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カンタスグループの国際線ネットワークについて
<参考資料> 2006年4月11日 カンタス航空 カンタスグループの国際線ネットワークについて 【メルボルン発 4月11日 現地時間 9:30AM】 カンタスグループ(本社:シドニー、カンタス航空 CEO: ジェフ・ディクソン)は、ジェットスターによる2006年11月以降の国際線ネットワーク※申請に関する本日 の発表に伴い、2つのブランド戦略への大きな一歩を踏み出すことになりました。 強力な2ブランド「カンタス」および「ジェットスター」に集約させる戦略の一環として、オーストラリア航空 ブランドは2006年7月以降、休止します。 ディクソン CEO は、オーストラリア航空はウェットリース(航空機材・乗員の一式をリースする)にて、カン タスブランドとして運航する予定であると述べました。さらに彼は次のように続けています。 「お客様にとって、今後オーストラリア航空のフライトはすべてカンタスの国際線サービスと同様になり ます。つまり、カンタスの便名で、機体はカンタスのデザインとなり、カンタスのユニフォームを着た乗務 員がカンタスの機内サービスを提供します。 オーストラリア航空は過去数年間にわたって素晴らしい成果をおさめてきましたが、さらに競争力の高 いコスト構造とサービス基準を持ったジェットスターの成功を最大限に活用することを決意しました。 ジェットスターは2004年の運航開始以来、1,300もの雇用を新たに創出しました。ジェットスターの 国際線運航に伴い2007年中旬までに、さらに550もの雇用が新たに創出される予定です。 長期化する燃油価格の高騰という航空業界にとって大変厳しい環境において、カンタスグループは 差別化され、かつ発展しうる2つのブランドの航空事業を展開していきます。 カンタスが国際線の運航拡大をする一方、ジェットスターも今後3年間、積極的に発展していくことにな ります。その結果、プレミアムビジネスおよびレジャーのお客様を対象とするカンタスと、レジャー市場 に特化したジェットスターという2つの独立した競争力の高いブランドを確立していくことになります。こ れは、カンタスグループ全体の成長を促すと同時に、オーストラリアの観光業をさらに促進する非常に 積極的な発展となります。」 ディクソン CEO は、本日の発表に伴う変更として以下を挙げています。 z オーストラリア航空の機材および従業員は新たな取り決めのもと、ケアンズを拠点にサービスを継続。 z ケアンズは、カンタスの国際線ハブ空港として週49往復便の拠点に。 z ジェットスターによるシドニー ― 関空、ならびに関空 ― ブリスベン ― シドニーのデイリー運 航により、カンタスグループの新たな日本路線が確立。 z ジェットスターはカンタスグループにとって新たな就航地となるベトナム(ホーチミン)とタイ(プー ケット)へ就航。 z ジェットスターがシドニー ― ホノルルを週3便、メルボルン ― ホノルルを週2便、さらにカンタス がシドニー―ホノルルを週3便運航することにより、カンタスグループのホノルル路線が週8便へと 増便。 ディクソンCEOは、オーストラリア航空の人員に関して、次のように述べています。 「オーストラリア航空では、2006年7月1日以降、約40名の乗務員を段階的に削減しますが、強制的 な人員整理は行わない予定です。今後成長が予想されるジェットスターのケアンズを拠点とした職に 加え、約370名のオーストラリア航空の従業員はケアンズに留まることになるでしょう。」 さらに、ディクソンCEOは、7月1日以降の路線に関して、次のように述べています。 z カンタスが現在週3便にて運航しているアデレード ― ダーウィン ― シンガポール(A330-300 型機)は、アデレード―シンガポールの直行便として運航。 z オーストラリア航空が現在週5便にて運航しているケアンズ ― シンガポールは、カンタスにより ケアンズ ― ダーウィン ― シンガポールとして運航。 z オーストラリア航空が現在週4便で運航しているケアンズ ― ゴールドコーストを運休。替わって、 主に日本発の需要に応えるため、国際線としてブリスベン ― ケアンズをカンタスが新たに1日1便 にて運航。 z オーストラリア航空が現在週2便にて運航しているケアンズ ― 香港ならびに週4便にて運航して いるケアンズ ― シドニーを運休。 なお、カンタスは下記の路線を継続して運航します。 z ケアンズ ― 成田を1日2便にて運航。 z ケアンズ ― 名古屋、ケアンズ ― 関空を1日1便にて運航。 z 主に日本発の需要に応えるため、国際線としてケアンズ ― シドニー間を1日1便にて運航。 z シドニー・メルボルン ― バリを段階的にジェットスターに移管することで、シドニー・メルボルン・ パース ― バリのサービスを週7便にて運航。 ディクソンCEOは、カンタスグループの国際線ネットワークに関して、次のように述べています。 「ジェットスターの国際線運航は、カンタスの国際線ネットワークを補完し、お客様に魅力的な価格で オーストラリアと多様なホリデーデスティネーションとの直行便サービスを提供します。 ジェットスターの国際線ネットワークは、アジア・太平洋地域において、6都市(バンコク、プーケット、大阪、 ホーチミン、バリ、ホノルル)を含み、2クラス制の エアバスA330-200型機にて運航されます。ネット ワークはアジア・太平洋地域において今後さらに拡大し、第二段階としてヨーロッパやその他の地域へ 拡大する予定です。 ジェットスターの機材は、カンタス航空が20億豪ドルを投じている機材刷新プログラムの一環として、 2008年8月より B787ドリームライナー(311座席)へ移行される予定です。」 上記の変更により、ご利用フライトに影響が出るお客様には、カンタス航空または旅行代理店からご連絡 させていただく予定です。 ※ネットワークおよびフライトに関しては、関係政府機関の正式な認可をもって最終的に決定する予定です。