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国におけるBSE対策の見直しに係る情勢について

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国におけるBSE対策の見直しに係る情勢について
顔料 71
国におけるB S E対策の見直しに係る情勢について
農政部畜産振興課
二喜≡墓室去≡蓋婁華
1経過
○ なお、日本はBSE対策の結果、来年2月、過去11年以内に国内で生まれた牛でB
蒜窒墓墓室芸遥己.tbt条件の「桐できるリスクの乱※」いわゆるBSE清浄国の
(※ 無視できるリスクの国: 0 I E (国際獣疫事務局)の定めるステータスの分類で最上級)
○ 再評価に当たって、平成23年12月19日、厚生労働大臣が食品安全委員会に対し、
BS E対策について、食品健康影響評価の依頼(BSE対策見直しの諮問)を行った。
○ 現在プリオン専門調査会で審議が続いており、年内には食品安全員会の答申が出され
る見込み。
2 国内措置の見直しに係る諮問の内容
(1)検査対象月齢
いきら
現行の規制闇値※である「20か月齢」から「30か月齢」とした場合のリスクを
比較。
(※ 闇値:基準の値)
(2) SRM (特定危険部位)の範囲
頭部(扇桃除く。)、せき髄及びせき柱即、現行の
艶_とした場合のリスクを比較o
(3)上記(1 )及び(2)を終えた後、国際的な基準を踏まえてさらに月齢の規制闇値
(上記(1 ))を引き上げた場合のリスクを評価。
※ 牛海綿状脳症対策特別措置法に基づき、と畜場の検査対象月齢は2 1か月齢以上とな
蒜訟謂㌔一号驚o'R禁篭琶琶最孟夏遠点誓言ao'.tFのB S E検査実施醐」
3 食品安全委員会の審議の状況
平成て3年12月19日 厚生労働省がBSE対策の見直しについて諮問
[臼R岩ロ日日
平成24 年 局月月
第第第第第第第
回プリオン専門調査会 BSE対策の見直し 審議
回プリオン専門調査会 同上
回プリオン専門調査会 同上
▲Uノ 7 3
1 2 3
1 2 2
4月24
5月29
6月26日
7月24日
′hU ′LU ′h)
7 00 0ノ
①②③④⑤⑥⑦一
70回プIJオン専門調査会 同上
71匝lプリオン専門調査会 同上
72回プリオン専門調査会 同上
73回プリオン専門調査会 同上
8月開催の次回委員会とあわせ、検査対象月齢を「30か月齢以下」とするな
ど、 2の(1 ) (2)についての答申案のたたき台を提示予定。
㊨
(別添)
厚生労働省発食安1 2 1 9第2号
平成2 3年1 2月1 9 日
食品安全委員会
委員長 小泉 直子 殿
厚生労働大臣 小宮山 洋子
食品健康影響評価について
食品安全基本法(平成1 5年法律第48号)第24条第1項第1号、第6号
及び第1 3号並びに同条第3項の規定に基づき、下記事項に関する同法第1 1
条第1項に規定する食品健康影響評価について、貴委員会の意見を求めます。
記
牛海綿状脳症(BSE)対策について、以下の措置を講ずること。具体的に
意見を求める内容は別紙の2のとおり。
(1)国内措置
ア と畜場におけるB SE検査について、牛海綿状脳症対策特別措置法(辛
成1 4年法律第7 0号)第7条第1項の規定に基づく検査の対象となる牛
の月齢の改正。
イ 特定部位について、牛海綿状脳症対策特別措置法第7条第2項並びにと
畜場法(昭和28年法律第1 14号)第6条、第9条の規定に基づき、衛
生上支障のないように処理しなければならない牛の部位の範囲の改正D
ウ 牛のせき柱を含む食品等の安全性確保について、食品衛生法(昭和2 2
年法律第2 3 3号)第1 1条及び第1 8条に基づく規格基準の改正。
(2)国境措置
① 米国及びカナダから輸入される牛肉及び牛の内臓について、輸入条件の
改正。
② フランス及びオランダから輸入される牛肉及び牛の内臓について、輸入
条件の設定。
(別紙)
1 諮問の背景及び趣旨
(1) BSE対策を開始して10年が経過することから、過去1 0年間の対策
の取組、国際的な状況等を踏まえ、国内の検査体制、輸入条件といった食
品安全上の対策全般について、最新の科学的知見に基づき再評価を行うこ
とが必要となっているD
( 2)前回の食品安全委員会の食品健康影響評価から国内措置については6午
が経過し、これまでのBSE検査の結果、平成1 3年に導入された飼料規
制の効束、若齢のBSE検査陽性牛のマウスによる試験の結果、国内外の
感染実験の結果等の新たな知見を踏まえ、これまでの国内のB S E対策の
効果の評価、現在のリスクに応じた対策の見直しの検討が必要である。
(3)国境措置についても、米国産及びカナダ塵の牛肉等については前回の食
品安全委員会のリスク評価から6年が経過したほか、他のBSE発生国産
の牛肉等については、平成1 3年以降暫定的に輸入禁止措置を講じており、
これらの再評価が必要となっている。各国の飼料規制及びサーベイランス
の実施状況、食肉処理段階の措置等を踏まえた現在のリスクに応じた対策
の見直しの検討が必要であるD
(4)再評価に当たっては、飼料規制やサーベイランス、 SRM (特定危険部
位)の除去に加え、と畜場でのBSEスクリーニング検査など我が国と同
様のBSE対策を実施している欧州連合が近年、リスク評価結果に基づく
対策の見直しを行っており、こうしたリスク評価の結果や管理措置の見直
しの内容も考慮する必要がある。
(5)また、 0 1 E基準よりも高い水準の措置を維持する場合には科学的な正
当性を明確化する必要がある。
2 具体的な諮問内容
(1)国内措置
ア 検査対象月齢
現行の規制開催である「20か月齢」から「30か月齢」とした場合
のリスクを比較。
イ sRMの範囲
頭部(届桃除くD)、せき髄及びせき柱について、現行のr全月齢」か
ら「3 0か月齢超」に変更した場合のリスクを比較。
(2)国境措置(米国、カナダ、フランス及びオランダ)
ア 月齢制限
現行の規制閥値である「20か月齢」から「30か月齢」とした場
合のリスクを比較。
イ SRMの範囲
頭部(届桃を除くo)、せき髄及びせき柱について、現行の「全月齢」
から「30か月齢超」に変更した場合のリスクを比較。
※ フランス及びオランダについては、現行の「輸入禁止」から「30
か月齢」とした場合のリスクを比較。
(3)上記(1)及び(2)を終えた後、国際的な基準を踏まえてさらに月齢
の規制開催(上記(1)ア及び(2)ア)を引き上げた場合のリスクを評
価。
3 今後の方針
食品健康影響評価の結果を踏まえて、必要な管理措置の見直しを行う。
年海綿状脳症(BS E)対箕の
再評価について
群牛海綿状脳症( BSE:: Bovine Spongiform
1.原因(病原体)
異常プリオンたん白質(たん白質の一種)
2.感受性動物
牛、水牛
3.症状
長い潜伏期間(3-7年程度)の後、行動異常、運動失調など
の神経症状を呈し発病後2週間から6ケ月の経過で死に至る。
脳の組織にスポンジ状の変化を起こす.治療法はない。
4.診断法
脳から異常プリオンたん白質を検出することにより診断D
生前診断法はない。
(X200)
神経細胞及び周囲の神経網に空胞が
見られる。
i ::.∴宗主i/三㌦、 ・'.:ll・l
5.感染経路
B S E感染牛を原料とした肉骨粉(注)を飼料として牛に給与することにより、感染が拡大。
う B S E発生防止には飼料規制が重要。
(注)肉骨粉とは、食肉処理の過程で得られる肉、皮、骨等の残さから製造される飼料原料.
B S E感染牛の特定危険部位が混入する可能性あり。
6.ヒトへの感染
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vc ] D)は、 BS Eの異常プリオンたん自業の摂取が原因
と考えられている。平成24年(2012年) 4月までに、 vCJD患者数は世界全体で222人
(うち英国173人) 8
<トレーサピリティ(農林水産省所管
(注)個体識別番号により.その年が、いつどこで生まれ、飼育され、
滞国産牛のBSE:対策の経緯
姑蓋野蒜蒜。(賢さ脊髄、属桃及び回腸遠位部,の除去、焼却量
苧成吉占守摺)2)量牛海綿状脳症対策特別措置法の公布(厚、農)
平二・
戚
1229
6月月月 年1 捌:≡
姦減書写謂藁芸諾竃艶害薯富書写警璽敦盛蔓堅守台(食安委)
・特定危険部位(s 良 M)の除去は人のB S E感染リスクを低減するめために非矧こ有効.
・これまでの国内B S E検査において、 2 0ケ月齢以下の感染牛が確認されていない。 等
10月15日
全頭検査を含む国内対策の見直しについて、食品安全委員会に諮問(厚、農)
・ a S E検垂の検査対象月齢を2 1ケ月齢以上とすること、 S RMの除去の徹底等
芋成幸貞年好蟻嘉藁志是素描晶品鮎則の_部を改正する省令の公布(厚)
・検査対象月齢:零月以上う2 1ケ月以上
・
8月1日
改正省令の施行(堤)
I 2 1ケ月齢未満の牛について地方自治体が自主検査を行う場合は、 3年間の経過措置として国庫補助を継続した上で、
平成2 0年(2008年) 7月兼に終了した。
苧Jik.2占年i2Bo3)
と畜場法施行規則を改正し、と畜場におけるピッシンク(注)を禁止(厚)
(注)と畜の乳牛の脚が動くのを防ぐために、失神させた牛の頭部からウイや状の器具を挿入し、せき髄神経組織を
破頓すること。
・ 5月26白
苧禦箭(920E]1 1)
0 I E総会で日本のB S Eステータスが「管理されたリスクの国」と認定
ら S E対策全般の再評価として国内措置及び国境措置について、食品安全委員会に諮問(厚)
※都道府県等の食肉衛生検査休制: 81自治体、 112機関、と畜検査員2′378人(平成2 3年(2011年) 3月未)
舟BSE検査頭数(と青堀)とBSE:感染確認
(注) ( )はと畜場で確認された頭数.平成1 3年(2001年) 9月に千葉県で確認された1例日、
死亡牛検査で確認された1 4例を含め、国内ではこれまでに3 6頭がB S E感染牛として確認
(注) 平成2 1年度(2009年度)以降は、 BS E感染牛は確認されていない。
嘉国内のBSE検査陽性牛の出生年分布
●飼料規制等の国内対策の結果、平成1 5年(2 0 0 3年)以降に出生した牛からは
B S E陽性牛は、確認されていない。
1 1 1 1 3 2 1 0 9 03 7 LD J) 4 3 2 1 八U
≦wi州州
頭数
-
1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011
出生年
∬国内のBSE検査陽性牛の発症月齢分布
●一般的に、 BS Eは、高月齢で発症する。
18
16
14
12
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8
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メ
4
(注) 剪
2
0
〆棚■.仰_,
く20 21-30 31-36 37-48 49-60 61-72 72く
発症月齢
(注) 3 0ケ月齢以下で感染が確認された2豆削こついては、高い感度を示すマウスを用いた感染実験において
感染性は確認できなかった。
(厚生労働科学研究食品の安心・安全確保推進研究事業「食品を介するB S Eリスクの解明等に関する研究」 )
登輸入牛のBSE対策の経緯
--「-_
_ 平成8年(1996)
・ 3月25日
・ 3月26日
欧州委員会において、全ての英国産牛肉・牛肉加工品等のE Uカロ盟国への輸出禁止を採択
英国産牛肉・牛肉加工品の輸入中止
平成1 2年(2000)
・ 12月22日
E U諸国等からの牛肉・牛肉加工品の輸入中止
平成1 3年(2001)
・ 2月15日
a S E発生国産の牛肉・牛加工品の輸入の法的禁止
平成1 5年(2003)
・ 5月21日
・ 12月24E]
カナダにおいてB S E感染牛確認、輸入禁止
米国においてB S E感染牛確認、輸入禁止
平成1 7年(2005)
・ 5月24日
・ 12月 8日
・ 12月12日
食品安全委員会へ、対日輸出プログラムの澄守を前提とした、我が国の牛肉と米国及びカナダか
ら輸入される牛肉のリスクについての同等性について諮問
食品安全委員会の答申
米国及びカナダ産牛肉の輸入の再開
・牛肉は2 0ケ月齢以下と証明されるq=由来
・特定危険部位(s RM)はあらゆる月齢から除去
(混載事例発生のため、平成1 8年(2006年) 1月2 0日から7月2 7日までの間、米国産牛肉等の輸入手続を停止)
平成1 9年(2007)
・ 5月20日
0 I E総会(米国及びカナダのB S Eステータスが「管理されたリスクの国」と認定)
∼25日
・ 6月 1日
・ 6月20日
カナダ側から輸入条件見直し協議の要請
米国側から輸入条件見直し協議の要請
【要請の内容7国際基準に則した貿易条件への早期の移行
平成2 3年(2011)
・ 12月19日
B S E対策全般の再評価として、国内措置及び国境措置について、食品安全委員会に諮問(厚)
群世界のBSE発生件数の推移
2005 2006 2007 2008 2009 2010 20 1 1
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(注1) うち1頭はアメリカで確認されたもの。
(注2) カナダの累計数は、輸入牛による発生1頚、米国での最初の確認事例(2003年12月) 1茨を含む。
如01E(国際獣疫事務局)におけるBSEステータスの分類と貿易条件
(注1) 「無視できるリスクの国」の要件は、最も遅く産まれたB S E牛の生後1 1年が経過していること等
(注2)平成25年(20 1 3年) 2月、日本は「無視できるリスクの国」の要件を満たす見通し
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冶各国のBSE検査体制
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(注1 ) B S Eの発生状況やその推移などを継続的に調査・監視すること
(注2)中枢神経症状牛、死亡牛、歩行困難牛などのこと
(注3) 0 I E基準では、 B S Eスクリーニング検査の実施を求めていない。
鞘各国の特定危険部位(SRM)の範囲
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(注)頭部の骨格、脳.眼などを含む部位のこと
凾ャ30ケ月齢血
「 剔S月齢の 回腸遠位部
弟特定危険部位(SRM :Specified Risk Materjal)
●異常プリオンたん自‡引ま、脳、せき髄、小腸などに蓄積し、これらの器官は
特定危険部位(S RM)と呼ばれる。
● S RMの除去は、ヒトがv c J Dに感染するリスクを低減するために重要な対策
●我が国では、全月齢の頭部(舌、頼肉を除く) 、せき桂、せき髄、回腸遠位部
(盲腸との接続部分から2m)をS FtMに指定
<B S E発症牛のプリオンの体内分布及びs RM部位>
出典:欧州食品安全機関r牛由来製品の残存BS Eリスクに関する定十的評価レポート(2004年) 」
●脳(三叉神経節を含む) : 62.5%
たん自覚の分布封合の合計: 99.7%
輔飼料規制
苛牛海綿状脳症( BSE )対策の再評価について
BSE対策については、平成13年10月の 策開始から1 0年
が経過したことから、最新の科学的知見に基づき、国内検査体制、
輸入条件といった対策全般の再評価を行うこととし、平成2 3年
1 2月1 9日、食品安全委員会に諮問した。
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I
o食品安全委員会への食品健康影響評価の諮問の趣旨
1 匡日和葺置
(1)検査対象月齢
現行の規制閲値である「2 0か月齢」からr3 0か月齢」とした場合のリスクを比較。
(2) SRMの範囲
頭部(属桃を除く。 ) 、せき髄及びせき柱について、現行の「全月齢」から
「 3 0か月齢超」に変更した場合のリスクを比較。
2 国境措置(米国、カナダ、フランス及びオランダ)
(1)月齢制限
現行の規制闇値である「2 0か月齢」から「3 0か月齢」とした場合のリスクを比較。
(2) SRMの範囲
頭部(届桃を除く。 ) 、せき髄及びせき柱について、現行の「全月齢」から
「 3 0か月齢超」に変更した場合のリスクを比較。
※フランス及びオランダについては、現行の「輸入禁止」から「3 0か月齢」とした場合の
リスクを比較。
3 上記1及び2を終えた後、国際的な基準を踏まえ、さらに月齢の規制閥値(上記1 (1)
及び2 (1) )を引き上げた場合のリスクを評価。
樵(参考資料1 )我が国の牛肉輸入量の推移について
●米国産等の牛肉の輸入制限の結果
オーストラリア産・二ユ-ジーランド産牛肉の輸入量が増加
●米国産等の牛肉の輸入再開後
オーストラリア産・ニュージーランド産牛肉の輸入量は減少傾向が見られる。
く千トン)
800
カナ・ダ産
米国産
2006 2007
2008 2009 2010緯度)
背く参考資料2)牛肉の需給動向
●牛肉の消費量(推定出回り量)は、我が国や米国でのB S Eの発生後
大幅に低下して推移し、特に輸入量が減少
●国内生産量は3 5万トン前後で推移
●この結果、牛肉の自給率(重量ベース)は、 4 0%をやや上回る水準で推移
<牛肉需給(部分肉ベース)の推移>
_●一事姓定出回り半
904
出典:農林水産省r畜産物流通統計」 「食料需給表」、財務省「日本貿易統計」 、 (独)農畜産業振興機構「食肉の保管状況調査」
注)推定出回り皇=生産王+輸入量+前年度在庫JL当年度在庫量
初(参考驚料3)食品安全規制に係る国陵集約及び国内法
●食品の安全規制は、国際条約及び国内法において
最新の科学的知見に基づくこと等が求められている。
1.衛生植物検疫措置の施用に関する協定(s p s協定)
第2集 基本的な権利及び義務
2 加盟国は、衛生植物検疫措置を、人、動物又は植物の生命又は健康を保護するために必要な限度
においてのみ適用すること、科学的な原則に基づいてとること及び、第5条7に規定する場合を
除くほか、十分な科学的証拠なしに維持しないことを確保する。
第3集 措置の調手口
1 htl盟国は、衛生植物検疫措置をできるだけ広い範囲にわたり調和させるため、この協定、特に
3の規定に別段の定めがある場合を除くほか、国際的な基準、指針又は勧告がある場合には、
自国の衛生雌物検疫措置を当該国憶的な基準、指針又は勧告に基づいてとる。
2.食品安全基本法第5集
食品の安全性の確保は、このために必要な措置が食品の安全性の確保に関する国際的動向及び国民
の意見に十分配慮しつつ科学的知見に基づいて講じられることによって、食品を摂取することによる
国民の健康への悪影響が未然に防止されるようにすることを旨として、行われなければならない。
a (参考資料4)原発事故後の諸外国の輸入制
●原発事故後、中国、 E Uをはじめ諸外国は日本からの食品の輸入を制限している。
●こうした国に科学的知見に基づく対応を求めていく上でも、 8 S E対策について
最新の科学的知見に基づく再評価を行うことは必要
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全ての食品、飼料 冢ネン姐 +ク- ケV ?クキ ?ケ クァi9 剿 菜及びその製品経路を記した検疫許可申請を要求 乳及び乳製品等 その他の食品」飼料
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(注1)福島、群馬、栃木.茨城、宮城、新潟、長野、埼 劔仂ェI8ネケ鶇ォ
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(注2)福島、群馬、栃木、茨城、宮城、長野.山梨、埼玉、東京、千真、神奈川、静岡
出典:農林水産省「諸外国・地域の規制措置(12月1日現在) 」
その他の国を含めた輸入制限の状況
+ E]本のすべての文は一部の食品につき輪入停止/他の食品につき証明書を要求: 9ケfjl仲国、韓国等)
●日本のすべての食品につき旺明書を要求: 4 3ケ岡(EU、インドネシア、タイ、マレーシア、ブラジル等)
● 8本の一部食品につき輸入停止又は旺明書を要求
●検査強化: 8ケ卑(インド、ネパール、パキスタン、
9ヶ国(米国
シンガポール
オーストラIJア
マカオ、台湾等)
ニユ-ジーランド等)
<関係法規>
1 と畜場におけるBSE検査対象月齢
○ 牛海綿状脳症対策特別措置法(平成14年6月14日法律第70号)
第7条 と畜場内で解体された厚生労働省令で定める月齢以上の牛の肉、内臓、血液、骨
及び皮は、別に法律又はこれに基づく命令で定めるところにより、都道府県知事又は保健
所を設置する市の長の行う牛海綿状脳症に係る検査を経た後でなければ、と畜場外に持ち
出してはならない。ただし、と畜場法(昭和28年法律第114号)第14条第3項ただし書
に該当するときは、この限りでない。
・厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則
(平成14年7月1日厚生労働省令第89号)
平成17年7月1日厚生労働省令第110号改正、施行期日:平成17年8月1日
第1条 牛海綿状脳症対策特別措置法(平成14年法律第70号)。以下「法」という。)
第7条第1項の厚生労働省令で定める月齢は、 21月とする。
2 特定部位
○ 牛海綿状脳症対策特別措置法(平成14年6月14日法律第70号)
第7条
2 と畜場の設置者又は管理者は、別に法律又はこれに基づく命令で定めるところにより、
牛の脳及びせき髄その他の厚生労働省令で定める牛の部位(次項において「牛の特定部位」
という。)については、焼却することにより衛生上支障のないように処理しなければなら
ない。ただし、学術研究の用に供するため都道府県知事又は保健所を設置する市の長の許
可を受けた場合その他厚生労働省令で定める場合は、この限りでない0
・厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則
(平成14年7月1日厚生労働省令第89号)
平成17年7月1日厚生労働省令第110号改正、施行期日:平成17年8月1日
第2条 法第7条第2項の厚生労働省令で定める牛の部位は、牛の頭部(舌及び頬肉を
除く。)せき髄及び回腸(盲腸との接続部分から2メートルまでの部分に限る。)とする。
○ と畜場法 (昭和28年8月1日法律第114号)
第6条 と畜場の設置者又は管理者は、と畜場の内外を常に清潔にし、汚物処理を十分に
行い、ねずみ、昆虫等の発生の防止及び駆除に努め、厚生労働省令で定める基準に従い、
と畜場を衛生的に管理し、その他公衆衛生上必要な措置を講じなければならない。
・と畜場法施行規則 (昭和28年9月28Ej厚生省令第44号)
第3条 法第6条の厚生労働省令で定める基準は、次のとおりとする。
(16)不可食部分等の衛生管理は、次に掲げるところにより行うこと。
イ 不可食部分(別表第1に掲げる部分を除く。)、第16条第(3)号の規定により廃棄
された物、同条第(4)号の規定により廃棄された物及び別表第-に掲げる部分、塾量墓
一に掲げる部分及びその他の廃棄物は、その種別を表示した専用容器に収納し、処理室
外に搬出し、及び焼却炉で焼却すること等により衛生上支障のないように処理すること。
この場合において、同条第(4)号の規定により破棄された物の処理については、処理を
行った白、処理の方法、処理を行った者その他必要な記録を処理の白から1年間保存す
ること。
別表第1
牛の頭部(舌及び頬ほほ肉を除く。)、せき髄及び回腸(盲腸との接続部分から2メー
トルまでの部分に限る。)並びにめん羊及び山羊の肩桃、牌臓、小腸及び大腸(これらに
付属するリンパ節を含む。)並びにめん羊及び山羊(月齢が満12月以上のものに限る。)
の頭部(舌、頬ほほ肉及び扇桃を除く。)、せき髄及び胎盤
○ と畜場法 (昭和28年8月1日法律第114号)
第9条 と畜業者その他獣畜のとさつ又は解体を行う者(以下「と畜業者等」という。)
は、と畜場内において獣畜のとさつ又は解体を行う場合には、厚生労働省令で定める基準
に従い、獣畜のとさつ又は解体を衛生的に管理し、その他公衆衛生上必要な措置を講じな
ければならない。
・と畜場法施行規則 (昭和28年9月28日厚生省令第44号)
第7条 法第9条の厚生労働省令で定める基準は、次のとおりとする。
(16)別表第1に掲げる部分は、当該部分による枝肉及び食用に供する内臓の汚染を防
ぐよう処理すること。
3 牛のせき柱を含む食品等の安全性確保
○ 食品衛生法(昭和22年12月24日法律第233号)
第1 1条 厚生労働大臣は、公衆衛生の見地から、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、
販売の用に供する食品若しくは添加物の製造、加工、使用、調理若しくは保存の方法につ
き基準を定め、又は販売の用に供する食品若しくは添加物の成分につき規格を定めること
ができる。
○ 食品衛生法(昭和22年12月24日法律第233号)
第1 8条 厚生労働大臣は、公衆衛生の見地から、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、
販売の用に供し、若しくは営業上使用する器具若しくは容器包装若しくはこれらの原材料
につき規格を定め、又はこれらの製造方法につき基準を定めることができる。
Z と畜号の要件
4 換査方法
5 その他
6 施行日
mBsEz)自主検査対象牛についても'法令に基づくBSE検査
平成十七年八月l日
その他必要な事項については'別途定める。
盲最終改正)に基づき実施すること. 挨壷については,牛海綿状混在検査実施要領(平成十七年七月
畜場の設置者又は管理者が兼任をもって管理すること。
れた当訣牛の肉、撮鷺等が、と盲場外に持ち出されないようと
なければならない.
同様'BSE自主検査を鎧た徒でなければ'と育境内で簾休さ
別添
- 席旨
定め、円滑な検査の実施を国る.
(以下「8SE自主検査」という.)を実施する等合の手続き等を
ケ月食以下の牛について'と畜場からの要許に基づき8SE検査
8SE自主検査の実施を希蓮すると音韻は'次の要件を満たさ
とされているので、各支庁良案坂井市長審決と連携して対応さ
二十ケ月爺以下の牛BSLJ練生臭施宰( ・
と畜場における牛海綿状ぷ症(BSE)の牧童対象外の、二十
いたします。
6 生産者団体への周知
れたいこと.
生産者団体に対しては、農政部から要綱の内容等を周知するこ
但し、次の場合を除く.
いう.)を策定しました.
と畜場設置者等に対する周知・指導につきまして、よろしくお厭い
おり「二十ケ月齢以下の牛BSE検査実施要綱」(以下「要綱」と
月齢に満たない、二十ケ月齢以下の牛取扱いにつて'別添のと
です.
すること しているところであり、今般'同規則に・Liウ定められた
つきましては、次の事項に留意の上'適正に運用されると もにへ
なお、農政部長及び北海道食肉センター運営連絡協議会長あて、
に押すこと.
は'平成十七年 月六日付け食品第三六 号により通知したところ
関係牛海綿沃野症対策特別措置法施行洗剤のl部改正につきまして
と畜場におけるBSE検査対象月齢の見直しに係る、厚生労働省
道としては'道民の意向等を勘姦し、当面の廟、全額検査を継続
と音韻法施行令弟九条に基づ-改印はtEZ]S自主検査終了後
〇二十ケ月齢以下の牛のBSE検査実
施要綱について
(娃詐用語y::)
所長又は食肉蘇生検査所長に申許しなければなら い.
変更があった坊合は、再度'と畜場の設置串所を 管する保隻
m 8SE自主検査ヰ浄書の連出
出しなければならない.
と畜場の設置者又は管理者'推出した申辞書の記#事雫に
音等の設置串所を 管する保態所長又は食肉衛生検査所長に提
鼓のBSE自主検査申請書に必要手早を記入し、あらかじめと
櫛 と音韻の設置音叉ほ管理者は、と畜5P法妬行合昇七兵に基づ
同意を得ること.
BSE自主検査を希望すると書巻の設置者又は管理者は、別
4 と畜場外への持ち出し許可
5 検印
3 検査中話手茂
脚 中計内容の変更
内等の管理について'上記3及び8のとおり することに的Lt
きと畜牧童中計書を捷出する者からtD言E自主検査対象牛の
齢に係わらず従前どおり対応すること。
8 E)S自主検査を着切に真滝するため'と書換童貞の指示に
② と畜*法施行令第五集束一雫第一号及び同額第二号に基づ
従うこと。
び卵巣を持ち出す場合
き、床偉所長又は食肉衛生汝支所長の許可を得て苦の皮及
① BSE自主検査のために当放散畜に由来する達哉円部等検
3 BSE自主検査騒性時の捨置
づく検査となることに留意すること。
牛の皮及び卵巣のと畜場外への持ち出し許可については、牛の月
と畜場法施行令第五粂一額粛r号及び同額第二号に基づく'
合に実施する確認検査については'と畜萌法第十四条第三頑に基
2 3SE自主検査中における肉、兼寿等の管理
ないよう持尊すること.
8SE自主検査(エライザ検査)の着果が昏性と判定された葛
1BSE自主検査申請書の売出
に管理され'検査が終了するまでと畜妨外に持ち出されることが
対し'要綱の施行日までに連出するよう持尊すること.
BSE自主検査中の牛、耗等 がへと畜*設bl者等により遺功
なお'本申請書の捷出は.自主検査開始時のJ固 みとする.
青書」という.)に基づき東光するた砂、所管と音等の設定者等に
別添のとおり通知してい章す.
寺又は管理者から売出されるrBSE自主故意申帯書)(以下r申
二十ケ月齢以下の牛 BSE自主検査については、と著者設王
査用検体を持ち出す場合
記
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