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コネクサント、インターネット・インフラを強化する 光ネットワーク
プレスリリース 2000 年 5 月 12 日 コネクサント、インターネット・インフラを強化する 光ネットワーク対応物理層ソリューションの OptiPHY™ファミリーを ファミリーを 発表 物理層フレーミング/多重化デバイスをラインアップ 物理層フレーミング 多重化デバイスをラインアップ 光ファイバからシステム・インタフェースまで、光ネットワーキング・ソリューションの全範 囲をカバー コネクサント・システムズ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区初台 1-46-3、代表取締役社 長: 鬼澤 盛夫/米国本社:カリフォルニア州ニューポートビーチ)はこのたび、OptiPHY 物 理層(PHY)フレーミング/多重化ソリューションファミリーの第一弾として 2 つの製品を発表し ました。 新しい OptiPHY デバイスは、転送レートが OC-3 (155 Mbps)から OC-192 (10 Gbps)までの同期式 光ファイバ・ネットワーク(SONET)アプリケーションと同期式デジタル階層(SDH) PHY アプリ ケーションの全範囲に及び、これにより、コネクサントの同じ転送レート範囲の光ネットワー キング・トランシーバとクロスポイント・ソリューションの製品ラインが拡充されます。 コネクサントは、PHY とトランシーバ・ソリューションについて従来からの製品と今後予定し ている製品を包括的ソリューションとして提供する体制を整えており、OptiPHY という新しい ブランド名でマーケティングと販売を行う予定です。 新しい PHY デバイス群は OptiPHY ファミリーの最新ラインアップとして加えられ、 低速回線 を高速回線に結合する過程において重要なタスクを実行します。このため、かなり多量なデー タ・トラフィックを SONET 送信規格で転送できます。これで、最終的に、サービス・プロバ イダが、増加を続けるインターネット・トラフィックをサポートできるようになります。コネ クサントは、業界でもっとも包括的な光ファイバ・ネットワーキング・デバイス群をラインア ップすることを目標に、その OptiPHY ファミリーの拡充を続ける予定です。 新しい OptiPHY 製品は、SONET/SDH フレーマ/マルチプレクサである OptiPHY-M155 (155 Mbps OC-3/STM-1)と OptiPHY-M622 (622 Mbps OC-12/STM-4)です。これらの製品は、SONET/SDH ア クセス・デバイス、ルータ、アッド/ドロップ・マルチプレクサ、クロス・コネクトに理想的な PHY ソリューションを用意します。米国の SONET 送信規格と欧州の SDH 送信規格をどちらも サポートし、米国と国際市場のどちらに対しても単独ソフトウェアで設定可能な装置デザイン の開発を可能にします。 コネクサントのネットワーク・アクセス事業部 SONET/SDH 製品ライン担当マネージャー、マ レク・トゥルカは、「これらの製品は、今日急成長している光ネットワーキング市場向けに提供 予定の、包括的な PHY 製品ファミリーの第一弾となります。OptiPHY ファミリーを拡充するこ とで、あらゆるデータ転送レートと国際送信規格をサポートする PHY 製品とトランシーバ製品 を、コネクサントという ひとつのサプライヤでお客様に提供できるというメリットがありま す。 」と述べています。 コネクサントは OptiPHY ソリューション全般を拡充するために、本年後半には、データ転送レ ートの OC-48 (2.5 Gbps)と OC-192 (10 Gbps)をサポートする追加の PHY ファミリー製品と次世 代トランシーバを加える予定です。さらに、OptiPHY 製品は、2000 年第 3 四半期にリリースす る予定の PDH (Plesiochronous Digital Hierarchy)から SONET/SDH までのマッパ製品ソリューシ ョンを揃えたファミリーの基礎を形成します。このファミリーによって、お客様は、 OC-12/STM-4 データ・トラフィックをチャネル化して IP トランスポート用の DS1/E1 レートに するために、フレーミング、マッピング、多重化という全機能を業界一高密度のソリューショ ンに統合できるようになります。コネクサントの予定する PHY ファミリーには、最終的に、成 長中のネットワーク・プロセッサの製品ラインを補完する目的もあります。これで、お客様は、 WAN(広帯域)アプリケーション用の高速、高密度、高柔軟性のプログラマブル・ソリューシ ョンを開発できます。 高集積のマルチポート・デバイスとして、OptiPHY-M155 ソリューションと OptiPHY-M622 ソリ ューションは、SONET/SDH 処理、オーバーヘッド終端、マルチプレクサ/デマルチプレクサ機 能を実行します。OptiPHY-M155 はこうした機能を、ひとつの同期トランスポート信号(STS-3) ま たは同 期ト ランス ポー ト・モ ジュ ール (STM-1)デー タ・ ストリ ーム用 に実行 しま す。 OptiPHY-M622 は、1 つの STS-12/STM-4 または 4 つの STS-3/STM-1 データ・ストリームをサポ ートするマルチポート・デバイスです。どちらのデバイスにも、光モジュールへの直接接続を 見越して、クロック・アンド・データ・リカバリ(CDR)機能が搭載されています。 テクニカル情報について コネクサントの OptiPHY フレーマ/マルチプレクサの各ポートは、セクション層、ライン層、パ ス層のために SONET/SDH データ・ストリームの全二重オーバーヘッド処理を可能にする上に、 フレーミング、アラーム検出/挿入、ビット・インターリーブド・パリティ(BIP)エラー検出も可 能にします。また、OptiPHY フレーマ/マルチプレクサは、フル K1/K2 バイト・アクセス経由の 自動プロテクション・スイッチング(APS)をサポートし、コネクサントの APS プロトコル・ス タック・ソフトウェア・パッケージと完全互換を確保してあります。 他の機能としては、SONET/SDH ジッタ条件に準拠するエンベディド CDR のほか、すべてがス テータス指標のそれぞれのマスク可能割り込みを使用するアラーム・インジケータ、ステータ ス監視、エラー・カウンタなどを挙げることができます。OptiPHY フレーマ/マルチプレクサは、 E1/E2 CODEC-互換インタフェースをサポートし、制御レジスタとステータス・レジスタへのア クセス用の汎用 8 ビット・マイクロプロセッサ・インタフェースを備えています。ドロップ側 のインタフェースは、コネクサントの SONET インターリーブ・バス(SI-Bus)インタフェース形 式の STS-3 ストリームに対応した 1 バイト幅のデータ/クロック・インタフェースです。このイ ンタフェースは、STS-3、STM-1、STM-3、AU-4、または AU-3 形式のペイロード情報を渡す能 力を提供します。 出荷予定 OptiPHY-M155 は製品番号 CX29600 を、OptiPHY-M622 のは製品番号 CX29610 を指定してくだ さい。梱包形態はどちらのフレーマ/マルチプレクサも、27x27mm の 416-ピン SBGA (Super Ball Grid Array)となります。サンプル出荷は本四半期の後半、量産出荷は西暦 2000 年末までに実施 される 予定です。 コネクサント・システムズについて コネクサント・システムズは、通信電子機器分野の半導体製品を提供する世界最大の半導体企 業です。2000 年度(1999 年 9 月決算)の売上は 15 億ドルを計上。30 年間以上に渡り培った先 進的なアナログとミックスシグナルプロセス技術をベースにデータモデム、ファクスモデム、 携帯電話通信用 IC 等の分野におけるマーケットリーダー。コミュニケーション・アプリケーシ ョンに対応する幅広い半導体システムソリューションを提供しており、音声やファクスおよび データ通信モデム、コードレス/携帯電話(広帯域通信向け)等の通信ソリューションや PCI TV 等の PC ソリューション等々を提供しています。特に日本では、PC、ファクスおよびゲーム向 け通信用システム LSI ソリューションで圧倒的な市場占有率をもっています。 *このリリースに関する詳しいお問い合わせは下記へ コネクサント・システムズ・ジャパン株式会社 〒151-0061 東京都渋谷区初台 1-46-3 TEL: 03-5371-1520 管理本部:塚 シモモトビル FAX: 03-5371-1501 本 ホームページ: http://www.conexant.com 株式会社 井之上パブリックリレーションズ 〒160-0004 東京都新宿区四谷 4-28 YKBエンサインビル 12 階 TEL: 03-5269-2301 FAX: 03-5269-2305 コネクサント広報担当:臼 井