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第一線で活躍する世界の研究者108人が 過去2000年で
医師や救命士が搭乗する救急車の救命率は? 救急車には、医師や救急救命士が搭乗する「ドクターカー」と、救命士 心肺停止患者の発症後3カ月生存率(%) ドクターカー(医師および救急救命士が搭乗) 全症例(139 例)---------------------- 10.8(15例) 心原性疾患(63例)---------------- 12.7( 8例) 救急救命士隊 全症例(2,632 例)------------------ 3.4(90例) 心原性疾患(1,169 例)--------- 4.0(47例) が搭乗する「救急救命士隊」、救命士の資格を持たない一般の救急隊員が 乗る「ⅠⅡ課程隊」の3種類があります。これらの救急車の救命効果につ いて、消防庁と(財)救急振興財団は平成9年11月から11年4月末までの 1年半にわたって調査を行い、この2月にその結果を報告しました。 調査は、救命救急センターに搬送された心肺停止患者3,292例のうち、 患者宅などに駆けつけたときに死亡徴候のなかった2,929例を対象に 分析。その結果、発症後3カ月生存率が最も高かったのは、ドクターカー ⅠⅡ課程隊 全症例(149 例)---------------------- 2.7(4例) 心原性疾患(62例)---------------- 0.0(0例) で処置を受けた場合で10.8%、逆に一般の救急隊の場合では2.7%。 実に4倍近い開きがありました。消防庁では、この調査によって除細動 など初期の救命活動の実施の重要性が裏付けられたと報告しています。 第一線で活躍する世界の研究者108人が 過去2000年で最大の発明が何かを答える 過去2000年間で最も重要な発明は 何?、その理由は? インターネット上 見落としがちだけど役立ちそうな ちょっと気になるニュースや、 話題の本をピック・アップ に“エッジ ” というサイトを開設している 著者が、著名な研究者やジャーナリスト 達にEメールで質問をし、その回答のう ちの108人分 を 掲 載 し た も の が 本 書。 著者のジョン・ブロックマンは、ソフトウェア・エージェントの代表であり作家でもあるマルチ人間。 『<意識>の進化論』 (青土社)を 始めとする多数の著作を記しています。 さて、寄せられた答えですが、「印刷機」や「テレビ」といったオーソドックスなものは想像もつき ますが、ある物理学者などは「乾草」と回答。「消しゴム」だと言う人もあり、答えは千差万別、その 「2000年間で 最大の発明は何か」 理由も振るっています。 いずれの回答もいわゆる“発明”に限定されることなく、第一線で活躍する人達ならではのユニー クなものばかり。ちなみに医学関係で多かった回答は「ピル」 (3人が回答)でした。 ジョン・ブロックマン著/ 高橋健次訳/草思社 1,500円(税別) 大塚製薬では、1999年4月に医薬関係者の皆さんを http://www.otsuka.co.jp 報や安全性情報、包装と形態に関する情報を中心に、 ▲ 大塚製薬ホームページの「医薬関係者のページ」を ご活用ください 大塚製薬トップページ 対象としたホームページを開設しました。添付文書情 輸液と栄養の解説や、本誌『パレット』などを掲載し ていますので、ご活用ください。 なお、本ホームページは、IDとパスワードが必要 です。詳しくは、弊社MRにおたずねください。 “ Pallette”掲載ページ▲ このホームページに関するご質問は 大塚製薬(株)学術部インターネット担当 E-mail:medmaster @ tky.otsuka.co.jp 「Pallette Vol.17」2000年 3月20日発行 発行:大塚製薬株式会社 東京都千代田区神田司町2ー9 企画制作:株式会社協和企画 企画協力:BBプロモーション CZ11000C 01 (3877)KK