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1 - KDDI株式会社
個人投資家のためのIRフォーラム2010 ∼明るい未来を創造する企業∼ 新たな時代における KDDIの取り組み 2010年12月5日 KDDI株式会社 代表取締役執行役員副社長 両角 寛文 KDDIについて 事業環境の大きな変化 変革、そして新しいKDDIへ この配付資料に記載されている業績目標等 はいずれも、当社グループが現時点で入手可能な情 報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、新サー ビスの成否などの不確実な要因 の影響を受けます。 従って、実際の業績等は、この配付資料に記載されている予想とは大きく異な る場合がありますことをご承知おき下さい。 1 会社概要 2001年10月合併 DDI 2005年10月合併 + 2006年1月合併 KDD + 2000年10月 3社合併で誕生 2007年1月統合 2007年6月連結子会社化 IDO 2008年4月連結子会社化 (注1)ジャパンケーブルネット(株) 社 名 au(セルラー7社) ツーカー パワードコム 東京電力 光ファイバ事業 JCN注1 CTC注2 (注2)中部テレコミュニケーション(株) 連結営業収益 構成比 (11.3期(予)) KDDI株式会社 その他事業 3.2% 設 立 1984年6月 (第二電電企画株式会社:DDIの前身) 代表者 代表取締役社長 資本金 141,851百万円 (2010年9月末時点) 田中 孝司 従業員数 18,499人 (2010年9月末時点) 固定通信事業 26.1% 移動通信事業 70.7% ※分母を各事業の11.3期営業収益見通しを単純合計して計算。 2 (参考)株式情報/株価関連指標 株価関連指標 株式の状況 発行済 株式数 大株主 の状況 4,484,818株 京セラ株式会社 12.85% トヨタ自動車株式会社 11.16% 東京電力株式会社 株式関連 業 種 証 券 コード 情報・通信 株 価 495,000円 * 配 当 13,000円 ** 時価総額 約2.22兆円 * 総資産 約3.80兆円 *** 純資産 約2.18兆円 *** 8.02% 配当利回り 2.63% ** PBR 1.04倍 *** 9.19倍 ** 東京証券取引所(9433) (株価純資産倍率) ・1993年9月東証二部に上場 ・1995年9月東証一部に上場 PER (株価収益率) * 2010年11月26日時点 ** 2011年3月期見通し *** 2010年9月末 3 事業分野 従来の通信事業の枠にとどまらず、新たな事業領域へ拡大。 お客様の生活、ビジネス、コミュニケーションをより豊かに。 コンテンツ CATV ICT ソリューション 金融 移動通信 固定通信 4 移動通信事業 移動通信事業 ∼バラエティに富んだ端末 スマートフォン au ならでは 日本定番 機能 赤外線通信 おサイフケータイ® 緊急地震速報 Eメール (@ezweb.ne.jp) デコレーションメール 電子書籍 専用 auケータイ(全機種防水) Wi-Fiルーター TM *「Android 」、「Google」、「Google」ロゴは、Google Inc.の登録商標または商標です。 *Skype、関連商標およびロゴ、「S」記号はSkype Limited社の商標です。 *「おサイフケータイ」は株式会社NTTドコモの登録商標です。 5 固定通信事業 固定通信事業 ∼ブロードバンドサービス 固定電話 インターネット auの 固定通信 Wi-Fi ビデオ auのブロードバンド回線 auの携帯電話との 連携料金サービスも展開 6 グローバル展開 法人のお客様の海外展開をサポートすべく、世界25地域、57都市 (88拠点)でグローバル体制を整備。 欧州ブロック 欧州ブロック 東アジアブロック 東アジアブロック アムステルダム モスクワ ロンドン ウランバートル ジュネーブ ウラジオストック 濱海 ワルシャワ パリ 米州ブロック 米州ブロック サンクトペテルブルク ブリュッセル 長春 天津 ダッカ 北京 フランクフルト ニューデリー 無錫 ニムラナ 広州 グルガオン 深セン デュッセルドルフ ドバイ ムンバイ 南沙 チェンナイ クアラルンプール デトロイト ニューヨーク サンフランシスコ プサン 青島 上海 福州 マカオ ハノイ バンコク 大連 ソウル 香港 バンガロール シカゴ ニュージャージー ロサンゼルス ヴァージニア ケンタッキー 台北 マニラ ホーチミン 東南アジアブロック 東南アジアブロック ジャカルタ サンパウロ シンガポール ヨハネスブルグ ケープタウン シドニー メルボルン 2010年11月末現在 7 連結業績の推移 2000年のKDDI発足以降、9年間で営業利益は約4.5倍に増加。 今期の営業利益は、前期比ほぼ横ばいの4,450億円を見込む。 (兆円) (億円) 営業収益(左軸) 4.00 3.60 営業利益(右軸) 3.34 3.00 2.82 2.83 2.79 2.85 2.92 3.06 6,000 3.50 3.44 4,432 4,439 4,450 5,000 4,005 4,000 3,447 2,921 2,962 2,966 2.00 3.44 3,000 2,000 1.00 1,407 988 1,023 1,000 0 0.00 01.3期 03.3期 05.3期 07.3期 09.3期 11.3期(予) 8 セグメント別業績の推移 移動通信事業のスマートフォンへの取り組み、固定通信事業の営業利益 黒字化が、今期の経営における大きな課題。 (兆円) 移動通信事業 営業収益(左軸) 営業利益(右軸) 3.00 2.00 1.74 1.88 1.94 2.10 2.32 2,549 2,915 (兆円) 2.86 2.72 2.65 2.55 417 612 600 03.3期 01.3期 5,000 05.3期 3,000 5,015 4,837 4,550 4,300 2,000 3,857 3,544 1,000 07.3期 09.3期 1.00 固定通信事業 0.85 0.84 0.71 675 0.65 305 0.71 0.60 0.54 0.60 01.3期 500 0.62 100 0 -3 -442 -613 -490 -647 -566 -500 営業収益(左軸) 営業利益(右軸) 03.3期 0 11.3期(予) 0.94 1,000 (億円) 0.72 603 164 0.00 6,000 (億円) 4,000 1.00 0.00 2.51 2.68 05.3期 07.3期 09.3期 -1,000 11.3期(予) 9 固定通信の営業利益黒字化に向けて 2Qの四半期ベース営業利益は17億円と黒字に転換。通期の営業利益 黒字化に向けて着実に進展。 (固定通信事業)営業利益の四半期推移 (億円) 20 10 0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -107 -120 -130 -140 -150 1Q 17 11.3期2Qにおいて -54 四半期ベースの 営業利益黒字化 -94 -116 2Q -125 3Q 10.3期 4Q 1Q 2Q 11.3期 10 財務状況の推移 財務健全性は大幅に向上。 (億円) 純資産(左軸) 総資産(左軸) 有利子負債残高(左軸) 自己資本比率(右軸) 100.0% 40,000 90.0% 35,000 80.0% 30,000 70.0% 58.5% 25,000 20,000 51.8% 54.1% 52.8% 53.7% 47.0% 15,000 60.0% 50.0% 40.0% 38.2% 30.0% 32.2% 10,000 26.8% 20.0% 23.2% 5,000 10.0% 0 0.0% 01.3期 01.3期 03.3期 03.3期 05.3期 05.3期 07.3期 07.3期 09.3期 09.3期 10.3期 11 株主還元 持続的な成長への投資を勘案しつつ、連結配当性向25%∼30%を 視野に、着実に引き上げる方針。 10月22日に、総額1,000億円または23万株を上限とする自己株式の 取得を決定。今期の総還元性向は65.2%の予定。 1株当たりの配当額 (円) 期末配当 記念配当 中間配当 (22.0%) (21.5%) 11,000 (22.4%) 10,500 (20.8%) 9,500 (21.2%) 8,000 6,900 (16.8%) 3,500 3,600 ( − ) (17.5%) 2,095 1,790 2,400 1,000 1,200 895 2,400 895 895 1,200 5,000 5,500 6,500 6,500 5,500 1,000 4,500 3,500 (27.2%) (23.7%) 13,000 13,000 4,500 5,000 5,500 5,500 6,500 02.3期 03.3期 04.3期 05.3期 06.3期 07.3期 08.3期 09.3期 10.3期 11.3期(予) (注) ( )は配当性向。06.3期までは単体ベース、07.3期より連結ベース。02.3期は純損失のため、(−)表示。 12 社会の持続的発展への貢献 情報通信を通じて、安心・安全で持続可能な社会に貢献。 世界の様々な 「希望」を支援 携帯電話や 取り扱い説明書 のリサイクル クリック募金 子どもたちの 安全なコミュニケー ションを目指して 衛星通信機能を備えた 車載型無線基地局 365日つながる 安心のために ケータイ教室 13 KDDIについて 事業環境の大きな変化 変革、そして新しいKDDIへ 14 移動通信事業の市場概況 9国内携帯電話・ワイヤレスブロードバンド契約数推移 12,000 (万契約) 9累計契約シェア (2010年10月末) 10,000 2.4% イー・モバイル ソフトバンクモバイル 20.5% 8,000 0.3% 1億1,628万契約 6,000 49.0% NTTドコモ (2010年10月末) 27.8% + 4,000 0 (3,272万契約) 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 (各年度末) 出典: 社団法人電気通信事業者協会(TCA)ホームページ。 10年10月 15 事業環境の大きな変化(1) ◆変化 •端末(デバイス) •ネットワーク •競争軸 •ビジネスモデル •グローバル化 16 事業環境の大きな変化(2) 9国内携帯電話およびスマートフォン販売台数推移・予測 [万台] 4,000 携帯電話 スマートフォン スマートフォン 急増 3,000 2,000 1,000 0 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (見込) (予測) (予測) (予測) (予測) 出典: (株)MM総研[東京・港] 「国内携帯電話およびスマートフォンの市場規模予測(2010年8月)」 [年度] (予測) 17 事業環境の大きな変化(3) 9全世界のスマートフォン・ タブレット型端末出荷台数予測 [億台] 20 約17億台に 急拡大 スマートフォン スマートフォン タブレット型端末 タブレット型端末 急増 急増 10 0 [年] 2010 (予測) 2011 (予測) 2012 (予測) 2013 (予測) 2014 (予測) 出典: Analysys Mason「Android to dominate smartphone market by 2014(2010年4月)」 「Tablets will drive a new wave of mobile broadband growth(2010年7月)」 売れ筋商品の 売れ筋商品の 変化? 変化? 18 事業環境の大きな変化(4) 9【過去∼現在】インターネット技術がもたらしたもの インターネットの大衆化 DNSの発明 WWWの発明 電子商取引 SNS・ブログ など ・ ・ ・ ヤフー グーグル 楽天 mixi グリー ポータル・検索 世の中が 大きく変化 •パソコンの爆発的な普及はWindows95以降に。 •現在のスマートフォンのスペック(CPU/記憶容量等) は、当時のパソコン(Windows95)と同等以上。 スマートフォン・タブレット型端末の急増 ⇒世の中が大きく変わる! * DNS: Domain Name Systemの略。インターネット上のホスト名とIPアドレスを対応させるシステム。WWW: World Wide Webの略。インターネットやイントラネットで標準的に用いられるドキュメントシステム。 19 新たな時代における課題 9全世界の モバイルデータトラフィック予測 9日本の モバイルデータトラフィック予測 (2007年を100とした場合) [テラバイト] 22,277 400万 353万 2009年から5年間で 2007年から10年間で 約40倍 約200倍 300万 200万 100万 9万 100 0万 1,564 [年] 2009 2010 2011 2012 2013 2014 出典: Cisco Visual Networking Index: Forecast and Methodology, 2009-2014 [年] 2007 2012 2017 出典: 平成20年度 情報通信審議会 情報通信分科会 「携帯電話等周波数有効利用方策委員会報告」より 急増するトラフィックへの 早急な対応が世界各国での課題に 20 まとめ グーグル アップル ・・・ 国内通信 事業者間競争 グローバルプレイヤーを 含めた競争 通信事業者による 垂直統合モデル オープンな インターネットモデル 携帯電話中心の ネットワーク マルチネットワークの 世界へ 21 KDDIについて 事業環境の大きな変化 変革、そして新しいKDDIへ 22 キー ーワ ワー ード ド キ キーワード/目指す先 ¾強みの最大化 ¾強みの最大化 ¾飽くなきチャレンジ ¾飽くなきチャレンジ ¾実行の徹底 ¾実行の徹底 目指 指す す先 先 目 ¾地域からグローバルまで ¾地域からグローバルまで ¾通信を基盤として ¾通信を基盤として ¾お客様の生活や企業活動に ¾お客様の生活や企業活動に 新たなシーンを創造 新たなシーンを創造 23 成長に向けて 「3つのもっと」 24 成長に向けた「3つのもっと」 1. もっと身近に! ∼「真のFMBC(固定通信と移動通信と放送の融合)」の実現を目指して インターネット クラウド IP バックボーン ネットワーク CATV 光ファイバ ADSL (放送) Broadcast (固定通信) ixed F 基地局回線(光ファイバ) au ネットワーク WiMAX ネットワーク (移動通信) Mobile Wi-Fi/フェムトセル等 データカード USB 25 成長に向けた「3つのもっと」 2. もっとグローバルへ! ∼国内ベースからグローバルベースへ 既存ICT 事業拡大 グローバル ネットワーク データセンター 域内 ネットワーク システム インテグレーション 海外データセンターの展開 (9地域、12都市、18サイト) 現在、アジア地域、新興国を中心に拡張 * 2010年9月末現在 成長市場 参入 在米内移民向け携帯電話事業(MVNO) 開発途上国でのICT事業展開(バングラデシュ国内固定WiMAX事業等) 26 成長に向けた「3つのもっと」 3. もっといろんな価値を! ∼お客様の生活や企業活動に新たなシーンを創造 27 スマートフォンの本格投入 発売日までのお客様による 事前購入宣言* 30万件超 IS03 by SHARP 11月26日発売開始 *10月18日∼11月26日の発売日までに当社キャンペーンサイトにて、 IS03の購入を宣言いただくキャンペーン。当該キャンペーンは、宣言後、 実際にIS03を新規ご契約または機種変更いただいた方に、 もれなく「IS03予備バッテリー」をプレゼント。 (ご購入期間:発売日∼2011/1/31までが対象) 28 29