金 45,608,399 961,442 2.1 45,266,126 876,723 1.93 資金調達勘定 151,904,083 219,441 0.14 158,346,345 207,875 0.13 うち貯金・定期積金 150,774,378 190,156 0.12 156,179,718 197,007 0.12 うち借入金 1,746,933 14,909 0.85 2,166,627 10,868 0.50 うち譲渡性貯金 総資金利ざや 0.49 0.62 (注) 1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率) 2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連(又は中金)からの事業分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対 策奨励金等奨励金が含まれています。 4.受取・支払利息の増減額 (単位:千円) 項 目 25年度増減額 26年度増減額 受 取 利 息 △ 42,703 △ 50,633 うち預金 △ 19,111 15,455 うち有価証券 39,929 18,631 うち貸出金 △ 63,521 △ 84,719 支 払 利 息 △ 24,465 2,810 うち貯金・定期積金 △ 21,757 6,851 うち借入金 △ 2,708 △ 4,041 うち譲渡性貯金 差引 △ 18,238 △ 53,443 (注) 1.増減額は前年度対比です。 2.受取利息の預金には、信連(又は中金)からの事業分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等 奨励金が含まれています。 - 27 - Ⅲ 事業の概況 1.信用事業 (1)貯金に関する指標 ① 科目別貯金平均残高 種 類 25年度 26年度 流 動 性 貯 金 41,012,692 (27.20) 42,135,713 定 期 性 貯 金 109,394,812 (72.56) 113,542,955 そ の 他 の 貯 金 366,874 (0.24) 501,050 計 150,774,378 (100.00) 156,179,718 譲 渡 性 貯 金 合 計 150,774,378 (100.00) 156,179,718 (注) 1.流動 性貯 金=当 座貯 金+ 普通貯 金+ 貯蓄 貯金+ 通知 貯金 +別段 貯金 2.定期 性貯 金=定 期貯 金+ 定期積 金 3.( )内 は構成 比で す。 (単位:千円、%) 増 減 1,123,021 4,148,143 134,176 5,405,340 5,405,340 (26.98) (72.70) (0.32) (100.00) (100.00) ② 定期貯金残高 種 類 25年度 26年度 定 期 貯 金 104,896,033 (100.00) 105,860,510 (100.00) う ち固 定金 利定期 104,856,035 (99.96) 105,817,959 (99.96) う ち変 動金 利定期 39,998 (0.04) 42,551 (0.04) (注) 1.固定 金利 定期: 預入 時に 満期日 まで の利 率が確 定す る定 期貯金 2.変動 金利 定期: 預入 期間 中の市 場金 利の 変化に 応じ て金 利が変 動す る定 期貯金 3.( )内 は構成 比で す。 (単位:千円、%) 増 減 964,477 961,924 2,553 (2)貸出金等に関する指標 ① 科目別貸出金平均残高 種 類 手 形貸 付 証 書貸 付 当 座貸 越 割 引手 形 合 計 25年度 (単位:千円) 増 減 △ 49,127 △ 210,983 △ 82,163 △ 342,273 26年 度 681,442 41,885,736 3,041,221 45,608,399 632,315 41,674,753 2,959,058 45,266,126 ② 貸出金の金利条件別内訳残高 種 類 25年度 26年度 固定 金利 貸出 38,543,044 (84.13) 37,849,551 (84.32) 変動 金利 貸出 2,945,424 (6.43) 2,582,571 (5.75) そ の 他 4,324,527 (9.44) 4,456,148 (9.93) 合 計 45,812,995 (100.00) 44,888,270 (100.00) (注) 1.( )内 は構成 比で す。 2.「そ の他 」には 当座 貸越 、無利 息等 固定 及び変 動の 区分 がない もの を表 示して おり ます 。 ③ 貸出金の担保別内訳残高 種 類 貯金・ 定期 積金 等 有 価証 券 動 産 不 動 産 その 他担 保物 小 計 農 業信用 基金 協会保 証 そ の他保 証 小 計 信 用 合 計 ④ 債務保証の担保別内訳残高 種 類 貯金・ 定期 積金 等 有 価証 券 動 産 不 動 産 その 他担 保物 小 計 信 用 合 計 ⑤ 貸出金の使途別内訳残高 種 類 近 代 化 その 他制度 資金 農 業 設 備 農 業 運 転 事 業 設 備 事 業 運 転 住 宅 関 連 生 活 関 連 そ の 他 合 計 (注) ( ) 内は 構成比 です 。 25年度 26年 度 729,247 148,866 878,113 20,825,782 4,374,974 25,200,756 19,734,126 45,812,995 25年度 651,951 131,245 783,196 21,182,277 5,390,325 26,572,602 17,532,472 44,888,270 26年 度 - 25年度 12,500 2,304,407 3,516,479 3,950,289 1,511,588 12,703,792 16,572,479 2,001,116 3,240,345 45,812,995 (0.03) (5.03) (7.68) (8.62) (3.30) (27.73) (36.17) (4.37) (7.07) (100.00) - 28 - - 26年度 15,511 2,822,805 3,248,905 3,521,085 1,431,186 11,079,856 17,484,795 1,909,948 3,374,179 44,888,270 (0.03) (6.29) (7.24) (7.84) (3.19) (24.68) (38.95) (4.25) (7.52) (100.00) (単位:千円、%) 増 減 △ 693,493 △ 362,853 131,621 △ 924,725 (単位:千円) 増 減 △ 77,296 △ 17,621 △ 94,917 356,495 1,015,351 1,371,846 △ 2,201,654 △ 924,725 (単位:千円) 増 減 - (単位:千円、%) 増 減 3,011 518,398 △ 267,574 △ 429,204 △ 80,402 △ 1,623,936 912,316 △ 91,168 133,834 △ 924,725 ⑥ 貸出金の業種別残高 種 類 25年度 農業 9,846,126 (21.49) 林業 水 産業 153,677 (0.34) 製 造業 474,407 (1.04) 鉱業 13,334 (0.03) 建 設・不動産 業 591,215 (1.29) 電 気・ガス・熱供給 水道 業 175,070 (0.38) 運 輸・通信業 255,324 (0.56) 金 融・保険業 40,724 (0.09) 卸 売・小売・サービス業・飲 食業 1,384,317 (3.02) 地 方公 共団 体 11,422,105 (24.93) 非 営利 法人 そ の他 21,456,696 (46.84) 合 計 45,812,995 (100.00) (注) ( ) 内は 構成比 (貸 出金 全体に 対す る割 合)で す。 26年度 9,475,948 154,118 444,953 12,701 660,366 258,555 225,092 42,089 1,462,688 10,122,243 22,029,517 44,888,270 (21.11) (0.34) (0.99) (0.03) (1.47) (0.58) (0.50) (0.09) (3.26) (22.55) (49.08) (100.00) (単位:千円、%) 増 減 △ 370,178 441 △ 29,454 △ 633 69,151 83,485 △ 30,232 1,365 78,371 △ 1,299,862 572,821 △ 924,725 ⑦ 主要な農業関係の貸出金残高 1) 営農類 型別 (単位:千円) 種 類 25年度 26年 度 増 減 農業 11,188,786 9,221,974 △ 1,966,812 耕 作 97,705 94,147 △ 3,558 野 菜・ 園芸 909,368 781,583 △ 127,785 果 樹・ 樹園農 業 882,210 843,007 △ 39,203 工 芸作 物 198,581 172,742 △ 25,839 養 豚・ 肉牛・ 酪農 4,162,130 3,192,766 △ 969,364 養 鶏・ 養卵 養 蚕 そ の他 農業 4,938,792 4,137,729 △ 801,063 農業 関連 団体等 合 計 11,188,786 9,221,974 △ 1,966,812 (注) 1.農業 関係 の貸出 金と は、 農業者 、農 業法 人及び 農業 関連 団体等 に対 する農 業生 産・ 農業経 営に 必要 な資 金や 、農 産物の 生産 ・加 工・流 通に 関係 する事 業に 必要 な資金 等が 該当し ます 。な お、上 記⑥ の貸 出金 の業 種別 残高の 「農 業」 は、農 業者 や農 業法人 等に 対す る貸出 金の 残高で す。 2.「そ の他 農業」 には 、複 合経営 で主 たる 業種が 明確 に位 置づけ られ ない者 、農 業サ ービス 業、 農業 所得 が従 とな る農業 者等 が含 まれて いま す。 3.「農 業関 連団体 等」 には 、JA や全 農と その子 会社 等が 含まれ てい ます。 2) 資金種 類別 〔貸出 金〕 (単位:千円) 種 類 25年度 26年 度 増 減 プロ パー 資金 5,011,773 4,412,709 △ 599,064 農業 制度 資金 6,177,013 4,809,265 △ 1,367,748 農 業近 代化資 金 3,008,485 2,105,520 △ 902,965 そ の他 制度資 金 3,168,528 2,703,745 △ 464,783 合 計 11,188,786 9,221,974 △ 1,966,812 (注) 1.プロ パー 資金と は、 当組 合原資 の資 金を 融資し てい るも ののう ち、 制度資 金以 外の ものを いい ます 。 2.農業 制度 資金に は、 ①地 方公共 団体 が直 接的ま たは 間接 的に融 資す るもの 、② 地方 公共団 体が 利子 補給 等を 行う ことで JA が低 利で融 資す るも の、③ 日本 政策 金融公 庫が 直接融 資す るも のがあ り、 ここ では ①の 転貸 資金と ②を 対象 として いま す。 3.その 他制 度資金 には 、農 業経営 改善 促進 資金(スーパーS資金 )や農 業経 営負担 軽減 支援 資金な どが 該当 します 。 〔 受託 貸付 金〕 種 類 25年度 26年度 日本 政策 金融 公庫資 金 その 他 合 計 (注) 日本政 策金 融公 庫資金 は、 農業 (旧農 林漁 業金融 公庫 )に かかる 資金 をい います 。 ⑧ リスク管理債権の状況 種 類 破綻 先債 権額 延滞 債権 額 3ヵ 月以上 延滞 債権 額 貸出 条件 緩和債 権額 合 計 25年度 26年 度 1,058 1,393,079 27,165 1,421,302 (注) 1. 7,521 1,252,161 11,973 1,271,655 (単位:千円) 増 減 - (単位:千円) 増 減 6,463 △ 140,918 △ 15,192 △ 149,647 破綻先債権:元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の 見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と いう。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じてい る貸出金)をいいます。 2. 延滞債権:未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の 支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。 3. 3ヵ月以上延滞債権:元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延 滞債権に該当しないものをいいます。 4. 貸出条件緩和債権:債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権 放棄、その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に該当しない ものをいいます。 - 29 - ⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況 債権 区分 債権 額 (単位:千円) 保 全額 引当 担保・ 保証 破産 更生債 権及 び これ らに準 ずる 債権 危険 債権 要管 理債権 小 計 正常 債権 合 計 合計 218,978 135,024 83,953 218,977 1,040,704 11,973 1,271,655 43,716,439 44,988,094 745,131 11,039 891,194 153,302 934 238,189 898,433 11,973 1,129,383 (注) 上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、債務者の 財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。なお、当JAは同法の対象とはなっていませんが、参考 として同法の定める基準に従い債権額を掲載しております。 ①破産更生債権及びこれらに準ずる債権:法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権 (債務者区分が破綻先、実質破綻先の貸出金) ②危険債権:経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性の高い債権 (債務者区分が破綻懸念先の貸出金) ③要管理債権:3ヵ月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権 (債務者区分が要管理先のうち、3ヵ月以上延滞貸出金及び貸出条件緩和貸出金) ④正常債権:上記以外の債権(債権者区分が正常先、要管理先のうちその他要注意先) ⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況 該当する取引はありません。 ⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:千円) 債権区分 25年度 26年度 期首残高 期中増加額 期中減少額 期末残高 期首残高 期中増加額 期中減少額 期末残高 目的使用 その他 目的使用 その他 一般貸倒引当金 78,257 85,665 78,257 85,665 85,665 85,837 85,665 85,837 個別貸倒引当金 503,125 542,104 503,125 542,104 542,104 444,285 542,104 444,285 合 計 581,382 627,769 581,382 627,769 627,769 530,122 627,769 530,122 ⑫ 貸出金償却の額 (単位:千円) 項 目 25年度 26年度 貸出金償却額 - - (3)内国為替取扱実績 (単位:件、千円) 25年度 種 類 送金・振込為替 代金取立為替 雑 為 替 合 計 仕 向 26年度 被 仕 向 仕 向 被 仕 向 件 数 38,116 219,567 37,223 227,063 金 額 50,047,054 49,974,245 55,914,593 56,298,166 件 数 3 3 3 3 金 額 2,030 40,422 285 31,673 件 数 790 176 738 222 金 額 104,010 49,366 99,979 46,165 件 数 38,909 219,746 37,964 227,288 金 額 50,153,094 50,064,033 56,014,857 56,376,004 (4)有価証券に関する指標 ① 種類別有価証券平均残高 種 類 国 債 地 方 債 政 府 保証 債 社 債 受 益証 券 合 計 ② 25年度 6,825,747 1,674,943 1,402,733 86,235 812,399 10,802,057 26年 度 6,480,937 2,742,974 1,835,995 23,804 1,000,870 12,084,580 (単位:千円) 増 減 △ 344,810 1,068,031 433,262 △ 62,431 188,471 1,282,523 (注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。 商品有価証券種類別平均残高 該当する取引はありません。 ③ 有価証券残存期間別残高 種 類 25年 度 国 債 地 方 債 政 府保 証 債 社 債 受 益証 券 26年 度 国 債 地 方 債 政 府保 証 債 社 債 受 益証 券 (単位:千円) 1年 超 3年 以下 1年 以下 3年 超 5年 以下 5年 超 7年 以下 7年超 10年 以 下 10年 超 期間 の 定め のな い もの 合 計 - - - - 4,590,872 205,220 411,440 1,025,650 3,609,110 1,663,176 1,054,160 98,701 - - 8,199,982 1,868,396 1,465,600 98,701 1,025,650 - - - 105,755 - 2,512,650 845,048 418,520 1,086,850 4,116,165 1,700,605 1,651,910 - - 6,734,570 2,545,653 2,070,430 0 1,086,850 - 30 - (5)有価証券等の時価情報等 ① 有価証券の時価情報等 (単位:千円) 25年度 時 価 保有区分 ② ③ 26年度 時 価 取得価額 評価損益 取得価額 売 買 目 的 満期保有目的 そ の 他 12,306,931 12,658,329 351,398 11,849,638 12,437,503 合 計 12,306,931 12,658,329 351,398 11,849,638 12,437,503 (注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。 2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。 3.売買目的有価証券に該当する取引はありません。 4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。 5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。 金銭の信託の時価情報等 該当する取引はありません。 デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引 該当する取引はありません。 評価損益 587,865 587,865 2.共済取扱実績 (1)長期共済新契約高・長期共済保有高 種 類 終身共済 定期生命共済 生 養老生命共済 命 うちこども共済 総 医療共済 合 がん共済 共 定期医療共済 済 介護共済 年金共済 建物更生共済 合 計 (単位:千円) 25年度 新契約高 15,430,170 20,000 7,541,110 783,374 490,600 111,763 86,010 18,659,700 42,339,353 26年度 保 有 高 184,878,883 522,000 118,068,734 21,528,874 8,283,450 1,379,000 4,942,000 111,763 3,046,637 184,708,847 505,941,314 新契約高 14,345,888 24,000 5,315,472 930,003 347,800 247,645 115,384 7,811,250 28,207,439 保 有 高 179,683,770 522,000 107,982,051 21,328,977 7,057,500 1,176,000 4,174,000 359,408 2,985,277 180,407,827 484,347,833 (注) 金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加された定期特約金額等を 含む)、介護共済は一時払掛金相当額、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。 (2)医療系共済の入院共済金保有高 (単位:千円) 25年度 種 類 新契約高 医療共済 11,928 がん共済 2,597 定期医療共済 30 合 計 14,555 (注)金額は、入院共済金額を表示しています。 26年度 保 有 高 60,384 21,410 4,195 85,989 新契約高 12,403 2,157 30 14,590 (3)介護共済の介護共済金額保有高 種 類 介護共済 合 計 保 有 高 71,110 21,120 3,697 95,927 (単位:千円) 25年度 新契約高 489,530 489,530 26年度 保 有 高 472,532 472,532 新契約高 782,801 782,801 保 有 高 1,232,133 1,232,133 (注)金額は、介護共済金額を表示しています。 (4)年金共済の年金保有高 種 類 年金開始前 年金開始後 合 計 (単位:千円) 25年度 新契約高 86,010 86,010 26年度 保 有 高 1,986,021 1,060,616 3,046,637 新契約高 115,384 115,384 保 有 高 1,922,262 1,063,015 2,985,277 (注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。 (5)短期共済新契約高 種 類 火災共済 自動車共済 傷害共済 定額定期生命共済 賠償責任共済 自賠責共済 合 計 (単位:千円) 25年度 新契約高 29,075,030 90,963,200 32,000 25年度 掛 金 40,526 854,372 34,353 184 1,729 195,644 1,126,808 (注)1.金額は、保障金額を表示しています。 2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。 - 31 - 新契約高 38,635,600 90,877,700 32,000 掛 金 70,114 866,187 37,708 192 1,785 194,934 1,170,920 3.購買事業取扱実績 種 類 農 業 資 材 生 活 燃 料 肥 料 農 薬 飼 料 施 設資材 生 活資材 食 品 農 業機械 計 食 品 酒 米 食 材 生活資 材 生 共同購 入 活 電 器 資 耐久資 材 材 冠婚葬 祭 L P G ガス器 具 葬 祭 小計 自 自動 車 動 自動車整備 車 小計 鉱 油 燃 T.B.A 料 小計 計 合 計 (単位:千円) 25年 度 26年度 粗収 益 粗 収益 供給 高 供給 高 (手数 料) (手 数料) 1,034,798 94,557 785,143 63,094 1,080,165 98,801 806,243 75,055 3,811,211 130,124 3,397,100 115,329 1,349,197 120,797 1,308,789 111,578 1,576 206 1,088 151 9,453 1,803 8,246 1,903 799,780 103,012 1,341,332 117,584 8,086,180 549,300 7,647,941 484,694 30,600 3,744 29,260 3,574 2,918 389 2,180 326 287 57 231 55 121,016 23,805 116,074 22,646 133,523 15,264 110,513 12,398 33,431 3,057 30,878 3,010 365,059 45,026 295,771 36,002 46,869 5,636 42,475 5,411 138,196 7,107 76,806 4,239 336,503 62,756 329,350 16,468 34,295 3,039 49,312 3,070 96,337 29,050 145,317 48,549 1,339,034 198,930 1,228,167 155,748 337,998 990 306,770 891 259,311 6,715 245,500 6,146 597,309 7,705 552,270 7,037 4,539,368 368,222 3,424,516 316,777 89,470 21,600 79,179 20,482 4,628,838 389,822 3,503,695 337,259 6,565,181 596,457 5,284,132 500,044 14,651,361 1,145,757 12,932,073 984,738 4.販売事業取扱実績 (単位:千円) 逢地の里 種 類 委 託 買 取 農畜産物直売 水産 直売 その 他直 売 計 農 産 米 畜 産 水 産 惣 菜 食 品 酒 そ の 他 計 合 計 25年度 粗収 益 取扱高 (手 数料) 117,758 10,497 5,963 1,066 14,211 2,238 137,932 13,801 29,939 6,629 15,434 1,761 1,998 563 4,059 990 961 194 6,825 1,697 731 217 25 8 59,972 12,059 197,904 25,860 唐津うまかもん市場 種 類 委 託 買 取 農畜産物直売 水 産直売 その他直 売 計 青 果 米 畜 産 水 産 惣 菜 食 品 酒 レストラ ン ソ フ ト そ の 他 計 合 計 26年度 粗収 益 取扱高 (手数 料) 83,317 11,956 9,029 1,617 20,941 3,313 113,287 16,886 43,411 11,545 19,027 3,054 5,171 1,007 6,953 1,778 1,352 274 10,750 2,475 881 224 197 29 87,742 20,386 201,029 37,272 (単位:千円) 25年度 26年度 粗収 益 粗収益 取 扱高 取扱高 (手数 料) (手数料) 293,968 44,728 287,603 43,781 56,599 10,184 54,617 9,834 87,769 14,266 87,717 14,310 438,336 69,178 429,937 67,925 252,900 38,942 296,686 46,351 82,022 10,056 80,886 10,801 243,470 47,233 277,888 54,555 287,746 59,829 299,967 62,214 50,006 7,597 55,614 9,620 101,517 21,919 103,269 21,340 3,555 638 6,373 1,321 58,784 27,225 61,560 25,640 14,355 7,196 14,025 7,129 1,289 351 1,353 332 1,095,644 220,986 1,197,621 239,303 1,533,980 290,164 1,627,558 307,228 - 32 - (単位:千円) 直売 品 目 インショップ 計 (注) 25年度 粗収益 取扱高 (手数料) 403,772 10,246 403,772 10,246 26年度 粗収益 取扱高 (手数料) 433,422 11,005 433,422 11,005 逢地の里直売所及び唐津うまかもん市場の損益は、 損益計算書上で直販事業に表示している。 受託販売品 種 類 米 農 そ 産 の 他 み か ん 果 晩 柑 類 樹 落 葉 果 樹 米 くず米 種子籾 小計 麦 大豆 小計 計 ハウス 少加温 無加温 極早生 早生 普通 小計 デコポン 清見 せとか はまさき その他 小計 梨 キウイ もも類 ぶどう その他 小計 計 苺 小葱 胡瓜 トマト 施 設 ほうれん草 野 モロヘイヤ 野 菜 アスパラ その他 小計 菜 玉葱 路 馬鈴薯 地 茄子 野 その他 菜 小計 計 茶(荒茶) 特 花 卉 産 そ の 他 計 生 乳 仔 牛 肉 牛 畜 子 豚 肉 豚 産 鶏 卵 そ の 他 計 合 計 (単位:千円) 25年度 26年度 粗収益 粗収益 取扱高 取扱高 (手数料) (手数料) 1,648,460 56,563 1,389,851 54,228 101,945 2,494 54,734 1,384 63,410 1,861 72,765 2,131 1,813,815 60,918 1,517,350 57,743 20,779 2,700 14,842 1,906 2,009 81 2,399 79 22,788 2,781 17,241 1,985 1,836,603 63,699 1,534,591 59,728 3,493,751 87,335 3,403,014 85,067 213,140 5,328 209,841 5,246 85,362 2,134 97,900 2,447 179,216 4,479 129,544 3,221 91,307 2,282 95,099 2,405 63,895 1,597 72,204 1,787 4,126,671 103,155 4,007,602 100,173 387,484 9,686 460,514 11,509 125,393 3,132 121,273 3,032 93,010 2,325 103,268 2,582 119,512 2,987 200,996 5,027 121,393 3,033 127,843 3,194 846,792 21,163 1,013,894 25,344 104,789 2,619 99,127 2,478 104,695 2,617 111,110 2,778 56,184 1,405 53,299 1,331 47,598 1,189 46,630 1,166 10,424 260 12,032 301 323,690 8,090 322,198 8,054 5,297,153 132,408 5,343,694 133,571 3,337,989 83,395 3,461,142 86,474 764,620 19,106 767,283 19,172 586,106 14,638 579,810 14,481 274,506 6,861 260,080 6,501 19,351 483 22,001 550 50,271 1,256 51,524 1,288 80,070 1,998 98,335 2,455 14,260 356 12,810 320 5,127,173 128,093 5,252,985 131,241 1,019,645 25,485 1,111,495 27,795 34,091 852 46,401 1,160 78,381 1,955 75,819 1,891 143,151 3,577 150,858 3,769 1,275,268 31,869 1,384,573 34,615 6,402,441 159,962 6,637,558 165,856 347,024 8,673 338,150 8,450 84,374 2,108 78,710 1,967 20,481 539 20,932 546 451,879 11,320 437,792 10,963 665,161 6,652 635,632 6,356 1,380,672 13,807 1,436,351 14,363 8,563,433 85,631 8,712,361 87,123 11,045 111 12,417 124 534,097 5,341 595,985 5,960 29,690 297 38,159 382 150,765 1,508 153,785 1,538 11,334,863 113,347 11,584,690 115,846 25,322,939 480,736 25,538,325 485,964 5.倉庫事業取扱実績 区 分 保 管 料 収 検 査 手 数 料 入 倉 庫 雑 収 入 計 倉 庫 労 務 費 支 検 査 費 用 出 倉 庫 雑 費 計 差 引 25年度 27,742 5,409 1,970 35,121 1,715 130 7,297 9,142 25,979 (単位:千円) 26年 度 28,068 5,431 1,873 35,372 1,730 36 6,325 8,091 27,281 6.指導事業 区 分 賦 課 金 収 補 助 金 実 費 収 入 そ の 他 収 入 入 計 指導 費部 会育成 費 支 組 織活動 育成 費 教 育 農 政 費 農 業振興 対策 費 出 そ の 他 費 用 計 差 引 25年度 20,826 3,725 13,295 154 38,000 47,522 50,586 15,296 92,472 22,282 228,158 △ 190,158 (単位:千円) 26年 度 20,334 4,058 12,677 133 37,202 40,871 49,506 13,521 76,167 21,904 201,969 △ 164,767 8.利用事業取扱実績 区 分 共 乾 施設 ハ ウ ス リー ス 山 本 選果 場 相 知 選果 場 野 菜 集 荷施 設 み か ん 選果 場 西部 玉 葱選 果 場 東 部 低 温倉 庫 育 苗 セ ンタ ー 茶 工場 土 壌 分析 Ⅳ 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 25年 度 119,922 14,131 105,791 45,189 45,189 1,199 1,199 8,736 8,736 34,023 34,023 64,893 945 63,948 8,445 1,653 6,792 3,712 155 3,557 14,518 9,904 4,614 12,584 12,584 2,075 2,737 △ 662 7.加工事業取扱実績 区 分 収益 精 米 加 工 費用 差引 収益 コ イン精 米 費用 差引 収益 茶 再 製 費用 差引 収益 堆肥センター 費用 差引 収益 加 工事業 計 費用 差引 26年 度 113,353 14,423 98,930 22,320 22,320 1,158 1,158 1,502 1,502 34,725 34,725 65,066 65,066 18,217 302 17,915 2,970 2,970 15,501 11,585 3,916 12,291 12,291 914 2,536 △ 1,622 区 分 農薬分析 人工授精 家畜 診 療所 低コ ス ト 牛舎 牛舎 リ ース キ ャト ル ス テ ーシ ョ ン そ の他 共 同施 設 そ の他 機 械利 用 加工場 ラン ド リー 利用 事 業計 (単位:千円) 26年 度 15,746 6,922 8,824 2,799 112 2,687 36,027 32,181 3,846 39,637 33,522 6,115 94,209 72,737 21,472 25年度 16,975 7,081 9,894 2,355 117 2,238 38,606 32,348 6,258 40,842 30,685 10,157 98,778 70,231 28,547 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 収益 費用 差引 25年 度 13,120 13,104 16 32,250 28,800 3,450 23,144 14,010 9,134 4,327 4,327 2,532 2,532 84,224 90,651 △ 6,427 2,523 2,523 6 6 558 405 153 2,711 2,199 512 480,691 178,694 301,997 (単位:千円) 26年 度 10,615 10,599 16 34,563 30,557 4,006 19,808 12,106 7,702 4,006 4,006 2,387 2,387 106,115 106,694 △ 579 2,585 2,585 6 6 516 252 264 5,116 4,592 524 473,734 193,646 280,088 経営諸指標 1.利益率 (単位:%) 25年度 26年度 項目 総資 産経常 利益率 0.08 0.12 資本 経常利 益率 1.42 2.03 総資 産当期 純利益 率 0.05 △ 0.80 資本 当期純 利益率 0.84 △ 13.82 (注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100 3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100 4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100 - 33 - 増減 0.04 0.61 △ 0.85 △ 14.66 2.貯貸率・貯証率 項目 貯貸率 貯証率 (単位:%) 25年度 期 末 期中平均 期 末 期中平均 30.43 30.24 8.40 7.16 (注)1.貯貸率(期末)=貸出金残高 /貯金残高×100 3.貯証率(期末)=有価証券残高/貯金残高×100 Ⅴ 26年度 増減 29.32 28.98 8.12 7.74 △ 1.11 △ 1.26 △ 0.28 0.58 2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高 /貯金平均残高×100 4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する事項 25年度 経過措置 による 不算入額 項 目 <コア資本に係る基礎項目> (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本又は会員資本の額 うち、出資金の額及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額(△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金及び相互援助積立金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 うち、回転出資金の額 うち、上記以外に該当するものの額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価格の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) <コア資本に係る調整項目> (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 適格引当金不足額 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 特定項目に係る十パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) <自己資本> 自己資本の額((イ)-(ロ)) (ハ) <リスク・アセット等> (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額の合計額 うち、無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー(△) うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの額 うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセットの額の合計額 (ニ) <自己資本比率> 自己資本比率((ハ)/(ニ)) ( 単位:千 円、% ) 26年度 経過措置 による 不算入額 9,328,570 4,731,596 4,691,107 △ 23,208 △ 70,925 85,666 85,666 - 7,408,294 4,687,763 2,849,071 △ 22,813 △ 105,727 85,837 85,837 - - - 1,347,770 1,181,264 10,762,006 8,675,395 - 109,391 109,391 181,646 - 20,152 20,152 74,559 94,711 10,762,006 8,580,684 58,326,258 △ 4,864,017 109,390 △ 8,150,100 2,995,045 181,646 8,735,055 67,061,313 59,149,560 △ 2,137,851 80,610 △ 5,433,400 2,916,701 298,235 8,313,616 67,463,176 16.04% 12.71% 80,610 80,610 298,235 - (注 )1. 農 協 法 第 11 条 の 2 第 1 項 第 1 号 の規 定 に基 づく組 合 の経 営 の健 全 性 を判 断 するための基 準 に係 る算 式 に基 づき算 出 しています。 2. 当 J A は 、 信 用 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 額 の 算 出 に あ っ て は 標 準 的 手 法 、 適 格 金 融 資 産 担 保 の 適 用 に つ い て は 信 用 リ ス ク 削 減 手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。 3. 当 J A が 有 す る す べ て の 自 己 資 本 と リ ス ク を 対 比 し て 、 自 己 資 本 比 率 を 計 算 し て い ま す 。 - 34 - 2.自己資本の充実度に関する事項 (単位:千円) 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 信用リスクアセット 我が国の中央政府及び中央銀行向け 我が国の地方公共団体向け 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 三ヵ月以上延滞等 信用保証協会等保証付 共済約款貸付 出資等 他の金融機関等の対象資本調達手段 特定項目のうち調整項目に算入されないも の 複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)の うち、個々の資産の把握が困難な資産 証券化 経過措置によりリスク・アセットの額に算 入・不算入となるもの 上記以外 標準的手法を適用するエクスポージャー別計 CVAリスク相当額÷8% 中央清算機関関連エクスポージャー 信用リスク・アセットの額の合計額 オペレーショナル・リスク に対する所要自己資本の額 <基礎的手法> 所要自己資本額計 エクスポー ジャー の期末残高 9,012,157 13,232,944 0 1,403,810 100,033 88,505,556 540,996 7,552,244 2,555,214 1,080,740 3,284,330 20,888,195 20,597 1,352,787 5,433,400 25年度 リスク・ アセット額 a 所要 自己資本額 b=a×4% 0 0 0 0 1 17,701,111 524,572 5,071,552 829,197 818,418 4,291,565 2,069,639 0 1,352,787 13,583,500 0 0 0 0 0 708,044 20,982 202,862 33,167 32,736 171,662 82,785 0 54,111 543,340 エクスポー ジャー の期末残高 7,552,160 12,535,275 0 1,905,088 0 91,982,770 378,696 8,132,956 2,585,325 871,376 3,343,077 21,235,215 20,718 1,184,917 5,433,400 0 0 0 6,000 1,200 0 - 25年度 リスク・ アセット額 a 所要 自己資本額 b=a×4% 0 0 0 0 0 18,396,554 355,474 5,494,018 850,859 639,439 4,041,018 2,103,619 0 1,184,917 13,583,500 0 0 0 0 0 735,862 14,218 219,760 34,034 25,577 161,640 84,144 0 47,396 543,340 0 0 0 48 6,000 1,200 48 0 0 0 0 0 △ 4,864,017 △ 194,560 - △ 2,137,852 △ 85,514 18,529,041 16,946,733 677,869 15,932,240 14,636,815 173,498,044 58,326,258 2,333,050 173,099,213 59,149,561 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 173,498,044 58,326,258 2,333,050 173,099,213 59,149,561 オペレーショナル・リスク相当額を8% 所要自己資 オペレーショナル・リスク相当額を8% で除して得た額 本額 で除して得た額 a b=a×4% a 349,402 8,735,055 8,313,616 所要自己資 リスク・アセット等(分母)計 リスク・アセット等(分母)計 本額 a a b=a×4% 67,061,314 2,682,452 67,463,177 585,472 2,365,982 0 0 2,365,982 所要自己資 本額 b=a×4% 332,544 所要自己資 本額 b=a×4% 2,698,527 (注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額をエクスポージャーの種類ごとに記載して います。 2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価 証券等が該当します。 3.「三ヵ月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージ ャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエ クスポージャーのことです。 4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。 5. 「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本に 係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)及び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセ ットに算入したもの、不算入としたものが該当します。 6.「上記以外」には、貸出金、債券等を除く現金やその他の資産(固定資産等)が含まれています。 7.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)〉 (粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近 3 年間の合計額 ÷ 8 % 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 3.信用リスクに関する事項 ① 標準的手法に関する事項 当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出しています。また、信用リスク・アセットの 算出にあたって、リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。 (ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととし ています。 適格格付機関 株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ) 株式会社日本格付研究所(JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P) フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) (注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。 (イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク・スコアは、主に以下のとおりです。 エクスポージャー 適格格付機関 カントリーリスク・スコア 金融機関向けエクスポージャー 日本貿易保険 法人等向けエクスポージャー (長期) R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch 法人等向けエクスポージャー (短期) R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch - 35 - (単位:千円) ② 信用リス クに関する エクスポージ ャー( 地域別, 業種別, 残存期間別) 及び三月以上延滞エクスポージ ャーの期末残高 25年度 国内 国外 地域別残高計 農業 林業 水産業 製造業 鉱業 法 建設・不動産業 人 電気・ガス・熱供給・水道業 運輸・通信業 金融・保険業 卸売・小売・飲食・サービス業 日本国政府・地方公共団体 上記以外 個人 その他 業種別残高計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期限の定めのないもの 残存期間別残高計 信用リスクに 関するエクス うち貸出金 ポージャーの 等 残高 173,498,044 45,933,645 173,498,044 45,933,645 2,354,526 2,351,526 32,000 32,000 121,852 111,852 1,504,543 94,262,919 1,333,566 127,073 21,251,101 11,425,104 1,174,602 180,602 33,427,738 31,705,488 18,035,197 173,498,044 45,933,645 93,612,893 5,610,279 5,621,196 5,621,196 3,746,259 3,746,259 2,179,251 2,179,251 7,997,625 1,890,135 32,309,022 25,589,731 28,031,798 1,296,794 173,498,044 45,933,645 26年度 うち債券 11,329,840 11,329,840 1,503,843 9,825,997 11,329,840 5,113,491 6,216,349 11,329,840 信用リスクに 三ヵ月以上 関するエクス 延滞エクス うち貸出金 ポージャーの ポージャー 等 残高 3,284,330 173,099,213 44,995,652 3,284,330 173,099,213 44,995,652 2,439,662 2,436,662 29,000 29,000 52,026 42,025 1,905,788 97,745,340 963,798 129,300 19,093,433 10,124,843 1,192,639 161,137 3,284,330 33,997,559 32,072,685 15,679,968 3,284,330 173,099,213 44,995,652 91,349,100 5,371,383 11,022,950 6,022,946 3,483,672 3,483,672 1,873,511 1,773,238 8,152,973 3,540,174 32,117,602 23,957,944 25,099,405 846,295 173,099,213 44,995,652 三ヵ月以上 延滞エクス ポージャー うち債券 10,873,678 10,873,678 1,905,088 8,968,590 10,873,678 100,273 3,618,796 7,154,609 10,873,678 3,343,077 3,343,077 23,941 3,319,136 3,343,077 (注) 1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「三ヵ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三ヵ月以上延滞しているエクスポージャ ーをいいます。 3.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 ③ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:千円) 25年度 25年度 区 分 期首残高 期中増加額 期中減少額 期末残高 期首残高 期中増加額 期中減少額 期末残高 目的使用 その他 目的使用 その他 一般貸倒引当金 78,257 85,665 78,257 85,665 85,665 85,837 85,665 85,837 個別貸倒引当金 503,125 542,104 503,125 542,104 542,104 444,285 542,104 444,285 ④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 25年度 区 分 期首 期中 期中減少額 期末 貸出金 期首 残高 増加額 目的使用 その他 残高 償却 残高 国 内 503,125 542,103 - 503,125 542,103 542,103 国 外 地域別計 503,125 542,103 0 503,125 542,103 542,103 農業 林業 水産業 製造業 法 鉱業 人 建設・不動産業 電気・ガス・熱供給・水道業 運輸・通信業 金融・保険業 卸売・小売・飲食・サービス業 上記以外 個 人 503,125 542,103 - 503,125 542,103 - 542,103 業種別計 503,125 542,103 - 503,125 542,103 - 542,103 - 36 - (単位:千円) 期中 増加額 444,285 444,285 444,285 444,285 25年度 期中減少額 目的使用 その他 - 542,103 0 542,103 - 542,103 - 542,103 期末 貸出金 残高 償却 444,285 444,285 444,285 444,285 - 信 用 リ ス ク 削 減 効 果 勘 案 後 の 残 高 及 び リ ス ク ・ ウ ェ イ ト 1250% を 適 用 す る 残 高 25年度 格付あり 格付なし 計 格付あり リスク・ウエイト 0% 26,114,138 26,114,138 信 用 リスク・ウエイト 2% リ リスク・ウエイト 4% ス リスク・ウエイト 10% 21,263,201 21,263,201 ク リスク・ウエイト 20% 88,522,338 88,522,338 削 リスク・ウエイト 35% 2,298,795 2,298,795 減 リスク・ウエイト 50% 182,977 182,977 効 リスク・ウエイト 75% 6,785,206 6,785,206 果 リスク・ウエイト 100% 28,850,125 28,850,125 勘 リスク・ウエイト 150% 2,767,347 2,767,347 案 後 残 高 リスク・ウエイト 200% リスク・ウエイト 250% その他 リスク・ウエイト 1250% 業種別計 - 176,784,127 176,784,127 (単位:千円) - 25年度 格付なし 24,334,051 21,534,512 91,995,759 2,373,818 211,155 7,351,162 20,694,137 7,900,167 計 24,334,051 21,534,512 91,995,759 2,373,818 211,155 7,351,162 20,694,137 7,900,167 - 176,394,761 176,394,761 (注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを 除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャ ーのリスク・ウェイト判定において格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付の み使用しています。 3.経過措置によってリスク・ウェイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウェイトによって集計 しています。また、経過措置によってリスク・アセットを算入したものについても集計の対象としています。 4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る もの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウェイト 1250%を適用したエクスポージャーがあります。 4.信用リスク削減手法に関する事項 ① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エクスポージャーに対 して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証 人に対するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。 当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。 信用リスク削減手法として「適格金融資産担保」「保証」「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用しています。 適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、取引相手または取引相手のために第三 者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リ スク削減手法の簡便手法を用いています。 保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の地方公共団体、地方 公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関または第一種金融 商品取引業者、これら以外の主体で長期格付が A-または A3 以上の格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージ ャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイ トを適用しています。 貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類する事由にかかわら ず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺 契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が継続されないリスク が監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満 たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としてい ます。 担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直し行っています。なお、主要な担保 の種類は自組合貯金です。 ② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 (単位:千円) 25年度 25年度 区 分 適格金融 資産担保 保証 適格金融 資産担保 保証 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 1,403,810 1,905,088 地方三公社向け 100,033 金融機関向け及び第一種金商品取引行業者向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 373,872 57,285 356,028 56,327 抵当権住宅ローン 246,190 200,222 不動産取得等事業向け 256,029 236,256 三ヵ月以上延滞等 19,688 7,753 40,408 6,511 証券化 中央清算機関関連 その他 86,850 11,600 合 計 480,410 2,071,100 408,036 2,404,404 (注)1. 「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)ことをいい、主なものとしては貸出金や 有価証券等が該当します。 2. 「三ヵ月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージ ャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエ クスポージャーのことです。 3.「その他」には、現金及び上記以外の資産(固定資産等)が含まれます。 - 37 - 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 ① 出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているもので あり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区 分して管理しています。 ①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事 業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の 他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。 ②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握およびコント ロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALM などを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情 報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針 などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については企画管理部門が適 切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連合 会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。 なお、これらの出資等又は株式等の評価等については、①子会社および関連会社については、取得原価を記載し、 毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価 差額については、「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資につ いては、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計 方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。 ② ③ ④ ⑤ 出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 25 年度 26 年度 貸借対照表計上額 時価評価額 貸借対照表計上額 上 場 0 0 0 非上場 6,967,833 6,967,833 6,991,111 合 計 6,967,833 6,967,833 6,991,111 (注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表額の合計額です。 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 25 年度 売却益 売却損 - (単位:千円) 時価評価額 0 6,991,111 6,991,111 (単位:千円) 償却額 26 年度 売却損 売却益 - - 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額 (保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等) 25 年度 評価益 評価損 - 償却額 - - (単位:千円) 26 年度 評価益 評価損 - 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等) 25 年度 26 年度 評価益 評価損 評価益 - (単位:千円) 評価損 - 8.金利リスクに関する事項 ① 金利リスクの算定方法の概要 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在する中で金利が変動す ることにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。 当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情報の管理・報告にかか る事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体的な金利リスクの 算定方法、管理方法は以下のとおりです。 要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出される要求払貯金のうち、引き 出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を 現残高から差し引いた残高、③現残高の 50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5 年の期間に均等に振り分けて(平均残 存 2.5 年)リスク量を算定しています。 算出した金利リスク量は定期的経営層へ報告するとともに、四半期ごとに理事会に報告して承認を得ています。 ② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 25 年度 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 △784,312 - 38 - (単位:千円) 26 年度 △638,501 Ⅵ 連結情報 1.グループの概況 (1)グループの事業系統図 JAからつのグループは、当JA、子会社 3 社で構成されています。 このうち、当年度及び前年度において連結自己資本比率を算出する対象となる連結子会社は 3 社です。なお、連結自 己資本比率を算出する対象となる連結グループと、連結財務諸表規則に基づき連結の範囲に含まれる会社に、相違はあ りません。 JAからつ 〔JA〕 ◇ 本所・25 支所 ◇ 16 給油所 ◇ 2 直売所 ◇ 3 地区営農センター 〔子会社〕 唐津協同宅建株式会社 有限会社 唐津地区農作業受託センター 株式会社 唐津中央青果市場 不動産関連事業 農作業受託事業 農畜産物・ 農畜産物加工販売事業 (2)子会社等の状況 名 (単位:千円、%) 称 主たる営業所又は事 務所の所在地 唐津市 熊原町 3109-1 唐津市 ㈲唐津地区農作業受託センター 山本 788-1 唐津市 ㈱唐津中央青果市場 千代田町 2109-39 唐津協同宅建㈱ 当JA及び他 資本金又 当JAの の子会社等の は出資金 議決権比率 議決権比率 事業の内容 設立年月日 不動産業 昭和 63 年 6 月 22 日 10,000 100.0 100.0 農作業の請負 平成 9 年 6 月 11 日 3,100 96.8 96.8 農畜産物 加工販売事業 平成 26 年 4 月 1 日 13,558 100.0 100.0 (3)連結事業概況 ◇ 連結事業の概況 平成 26 年度の当JAの連結決算は、子会社・子法人等を連結しております。 連結決算の内容は、連結経常収益 297 百万円、連結当期損失金 1,538 百万円、連結純資産 9,904 百万円 連結総資産 177,095 百万円で、連結自己資本比率は 12.78%となりました。 (4)最近の5年間の連結ベースの主要な経営指標 項 目 22年度 23年度 連結経常収益 21,345,443 21,352,586 (事業収益) 信用事業収益 2,262,255 2,189,358 共済事業収益 1,066,907 1,087,007 農業関連事業収益 13,371,148 13,530,426 生活その他事業収益 4,602,746 4,506,484 営農指導事業収益 42,387 39,311 237,372 188,123 連結経常利益 194,205 40,261 連結当期剰余金 連結純資産額 11,064,603 11,427,545 172,612,573 175,267,261 連結総資産額 連結自己資本比率 16.19 15.31 - 39 - (単位:千円、%) 26年度 24年度 25年度 20,461,653 21,282,819 20,504,060 1,869,594 1,067,541 13,068,641 4,417,973 37,904 138,644 68,878 11,652,547 170,470,889 16.02 1,817,955 1,025,379 13,792,226 4,609,259 38,000 168,068 99,414 11,678,607 177,092,152 16.11 2,082,001 982,674 13,218,836 4,183,347 37,202 297,485 △ 1,538,122 9,903,609 177,095,004 12.78 (5)連結貸借対照表 25年 度 (平 成 26年 3月 31日 ) 科 目 (資産の部) 1.信用事業資産 (1) 現 金 及 び 預 金 (2) 買 入 金 銭 債 権 (3) 金 銭 の 信 託 (4) 有 価 証 券 (5) 貸 出 金 (6) そ の 他 の 信 用 事 業 資 産 (7) 貸 倒 引 当 金 2.共済事業資産 (1) 共 済 貸 付 金 (2) そ の 他 の 共 済 事 業 資 産 (3) 貸 倒 引 当 金 3.経済事業資産 (1) 受 取 手 形 及 び 経 済 事 業 未 収 金 (2) 棚 卸 資 産 (3) そ の 他 の 経 済 事 業 資 産 (4) 貸 倒 引 当 金 4.雑資産 5.固定資産 (1) 有 形 固 定 資 産 建物 構築物 機械装置 土地 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 減価償却累計額 (2) 無 形 固 定 資 産 のれん リース資産 その他の無形固定資産 6.外部出資 (1) 外 部 出 資 (2) 外 部 出 資 等 損 失 引 当 金 7.退職給付に係る資産 8.繰延税金資産 9.再評価に係る繰延税金資産 10. 繰 延 資 産 資産の部合計 (負債の部) 1.信用事業負債 (1) 貯 金 (2) 譲 渡 性 貯 金 (3) 借 入 金 (4) そ の 他 の 信 用 事 業 負 債 2.共済事業負債 (1) 共 済 借 入 金 (2) 共 済 資 金 (3) そ の 他 の 共 済 事 業 負 債 3.経済事業負債 (1) 支 払 手 形 及 び 経 済 事 業 未 払 金 (2) そ の 他 の 経 済 事 業 負 債 4.設備借入金 5.雑負債 6.諸引当金 (1) 賞 与 引 当 金 (2) 退 職 給 付 に 係 る 負 債 (3) 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 (4) 特 例 業 務 負 担 金 引 当 金 7.繰延税金負債 8.再評価に係る繰延税金負債 負債の部合計 (純資産の部) 1.組合員資本 (1) 出 資 金 (2) 資 本 剰 余 金 (3) 利 益 剰 余 金 (4) 処 分 未 済 持 分 (5) 子 会 社 の 所 有 す る 親 組 合 出 資 金 2.評価・換算差額等 (1) そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 (2) 土 地 再 評 価 差 額 金 (3) 退 職 給 付 に 係 る 調 整 累 計 額 3.少数株主持分 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 - 40 - (単位:千円) 26年 度 (平 成 27年 3月 31日 ) 148,280,367 89,745,892 12,658,329 45,769,995 381,979 △ 275,828 20,795 20,432 705 △ 342 8,749,498 5,854,908 2,188,274 1,056,495 △ 350,179 1,033,253 11,505,734 11,396,343 14,024,086 4,628,024 0 6,472,979 179,922 24,841 1,783,580 △ 15,717,089 109,391 1,268 108,123 6,954,833 6,954,833 547,672 177,092,152 150,680,840 93,248,415 12,437,503 44,880,270 416,510 △ 301,858 21,284 20,538 794 △ 48 6,724,958 4,277,109 1,728,167 945,577 △ 225,895 1,337,061 10,835,411 10,734,276 11,424,559 1,915,318 4,891,713 6,180,906 197,949 7,553 1,785,179 △ 15,668,901 101,135 85 101,050 6,964,773 6,964,773 530,677 177,095,004 155,238,656 150,492,202 2,114,621 2,631,833 590,352 20,432 281,412 288,508 3,434,834 2,844,816 590,018 2,003,647 957,830 2,228,003 124,955 2,044,015 59,033 960,223 165,413,545 157,089,644 152,819,876 2,691,874 1,577,894 566,715 20,538 263,165 283,012 3,026,142 2,351,921 674,221 1,690,449 912,589 2,992,110 136,885 1,999,805 70,908 784,512 913,746 167,191,395 9,399,160 4,728,145 3,451 4,738,509 △ 70,925 △ 20 2,279,347 254,496 2,034,822 △ 9,971 100 11,678,607 177,092,152 7,493,628 4,684,332 3,451 2,911,592 △ 105,727 △ 20 2,409,881 427,570 2,002,955 △ 20,644 100 9,903,609 177,095,004 (6)連結損益計算書 25年 度 (自 平 成 25年 4月 1日 至 平 成 26年 3月 31日 ) 4,775,044 1,817,955 1,621,229 (523,508) (133,583) (960,699) (4,033) 55,910 100,879 39,937 484,098 205,056 (179,816) (10,331) (6,166) (8,743) 61,288 217,754 (275,827) (△ 285,876) 1,333,857 1,025,379 1,000,701 24,678 57,497 29,030 28,467 967,882 15,047,777 14,643,783 403,994 13,636,054 13,505,737 40,822 89,495 1,411,723 2,650,120 1,667,612 704,395 278,113 1,809,907 1,376,372 121,341 312,194 840,213 741,588 520,219 221,369 4,722,482 3,241,299 1,481,183 52,562 190,916 1,965 77,432 111,519 75,410 36,524 38,886 168,068 225,980 1,125 224,855 231,474 11,262 220,212 162,574 8,855 54,305 63,160 99,414 99,414 科 目 1.事業総利益 (1) 信 用 事 業 収 益 資金運用収益 (う ち 預 金 利 息 ) (う ち 有 価 証 券 利 息 ) (う ち 貸 出 金 利 息 ) (う ち そ の 他 受 入 利 息 ) 役務取引等収益 その他事業直接収益 その他経常収益 (2) 信 用 事 業 費 用 資金調達費用 (う ち 貯 金 利 息 ) (う ち 給 付 補 填 備 金 繰 入 ) (う ち 譲 渡 性 貯 金 利 息 ) (う ち 借 入 金 利 息 ) (う ち そ の 他 支 払 利 息 ) 役務取引等費用 その他事業直接費用 その他経常費用 (う ち 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 ) (う ち 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 ) (う ち 貸 出 金 償 却 ) 信用事業総利益 (3) 共 済 事 業 収 益 共済付加収入 その他の収益 (4) 共 済 事 業 費 用 共済推進費及び共済保全費 その他の費用 共済事業総利益 (5) 購 買 事 業 収 益 購買品供給高 購買手数料 その他の収益 (6) 購 買 事 業 費 用 購買品供給原価 購買品供給費 その他の費用 購買事業総利益 (7) 販 売 事 業 収 益 販売品販売高 販売手数料 その他の収益 (8) 販 売 事 業 費 用 販売品販売原価 販売費 その他の費用 販売事業総利益 (9) そ の 他 事 業 収 益 (10) そ の 他 事 業 費 用 その他事業総利益 2.事業管理費 (1) 人 件 費 (2) そ の 他 事 業 管 理 費 事 業 利 益 3.事業外収益 (1) 受 取 雑 利 息 (2) 受 取 出 資 配 当 金 (3) 持 分 法 に よ る 投 資 益 (4) そ の 他 の 事 業 外 収 益 4.事業外費用 (1) 支 払 雑 利 息 (2) 持 分 法 に よ る 投 資 損 (3) そ の 他 の 事 業 外 費 用 経 常 利 益 5.特別利益 (1) 固 定 資 産 処 分 益 (2) 負 の の れ ん 発 生 益 (3) そ の 他 の 特 別 利 益 6.特別損失 (1) 固 定 資 産 処 分 損 (2) 減 損 損 失 (3) そ の 他 の 特 別 損 失 税金等調整前当期利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 少数株主損益調整前当期利益 少数株主利益 当 期 剰 余 金 - 41 - (単位:千円) 26年 度 (自 平 成 26年 4月 1日 至 平 成 27年 3月 31日 ) 4,889,805 2,082,001 1,570,350 (513,143) (152,214) (875,572) (29,421) 55,351 405,396 50,904 545,007 216,258 (196,977) (8,413) (3,043) (7,825) 62,460 266,289 (301,859) (△ 275,828) 1,536,994 982,674 947,235 35,439 50,851 23,934 26,917 931,823 13,302,298 12,916,597 385,701 12,200,003 11,946,201 43,338 210,464 1,102,295 3,314,639 2,469,761 581,779 263,099 2,311,902 2,026,687 130,120 155,095 1,002,737 822,448 506,492 315,956 4,703,196 3,189,154 1,514,042 186,609 211,458 3,008 75,656 132,794 100,582 46,757 53,825 297,485 85,429 11,458 73,971 1,893,193 33,731 899,330 960,132 △ 1,510,279 2,931 24,912 27,843 △ 1,538,122 △ 1,538,122 (7)連結キャッシュ・フロー計算書 25年 度 (自 平 成 25年 4月 1日 至 平 成 26年 3月 31日 ) 科 目 1 事業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期利益 減価償却費 減損損失 のれん償却額 貸倒引当金の増加額 賞与引当金の増加額 退職給付に係る負債の増加額 その他引当金等の増加額 信用事業資金運用収益 信用事業資金調達費用 共済貸付金利息 共済借入金利息 受取雑利息及び受取出資配当金 支払雑利息 有価証券関係損益 固定資産売却損益 外部出資関係損益 持分法による投資損益 (信用事業活動による資産及び負債の増減) 貸出金の純増減 預金の純増減 貯金の純増減 信用事業借入金の純増減 その他信用事業資産の純増減 その他信用事業負債の純増減 (共済事業活動による資産及び負債の増減) 共済貸付金の純増減 共済借入金の純増減 共済資金の純増減 その他共済事業資産の増減 その他共済事業負債の増減 (経済事業活動による資産及び負債の増減) 受取手形及び経済事業未収金の純増減 経済受託債権の純増減 棚卸資産の純増減 支払手形及び経済事業未払金の純増減 経済受託債務の純増減 その他経済事業資産の増減 その他経済事業負債の増減 (その他の資産及び負債の増減) その他資産の純増減 その他負債の純増減 未払消費税の増減額 信用事業資金運用による収入 信用事業資金調達による支出 共済貸付金利息による収入 共済借入金利息による支出 事業分量配当金の支払額 小 計 雑利息及び出資配当金の受取額 雑利息の支払額 法人税等の支払額 事業活動によるキャッシュ・フロー 2 投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の取得による支出 有価証券の売却による収入 金銭の信託の増加による支出 金銭の信託の減少による収入 補助金の受入による収入 固定資産の取得による支出 固定資産の売却による収入 外部出資による支出 外部出資の売却等による収入 連結範囲の変動を伴う子会社及び子法人等の株 式の取得による支出 連結範囲の変動を伴う子会社及び子法人等の株 式の売却による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー 3 財務活動によるキャッシュ・フロー 設備借入れによる収入 設備借入金の返済による支出 出資の増額による収入 出資の払戻しによる支出 回転出資金の受入による収入 回転出資金の払戻しによる支出 持分の取得による支出 持分の譲渡による収入 出資配当金の支払額 少数株主への配当金支払額 財務活動によるキャッシュ・フロー 4 現金及び現金同等物に係る換算差額 5 現金及び現金同等物の増加額(又は減少額) 6 現金及び現金同等物の期首残高 7 現金及び現金同等物の期末残高 - 42 - (単位:千円) 26年 度 (自 平 成 26年 4月 1日 至 平 成 27年 3月 31日 ) 162,575 510,175 46,387 △ 14,811 △ 156,134 △ 1,621,229 205,056 △ 475 487 △ 79,397 36,524 △ 100,879 10,137 △ 12,970 - △ 1,539,268 479,732 899,330 △ 68,658 11,930 741,504 △ 1,570,350 216,259 △ 508 497 △ 78,664 46,757 △ 405,396 22,274 △ 12,970 - 469,260 △ 520,986 6,150,824 △ 435,068 127,572 1,216,135 889,725 △ 2,315,097 2,327,673 577,254 △ 44,494 △ 956,858 △ 825 825 9,808 △ 52 △ 745 △ 106 106 △ 18,247 △ 74 △ 5,500 △ 542,592 250,206 △ 16,876 282,162 △ 165,675 115,071 5,286 1,577,799 112,374 196,731 △ 492,895 84,202 262,866 △ 18,063 △ 333,537 29,428 38 1,721,015 △ 282,906 484 △ 484 7,063,814 79,397 △ 36,524 △ 36,259 7,070,428 △ 334,643 △ 18,991 △ 326 1,580,156 △ 313,183 493 △ 493 1,832,878 78,664 △ 46,757 △ 6,342 1,858,443 △ 12,504,055 8,782,451 224,855 △ 2,487,638 1,960,017 △ 13,010 40 △ 10,770,050 11,396,271 73,971 △ 5,641,387 4,825,502 △ 376,621 353,143 - - - - △ 4,037,340 △ 139,171 206,840 △ 416,986 112,858 △ 138,570 △ 41,246 11,026 △ 23,485 △ 289,563 △ 2,760,502 1,249,643 4,010,145 66,180 △ 379,378 149,967 △ 193,800 △ 64,492 29,690 △ 23,485 △ 415,318 1,303,955 4,010,145 5,197,572 (8)連結注記表 (25年度) 第1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記 1.連結の範囲に関する事項 (1)連結される子会社・子法人等 … ( 2 )社 (唐津協同宅建㈱ ) (㈲唐津地区農作業受託センター ) (2)非連結子会社・子法人等 … ( 0 )社 非連結子会社はいずれも小規模であり、その総資産、売上高、当期純損益の額のうち持分に見合う額、剰余金のうち持分に見合 う額及び負債の額のうち、持分に見合う額に組合からの当該会社への出資金を加えた額からみて連結から除いても連結財務諸表に 重要な影響を与えないため、連結の対象から除いている。 2.持分法の適用に関する事項 (1)持分法適用の関連法人等 … ( 0 )社 (2)持分法非適用の関連法人等 … ( 0 )社 持分法非適用の関連法人等は、当年度純損益(持分に見合う額)及び剰余金 (持分に見合う額)からみて持分法の対象から 除いても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いている。 3.連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項 (1)連結されるすべての子会社・子法人等の事業年度末は、連結決算日と一致している。 4.のれんの償却方法及び償却期間 該当事項はない。 5.剰余金処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成している。 6.連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲 (1) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、「現金」及び「預金」 の中の当座預金、普通預金及び通知預金となっている。 (2) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 現金及び預金勘定 88,491 百万円 定期性預金 △85,739 百万円 現金及び現金同等物 2,752 百万円 第2.継続組合の前提に関する注記 (省 略) 第3.重要な会計方針に係る事項に関する注記 1. 子会社等と組合の会計方針の違いによる差異の概要 (1)棚卸資産の評価基準及び評価方法 ① 唐津農業協同組合:購買品は、売価還元法による原価法、繰越宅地(販売用不動産)は個別法による原価法を採用している。 ② 唐津協同宅建㈱:評価基準は原価法、評価方法は個別法を採用している。 ③ ㈲唐津地区農作業受託C:最終仕入原価法を採用している。 (2)固定資産の減価償却の方法 ① 唐津農業協同組合 ア 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以 上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。 ②唐津協同宅建㈱ ア 有形固定資産 a 定率法を採用している。但し、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用している。 ③㈲唐津地区農作業受託C ア 有形固定資産 a 法人税法の規定による定額法を採用している。但し、機械及び装置は定率法を採用。 (3)無形固定資産 定額法を採用している。 (4)リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。 (5)消費税等の会計処理の方法 ① 唐津農業協同組合:消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。 ② 唐津協同宅建㈱ :消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。 ③ ㈲唐津地区農作業受託C:消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。 2.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年1月 22 日企業会計審議会) に基づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。 (1) 満期保有目的の債券: 償却原価法(定額法による) (2) その他有価証券 ①時価のあるもの : 期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) ②時価のないもの : 移動平均法による原価法 なお、取得原価と券面金額との差額のうち金利調整と認められる部分については、償却原価法による取得 価額の修正を行っている。 3.棚卸資産の評価基準および評価方法 (1)購買品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (2)宅地等(販売用不動産)・・・・・・・ 個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) 4.固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。 (2) 無形固定資産 定額法を採用している。 (3) リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。 - 43 - 5.引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産の査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基準に則り、次のとおり計上している。 ① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実破 綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上し ている。 ② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係 る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務 者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。 なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ いては、債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額と当該キャッシュ・フローの金 額との差額を計上している。 ③ 上記以外の債権については、貸倒実績率等で算定した金額に基づき計上している。 すべての債権は、資産査定要領に基づき、1次査定を各支所及び各事業所等、2次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当 該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。 (2) 賞与引当金 賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。 (3) 退職給付引当金 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業 年度末において発生していると認められる額を計上している。 過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按分した額を費用処理し ている。数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定 額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしている。 (4) 役員退職慰労引当金 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく当期末要支給額を計上している。 ●.収益及び費用の計上基準 6.リース取引の処理方法 リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引で、会計基準適用初年度開始前に取引 を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理による。 7.消費税及び地方消費税の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。 8.決算書類に記載した金額の端数処理の方法 記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示している。 第4.会計方針の変更に関する注記 1.有形固定資産の減価償却方法 法人税法の改正に伴い、平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した有形固定資産の減価償却方法について、200%定率法に変更している。 第5.連結貸借対照表に関する注記 1.固定資産の圧縮記帳額 国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 1,427,689 千円(JAからつ合併以後の平 成 18 年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。 (1)建物 437,561 千円 (2)附属設備 163,245 千円 (3)構築物 28,588 千円 (4)機械装置 685,211 千円 (5)車両運搬具 5,502 千円 (6)器具備品 107,582 千円 2.リース契約により使用する重要な固定資産 (1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成 20 年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。 当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。 1年以内 1年超 合 計 未経過リース料 37 千円 193 千円 230 千円 (2) オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は次のとおりである。 1年以内 1年超 合計 未経過リース料 6,735 千円 56,169 千円 62,904 千円 上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取 引の解約金の合計額である。 3.担保に供されている資産 以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。 (1) 定期預金 5,000,000 千円 (当座貸越取引の担保 2,000,000 千円、為替決済取引の担保 3,000,000 千円) 4.役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額 理事、監事に対する金銭債権の総額 73,078 千円 理事、監事に対する金銭債務の総額 開示すべき債務はなし - 44 - 5.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額 (単位:千円) 区 分 金 額 破綻先債権額 1,058 延滞債権額 1,393,079 3カ月以上延滞債権額 27,165 貸出条件緩和債権額 合 計 額 1,421,302 (注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。 (1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の 見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」とい う。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定 する事由が生じている貸出金である。 (2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支 払を猶予した貸出金以外の貸出金である。 (3) 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞 債権に該当しないものである。 (4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶 予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない ものである。 6.土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法 及び同法第 10 条に規定する差額 「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年3月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」 (平成 11 年3月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る 税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の 部に計上している。 ●再評価を行った年月日 平成 11 年 3 月 31 日 ●再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額 1,828,306 百万円 ●同法律第3条3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年3月 31 日公布政令第 119 号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方 税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的な調 整を行って算出した。 第6.連結損益計算書に関する注記 1.減損損失の計上について (1) グルーピングの方法と共用資産の概要 ① グルーピングについては、原則として支所単位とする。 ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。 ア Aコープ事業は、株式会社Aコープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとする。また、一部の生活購買 店舗については、それぞれ各支所の同一敷地・同一建物内に存在しているため、各支所の資産グループとして減損状況を検証 する。 イ 給油所については、燃料事業として 4 地区毎に減損状況を検証する。 ウ 遊休資産については、各固定資産をグルーピングの最小単位として減損状況を検証する。 ② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA全体として減損状況を検証する。 (本所、指導、販売及び農業関連施設・生活文化関連施設) 第7.金融商品に関する注記 1.金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県 信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約 不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。 当期末における貸出金のうち、21.4%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件 に従って債務履行がなされない可能性がある。 また、有価証券は主に債券であり、満期保有目的の債券及びその他有価証券として保有している。これらは発行体の信用リスク、 金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。 借入金は一部が変動金利であり、金利の変動リスクにさらされている。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ① 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引について は、本所に融資審査部を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出 取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針 を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」 に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。 ② 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定 化を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に 対応できる柔軟な財務構造の構築に努めている。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの 状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、 日常的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針など に基づき、運用を行っている。 - 45 - 市場リスクに係る定量的情報 (トレーディング目的以外の金融商品) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数であ る金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び 借入金である。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動 額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、 経済価値が 469,988 千円減少するものと把握している。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件に係る未実行金額についても含めて計算している。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握 したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された 価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。 当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ る。 2.金融商品の時価等に関する事項 (1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 預金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 貸出金(*1) 貸倒引当金(*2) 貸倒引当金控除後 88,491,295 0 12,658,329 45,769,995 △ 275,828 45,494,167 時価 88,408,937 差額 △82,358 12,658,329 ― 47,402,611 経済事業未収金 6,356,593 貸倒引当金(*3) △ 350,179 貸倒引当金控除後 6,006,414 6,006,414 資産計 136,864,856 147,837,550 貯金 150,492,202 150,435,611 借入金(*4) 4,138,700 4,218,040 経済事業未払金 3,108,775 3,108,775 負債計 157,739,677 157,762,426 (*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。 (*2) 経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。 (*3) 借入金には共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 2,003,647 千円を含めている。 1,908,444 0 10,972,694 △56,591 79,340 22,749 (2) 金融商品の時価の算定方法 【資産】 ① 預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。満期のある預金については、 期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と して算定している。 ② 有価証券及び外部出資 株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。 ③ 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・ スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時 価に代わる金額として算定している。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としている。 ④ 経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としている。 【負債】 ① 貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、期 間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在 価値を時価に代わる金額として算定している。 ② 借入金 借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていないこ とから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。 固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・ス ワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。 ③ 経済事業未払金 経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。 - 46 - (3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含まれてい ない。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 外部出資(*1) 6,967,833 合計 6,967,833 (*1) 外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、 時価開示の対象とはしていない。 (4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1 年超 2 年超 3 年超 4 年超 5 年超 1 年以内 2 年以内 3 年以内 4 年以内 5 年以内 88,491,295 預金 有価証券 その他有価証券のうち満期が 12,658,329 あるもの 2,537,509 20,366,896 2,740,761 貸出金(*1,2,3) 9,045,197 5,603,211 4,827,715 経済事業未収金(*4) 3,987,772 598 5 合計 98,333,014 5,474,513 4,465,412 2,768,371 2,540,579 29,476,866 (*1)貸出金のうち、当座貸越 2,979,442 千円については「1 年以内」に含めている。 (*2)貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 639,626 千円は償還の予定が見込まれないため、含め ていない。 (*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 9,080 千円は償還日が特定できないため、含めていない。 (*4) 経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,368,218 千円は償還の予定が見込まれない ため、含めていない。 (5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額 貯金(*1) 借入金(*2,3) 123,453,660 800,117 1 年超 2 年以内 12,610,317 1,051,300 合計 124,426,653 13,661,617 1 年以内 2 年超 3 年以内 11,247,673 1,243,884 3 年超 4 年以内 1,475,129 395,087 (単位:千円) 4 年超 5 年超 5 年以内 1,705,423 339,419 747,431 12,491,557 1,870,216 2,044,842 747,431 (*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めている。 (*2)借入金には、共済借入金 20,432 千円及び設備借入金 3,108,775 千円を含めている。 第8.有価証券に関する注記 1.有価証券の時価・評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。これらには、有価証券のほか、「外部出資」中の株式が含まれてい る。 (1) その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりである。 (単位:千円) 取得原価又は償 貸借対照表 種類 差額(*) 却原価 計上額 債券 貸借対照表計上額が取得原価 国債 8,005,866 8,199,982 194,116 又は償却原価を超えるもの 地方債 1,801,157 1,868,396 67,239 政府保証債 1,399,792 1,465,600 65,808 社債 100,000 98,701 △1,299 受益証券 1,000,000 1,025,650 25,650 合計 12,306,815 12,658,329 351,514 (*)なお、上記評価差額から繰延税金負債 97,018 千円を差し引いた額 254,496 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含まれて いる。 2.当年度中に売却した有価証券 (1) 当年度中に売却した満期保有目的の債券はない。 (2) 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりである。 売却額 売却益 国債 6,79,165 100,659 地方債 409,405 220 合 計 7,188,570 100,879 3.当年度中に保有目的区分を変更した有価証券 当年度中において、保有目的が変更となった有価証券はない。 4.当年度中に減損処理を行った有価証券 当年度中において、減損処理を行った有価証券はない。 - 47 - (単位:千円) 売却損 - 第9.退職給付に関する注記 1.退職給付に係る注記 (1) 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部に 充てるため JA 全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。 (2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 (単位:千円) 項 目 金 額 期首における退職給付債務 3,334,939 勤務費用 158,662 利息費用 60,029 数理計算上の差異の発生額 38,156 退職給付の支払額 △337,951 過去勤務費用の発生額 - 期末における退職給付債務 3,253,835 (3) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 項 目 金 期首における年金資産 (単位:千円) 額 1,182,111 期待運用収益 12,299 特定退職共済制度への拠出金 160,211 退職給付の支払額 △148,196 期末における年金資産 1,206,425 (4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表 (単位:千円) 項 目 金 退職給付債務 額 3,253,835 特定退職共済制度(注2) △1,206,425 未積立退職給付債務 2,047,410 貸借対照表計上額純額 退職給付に係る負債 2,034,044 (注2)確定給付型年金制度の場合は「確定給付型年金制度」と記載する。 (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額 項 目 金 (単位:千円) 額 勤務費用 158,662 利息費用 △60,029 長期期待運用収益 △12,299 数理計算上の差異の費用処理額 1,150 過去勤務費用の費用処理額 2,661 会計基準変更時差異の費用処理額 - 小計 210,203 転籍者からの受入等 1,645 合計 211,848 (6) 退職給付に係る調整累計額に計上した項目の内訳 貸借対照表の退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおり。 (単位:千円) 項 目 金 額 未認識数理計算上の差異 8,042 未認識過去勤務費用 5,323 会計基準変更時差異の未処理額 - 合計 13,365 (7) 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり(又は、年金資産の主な分類ごとの金額は、次のとおり)。 項 目 数 値 等 債券 83% 年金保険投資 15% 現金及び預金 2% 合計 100% (8) 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現 在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。 - 48 - (9) 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 項 目 数 値 等 割引率 1.80% 長期期待運用収益率 1.04% 数理計算上の差異の処理年数 10 年 過去勤務費用の処理年数 10 年 2. 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附 則第 57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額 人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合 法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠 出した特例業務負担金 47,105 千円を含めて計上している。 なお、同組合より示された平成 26 年 3 月現在における平成 44 年3月までの特例業務負担金の将来見込額は、718,102 千円となっ ている。 第 10.税効果会計に関する注記 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 項 目 金 繰延税金資産 (単位:千円) 額 ― 貸倒引当金超過額 125,462 退職給付引当金超過額 561,396 賞与引当金超過額 34,363 役員退職慰労引当金 16,293 未収収益否認額 31,797 繰越宅地等棚卸評価損額 22,559 債権直接償却否認額 8,154 その他 14,882 繰延税金資産小計 814,906 評価性引当額 △166,289 繰延税金資産合計(A) 648,617 繰延税金負債 ― 資産除去債務に関する繰延税金負債 △3,926 その他有価証券評価差額金 △97,019 繰延税金負債合計(B) △100,945 繰延税金資産の純額(A)+(B) 547,672 2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 法定実効税 (単位:%) 29.3 (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 13.9 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △6.8 法人税額特別控除 △0.8 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 2.9 住民税均等割等 1.7 過年度法人税戻入額 △1.4 評価性引当額の増減 △4.0 その他 4.9 税効果会計適用後の法人税の負担率 39.7 第 11.賃貸等不動産に関する注記 当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供してしている。 また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次のとおりである。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 当期末の時価 前期末残高 当期増減額 当期末残高 1,045,030 △19,403 1,025,627 851,149 (注1) 貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。 (注2) 当期増減額のうち、主な減少要因は減価償却による減価償却累計額の増加である。 (注3) 当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含 む。)である。 第 12.重要な後発事象に関する注記 第 13.その他の注記 (省 (省 略) 略) - 49 - (26年度) 第1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記 1.連結の範囲に関する事項 (1)連結される子会社・子法人等 … ( 3 )社 (唐津協同宅建㈱ ) (㈲唐津地区農作業受託センター ) (㈱唐津中央青果市場 ) (2)非連結子会社・子法人等 … ( 0 )社 非連結子会社はいずれも小規模であり、その総資産、売上高、当期純損益の額のうち持分に見合う額、剰余金のうち持分に見合 う額及び負債の額のうち、持分に見合う額に組合からの当該会社への出資金を加えた額からみて連結から除いても連結財務諸表に 重要な影響を与えないため、連結の対象から除いている。 2.持分法の適用に関する事項 (1)持分法適用の関連法人等 … ( 0 )社 (2)持分法非適用の関連法人等 … ( 0 )社 持分法非適用の関連法人等は、当年度純損益(持分に見合う額)及び剰余金 (持分に見合う額)からみて持分法の対象から除 いても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いている。 3.連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項 (1)連結されるすべての子会社・子法人等の事業年度末は、連結決算日と一致している。 4.のれんの償却方法及び償却期間 該当事項はない。 5.剰余金処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成している。 6.連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲 (1) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、「現金」及び「預金」 の中の当座預金、普通預金及び通知預金となっている。 (2) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 現金及び預金勘定 93,248 百万円 定期性預金 △88,051 百万円 現金及び現金同等物 5,197 百万円 第2.継続組合の前提に関する注記 (省 略) 第3.重要な会計方針に係る事項に関する注記 1.子会社等と組合の会計方針の違いによる差異の概要 (1) 棚卸資産の評価基準及び評価方法 ① 唐津農業協同組合:購買品は、売価還元法による原価法、繰越宅地(販売用不動産)は個別法による原価法を採用している。 ② 唐津協同宅建㈱:評価基準は原価法、評価方法は個別法を採用している。 ③ ㈲唐津地区農作業受託C:最終仕入原価法を採用している。 ④ ㈱唐津中央青果市場:最終仕入原価法を採用している。 (2) 固定資産の減価償却の方法 ① 唐津農業協同組合 ア 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。 ②唐津協同宅建㈱ ア 有形固定資産 a 定率法を採用している。但し、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用している。 ③㈲唐津地区農作業受託C ア 有形固定資産 a 法人税法の規定による定額法を採用している。但し、機械及び装置は定率法を採用。 ④㈱唐津中央青果市場 ア 有形固定資産 a 法人税法の規定による定額法を採用している。但し、機械及び装置は定率法を採用。 (3) 無形固定資産 定額法を採用している。 (4) リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。 (5) 消費税等の会計処理の方法 ① 唐津農業協同組合:消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。 ② 唐津協同宅建㈱ :消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。 ③ ㈲唐津地区農作業受託C:消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式を採用している。 ④ ㈱唐津中央青果市場:消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。 2.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 有価証券の評価基準及び評価方法は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 11 年1月 22 日企業会計審議会)に 基づき、有価証券の保有目的区分ごとに次のとおり行っている。 (1) 満期保有目的の債券: 償却原価法(定額法による) (2) その他有価証券 ① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) ② 時価のないもの:移動平均法による原価法 なお、取得原価と券面金額との差額のうち金利調整と認められる部分については、償却原価法による取得価額の修正を行ってい る。 3.棚卸資産の評価基準および評価方法 (1)購買品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (2)宅地等(販売用不動産)・・・・・・・個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (3)その他の棚卸資産(加工品)・・・・・総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) 4.固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用している。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。また、取得価額 10 万円以上 20 万 円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っている。 (2) 無形固定資産:定額法を採用している。 (3) リース資産:リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用している。 - 50 - 5.引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産の査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基準に則り、次のとおり計上している。 ① 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実質 破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上 している。 ② 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係 る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務 者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上している。 なお、破綻懸念先に対する債権のうち、債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ いては、債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額と当該キャッシュ・フローの金 額との差額を計上している。 ③ 上記以外の債権については、貸倒実績率等で算定した金額に基づき計上している。 すべての債権は、資産査定要領に基づき、1次査定を各支所及び各事業所等、2次査定を債権管理部署が資産査定を実施し、当 該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っている。 (2) 賞与引当金 賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上している。 (3) 退職給付引当金 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業 年度末において発生していると認められる額を計上している。 過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法により按分した額を費用処理して いる。数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10 年)による定額法 により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしている。 (4) 役員退職慰労引当金 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく当期末要支給額を計上している。 (5) 特例業務負担金引当金 旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出する特例業務負担金の平成 26 年度にお ける負担額に、平成 44 年 3 月までの 17 年を乗じた 784,512 千円を計上している。 (追加情報) 従来、特例業務負担金については、将来見込額を注記する方法によっていましたが、財務内容をより健全化するため、当年度よ り特例業務負担金引当金として負債に計上する方法に変更している。 これにより、従来の方法によった場合と比較して、税引前当期利益が 784,512 千円減少している。農林共済組合役員退職慰労引 当金は、役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく当期末要支給額を計上している。 ●.収益及び費用の計上基準 6.リース取引の処理方法 リース物件の所有権が、借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引で、会計基準適用初年度開始前に取引 を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理による。 7.消費税及び地方消費税の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用している。 8.決算書類に記載した金額の端数処理の方法 記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示している。 第4.会計方針の変更に関する注記 1.退職給付に関する会計基準等の適用 「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第 26 号 平成 24 年 5 年 17 日。以下、「退職給付会計基準」という。)及び「退職給 付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 25 号 平成 24 年 5 月 17 日)が平成 26 年 4 月 1 日以後開始する事業年度 の期首から適用されることになったことに伴い、当期よりこれらの会計基準等を適用している。 これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、割引率の決定方法について、職員の平均残存勤務期間に近似した年 数に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変 更した。 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第 37 項に定める経過的な扱いに従って、当期首において、退職給付債務 及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を当期首の利益剰余金に加減している。 この結果、当期首の利益剰余金が 269,218 千円減少している。また、当期の事業利益、経常利益及び税引前当期利益はそれぞれ 4,779 千円増加している。「退職給付法人税法の改正に伴い、平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した有形固定資産の減価償却方法について、 200%定率法に変更している。 第5.連結貸借対照表に関する注記 1.固定資産の圧縮記帳額 国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 1,475,472 千円(JAからつ合併以後の平 成 18 年 4 月 1 日以降)であり、その内訳は次のとおりである。 (1)建物 475,212 千円 (2)附属設備 163,545 千円 (3)構築物 28,588 千円 (4)機械装置 712,374 千円 (5)車両運搬具 5,502 千円 (6)器具備品 90,251 千円 2.リース契約により使用する重要な固定資産 (1) 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電話機器、複合機及び事務用パソコン、現金自動受払機や店舗 POS システム等(平成 20 年 3 月 31 日以前締結のもの)については、リース契約により使用している。 当該リース契約における未経過リース料は以下のとおりである。 1年以内 1年超 合 計 未経過リース料 70 千円 70 千円 (2) オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は次のとおりである。 1年以内 1年超 合計 未経過リース料 1,020 千円 62,482 千円 63,502 千円 上記未経過リース料は、解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料と解約可能なオペレーティング・リース取引 の解約金の合計額である。 3.担保に供されている資産 以下の資産は、信用事業取引の担保に供している。 (1) 定期預金 5,000,000 千円 (当座貸越取引の担保 2,000,000 千円、為替決済取引の担保 3,000,000 千円) 4.役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額 理事、監事に対する金銭債権の総額 67,354 千円 理事、監事に対する金銭債務の総額 開示すべき債務はなし - 51 - 5.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額 (単位:千円) 区 分 金 額 破綻先債権額 7,521 延滞債権額 1,252,161 3カ月以上延滞債権額 11,973 貸出条件緩和債権額 合 計 額 1,271,655 (注)上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額である。 (1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の 見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。) のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事 由が生じている貸出金である。 (2) 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払 を猶予した貸出金以外の貸出金である。 (3) 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債 権に該当しないものである。 (4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、 債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないもので ある。 6.土地の再評価に関する法律に基づく再評価を行った場合の同法第 3 条第 3 項に規定する再評価の方法 及び同法第 10 条に規定する差額 「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年3月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」 (平成 11 年3月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税 金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に 計上している。 ●再評価を行った年月日 平成 11 年 3 月 31 日 ●再評価を行った土地の期末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額 1,533,414 千円 ●同法律第3条3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年3月 31 日公布政令第 119 号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方 税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的な調 整を行って算出した。 第6.連結損益計算書に関する注記 1.減損損失の計上について (1) グルーピングの方法と共用資産の概要 ① グルーピングについては、原則として支所単位とする。 ただし、以下のものについては、単独で減損状況を検証する。 ア Aコープ事業は、株式会社Aコープ佐賀との賃貸借契約を締結しているため、賃貸グループとして個別に減損状況を検証する。 イ 各給油所、資材センター、農機センター、斎場及び生活総合センターを一般資産として、個別に減損状況を検証する。 ウ 組織再編された支所等を遊休資産として、個別に減損状況を検証する。 ② 次のものについては、共用資産と位置づけ、JA全体として減損状況を検証する。 (本所、A コープ支所、唐津地区・松浦東部地区・上場地区の指導・販売及び農業関連施設・生活文化関連施設) (2) 減損損失を認識した資産または資産グループの場所、用途、種類等の概要 当期に減損を計上した資産グループは以下のとおりである。 場所 用途 主な資産の種類 その他 北波多支所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 七山支所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 厳木支所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 唐津給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 湊支所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 浜玉給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 七山給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 相知給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 厳木給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 切木給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 有浦給油所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 浜玉農機センター 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 上場農機センター 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 肥前農機センター 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 逢地の里直販所 営業用店舗 土地及び建物等 事業用固定資産 唐津市浜玉町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市宇木 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市屋形石 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市久里 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市鏡 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市熊原町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市原 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市厳木町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市呼子町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市佐志 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市神田 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市相知町 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市大良 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市鎮西町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市肥前町 遊休 土地及び建物等 業務外固定資産 唐津市北波多 遊休 建物等 業務外固定資産 唐津市和多田 遊休 建物等 業務外固定資産 東松浦郡玄海町 遊休 建物等 業務外固定資産 - 52 - (3) 減損損失を認識するに至った経緯 1.事業用固定資産 固定資産を使用した事業の収益性低下により、事業を継続したとしても最終的な固定資産の帳簿価額を上回る利益(固定資産処 分を含む)を得ることができない状態であることから、実態に即した資産価額と帳簿価額との差額を減損損失額とする。 2.業務外固定資産 遊休資産については、正味売却価額(時価)と帳簿価額の差額を減損損失額とする。 (4) 減損損失の金額及び主な固定資産の種類毎の内訳 事業用固定資産(営業用店舗土地及び建物等) 477,473 千円 業務外固定資産(遊休資産の土地及び建物等) 421,857 千円 減損損失額 899,330 千円 (5) 回収可能額の算出方法 回収可能価額については、土地及び建物の正味売却可能額を採用しており、その時価は当該資産の固定資産税評価額を 0.7 で除 した額とし、帳簿価額と回収可能額の差額を減損損失額とする。 第7.金融商品に関する注記 1.金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を佐賀県 信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を行っている。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約 不履行によってもたらされる信用リスクにさらされている。 当期末における貸出金のうち、21.1%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契約条件 に従って債務履行がなされない可能性がある。 また、有価証券は主に債券であり、満期保有目的の債券及びその他有価証券として保有している。これらは発行体の信用リスク、 金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされている。 借入金は一部が変動金利であり、金利の変動リスクにさらされている。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクにさらされている。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ① 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定している。また、通常の貸出取引について は、本所に融資審査部を設置し各支所との連携を図りながら、与信審査を行っている。審査にあたっては、取引先のキャッシュ ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っている。貸出 取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っている。不良債権については管理・回収方針 を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいる。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の引当・償却基準」 に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めている。 ② 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定 化を図っている。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、金融情勢の変化に機敏に 対応できる柔軟な財務構造の構築に努めている。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの 状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、 日常的な情報交換及び意思決定を行っている。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針など に基づき、運用を行っている。 市場リスクに係る定量的情報 (トレーディング目的以外の金融商品) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品である。当組合において、主要なリスク変数であ る金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び 借入金である。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動 額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用している。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現在、指標となる金利が 0.3%上昇したものと想定した場合には、 経済価値が 529,161 千円減少するものと把握している。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していない。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がある。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件に係る未実行金額についても含めて計算している。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めている。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握 したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っている。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された 価額(これに準ずる価額を含む)が含まれている。 当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもある。 - 53 - 2.金融商品の時価等に関する事項 (1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりである。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載している。(単位:千円) 貸借対照表計上額 時価 差額 18,872 91,987,703 91,968,831 預金 有価証券 0 満期保有目的の債券 12,437,503 12,437,503 その他有価証券 ― 44,880,270 貸出金 △ 301,859 貸倒引当金(*1) 貸倒引当金控除後 44,578,411 46,461,375 1,882,964 経済事業未収金 5,099,571 貸倒引当金(*2) △ 225,895 貸倒引当金控除後 4,873,676 4,873,676 0 資産計 153,858,421, 155,760,257 1,901,836 貯金 152,819,876 152,804,482 △15,394 借入金(*3) 4,402,862 4,464,721 61,859 経済事業未払金 2,543,069 2,543,069 負債計 159,765,807 159,812,272 46,465 (*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。 (*2) 経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。 (*3) 借入金には共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。 (2) 金融商品の時価の算定方法 【資産】 ① 預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっている。満期のある預金については、 期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と して算定している。 ② 有価証券及び外部出資 株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっている。 ③ 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定している。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・ スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時 価に代わる金額として算定している。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としている。 ④ 経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としている。 【負債】 ① 貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしている。また、定期性貯金については、期 間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在 価値を時価に代わる金額として算定している。 ② 借入金及び設備借入金 借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後大きく異なっていないこ とから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっている。 固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・ス ワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定している。 ③ 経済事業未払金 経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっている。 (3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報に含まれていな い。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 外部出資(*1) 6,991,311 合計 6,991,311 (*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、 時価開示の対象とはしていない。 (4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1 年超 2 年超 3 年超 4 年超 1 年以内 5 年超 2 年以内 3 年以内 4 年以内 5 年以内 91,968,831 預金 有価証券 その他有価証券のうち満期 10,800,000 があるもの 2,142,951 20,061,414 2,709,183 貸出金(*1,2,3) 8,728,603 6,043,704 4,807,463 経済事業未収金(*4) 2,631,457 670 123 合計 103,328,891 6,044,374 4,807,586 2,709,183 2,142,951 30,861,414 (*1) 貸出金のうち、当座貸越 2,773,516 千円については「1 年以内」に含めている。 (*2)貸出金のうち、3 ヶ月以上延滞債権及び期限の利益を喪失した債権等 639,626 千円は償還の予定が見込まれないため、含 めていない。 (*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 10,630 千円は償還日が特定できないため、含めていない。 (*4)経済事業未収金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 2,467,321 千円は償還の予定が見込まれな いため、含めていない。 - 54 - (5) 借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額 1 年超 2 年超 3 年超 1 年以内 2 年以内 3 年以内 4 年以内 貯金(*1) 128,602,323 11,691,179 10,066,905 1,606,788 借入金(*2,3) 951,705 1,502,216 1,221,457 352,489 合計 129,554,028 13,193,395 11,288,362 1,959,277 (*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めている。 (*2)借入金には、共済借入金 20,538 千円及び設備借入金 1,690,449 千円を含めている。 (単位:千円) 4 年超 5 年以内 851,191 285,601 1,136,792 5 年超 1,490 537,110 538,600 第8.有価証券に関する注記 1.有価証券の時価・評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりである。 (1) その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりである。 (単位:千円) 種類 取得原価又は償却原価 貸借対照表計上額 差額(*) 債券 貸借対照表計上額が取得原 国債 6,545,937 6,734,570 188,633 価 又 は 償 却 原 価 を 超 え る も 地方債 2,401,347 2,545,653 144,306 の 政府保証債 1,899,653 2,070,430 170,777 受益証券 1,000,000 1,086,850 86,850 合計 11,846,937 12,437,503 590,566 (*)なお、上記評価差額から繰延税金負債 162,996 千円を差し引いた額 427,570 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含ま れている。 2.当年度中に売却した有価証券 (1) 当年度中に売却した満期保有目的の債券はない。 (2) 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりである。 (単位:千円) 売却額 売却益 売却損 国 債 7,988,460 355,071 地方債 599,469 50,236 社 債 100,000 88 合 計 8,687,929 405,395 3.当年度中に保有目的区分を変更した有価証券 当年度中において、保有目的が変更となった有価証券はない。 4.当年度中に減損処理を行った有価証券 当年度中において、減損処理を行った有価証券はない。 第9.退職給付に関する注記 1.退職給付に係る注記 (1) 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付に備えるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しており、同規程に基づき退職給付の一部に 充てるため JA 全国共済会との契約による退職金共済制度を採用している。 (2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 (単位:千円) 項 目 金 額 期首における退職給付債務 3,622,289 勤務費用 184,194 利息費用 29,819 数理計算上の差異の発生額 17,218 退職給付の支払額 (3) △810,833 過去勤務費用の発生額 - 期末における退職給付債務 3,042,687 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 項 目 金 期首における年金資産 1,206,426 期待運用収益 12,535 特定退職共済制度への拠出金 (4) (単位:千円) 額 153,009 退職給付の支払額 △329,089 期末における年金資産 1,042,881 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 (単位:千円) 項 目 金 額 退職給付債務 3,042,687 特定退職共済制度(注2) △1,042,881 未積立退職給付債務 1,999,806 未認識過去勤務費用 △2,662 未認識数理計算上の差異 △17,983 貸借対照表計上額純額 1,979,161 退職給付引当金 1,979,161 (注2)確定給付型年金制度の場合は「確定給付型年金制度」と記載する。 - 55 - (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額 項 目 (単位:千円) 額 金 勤務費用 184,194 利息費用 29,819 期待運用収益 △12,535 数理計算上の差異の費用処理額 3,882 過去勤務費用の費用処理額 2,662 小計 208,022 出向先より受け入れた退職給付費用 △4,169 合計 (6) 203,853 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり(又は、年金資産の主な分類ごとの金額は、次のとおり)。 項 目 数 値 等 債券 80% 年金保険投資 17% 現金及び預金 3% 合計 (7) (8) 100% 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現 在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 項 目 数 値 等 割引率 0.82% 長期期待運用収益率 1.04% 数理計算上の差異の処理年数 10 年 過去勤務費用の処理年数 10 年 2.厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則 第 57 条に基づき存続組合から将来見込額として示された特例業務負担金の金額 人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合 法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠 出した特例業務負担金 46,160 千円を含めて計上している。 なお、同組合より示された平成 27 年 3 月現在における平成 44 年3月までの特例業務負担金の将来見込額は、784,512 千円となっ ている。 第 10.税効果会計に関する注記 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 項 目 金 繰延税金資産 貸倒引当金超過額 退職給付引当金超過額 賞与引当金超過額 役員退職慰労引当金 未収収益否認額 繰越宅地等棚卸評価損額 債権直接償却否認額 減価償却繰入超過額 特例業務負担金 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計(A) 繰延税金負債 資産除去債務に関する繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 繰延税金負債合計(B) 繰延税金資産の純額(A)+(B) ⒉ (単位:千円) 額 ― 101,250 546,248 43,766 19,571 9,083 11,353 7,771 148,158 216,525 8,213 1,111,938 △414,514 697,424 ― △3,751 △162,996 △166,747 530,677 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因については、税引前当期損失であるため省略している。 - 56 - 第 11.賃貸等不動産に関する注記 当組合では、唐津市その他の地域において保有するAコープ店舗等を賃貸の用に供してしている。 また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次のとおりである。(単位:千円) 貸借対照表計上額 当期末の時価 前期末残高 当期増減額 当期末残高 1,025,627 △162,074 863,553 767,614 (注 1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。 (注 2)当期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて当組合で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む)で ある。 第 12.重要な後発事象に関する注記 (省 略) 第 13.その他の注記 当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで 資金を貸付けることを約する契約である。これらの契約に係る融資未実行残高は 21,704,413 千円である。 (9)連結剰余金計算書 科 (単位:千円) 目 25年度 26年度 (資本剰余金の部) 1 資本剰余金期首残高 3,451 3,451 2 資本剰余金増加高 0 0 3 資本剰余金減少高 0 0 4 資本剰余金期末残高 3,451 3,451 (利益剰余金の部) 1 利益剰余金期首残高 2 利益剰余金増加高 3 利益剰余金減少高 当期剰余金 配当金 4 利益剰余金期末残高 ( 10) 連 結 ベ ー ス の リ ス ク 管 理 債 権 残 高 種 類 破綻先債権額 延滞債権額 3ヵ月以上延滞債権額 貸出条件緩和債権額 合 計 25年度 4,657,150 4,472,922 104,844 △1,538,122 99,414 △1,538,122 23,485 23,208 23,485 23,208 4,738,509 2,911,592 26年度 1,058 1,393,079 27,165 1,421,302 7,521 1,252,161 11,973 1,271,655 (単位:千円) 増 減 6,463 △ 140,918 △ 15,192 △ 149,647 (注) 1.破綻先債権 元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない ものとして未収利息を計上しなかった貸出金をいいます。 2.延滞債権 未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した もの以外の貸出金をいいます。 3.3ヵ月以上延滞債権 元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しないもの をいいます。 4.貸出条件緩和債権 債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者 に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。 (11) 連 結 ベ ース の 事 業 別 経 常 収 益 等 区 分 信 用 事 業 共 済 事 業 農 業 関 連 事 業 そ の 他 事 業 計 (単位:千円) 項 目 25年度 26年度 事業収益 1,817,955 2,082,001 経常利益 369,021 594,778 資産の額 148,280,367 150,680,840 事業収益 1,025,379 982,674 経常利益 119,900 227,815 資産の額 20,795 21,284 事業収益 13,792,226 13,302,298 経常利益 431,976 258,797 資産の額 8,749,498 6,724,958 事業収益 4,647,259 4,137,087 経常利益 △ 752,829 △ 783,905 資産の額 20,041,492 19,667,922 事業収益 21,282,819 20,504,060 経常利益 168,068 297,485 資産の額 177,092,152 177,095,004 (注)連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。 - 57 - 2.連結自己資本の充実の状況 ◇ 連結自己資本比率の状況 平成 27 年 3 月末における連結自己資本比率は、12.81%となりました。連結自己資本は、組合員の普通出資によっています。 ○普通出資による資本調達額 項 目 発行主体 資本調達手段の種類 コア資本に係る基礎項目 に算入した額 内 容 唐津農業協同組合 普通出資 4,684百万円 (前年度4,728百万円) 当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、JAを中心に信用リスクやオペレーショナル・リス クの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めてい ます。 (1)自己資本の構成に関する事項 25年度 経過措置 による 不算入額 項 目 <コア資本に係る基礎項目> (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本又は会員資本の額 うち、出資金の額及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額(△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に算入される評価・換算差額等 うち、退職給付に係るものの額 コア資本に係る調整後少数株主持分の額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金及び相互援助積立金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 うち、回転出資金の額 うち、上記以外に該当するものの額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価格の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) <コア資本に係る調整項目> (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 適格引当金不足額 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 特定項目に係る十パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) <自己資本> 自己資本の額((イ)-(ロ)) (ハ) <リスク・アセット等> (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額の合計額 うち、無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー(△) うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの額 うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセットの額の合計額 (ニ) <自己資本比率> 自己資本比率((ハ)/(ニ)) (単 位: 千 円、 %) 26年度 経過措置 による 不算入額 9,375,952 4,731,576 4,738,508 △ 23,207 △ 70,925 100 85,666 85,666 - 7,470,915 4,687,763 2,911,691 △ 22,812 △ 105,727 100 85,837 85,837 - - - 1,347,770 1,181,264 10,809,488 8,738,116 - 109,390 109,390 181,646 - 20,152 20,152 74,559 94,711 10,809,488 8,643,405 58,368,313 △ 4,864,017 109,390 △ 8,150,100 2,995,045 181,646 8,735,055 67,103,368 59,155,733 △ 2,137,851 80,610 △ 5,433,400 2,916,701 298,235 8,495,138 67,650,871 16.11% 12.78% 80,610 80,610 298,235 - (注)1. 農協法第 11 条の2第 1 項第 1 号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づき算出しています。 2. 当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の 簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。 3. 当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。 - 58 - (2)自己資本の充実度に関する事項 ① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 信用リ スクアセッ ト 我 が国の中 央政府及び 中央銀行 向け 我 が国の地 方公共団体 向け 地 方公共団 体金融機構 向け 我 が国の政 府関係機関 向け 地 方三公社 向け 金 融機関及 び第一種金 融商品取 引業者向け 法 人等向け 中 小企業等 向け及び個 人向け 抵 当権付住 宅ローン 不 動産取得 等事業向け 三 ヵ月以上 延滞等 信 用保証協 会等保証付 共 済約款貸 付 出 資等 他 の金融機 関等の対象 資本調達 手段 特 定項目の うち調整項 目に算入 されないも の 複 数の資産 を裏付とす る資産(所 謂ファンド)の う ち、個々 の資産の把 握が困難 な資産 証 券化 経 過措置に よりリスク ・アセッ トの額に算 入 ・不算入 となるもの 上 記以外 標 準的手法 を適用する エクスポージャー別計 C VAリス ク相当額÷ 8% 中 央清算機 関関連エク スポージ ャー 信 用リスク ・アセット の額の合 計額 オペレー ショナル・ リスク に対する 所要自己資 本の額 <基 礎的手法 > 所要 自己資本額 計 エクス ポー ジャー の期末 残高 9,012,157 13,232,944 1,403,810 100,033 88,505,556 540,996 7,521,326 2,555,214 1,080,740 2,987,966 20,887,566 20,597 1,521,433 5,433,400 (単位:千円) 25年度 26年度 リ スク・ア 所要 自己資 エク スポー リスク・ア 所 要自己資 セット額 本額 ジャー の期末 セット額 本額 a b= a×4% 残高 a b= a×4% 7,552,160 12,535,275 1,905,088 17,701,111 708,044 91,982,770 18,396,554 735,862 524,572 20,982 378,695 355,474 14,218 5,071,552 202,862 8,132,956 5,494,018 219,760 829,197 33,167 2,585,325 850,859 34,034 818,418 32,736 871,376 639,439 25,577 4,291,566 171,662 3,343,077 4,041,018 161,640 2,069,639 82,785 21,235,215 2,103,619 84,144 20,718 1,521,433 60,857 1,184,917 1,184,917 47,396 5,433,400 217,336 5,433,400 13,583,500 543,340 - - - - - - 6,000 1,200 48 6,000 1,200 48 - - - - - - - - - - △ 2,137,852 △ 85,514 21,474,452 20,106,225 804,249 176,284,190 58,368,313 2,334,732 176,284,190 58,368,313 2,334,732 オペレーショナル・リスク相当額を 所要 自己資 8%で除 して得た 額 本額 a b= a×4% 349,402 8,735,055 所要 自己資 リスク・アセット等(分母)計 本額 a b= a×4% 67,103,369 2,684,135 15,947,209 14,642,987 585,719 173,114,181 59,155,733 2,366,229 173,114,181 59,155,733 2,366,229 オペレーショナル・リスク相当額を 所 要自己資 8%で除 して得た 額 本額 a b= a×4% 339,806 8,495,138 所 要自己資 リスク・アセット等(分母)計 本額 a b= a×4% 67,650,871 2,706,035 (注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額をエクスポージャーの種類ごとに記載し ています。 2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有 価証券等が該当します。 3.「三ヵ月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポー ジャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になっ たエクスポージャーのことです。 4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。 5.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入、不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本 に係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)及び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・ア セットに算入したもの、不算入としたものが該当します。 6.「上記以外」には、貸出金、債券等を除く現金やその他の資産(固定資産等)が含まれています。 7.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)〉 (粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近 3 年間の合計額 ÷ 8 % 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 (3)信用リスクに関する事項 当連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける信用リスク管理の方針及び手続等は 定めていません。JAの信用リスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.35)をご参照ください。 (注)単体の「自己資本の充実の状況」の項目に記載。 (4)信用リスク削減手法に関する事項 連結自己資本比率の算出にあって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」において定めています。信用リス ク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリスク管理の方針及び手続に準じて行っています。JAのリスク管理の 方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.37)をご参照ください。 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 (7)オペレーショナル・リスクに関する事項 連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAのリスク管理及びその手続に準じたリ スク管理を行っています。また、関連会社については、これらに準じたリスク管理態勢を構築しています。JAのリスク 管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.35)をご参照ください。 (8)出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 連結グループにかかる出資等エクスポージャーに関するリスク管理は、子会社においてはJAのリスク管理及びその手 続に準じたリスク管理を行っています。また、関連会社についても、子会社に準じたリスク管理態勢を構築しています。 JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.38)をご参照ください。 (9)金利リスクに関する事項 連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方法により行っています。JAの金利 リスクの算定方法は、単体の開示内容(P.38)をご参照ください。 - 59 - 【JAの概要】 1.機構図 (平成 27 年 4 月 1 日現在) 2.役員構成(役員一覧) 役 員 代表理事組合長 代表理事副組合長 常務理事 常務理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 (平成 27 年 6 月末現在) 氏 才田 安俊 盛田 平 柴田 修身 本田 薫 𦚰山 晃 岩田 哲雄 峰 秀明 井本 好明 宮㟢 大昌 松本 俊治 堤 武彦 金丸 邦夫 武谷 道雄 谷口 雅文 浦田 常剛 宮崎 俊生 百武 信次 名 役 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 代表監事 常勤監事 監事 監事 監事 員外監事 員 3.組合員数 区 分 正組合員 個 人 法 人 准組合員 個 人 法 人 合 計 氏 名 市丸 茂喜 居石 好文 徳田 直 井上 英雄 渡邊 重隆 木場 善男 藤田 利博 森 傳一 大久保 敬司 青山 マユミ 金丸 菊枝 山﨑 善行 峯 政敬 吉田 富和 吉野 富夫 堀田 宗雄 松浦 伯武 (単位:人、団体) 25年度 26年度 6,072 6,055 17 10,758 10,366 392 16,830 - 60 - 5,934 5,917 17 11,038 10,656 382 16,972 増 減 △ 138 △ 138 0 280 290 △ 10 142 4.組合員組織の状況 組 織 名 生産組合連絡協議会 JAからつ女性部 JAからつ青年部 ハウスみかん部会 温州みかん連絡協議会 落葉果樹連絡協議会 中晩柑連絡協議会(清見部会) 中晩柑連絡協議会(デコポン部会) 中晩柑連絡協議会(ネーブル研究会) 中晩柑連絡協議会(甘香研究会) 中晩柑連絡協議会(レモン研究会) 中晩柑連絡協議会(天草研究会) 中晩柑連絡協議会(すだち部会) いちご部会 ねぎ部会 きゅうり部会 トマト部会 茶業部会 たまねぎ部会 ほうれん草部会 なす部会 花卉部会 唐津うまかもん市場直売部会 酪農部会 肥育牛部会 からつ和牛改良組合 養豚部会 養鶏部会 上場果樹部会 呼子甘夏研究会 唐津梨部会 キウイフルーツ部会 モモ研究会 佐賀松浦すもも部会 唐津東部地区ぶどう部会 ぶどう研究会(中央地区) 柿研究会 津の輝研究会 七山花部会 鳥巣花部会 木の芽研究会 相知町椎茸研究会 七山ワサビ研究会 メロン研究会 馬鈴薯部会(西部地区) 馬鈴薯部会(中央地区) モロヘイヤ部会 佐賀松浦アスパラ部会 松浦東部アスパラ研究会 七山七福生姜部会 キャベツ部会 唐津地区自然薯部会 佐賀松浦高菜研究会 たかな部会 ジャンボにんにく研究会 にんにく部会 南瓜部会 プチヴェール研究会 アイスプラント研究会 ゴーヤ研究会 佐賀松浦菜花研究会 逢地の里利用運営協議会 直販部会(中央地区) 西部直販部会 代表者氏名 長野 幸三郎 原 ひろ子 井上 和昭 中島 直 松本 長喜 内山 一利 尾崎 清和 田中 義則 鬼木 龍雄 有馬 正博 青木 聡英 佐々木 秀光 原口 祐貴 松尾 昭久 田中 保宏 中村 秀彦 岡崎 猛敏 岡本 富生 寺田 孝雄 平形 武道 居石 司 渡辺 義久 鬼塚 茂樹 松本 秀喜 前田 勇人 森 和生 山中 真二 堤 誠 松本 長喜 杉 寿 川添 好一 吉原 栄治 鶴田 堅市 小松 幹男 脇山 敏弘 脇山 一男 尾崎 隆博 鬼木 俊作 盛田 智孝 吉原 将幸 加唐 一夫 原 二三夫 諸熊 岩雄 鶴田 敏美 中尾 善幸 浦田 浩 井上 健三 諸岡 敏夫 志田原 新 吉村 正秋 吉田 鶴雄 手島 益男 古田 泰治 井上 錦治 牛草 茂蔵 平川 義成 吉村 素明 城 昇三郎 米倉 博幸 脇山 淳 岸川 徳美 峯 憲昭 峰 サエミ 杉 忠勝 - 61 - (平成27年3月31日現在) 構成員数(名) 5,583 1,561 505 182 288 159 94 146 4 87 9 16 34 307 69 68 34 59 276 12 53 72 597 22 47 208 8 1 126 13 12 77 6 18 14 7 4 10 12 10 9 17 15 2 40 4 11 18 15 8 27 22 10 23 11 22 10 8 1 9 13 220 287 130 5.特定信用事業代理業者の状況 区 (平成 27 年 3 月末現在) 分 氏名又は名称(商号) 主たる事務所の所在地 - - 特定信用事業代理業者 代理業を営む営業所又は事 業所の所在地 - 6.地区一覧 (平成 27 年 4 月末現在) 佐賀県唐津市 487.48 ㎢ 佐賀県東松浦郡玄海町 - 62 - 36.01 ㎢ 7.沿革・あゆみ JAからつは、平成18年 4月に唐津市、松浦東部、佐賀松浦、上場の4JAが合併し誕生しました。 管内は、佐賀県北西部に位置し、玄界灘に面して東松浦半島と糸島半島に挟まれた唐津湾に注ぐ松浦川の河口一帯 を市域とし、日本三大松原の1つ「虹ノ松原」や唐津神社の秋季例祭「唐津くんち」などで知られる唐津市と、リア ス式の美しい海岸線が玄海国定公園の一部を成している玄海町の一市一町で構成されており、総土地面積は県土の約 21%を占めています。 また温暖な気候に恵まれ、ハウスみかん、いちご、小葱、玉ねぎ、米、トマト、梨、畜産(肥育牛・肉用牛・乳牛 ・豚)、葉たばこ、お茶など、数多くの農畜産物が生産されています。 JAからつ設立までの歩み 平成16年 4月 7日 唐松地区JA合併研究会の発足 平成16年 6月 第1回 集落座談会 平成16年10月26日 第2回 唐松地区JA合併研究会 平成16年11月 第2回 集落座談会 平成17年 1月11日 唐松地区JA合併推進協議会の発足 平成17年 6月 第3回 集落座談会 平成17年 6月20日 第2回 唐松地区JA合併推進協議会 平成17年 9月 合併総代会事前説明会 平成17年11月 8日 合併予備契約調印 平成17年11月 9日 第3回 唐松地区JA合併推進協議会 平成17年11月15日 合併臨時総代会 平成17年11月16日 設立委員会の発足 平成17年12月13日 第2回 設立委員会 平成17年12月27日 第3回 設立委員会 平成18年 1月14日 第4回 設立委員会 平成18年 2月 3日 第5回 設立委員会 平成18年 2月24日 役員就任予定者会議(第1回理事会・監事会) 平成18年 2月27日 第6回 設立委員会 平成18年 4月 1日 唐津農業協同組合の発足 JAからつ設立からの歩み 平成18年 6月27日 第1回 臨時総代会 平成18年11月18日 第2回 臨時総代会 平成19年 1月24日 第3回 臨時総代会 平成19年 6月27日 第 1 回 通常総代会 平成20年 6月27日 第2回 通常総代会 平成20年12月15日 第4回 臨時総代会 平成21年 6月29日 第3回 通常総代会 平成22年 1月27日 第5回 臨時総代会 平成22年 6月28日 第4回 通常総代会 平成23年 6月27日 第5回 通常総代会 平成23年 6月27日 第6回 通常総代会 平成25年 1月28日 第6回 臨時総代会 平成25年 6月26日 第7回 通常総代会 平成26年 6月26日 第8回 通常総代会 平成26年 9月16日 第7回 臨時総代会 平成27年 4月20日 第8回 臨時総代会 平成27年 6月26日 第9回 通常総代会 8.店舗等のご案内 (平成 27 年 4 月末現在) 店舗及び 事務所名 本所 〒849-5193 唐津市浜玉町浜崎 598 番地1 (0955)70-5222 鏡山支所 〒847-0031 唐津市原 7 番地 4 (0955)77-0111 山本支所 唐津支所 湊支所 北波多支所 Aコープ支所 唐津中央支所 〒847-0002 〒847-0824 〒847-0133 〒847-1201 〒847-0817 〒847-0011 唐津市山本桑木鶴 1390 番地 唐津市神田 2250 番地 1 唐津市湊町 780 番地 1 唐津市北波多徳須恵 1178 番地 1 唐津市熊原町 3102 番地 3 唐津市栄町 2569 番地 1 (0955)78-0001 (0955)73-6231 (0955)79-1122 (0955)64-3131 (0955)74-5377 (0955)73-6211 浜崎支所 〒849-5131 唐津市浜玉町浜崎 758 番地 (0955)56-8115 東部支所 七山支所 相知支所 厳木支所 切木支所 西部支所 有浦支所 値賀支所 〒849-5102 〒847-1105 〒849-3293 〒849-3112 〒847-1501 〒847-1526 〒847-1421 〒847-1441 唐津市浜玉町五反田 982 番地 1 唐津市七山仁部 1 番地 3 唐津市相知町中山 3523 番地 1 唐津市厳木町中島 1449 番地 唐津市肥前町切木乙 471 番地 4 唐津市肥前町入野甲 1954 番地 東松浦郡玄海町大字諸浦 310 番地 1 東松浦郡玄海町大字今村 6367 番地 (0955)56-6711 (0955)58-3111 (0955)62-2012 (0955)63-3121 (0955)53-2011 (0955)54-1121 (0955)52-2511 (0955)52-6411 うわば北支所 〒847-0322 唐津市鎮西町打上 3281 番地 2 (0955)82-3914 住 所 (店舗外ATM設置台数 電話番号 10 台) - 63 - ATM 設置台数 1 1 1 1 台 台 台 台 (支所) (唐津うまかもん市場) (古代の森会館) (A コープ やまもと) 1 1 2 1 1 1 台 台 台 台 台 台 (支所) (支所) (A コープ からつ) (支所) (支所) (A コープ 虹の松原) 1 台 (支所) 1 台 (支所) 1 台 (支所) 1 台 (A コープ はぴる) 1 台 (A コープ 有浦) 1 台 (支所) 1 台 (西部営農センター) 1 台 (呼子) あなたの近くの大きな安心。もっと JA、ずっと JA