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2016(平成28)年度 図書館概要 [PDF形式]
富山短期大学付属図書館概要 2016.4 富山短期大学付属図書館の概要 1 図書館の運営方針 (1)富山短期大学付属図書館の使命 本学の教育目的である「高い知性と広い教養と健全にして豊かな個性をもった地域社会 の発展に貢献する人材」を育成するため、本学の学修、教育、地域貢献の各活動を支える 基盤となることを目指します。 (2)平成 28 年の重点事業 1 開館時間拡充の試行。 2 学生のニーズ調査。 3 外部データベース活用講座(情報リテラシー講座)の実施。 4 ラーニングコモンズについての調査と利用促進策の検討。 5 授業との連携について検討・他大学の実施調査。 6 予約・リクエストサービス・相互貸借制度の PR。 2 沿革・施設概要・図書館コンピュータシステム (1)沿革 昭和 38 年 短大開学【開学当初の校舎には図書室なし】 昭和 39 年 図書館として閲覧室、書庫を設置【現在のA棟】 昭和 53 年 貸出方式を「ブラウン式」へ切り替え(図書管理の効率化) 昭和 56 年 8 月 現在の図書館棟が竣工 ・床面積 695 ㎡・座席数 124 席・電動書架 7 台設置 ・開架方式の採用 昭和 63 年 図書館流通センタ-の「出版情報デ-タベ-ス」を導入 「TRC/MARC-V」を採用し、所蔵図書のデ-タベ-ス化を推進。 平成元年 図書システム「LiCS-1」を導入 平成元年 10 月 蔵書のコンピュ-タ検索システム「Ladies‘Eye」始動 バ-コ-ドシステムを導入し、バ-コ-ドによる貸出、返却が可能になる 12 月学術情報センタ-の情報検索サ-ビス、日本科学技術情報センタ- 国文学研究資料館のデータベ-スに接続 平成 2 年 10 月 富山県立図書館のデ-タベ-スに接続 平成 8 年 学内LANが構築され、インタ-ネット接続が可能になる 平成 13 年 国立情報学研究所のNACSIS-ELSに富山短期大学紀要を公開 平成 15 年 無線LANの環境整備 図書館システムもパソコン対応システムに更新される 1 平成 16 年 1 月 図書館のホ-ムペ-ジを一新し、オンライン蔵書目録(OPAC)を公開 4 月「富山県内図書館OPAC-横断検索ネットワ-クシステム」に参加 平成 17 年 国立情報学研究所のGeNiiのネット公開により、学術情報の検索が 可能になる デ-タベ-スの導入開始 (「聞蔵」 「MAGAZINEPLUS」) 平成 18 年 教員の図書を展示する「富山短期大学文庫」を開設 平成 19 年 「日経BP記事検索サ-ビス」 「Jdream Ⅱ」を導入 平成 21 年 1 月 富山国際大学図書館と同じ図書館システムを稼働 平成 22 年 富山短期大学紀要を図書館ホ-ムペ-ジで公開 平成 27 年 10 月 平成 27 年 10 月より図書館システムを富士通(㈱の「iLiswave-J」から京 セラ丸善システムインテグレーション(㈱の「CARIN-i」に変更 (2)設備 昭和 56 年 8 月、現在の図書館棟が竣工した。書庫・閲覧室・事務室等の床面積は 695 ㎡、 座席は 100 席を設置している。7 台の電動式集密書架は閉架書庫として約 50,000 冊の蔵書 を収納している。3 台の検索用端末を設置している。閲覧室の南側は全面ガラスとなり、天 井からは明るい光が差し込む環境である。 3 組織と職員 (1)図書館運営委員会 第 1 回 平成 27 年 5 月 7 日 議題 平成 27 年度年間計画について,試験前の図書館 の開館について,選書の起案について,各学科に依頼す る選書リストの書式デジタル版配布について,幼児教育 学科等からの要望について 第 2 回 平成 27 年 6 月 25 日 議題 富山短期大学付属図書館の地域開放について 第 3 回 平成 27 年 10 月 22 日 議題 アクションプランの図書館実施計画について,県 立図書館との図書館相互貸借について,図書館利用アン ケートの実施について 第 4 回 平成 27 年 11 月 10 日 議題 ブックディデクションシステムの撤去について 第 5 回 平成 28 年 2 月 15 日 議題 開館時間拡充の試行について,図書館資料集・除 籍方針について,購入雑誌の見直しについて,メディア ルーム内 PC の閲覧室への移設について,利用者登録に ついて,「長期貸出」 (図書館利用規定第 10 条)につい て 2 第 6 回 平成 28 年 3 月 15 日 議題 アクションプラン点検表(案)について,28 年重 点事業について,開館時間拡充の試行計画表(遅番・早 番),緊急時マニュアル(暫定版)について,資料収集・ 除籍方針の公開について (2)図書館運営委員 亀澤 祐一 (図書館長・経営情報学科) 樋口 康彦 (食物栄養学科) 望月 健一(幼児教育学科) 立島 真 (福祉学科) 佐藤 永一(事務部) 杉本 ますみ (図書館) 4 図書館経費 (単位:千円) (1)資料費 平成 27 年度予算 平成 28 年度予算 資料費総額 3,341 3,995 一般図書 2,520 2,920 雑誌 355 692 視聴覚資料 200 117 新聞 266 266 3 4 平成27年度の活動 (1) 開館時間と開館状況 開館時間は9:00~18:15(平日のみ)※土・日・祝日は休館 試験期間・長期休暇中の開館は9:00~17:00 試験期間中にも17:00以降の利用を望む声が多くあったため 平成28年5月9日~平成29年3月31日まで8:30~20:00までの 開館を試行する。 (2) 入館者数および利用者数 月別貸出人数 学科 4月 5月 6月 7月 食物栄養学科 25 24 49 39 幼児教育学科 113 20 100 88 経営情報学科 20 20 40 19 福祉学科 10 14 15 13 食物栄養専攻 15 7 4 8 子ども育成学部 87 119 171 106 科目履修生等 0 2 5 0 大学・短大教員 18 18 29 22 その他教職員 10 6 7 7 学外者 0 0 1 0 合計 298 230 421 302 8月 17 9 2 2 3 52 0 17 11 2 115 9月 8 11 15 4 4 16 0 18 8 1 85 10月 11月 12月 24 18 8 91 34 54 45 25 26 7 13 14 4 7 8 131 213 150 0 0 0 33 30 27 10 14 14 1 4 0 346 358 301 1月 21 23 24 22 4 83 0 20 10 6 213 3月 2月 11 4 6 3 11 12 3 0 6 4 40 10 0 0 26 14 10 3 1 3 114 53 月別貸出人数 450 雑誌除く 1 7 29 5 400 350 300 250 0 10 18 0 87 200 150 100 15 10 20 113 06 18 2 4 15 40 119 25 7 14 20 20 24 4月 5月 50 0 171 100 1 10 33 0 0 7 22 0 39 6月 7月 その他教職員 大学・短大教員 213 4 7 45 8 13 19 49 学外者 0 14 27 0 131 106 88 4 14 30 0 2 11 17 0 52 3 2 9 17 1 8 18 0 16 4 15 11 8 8月 9月 91 150 科目履修生等 子ども育成学部 83 7 13 25 34 18 8 14 26 54 24 8 10月 11月 12月 学科別貸出人数 学科 合計貸出人数 食物栄養学科 幼児教育学科 経営情報学科 福祉学科 食物栄養専攻 科目履修生等 子ども育成学部 大学・短大教員 その他教職員 学外者 6 10 20 0 248 552 259 117 74 7 1,178 272 110 19 2,836 4 4 22 24 23 21 1月 1 10 26 0 40 6 3 11 6 11 2月 食物栄養専攻 福祉学科 3 14 0 10 4 0 12 3 4 3月 経営情報学科 幼児教育学科 食物栄養学科 (3) 館外貸出 月別貸出冊数 学科 食物栄養学科 幼児教育学科 経営情報学科 福祉学科 食物栄養専攻 科目履修生等 子ども育成学部 大学・短大教員 その他教職員 学外者 合計 4月 40 129 30 14 29 0 139 62 22 0 465 5月 48 32 31 20 13 5 209 414 18 0 790 6月 80 154 72 20 5 7 294 62 18 8 720 7月 80 172 34 30 14 0 205 47 14 0 596 8月 57 22 4 7 7 0 149 45 20 6 317 9月 15 33 25 10 9 0 33 39 15 3 182 10月 37 140 90 19 8 0 234 73 20 1 622 11月 48 58 56 23 12 0 442 68 32 9 748 12月 13 121 54 34 12 0 302 90 26 0 652 1月 37 44 35 42 5 0 172 70 22 13 440 2月 21 11 22 10 18 0 76 69 19 0 246 月別貸出冊数 900 800 18 700 600 500 400 22 62 300 139 200 0 29 14 30 0 20 73 14 47 414 100 32 68 18 62 学外者 90 その他教職員 294 大学・短大教員 205 209 7 5 20 72 0 14 30 34 234 20 45 442 172 149 40 5 13 20 31 32 48 80 80 0 7 7 4 22 57 4月 5月 6月 7月 8月 302 0 8 19 90 154 129 26 15 39 33 0 9 10 25 33 15 9月 0 12 23 56 140 58 48 37 0 12 34 54 121 13 10月 11月 12月 学科別貸出冊数 学科 合計貸出冊数 490 食物栄養学科 919 幼児教育学科 478 経営情報学科 229 福祉学科 142 食物栄養専攻 12 科目履修生等 2,277 子ども育成学部 1,079 大学・短大教員 233 その他教職員 47 学外者 5,906 合計 5 22 70 172 0 5 42 35 44 37 1月 子ども育成学部 科目履修生等 食物栄養専攻 19 69 福祉学科 76 0 18 10 22 11 21 7 40 22 0 10 0 25 3 14 2月 3月 経営情報学科 幼児教育学科 食物栄養学科 3月 14 3 25 0 10 0 22 40 7 7 128 (4) 図書館利用状況 項目 Ⅰサービス対象者 平成26年度 平成27年度 1,211人 備考 短大生:681人 大学生:365人 1,228人 専攻科:34人 教職員:148人 Ⅱ閲覧サービス 1. 年間開館日日数 2. 年間入館者数 3.実質登録者数 4. 館外貸出冊数 5.予約・リクエスト依頼数 235日 237日 24,308人 30,740人 学生 237人 学生 639人 教職員 56人 教職員 51人 学外者 0人 学外者 11人 5,906冊 4,245冊 20件 30件 土・日・祝日・お盆・ 年末年始休館 Ⅱ参考調査サービス 1.レファレンスサービス依頼者数 165件 2. 文献複写依頼サービス 3.文献複写受付数 278枚 165枚 4.図書館相互協力(依頼) 5.予約・リクエスト処理数 Ⅳメディアルーム利用 1. データベース検索回数 Cinii JdremⅢ 聞蔵Ⅱ 日経BP記事検索 2.DVD鑑賞 20件 103人 所蔵調査 83件 193件 書誌調査 35件 利用案内 71件 27枚 42枚 13件 富山県立図書館へ依頼 0件 富山県立図書館へ貸出 30件 114回 19回 62回 768回 76人 (5) 展示 毎月、各学科のお知らせ掲示版に新着図書リストを掲示している。 (6) 利用教育 ①図書館のガイダンスについて ※ 新入生のオリエンテーション期間中に図書館ガイダンスを行った。 ②「論文の探し方」について 希望学科に外部データベース利用方法に関する説明を行った。 ※ JdreamⅢ MagazinPlus 日経BP記事検索サービス Cinii 参加者 110名 (7) 学術情報リポジトリ(紀要) 2001年3月、富山短期大学紀要第31巻から学術論文を冊子形体の他にWeb上でも 公開する。2016年3月富山短期大学紀要第51巻からは冊子の発行は廃止しWeb上 のみの公開となる。27年度紀要第50巻の論文投稿数は11編であった。 6 6 資料の収集 平成27年度 平成26年度 和書 92,450冊 洋書 7,609冊 和書 1,880冊 2,045冊 1,890冊 洋書 10冊 ビデオ 939点 1,613点 1,641点 DVD 372点 その他 330点 ※ 平成26年度の「蔵書数」にはシステムに入力していないものも含んでいる。 こども育成学部の蔵書も含む。但し子ども育成学部の研究図書は含まない。 1.蔵書数 109,482冊 2.受け入れ冊数 3.視聴覚資料 100,059冊 7 蔵書分類比率 分類ごとの比率 E 絵本 2% 0総記 6% 1哲学 3% 2地理歴史 5% 1哲学 9文学 16% 8言語 4% 0総記 2地理歴史 3社会科学 4自然科学 7藝術 7% 6産業 3% 5技術 3社会科学 32% 5技術 8% 和書 合計 洋書 0総記 5,457 291 1哲学 2921 69 9文学 E 備考 5,748 システム未登録分は 2,990 含まない 2地理歴史 4,788 48 4,836 3社会科学 30,009 2,061 32,070 4自然科学 13,540 764 14,304 5技術 7,554 299 7,853 6産業 3,122 194 3,316 7藝術 7,046 339 7,385 8言語 3,147 967 4,114 13,353 1,513 92,450 2,559 18 7,609 15,912 1,531 100,059 9文学 E 絵本 7藝術 8言語 4自然科学 14% 分類 6産業 7 絵本 8 平成27年度受け入れ冊数分類比率 分類 和書 0総記 99冊 1哲学 73冊 2地理歴史 80冊 3社会科学 826冊 4自然科学 248冊 5技術 104冊 55冊 6産業 7藝術 95冊 35冊 8言語 9文学 203冊 62冊 E 絵本 1,880冊 合計 洋書 1冊 2冊 7冊 10冊 99冊 73冊 80冊 826冊 248冊 104冊 55冊 96冊 35冊 205冊 69冊 1,890冊 分類ごとの比率 E 8言語 2% 7藝術 5% 6産業 3% 5技術 5% 絵本 4% 0総記 5% 1哲学 4% 2地理歴史 4% 0総記 1哲学 9文学 11% 2地理歴史 3社会科学 4自然科学 5技術 4自然科学 13% 3社会科学 44% 6産業 7藝術 8言語 9文学 E 8 絵本 1人当たり年間貸出冊数の推移 14.0 12.0 10.0 8.0 貸 出 冊 数 食物栄養学科 6.0 幼児教育学科 経営情報学科 福祉学科 4.0 専攻科食物栄養 専攻 富山国際大学 子 ども育成学部 富山国際大学 東 黒牧 富山大学 中央 2.0 0.0 2009 (H21) 2010 (H22) 2011 (H23) 2012 (H24) 2013 (H25) 2014 (H26) 9 2015 (H27) 各学科予算による購入雑誌リスト 食物栄養学科 東京化学同人 1 現代化学 こども未来財団 2 こどもの栄養 日本公衆衛生学会 3 日本公衆衛生雑誌 食品資材研究会 4 New food industry 医歯薬出版 5 臨床栄養 ① Bioscience, biotechnology, and biochemistry ② J. of nutrition ③ Lipids 幼児教育学科 晩成書房 6 演劇と教育 音楽之友社 7 音楽の友 日本学校保健学会 8 学校保健研究 ニホンミック 9 切抜き速報保育と幼児教育版 新潮社 10 芸術新潮 クレヨンハウス 11 月刊クーヨン ひかりのくに 12 月刊保育とカリキュラム 厚生労働統計協会 13 厚生の指標 福音館書店 14 こどものとも 福音館書店 15 こどものとも0・1・2 子どもの文化研究所 16 子どもの文化 日本知的障害者福祉協会 17 さぽーと 金子書房 18 児童心理 全国児童養護施設協議会 19 児童養護 日本女子体育連盟 20 女子体育 小学館 21 新幼児と保育 日本心理学会 22 心理学研究 杏林書院 23 体育の科学 日本児童文学者協会 24 日本児童文学 日本保育学会 25 保育学研究 スペース新社保育研究室 26 保育の実践と研究 全国社会福祉協議会 27 保育の友 チャイルド社 28 ポット 日本幼稚園協会 29 幼児の教育 金剛出版 30 臨床心理学 ④ Child development ⑤ Monographs of the society for research in child development ⑥ Child development perspectives 経営情報学科 マイナビ 31 Web signing 森山書店 32 会計 中央経済社 33 企業会計 国民生活センター 34 国民生活研究 色材協会 35 色材協会誌 情報処理学会 36 情報処理 東洋経済新報社 37 週刊東洋経済 ⑦ Accounting review ⑧ Fortune(Asian edition) ⑨ Time(Asian edition) 福祉学科 メヂカルフレンド社 38 看護技術 鉄道弘済会 39 社会福祉研究 全国障害者問題研究会 40 障害者問題研究 全国社会福祉協議会 41 生活と福祉 相川書房 42 ソーシャルワーク研究 全国社会福祉協議会 43 月刊福祉 日本老年社会科学会 44 老年社会科学 諸会費 日本栄養改善学会 1 栄養学雑誌 日本油化学会 2 オレオサイエンス 日本農芸化学会 3 化学と生物(日本農芸化学会誌) 日本食品衛生学会 4 食品衛生学雑誌 日本栄養・食糧学会 5 日本栄養・食糧学会誌 日本食品科学工学会 6 日本食品科学工学会誌 バイオインダストリー協会 7 バイオサイエンスとインダストリー 日本小児保健協会 8 小児保健研究 日本図書館協会 9 現代の図書館 日本図書館協会 10 図書館雑誌 10 和雑誌リスト(後援会) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 誌名 発行所 三栄書房 Outdoor style go out 朝日新聞社 Aera = アエラ 主婦と生活社 アール マガジンハウス &Premium 平凡出版 An an (アンアン ) 講談社 With (ウイズ) 女子栄養大学出版部 榮養と料理 日本放送出版協会 NHKきょうの健康 日本放送出版協会 NHK趣味の園芸やさいの時間 アシェット婦人画報社 Elle a table(エル・ア・ターブル) オレンジページ オレンジページ 日本学術協力財団 学術の動向 日本給食技術協会 学校給食 全国学校図書館協議会 学校図書館 全国学校図書館協議会 学校図書館. 速報版 キネマ旬報社 キネマ旬報 小学館 CanCam ニホン・ミック 切抜き速報. 福祉ニュース. 高齢福祉編 ニホン・ミック 切抜き速報. 福祉ニュース. 障害福祉編 マガジンハウス ku:nel (クウネル) 文芸春秋 Crea (クレア) 平凡出版 クロワッサン 暮らしの手帖社 暮らしの手帖 内外出版社 月刊自家用車 ヤマハミュージックメディア 月刊piano アストロアーツ 月刊星ナビ アストロアーツ 偕成社 月刊Moe(モエ ) 小学館 サライ 鎌倉書房 四季の味 音楽出版社 CDジャーナル 光文社 JJ (ジェイ・ジェイ) 日本食品協會 食品衞生研究 日本科学技術情報センター 情報管理 総合出版社 新聞ダイジェスト スイッチ・コーポレイション Switch : seek & find magazine 近代映画社 スクリーン インデックス・コミュニケーションズ Soup.(スープ ) 日本放送出版協会 すてきにハンドメイド 岩波書店 世界 すみれ會 装苑 マガジンハウス Tarzan シー・エー・ピー Takt(タクト) 弘済出版社 旅の手帖 シー・エー・ピー TJとやま : 月刊タウン情報とやま インプレス デジタルカメラマガジン 日本圖書館研究會 図書館界 文藝春秋 Number (ナンバー ) 日経ホーム出版社 日経woman 日経サイエンス社 日経サイエンス 日経BP社 日経デザイン TBSブリタニカ Newsweek 日本版 教育社 Newton (ニュートン) 集英社 Nonno (ノンノ ) マガジンハウス Hanako BACKSTAGE PASS(バックステー シンコーミュージック・エンタテイメント 講談社 Vivi (ヴィヴィ) 日之出出版 Fine boys (ファインボーイズ) 三栄書房 Fudge(ファッジ) 平凡出版 Brutus (ブルータス) 文藝春秋 文藝春秋 早川書房 ミステリマガジン 主婦の友社 Mina : ミーナ 宝島社 Mini (ミニ) 学研プラス mer(メル) 集英社 MEN'S NON-NO (メンズノンノ) 枻出版社 ランドネ = Randonnée 宝島社 Smart 11 富山国際大学子ども育成学部雑誌リスト No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 1 2 3 4 5 6 7 8 誌名 介護福祉学 季刊公的扶助研究 教育 教育美術 教職課程 月刊保育情報 こころの科学 子どもと健康 子どものしあわせ 社会科教育 社会福祉学 授業力&学級経営力 精神障害とリハビリテーション そだちの科学 ちいさいなかま 道徳教育 特別支援教育研究 富山教育 日本の地域福祉 ノーマライゼーション 母の友 福祉労働 保育界 法学教室 法学セミナー リハビリテーション研究 教育音楽 小学版 教員養成セミナー American Educational Research Journal Developmental Psychology Early Education&Development European Early Childhood Education Journal of Educational Psychology Journal of Sociology and Social Welfare Social Service Review Philosophische Rundschau 12 発行所 ワールドプランニング 萌文社 国土社 教育美術振興会 協同出版 全国保育団体連絡会 日本評論社 労働教育センター 草土文化 明治図書 日本社会福祉学会 明治図書 金剛出版 日本評論社 ちいさいなかま社 明治図書 日本文化科学社 富山県教育会 日本地域福祉学会 日本障害者リハビリテーション協会 福音館書店 現代書館 日本保育協会 有斐閣 日本評論社 日本障害者リハビリテーション協会 日本教育音楽協会 時事通信出版局 富山短期大学付属図書館運営規程 (趣旨) 第1条 この規程は、富山短期大学学則第 34 条第2項に規定する富山短期大学付属図書館 (以下「図書館」という。 )の運営に関し必要な事項を定めるものとする。 (目的) 第2条 図書館は、本学における教育研究に必要な図書館資料を収集、管理し、職員および 学生の利用に供することを目的とする。 (図書館運営委員会) 第3条 図書館の運営に関する重要事項を審議するため、図書館運営委員会(以下「委員会」 という。 )を置く。 2 委員会、次の各号に掲げる委員をもって組織する。 (1)付属図書館長(以下「館長」という。 ) (2)各学科において選出された教育職員各1名 (3)図書館学担当の教育職員若干名 (4)事務部職員1名 (5)図書館事務室長 3 前項第2号、第3号および第4号の委員の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、 欠員を生じた場合における補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。 (審議事項) 第4条 委員会は、次に掲げる事項を審議する。 (1)図書館の運営方針および整備計画に関する事項 (2)図書館の予算に関する事項 (3)図書館資料の選定に関する事項 (4)その他図書館に関する重要事項 (会議) 第5条 委員会は、館長が招集し、その議長とする。ただし、館長に事故あるときは、あら かじめ館長の指名する者が、その職務を代行する。 2 委員会は、委員の3分の2以上の出席がなければ議事を開くことができない。 3 議事は、出席者の過半数をもって決定し、可否同数のときは、議長の決するところによ る。 4 委員会が必要と認めたときは、委員以外の者に出席を求めて意見を聴くことができる。 (図書館の利用) 第6条 図書館の利用に関する必要な事項は、別に定める。 (庶務) 第7条 委員会に関する庶務は、図書館事務室において処理する。 13 附 則(平成4年2月 13 日公布) 1 この規程は、平成4年4月1日から施行する。 2 この規程の施行により従前の富山女子短期大学付属図書館規程(昭和 57 年4月1日施 行)及び富山女子短期大学付属図書館運営委員会規程(昭和 57 年4月1日施行)は廃止 する。 附 則(平成 11 年 11 月 16 日公布) この規程は、平成 12 年4月1日から施行する。 附 則(平成 12 年9月 13 日公布) 第3条第2項第2号及び第4号の改正規定は、平成 13 年4月1日から施行する。 14 富山短期大学付属図書館利用規程 (趣旨) 第1条 この規程は、富山短期大学付属図書館運営規程第6条の規定に基づき、付属図書館 (以下「図書館」という。 )の利用について定める。 (利用者) 第2条 図書館を利用できる者(以下「利用者」という。 )は、次に掲げるとおりとする。 1 学園職員(非常勤職員を含む。以下同じ。 ) 2 本学園の大学及び短大の学生(科目等履修生及びこれに準ずる者を含む。以下同じ。 ) 3 本学の卒業生 4 付属図書館長(以下「館長」という。 )が特に許可した者 (開館時間・休館日) 第3条 開館時間及び休館日は次に掲げるとおりとする。 (1)開館時間 午前9時から午後6時 15 分まで (2)休館日 ア 日曜日及び土曜日 イ 国民の祝日に関する法律に規定する休日 ウ 開学記念日 10 月1日 エ 12 月 25 日から翌年1月7日まで 2 前項の規定にかかわらず、館長が必要と認めたときは、開館時間の変更又は臨時に休館 することができる。 (図書館資料の利用) 第4条 図書館資料(以下「資料」という。)の利用については、館内利用および館外利用 と2種とする。 2 前項の資料は、一般図書、参考図書、記録、逐次刊行物、情報資料、芸術的資料、マイ クロ・フォト資料、視聴覚資料、特殊コレクション及び館長が必要と認めたものとする。 (館内利用) 第5条 利用者は、館内において資料を自由に利用することができる。ただし、利用を終え た資料は正確にもとの位置に返さなければならない。 (館外利用) 第6条 利用者は、館外で利用しようとするときは、その資料に「図書利用カード」を添え て係員に提出するものとする。 2 館外貸出の資料は他人に転貸してはならない。 (貸出冊数・期間) 第7条 学生に対する館外貸出冊数は5冊以内とし、期間は2週間以内とする。ただし、貸 15 出期限が夏季及び冬季休業期間(授業のない期間)になる場合は休業明けまでとする。 2 職員に対する館外貸出冊数は原則として 10 冊以内とし、期間は1カ月以内とする。た だし事情によっては期間内であっても返却を求めることがある。 3 館長が特に許可した者に対する館外貸出冊数及び期間は、館長が定めるものとする。 (延長) 第8条 利用者は、貸出期間の延長を希望するときは、返却期日までに一旦その資料を持参 し、あらためて館外貸出の手続きをとらなければならない。ただし、事情によっては再 貸出を認めないことがある。 (館外貸出禁止資料) 第9条 資料のうち次に掲げるものは館外貸出を認めないものとする。ただし、第4号を除 き館長が特に許可した場合はこの限りではない。 (1)貴重図書 (2)読書室・調査室備え付けの辞典、事典及び索引などの参考図書資料 (3)新刊資料で整理未了のもの (4)国立国会図書館から借用した資料 (5)その他館長において貸出不適当と認めたもの (長期貸出) 第 10 条 研究室などにおいて特に必要がある場合は、借受責任者を定めて資料を長期にわ たり利用することができる。この場合における貸出期間は1カ年以内とする。ただし、 事情によっては期間内であっても借受責任者に対しその返却を求めることがある。 2 前項の規定により借受けた後、転退職などにより借受責任者に変更を生じたときは、そ の研究室などにおいて後任責任者を定め、館長に届け出なければならない。 (図書利用カード) 第 11 条 「図書利用カード」は、職員、学生に対し1枚をそれぞれ交付するものとする。 2 本学内に研究室などを有する短大職員及びこれに準ずる者に対しては、別に長期貸出用 の「図書利用カード」を1枚交付するものとする。 3 「図書利用カード」は他人に貸与又は譲渡することができない。 4 前項の規定に違反した行為により生じた損失は、第1項の規定により「図書利用カード」 の交付を受けた者(以下「カード名義人」という。 )が、その責めを負うものとする。 5 「図書利用カード」の有効期間は、学生は在学期間、職員は在職期間とする。 6 「図書利用カード」を紛失したときは直ちに届け出なければならない。 7 「図書利用カード」の紛失および盗難により生じた事故又は損失は、カード名義人がそ の責めを負うものとする。 (利用者の義務) 第 12 条 利用者は、資料を汚損、破損、又は紛失したときは、館長の指示に従い弁償の責 めを負わなければならない。 16 (利用の停止) 第 13 条 利用者が、この規程に違反した行為があったときは、資料の利用を一定期間停止 することがある。 (利用相談) 第 14 条 利用者は、次に掲げる事項について相談することができる。 (1)資料及び図書館の利用 (2)文献調査 (3)学術情報の調査 (複写) 第 15 条 本学所蔵の資料を複写しようとする者は、別に定めるところにより所定の手続き をとらなければならない。 2 資料の複写に係る著作権法上の責任は、利用申込者が負うものとする。 (相互利用) 第 16 条 利用者が、教育研究及び学習上、他機関の所蔵資料を閲覧、借受け又は複写しよ うとする場合において、館長の利用依頼を必要とするときは、所定の手続きにより申し 込むものとする。 2 前項の規定により借受けた資料は、館長の指示に従い利用しなければならない。 3 他機関から本学所蔵資料の閲覧、貸出し又は複写の依頼があったときは、学内利用に支 障のない範囲でこれに応ずることができる。 (館長への委任) 第 17 条 この規程の実施について必要な事項は、館長が別に定める。 附 則(平成4年2月 13 日公布) 1 この規程は平成4年4月1日から施行する。 2 この規程の施行により従前の富山女子短期大学付属図書館利用規程(昭和 55 年4月1 日施行)は廃止する。 附 則(平成7年9月 14 日公布) 第7条第1項の改正規定は、平成8年4月1日から施行する。 附 則(平成9年2月 26 日公布) 第3条の改正規定は、平成9年4月1日から施行する。 附 則(平成 10 年2月 19 日公布) 第2条の改正規定は、平成 10 年4月1日から施行する。 附 則(平成 11 年 11 月 16 日公布) この規程は、平成 12 年4月1日から施行する。 附 則 第3条及び第7条の改正規定は、平成 27 年7月1日から施行する。 17 富山短期大学付属図書館資料収集方針 第1 基本理念 1 資料の収集に当たっては、富山短期大学の建学の精神である「高い知性と広い教養、 健全にして豊かな個性を備えた人材の育成」の基盤となることを目指し、図書館の蔵書 を構築していくための具体的指針として、この図書館資料収集方針を定める。 2 富山短期大学の教育・研究活動を発展させ、学生の知性と教養を磨き、健全にして豊 かな個性を養うため、教員による専門分野の図書館資料の選書と利用動向を反映した図 書館による選書を行う。 3 資料収集についての利用者の意見はリクエスト制度を設け、利用者からの購入希望を 汲み入れる。 4 教員・学生の研究の自由、知的自由を保障するため、この収集方針ならびに「図書館 の自由に関する宣言」に基づいて購入資料および受贈資料の選定を行う。 5 なお、この収集方針は公開するとともに、社会の状況や価値観が時代と共に変化し続 けていることを考慮し、収集の基準も常に検討を重ね、必要に応じて改めていくことと し、改訂に際しては図書館運営委員会において審議し、館長が決定する。 第2 資料収集方針 1 限られた資料費と収容能力の枠内で広範な利用者の要望に応え得る蔵書構成を目指し、 富山国際学園全体での資料の共有と提供を前提として、体系的・網羅的な収集を行う。 2 本学の学科構成、カリキュラム、本学における学術研究動向、蔵書構成に留意し、教 育・研究を支える基本資料を体系的にかつ遺漏なく収集する。 3 複本は原則として購入しないが、学生の利用状況やカリキュラムでの学習に配慮し、 必要な場合には複本を備える。 4 逐次刊行物は各学科の専門分野の基幹的学術雑誌、学協会の機関誌は各学科で選定し、 学生、教職員の教養のための雑誌は図書館で選定する。 5 大学・研究機関の紀要・研究報告は原則として収集せず、機関リポジトリや国立情報 学研究所の CiNii Articles からダウンロードしての閲覧および複写依頼で対応する。 6 本学の組織変革に伴い廃止となった学科の専門分野の資料等は、別に定める除籍基準 により慎重に行う。 7 中立かつ公平な立場に立って選書および除籍を行い、図書館職員や一部の限られた利 用者の個人的な関心及び嗜好によって収集が偏らないよう注意する。 8 教員・職員・学生の要求を反映した幅広くバランスの取れた収集を行うため、図書館 職員は資料の情報と利用者要求の把握に努める。 18 9 選書の範囲と分担体制については、各学科の専門分野の図書は「各学科研究図書」と して各学科の図書館運営委員会委員が中心となり学科において選定することとし、その 他の資料は図書館において選定することとする。 10 教員の「個人研究図書」については、図書館は教員の選定を制約しない。 第3 選書基準 1 書籍取次会社等の発行する新刊案内・カタログを選書ツールとして、新刊全体の中か ら選書する。 2 選書は定期的に行うことを原則とする。(年度の初めから年度末までなるべく均等に 予算執行計画を立てて選書する) 3 各学科研究図書は各学科において行い、その他学生の学習・教養資料を図書館の複数 の職員が行う。 4 授業シラバスに掲載された参考資料は基本的に揃えるようにする。 5 完結を予定する全集・叢書ならびに参考図書・参考書誌、逐次的に刊行される参考図 書(年鑑・統計など)は欠落が生じないよう留意する。 6 主題分野ごとの留意点は次のとおりとする。 (1) 総記(分類:000~099) ① 情報科学・コンピュータ関係の資料は、情報の陳腐化が特に早い分野のため、常に 新しい情報を提供できるよう新刊書を収集するとともに、個々のソフトウェア及びハ ードウェアに関する資料は、利用可能な期間や対象がより長期間・広範に及ぶものを 扱った資料を優先する。 ② プログラムや画像データが入った電子媒体付き資料については、著作権に留意する 必要があり、図書館での個人貸出等に支障がないことを確認する。 (2) 哲学・宗教(分類:100~199) ① 哲学・思想関係の資料は、主要な哲学者・思想家の著書を中心に、伝記、解説書、 研究書を幅広く収集する。 ② 心霊研究・易占関係の資料は、原則として収集しない。 ③ 人生訓関係の資料は、類似内容の資料が繰り返し大量に出版されているため、学生 の教養や学習に資するものを慎重に収集する。 ④ 宗教関係の資料は、中立かつ公正な立場を守り、特定宗教に偏ることなく各宗派の 原典や研究解説書を中心に収集する。 (3) 歴史・地理・地誌・紀行(分類:200~299) 19 ① 歴史関係の資料及び伝記資料は、各国・各時代のものを史料類も含めて幅広く収集 する。ただし、歴史観・人物観により対立する意見もあることを踏まえ、客観性や正 確性に留意して収集する。 ② 地理・地誌関係の資料は、世界各国・各地域についての情報を提供できるよう、偏 りのない収集に努める。 ③ 地図・旅行ガイドブック類については、有効利用期間が短いため、比較的短期間(2 年ないし3年)で資料を更新する。 (4) 社会科学(分類:300~399) ① 社会・文化事情に関する資料は、時事性に留意し、世界各地域についての資料を偏 りなく収集する。 ② 法律に関する資料は、各法の入門書を中心に収集する。また、法律の改正に応じて 新版・改訂版を収集し、情報の更新に努める。 ③ 経済・経営に関する資料は、基本的な理論だけでなく、最新の経済情勢についての 資料も積極的に収集する。 ④ 投資・利殖に関する資料は、原則として収集しない。 ⑤ 産業構造・労働市場の変化に的確に対応するため、就職、就職活動、職業能力開発 等に関する資料は積極的に収集する。 ⑥ 教育関係の資料は、学校・家庭・社会等の各教育において、基本的な学術・研究書 から教育現場における実用書的なものまで幅広く収集する。 ⑦ 特に幼児教育に関するものは入門的なものから専門的なものまで幅広く収集する。 ⑧ 社会福祉に関するものは理論・実技から社会政策に至るまで幅広く収集する。 (5) 自然科学(分類:400~499) ① 科学関係の資料は、各分野とも進歩の著しい分野であるため、最新の研究成果に留 意し、入門書から専門書まで幅広く収集する。 ② 医学・薬学関係の資料は、安全に直接関わる恐れもあるため、内容を慎重に検討し、 医学的根拠が明確で安全性が高いと思われるものを収集する。 ③ 食物栄養学に関するものは関連領域の資料も含め幅広く収集する。 (6) 技術・工学・家政学(分類:500~599) ① 技術・工学関係の資料は、本学の学科に関連のある主題のものを収集する。 ② 衣服、料理、育児等の家政学関係の資料は、日常生活に役立つ実用性の高い資料を 中心に収集する。 (7) 産業(分類:600~699) 20 ① 産業に関する資料は、各産業の歴史・実情・動向等について、幅広く収集する。 ② 商業関係の資料は、理論的なものを中心に収集する。 (8) 芸術・スポーツ・諸芸(分類:700~799) ① 美術関係の資料は、著名な芸術家の作品集、作品研究等を中心に、趣味、娯楽、教 養に資する作品集、研究書、技法書等を収集する。 ② 漫画については、漫画文化一般についての研究書等の収集に留め、原則として作品 そのものは収集しない。ただし、研究のために必要な場合には収集する。 ③ 音楽関係の資料は、音楽のジャンルを問わず積極的に収集する。楽譜の類について は、冊子形態のものを収集し、一枚物の楽譜などは原則として収集しない。 (9) 言語(分類:800~899) ① 日本語に関する資料は幅広く積極的に収集する。 ② 語学関係の資料は、本学で開講している語学に関する資料を中心に収集する。 (10) 文学(分類:900~999) ① 古典文学から最新の現代文学まで、各国の文学作品、研究書等を幅広く収集する。 ② 著名な作家、文学者については、個々の作品だけでなく個人全集、伝記、作家研究、 評論等も積極的に収集する。 ③ 改訂・増補等により一部でも内容に違いがある場合は、別の資料として扱う。古典 や外国文学で訳者が異なるものについても同様に考える。 7 「文庫本」については、その形態(大きさ)が特徴的であることと、一度出版された著 作を文庫本として出版されることが多いため、次のとおりとする。 (1) 原則として文庫本がオリジナルであるものを収集する。 (2) 翻訳書については、新訳は収集対象とする。 (3) 古典の注釈書などで採用テキストが他の注釈書や古典全集と違うものは、オリジナ ルと見なして収集の対象とする。 (4) 絶版などにより原本で収集することが困難なものは、文庫本による収集・提供も行 う。 (5) 学術書や基本テキストなど、入手困難になったものを流通しやすくする目的で文庫 本として刊行する文庫や、海外文学の翻訳・紹介をねらいとする文庫などは、幅広く収 集する。(講談社学術文庫など) 21 8 「新書判」については、近年の新書ブーム(書店の売り場を占有するため多数の新書 が出版されている)により、非常に多数の新刊が刊行されている。このため、新聞・雑 誌書評に取り上げられたものを中心に収集する。 9 児童書については、本学の幼児教育学科の研究・学習に資するものを中心に収集する。 (1)乳幼児から中学生くらいまでの年代を主な利用対象としている図書、絵本、紙芝居 等を児童書とする。 (2) 乳幼児や児童・生徒が読書に親しみ、読書習慣を形成するのに役立つ資料、豊かな ことばと想像力を育て、知識を広げることができる資料を幅広く収集する。 (3) 絵本については、子どもの知的または情緒的な経験を広げることができる内容で、 わかりやすく適切なことばで表現されているものを収集する。 ② ただし、抄訳やダイジェストではないものを収集する。 (4) 童話については、 子どもが興味を持って最後まで読めるようなストーリーのある ものを収集する。 ② ただし、抄訳やダイジェストではないものを収集する。 (5) 知識の本については、幼児教育学科で研究・学習の参考となる範囲で収集するもの とする。 (6) 紙芝居も収集する。 10 視聴覚資料に関する基準 (1) 原則として著作権法上図書館での個人貸出が可能な資料(著作権処理済み)を収集 する。 (2) 視聴覚資料は、図書資料による提供が困難で芸術性及び記録性が高い音楽・映像作 品や学生・教職員の学習を支援するために特に有用と思われる資料を収集する。 (3) 視聴覚資料は、同一資料を複数部収集しない。 (4) 収集に当たっては、既存の活字資料の収集傾向や視・聴覚障害者等への対応も十分 配慮して収集する。 (5) 利用者の要望を考慮すると共に、客観的評価・社会的評価を重視し、著名な演者・ 製作者の代表作品、有名賞受賞作品、定評ある新譜批評等で高い評価を得た作品などを 中心に収集する。 (6) 図書との複合資料などは図書としての基準に従う。 (7) 公序良俗に反するようなものは収集の対象としない。 附則 この基準は、平成 28 年 4 月 1 日から施行する。 22 富山短期大学付属図書館資料除籍・廃棄方針 第1 除籍・廃棄の意義 この方針は、富山短期大学が所蔵する資料について、除籍、廃棄する基準を定めるも のである。新刊書等を収集するいっぽう不要になった資料を除籍・廃棄することにより 蔵書構築が行なわれるのであり、したがって、除籍・廃棄の方針は蔵書構築の重要な方 針である。 第2 用語の定義 亡失したもの、および数量更正にともない所蔵記録(蔵書データ)から取り除くこと を「除籍」という。 破損・汚損、重複、あるいは内容が古くなり不用になった資料を、書架から除去し、 処分することを「廃棄」という。(「廃棄」する場合には「除籍」手続きを伴う) 第3 除籍の基準 除籍は次の基準による。 1 亡失除籍 (1)引き続き3年以上所在不明なもの (2)回収不能(長期延滞)の資料で貸出から3年以上経過したもの (3)利用者が紛失し現品による弁償ができないもの、また災害により亡失したもの 2 数量更正除籍 分冊または合冊のため所蔵記録を抹消するもの 3 破損・汚損除籍 破損・汚損がはなはだしく利用に堪えないもの 4 不要除籍(廃棄) (1)内容が今日的な利用の意義・資料価値を失ったもの (2)複本で複本措置が必要なくなったもの(教科書や必読参考資料として複数購入し た重複資料が利用頻度等から複本としての役目が終わったもの) (3)類似資料の増加、新版・改訂版などの受入後の旧版で保存の意義がないもの、あ るいは内容が古くなり不用になったもの(ただし史料的価値が認められるものは除 籍・廃棄しない) 第4 廃棄の基本方針 1 汚損・破損のひどいもの及び水濡れ本は廃棄する。 23 (1)汚損や破損の著しいものは、利用者を不快にさせ、読む気をなくさせ、また不衛 生であるため、廃棄する。 (2)「汚損」は、本のページまたは小口が手垢で汚れているもの、書き込みがあるも の、コーヒー・紅茶その他の茶類・醤油・油などのシミがあるものを指す。 (3)「破損」は、本のページが背から剥がれているもの、背割れを起こしているもの、 洋装本の綴じ糸が切れているもの、切り抜きがあるもの、動物や子どもがかじった りして表紙やページの一部が欠損しているものなどを指す。 (4)特に注意しなければならないのは「水濡れ本」で、雨・雪・涎などの水分により 本のページが波打って見苦しいものは廃棄する。 (5)ただし、保存が必要な個人全集や種々の全集、郷土資料などは、補修製本したう えで保存する。また汚損・破損・水濡れなどで廃棄する場合でも、更新すべきもの は入手が可能かどうか確認したうえ慎重に行う。 2 内容が改訂された旧版は廃棄する。 (1)改訂版は旧版の内容や記述に変更、訂正や追加の必要が生じたら改訂(改訂・増 訂・増補)されるものである。改訂した版(新版)が出版されれば旧版はその役目 を終えるので、改訂版を受入したら廃棄してもよい。 (2)「新版」と表示されていても、内容の改訂のない場合(新装版)は、装丁が新し くなることにより利用者のニーズを促すことがあり、しばしば蔵書に加えることが ある。その新装版の利用が少なくなれば、旧版は廃棄してもよい。また、版の表示 は出版社により、版次と刷次を明確に区別していない場合があるため、注意を要す る。 (3)この基準を適用する際に最も留意すべきことは、分野によって初版が重要である 場合も多いことで、その場合には初版も改訂版もいずれも保存する。 3 利用が少なくなった保存分以外の複本は廃棄する。 4 内容が陳腐化したものは廃棄する。 (1)情報技術や医学に関する本、法律の条文・判例解説など、新しい情報が必要な分 野においては、古い情報・古い資料は陳腐化し、また、誤りが含まれる場合がある。 分野や入門書など本の目的により、内容が陳腐化したものは廃棄する。 5 カラー図版などの変色・褪色が著しいものは廃棄する。 (1)図鑑やカラー図版・写真を主に構成されている本は、変色・褪色すれば、本来の 価値が消耗したものと考えてよい。その場合は廃棄し、それに代わる本を受入する 必要がある。ただし、新しい本が受入されるまでは保存する。 (2)カラー図版を主としないものは、この基準には該当しない。 (3)表紙・ブックジャケットの褪色は、この基準には該当しない。 (4)本文に使われている紙が日焼けして茶色に変色したものは、この基準に該当しな い。 24 6 将来も利用が見込めないものは廃棄する。 (1)「将来も利用が見込めない」という意味は、現在だけでなく 5 年後 10 年後におい ても、利用されることがないという意味である。しかし、判断にあたっては、恣意 的にならぬよう注意する。 7 刊行後一定期間を経過した実務書・入門書は廃棄してもよい。 (1)「一定期間」は、それぞれの分野や本の内容により異なる。それぞれの具体的な 期間は、種類別基準に示す。 8 学説史的価値のある資料・史料的価値のあるものは保存する。 9 各主題分野のハウツーもの(実用書)、解説書、入門書は新しく書き直されるので、 廃棄してもよい。 第5 主題別・資料種別ごとの基準 1 一般書 (1)総記 (分類000~099) ① コンピュータソフトの入門書・解説書は、刊行後 5 年経過したものは廃棄する。た だし、当該ソフトについて最も詳細な解説書を 1 部は保存する。 ② 図書館情報学の分野の資料は、史料的価値を認めて原則として保存することとする が、教科書として編集されたものは刊行後 5 年程度経過していれば廃棄してもよい。 ③ 刊行後 20 年程度経過した書評・読書案内は廃棄してもよい。 ④ 書誌学に関する資料は出版点数が極めて少ないので入門的なものでも保存する。 ⑤ 特別コレクション目録、和漢古典籍を主とする目録等は時代をこえて価値を有する ので保存する。 ⑥ その他の蔵書目録は、当該図書館の WebOPAC により検索することが可能なので、 既刊分はすべて廃棄する。 ⑦ 百科事典の旧版は廃棄する。新版が刊行されない百科事典も刊行後 30 年以上経過し たものは、内容が陳腐化するため廃棄する。 ⑧ 年鑑、白書は原則として永久保存とするが、収蔵スペースの限界に達した場合には、 隔年または 5 年ごとに保存し、遡及調査に堪えるよう配慮する。 (2)哲学・宗教 (分類100~199) ① 哲学・思想は新しい考え方が生まれブームになる反面、古典は永遠の価値を持つも のである。外国の文献の翻訳は古い訳より新しいものが読みやすく、最新の学説を反 映していることが多いことに注意する。 ② 哲学者・思想家の個人全集・哲学史・思想史、及び大部の全集(「日本思想体系」 のようなもの)は、保存する。 ③ 心理学分野の図書は、刊行後 10 年程度経過した入門書・概説書は廃棄する。 25 ④ 古典的な著作(ユング、フロイト等の著作)は、保存する。 ⑤ 倫理学・人生訓については、著名な人物の著作のみ保存する。 ⑥ 宗教関係の図書は、学問的観点で書かれたもの、各宗派の古典、経典およびその解 説書等は保存するが、それ以外の入門書は刊行後 10 年経過したものは廃棄する。 (3)歴史・地理・地誌・紀行 (分類200~299) ① 歴史学の分野は、新しい史料の発見や歴史観の進展などにより、古い歴史書が書き 換えられるが、古典的な歴史思想や批判される当の歴史書は、図書館において保存が 必要である。 ② 歴史学の講座・全集は、それに代わる新しい講座・全集を受入し、古い講座・全集 の利用が減少したら廃棄する。 ③ 歴史史料集(「大日本史料」、「大日本古記録」など)は保存する。 ④ 個人伝記のうち読みものは刊行後 10 年程度経過したら廃棄してもよいが、1被伝者 につき、観点・立場の違う2点以上を保存する。また、引用・紹介されることの多い 著作は保存する。 ⑤ 旅行ガイドブック類は、刊行後3年経過し、情報として陳腐化したものは廃棄する。 ⑥ 地図は、複本以外は保存する。 (4)社会科学 (分類300~399) ① 社会科学書は、時事性が高く社会的関心や社会事情の変化が激しいため、保存すべ き期間が短いものが多い。また、出版点数が多い分野のため、書架の収容状況をみな がら保存が必要かどうか見極めなければならない。 ② 社会・文化事情を主として記述した図書および社会・政治評論は刊行後 10 年程度経 過したら廃棄する。 ③ 政治的に対立する主張のものは、刊行後の経過年数等にかかわらず、廃棄によって 一方の主張だけが保存されることがないよう注意する。 ④ 法律学の分野の図書は刊行後 10 年経過した入門書・概説書は廃棄する。 ⑤ 法律改正にともない新法令の解説書を受入したら、旧法令に関するものは廃棄する。 ⑥ 経済・経営学の分野の図書は刊行後 10 年程度経過し、陳腐化したものは廃棄する。 ⑦ 経済事情など実情から乖離したものは 10 年経過していなくても廃棄してもよい。 ⑧ ただし、経済理論の古典は、保存する。 ⑨ 教育学・幼児教育の分野の図書は刊行後 20 年経過し、現状にそぐわないものは廃棄 する。 (5)自然科学 (分類400~499) ① 自然科学の原理は、基本的に変わらないため、概説・入門書は版を重ねるものも多 い。しかし、進歩と変化の激しい分野であり、古い学説の陳腐化も激しい。 26 ② 特に医学の分野は、刊行後一定年数を経過すると最新の医学知識では誤りと見なさ れる情報も含まれる場合があり、早い時期に更新が必要となる。 ③ 自然科学の分野の図書は、刊行後 10 年経過したものは廃棄してもよい。 ④ ただし、翻訳書や古典的価値を有するもの(引用・紹介されることの多い著作、そ の分野の基礎となった著作など)は保存する。 ⑤ 医学書は最新の情報を伝えるもの以外は廃棄する。 ⑥ 食物栄養学の分野の図書は、調理などの実用書は類似資料が著しく多くなったら刊 行年の古いものから廃棄する。 (6)技術・工学 (分類500~590) ① 工学・技術に関する本は、図書として刊行される時点ですでに古典的な技術となっ ていることが多いといわれるが、学生にとっては、この分野の本は基礎として学ぶべ き有用な文献である。このため、現用の技術等に関するものは学生の参考書としての 役目を終えたら廃棄し、更新してゆくことが必要である。 ② 土木・建築の分野の図書は、本学では所蔵が少ないが、古典的な理論書やいわゆる 名著とされるもの以外は、刊行後 10 年を経過したものは廃棄する。 ③ 環境保護技術に関するものは刊行後 5 年程度経過したら廃棄してもよい。 ④ 機械工学、電気工学、化学工学・製造業の分野の図書は、刊行後 10 年程度経過した 入門書・概説書は廃棄する。 ⑤ 家政学・生活科学の分野の図書は刊行後 10 年経過を目安とするが、流行に左右され る部門については 5 年を目安とし、陳腐化した資料は廃棄する。 (7)産業 (分類 600~699) ① 内容が時代にそぐわず、利用価値がないと思われるものは廃棄する。 ② 商業・マーケティングの分野の図書は理論書は保存し、その他の入門書等は刊行後 10 年を経過したものは廃棄してもよい。 (8)芸術・スポーツ・諸芸 (分類 700~799) ① 美術書は全集であっても褪色が生じたら廃棄してもよい。 ② 美術の技法は刊行後 10 年経っても陳腐化するというわけではないことに注意する。 ③ 音楽・演劇関係で娯楽的要素の強いものは、刊行後 10 年程度経過したら廃棄しても よい。 ④ その他の音楽・演劇関係書は保存する。 (9)語学 (分類 800~899) ① 日本語に関する研究書は保存に努める。 27 ② 語学辞書は辞書の歴史が俯瞰できるよう保存する。 ③ 言語生活・論文作法は定評のあるもののみ保存または更新し、その他は不要となっ たら廃棄する。 ④ 各国の言語に関するもので出版点数の極めて少ない外国語(北欧語・東欧語・アジ ア諸国語・アフリカ語・中近東の言語など)の入門書や、外国語についての研究書は 保存する。 (9)文学 (分類 900~999) ① 文学・文芸書は、全出版点数の約 1/4 をしめ、図書館で受入する比率もかなり大きい。 しかもその多くがオリジナリティの高いものであり、他の分野とは性質が異なる。し かし、廃棄を行わないと、蔵書に占める比率がふくらんでゆくため、将来の利用を考 慮し、精査して保存することが必要である。 ② 文学に関する参考図書は原則として保存する。 ③ 世界文学全集に収録される作品は刊行時期や個々の全集ごとに異なり、また翻訳者 が異なる場合も多い。このため除籍・廃棄は慎重に行う。 ④ 児童文学に関する文献は、幼児教育学科の利用に配慮し原則としてすべて保存する。 ただし、入門的・概説的なものであれば刊行後 20 年を目安に保存すべきかどうか検討 する。 ⑤ 現代詩・短歌・俳句・戯曲は受入点数が少ないので保存する。 ⑥ 小説・随筆・ノンフィクションは主として学生の教養・娯楽に資するものである。 本学には文学を研究する学科がないので、刊行後 10 年程度経過したら廃棄し、新陳代 謝を図る。ただし、文学賞受賞作品は保存する。 (10) 児童書 ① 評価の定まった児童書は、刷を重ねて刊行されるため、一般書に比べ入手しやすい 特徴があり、更新可能なものは廃棄してもよい。 ② 知識の本は刊行後 5 年を目安として、陳腐化した資料は廃棄する。 ③ 紙芝居は汚損・破損が生じたとき廃棄する。 2 逐次刊行物(新聞・雑誌) ① 北日本新聞、富山新聞は 10 年保存とする。 ② 全国紙は 3 年保存とする。 ③ 新聞の廃棄は1ヶ月単位とする。 ④ 雑誌は原則、発行後 2 年経過したら廃棄する。 ⑤ その他、各学科が購入している雑誌は各学科が必要と認めるものは保存する。 28 3 視聴覚資料 ① 修理しても再生できないものは廃棄する。 ② 再生装置が図書館になくなった媒体の資料は廃棄する。 附則 この方針は、平成 28 年 4 月 1 日から施行する。 29