Comments
Description
Transcript
鶏に寄生する方形条虫の中間宿主としての蟻について
一225−→ 鶏に寄生する方形条虫の中間宿主としての蟻について 澤 田 勇 (生物学教等) (1951年6月10日 受領) 1.はしがき ものであるが、これについては芽在相当に疑匪祝され 2.本ざ料及び実鹸方法 ている。自然感染の方面は後者の2短の垣について行 3.実級飴畢 l)撹嚢尾虫の自然感染率 われたものである。本邦に於てほ垣につしてのこの種 の研究は末だ知らない。 2)握東尾虫の形腰 本研究中絶えず御教導を賜った農林省家苦試験場農 3)免への感染試放 林技官尾形蕃治博士、並びに本研究発表に際し御校閲 4.考審 を賜った、本学教授岩閏訂三傑博士に対して厚き感謝を 5.嬰約 捧げると同時に、材科を提供された肢阜県立高竃種畜 6.文献 場、蚊阜市立妓阜高等学長農乳及び喝の同定にあた 1 はしがき 方形条虫凡前肢戒個(凡前端戒昭)肋dgO叫M仙1コ, 1858)の中間宿毛として.筆者は元に24踵の昆虫を 胡料にして、人為感染を試みた結果、その中の7種に ついて成功した。又虚糞の中に壌息し、日伊的に方形 条虫の中間福士となる可能性のある5種を選定して、 自然感染の有無を検討したところ、次の2種に厨東尾 虫が蓋染していることを確めた0即ちクロマルコガネ 0乃油坤力吋爾derWA.l・11RIIOU只,コブマルマク’ソコガネ 0必中qg瓜 U血〟ざ 打ARAhD で、これらの昆虫は いずれも尭糞に集る習性をもっている0このうち巌塔 屋虫に感染されたクロマルコガ皐を飼料と共に、鼎化 1ケ月後の白色レグホンに試食させ、2・0日後に幾の られた森下正明氏に期して、厚く感謝の意を捧げる次 夢てある。 2 材耕及び曹按方法 本研究に使讃した塙法政早苗外人剣村の著者の庭内 で採賀したアヅマオオヅカアリ j甑壷賊eJ板前ゐ P・SllI’叫アメイロアリfbγα加減粧JllαU如∫P.Sユ【lTft 及び県立馬首短畜場、蚊阜高等学校農場内の謡舎内に て採集したトビイワシワアリ 取血糊流刑“呵殖聞 Jf′あゆ・末椚戒 WげEJH.ERの 種である。アブマオオヅ カアリ、アメイロアリを採窯した著者の庭は相当の広 面問で、1950年3月19日原化の白色レグホン6 羽、1949年3月購化の名古屋コ「チン4羽、訂10 羽が放ち飼いにざれていた。 トビイpシワアリを採集した笥舎の−は、蚊阜市立 /川鵜を切開したところ、方形条虫が寄生しているのを 高段農場にて、間口3・61m(2問)、奥行8.1m(4問 観察し、クロマルコガネか方形条虫の中間宿主になり 待ることをのべた。然るに憩糞及び鶏舎の中には非常 半)、そのうち運動場の面積は16.2平方■n(5坪)で、 に多くの頃がみられるので、塙の体内に於ける擬嚢屋 虫の感染状態及びその噂が方形条虫の中間宿主になり 得るや否やについて、検討する必要が生じてきたので、 この点を明らかにする為に本研究は行われたものであ る。 第1号鶏舎忙は17匹の白色レグホン、第2号には白 色レグホンと横靡プリモウスロック25羽が入ってい る0共に1950年3月18日婚化で、産卵を開始し たはかりである。他の発舎は高富短音場で、間口2.71れ (1問半)、奥行6・3m(3問半1、運動場の面積は12.2 平方1m(37.5坪)で、第1、第2.第3号には夫々 現在までに方形条虫の中隊宿主として、主に海外に 11羽、第4号には12羽の1950年4月1日肺化 於て明らかにざれているものは、J.E,Aりα1汀(19 の白色レグホンの雌が入れてあり、これ又産卵を錆始 18)によるイエバエ几短旭日短触五m,hLW.Ⅱ0払− したばかりである。 11−Al一丁一(1938)によるシワア 恥γ〝別Orh椚 rde∫〆肋, 壇は主に両弟舎の運動場から採集し定もので、先ず オオブカアリ・丹彿血k祓血b戌由 の3種にすぎぬ。 夫々の場所で採集した蟻について、擬東屋虫の自然感 このうちA(:lCRRT によるイエバエは人為感染による 染を碓め、鶏舎内外の壇の体内にみられる擬襲昆虫の 奈良学芸大学紀要 俸1巷 俸3号.1鈍年 昭和37年)3月2()日 軌こ寄生する方形美点の中間禅寺としての矧につ、て −22G− 年10月2日新化の白色しグホンの唯に食わせて、し に擬東屋虫の感染がみられたのは16匹で、感染率は 3.0%である。一匹のトビイロシワアリ中にみられる ばらく飼育してから顎殺して′J醒内の方形条虫の寄生 擬養琵虫の数沃1∼6匹で平均数は2匹である。 の有無をしらべた。 C.県立高箇種畜場鶏舎内にて採貸せるアリの感染 率。 感染率を比較検討し、自然感染の捉襲屋虫を1050 3 責故結果 1)擬蛮毎虫の自然感染率 A.著者つ庭,勺にて採菜せるアリの感染率。 アヅマオオツカプリ、アメイロアリを採質した_著者の こ¢鶏舎も前者と同様に、トビイplシワアリのみが 棲息している。10月24日より1ユ月2日まで仁間 に4つの発舎より534笹のトビイワシワアリを採集 庭内;よ弟が放ち飼いである関係上、方形条虫(二落下片 L、そのうち11匹:こ膠嚢犀虫の感染をみた。感染率 節を含んだ糞は絶えず屋内到る妙′こ見つけられ、この 2.06%で、1匹のトビイロシワアリの腹脛中に1−4 片節を喝がくわえて巣に運ぶのが見られる。 匹の擬糞尿虫が感染し、平均数は1.6匹であった。 1950年8月14日から10月30日までの問に 2)擬車尾虫の形態 アヅマオオヅカアリの睦駐中から得られた擬東屋虫 探索したアブマオオヅカアリ1050匹中.擬東屋虫 の感染がみられたものは僅かに9匹で感染率0.86%で (第1図)は、全形隋円形にて、鮮樫274−37(1〝、 ある。1匹のアゾマオオブカアリの腹陸中にみられた 横径217∼246〃である。襲休部の前端、正鞘泉 擬菜昆虫(第1図)の数は2∼131匹で、平坦数は 部には陥凹した細い閉院があって褒壁を左右に区劃し ている。 5.即である。 月.蚊阜市立高鮫鶏舎内にて採集せるアリの感染率。 蚊阜市立高艮鶏舎にはアブマオオヅカアリは全く見 内車体(第1図5)には大形の玖降石灰質粒匂、処々散 在してをり、特に前端部の陥凹した間際の両仇は不透 られないで、トビイロシワアリのみが多数棲息してい 明で暗色を等し、沈降石灰野粒が留在している。中央部 る。9月26日より10月27日までの問に2つの鶏 は透明にて縦径1681Aで横径は127〃てある0吸 舎から採集した534匿のナビイロシワアリ中、腹部 盤(図7)は隋円形で4個完成していて、縦樫は74 〟 で、額径:ま41/▲あり、将来鈎が出来る予定域には的8 第 2 円 俸 1 図 7ヅてオ寸.ヅカアリの腹脛中に感染していた成封挺 寮尾虫 ×臥) 1.外包摂 2.外/百 3.猫内層 4.輪走戯・ 5,内索件 6・沈降石衣粗野 7.吸盤 8.茹i嘩 トビイロシワアリの頗脛中に寄旦してV、た成評紡碩 尾遁 XIdl) 沢 田 勇 一227−− 〃の巾にわたって不完全な鈎がならんでいる。額憐 アヅマオオブカアリの珪夏曜中に感染していた成勲擬 (図81は陥匹部の直後に位置していて、その形は縦径 東尾虫はカバrグラスをかけて、少々圧を加えると内 2tl〃、横饉33JAの隋首形で末だ完成せず、釣も不 裏体が夕1嚢体よりたやすく外転して突出してくる(第 完全なものカ:くっついているにすぎぬ。 3図)。即ち内妻体は車体部の前端の陥凹して嚢壁を 外車御まJt壷体の外柳こあって3層に区別すること 左右に区劃している細間際から外転出し、転出した内 が出来る。即ち直接匹東酎こ扱する不透明で暗褐色を 嚢体は環節となる。その大さは縦裡246/上、鵜径2 呈している輪産筋(図4)はその厚さが12.3〃あり、 ()5〝で末だ執降石灰恕粒は見られないて、全体にわ 処々に小型の沈降石灰常粒か凱在していそ。夏にその た一二て透明てある。擬車昆虫の時には不完全で見られ 外俳には厚い黒埠を琵ひた飢肉層(匡3)があそが、後 なかった師購う完成し、その前矧こけ釦環がみられる 端部は計端部に比して厚く、存端部で指針.軸を端部 ようになる。紆噴け縦裡33!↓て横証は45〝てあ三0 では別.6〃あって、全件にわたって′J、塑’の漢降石灰帯粒 吸盤も完成し周囲には鈎の列がみられる。内袈体が外 がぎっしり並んでいる。而してその外柳にある筋肉層 伝出した車体部の外賓体の形態はそのまゝで収縮する とは編目状に攫していて、この筋肉層は薄く4〃の厚 ことなく風雀275〝、横径213〃である。中矢部 さがある。 の内幸体のあった部分迂透明になり外嚢体にそった周 更に外重体の最外表は厚さ4〟の透明な薄膜(図1) 辺部には大型つ沈降石灰顆粒が散在している0 3)瑞への感染試験 でおおわれている0 トビイロシワアリの梅暦中に感染していた捗東屋虫 (第2図)は縦裡33(I∼503〝,横径】94∼31 A.アヅマオオヅカアリに自然感染していた成勲擬 嚢昆虫を、革に試食せしめた結果は次のようである。 6〝でアブマオオブカアリの複阪中に感染していた擬 第1例。10月8日1匹のアヅマオオヅカアリの瞳 壷昆虫(第1図)より、疇1匹もたりに感染している 胆中に11鮭の成熟擬葦屋虫の感染を見、そのうち5 数は少いが大型である。 匹を白色しグホンの雄雛に与え、他から昆虫その他の 生物が浸入しない様に注意し、20日後の10月28 日に殺して′J、陽を切開してみたところ、長さ約9em、 巾1.5cmの方形条虫1匹が寄生しているのがみられ た。 第2例。10月16日、H匹のアブマオオヅカアリ の瞑脛中に2匹の凝嚢尾虫の感染を見、これを雄雛に 与え、2()日後の11月5日殺して、小隊を切開して みたところ、長さ135cm、巾2enlの成熟方形条虫 が寄生していた。 臥トビイロシワアリに自然感染した擬嚢犀虫を試 食せしめた場合。 第1例10月22日蚊阜市立高枝農場発会中より 採集したトビイロシワアリの陰膳中に感染していた1 7匹の擬重厚虫を雄雛に与え、21日後の11月12 日小陽を切開した処、12匹の方形昇虫が寄生してい た二。 第2例。10月26日高竃種畜場弟舎中より採集し たトビイpsワアリの腹脛に感染していたlG匹の擬牽 匝虫を与え、17日後の11月12日屠殺、小股中に 4匹の方形条虫の貰生をみた。 筒対照契験つ 匹の雄雄は外部から昆虫、その他、 擬車種虫の感染していそうな小生物等が侵入しないよ 算 3 図 解宿主姑の小腸中に入って内妻体が外事休から反転 出して条虫が発育し初めたもの ×150 うに細心の注意のもとに飼育し、11月12日に屠没 して小隊を切開し詳しく検査したが、全く条虫ほみら れなかった。 −228,−.・ 竃に寄主する方形桑虫の中間宿主としての噂について 4 善 秦 劫/戒嘲南朋Jk頑購上Ⅵ潮田1ヒメアリ几h削明〝海関 (1)アヅてオオヅカアリ、トビイロシワマリの体内 廟0腱∼バe Wll墨I骨.ER・このうちアヅマオオヅカアリ、 にみられる方形条虫の幼生はすべて止難癖虫羅のみで トビイロシワアリ、アメイロアリの3種.こついては廃 あって、六鈎幼虫からの種々(つ発達段階のものは全く 棄昆虫の感染の有無をしらべたが、他の5種の頓につ みられない。fIoR肌lLT一も又シワアリ 7盲Jγα研0元fl〝古 いて感染の有無は末だしらべていないが、検討する必 川呼血勒 オオヅカアリ f‰逼通lわ′2品甥必用のE夏 要がある。 脛中に方形条虫の成熱擬喪醍虫のみを認め、発育途中 の過程は全くみられなかったと言い、これについて次 のようにのべ、実験上の結論は他日にゆづっている。 即ち「一年を通じて鶏舎から南榎の壇を採集して睦魔 中をしらべた処、晦は野外では3月15日以後、12 月31日まで活動しているのがみられるが、感染成熟 擬凛屋虫の見られるC「は、6月1日から12月31日 までcT期間に限る。こC二ノ建由として蟻が卵から幼生、 桶を経て成体になるまでには大体2ナ月半を要する。 そこてこCつ野外て始めて蟻の活動が見られてから、域 の蝮駐中∴擬壷屋虫の感染のみられる6月1日まては 5 要 約 (1)2種の壇、アヅマオオヅカアリ ア加前わお 力γも石‘ね 甘.軸ITE とトビイロシワアリ ア初切削壷J椚 仰叫琉潤日通呼.永駅前WIT】R.ERは方形条血‰捕通壷 ねmgO朋 の中間宿主となり得る。 (2)本研究に於て上記の2種の壇の腹腔には成罫擬 森屋虫のみが発見されたが、アメイpアリP細面一 ㌢eC茄紹α ガαも〆∫ダ・RMTfI の振脛中には全く擬嚢 尾虫の感染はみられなかった。 (3)方形条虫の擬袈尾虫が弟の体内.こ入ってから成 熟条虫になるまでには天体20日間を要する。 約2ケ月半あり、頓の成育期間と一致するので、恐ら く大筋幼虫をもった片臥主動疇打身が魚する尋もある が、多くは巣内Ilこ持ち帰って放生に与え、この幼生の 体内に入って噂の成軒てあ三勧喝になるまての2ケ月 半に成表層秦荘虫になるqLCもらう」と。 併しこれについては種々の疑撒rあるが、本研究で は喝の体内に於けろ発育過程については全くJれ三機 会がなかったので、他昌明ら封こ寸る予冠でいる。 (2)乳勤:異っても同年寺の鶉を缶肯している発舎 内であ付は、同種の壇に於ては睦駐中にぼ染している 擬嚢痘虫の感染率は大体等しい。ih)⊥こ8FAT。も もアメ リカに於てシワアリ nfγ甜佃減刑l“呵坤加叫こつい ては2・即、オオヅカアリ朗前兢 一元壷磁bては 6 文 献 A‘・】alRT,Jl三.1919 0n thelife history of Davai〝ea le如go和好(Mr)1.Ill)a row=叩帥0・・m・J・PamSit.4(l) :餌一}34 Jo丁即,M.n anCIM・W・廿0鮎rAI几1935 Ants as intel−meLli之lte hostS fol・tlrO SPeeies o「凡前端五個 pall=lSiticin dliclこen.J.Parasit.21(6):442∼443 HりRSF。Il。1.,M.P・1938 0bJt汀Ⅵ止ion on thelife llistol・y Of R.PC茄瑠00沌わあ and R.ねmgOl〟. J.P言mlSit. 24(5):409−121 訳円勇lP51鵜のガ、腸に寄生するサナダ虫 群集 と飼育13(6):181−182 沢田勇1師 弟の照に寄生する方形条虫の連勝及 5・リグおっ感染率であるとのべている。こうした点から びその生活史に関する研究 奈良学芸大等紀要 舞1 吼烹方形条虫の中間宿主の−一極として董大な−一員骨な 各 停3号 していることを示している。 (3)鶏を放ち飼いにした場合と鶏舎内で飼育した場 合とでは、後者に於てトビイロシワアリ初夏陸中に於 ける擬秦荘虫G感染率ぶはるかに高いので、鶉カ二方形 条戌に感染する可鮨性も大となり、終宿主である鶏に とっては成育上大なる不利になるに相違ない。然しこ れに関しての実験的枚矧 今の処不明である。 (4)筆者の実験を行った場抑こは次の只軽の蝋力棲 息している。アヅマオオヅカアリ 乃嵐ゐkJ短前山 mhm㍉ トビイロシワアリ 九如拙壷椚 a明細抑 料如し 圭沼南  ̄ⅣⅢ間。】1Iも,ハリブトシリ アゲアリ C・帥グOg〝∫ねr 研汀飯〝〝′アd PりR−1T.,クロヤマアリ 凡”77fc〃カ′∫r招∫〝あゆ・.テ呼072Jr〝Mげ1WllLTLHItY,アミメ アリ Prゐわ〃γ川ze∫♪〃棺的 MAYR,アメイロアリ ffl n m R4sume Ants as Jjitifl-mediate Hosts for Uhi<'k<m Isamii Nara (Jakugei This study was made with the view of investigating the life history of Raillietina tetragona. So far as the authorknows, the two species of ants, Tetramorium caespitum and Pheidole vinelandica, have been only considered to be an intermediate host of R.tetragona. Last year the author found that Onthophagus ater Waterk'ws could become an interm2diate host of the said tapeworms. This year the author found a large number of ants living inside and outside the chicken yards carrying to their nests many segments of the tapeworms. So after having examined whether the ants were infected with cysticercoids or not, the author found that a small dark brown species, Pheidole fervida F.SMiTH inside of the yard anda small brown form, Tetramorium caespitum subsp. jacoti Whkt.u-'.r outside of the yard were infected with a considerable number of cysticercoids•E The latter were infected to the extent of 0.86%' and the former, inside of the two different yards, to the extent 2-3% and 2-OC^, respectively. The cysticercoids were approximately elliptical in shape with the larval scolex invaginated into the bladder and entirely surrounded by a heavy cyst wall. Neither caudal appendage nor embryonal hooks were observed on any of the specimens examined. The larvae were corpuscles which s truc t ure. filled with calcaresus masked the internal Tapeworm, Ratflictina tetragena SAWADA Unhersity In general the cysticercoids (Fig.l) infe- cted in PheidoU fervida F.Smith arelarger than those (Fig-2) of Tetramorium caespiturn subsp. jacoti Whrelf.r. Both cysticercoids which infected in the two species of ants were only mature cysticercoids and the developing stage of them were not found. The author found that the tapeworms had infected up to 100%, when the authorkilled young white Leghorn cocks and cut out their small intestine, 20 days after being fed them on cystcercoids taken out of the abdominal birds kept proved cavity with to be negative examinations. From this the author above-mentioned an intermediate gona. of these ants. the experimental Control birds upon the post-morten found that the two species of ants could be host of Raillietina tetra-