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船橋市商工業戦略プラン策定業務委託仕様書 1.委託業務名 船橋市商
船橋市商工業戦略プラン策定業務委託仕様書 1.委託業務名 船橋市商工業戦略プラン策定業務 2.趣旨・目的 現行の「船橋市商工業振興ビジョン」は策定から10年以上経過し、社会経済環境は 大きく変化した。これまでの成果と課題を踏まえるとともに、これからの船橋市の商工 業を中心とした産業の基盤強化と活性化に向け、商工業振興策を戦略的かつ効果的に推 し進めるため新たな指針となる船橋市商工業戦略プランを策定する。 3.業務履行期間 契約締結日から平成27年8月31日まで 4.事業実施場所 市指定場所 5.業務内容 Ⅰ.基礎調査(平成26年度事業) 1.策定の前提条件の整理、関連文献調査 (1) 社会潮流、地域特性の検証 (2) 現行「船橋市商工業振興ビジョン」の成果と課題の検証 (3) 上位・関連計画との整合 (4) 振興施策関連文献の調査 2.事業者、関係者の意向把握 (1) 産業別に事業者、業界団体、商店会、関係団体等へのヒアリング 1)質問項目の作成、引き出すべき内容の検討及び提案 2)市が指定する20以上の事業者等に意見聴取 3)ヒアリング結果の検証及び施策・事業の提案 (2) 小売業、卸売業、製造業等へのアンケート調査 1)市内企業の情報データから3,000件以上を業態別に抽出 ※業態:小売業・飲食店、卸売業、建築業、サービス業、製造業、商店街 2)質問項目の作成、発送、回収 3)回答結果の検証及び施策・事業の提案 3.地域産業の現状評価と課題抽出 (1) 産業規模、産業構造、活動特性などの経年変化の分析 ※ 業種別・町丁別・商店会別に統計を出し、現況と動向を分析 (2) 地域産業の特色からの成長性、革新性の検証 (3) 産業インフラの状況、環境変化に対する地域産業の現状分析 4. 船橋市小売商業の概要調査 小売商業の現況と動向について、千葉県内の主要都市(千葉市、市川市、松戸 市、柏市)及び東京都の近隣区(江戸川、葛飾、墨田)との比較分析 (2) 市内小地域(地区・町丁字・商店街)別の商業環境、構造、成果・機能の現況と動向 についての把握 ○「経済センサス」データにより市内小地域(地区・町丁字・商店街)別の小売商業デ ータの整備を行い、現況を把握するとともに、平成19年商業統計調査データとの比較 を行い、動向を分析する。 ○市内23のコミュニティ地区別の小売商業の環境、構造、成果・機能および大型店の 立地動向等のデータを整備し、現況と動向を分析する。 ・町丁字別データ 市内約300町丁字の小売商業の環境、構造、成果・機能および大 型店の立地動向等のデータを整備し、現況と動向を分析する。 ・商店街別データ 市内約70商店街の小売商業の環境、構造、成果・機能のデータを 整備し、現況と動向を分析する。 Ⅱ 戦略プラン策定(平成27年度事業) 1.地域産業の将来像 (1) 既存産業の発展方向の検証 (2) 集積を図るべき新たな産業・企業フレームの想定 2.地域ポテンシャルの整理 地域産業の先駆的取り組み、産業資源、歴史・文化・風土の検証 3.基本方針と戦略プロジェクトの検討(先進事例調査含む) ①新事業・新産業の創出 ②企業誘致と国際競争力の強化 ③経営革新・経営安定への支援強化 ④企業人材の育成 ⑤地域産業の活性化 ⑥地域社会との連携強化 4.指標目標の設定 商工業の戦略プランの確立に向けた指標目標の設定 ※市内総生産額、市内従業者数、年間商品販売額、製造品出荷額、 小売業年間販売額、粗付加価値額、企業立地数 等 5.戦略プランの進捗管理 (1) 指標目標達成に向けた進捗管理方法の検討 Ⅲ.策定委員会及び工業・商業専門部会への参加 (1) 同戦略プランの策定委員会(4開催)及び専門部会(12開催)合計16開催 平成26年度 策定委員会2回 専門部会8回 平成27年度 策定委員会2回 専門部会4回 (2) 会議資料の提供及び説明 (3) 会議での検討結果の戦略プラン反映 6.業務の年度区分について (1) 平成26年度 基礎調査報告書の納品と基礎調査報告書に係る電子データ一式及び検証結果デー タの納品をもって業務の完了とする。 (2) 平成27年度 船橋市商工業戦略プラン及び同概要版の納品とこれらに係る電子データ及び検証 結果データの納品をもって業務の完了とする。 7.成果品 (1) 基礎調査報告書の作成・印刷 モノクロ200頁、無線綴じ540部 (2) 船橋市商工業戦略プラン概要版の作成・印刷 4C16頁、4,500部 (3) 船橋市商工業戦略プランの作成・印刷 モノクロ60頁、無線綴じ540部 (4) 上記電子データ一式及び検証結果データ一式について CD-R 等で納品すること。 8.注意事項 (1)この仕様書は事業の提案をするにあたり、最低限の必要事項を掲載している。 この事項を踏まえた上で最良の提案を行うこと。受託候補者の決定の後、プロポー ザルでの提案を踏まえ、委託仕様を決定する。 (2) 受託者は、本業務遂行にあたり、進捗状況その他必要事項について報告すること。 また、打ち合わせや会議における議事録を作成し提出すること。 (3)本業務に係る印刷物その他の版権及び業務において作成したデータ結果及び作成 過程のデータは、船橋市に帰属すること。 (4) 受託者は、船橋市個人情報保護条例を遵守し、業務上知り得た個人情報の秘密を 他人に漏らしてはならない。また、業務終了後も同様とする。