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東大和市自転車等の駐車対策
に 関 す る 総 合 計 画
概 要 版
平 成 26 年 3 月
東
大
和
市
<用語について>
本計画では、以下の用法を統一して用いることとする。
自転車 ··············· 道路交通法第 2 条第 1 項第 11 号の 2 に規定する自転車。
原動機付自転車 ······· 道路交通法第 2 条第 1 項第 10 号に規定する原動機付自転車。総排
気量 50cc 以下。原付またはミニバイクと呼ぶ場合もある。
自転車等 ············· 自転車、原動機付自転車及び自動二輪車の総称。
自動二輪車 ··········· 道路交通法施行規則第 2 条に規定する大型自動二輪車及び普通自
動二輪車。自動二輪と呼ぶ場合もある。
バイク ··············· 原動機付自転車及び自動二輪車の総称
駐車 ················· 車両等が継続的に停止すること(貨物の積卸しのための 5 分以内
の停止、人の乗降のための停止を除く)、または車両等が停止し、
運転者がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態
にあること。
駐輪 ················· 自転車等を駐車すること。本計画では原則として駐車と表現する。
ただし、慣例として駐輪と表現されることも多いため、意識調査そ
の他の場合において「駐輪」の表現も用いる。
放置 ················· 自転車等駐車場以外の場所で、自転車等の利用者が当該自転車等を
離れて直ちに移動させることができない状態。
自転車等駐車場 ······· 一定の区画を限って設置される自転車等の駐車のための施設。一般
的には単に駐輪場と呼ぶ場合もある。ただし、本計画では、原則と
して自転車等駐車場と呼ぶ。
代表交通手段 ········· 複数の交通手段を用いて1つの目的トリップ(移動)を行う場合の、
代表的な交通手段。優先順位は、鉄道、バス、自動車、自動二輪車、
自転車、徒歩の順とされている。
端末交通手段 ········· 複数の交通手段を用いて1つの目的トリップ(移動)を行う場合に、
代表交通手段となる手段トリップに付随している二次的トリップ
の交通手段。二次交通、アクセス交通と呼ぶ場合もある。
正利用 ··············· 複数の交通手段を用いて1つの目的トリップ(移動)を行う場合に、
代表交通手段の端末交通に相当する交通の中で、特に代表交通手段
に接近する交通のことをいう。鉄道を利用する通勤交通では、駅ま
での徒歩やバス等の交通がこれに当たる。アクセス(アクセス交通)
と呼ぶ場合もある。
逆利用 ··············· 複数の交通手段を用いて1つの目的トリップ(移動)を行う場合に、
代表交通手段の端末交通に相当する交通の中で、特に代表交通手段
から遠ざかる交通のことをいう。鉄道を利用する通勤交通では、駅
で下車後の徒歩やバス等の交通がこれに当たる。イグレス(イグレ
ス交通)と呼ぶ場合もある。
目
I.
次
計画の目的 ............................................................................................................................. 1
I-1.
I-2.
計画の目的 ........................................................................................................................ 1
総合計画の位置づけ、対象区域及び期間 ......................................................................... 2
II. 自転車等駐車に関する現況と課題 .......................................................................................... 3
II-1.
II-2.
II-3.
II-4.
II-5.
市勢と自転車等利用の概況 ............................................................................................... 3
これまでの自転車等駐車対策 ........................................................................................... 4
駅別の自転車等駐車実態詳細 ........................................................................................... 5
自転車等駐車に関する利用者と市民の意識 .................................................................... 12
自転車等駐車対策における課題 ...................................................................................... 16
III. 駐車対策の基本方針 ............................................................................................................. 18
III-1. 基本方針 ......................................................................................................................... 18
III-2. 施策の方向性 .................................................................................................................. 19
IV. 駐車対策計画........................................................................................................................ 25
IV-1. 自転車等駐車需要予測 .................................................................................................... 25
IV-2. 整備目標台数(将来需要台数と過不足台数) ................................................................ 27
IV-3. 駐車対策計画 .................................................................................................................. 28
V. 計画推進体制........................................................................................................................ 40
V-1.
V-2.
関係機関の役割分担........................................................................................................ 40
今後の取組みと検討課題 ................................................................................................ 42
I. 計画の目的
I-1.
計画の目的
自転車は、近距離交通手段として、また手軽で便利な地球環境にやさしい乗り物として利便性、
経済性に優れていて、主に通勤・通学や買物目的などに幅広く利用されている。
東大和市の地形は、比較的平坦で高低差が少ないことから、日常生活に不可欠な乗り物として利
用されている。
その結果、駅周辺には多くの自転車等が集中し、駐車空間の不足や利用マナーの欠如などから無
秩序な放置が生じ、歩行者環境と公共空間の安全性や機能の低下、都市景観の悪化などさまざまな
問題を引き起こしてきている。
市では、これまで自転車等駐車場の整備や放置禁止区域の指定などによる自転車等駐車対策を行
ってきているが、放置自転車問題などの根本的な解決には至っていない。
このようなことから、今後の自転車等駐車場の管理方法、放置防止及び自転車等駐車場のあり方
を検討し、「東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画」を策定することとした。
平成24年度に、市内5駅周辺を対象とした「自転車等利用実態調査」、「自転車等利用及び駐
車対策に関する市民意識調査」及び「自転車等駐車場利用者アンケート調査」を実施し、自転車等
利用及び駐車対策に関する市民の意識と自転車等駐車場利用者の意識を把握した。
平成25年4月、これらの調査結果を基礎資料として、東大和市自転車等駐車対策協議会に対し
て「東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画について」の諮問を行い、平成25年11月に
答申を受けたところである。
この答申においては、①自転車利用の抑制、②市、事業者及び施設管理者等の役割分担、③受益
者負担の適正化、④自転車等駐車場の環境改善、⑤市の負担軽減といった課題に対応した施策を推
進していく必要があるとしている。
本「東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画」は、この答申に示された課題への適切な対
応を図り、安全で快適な自転車等駐車環境づくりを進めていくために策定したものである。
1
I-2.
【1】
総合計画の位置づけ、対象区域及び期間
計画の位置づけ
市の最上位計画である総合計画、都市計画分野の基本計画である都市マスタープランの上位計画
に準拠した計画である。また自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関す
る法律や東大和市自転車等放置防止等に関する条例に基づく、自転車等駐車に関する総合計画とし
て位置づける。
【2】
対象区域
本計画は、東大和市民が利用する主な 5 駅(東大和市駅、玉川上水駅、武蔵大和駅、桜街道駅、
上北台駅)周辺(駅を中心に約 500m の範囲)を対象とする。
等駐車対策に関する
【3】
計画の期間
平成 26 年度から平成 35 年度までの 10 年間とする。
【4】
計画策定フロー
自転車等利用実態調査(平成 24 年 10 月~11 月)
駅周辺駐車実態調査
自転車等駐車場利用者の意識調査
これまでの自転車等対策・実態調査結果の分析
市民意識調査
→
現状の課題抽出
東大和市自転車等駐車対策協議会(平成 25 年度 5 回開催、委員 15 名で構成)
東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画(案)の作成
計画の基本方針
計画の推進体制
駅別の施策
東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画
2
II. 自転車等駐車に関する現況と課題
II-1.
市勢と自転車等利用の概況
地勢・人口・世帯
市の地勢は、北部から中央部にかけては緩やかに傾斜しており、中央部から南部にか
地勢
けてはおおむね平坦となっている。海抜は最高 159.0 メートル、最低 82.5 メートル
となっている。
過去 10 年間で市の人口総数は 5.5%、世帯数も 16.4%増加している。
人口・世帯
また、市の将来人口推計によると、現在(H25)から平成 35 年に 3.1%増加すると
数
推計されている。地区別の将来人口推計では、市内南西部が高い増加率である。一
方、市内南東部に減少する地区もある。
交通
東大和市内の鉄道は、西武鉄道拝島線・多摩湖線、多摩都市モノレール線の 2 社 3 路
線が走っており、5 駅を有する。
交通概要
路線バスは、東京都交通局、西武バス、立川バスの他に、多摩都市モノレール上北台
駅を起点とし市内の公共交通空白地域と公共施設を結ぶ「ちょこバス」が平成 15 年
2 月から運行開始されている。
市内在住者の通勤・通学時の利用交通手段(代表交通)の割合は、鉄道が最も多く約
通勤・通学
40%を占めており、次いで乗用車(約 22%)、自転車(約 19%)となっている。
者の代表交
目的地別で見ると、市内で従業・通学している人は自転車が 48%と最も多く、次い
通手段
で徒歩の約 20%となっている。他の市区町村で従業・通学している人は鉄道が約半
数を占めており、次いで乗用車が約 23%となっている。(H22 国勢調査)
過去 10 年(平成 14 年から平成 23 年)で乗車人員が増加している駅は 4 駅で、増加
鉄道乗車人
員の推移
率の多い順から「上北台駅」(約 30%)、「玉川上水駅」(西武鉄道約 21%、多摩
都市モノレール約 24%)、「桜街道駅」(約 10%)、「東大和市駅」(約 9%)。
一方で乗車人員が減少している駅は「武蔵大和駅」で、減少率は約 5%となってい
る。
西武線利用者のうち、小平方面(上り)へ行く人の割合は、武蔵大和駅 89%、東大
駅乗車客の
和市駅 99%、玉川上水駅 78%となっている。多摩都市モノレール利用者のうち、立
目的地
川方面(上り)へ行く人の割合は、玉川上水駅 17%、桜街道駅・上北台駅 100%と
なっている。(第 11 回大都市交通センサス)
駅端末交通
駅までの端末交通手段は、徒歩 59.4%、自転車 31.6%、バス 5.5%、乗用車等 2.9%
手段
の順である。(第 5 回東京都市圏パーソントリップ調査)
3
II-2.
これまでの自転車等駐車対策
自転車等利用の概況
自転車等乗
東京都の調査によると、過去 10 年間で乗入台数が増加している駅は、「上北台駅」
入台数と放
(+21.4%)のみであり、他の 4 駅は減少している。最も減少率の高い駅は、「東大
置状況
和市駅」(-13.3%)である。5 駅全体では、やや減少傾向(-2.5%)にある。
自転車等対策
駅周辺における自転車等駐車場の収容台数 9,485 台のうち、約 44%(4,213 台)は東
自転車等駐
大和市が管理しており、いずれも無料である。他に、立川市(無料制)、小平市・民
車場の整
間(有料制)による管理がされている。
備・管理
東大和市が管理している自転車等駐車場 19 か所(4,213 台)のうち、土地所有者が
東大和市である施設は 4 か所(760 台)である。
市では、放置自転車等を無くし、駅前広場等の良好な環境の確保等、安全で快適な市
放置自転車
等対策
民生活の実現を図るため「東大和市自転車等放置防止等に関する条例」に基づき、
「自転車等放置禁止区域」の指定を行っており、駅から 100~500m 以内の近隣区域
に設定している。この放置禁止区域内に放置された自転車等を撤去し、返還の際には
自転車等撤去手数料を徴収している。
自転車等駐
市の自転車等駐車対策に係る経費は 22,889 千円、収入は 522 千円であり、これらを
車対策費
比較した収支は、22,367 千円の財政負担となっている。
(平成 23
年度決算)
4
II-3.
駅別の自転車等駐車実態詳細
【1】
調査概要
いつ(時間帯)、どこに(自転車等駐車場、路上放置)、何台自転車等が駐車しているか、現
況の実態を把握するために行った。
<調査概要>
調査日時
平成 24 年 10 月 14 日(日)9:00、12:00、15:00、18:00、深夜(終電後)天候:晴れ
平成 24 年 10 月 15 日(月)9:00、12:00、15:00、18:00、深夜(終電後)天候:晴れ
調査対象
西武拝島線:東大和市駅、玉川上水駅
西武多摩湖線:武蔵大和駅
多摩都市モノレール:(玉川上水駅)・桜街道駅・上北台駅
※( )の駅は他路線と重複。
→ 自転車等駐車場及び駅周辺路上
調査方法
場所別(施設別)に自転車、原付、自動二輪が何台駐車しているかを計測。
場所分類:市営自転車等駐車場、民営自転車等駐車場、施設利用者用自転車等駐車場
車種分類:自転車、電動アシスト自転車、原動機付自転車(50cc 以下)、自動二輪(50cc
超)
<用語の説明>
自転車等が駐車できる設計上の台数。市営及び民営で収容台数が決まっているも
収容(可能)台数
のについては、黒字で示しているが、実態調査の対象とした施設等で収容可能台
数が把握できないものについては、調査時間帯で最も多く駐車されていた台数を
採用し、斜体で示している
駐車台数(集中台数)
各時間帯別、平日休日別の自転車等駐車場、放置駐車台数を集計
ピーク時
集中台数が最も多い時間帯。駅ごとに異なる。
自転車等駐車場利用率
自転車等駐車場の収容台数に対し、駐車している台数の割合
※収容台数の詳細データが明らかな自転車等駐車場のみ算出
放置比率
集中台数のうち、放置自転車等(調査対象全体)が占める割合
違法駐車比率
集中台数のうち、放置自転車等(放置禁止区域内)が占める割合
5
【2】
①
調査結果
東大和市駅
自転車等駐車実態・自転車等駐車場配置図
収容台数(自転車等駐車場別収容台数)
記号
料⾦
⾃転⾞等駐⾞場名
体系
平⽇
収容可能台数
通勤等
買い物等
9:00
休⽇
12:00 15:00 18:00
深夜
9:00
最⼤利⽤率
12:00 15:00 18:00
深夜
平⽇
休⽇
1
第1⾃転⾞等駐⾞場
無料
302
289
293
305
249
75
172
225
239
227
91
101%
2
第2⾃転⾞等駐⾞場
無料
251
364
332
332
303
70
166
216
226
169
67
145%
90%
3
第4⾃転⾞等駐⾞場
無料
400
564
580
570
499
168
316
327
348
311
154
145%
82%
4
東⼤和市駅⾃転⾞駐⾞場(⼩平市)
有料
330
196
212
207
159
39
73
86
82
62
32
64%
26%
5
⻄武鉄道管理駐⾞場
有料
1,317
593
673
666
633
269
335
371
412
399
276
51%
31%
6
リパーク株式会社管理駐⾞場
有料
622
553
573
573
423
76
292
387
377
309
77
92%
62%
a
BIGBOX
85
313
321
337
86
263
464
506
372
115
b
KITANODAICHI
11 1*)
1
6
11
11
3
4
7
3
2
1
c
ホームランドヤサカ
46 1*)
9
22
27
19
0
4
46
28
13
0
786 1,625 2,129 2,221 1,864
813
506 1*)
合計
3,222
563 2,654 3,004 3,012 2,633
79%
集中台数(時間帯別自転車等駐車場実駐車台数・放置台数)
平⽇
駐⾞場所
⾃転⾞等
駐⾞場
9:00
15:00
休⽇
18:00
深夜
9:00
12:00
15:00
18:00
深夜
東⼤和市営
1,217
1,205
1,207
1,051
313
654
768
813
707
312
その他市営
196
212
207
159
39
73
86
82
62
32
1,146
1,246
1,239
1,056
345
627
758
789
708
353
95
341
359
367
89
271
517
537
387
116
2,654
3,004
3,012
2,633
786
1,625
2,129
2,221
1,864
813
26
65
74
82
22
21
60
27
67
5
⺠営
施設等
⼩計
禁⽌区域内
放置
12:00
禁⽌区域外
⼩計
175
195
193
163
87
149
154
141
127
94
201
260
267
245
109
170
214
168
194
99
2,878
2,058
912
合計
2,855
3,264
3,279
895
1,795
2,343
2,389
放置⽐率
7.0%
8.0%
8.1%
8.5% 12.2%
9.5%
9.1%
7.0%
9.4% 10.9%
違法駐⾞⽐率
0.9%
2.0%
2.3%
2.8%
1.2%
2.6%
1.1%
3.3%
6
2.5%
0.5%
②
玉川上水駅
自転車等駐車実態・自転車等駐車場配置図
収容台数(自転車等駐車場別収容台数)
記号
⾃転⾞等駐⾞場名
料⾦
体系
平⽇
収容可能台数
通勤等
買い物等
9:00
休⽇
12:00 15:00 18:00
深夜
9:00
最⼤利⽤率
12:00 15:00 18:00
深夜
平⽇
休⽇
1
臨時第1⾃転⾞等駐⾞場
無料
310
665
733
716
541
94
271
356
354
304
104
236%
115%
2
臨時第2⾃転⾞等駐⾞場
無料
330
614
680
676
505
145
334
452
447
370
160
206%
137%
3
臨時第3⾃転⾞等駐⾞場
無料
150
101
139
143
123
37
49
55
54
47
31
95%
37%
4
臨時第4⾃転⾞等駐⾞場
無料
300
837
890
840
718
145
483
587
553
455
132
297%
196%
5
第⼀⾃転⾞駐⾞場(⽴川市)
無料
500
219
245
244
207
46
109
133
135
105
50
49%
27%
6
第⼆⾃転⾞駐⾞場(⽴川市)
無料
510
189
208
205
176
39
82
111
121
92
48
41%
24%
7
第四⾃転⾞駐⾞場(⽴川市)
無料
490
458
478
482
458
135
269
339
335
279
134
98%
69%
8
臨時⾃転⾞駐⾞場(⽴川市)
無料
400
453
517
510
433
101
231
291
286
240
111
129%
73%
9
第五⾃転⾞駐⾞場(⽴川市)
無料
303
1
1
1
1
1
1
1
1
4
1
0%
1%
有料
800
509
607
572
407
62
262
372
369
268
60
76%
46%
10 ⻄武スマイルパーク⽟川上⽔駅北⼝
a
公園利⽤者専⽤駐輪場
37 1*)
2
37
34
28
0
0
0
1
0
0
b
ガスト
3 1*)
0
2
2
0
0
2
3
3
1
0
c
バーミヤン
4 1*)
0
4
2
0
0
0
0
0
0
0
d
いなげや
19 1*)
4
17
19
16
3
3
10
15
12
0
e
ビッグA
12 1*)
5
12
8
11
1
7
8
10
10
0
f
公園内
18 1*)
0
0
0
0
0
18
2
0
0
0
809 2,121 2,720 2,684 2,187
831
4,093
合計
93 4,057 4,570 4,454 3,624
集中台数(時間帯別自転車等駐車場実駐車台数・放置台数)
平⽇
駐⾞場所
⾃転⾞等
駐⾞場
9:00
15:00
休⽇
18:00
深夜
9:00
12:00
15:00
18:00
深夜
東⼤和市営
2,217
2,442
2,375
1,887
421
1,137
1,450
1,408
1,176
427
その他市営
1,320
1,449
1,442
1,275
322
692
875
878
720
344
509
607
572
407
62
262
372
369
268
60
⺠営
施設等
11
72
65
55
4
30
23
29
23
0
4,057
4,570
4,454
3,624
809
2,121
2,720
2,684
2,187
831
禁⽌区域内
65
187
257
292
52
85
201
248
242
30
禁⽌区域外
48
80
83
68
0
8
11
14
15
0
113
267
340
360
52
93
212
262
257
30
2,946
⼩計
放置
12:00
⼩計
合計
4,170
4,837
4,794
3,984
861
2,214
2,932
2,444
861
放置⽐率
2.7%
5.5%
7.1%
9.0%
6.0%
4.2%
7.2%
8.9% 10.5%
3.5%
違法駐⾞⽐率
1.6%
3.9%
5.4%
7.3%
6.0%
3.8%
6.9%
8.4%
3.5%
7
9.9%
【玉川上水駅 (北側のみ集計)】
自転車等駐車実態・自転車等駐車場配置図
収容台数(自転車等駐車場別収容台数)
記号
⾃転⾞等駐⾞場名
料⾦
体系
平⽇
収容可能台数
通勤等
買い物等
9:00
休⽇
12:00 15:00 18:00
深夜
9:00
最⼤利⽤率
12:00 15:00 18:00
深夜
平⽇
休⽇
1
臨時第1⾃転⾞等駐⾞場
無料
310
665
733
716
541
94
271
356
354
304
104
236%
115%
2
臨時第2⾃転⾞等駐⾞場
無料
330
614
680
676
505
145
334
452
447
370
160
206%
137%
3
臨時第3⾃転⾞等駐⾞場
無料
150
101
139
143
123
37
49
55
54
47
31
95%
37%
4
臨時第4⾃転⾞等駐⾞場
無料
300
837
890
840
718
145
483
587
553
455
132
297%
196%
有料
800
76%
46%
10 ⻄武スマイルパーク⽟川上⽔駅北⼝
509
607
572
407
62
262
372
369
268
60
37 1*)
2
37
34
28
0
0
0
1
0
0
ガスト
3 1*)
0
2
2
0
0
2
3
3
1
0
バーミヤン
4 1*)
0
4
2
0
0
0
0
0
0
0
19 1*)
4
17
19
16
3
3
10
15
12
0
0
a
公園利⽤者専⽤駐輪場
b
c
d
いなげや
e
ビッグA
12 1*)
5
12
8
11
1
7
8
10
10
f
公園内
18 1*)
0
0
0
0
0
18
2
0
0
0
487 1,429 1,845 1,806 1,467
487
合計
1,890
93 2,737 3,121 3,012 2,349
*1)施設利用者専用駐車場のうち実態調査の対象となっているものは、収容台数の対象にも含んでいる。
集中台数(時間帯別自転車等駐車場実駐車台数・放置台数)
平⽇
駐⾞場所
⾃転⾞等
駐⾞場
9:00
休⽇
15:00
18:00
深夜
9:00
12:00
15:00
18:00
深夜
東⼤和市営
2,217
2,442
2,375
1,887
421
1,137
1,450
1,408
1,176
427
その他市営
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
509
607
572
407
62
262
372
369
268
60
⺠営
施設等
11
72
65
55
4
30
23
29
23
0
2,737
3,121
3,012
2,349
487
1,429
1,845
1,806
1,467
487
禁⽌区域内
55
174
245
257
51
78
179
227
215
27
禁⽌区域外
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
55
174
245
257
51
78
179
227
215
27
2,024
2,033
⼩計
放置
12:00
⼩計
合計
2,792
3,295
3,257
2,606
538
1,507
1,682
514
放置⽐率
2.0%
5.3%
7.5%
9.9%
9.5%
5.2%
8.8% 11.2% 12.8%
5.3%
違法駐⾞⽐率
2.0%
5.3%
7.5%
9.9%
9.5%
5.2%
8.8% 11.2% 12.8%
5.3%
8
③
武蔵大和駅
自転車等駐車実態・自転車等駐車場配置図
収容台数(自転車等駐車場別収容台数)
記号
料⾦
⾃転⾞等駐⾞場名
体系
平⽇
収容可能台数
通勤等
買い物等
9:00
休⽇
12:00 15:00 18:00
深夜
9:00
最⼤利⽤率
12:00 15:00 18:00
深夜
平⽇
休⽇
1
第1⾃転⾞等駐⾞場
無料
520
579
670
570
581
102
241
352
322
262
109
129%
2
第2⾃転⾞等駐⾞場
無料
330
206
245
244
219
31
84
132
111
86
31
74%
40%
3
第3⾃転⾞等駐⾞場
無料
330
396
445
426
377
61
178
254
236
204
79
135%
77%
0 1,181 1,360 1,240 1,177
194
503
738
669
552
219
合計
1,180
68%
集中台数(時間帯別自転車等駐車場実駐車台数・放置台数)
平⽇
駐⾞場所
9:00
東⼤和市営
⾃転⾞等
駐⾞場
1,181
15:00
18:00
深夜
9:00
12:00
15:00
18:00
深夜
1,360
1,240
1,177
194
503
738
669
552
219
その他市営
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
⺠営
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
施設等
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
⼩計
放置
12:00
休⽇
1,181
1,360
1,240
1,177
194
503
738
669
552
219
禁⽌区域内
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
禁⽌区域外
99
147
144
121
28
52
84
77
65
30
99
147
144
121
28
52
84
77
65
30
1,507
1,384
1,298
222
555
822
746
617
249
⼩計
合計
1,280
放置⽐率
7.7%
9.8% 10.4%
9.3% 12.6%
9.4% 10.2% 10.3% 10.5% 12.0%
違法駐⾞⽐率
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
9
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
④
桜街道駅
自転車等駐車実態・自転車等駐車場配置図
収容台数(自転車等駐車場別収容台数)
記号
料⾦
⾃転⾞等駐⾞場名
体系
平⽇
収容可能台数
通勤等
買い物等
9:00
休⽇
12:00 15:00 18:00
75
38
77
75
84
74
深夜
50
平⽇
休⽇
213%
210%
無料
40
2
桜街道駅臨時第2⾃転⾞等駐⾞場
無料
30
58
60
64
52
16
48
45
43
42
20
213%
160%
3
桜街道駅臨時第3⾃転⾞等駐⾞場
無料
50
113
115
113
100
20
60
59
64
56
26
230%
128%
4
桜街道駅臨時第4⾃転⾞等駐⾞場
無料
180
175
191
183
159
34
95
100
103
80
34
106%
57%
425
448
445
386
108
280
279
294
252
130
0
85
最⼤利⽤率
12:00 15:00 18:00
桜街道駅臨時第1⾃転⾞等駐⾞場
300
82
9:00
1
合計
79
深夜
集中台数(時間帯別自転車等駐車場実駐車台数・放置台数)
平⽇
駐⾞場所
⾃転⾞等
駐⾞場
9:00
12:00
休⽇
15:00
18:00
深夜
9:00
12:00
15:00
18:00
深夜
東⼤和市営
425
448
445
386
108
280
279
294
252
130
その他市営
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
⺠営
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
施設等
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
425
448
445
386
108
280
279
294
252
130
禁⽌区域内
⼩計
86
121
128
116
26
37
75
82
63
3
禁⽌区域外
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
86
121
128
116
26
37
75
82
63
6
511
569
573
502
134
317
354
376
315
136
放置⽐率
16.8% 21.3% 22.3% 23.1% 19.4% 11.7% 21.2% 21.8% 20.0%
4.4%
違法駐⾞⽐率
16.8% 21.3% 22.3% 23.1% 19.4% 11.7% 21.2% 21.8% 20.0%
2.2%
放置
⼩計
合計
10
⑤
上北台駅
自転車等駐車実態・自転車等駐車場配置図
収容台数(自転車等駐車場別収容台数)
記号
料⾦
⾃転⾞等駐⾞場名
平⽇
収容可能台数
体系
通勤等
買い物等
9:00
休⽇
12:00 15:00 18:00
深夜
9:00
最⼤利⽤率
12:00 15:00 18:00
深夜
平⽇
休⽇
1
上北台駅⾃転⾞駐⾞場
無料
100
149
158
151
133
41
76
94
95
78
38
158%
95%
2
上北台駅臨時第1⾃転⾞等駐⾞場
無料
50
123
129
127
107
36
72
80
87
77
40
258%
174%
3
上北台駅臨時第2⾃転⾞等駐⾞場
無料
60
138
142
140
146
51
128
134
128
113
50
243%
223%
4
上北台駅臨時第3⾃転⾞等駐⾞場
無料
300
562
584
559
480
102
255
339
342
305
116
195%
114%
5
上北台駅臨時第4⾃転⾞等駐⾞場
無料
180
236
270
258
202
39
89
108
99
91
49
150%
60%
a
パチンコニラク1
19 1*)
8
16
19
5
0
0
13
15
12
0
b
パチンコニラク2
105 1*)
29
104
105
78
5
12
58
68
52
7
c
パチンコニラク3
82 1*)
36
80
82
64
0
13
34
32
17
0
d
パチンコニラク4
17 1*)
2
8
11
17
0
2
10
8
4
1
e
パチンコニラク5
16 1*)
4
15
16
14
1
7
14
11
7
0
0
f
パチンコニラク6
24 1*)
12
22
24
17
2
3
13
12
13
g
ロンドスクール
41 1*)
5
17
14
5
2
7
32
41
7
2
h
マクドナルド
45 1*)
30
42
29
32
16
26
45
39
32
19
i
コープとうきょう1
74 1*)
3
69
62
74
0
0
66
60
32
0
j
コープとうきょう2
23 1*)
7
23
20
13
0
17
23
20
16
1
k
コープとうきょう3
29 1*)
29
26
11
8
0
23
21
24
11
0
l
パチンコニラク7
25 1*)
19
21
25
22
18
20
21
19
19
18
3 1*)
2
2
1
1
0
3
2
1
1
0
503 1,394 1,728 1,654 1,418
313
753 1,107 1,101
887
341
m
公園
合計
690
集中台数(時間帯別自転車等駐車場実駐車台数・放置台数)
平⽇
駐⾞場所
⾃転⾞等
駐⾞場
9:00
15:00
18:00
深夜
9:00
12:00
15:00
18:00
深夜
東⼤和市営
1,208
1,283
1,235
1,068
269
620
755
751
664
293
その他市営
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
⺠営
施設等
⼩計
禁⽌区域内
放置
12:00
休⽇
禁⽌区域外
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
186
445
419
350
44
133
352
350
223
48
1,394
1,728
1,654
1,418
313
753
1,107
1,101
887
341
262
336
312
273
34
74
135
125
111
34
0
0
0
0
0
1
3
0
0
0
262
336
312
273
34
75
138
125
111
34
1,656
2,064
1,966
1,691
347
828
1,245
1,226
998
375
放置⽐率
15.8% 16.3% 15.9% 16.1%
9.8%
9.1% 11.1% 10.2% 11.1%
9.1%
違法駐⾞⽐率
15.8% 16.3% 15.9% 16.1%
9.8%
8.9% 10.8% 10.2% 11.1%
9.1%
⼩計
合計
11
II-4.
【1】
自転車等駐車に関する利用者と市民の意識
自転車等駐車場利用者の意識
自転車等駐車場利用者の利用特性及び利用に関する意識の把握を目的として、東大和市営自転車
等駐車場(19 施設)の利用者を対象にアンケート調査1を実施した。

駐車場の利用目的
「通勤」が約 76%と最も多く、次いで「通学」が約 15%、
「その他」が約 5%となっている。
通勤と通学の利用で、約 91%となっている。

駐車後の目的地
自転車等駐車場に駐車した後に、鉄道を利用している人が多い。鉄道を利用しない人、路線バス
を利用する人は少ない。
 発生地から駅までの距離
発生地(自宅など)から駅までの距離
は、1,000m以内で 53%、1,500m以内で
は 83%となっている。
100%
 雨の日の代替交通手段
雨の日の代替交通手段では、「徒歩」が最
も多く、次いで、「自転車」が、「バス」、
「自動車(送迎)」の順に多い。
100.0%
95.2%
90.4% 93.3%94.0%94.1%94.4%94.9%
83.0%
90%
80%
徒歩
自転車
70%
バス
60%
自動車(送迎)
50%
53.2%
625(33.6%)
326(17.5%)
312(16.8%)
鉄道(普段と違う最寄駅)
40%
30%
20%
10%
718(38.6%)
13.1%
0%
71(3.8%)
その他
36(1.9%)
自動車(自ら運転)
27(1.5%)
タクシー
19(1.0%)
原付
13(0.7%)
自動二輪
3(0.2%)
0
200
400
600
800
.
自転車等駐車場内での盗難経験(撤去された場合は除く)
「ない」が約 71%、「ある」が約 27%となっている。
盗難された際に、鍵をかけていたかの有無は、
「かけていた」が約 75%、
「かけていなかった」が
約 20%となっている。

1調査結果の詳細は「東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画策定に伴う調査報告書(平成
を参照
12
25 年 3 月
東大和市)」

自転車等駐車場が有料とな
った場合の動向
自転車等駐車場が有料となっ
た場合では、
「条件(料金や設備な
ど)によっては、利用したい」が
52%と最も多く、次いで、
「利用し
たくない」が 31%、
「条件に関わ
らず、利用したい」が 12%となっ
ている。
「条件によっては、利用した
い」のうち優先する条件として、
「利用料金」が 39%、
「設備」が
7%となっている。
「利用したくない」のうち、利
用しない場合どうするかについ
ては、「やむを得ず放置をする」
が 8%、次いで、
「その他」が 7%
となっている。
自転車等駐車場が有料となった場合、求める設備やサービス(上位 3 つ)
「屋根をつけてほしい」が最も多く、次いで「駐車スペースを広くしてほしい」、
「通路幅を広く
して欲しい」と続く。

有料になった場合の求めるサービス
1位
2位
屋根をつけてほしい
3位
不明
574 駐車スペースを広くしてほしい
302
514 照明をあかるくしてほしい
60 198
防犯カメラを付けて欲しい
100 108
管理人がいてほしい
161 通路幅を広くして欲しい
425
296
239
43 1,158
170 32
1,141
22 576
158 26 392
207 32 567
167
135 322
空気入れを置いてほしい 17 41 140 11
その他
合計
244
13 714
209
89 2344 32 188
0
200
400
13
600
800
1,000
1,200
1,400
【2】
市民の意識
自転車等駐車、駐車対策に対する、市民の意識を把握する目的で、満 15 歳以上の東大和市民を
対象に意識調査2を行った。

駅周辺における自転車やバイク等の放置についての関心
駅周辺における自転車やバイク等の放置については、
「非常に問題である」が約 55%と最も多く、
次いで、
「少し問題である」が約 34%となっている。問題だと感じている人は合わせて 89%と多い。

駅周辺の自転車等の放置が生じている理由(複数回答)
自転車やバイク等の違法駐輪について
自転車等の違法駐輪について(複数回答)
は、「駐輪場が不足しているから」が約
36%と最も多く、次いで、
「利用者のモラ
駐輪場が不足しているから
ルが低いから」が約 33%となっている。
利用者のモラルが低いから
688(32.7%)
駐輪場が不便だから
327(15.5%)
放置規制がゆるいから
その他
748(35.6%)
258(12.3%)
31(1.5%)
無回答
51(2.4%)
放置禁止区域の認知度
よく利用する駅の放置禁止区域につい
0
200
400
600
800
N=1,307
ては、「少し(一部)知っている」が 494
件(37.8%)と最も多く、次いで、
「全く知らない」が 408 件(31.2%)、
「知っている」が 354(27.1%)
となっている。


東大和市で管理する駐輪場の整備、運営費は誰が負担すべきだと思うか
駐輪場の整備、運営費の負担については、
「市と利
不明
その他
運営費の負担
用者が負担すべき」が約 50%と最も多く、次いで、
60
95
4.6%
7.3%
「全額市が負担すべき」が約 16%、「全額利用者が
負担すべき」が約 14%となっている。
鉄道事業者
が負担すべ
き
59
4.5%
無回答
55
4.2%
全額市が負
担すべき
203
全額、利用
15.5%
者が負担す
べき
180
13.8%
市と利用者
が負担すべ
き
655
50.1%
N=1,307
2調査結果の詳細は「東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画策定に伴う調査報告書(平成 25 年 3 月
を参照
14
東大和市)」


駐輪場の利用料金(自転車の場合)は、どのくらいが適正だと思うか?(適正価格)
また、いくら以内であれば利用したいと思うか?(利用料金)
駐輪場の利用料金については、1 か月では適正価格が 1,767 円、利用料金が 1,617 円となってい
る。1 日では適正価格が 111 円、利用料金が 106 円となっている。
自転車利用頻度別では、適正価格、利用料金ともに「利用しない」方が、利用している方と比べ、
高い値となっている。
自転車利用頻度別
週4回以上 月1回以上
利用しない
の利用
週3回以下
全体
1か月の料金
適正価格
利用料金
1,767 円
1,617 円
1,734 円
1,580 円
1,704 円
1,579 円
1,952 円
1,772 円
1日の料金
適正価格
利用料金
111 円
106 円
107 円
104 円
109 円
102 円
127 円
122 円
 駐輪場に必要な設備・サービス
「屋根」が最も多く、次いで、「防犯カメラ」、「管理人」、「24 時間営業」となっている。
必要な設備・サービス
1位
屋根
2位
461
防犯カメラ
223
管理人
206
24時間営業
189
3位
189
322
211
合計
854(24.1%)
164 40
195
166 34
210
不明
178 28
44
784(22.1%)
617(17.4%)
605(17.1%)
タイヤの空気入れ
337(9.5%)
100
192 21
24
トイレ 2963
116(3.3%)
10 14
修理サービス 27 51 84(2.4%)
4 2
その他 2617 54(1.5%)
10 1
ロッカー 614 25(0.7%)
23
無回答 71 71(2.0%)
0
200
400
600
15
800
1,000
1,200
1,400
II-5.
自転車等駐車対策における課題
【1】
自転車等の駐車需給バランス
① 平日ピーク時には全ての駅で需要が供給を上回っている
 東大和市駅を除く 4 駅で、平日 9 時の集中台数(需要量)が、一般公共用自転車等駐車場の収
容可能台数(供給量)を上回っている。
 全ての駅で、平日ピーク時の需要量が供給量を上回っている。
② 市営自転車等駐車場の利用率が 100%を大幅に超えている
 東大和市営の自転車等駐車場(19 か所)のうち、ピーク時の利用率が 200%超の駐車場は、9
ヶ所と約半数を占める。
 利用率が 100%を超えると、自転車等が窮屈に止められ取り出しにくくなったり、通路に置か
れた自転車等によって駐車場内の移動が困難になったり、安全性・快適性の面で問題点が多く
なる。
【2】
市営自転車等駐車場の問題点
① 既存駐車場の公有地比率が低い
 市営自転車等駐車場 19 か所のうち、市有地の比率は 18%にとどまっている。また現在、各駅
周辺 200m以内において、自転車等駐車場に利用できる市有地は存在しない。
 そのため、階層化などの高度利用によって収容台数を増加させることが難しくなっている。
② 自転車等駐車場整備候補地が少ない
 現状で恒久的に確保できる自転車等駐車場の候補地は、市有地上にある既存市営自転車等駐車
場敷地のみであるため、今後その他公共施設等における一部利用の可能性や民有地を借りる又
は、購入などによる用地確保を検討していく必要がある。
③ 駐車場内の撤去台数は路上放置より多く、返還率は少ない
 自転車等駐車場内の長期放置自転車等が多く、収容能力を圧迫している。
④ 駅周辺自転車等駐車対策にかかる経費の多くは税金で補填している
 自転車等駐車対策に係る経費は 22,889 千円、収入は 522 千円であり、収支は年間 22,367 千円
の財政負担となっている。自転車等駐車場に係るすべての経費は市が税金により負担している。
 自転車等駐車場に係る経費は市だけではなく、自転車等駐車場利用者も一定程度負担すべきだ
と考えている回答が約 3 分の 2 を占めている。(市民意識調査結果)
16
⑤ 無料駐車場が民間事業者の参入障壁となり、経営環境を悪化させている
 利用料金の差により、利用率に大き
表 II-1 管理主体別利用率(5 駅全体)
なばらつきが見られ、無料駐車場の
収容能力が圧迫されているとともに、
区分
無料制
有料である民営駐車場の利用率が低
くなっており、民営駐車場の経営環境
有料制
収容
駐⾞台数
利⽤率
可能台数
平⽇12時
平⽇12時
東⼤和市営
4,753 台
6,738 台
141.8%
⽴川市営
2,203 台
1,449 台
65.8%
⼩平市営
330 台
212 台
64.2%
2,739 台
1,853 台
67.7%
⺠営
117.7%
67.3%
に悪影響を及ぼしている可能性がある。
⑥ 安全性に課題がある
 市営自転車等駐車場には管理人が常駐していない。自転車整理員が朝の時間帯に配置されてい
るが、それ以外の時間帯は無人であることから、防犯面で十分であるとはいえない。
 また、路上(歩道上)自転車等駐車場があることで、歩道空間が狭くなっている。また駐車に
際しやむを得ず歩道通行をすることとなり、歩行者との交錯が生じている。
⑦ 利用者が求める自転車等駐車施設となっていない
 市営自転車等駐車場は、屋根やシェルターが未設置であるため、駅舎下を除き風雨時の快適性
の低下が起きる。また、ラックが未設置であるため、整理員が不在時などは通路がふさがる。
 利便性に関する要望(屋根・駐車スペース・通路幅)が多い。
(自転車等駐車場利用者アンケー
ト)
⑧ 利用者の多くが近距離(徒歩圏)からの利用である
 駅から 1km 以内の近距離からの利用者が約 53%である。また、雨の日の代替交通手段として、
「徒歩」が約 39%であり、徒歩圏からの利用者が多い。(自転車等駐車場利用者アンケート)
 無料自転車等駐車場では、近距離からの利用が多い傾向にあり、自転車が必須である遠距離利
用者(雨の日でも自転車等を利用している人の割合約 34%)のためのスペースを確保すること
も難しくなっている。
【3】
放置対策に関わる問題点
① 放置禁止区域外の放置が見られる
 周辺の路上が放置禁止区域に指定されているにも関わらず、放置禁止区域に指定されていない
公園等の公共空間があり、そういった場所には自転車を並べて放置しやすい状況になっている。
② 放置されやすい空間がある
 広い幅員の歩道等では、放置禁止区域に指定されているにも関わらず、放置が目立つ。
 上北台駅周辺の都道では、指導員が配置されていない平日 12 時では 307 台の放置自転車等が
見られ、指導員の配置や放置禁止区域の設定による抑止力に限界があると考えられる。
17
III.
駐車対策の基本方針
III-1.
【1】
基本方針
自転車等駐車場の整備に関する方針

徒歩圏内の自転車利用を抑制する等、駐車需要のコントロールを行う。

駐車需要の質に応じて、市や鉄道事業者、施設管理者等が役割分担して整備を行い、必要な収
容台数の確保を図る。

【2】
民間事業者による公共自転車等駐車場整備の促進と経営環境の改善を図る。
市営自転車等駐車場の管理・運営に関する方針

市営自転車等駐車場の安全性・利便性・快適性の向上を図る。

駐車需要の適正化、公平な受益者負担の実現、管理やサービスの質の向上、民間事業者の経営
環境の改善等を図る。

市の負担を軽減し、利用者ニーズに柔軟な対応をするため、公設公営以外の整備・管理手法の
導入を図る。
【3】

自転車等の放置防止対策に関する方針
放置禁止区域隣接地への区域の拡大や、路上駐車場が設置可能な部分の指定解除など、放置禁
止区域の見直しを図る。

安全な歩行空間の維持や自転車等駐車場利用促進のため、放置自転車等の撤去・保管・処分を
効果的に行う。

【4】

放置防止等に関する市民への教育、啓発、広報活動の充実を図る。
自転車の安全利用に関する方針
警察、交通安全協会等と連携して、児童及び生徒や高齢者等に対する自転車安全運転教育、交
通安全教育の充実を図る。

あらゆる媒体や機会を活用して、自転車等の駐車及び走行のルール、安全適正な利用方法、保
険加入等についての啓発活動を推進する。

歩行者の安全を図りつつ、実現可能な路線から、自転車が安全に走行できる環境を整備する。
18
III-2.
【1】
施策の方向性
自転車等駐車場の整備に関する施策
①
駐車需要のコントロール
自転車は、環境にやさしく便利で身近な乗り物であり、市においても利用を促進している。しか
し、市内の駅は周辺自治体の駅と比べ鉄道乗車人員に対する自転車の分担率が高く、駅周辺の全駐
車需要に対して自転車等駐車場を整備することは用地確保や財政面で困難である。
そのため、市民の啓発や公共自転車等駐車場の有料化・利用制限等により、徒歩やバス利用への
転換を促すことで、自転車利用を抑制して駅周辺等の駐車需要の適正化を図り、秩序ある自転車利
用を推進するものとする。
②
駐車需要の質に応じた整備
駅周辺の自転車等駐車需要は、主に鉄道利用の有無によって質が異なり、それに応じた整備を行
うことが必要である。
<自転車等の駐車特性>
<駐車特性に応じた整備の考え方>
鉄道利用
の有無
自転車等利用
の目的地
利用者の最終目的地
駐車場の種類
整備主体
整備方針
鉄道利用
(端末利用)
鉄道駅
(乗車駅)
鉄道降車後に向かう
会社・学校・商業施
設
など
一般公共用
駐車場
市・道路管理者・
鉄道事業者・
民間事業者
市・道路管理者・鉄
道事業者・民間事業
者が主体となって整
備を検討
非鉄道利用
(直行型利用)
会社・学校・
商業施設など
駐車場所付近の
会社・学校・商業施
設など
施設利用者用
駐車場
会社・学校・
商業施設など
駐車需要発生施設に
よる整備
附置義務による整備
ア)
整備主体と整備手法
自転車等駐車場の整備主体は、地方公共団体が単独で行う場合、地方公共団体と民間が協働
して行う場合、民間事業者が単独で行う場合と大きく3つに分けることができる。各駅の状況
等に応じて、これらを組み合わせて整備していくことが求められる。

地方公共団体単独
地方公共団体単独での整備については、街路事業(都市計画事業)、特定交通安全施設整備
事業、社会資本整備総合交付金等の補助制度を活用することが考えられる。

地方公共団体と民間の協働
地方公共団体と民間の協働での整備については、PFI事業の導入や公益財団法人自転車駐
車場整備センターによる整備事業を活用すること等が考えられる。

民間事業者単独
民間事業者単独での整備については、従来は道路開発資金による長期・低利の貸付制度、日
本政策投資銀行による低利融資制度があったが、現在は停止されている。一方、民営自転車等
駐車場の整備に補助を行う地方公共団体は増えており、東京都の市部では武蔵野市、三鷹市、
調布市、町田市、小金井市、小平市、羽村市が補助制度を定めている。3
3平成
24 年度調査「駅前放置自転車の現況と対策」(東京都青少年・治安対策本部)
19
イ)
自転車等駐車場の配置
自転車等駐車場の配置についても、駐車需要の質により異なった対応が求められる。
鉄道利用者用の駐車場は、利用者の自宅等から駅までの動線上に配置することが必要であり、
各駅の方向別の駐車需要と供給のバランスを考慮し、エリア別に整備目標台数を設定して、必
要な収容台数の駐車場を整備する。
非鉄道利用者用の駐車場は、目的施設内又はその付近に配置することが必要であり、市は、
目的施設の設置者が施設内又は付近に整備するよう指導し、又は必要に応じてこれを支援する。
なお、用地確保が困難で駐車需要に対応する喫緊の必要がある場合、歩道幅員等に余裕があ
る道路においては、道路管理者と協議して暫定的に路上自転車等駐車場の設置を検討していく。
③
民間事業者による整備の促進
必要な収容台数の確保と自転車等駐車場の恒久性維持のためには、民間自転車等駐車場の果たす
役割も大きい。そのため、放置禁止区域の設定や、市営自転車等駐車場の利用料金の設定に際して
は、民間事業者等による自転車等駐車場の経営環境の維持に配慮する。
また、民間事業者の参入の促進を図るため、民営自転車等駐車場の整備に対して補助を行う制度
の導入についても検討する必要がある。
【2】
市営自転車等駐車場の管理・運営に関する施策
① 安全性・利便性・快適性の向上
これまでの自転車等駐車場は、自転車等を単に預かるだけの施設で、利用者サービスという観点
に乏しいものが多かったといえる。
「自転車等利用に関する意識調査」では、自転車等駐車場に求められる設備・サービスとして、
屋根、防犯カメラ、管理人の配置、24 時間営業、空気入れの設置等の要望が多いことが把握されて
いる。これらを参考に利用者サービス機能を充実させていく。
また、わかりやすい案内板、誘導サインの整備をするとともに、ラックの操作性の向上や通路幅
の拡大などの検討を行う。
② 自転車等駐車場の有料化の検討
市営自転車等駐車場の安全性・利便性・快適性の向上等、利用者に質の高いサービスを提供する
ためには、設備の設置や管理による経費がかかる。その分をすべて税金でまかなう場合、自転車等
駐車場を利用しない市民との不公平が生じるが、受益者負担の原則にもとづき自転車等駐車場を有
料化することで、市民負担の公平化を図ることができるため、有料化を検討する。
また、有料化を導入することにより、その他にも次のような効果が期待できる。
・ 本来は徒歩圏である近距離からの自転車等利用の徒歩への転換が見込め、駐車需要の適正化が
すすむ。
・ 自転車等駐車場内の長期放置自転車等が削減できる。
・ 民営自転車等駐車場の経営が安定化できる。これにより、新規参入もしやすくなる。
・ 放置対策費、新規自転車等駐車場建設費等の財源が確保できる。
20
③
公設公営以外の事業方式の検討
現在、市営自転車等駐車場では、業務委託による管理を行っている。今後は、市の負担を軽減す
るとともに、多様化する利用者ニーズに柔軟な対応をするため、公設公営以外の整備・管理手法の
導入も検討する。
公設公営以外の整備・管理手法としては、指定管理者制度や、資金調達から建設・管理運営まで
民間事業者が行う官民協働型の事業方式等が考えられる。
指定管理者制度は、公の施設の管理・運営を、地方公共団体やその外郭団体以外の法人その他の
団体に包括的に代行させる制度で、施設運営面でのサービス向上による利用者の利便性の向上、管
理運営経費の削減による地方公共団体の負担の軽減等の利点がある。
官民協働型の事業方式については、PFI方式が一般に知られている。
PFIの事業方式には、施設の所有権を移す時期等により以下の 4 つがある。
① BTO 方式[Build-Transfer-Operate]
民間事業者が施設等を建設し、施設等完成直後に地方公共団体に所有権を移転し、民間事
業者が維持・管理及び運営を行う事業方式
② BOT 方式[Build-Operate-Transfer]
民間事業者が施設等を建設し、維持・管理運営し、事業終了後に地方公共団体に施設所有
権を移転する事業方式
③ BOO 方式[Build-Own-Operate]
民間事業者が施設等を建設し、維持・管理及び運営し、事業終了時点で民間事業者が施設
を解体・撤去する等の事業方式
④ RO 方式[Rehabilitate-Operate]
民間事業者が、施設を改修した後、維持管理・運営を事業終了時点まで行う方式
この他、PFI法(民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)に基づく
ものではないが、PFI的手法として公益財団法人自転車等駐車場整備センターによる事業がある。
事業の選定や事業者の募集・評価・選定等に時間と労力を要するPFI事業に比べ、この面での負
担が少ないという利点がある。
21
【3】
自転車等の放置防止対策に関する施策
駅周辺における秩序ある駐車を促すために、放置禁止区域を適切に設定するとともに、放置
自転車等の効率的な撤去活動を行う。また、自転車等の放置を防止するため、駐輪指導・誘導
員を配置するとともに、広報・啓発活動を積極的に行っていく。また、撤去自転車等の保管・
返還等をより効率的に行なうため、期間や手数料などについても、必要に応じて見直しを図る。
①
放置禁止区域の見直し
東大和市では、市内の全駅周辺に自転車等放置禁止区域を指定している。
しかし、駅に近い公園など、駐車されやすい環境にもかかわらず、放置禁止区域に指定されてい
ない公共空間があり、自転車等を並べて放置しやすい状況になっている。また、放置禁止区域に指
定されているにもかかわらず、放置が目立つ場所がある。
そういった場所では、放置禁止区域に隣接する路外の公共空間へ区域を拡大することを検討する
とともに、歩行者の通行に支障を及ぼさない幅員を確保したうえで路上駐車場が設置可能な部分の
指定解除など、自転車等駐車場の整備状況や駐車の実態に即して、柔軟に放置禁止区域の見直しを
図る。
②
効果的な放置自転車等の撤去等
ア)
撤去活動
安全な歩行空間の維持や自転車等駐車場の利用を促進するため、放置自転車等の撤去を効果
的に行う。有料制導入時には、一時的に放置自転車等が増加する可能性がある。それに対応す
るため、周知活動とともに放置自転車等の撤去活動を強化する。
イ)
自転車等の保管・処分
現在、東大和市の撤去手数料は自転車 1,000 円、原付 2,000 円であり、周辺自治体と比較す
ると安価な設定になっている。有料化した場合、放置自転車等が増える可能性もあり、撤去手
数料、保管期間については、今後、必要に応じて見直し等を検討していく。
また、撤去台数が現在より増加することが想定されるため、自転車等保管所のスペース確保
についても検討する。
撤去した放置自転車等で返還されないものについて、リサイクルなど有効な活用方法等を検
討していく。
③
啓発広報活動の充実
駅前放置自転車クリーンキャンペーンや、市報での啓発を継続するとともに、ホームページなど
による広報啓発活動を推進する。
また現在、放置自転車を防止するための指導員を配置している。有料制導入時に増加が懸念され
る放置自転車等を防止するため、今後も放置防止の指導と自転車等駐車場への誘導を行う人員を配
置し、放置防止に努める。
22
【4】
自転車の安全利用に関する施策
自転車は利用にあたって、自動車と異なり、免許取得のための講習などがなく、走行に係る
基本的な法令や規制について学習する機会が十分には与えられていない。歩行者や自動車に対
する危険を防止し、自転車利用者自らの安全を確保するため、自転車走行環境の整備とともに、
交通規制等をはじめとする自転車利用のルール等の徹底に努めなければならない。
教育、広報等のあらゆる機会を利用して、自転車の安全利用について周知を図るとともに、
交通管理者(警察)等の関係機関と連携を深めて、効果的な各種交通安全運動、啓発活動等を
実施する。
①
交通安全教育の推進
ア)
児童及び生徒への自転車安全教育
児童に対し、自転車の実技講習を行い、自転車の安全運転についての教育を実施するととも
に、生徒に対しては、スタントマンによる自転車交通事故の再現等の自転車安全運転教育を実
施し、自転車安全利用意識や、ルール・マナーの向上を図る。
イ)
高齢者への交通安全教育
機能の充実、軽量化等により自転車は多くの高齢者にとって日常的な「足」として利用され
ているが、高齢者の交通事故が増加していることに鑑み、老人クラブ等において、自転車安全
運転教室や講話を警察・交通安全協会・地域交通安全活動推進委員と連携して実施し、交通安
全教育の充実を図る。
②
啓発活動の推進
ア)
市報等の媒体による PR 活動
市報をはじめとするあらゆる媒体を活かし、市民に対して自転車等の駐車および走行に関す
る適正利用の PR に努める。
また、駅前放置自転車クリーンキャンペーン等、効果的な各種啓発活動の実施に努める。
イ)
各種交通安全活動の充実
市および交通安全協会などの関係機関は、
「春・秋の全国交通安全運動」を中心とした各種
の交通安全推進運動において、一人でも多くの市民に自転車利用ルールの理解、徹底が図られ
るよう、あらゆる機会を活用してその周知に努める。
ウ)
幼児・学童用ヘルメット着用の推進
警察署や関係機関等と連携し、保護者等に対して自転車の幼児用座席にこどもを乗車させる
危険性を周知させるとともに、幼児用ヘルメット着用などの安全対策の必要性についての広報
啓発活動を推進する。
23
エ)
自転車損害賠償保険等への加入促進
近年、自転車による事故が増加傾向にあり、高額な損害賠償が発生しているケースが多くな
ってきている。しかしながら、自動車のように自賠責保険などの加入義務がないため、自転車
利用者が、自転車損害賠償保険等へ加入するように促していく必要がある。
自転車損害賠償保険等の販売業者や自転車小売業者などと協力して、自転車損害賠償保険の
普及に努めるものとする。また、自転車安全整備士による点検整備済みの自転車に貼付され、
傷害保険及び賠償責任保険が附帯される「TS マーク」の普及に努める。
③
自転車走行空間の整備
自転車は、道路交通法で原則として車道を走行することになっているが、自転車利用者にとって
安心で安全な走行空間が十分には確保されていないのが現状である。
自転車利用の安全性、快適性を確保するためには、「歩行者」「自転車」「自動車」それぞれの空
間を明確に分離した自転車走行空間の整備が理想であるが、市街地など土地利用の密集した地域に
おいては、三者の分離や自転車専用道の確保は困難である。
このため、道路空間の再配分等により、歩行者の安全を図りつつ、実現可能な路線から、自転車
が安全に走行できる環境の整備を進める。
新設の都市計画道路等においては、歩行者、自転車、自動車が安全に通行できる走行空間の確保、
整備を図る。その他の幹線道路や生活道路等においては、関連する事業の実施にあわせ、実現可能
な路線から、交通管理者と協力して道路幅員の再配分、自転車ナビマークの設置等の工夫により自
転車走行空間の整備を進める。
24
IV. 駐車対策計画
IV-1.
自転車等駐車需要予測
【1】
将来駐車需要予測算出フロー
調査結果から目的別、及び方向別に自転車等駐車需要を分類して、将来需要台数を算出する。ま
た、市営自転車等駐車場が有料になった場合の自転車等の需要低減台数を算出し、将来の方向別自
転車等駐車需要台数を算出する。
時間帯別自転車等駐車実態調査から、下表のように利用者を分類する。
(数値は東大和市駅の例)
自転車等駐車実態調査結果
平日 9 時の集中台数
2,855 台
平日 9 時からピーク時まで
の集中台数増加分 424 台
買物等利用者
通勤通学者(正利用)
方向別自転車発生率
×
方向別自転車等駐車比率
×
方向別駅勢圏人口増減率
×
人口増減率(駅勢圏全体)
-
有料化に伴う低減台数
北東 781 台 北西 1,450 台 南 435 台
合計 2,666 台
895 台
通勤通学者(逆利用)
×
自転車等駐車需要台数
【通勤通学者(正利用)】
平日深夜の集中台数
×
駅勢圏内における通学者
・従業者数等の増減率
-
自転車等駐車需要台数
【買物等利用者】
北東 30 台
北西 339 台
合計 435 台
25
南 66 台
有料化に伴う低減台数
自転車等駐車需要台数
【通勤通学者(逆利用)】
合計 769 台
【2】
将来需要予測台数まとめ
方向別目的別の各駐車需要台数は、以下のとおりとなる。
表 IV-1 駅別、方向別将来駐車需要台数
現況集中台数
駅名
エリア
9時
増加
台数
南
東⼤和市駅
北⻄
2,855
発⽣率
424
北東
発⽣台数
駐⾞
⽐率
9時
17.6% 15.1%
501
52.3% 78.1%
1493
30.2%
6.8%
861
北⻄
2,792
503
⻄
⻄
東
227
62
⻄
東
逆利⽤者
408
通勤通学 買物等
⼩計
0.3%
503
66
68
435
66
501
5.9%
1,581
339
131
1,450
339
1,789
0.5%
866
30
85
781
30
811
126
769
3,435
435
3,870
29
890
0.0%
895
769
352 2116
3.5%
1,826
378
301
1,525
378
1,903
1016
151 1167
13.4%
1,152
162
183
969
162
1,131
96
391
2,885
540
3,425
73.9% 100.0%
946
26.1%
334
0.0%
0.0%
227 1173
0
334
487
391
1.6%
961
225
174
787
225
1,012
-5.0%
317
0
70
247
0
247
41
181
1,215
225
1,440
0.0%
222
181
38.4% 40.3%
196
25
221
2.9%
202
26
39
163
26
189
61.6% 59.7%
315
37
352
7.9%
340
39
73
267
39
306
19
115
545
65
610
134
1,656
低減台数
565
222
511
通勤通学 買物等
将来需要台数
×
331 1824
487
1,280
有料化低減台数
-
1764
逆利⽤者
上北台駅
増減率
将来発⽣台数
=
36.4% 30.0%
逆利⽤者
桜街道駅
64
合計
⼈⼝
63.2% 70.0%
逆利⽤者
武蔵⼤和駅 東
台数
×
895
逆利⽤者
⽟川上⽔駅 北東
増加
67.2% 55.9%
1112
32.8% 44.1%
544
0.0%
134
115
228 1340
1.9%
1,133
234
228
905
234
1,139
180
5.2%
572
185
122
450
185
635
90
257
419
2,031
724
347
0.0%
347
1,612
26
257
IV-2.
整備目標台数(将来需要台数と過不足台数)
将来需要予測結果をもとに、将来の整備目標台数を検討する。ただし、整備目標台数は駐車需要
のコントロールをどの程度行うか等、駐車需要に対する市としての対応方針によって異なるので、
ここでは整備目標台数設定の前提条件となる、目的別将来需要台数、将来収容可能台数、将来過不
足台数を示すこととする。
【1】
①
目的別整備目標台数
最大値
正利用者+逆利用者(※全て定期利用として考えて、1 人 1 台分のスペースを確保する場合)
通勤通学者対応
買物等対応
(正利用+逆利用)
(鉄道利用者含む)
合計
②
東大和市駅
3,435 台
435 台
3,870 台
玉川上水駅
2,885 台
540 台
3,425 台
武蔵大和駅
1,215 台
225 台
1,440 台
桜街道駅
545 台
65 台
610 台
上北台駅
1,612 台
419 台
2,031 台
現況(H25.10)の収容
可能台数
()内は整備目標台数に
対する過不足台数
3,713 台
(-157 台)
2,293 台
(-1,132 台)
1,180 台
(-260 台)
300 台
(-310 台)
1,193 台
(-838 台)
最小値
正利用者(※全て一時利用として考えて、正利用者と逆利用者でスペースを共用する場合)
通勤通学者対応
買物等対応
(正利用)
(鉄道利用者含む)
合計
東大和市駅
玉川上水駅
武蔵大和駅
桜街道駅
上北台駅
2,666 台
435 台
3,101 台
2,494 台
540 台
3,034 台
1,034 台
225 台
1,259 台
430 台
65 台
495 台
1,355 台
419 台
1,774 台
27
現況(H25.10)の収容
可能台数
()内は整備目標台数に
対する過不足台数
3,713 台
(+612 台)
2,293 台
(-741 台)
1,180 台
(-79 台)
300 台
(-195 台)
1,193 台
(-581 台)
IV-3.
駐車対策計画
各駅の将来需要台数(目的別・方向別)をもとに、有料化に伴い現在の無料市営自転車等駐車場
を一旦閉鎖とした場合に、将来必要な自転車等駐車場の過不足台数を算出し、それに対応した駅ご
との自転車等駐車場整備方針を策定する。
施策の優先順位
東
大
和
市
駅
玉
川
上
水
駅
武
蔵
大
和
駅
桜
街
道
駅
上
北
台
駅
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
○
○
○
○
○
◎
○
○
◎
○
○
◎
○
○
◎
○
△
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
1.自転車等駐車場の整備に関する方針
1-1
駐車需要のコントロール
1-2
駐車需要に応じた整備
1-3
民間事業者による整備の促進
2.市営自転車等駐車場の管理・運営に関する方針
2-1
自転車等駐車場の有料化
2-2
安全性・利便性・快適性の向上
2-3
公営公設以外の事業方式の検討
3.自転車等の放置防止対策に関する方針
3-1
放置禁止区域の見直し
3-2
効果的な自転車等の撤去
◎
◎
3-3
啓発広報活動の充実
○
○
○
○
○
○
○
△
○
○
△
○
○
△
○
○
△
○
○
△
4.自転車の安全利用に関する方針
4-1
交通安全教育の推進
4-2
啓発活動の推進
4-3
自転車走行空間の整備
◎最優先事項 ○ 優先事項 △ 検討事項
市営自転車等駐車場の有料化に伴い、増加が懸念される放置自転車等に対応するため、適正な放
置禁止区域を指定した上で、効果的な撤去活動を実施し、自転車等駐車場への誘導を図っていく。
市営自転車等駐車場の再整備は、公設公営による整備だけでなく、民間事業者などの参入を促進
する。また、市営においても管理運営を指定管理者制度の導入などを検討し、市の財政負担を軽減
していく。
自転車が安全で快適に利用できる環境を整備していくために、交通安全教育や啓発活動を推進
し、自転車の走行環境についても、今後検討をしていく。
28
<需給バランス表の見方・考え方(例.東大和市駅)>
まず、既設の自転車等駐車場の存続によるものと、東大和市営自転車等駐車場の再整備により、整備目
標台数の最小値(通勤通学者の正利用分)を整備することを目標とする。
それでも不足が生じる場合、新規に整備することを検討する。
整備目標台数の最大値に対して不足している場合は、運営管理を柔軟に行う(一時利用による回転率向
上・定期利用のゾーン制など)ことで対応可能であることから、新規整備とともに検討する。
買物等(鉄道での買物・私用目的も含む)利用者においては、駅の特性(駅周辺の商業施設等立地状況)
によって、鉄道利用するかどうかに大きな違いがあるため、駅の特性を考慮して、公共自転車等駐車場と
して対応するか、施設等で対応してもらうか検討する。
なお、方向別の供給台数については、立地特性などを鑑みて1つの自転車等駐車場でも複数のエリアに
配分している。
将来の需給バランス=
整備目標台数-将来供給台数
=1,450 台-1,450 台=
0台
=1,450 台-1,717 台=-267 台
「OK」表示は、需要以上の供給があることを示す
整備目標台数(最大値)
整備目標台数(最小値)
将来需要台数
(内訳)
北⻄
存続
通勤
①正利⽤
1,450
通学
②逆利⽤
267
③買物等対応
将来供給台数(内訳)
需給バランス
339
1,717
最⼩値
0
OK
最⼤値
-267
不⾜
買物等
0
OK
既存市営
新規
再整備
整備
合計
1,450
0
0
1,450
339
0
0
339
将来供給台数(H25 現在整備済みの東大和市営以外)
既存の東大和市営を有料として再整備した場合の供給台数(※)
新規に整備して供給する台数(敷地等が未確定のため、整備候補エリアを図に表記)
<※施設計画の整備可能台数の考え方(前提条件)>
・電磁ロック式、平置き式ともに自転車の間隔(ピッチ)は、40cm として収容可能台数を算出してい
る。
・二段式ラックの自転車の間隔(ピッチ)は、45cm として収容可能台数を算出している。
・スライドラック式自転車の間隔(ピッチ)は、20cm として収容可能台数を算出している。
(※自転車の出し入れのための余裕幅は別に確保)
・バイクの場合、平置き式で間隔(ピッチ)を 80cm として収容可能台数を算出している。
29
【1】
東大和市駅
無料自転車等駐車場の廃止により、現在空きのある有料自転車等駐車場へ誘導し、現在の市
営自転車等駐車場を再整備することで約 630 台確保することができ、駅全体で約 3,390 台と
なり、全てのエリアにおいて需要(最小値)を上回る。
需要の最大値には、駅全体で約 500 台不足するが、一時利用対応のスペースを増やしたり、
最初の数時間無料や学割などの割引制度など多様なニーズに対応できる料金システムを導入
することで、逆利用者や買物等目的にも対応し効率的な自転車等駐車場とする。
また、北東エリアと南エリア(小平市)において、放置禁止区域が狭いため、拡大を検討す
る。
将来
需要台数
将来
需要台数
北西
①正利用
1,450
②逆利用
267
③買物等
339
有料制導入に伴い、放
置禁止区域の拡大を検
討。
北東
①正利用
781
②逆利用
325
③買物等
30
<既存市営自転車等駐
車場の再整備>平置き
ゲート式で③400 台
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で①80 台
400
330
434
622
<H25 新設>
電磁ロック式 434 台
80
150
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で②150 台
1,317
凡例
存続予定
小平市と連携して午後
の放置に対する撤去の
強化を図り、自転車等
駐車場へ誘導を図る。
既存再整備
新規整備
将来
南(小平市)
需要台数
435
①正利用
②逆利用
177
③買物等
66
30
<自転車等駐車場整備方針>

既存市営自転車等駐車場の再整備(1-2)
①~③の既存市営自転車等駐車場は、全てが借地であることから市営として恒久的な整備をするこ
とは難しいが、用地が確保できるまでの間、不足分を確保する必要がある。電磁ロック式・平置き
ゲート式の有料自転車等駐車場として再整備した場合、現況 953 台に対し、約 630 台程度が整備
可能である。特に、高架下の 2 ヶ所は鉄道事業者の用地であることから、鉄道事業者と協議し、整
備を図っていく。

既存自転車等駐車場の活用(1-2)
④・⑤の既存自転車等駐車場へ利用者を誘導し、当該自転車等駐車場の利用率の向上を図る。

民営事業者の整備促進(1-3)
現在東大和市駅の自転車等駐車場の大半は民営事業者による有料自転車等駐車場となっているこ
とから、市営自転車等駐車場の無料制を廃止した上で、民間事業者による整備を促していく。

放置禁止区域の拡大(3-1)
現在無料自転車等駐車場が位置する北東エリアの放置禁止区域が小さいため拡大を検討する。ま
た、駅南側は小平市の行政区域であることから、小平市と連携を図り対応する。

撤去活動の強化(3-2)
全面有料化に伴い、一時的に放置自転車が増加する可能性があるため、移行時期は徹底した撤去
活動を行い、有料自転車等駐車場の利用を促す。また、駅南側は小平市の行政区域となっているこ
とから、小平市と連携を図り、放置対策を実施していく。
<自転車等駐車場整備計画の需給バランス>
将来需要台数
将来供給台数(内訳)
需給バランス
(内訳)
北⻄
通勤
①正利⽤
1,450
通学
②逆利⽤
267
③買物等対応
北東
(⼩平市)
①正利⽤
781
通学
②逆利⽤
325
合計
①正利⽤
435
通学
②逆利⽤
177
612
66
通勤
①正利⽤
2,666
通学
②逆利⽤
769
③買物等対応
1,106
30
通勤
③買物等対応
1,717
339
通勤
③買物等対応
南
存続
435
3,435
最⼩値
0
OK
最⼤値
-267
不⾜
買物等
0
OK
最⼩値
189
OK
最⼤値
-136
不⾜
買物等
16
OK
最⼩値
80
OK
最⼤値
-97
不⾜
買物等
4
OK
最⼩値
269
OK
最⼤値
-500
不⾜
買物等
20
OK
31
既存市営
新規
再整備
整備
合計
1,450
0
0
1,450
339
0
0
339
490
480
0
970
46
0
0
46
435
80
0
515
0
70
0
70
2,375
560
0
2,935
385
70
0
455
【2】
玉川上水駅
無料自転車等駐車場を廃止・再整備することで約 1,600 台確保することができ、既存の民営
自転車等駐車場約 1,200 台と合わせて、駅全体(北側)で約 2,800 台となり、全てのエリアに
おいて需要(最小値)を上回る。
北西エリアにおける買物等需要は、施設等がないことからほとんどが鉄道利用と想定される
ため、公共自転車等駐車場で対応する必要があり、約 380 台が不足する。北西エリアの需要の
多くは武蔵村山市からであり、対応できる用地の多くは立川市のエリアになるため、近隣自治
体と協力して、整備を検討していく。
将来
需要台数
北西
①正利用
1,525
②逆利用
114
③買物等
378
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で③330 台
有料制導入に伴い、放
置禁止区域の拡大を検
討。
将来
需要台数
北東
①正利用
969
②逆利用
277
③買物等
162
330
<既存市営自転車等駐車場の再
整備>電磁ロック化で①380 台
380
午後の放置対策を強化
検討。施設等への誘
導。
<既存市営自転車等駐車
場の再整備>二段式電磁
ロック化で④600 台
600
800
403
290
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で②290
台
<新設>民営 403 台
<北西エリア>
午後にかけて増える需要
約 380 台に対応する自転
車等駐車場の整備。
需要の多くが武蔵村山
市。
対応できる敷地のほとん
どが立川市であるため、
協議・連携して整備を検
討。
凡例
存続予定
既存再整備
新規整備
32
<自転車等駐車場整備方針>

既存市営自転車等駐車場の再整備(1-2)
②、③は市有地(市道)であり、有料自転車等駐車場として再整備することができる。(電磁ロ
ック式で②約 290 台、③約 330 台、計 620 台)
①、④は、東京都からの借地であるが、有料自転車等駐車場として再整備した場合、①約 380 台
(電磁ロック式)、④約 600 台(二段ラック式)が確保可能となる。(計 980 台)

既存自転車等駐車場の活用(1-2)
⑩へ利用者を誘導し、利用率の向上を図る。

民営事業者の整備促進(1-3)
現在、北西エリアには民営事業者による有料自転車等駐車場があることから、今後も無料制自転
車等駐車場を廃止した上で、民間事業者による整備を促していく。

放置禁止区域の検討(3-1)
駅北口の西側の一部は、立川市が指定した放置禁止区域となっており、現在は南口も無料で運営
されていることから、有料化移行に伴い、立川市と連携を図り、適正なエリアを検討していく。

撤去活動の強化(3-2)
全面有料化に伴い、一時的に放置自転車が増加する可能性があるため、移行時期は徹底した撤去
活動を行い、有料自転車等駐車場の利用を促す。

隣接自治体(武蔵村山市・立川市)との連携
北西エリアからの需要の多くが武蔵村山市民であることから、武蔵村山市に整備等について協力
を求めていく。また、駅周辺は立川市の行政区域となっていることから、武蔵村山市及び立川市と
連携を図り、自転車等駐車場の整備や放置対策を実施していく。
<自転車等駐車場整備計画の需給バランス>
将来需要台数
将来供給台数(内訳)
需給バランス
(内訳)
北⻄
通勤 ①正利⽤
1,525
通学 ②逆利⽤
114
③買物等対応
北東
869
通学 ②逆利⽤
277
1,146
162
通勤 ①正利⽤
2,394
通学 ②逆利⽤
391
③買物等対応
1,639
378
通勤 ①正利⽤
③買物等対応
合計
存続
540
2,785
最⼩値
75
OK
最⼤値
-39
不⾜
買物等
2
OK
最⼩値
334
OK
最⼤値
57
OK
買物等
1
OK
最⼩値
409
OK
最⼤値
18
OK
買物等
3
OK
33
1,000
既存市営
新規
再整備
整備
600
0
203
合計
1,600
380
1,000
93
380
1,203
70
163
1,203
1,600
0
2,803
93
0
450
543
【3】
武蔵大和駅
無料自転車等駐車場を廃止・再整備することで約 1,260 台(平置き式)確保することができ、
需要(最大値)を上回る整備が可能である。また、①において立体自走式による整備が可能な
場合、約 1,200 台確保することができ、1 ヶ所で需要(最大値)を上回る整備が可能である。
買物等需要については、周辺に商業施設等がなくほとんどが鉄道利用者であると考えられる
ことから、公共自転車等駐車場で対応することが望ましい。したがって、最小でも 1,259 台
(1,034+225)程度確保する必要がある。
また、有料化に伴い放置禁止区域を拡大する必要があり、駅東側の東村山市とも連携を図り、
放置自転車等対策を行っていく。
有料制導入に伴い、放
置禁止区域の拡大を検
討。
<既存市営自転車等駐車場の再
整備>平置きで③440 台
将来
東
需要台数 (東村山市)
247
①正利用
②逆利用
0
③買物等
0
有料制導入に伴い、放
置禁止区域の拡大を検
討。
440
280
平 540
立 1,200
<既存市営自転車等駐
車場の再整備>平置き
ゲート式で 540 台
立体式で 1,200 台
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>平
置きで②280 台
将来
需要台数
有料制導入に伴い、放
置禁止区域の拡大を検
討。
西
①正利用
787
②逆利用
181
③買物等
225
凡例
存続予定
既存再整備
新規整備
34
<自転車等駐車場整備方針>

既存市営自転車等駐車場の再整備(1-2)
市営自転車等駐車場は全て借地であり、用地確保が第一となるが、既存自転車等駐車場の用地で再整備
が可能な場合は、①を立体式で整備すると約 1,200 台確保でき、西側の需要を充足することが可能である。
東側の需要についても②、③のどちらかを整備することで需要を充足することが可能である。(②平置
き 280 台、③平置き 440 台)

民営事業者の整備促進(1-3)
無料制自転車等駐車場の廃止に伴い、民間事業者の参入を促していく。

放置禁止区域の検討(3-1)
現在、西側の放置禁止区域が狭いことから、拡大を検討する。また、東側は東村山市であるため、連携
を図って対応していく。

撤去活動の強化(3-2)
全面有料化に伴い、一時的に放置自転車が増加する可能性があるため、移行時期は徹底した撤去活動を
行い、有料自転車等駐車場の利用を促す。

隣接自治体(東村山市)との連携
東側の需要の約 250 台は、ほとんどが東村山市からの利用者であることから、東村山市と整備の可能性
を検討していく。
<自転車等駐車場整備計画の需給バランス>
将来需要台数
将来供給台数(内訳)
需給バランス
(内訳)
⻄
通勤 ①正利⽤
787
通学 ②逆利⽤
181
③買物等対応
東
合計
存続
225
通勤 ①正利⽤
247
通学 ②逆利⽤
0
③買物等対応
0
通勤 ①正利⽤
1,034
通学 ②逆利⽤
181
③買物等対応
968
225
247
1,215
最⼩値
213
OK
最⼤値
32
OK
買物等
5
OK
最⼩値
13
OK
最⼤値
13
OK
買物等
0
OK
最⼩値
226
OK
最⼤値
45
OK
買物等
5
OK
35
0
既存市営
新規
再整備
整備
1,000
1,000
0
0
合計
230
260
230
260
0
0
0
1,260
0
1,260
0
0
230
230
【4】
桜街道駅
無料自転車等駐車場を廃止・再整備することで約 350 台確保することができるが、将来需要
(最大値)に対して、どちらのエリアも不足する。
また、買物等需要については、周辺に商業施設等がなくほとんどが鉄道利用者であると考え
られることから、公共自転車等駐車場で対応することが望ましいため、東側で約 100 台(通勤
通学 70 台・買物等 30 台)、西側で約 50 台(通勤通学 10 台・買物等 40 台)の新規整備が必
要となる。
そのため、用地を確保し自転車等駐車場を整備することが望ましいが、整備困難な場合、需
要の抑止策(短距離利用者の利用規制など)や需要の分散化(バス交通利便性向上など)によ
り、需給のコントロールを図る。
また、自転車等駐車場が不足する状態が続くと放置自転車等の増加のおそれがあるため、放
置規制の対策も検討する必要がある。
将来
需要台数
西
①正利用
163
②逆利用
70
③買物等
26
<既存市営自転車等駐車場の再
整備>電磁ロック化で②30 台
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で①45 台
<既存市営自転車等駐車場の再
整備>電磁ロック化で④230 台
45
30
50
230
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で③50 台
将来
需要台数
凡例
<西エリア>
約 100~150 台不足するた
め、新たな用地の確保。
および需要の抑制・分散
化を図る。
存続予定
既存再整備
新規整備
36
東
①正利用
267
②逆利用
45
③買物等
39
<自転車等駐車場整備方針>

需要の抑制・分散(1-1)
桜街道駅周辺においては、用地の確保が極めて困難であることから、徒歩やバス利用への転換を
促すなど、供給を上回る分の需要の抑制策を検討する必要がある。
当駅への自転車利用発生地は西武拝島線の駅にアクセス可能な地域が多く、あえて当駅を利用す
る方の多くは、モノレールで立川方面に向かうのではないかと考えられる。
このことから、特にモノレール駅へのバス交通の利便性を向上させることが効果的と考えられ
る。

既存市営自転車等駐車場の再整備(1-2)
既存の自転車等駐車場の中で唯一の市有地である④を再整備することで、約 230 台(電磁ロック
式)の確保が可能である。それ以外は東京都からの借地であるが、有料自転車等駐車場として再整
備した場合、①約 45 台(電磁ロック式)、②約 30 台(電磁ロック式)、③約 50 台(電磁ロック
式)が確保可能となる。

歩道上における自転車等駐車場整備(1-2)
現在も駅出入口付近に無造作に放置自転車が並んでいるため、スペースの広い歩道上を活かした自転車
等駐車場の整備を検討していく。

撤去活動の強化(3-2)
全面有料化に伴い、一時的に放置自転車が増加する可能性があるため、移行時期は徹底した撤去
活動を行い、有料自転車等駐車場の利用を促す。

隣接自治体(武蔵村山市)との連携
西エリアからの需要の多くが武蔵村山市民であることから、武蔵村山市に整備等について協力を求めて
いく。
<自転車等駐車場整備計画の需給バランス>
新規整備で必要となる 150 台については、需要のコントロールにより、減らすことが可能となる。
将来需要台数
将来供給台数(内訳)
需給バランス
(内訳)
⻄
通勤 ①正利⽤
163
通学 ②逆利⽤
70
③買物等対応
東
267
通学 ②逆利⽤
45
312
39
通勤 ①正利⽤
430
通学 ②逆利⽤
115
③買物等対応
233
26
通勤 ①正利⽤
③買物等対応
合計
存続
65
545
最⼩値
2
OK
最⼤値
-68
不⾜
買物等
4
OK
最⼩値
3
OK
最⼤値
-42
不⾜
買物等
1
OK
最⼩値
5
OK
最⼤値
-110
不⾜
買物等
5
OK
37
0
既存市営
新規
再整備
整備
95
0
0
260
0
合計
70
165
30
30
10
270
40
40
0
355
80
435
0
0
70
70
【5】
上北台駅
無料自転車等駐車場を廃止・再整備することで約 1,050 台(①を立体式にした場合)確保す
ることが可能であり、西エリアからの需要(最小値)には対応可能となるが、東側の需要(最
小値)に対しては、約 310 台不足するため、新規整備を検討する必要がある。
新規整備候補地として、現在放置自転車が整列されている歩道上(赤い矢印部分・コープ横)
を整備することで約 120 台が整備可能である。その他に駅前広場周辺などで約 200 台を確保
していく必要がある。
買物等対応の自転車等駐車場は、充足していることから、これらの自転車等駐車場を一部有
料制(最初の●時間無料などで施設利用者は無料)にすることなどを検討し、公共用自転車等
駐車場の確保に努めていく。
将来
需要台数
将来
需要台数
西
①正利用
905
②逆利用
156
③買物等
234
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>平
置きで④400 台
①正利用
450
②逆利用
101
③買物等
185
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で②60 台
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>平
置きで⑤260 台
260
<既存市営自転車等駐
車場の再整備>電磁ロ
ック化で①120 台、立
体機械式で 250 台
東
400
<既存市営自転車等
駐車場の再整備>電
磁ロック化で③80 台
60
平 120
立 250
80
120
<西エリア>
約 150~300 台不足するた
め、新たな用地の確保。
および需要の抑制・分散
化を図る。
<新設>路上自転車
等駐車場・電磁ロッ
ク化で 120 台
<東エリア>
約 200~300 台不足する
ため、新たな用地の確
保。および需要の抑制・
分散化を図る。
凡例
存続予定
既存再整備
新規整備
38
<自転車等駐車場整備方針>

既存市営自転車等駐車場の再整備(1-2)
既存の自転車等駐車場の中で唯一の市有地である①を再整備することで 116 台(電磁ロック式)の確保が
可能である。それ以外は東京都からの借地(都道)であるが、有料自転車等駐車場として再整備した場合、
②56 台(電磁ロック式)、③82 台(電磁ロック式)、④398 台(平置き式)、⑤257 台(平置き式)が確
保可能となる。

歩道上における自転車等駐車場整備(1-2)
現在最も放置自転車が多い道路上(コープ横)に電磁ロック式の自転車等駐車場を整備すると、約 120
台の確保が可能となる。

施設等自転車等駐車場における公共自転車等駐車場スペースの確保(1-2)
施設設置者の協力を得て、駅周辺施設の利用者用自転車等駐車場を電磁ロック化し、公共自転車等駐車
場としても活用できるようにする。最初の数時間を無料とすることで、施設の短時間利用者は無料、鉄道
利用者は有料となる料金体系にすることができる。

放置禁止区域の検討(3-1)
現在、西側の放置禁止区域が自転車等駐車場の場所までしかないことから、拡大を検討する。また、そ
れ以外の場所においても自転車等駐車場の位置を考慮して検討する。

撤去活動の強化(3-2)
全面有料化に伴い、一時的に放置自転車が増加する可能性があるため、移行時期は徹底した撤去活動を
行い、有料自転車等駐車場の利用を促す。

隣接自治体(武蔵村山市)との連携
西エリアからの需要の多くが武蔵村山市民であることから、武蔵村山市に整備等について協力を求めて
いく。
<自転車等駐車場整備計画の需給バランス>
将来需要台数
将来供給台数(内訳)
需給バランス
(内訳)
⻄
通勤 ①正利⽤
905
通学 ②逆利⽤
156
③買物等対応
東
450
通学 ②逆利⽤
101
551
185
通勤 ①正利⽤
1,355
通学 ②逆利⽤
257
③買物等対応
1,061
234
通勤 ①正利⽤
③買物等対応
合計
存続
419
1,612
最⼩値
5
OK
最⼤値
-151
不⾜
買物等
54
OK
最⼩値
10
OK
最⼤値
-91
不⾜
買物等
30
OK
最⼩値
15
OK
最⼤値
-242
不⾜
買物等
84
OK
39
0
既存市営
新規
再整備
整備
910
合計
0
288
0
910
288
140
320
215
460
215
0
1,050
320
1,370
503
0
0
503
V. 計画推進体制
V-1.
関係機関の役割分担
①
市
市は、自転車等対策の主体者として、安全で快適な生活環境を確保するため、自転車等駐車
場の設置、放置自転車等の撤去・保管・返還、自転車等の放置規制、自転車等の適正利用の啓
発運動等に積極的に取り組まなければならない。また、公益的施設の設置者として、利用者の
ために必要な自転車等駐車場の充実に努めなければならない。
②
道路管理者
ア)
市
道路管理者である東大和市は、自転車等に関する諸問題に対して主体となり、自転車の走行環
境の整備、違法駐輪の抑止及び放置自転車等の撤去、自転車等駐車場の整備等に取組み、誰もが
安全安心に利用できる道路環境づくりに努めるものとする。
イ)
東京都
道路管理者である東京都は、都道の自転車走行環境の整備に取り組むとともに、市が主体的に
取り組む自転車等の放置規制、放置自転車等の撤去及び自転車等駐車場の整備等に協力し、誰も
が安全安心に利用できる道路環境づくりに努めるものとする。
③
鉄道事業者及び都市モノレール事業者
鉄道事業者及び都市モノレール事業者は自転車法及び市条例の趣旨に則し、市との協力体制の
整備に努めるとともに、市が自転車等駐車場を設置しようとするときは、積極的に協力しなけれ
ばならない。
今後も、自転車法及び市条例にもとづき、自転車等駐車場の整備を含めた全体的な放置自転車
対策について、市と緊密な協議を推進していく。
④
隣接自治体との連携
当市の軌道系交通の駅は、他市との市境に在るため、隣接市との連携が大切である。今後の整
備や維持管理に当たっては適切な協議が必要である。特にモノレール3駅については、利用者の
多くが武蔵村山市民であることから、計画の早い段階から調整を図っていく必要がある。
40
⑤
商業施設等
新設される大規模商業施設等の設置者は、自転車等の大量の駐車需要を生じさせる施設の設置
管理者として、自転車法及び市条例の趣旨に即し、当該施設の利用者のために必要な自転車等の
駐車施設の設置に努めるとともに、施設利用者の自転車等の整理や道路上の放置防止に努める。
既存商業施設等については、当該施設の設置者または管理者が現状に即した自転車等駐車場の
整備に主体となり取り組む。
また、商店街等の利用者を主な対象とする自転車等駐車場は、当該商店会が主体となり整備に
取組み、市がそれを支援する形で対策を講じていく。
⑥
公安委員会・警察
公安委員会、警察は、良好な自転車交通網の形成、歩行者及び自転車利用者の通行の安全確保
のため、計画的な交通規制を実施する。また、市と連携し、自転車等の交通ルール・マナー等に関
する教育を実施するとともに、歩行者及び自転車等利用者の安全確保のため、自転車等の危険な
走行について取締りの強化を図る。
また、放置自転車の速やかな返還を促すため、防犯登録の照会について、市との間に連絡体制
を確立するように努める。また、市が実施する啓発活動等に積極的に協力する。
⑦
自転車等小売業者
自転車等小売業者は、自転車を販売する際には、放置をしないこと等、自転車の適正利用を積
極的に PR するとともに、防犯登録や住所・氏名の明記、また自転車損害賠償保険等への加入を
促すよう必要な措置を講じる。
⑧
自転車等利用者
自転車等利用者は、自転車法及び市条例の趣旨に則し、歩行者に危害を及ぼさないようにする
等、自転車の安全な利用に努め、自転車等駐車場以外の場所に自転車等を放置してはならない。
また、道路交通法等を遵守するとともに、防犯登録を受け、自転車損害賠償保険等へ加入する
など自転車等の安全で適正な利用に努める。
⑨
一般事業者
市内に事業所を有する上記以外の事業者は、顧客、従業者等の自転車の駐車場所の確保、自転
車等駐車場の利用の啓発等に努めなければならない。また、東京都内で自転車通勤(自宅から駅
までの自転車利用を含む)する従業者がいる場合は、駐車場所を確保するか、自転車等駐車場を
利用させなければならない。
41
V-2.
今後の取組みと検討課題
【1】
市営自転車等駐車場有料化移行における課題
既存の無料自転車等駐車場を有料自転等車駐車場として整備するにあたり、既存自転車等駐車場
を一旦閉鎖しなければならないため、整備されるまでの間、代替施設が必要となる。これが十分に
確保できない場合は、段階的に廃止・整備を行っていく必要がある。
また、有料化されることを周知徹底する必要があり、この際、民営自転車等駐車場等を含めた公
共自転車等駐車場の案内を積極的に行っていくことで、既存自転車等駐車場の利用率向上、民間事
業者の経営環境の安定を図ることができる。
なお、有料化した直後は放置自転車等が増加する可能性があるので、上記の有料化の周知、自転
車等駐車場の案内を行った上で、適正な放置禁止区域を設定し、撤去活動を一時的に強化する必要
がある。
【2】
需要の変動に対する対応
端末交通の自転車駐車需要は、鉄道の利便性に大きく左右されるため、鉄道の運行本数の増減や
鉄道路線の廃線などの変化がある場合は、駐車需要の再検討を行う必要がある。
また、本計画においてはモノレールの延伸計画については考慮していないことから、延伸が具体
化された場合には、新駅における発生数に見合った対応を強く要請することなどを含めた検討が必
要である。
42
【3】
公設公営以外の事業方式
本計画の目的である安全快適な自転車等駐車環境の確保は、行政が関与して達成すべき目標であ
るが、自転車等駐車場自体は公設公営でなければならないという施設ではない。
今後の自転車等駐車場の整備及び管理運営については、民間の資金とノウハウを活用して公共サ
ービスの提供を民間主導で行うことで、市の財政負担を縮減しつつ効率的かつ効果的な公共サービ
スの提供を図るという考え方から、公設公営以外の事業方式の導入を積極的に検討すべきである。
来年度以降、詳細な検討を行い、実施計画を定めていくことが必要である。
公設公営以外の事業方式の例
官民協働型
事業方式
指定管理者制度
設置・運営の型
DBO 方式
(Design Build
Operate)
公設民営型
PFI 方式
(BOT 方式)
(公財)自転車駐
車場整備センター
民設民営型
設計、建設を公共
が実施
維持管理、運営を
指定管理者が実施
設計、建設、維持
管理、運営を民
間事業者(企業グ
ループ)が一括で
実施
設計、建設、維持
管理、運営を民間
事業者が包括的に
実施
設計、建設、維持
管理、運営を財団
が一括で実施
公共
公共
事業期間中は民間
その後、公共に譲
渡(有償又は無償)
一定期間は財団
その後、公共に無
償譲渡
契約方式
個別契約
一括契約
(企業グループ)
一括契約(SPC)
一括契約(財団)
資金調達
公共(補助金や交
付金、起債の活用
が可能)
公共(補助金や
交付金、起債の
活用が可能)
民間(金融機関融
資)
財団(補助金や助
成金等の活用が可
能)
全部負担
全部負担
原則なし(一部を負
担する場合もある)
一部を負担(協議
による)
設計、建設、維持管
理、運営、その都度
選定手続きが必要
一括で選定
一括で選定
PFI 法所定の手続
きが必要
一括で選定
公共・民間の役割
施設の所有
公共の整備費負担
事業者選定
43
東大和市自転車等の駐車対策に関する総合計画
【概要版】
平成 26 年 3 月
発行者
発行
東大和市都市建設部土木課
東大和市中央 3 丁目 930 番地
TEL:042(563)2111(代)
FAX:042(563)5930
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