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発団40周年記念キャンプを終えて BS隊長 山﨑 義和

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発団40周年記念キャンプを終えて BS隊長 山﨑 義和
発団40周年記念キャンプを終えて
BS隊長
山﨑 義和
ボーイ隊の40周年記念キャンプは長野県大町市のキャンプ場をベースに8月6日~14日の日程で開催されま
した。後立山連峰は爺ヶ岳の麓、鹿島川の畔に大町1団が管理する広大なキャンプ場は、赤松と山桜やかえでなど
の雑木が交じった林の中にあり、最小の飲料水やトイレ、電気の設備はあるものの日常の生活環境と隔絶したボー
イにふさわしいすばらしい環境にあります。また、沿って流れる鹿島川の清流は、冷たさに震えながらもスカウト
の入浴と洗濯の場となりました。
屋外プログラムとして実施した犀川でのラフティングでは、ライフジャケットを着て川に飛び込みスリルを満
喫し、木崎湖でのわかさぎ釣りでは、釣果に一喜一憂の後、わかさぎの天ぷらをみんなで美味しく頬張りました。
そして、湯俣温泉ヘのリンツーハイクですが、高瀬ダムから3時間半の歩行の先に白い谷があり、河原にシートで
仮の寝床を作り、湧き出る温泉を川の冷水で薄めて入浴を愉しみました。8泊9日のキャンプはスカウトにとって
初めての経験でしたが、キャンプ当初、時間になってもなかなか点検準備が出来ないスカウトが、キャンプ後半に
は、定刻に先を競うがごとくに点検準備OKの合図である歌声を大きく出せるようになりました。途中、雨でご飯
が十分に出来ない班もありました。重い水汲みに丌満をつのらせるスカウトもいました。虫に刺されて泣きべそで
リーダーサイトへ治療に来るスカウトもいました。ホームシックになるスカウトもいました。でも、みんな乗り切
れました。その全てが長期キャンプです。この記念キャンプはスカウトにとって忘れられない思いでとともに、ス
カウトの一人ひとりに大きな何かを不えてくれたと思います。
ふくろう通信40
BS
発団40周年記念 BSキャンプ
2011年8月6日~14日
信濃大町
長野県連キャンプ場
活動プログラム
8/6
旅立の日
青春18切符の旅と設営
8/7
設営の日
テントサイト作りと川遊び
8/8
犀川ラフティング ソング練習
8/9
班サイト改善と川遊び
他団交流会
8/10 木崎湖フィッシング
8/11 リンツーハイク(1日目)ビバーク
8/12 リンツーハイク(2日目)湯俣温泉
8/13 40周年記念PARTY
8/14 撤収&帰郷
8/6
1日目 青春18切符を使った電車の旅。大糸線信濃木崎駅からハイクで野営場へ到着。
開会セレモニーの後、班の住処テントサイト設営開始!雨の洗礼を受けたウェルカムパーティでした。
8/7 2日目 設営の日 テントサイト作り。朝の点検と講評の後はセレモニー。鹿島川での川遊びはキャンプ
中のお風呂兼洗濯場です。猿に眺めらながらの水浴びです。夕方から激しいスコールに見舞われました。
ふくろう通信40
8/8
3日目
BS
初めての場外プログラム
ラフティングに挑戦!快晴の犀川で漕ぐ・飛び込む・泳
ぐ!スカウト大はしゃぎ。前日までの雨で川は濁っていた
けれど、水量もありスリル満点のラフティング。暑さを忘
れて川遊びを満喫しました。夜は、ギターの音色に合わせ
てスカウトソングを熱唱。団委員長直伝ビスタでフリー!
フロー!フライ! 大盛り上がりの歌の時間。
8/9
4日目
班サイト改善と川遊び
立かまどや水置き場など工作物もいろいろ
と作りました。林の中の野営地は風が吹い
ても、水はけも良いので雨でも大丈夫。最
高の野営地です。一石二鳥の川遊びも楽し
みました。夜は、八王子第12団とスタン
ツや西瓜を食べて交流を深めました。
8/10
5日目
場外プログラム
木崎湖へワカサギ釣りに出かけました。
キャンプ場から湖までは約1時間の行程です。
ボートに乗ってワカサギを狙います。さて、
釣果は…? 炎天下で一生懸命釣ったわかさ
ぎは、唐揚げにして美味しく頂きました。
ふくろう通信40
BS
森の深く谷あい すばらしいキャンプ
こんな良いところはない 谷間の白いキャンプ
キャンプ♪キャンプ♪キャンプ♪キャンプ♪キャンプ
キャンプに行こうよ 谷間のキャンプに
こんな良いところはない 谷間の白いキャンプ
8/11~12
湯俣温泉へリンツーハイク・天然記念物「噴湯丘」
6日目~7日目にかけて一泊でリンツーハイクに出かけた。
高瀬ダムから歩くこと3時間余り、途中まではダム湖畔の点検道路を歩きます。途中、1Kmの真っ暗なトンネル
があったり、魚影が見られたりと飽きないハイクです。釣り橋へ到着後、更に山の奥へと進むと・・・そこには、深
く白い谷間が・現れました。まさに谷間の白いキャンプ! 河原の安全なところに今夜2人で寝るテントを作りま
す。シートを使って、仮の宿をつくります。初めてのスカウトは隊長と一緒に大きな屋根をつくりました。2回
目以降のスカウトは2人一組で1枚のシートを使い思いおもいの寝床を作って夜を過ごします。
翌朝、白い蟻塚のようなものが温泉の成分が堆積してできた「噴湯丘」を見に行き記念撮影!
湯俣温泉は、河原に湧き出る温泉です。火傷しそうなぐらいに熱く、川の水と上手に混ぜてお風呂を作ります。
大自然を背景にした最高の露天風呂です。
ふくろう通信40
8/13
8日目
BS
記念パーティー
キャンプ期間中には、色々なお楽しみ企画があり、普段の活動では出来ないことが満載です。
ノタハ売店がOPEN! キャンプサイトでは専用通貨“NOTAHA”を発行し、売店で買い物ができます。ペット
ボトルのジュース(500ml)は2NOTAHAです。優秀賞やゲームで稼いだ賞金で嬉しそうに買い物です。
リーダー達は、ダッヂオーブンでベーコンやパンを手作りして美味しい差し入れです。また、隊長が丸一日かけて
水路より水を引き“弥栄の泉”と命名。水道のない本部サイトを潤しました。保護者交流ミステリーツアーでは、
真っ暗な夜の班サイトや“弥栄の泉”水源探索したBS母も…、まさに気分は”北の国から”です。
8/14
9日目
撤収
閉会セレモニー
ああ終わったとの安堵感ともう終わってしまうのかと言う寂しい気持ちが交錯します。長かったキャンプも最終
日…。大町一団キャンプ場。田中場長お世話になりました。本当に有難うございました。
40周年記念キャンプにBS隊の新米副長として参加しました。
長期キャンプで伸ばし続けたひげ
新米BS副長
河野哲哉
私自身8泊9日の野外生活は初めての経験で、非常に楽しみであ
り、また体力的に大丈夫かなと不安もありました。キャンプ地であ
る大町1団のキャンプ場は、豊かな森に囲まれ、すぐ裏には清流が
流れる最高のロケーション。プログラムも、ラフティング、ワカサ
ギ釣り、川原が温泉になる湯俣温泉までのリンツーハイクなど、
ちょっと贅沢かなと思えるほどの内容でした。新しいテントも登場
して、魅力的なサイトになりました。長期キャンプなので、スカウ
ト達の成長が、日に日に感じられ、最後には各班とも立派な、キャ
ンプ生活が出来るようになったと思います。
40周年を機に67団はよりすばらしい団になるよう、頑張ろう
と思います。仲良く一緒に盛り上げていきましょう。
ふくろう通信40
記念キャンプV S
VS
くつろいだ笑顔のVSの傍らで見守る隊長。久しぶりに仲間と一緒
のひと時を楽しんでいる写真。そこから垣間見れませんが、この夏
彼らは個人で活動していました。一人はアワード取得の為、BSと共に9日間キャンプをしました。飯の準備、木
を切る練習、ゲーム考案、BSへのアドバイスなど上級班長として奉仕をしました。一人は、世界ジャンボリーか
ら帰国直後に駆けつけ、沢山のお土産を皆に届けてくれました。もう一人は、記念パーティの料理や備品の整理な
どを担当。素直に機敏に奉仕していました。会うたびに成長した姿を見せてくれるVSです。
キャンプの舞台裏
配給・救護担当
西村まなみ
朝靄の残る早朝、清々しい河原で顔を洗い気合を入れた後、朝の食材
準備です。さあ6:00。キャンプの一日が始まります!
「ピッピッピ~~~」ホイッスルの合図でスカウトは眠い目をこすりな
がら配給を受け取ります。食事メニューは、事前に隊長と企画・調整を
重ね、食材は保護者の協力を得て調達した。…にもかかわらず、なんと
キャンプ初日からメニュー変更のアクシデント!暗くなる森で夕食を作
るスカウト達は、雨や時間に追われ、アブに噛まれ、思うようにご飯が
作れない時もあり、一日中活動した後は腹ペコです。スコールの中でテ
ントを設営するスカウトの為にメニューを何度も考え直しました。
便利なガスも水道もないBSサイトでの調理は、一人では出来ないか
らこそ班の仲間が力を合わせます。先輩スカウトのVSは、BSの補佐
をしてくれます。眠たい朝も疲れた夜もあったと思います。いつも作っ
てもらう温かいご飯は、ここでは自分達で作らなくては食べる事が出来
ません。このキャンプの舞台裏は楽しい事ばかりではありません。それ
なのに彼らは毎日笑顔で純粋に楽しんでいました。本当にすごいことだ
と思います。そのパワーを分けてもらい9日間過ごしました。このキャ
ンプを経験したスカウトはとても逞しい青年になると信じています。
ふくろう通信40
CS
40周年記念キャンプを終えて
CS隊
隊長
加藤千明
8月11日より14日まで、例年通り3泊4日のカブ隊夏
季長期舎営を行なった。今回の舎営地は長野県は白馬山麓の
洒落たペンションを宿とし、野外料理、登山、川遊びなどの
プログラム展開。中日に40周年記念パーティーの為、BSサ
イトに訪問をして団交流行事にも参加と盛りだくさんの4日
間であった。天候にも恵まれて全てのプログラムが行え、登
山での360°の景色は印象に残るものがあった。夏季舎営
はカブ隊にとって1年の総決算。1年間仲間と共に活動を
し、組や隊としてどれだけ成長したかを見せる4日間でもあ
る。最終日に写した記念写真のそれぞれの顔を見ると1年前
のスタート時からスカウトもリーダーも確実に成長をしたと
感じる。活動に終りはない、更なるステップアップをしてカ
ブ隊を盛り上げたいと思います。
1組 朝食風景
2組 食事作り風景
もうすぐいただきます。
3組食事作り風景
CSは長野白馬五竜にて8月11~14日。3泊
4日舎営を行いました。水場がなくても頑張るカ
ブ隊。自分たちでテントも張りました。
ふくろう通信40
CS
白馬の登山です。テレキャビンで上に上がると白馬五竜高山植物園。チョウ
チョもお出迎えしてくれました。小登見までの登山の途中、尾根づたいに歩い
てきた道をふり返ります。雲が流れてる景色を丌思議そうに見てました。小登
見2007m 山頂までもうすぐです! 頑張って登りました!
40周年記念舎営
CS副長 河野千代
企画が大変でしたが、全員が笑顔で終わる事ができました。これも
ひとえにカブ隊のチームワークがよかったからだと思いました。
みんなそれぞれの頑張りがあって3泊4日無事終われたことに感謝
いたします。
←40周年記念の副長からの記念品
わたくしの最初で最後の力作(^^;;)>
40周年のカブ隊リーダー
ふくろう通信40
CS
ボーイサイトに遊びに行きました。自分たちで張ったデンの下でおひるごはんです。信州そばを茹で
てランチタイムです。ボーイ隊のサイト横の川遊びでは、あまりの冷たさにリーダは引き気味。。。
スカウトはキャーキャーとてもうれしそうでした。
長野オリンピックで使われたジャ
ンプ台です。この日大学のチーム
が練習してました。すごい迫力に
びっくり!!
悪戦苦闘のピザと石窯作り
CSインストラクター 飯田 博久
春の舎営の夜の事です。ドラム缶親父が集まり話を
していました。今年の夏の舎営は何をやろうか?と
Nインストラクターが話を始めました。40周年記念なので
思い出に残り、スカウト達が驚く様な物がいいね
と、奥様方も一品料理を作らなければいけないみた
いだねと話をしていました。彼はピザが良いのでは
と言い、男達は石窯を作る話になりました。ここか
らピザと石窯の奮闘記が始まりました。舎営後、彼
からメールが来ました。石窯の作り方が載っている
資料でした。内容を読んでも何が必要なのかが解り
ません。河原で男二人が石窯を作っている写真とコ
メントだけなのですから、説明でどの様な形にして
必要な材料は何かを皆んな話をして材料を揃え一度
お試しで作ろうとの話になり、7月中旬に一泊で中
津川付知峡のとある場所に石窯製作の為に行きまし
た。翌日参加のMインストラクターの参加を待ち、組み立て
はOK!生地OK! しかし、火入れで空気が窯に入
らない!直ぐに消える…取り敢えず楯を作り風が入
るようにしてOK!今度は「生地がベタついでいる」
と誰かが言った。火と生地に問題有りと反省点を残
し帰宅した。皆で反省会をして話合いをした結果、
鉄製の石窯骨組みを完成させました。生地に関して
も答えが出ていたので話しは直ぐに終わりました。
本番前日火入れ後、弱い!また空気が入らないとの
アクシデントに対応する。当日扇風機で送る事にな
りクリア!今度は生地が生地の間にシートを挟み重
ねて置いていたら湿気でくっついて大変な事に…
皆でシートと生地を剥がして…すると今度はシート
が無くなった…色々トラブルが有ったけど美味しい
ピザを食べる事が出来きました。
トラブルのおかげで皆んなで考えて知恵を出し、協
力して一つの事を達成する喜びを味わう事が出来き
てとても良い思い出になりました。
ふくろう通信40
BVS
40周年BVS特別活動
BVS特別活動プログラムは、楽しい活動が盛りだくさ
ん!親子3代一緒に楽しみました。
8/11(木) 室内活動では、うちわ作り・ゲームで大盛
り上がりの子どもたちでした。
8/12(金) 五竜スキー場上部までテレキャビンで登り、山頂付近のお花畑散策ハイクをしました。
8/13(土) 白馬グリーンスポーツの森フィールドアスレチックと遊具で遊んだ後は、BS隊のいる野営場で川
遊び、そして記念パーティに参加しました。8/14(日)最終日は白馬スキージャンプ台を見学しました。
2011年夏舎営
ビーバー隊活動に同行して
CSインストラクター
長尾
幸彦
40周年記念で特別に、本来は宿泊を伴わないBVS隊がCS隊舎営先で活
動を行いました。同行した BVS未満の子どもたち、名付けて「ペンギン
隊」も加わり、総勢8名のかわいいスカウト(未満も含む)による元気な
活動です。晴天にめぐまれたハイクでは途中までCS隊と同じコースです
が、CS隊が斜面を登るのを尻目にスキーリフトでショートカット。それを
見てCS隊はちょっとうらやましそうです。ケルンで一緒に写真を撮り、
BVS隊は下山します。さらなる上を目指すCS隊の頼もしい姿を手を振っ
て見送りました。
いつもより長く歩きましたが誰も弱音を吐きません。ペンギン隊もがん
ばりました。他にもフィールドアスレチック、川遊びと、自然とふれあう
充実した活動でみんなが大満足です。野外活動は子どもたちを大きくしま
す。ましてや白馬のすばらしい自然に包まれてなのでなおさらです。
BVS・ペンギン隊が保護者とともに同行することの多いCS隊の舎営は、彼
らが自然とふれあえるせっかくの機会です。今後もイレギュラーですが課
外活動プログラムを作ってあげたいと感じました。
ふくろう通信40号
2011年8月13日
長野県大町の広大なBS野営場にて、名古屋第67団の発団40周
年記念パーティが始まりました。林の中のキャンプ場にお父さんやお母さんたちも合わ
せ総勢100名の仲間が集まりました。開会セレモニーでは、世界ジャンボリーから帰
国したVSからのお土産とスーパーカブ3名の表彰を致しました。
40周年記念
野外PARTY
団委員長 波多野俊彦
この記念パーティは「思い出に残るキャンプ場で野外パーティをしよう!」と企画さ
れたのです。ビーバー隊とカブ隊は白馬の舎営地から参加しました。お父さんたちは重
い鉄製のピザ用の石がまをつくり、お母さん達はイタリア料理を用意しました。この大
町野営場で8日前から長期キャンプをしていたボーイ隊各班はダッチオーブン料理をつく
りました。ベンチャー隊は唐揚げとフライドポテトを準備しました。ボーイ隊のお母さ
ん達もフルーツポンチや飲み物を用意しました。「カランカラン!」と大きな鐘の音で
パーティは始まりました。スカウトたちは手にこのキャンプ場だけで使える通貨NOT
AHA(ノタハ)を持って好きなブースに行って食べ物と交換します。石がまピザは大
人気、イタリアのケーキの野外とは思えない味に驚いたり、ボーイ隊のダッチオーブン
料理は行列のできるほどの人気でした。楽しいパーティのあとは90人のキャンプファイ
アーが始まりました。河野副長と葭川隊長のギターで大興奮!あんなに大きな声で歌っ
たボーイ隊を見るのは久しぶりでした。キャンプファイアーが終わり静けさの戻った
ファイアーの残り火の前で思いました。
「みんな、この記念パーティをいつまでも忘れないでいてくれると良いな……」
ふくろう通信40号
団
VS からあげ
イーグル カレーピラフ
バッファロ 豚肉コーラ煮
CS母 ブランマンジェ
CS母 トマトパスタ
CS父 石釜ピザ
団
ドリンクサービス
ビンゴゲーム
BS母 フルーツポンチ
BS母
ノタハ売店
BS母
野菜スープ
BVS・CS 食事中!
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