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【歩道橋ネーミングライツ
歩道橋ネーミングライツ ゴッドファーザー・
ゴッドファーザー・景観の
景観のテーマ】
テーマ】
道路河川管理課
道路河川管理課長
では、「歩道橋ネーミングライツ、ゴッドファーザー」、要するに名づけ親、景観のテーマにつ
いて事業提案をさせていただきます。
現在、本市では、新規財源の確保を目指した広告収入や自動販売機敷の貸付、あるいは新たな支
出の抑制策として市道や公園の里親制度など、さまざまな取り組みを行っていますが、その両面の
効果を期待できるネーミングライツ制度についても、野球場やテニス場などの体育施設で導入し、
実績を上げているところでございます。
このような状況を受け、道路施設についても、ネーミングライツ導入の可能性を検討したところ、
施設の独立性やインパクトなどから、歩道橋については、その対象となり得、実効性があるものと
の考えに至りました。
事業の概要としましては、まず歩道橋の愛称を募集し、審査等を経て決定した愛称、通常は企業
名が入ってくるものと考えていますが、それを歩道橋の橋げたや橋脚部分に標示することを許可す
るものです。
命名期間は、イニシャルコストや愛称の定着性を考慮して、基本3年間とし、継続性を重視した
契約とすることが好ましいと考えており、命名料は歩道橋の良好な環境維持のため、維持管理費へ
の充当を考えています。
先行事例の紹介ですが、愛知県や名古屋市、大阪府や大阪市などで既に事業が実施されており、
一定の成果が上がっているようです。
ここでは、名古屋市の実例を紹介させていただきます。
名古屋市では、平成22年度から239橋の歩道橋について、年額30万円以上を条件にパート
ナーを募集され、現在、26の歩道橋でパートナー契約がなされております。
本市が管理する市道上の横断歩道橋は5橋で、まず藤山小学校と中学校の間に位置する「藤山歩
道橋」、鵜ノ島町の通称・産業通りと鵜ノ島小学校西側の浜通りとの交差点にかかる「浜通り歩道
橋」、小松原二丁目の同じく産業通りと桃山中学校方面に伸びる小松原通りとの交差点にある「鵜
ノ島歩道橋」、渡辺翁記念会館前の「小串歩道橋」、小串通りと宇部新川恩田線との交差点にかか
る「松島町歩道橋」、これら5つの歩道橋がネーミングライツの事業対象となります。
続いて、コスト情報でございますが、歩道橋の維持管理費としましては、主に塗装の塗りかえが
大きなウエートを占めます。
この塗装の耐用年数は約20年で、全塗装を実施した場合、1橋当たり約700万円の工事費が
かかります。これを、耐用年数20年で単純に割りますと、1年当たり35万円の経費を要するこ
ととなります。
次に、導入に伴う効果についてですが、先ほど来申し上げておりますとおり、命名料という新た
な収入が確保できます。幾らかということについてですが、沿道に見受けられます民間の看板広告
の価格について聞き取り調査の結果を勘案すると、1橋当たり年間24万円程度の収入が見込める
のではないかと考えております。
また、これは義務化はいたしませんが、命名者の手で良好な環境維持、すなわち美化が期待でき
ると考えます。
デメリットとしては、景観の不調和などが考えられるところです。
ここで導入に伴う課題を整理いたしますと、命名料の適正対価の把握、定着・浸透している名称
との共存、許容される愛称の標示箇所や色彩の範囲、最後に相反する行政責任、すなわち屋外広告
物の規制を含む景観形成との整合、これら4点が挙げられます。
これら課題への対策ですが、命名料の適正対価につきましては、身近な広告対価を参考とした上
で、多角的な指標を用いて先行事例より比較整理することで、命名料の適正な設定を行えると考え
ています。
定着・浸透している名称との共存については、愛称の中に現行の歩道橋名となっている地名を含
ませることで、定着・浸透している名称との共存を図ることができると判断しております。
許容される愛称の標示箇所や色彩の範囲の課題については、色彩を単色にするとか、文字の大き
さや、標示する範囲を制限することで、ドライバーの注意散漫を抑止し、交通事故の誘発防止策と
することを考えています。
最後に、本日の論点でありますが、相反する行政責任、すなわち景観形成との整合に関する課題
についてです。
景観の形成に向け、主要な役割を担う屋外広告物条例の適用を受ける広告物と歩道橋への愛称標
示は果たして違うのか、例えば山口県では、広告物とは違うため、合法であるとの判断ですが、近
隣の岡山県、鳥取県などでは条例違反との見解が示されています。
このように各自治体での判断が異なる中、市民の皆さんの感情、受けとめ方というものを考慮す
る必要を強く感じております。
そのようなことから、まずは実施そのものの是非を問いたく、ダイエット作戦のメニューとして
エントリーした次第でございます。ご検討のほどよろしくお願いいたします。
司会
ありがとうございました。最後のところの条例違反じゃないかという話ですが、ほかに市内に先
例がないわけではないので、それは景観等の整合等とれているというふうにお考えですか。
道路河川管理課長
市内での、宇部市ですか。
司会
そうです、ええ。
道路河川管理課長
宇部市では、ネーミングライツとしては、先ほど説明の中で申しました野球場、そしてテニス場
で既に行っております。こちらのほうは施設自体のネーミングライツということで、いわゆる聴覚
的な効果のあるもので、全国的にも既に多々行われております。
ただ、このたびテーマとしてご相談させていただいておりますのは、いわゆるネーミングライツ
としてのいわゆる広告とどう違ってくるかと、そこだけの耳に来るのでなしに視覚上の効果になっ
てきますので、そこら辺のところが、皆さんの受け止め方はどうだろうかということについてご相
談を申し上げたいとしているところです。
司会
はい。じゃこれについては後でちょっと議論することにして、1つは、愛称の中に地名を明記と
いうのがあります。愛称の中に地名を入れるんだ、35ページの名古屋市の例だと、上のほう、
「茶屋ケ坂眼科クリック砂田橋歩道橋」と、「砂田橋」というのは多分地名なんだと思うんですね。
これが入ってる、下の例は「ごまたまご歩道橋」ですから入ってない、この違いだということです
か。
道路河川管理課長
これは名古屋市の例で、名古屋市さんでは特段ここにあるとおり規定はない。
司会
してないですね。
道路河川管理課長
してない、そういうようなことを、さらに私どものほうは想定できることに対しては対処してい
きたい、改善していきたいと思っております。
司会
ということは、35ページの上の写真で言うと、下のほうではなくて、上のほうですよと、こう
いうことでよろしいですか。
道路河川管理課長
はい、そういうイメージになろうと思います。
司会
はい、わかりました。以上を踏まえてご質問いただければと。はい、どうぞ。
オブザーバー
今ちょっとこれすごく生煮えなので、ほかのものに比べると。なのでちょっと議論が難しい部分
があるんですが、幾つか確認すると、まず35ページ目の下に対象となる歩道橋が5つ書いてあり
ますけれども、これは宇部市が管理する歩道橋がこれしかないよという理解でいいんですね。だか
ら、これ以上増やせないということですね。
道路河川管理課長
はい。
オブザーバー
それから、交通情報とか、いろいろ出てるんですけれども、最終的にこれ宇部市さんの5か所の
歩道橋をネーミングライツするに当たっていくらもらう予定なんですか。
道路河川管理課長
一橋あたり1年間24万円がいただけるんじゃなかろうかというふうに考えてます。
オブザーバー
大体こういうのって、普通のネーミングライツって、複数年契約が一般的だと思うんですけれど
も、その辺はどれぐらいを想定してますか。
道路河川管理課長
説明の中でも申しましたとおり、ころころ変わるというのはちょっと抵抗が当然出てくると思い
ますので、当面、3年を一つのスパンというふうに考えております。
オブザーバー
なるほどね。できればそういうのを全部書いておいてほしい。ほかのところは全部書いてるので、
少なくとも5橋で24万で、3年だからいくらというふうに書いておくのが大前提、じゃないと議
論ができないので、それはまず大前提としてルールはちゃんと統一をしておいていただきたいとい
うのが1点です。
あとはこれが費用対効果としてどうなのかという話なんです。大した収入じゃないよねという話
の中で、何でわざわざ歩道橋みたいに何か面倒くさいのを選んできたかなという感じがしないでも
ないんです。というのは、上に見えるものだから、視界も何というのか、邪魔に入りやすい、非常
に価値観が分かれやすいもののような気がするんです。むしろ普通の川の橋というのが最近ネーミ
ングライツとかを売っているところがありますけれども、そういうもののほうが数あるし、直接ド
ライバーが目にするわけじゃないから、危なくないよねとかいうのはあるんですけど、あえてこの
歩道橋を選んできたという理由は何ですか。
道路河川管理課長
説明の中でもちょっと述べさせていただいておりましたが、道路施設といいますと、歩道橋のみ
ならず道路照明等、今おっしゃったような橋梁、多々ございます。それらの中で、一番最初に考え
てる中で、独立性があって一番、いわゆるインパクトと申しますか、例えば路線とかでいきますと、
区間とか、そういう延長的な概念になってきますので、そういうことへの展開も含まれて、まず一
番最初は歩道橋というものが逆に好ましいかと思って、こちらのほうで取りかかったところでござ
います。
司会
よろしいですか。
オブザーバー
はい。
司会
簡単に言うと、一番やりやすいところから、こういうことですね。いかがでしょう、例えば橋の
名前を変えると、どこそこ行くのに何とか橋という看板立てるじゃないですか、標識を。あそこに
も書かなきゃならないじゃないですか。いろんなところを直さなきゃならない。歩道橋はそういう
ことはないですね。
道路河川管理課長
そうです。
司会
そういうことですね。
道路河川管理課長
はい。
司会
だから、やりやすいところをまずやってみよう、そういう考え方。
いかがでしょうか、自分のまち、私たちのまちの歩道橋に名前が書いてあるというところですけど、
どんなものかな。
見直し
見直しサポーター
これは好き嫌いの問題に尽きるんじゃないかという気がしちゃうので、なかなか判断難しいなと
いうところで、それで1つ確認は、やはり市が管理されてるということは、これは見ると、国道に
はつけられない。
道路河川管理課長
はい。
見直し
見直しサポーター
それは何か規制があるわけですか。
道路河川管理課長
今私どもの判断でやっていく橋として5つですというのをご提案させていただいております。例
えば、ほかに道路管理者としては県があって、今まさにおっしゃったように国があります。国のほ
うには直接ちょっと動向というのは、まだお伺いは立ててないんですが、山口県につきましては今
のところ、まだちょっと具体的に予定はないと。
しかし、そういった屋外広告物等の条例を持っておりますので、そちらのほうの判断としては、
それは可であるというところまでは確認はとれておるところです。
司会
よろしいですか。
見直し
見直しサポーター
先日資料をいただいたときに歩道橋を車で通ってみたんですよ。そうすると、①、②、③、④の
歩道橋、結構これ交通量も多くて、見ようと思って首上げると、前に車がいたりして結構危ないん
ですよね、状況が。本当24万円払って、ぶつける方がいらっしゃる。逆に何か事故になりそうな
気もちょっとして、何回か通ったんですけど、少しちょっとどうかなというのがありました。
それと、この事業の目的なんですけど、課の方針書に道路施設のネーミングライツパートナーを
公募を選定し、新たな財源確保により、市民サービスの向上と地域経済の活性を図る場をというふ
うに書かれてますけど、これはどういう市民サービスの向上と地域活性化というのは、このネーミ
ングライツとどういう関連があるんでしょうか。
道路河川管理課長
結局広告ではないネーミングライツという位置づけでご説明させていただきますけど、実際視覚
的に訴えるものには、名称という表示だから可というふうになるんですけど、橋梁であっても。や
はりそこには企業スポンサー名と、いわゆる現況の橋梁名をミックスしたような表示、名称になろ
うと思います。
そういった意味では、広告効果というものは当然上がってくるものとは認識しておるもので、い
わゆるそういった意味では、いわゆる企業広告であったり、情報の提供の効果というものも当然出
てくると。
それと、そのことによりまして、年間の今申しましたネーミングライツの契約料はいただけます
ので、そのものは当然橋梁を初め、道路に関する費用への充当を考えていくと、いうことになりま
すと、市民サービスへの向上にもつながるという意味合いで書かせていただいたものでございます。
司会
少しでもお金を稼ぎたいと。はい、どうぞ。
市担当者
先ほど交通安全上の問題を指摘されたんですけれども、それについては一応単色にするとか、余
り派手なデザインにしないとか、そういった配慮をしながら、あまりドライバーにインパクトを与
えないようなことをちょっと考えてはいます。
オブザーバー
そこが難しくって、インパクトがないと、効果がないと、そこがこの話の難しいところで、これ
多分何か景観上の何じゃらとかって後ろのほうに出てくるわけですけど、さっきの名古屋市の事例
なんかを見てると、あれぐらいだったら別に大して何か景観上、問題になるようなレベルでは恐ら
くないだろうと思うんですけど、逆に言うと、あれは名古屋市だから、そこそこ交通量があってそ
れなりに、要するに広告媒体としての価値があるということなんですけど、宇部市で見たときに目
立たないレベルになってますよね。ちょっと広告媒体としての価値が低いよねと、単色でやります
から広告の価値が低いよねという話になると、これは本当にお客がつくんかいという話が出てくる
わけですよね。
なので、今おっしゃったことは期せずして相反する話をしてるんだなという気がしてるんですけ
れども、なので、ちょっと交通安全という意味で言うと、歩道橋というのがいいのかどうか、要す
るに物議を醸す割に効果が少なくて、どうなんだろうというのがちょっと個人的にはひっかかるん
ですけど。
司会
何か反論ありますか。
市担当者
おっしゃられるとおりだと思うんですけども、やはり宇部市という都市でネーミングライツとい
う制度が浸透していくのかというのもある意味見きわめたいなというふうに考えてますので、まず
はこれで導入して効果、実績を踏んでみるというのも一つの手だとは思っております。
司会
36ページに導入に伴う効果で、収入が上がるかどうかは、払う人がいなきゃ何にもならないの
で、これはどうかというのがありますけど、もう一つ、名づけ親の手で良好な環境が維持されます
ってあるじゃないですか、これはどんなことをイメージされてるんですか。
道路河川管理課長
先進地の事例等で具体的に申し上げますと、要は義務化するものは、当然この金銭であったり、
今30万円以上というものがあっての応札で、その中で審査、その中で、お金だけでなしに、いわ
ゆる愛称の中身であったりとか、デザイン性であったりとか、そういうものも当然1社でなく、競
争になりますので、お金が高いだけか、そうじゃない。
その次に、要素として何が来るか、その後、どうしても近隣の位置する企業さんとかの応募が予
想されるわけです。その中で、競争のあったときに今ここに書いておりますような、付加的なとい
いますか、地域、会社、目の前にあるから、例えば清掃活動もしていきますという提案なんかいた
だいておられて、それらも選定の基準の要素の一つにしておられると。
私どものほうも義務化までしていきますと、何が条件か、何がどうかとなっちゃいますので、そ
ういう中で、近隣の企業さん等が応募される可能性が高い中で、そういう提案とかいうのも期待し
ながら、やっていきたいというふうに考えております。
司会
お金をもらった上に、さらにきれいに維持していただけるというところでいいですかね。
道路河川管理課長
そうです。
司会
ということのようです。
オブザーバー
それはなんかこう・・・、大体入札が起こるほど来ると思ってるところが随分楽天的だなという
気がするので、そこはもう少しよく考えたほうがいいんじゃないのかなというのが1点と。
それから、要するにお役所って、私は、ネーミングライツは基本的には推進派なので、どんどん
やればいいと思ってるんですけれども、要するに専門家じゃない人間が考えると、あまりいいネタ
が出てこないので、横浜市なんか先進自治体として有名ですけども、彼らは、要するにとにかく提
案してくださいと、提案してくれたところはとにかく一番最初に先行者メリットで、最初の契約期
間は、要するに入札なしで、随意契約で載せられますよという形で、とにかく耳、間口はあけて受
け入れるやり方をしてますよね。それを何というか、宇部市みたいなところで、わざわざ公共しか
できないんだという、しかもちょっと価値観に賛否があるぞみたいなネタで勝負するよりは、道路
とか橋とか、極端なことを言えば、この通りの名前をネーミングライツできますよとかいうふうに
して、もし希望があれば提案してくださいとかというふうに、もうちょっと広くしたほうがいいよ
うな、で、その中に歩道橋があれば、それはぜひやってくださいという話だと思うんですけれども、
何か今の状態を入札に、もしこれ、今、歩道橋でネーミングライツを募集しますよとかけて、本当
に応札があるのかというのはちょっと虫がいいかなという感じがしますけど、何か例えば既に反応
があるとか、業者さんからこういうのをやりたいよというような話があってやってるとかというこ
とであれば、それも一理あるなと思うんですけど、その辺。
司会
ないわけはないでしょう、ぜひ。
道路河川管理課長
まだここで相談しておる段階ですので、当然、いや、こうです、ああですという話はございませ
んけども、私ども市内道路管理でいろいろ各地パトロールを含めて回る。その中で、陸橋の周辺、
歩道橋の周辺というものは、当然交通量とそれをまた利用する、今通学路が主ですけど、そういう
ユーザーがあるところに歩道橋は当然あります。
そういった中には、やはり商店であったりとか企業であったりとか、例えばお医者さんであった
り、学校だったりとかしてきます。そういう状況の中で、結構積極的に空き地に、いわゆる看板広
告、民間のそういうものを積極的に立てられておられる企業さん、個人さん目についたりしており
ます。
そのような中で、私どもとしては十分期待ができるんじゃないかというふうには認識して、まず
は陸橋から、その後、おっしゃったように提案型で、またそれが浸透していくことをまず見きわめ
ながらいくのがいいんじゃないかという考えで、まず歩道橋から狙ってみたところでございます。
司会
市長の前で発表したわけですから、これできないっていうわけには・・・
これできないんですよね。後でね。はい、どうぞ。
見直し
見直しサポーター
私は市営バスをいつも利用しておりますので、歩道橋は見ます。それで、1年間で24万円って
言われましたけれど、50万円ぐらいでもいいんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょう
か。
道路河川管理課長
ちょっとこれも私どもこうやってご提案させていただいておる中で、本当、オブザーバーの方が
おっしゃったように、ちょっとど素人が、普通は道路管理する者が考えていっておるところなんで
すけど、その中で知らない、経験がない者がゆえに調査というものはそれなりにさせていただいて
おります。大阪と名古屋、愛知の先行事例を見ますと、やはり大阪市、大阪府でも30万円という
ふうにしておられて、一斉にこれ4つの団体が一緒にやられたんじゃなしに、まず最初は大阪府が
やられて、その次に名古屋市、愛知県が取り組み、だんだん伝播していってるんですけど、30万
円で皆さん固定されてるんです。以上ということですね。
その中で、何かなぜか遅れてスタートを切られた愛知県さんは、逆に20万円で設定されておら
れるという現実もあります。そういう都会の中でも、オブザーバーの方がちょっとおっしゃったよ
うに、応札は100%ではないようです。やっぱりそこの地区地区、立ってる位置、その近辺に企
業さんがいないと、なかなか応札がない陸橋があるというふうにも聞いております。
そういう状況で、宇部市としては看板広告の対価というものを今ちょっと着目して、それと同等
ぐらいだったらいけるんじゃなかろうかという考えで、年間24万円という設定をしております。
見直し
見直しサポーター
ちょっとこれは参考までにお伺いしたいんですけど、最近市バスでは余りなくなったですか、前、
市バスで丸ごとラッピングみたいのありましたよね。あれだと、例えばどのぐらいの料金だったの
かというのはどんなものでしょうか。
市担当者
バスはちょっとわからないんですけど、公用車の広告、今張ってますけど、これぐらいの大きさ
の、あれが、側面が2,000円だったか、月額がですね。後ろが3,000円だったと思います。
見直し
見直しサポーター
月額です。
市担当者
月額です。市バスのラッピングは、全面で、年間30万円らしいです。
司会
よろしいですか。
見直し
見直しサポーター
このコスト情報なんですけど、全部塗装したら700万円かかるということなんですけど、これ、
こういう名前をもし3年に1回契約をやったら、その間3年で塗りかえないといけないわけですね。
全部塗りかえるわけじゃないんですか。
オブザーバー
ここだけで。
見直し
見直しサポーター
だから、それはどのぐらいの・・・、条件があるんですね。全部色を変えてくれとか、そういう要
望には応じられないんですか。
道路河川管理課長
いえ、ここのコスト情報は、一応私どもが橋梁に投資しなければならない、いわゆる工事という
か、維持管理費としてのコストの情報、橋梁も1回つくったらメンテフリーというわけにいかない
ので、塗装は更新しなきゃいけないというのがありますというコストです。
だから、これだけ、あるいは投資しなきゃいけないものがあるから、その一助としてこういうの
を考えましたという意味合いでちょっと出させていただいたもので、例えば今度ネーミングライツ
で企業さんが名前書かれると、そういうときには今の状態に企業さんの自費でもって、工事でもっ
て、市のほうの会計に。
オブザーバー
そこだけ入れる。
道路河川管理課長
はい、そこだけです。
見直し
見直しサポーター
企業負担でやるんですね。
道路河川管理課長
そういうことです。
見直し
見直しサポーター
企業負担。
道路河川管理課長
その際、全部塗ってくれという話じゃなくて。
見直し
見直しサポーター
企業負担でやるんでしょ。
司会
そうそう。
見直し
見直しサポーター
そしたら全部塗ってくれたっていいわけ。
司会
そういうことですね。はい、どうぞ。
見直し
見直しサポーター
私は、今回この事業というか、企画が一番おもしろいなというか、押してる分なんですけど、そ
れで1つは、今わかったんですけど、5つしかないというのがちょっとある意味インパクトが弱い
というか、話題に。
だから、さっき県道もオーケー、可みたいなので、できれば宇部市全部で、でないと話題性に欠
けますよね。たった5つ宇部市内でやっててもあれという、ちょっとこれ大きく展開したいという
のと。
それから、私、前にもちょっと質問したんですけど、1年間の経費が一応35万円かかるんだっ
たら、35万というのが妥当なんじゃないかなと思ったんです。それで、よその例から高いと言わ
れて、ある程度寄附というか、企業の社会貢献というような感じで35万円というのがいいかなと
思いました。
それと、もし本当にたくさんというか、ある程度県道とか、国道、よくわからないんですけど、
今さっき見た写真は階段を上がる人とか、歩行者をメインにしますけど、ぱっぱっぱっと運転して
る人って、ぱっぱっぱっと目に入るので、例えばその辺の値段を安くして、3つ連続でやってもら
うとか、何か考え方ができるんじゃないかなというので、すごいおもしろいなと思うんです。
それで、多分何か景観条例とか、いろいろあるんですけど、そこはちょっと行政という枠を緩や
かにしてもらって、何か条例改正するのか、ちょっとどうしたらできるのかわからないですけど、
できればうまく、これ宇部市の話題にもなる。やっぱり山口県で初めてとか西日本で一番とか、何
かそこを、まず一番てすごい大事なことだと思うので、何かこれいいなと私は思ってます。
司会
応援演説。
オブザーバー
ちょっとだけフォローしますと、これ宇部市が管理してるから宇部市にお金が入るので、山口県
が管理してる歩道橋にネーミングライツがついても、山口県の収入になるだけなので。
見直し
見直しサポーター
と思いましたけど、ちょっとその辺で。
オブザーバー
そこがあれですよねというのと、あと景観条例も多分山口県が持ってるんですよね。だから、結
構近隣で違うんですよね。多分山口県は今の話だと、大丈夫だということだから、多分これはやれ
るんです。やれるという意味では大丈夫なんです。
司会
どうぞ。
見直し
見直しサポーター
歩道橋は2つありますよね、右と左と。それはこちらとこちらと、だからそれは2つ一緒に書い
て24万円ということですか。
道路河川管理課長
ネーミングライツ、いわゆる歩道橋自体へのいわゆる名づけ親という意味ですので、いわゆるお
っしゃいますように、上下線から歩道橋というのは当然側面持ってますね。
見直し
見直しサポーター
はい。
道路河川管理課長
道路河川管理課長
両方に書かれても、それはよろしいというように考えてます。ただし、あわせて先ほど来ちょっ
とお話出てましたけど、交通安全上の配慮というのは必ず要りますので、10平米以内に抑えてい
ただこうと、だからそれを5平米ずつに分けて、こっちに書くよとか、そういうのもオーケーです。
それと、橋脚という支柱がございます。そこの部分も、いわゆるさっきちょっとおっしゃいまし
た、運転していたら5メーターぐらい上にありますから、なかなかドライバーのというふうな感覚
をお持ちの場合には、命名者さんのほうで支柱にという話も受け入れようかなと。ただし、1橋当
たり10平米に抑えてくださいよということで考えております。
司会
どうぞ。
見直し
見直しサポーター
当初の予定では、6月いっぱいで要綱の整備も終わり、7、8月で募集をするという工程を課の
方針書に書いてあるんですが、今8月末ですよね。2か月おくれたのは、わざわざダイエット作戦
のために残してあったかどうか、それをちょっとお聞かせください。
道路河川管理課長
まさに課の方針書にありますとおり、私ども市長さんの前で意気込みを申しました。要綱等も整
理していって、まずはネット上で広く周知しながら、7月ぐらいから1か月間ぐらいで募集開始し
てみたいと思ったところですが、先程来申しておりますように、実例が他県であると言いながら、
何となくある特定の愛知県、名古屋、大阪府、大阪というところからどうもふえていってませんで
した。
そういうのもありますし、特に私ども土木建築部の中には、まさに景観であるとか、公共物を管
理する窓口、審査する窓口というのも持っております。そういう中で、なぜよそでもなかなか広ま
っていかないのか、それと現に今やっておられる自治体さんにもいろいろ情報をお伺いしていく中
で、ちょっとこれはやはり慎重にやっていかないといけないことだろうと。
決して私はまずいこととは思わないんですけど、ただ、やはりそういった気になること、心配事
というものを整理しながら、意見を聞きながらやっていかないと、始まっちゃうと、3年間のスパ
ン、約束を守らなきゃいけないことになりますので、そこら辺をちょっと慎重にやっていくべきだ
ろうという考えに至って、きょうの発表に至った次第でございます。
司会
ありがとうございました。そろそろ時間なので、評価のほうのまとめに入っていただきたいと思
うんですけども、スポンサーがつくかどうか、幾らぐらいが適当なのかどうか、これは相手次第な
ので、なかなか難しいところですけども、市民、我々が歩道橋にスポンサーの名前が入ってもいい
ものかどうかというのは、はっきり言って感覚でしかないと思うんです。その辺で、もしご意見の
ある方がいらっしゃれば。
応援演説がちょっとありましたが、山口一番で出たいというお話がありましたけども、いかがで
すか。そうですね。少し考えをまとめていただいて。はい、どうぞ。
オブザーバー
考えていただいてる間に、3年というのは多分短いと思うので、5年ぐらいのほうが個人的には
いいと思います。というのは、手間もかかるし、塗りかえもしなきゃいけないので、5年ぐらいの
ほうがいいかなと、10平米というのはちょっと高くやり過ぎかもしれないので、この面は10平
米とか、縦の線も10平米とか、表裏だったら20平米いるとか、何かそこをもうちょっと柔軟に
やらないと、広告がつかないと思うので、そこをもう少し柔軟に、いかにも役人、かたくやり過ぎ
ないで、しゃくし定規にやると、逆につかないので、そこをもう少し工夫をされるほうがいいと思
います。
司会
ありがとうございました。工夫をしていただいて、歩道橋がネーミングライツのきっかけになっ
て、また広げていきたいというお話もありましたし、スポンサーをつけるためにはいろんな工夫が、
それは条例の範囲とか、交通規制上の問題とか、そういうのがあると思うんですけど、それをきち
っとやっていただくと、こんなことの条件で進めるということについて判定をしていただきたいと
いうふうに思います。
それでは、準備よろしいでしょうか。今日最後の判定になりますけれども、「歩道橋ネーミング
ライツ、ゴッドファーザー・景観のテーマ」について判定をお願いします。では、判定どうぞ。
2、4、5、4、5、ちょうど20点ですか。
見直し
見直しサポーター
何というのか、今回ここの土俵に上げるに当たって他の事業と比べて、バックデータもなければ、
いろんな分析等々が出されてない案件だったので、それについて少し厳しい評価をしました。
司会
ありがとうございました。それでは、会場の方にこれが最後のご質問になります。5つですけれ
ども、市の歩道橋に命名してもいいという方は「○」でお願いします。いや、命名してほしくない
なという方は「×」、これ非常にわかりやすいと、「○・×」でいきたいと思います。では、
「○・×」よろしいでしょうか。では、お願いします。
「○」が圧倒的に多いようです。「×」の方も4つぐらい見えますけれども、あとはほとんど
「○」です。ありがとうございました。非常に歩道橋には皆さん寛容で、山口県初の歩道橋でネー
ミングライツが実現するかもしれません。ありがとうございました。
これで本日の7つの事業を無事に終えることができました。ありがとうございました。
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