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別記 木津川市包括的支援事業委託仕様書 本仕様書は、介護保険法

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別記 木津川市包括的支援事業委託仕様書 本仕様書は、介護保険法
別記
木津川市包括的支援事業委託仕様書
本仕様書は、介護保険法(平成9年法律第123号以下「法」という。
)第115条の46の
規定により本業務受託事業者(以下「受託者」とする。)が設置した地域包括支援センターにお
いて実施する業務に関し、必要な事項を定めるものとする。
1.趣旨
受託者は、木津川市(以下「市」という。)が提示した木津川市運営基本方針に基づき、事業
計画を策定し、業務を行うものとする。
2.委託期間
平成28年4月1日~平成31年3月31日まで
3.地域包括支援センターが実施する業務
(1) 包括的支援事業
ア 介護予防ケアマネジメン卜事業
イ
総合相談支援事業
ウ
権利擁護事業
エ
包括的・継続的ケアマネジメント事業
(2) 多職種協働による地域包括支援ネットワークの構築
(3) 指定介護予防支援事業
業務委託後、市の指定介護予防支援事業所の指定を受けること
① 予防給付に関するケアマネジメント業務
ア
利用申込の受付
イ
契約締結
ウ
アセスメント
エ
介護予防サービス計画原案の作成
オ
サービス担当者会議の開催
カ
介護予防サービス計画書の交付
キ
モニタリング
ク
評価、計画書の見直し
ケ
給付管理
コ
介護報酬の請求
注
上記ウ~ケまでの業務については居宅介護支援事業所に委託可(下記③参照)
② 指定介護予防支援事業に係る介護予防サービス計画費(介護報酬)
指定介護予防支援事業に係る介護予防サービス計画費は受託者の収入とする。
③
指定介護予防支援事業の委託
指定介護予防支援事業の一部(上記①ウ~ケまでの業務)を、契約を締結した指定居宅介
護支援事業所に委託できる。委託にあたっては、以下の事項に留意すること。
ア
委託に関し地域包括支援センター運営協議会に報告すること。
イ
アセスメント業務や介護予防サービス計画の作成業務等が一体的に行われるよう配慮
すること。
ウ
委託先の指定居宅介護支援事業所が、指定介護予防支援事業に関する研修を受講する
等必要な知識・能力を有する介護支援専門員が従事する事業所であること。
エ
指定介護予防支援事業に係る責任主体は、地域包括支援センターであり、委託を行う
場合であっても、委託先の指定居宅介護支援事業者が介護予防サービス計画の原案を作
成する場合には、当該計画が適切に作成されているか内容の妥当性等について確認を行
うこと。また、委託先の居宅介護支援事業所が評価を行った場合には、当該評価の内容
について確認を行い、今後の指定介護予防支援の方針等を決定すること。
オ
指定介護予防支援事業の一部を指定居宅介護支援事業所に委託している場合、介護予
防サービス計画費の相当分を、委託している指定居宅介護支援事業所へ支払うこと。そ
の際の介護予防サービス計画費の1件あたりの単価は介護報酬単価と同額とする。
(4) 任意事業
4.担当圏域及び施設名称
木津東部圏域 木津川市地域包括支援センター木津東
木津西部圏域 木津川市地域包括支援センター木津西
加茂圏域
木津川市地域包括支援センター加茂
5.設置場所
受託者は受託した圏域内に事務室及び相談室等で構成される地域包括支援センターを設置する。
6.構造及び設備等
地域包括支援センターの設備は、次に掲げる要件を満たすものとする。
(1) 業務受託後に、担当圏域内に、地域包括支援センターの運営に必要な広さの事務所を設置
すること(設置に要する経費は、受託法人の負担とする。)
(2) 事務所に事務室、相談室を設けること(当該業務遂行に関連して必要なものは、法人の負
担で設けることができる。)
(3) 地域包括支援センターの構造については、特別な施設基準はないが、業務を行う上で支障
がないよう、各業務を行う場所は一体であることが望ましい。
(4) 地域包括支援センターには看板を設置し、住民へ周知を行うこと。
(5) 前1号から4号に定める設備類及びその他の設備に関する経費は、受託者が負担すること。
なお、自動車配備に関する費用や自動車運用に係る交通事故等の損害金、その他自動車整備
に関する一切の責任は受託者が負うものとし、その他の設備類等に係る契約についても市は
一切関与しないものとする。
7.職員配置
木津川市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例(平成27年木津川
市条例第15号)に準じ、担当区域における専門職を配置することとする。
(1) 保健師その他これに準ずる者
「準ずる者」とは、地域ケア、地域保健等に関する相談業務の経験のある看護師(ただし、
准看護師は除く)
(2) 社会福祉士その他これに準ずる者
「準ずる者」とは、福祉事務所の現業員等の業務経験が5年以上又は介護支援専門員の業
務経験が3年以上あり、かつ、高齢者の保健福祉に関する相談援助業務に3年以上従事した
経験を有する者
(3)主任介護支援専門員その他これに準ずる者
「準ずる者」とは、「ケアマネジメントリーダー活動等支援事業の実施及び推進について」
(平成14年4月24日付け老発第0424003号)に基づくケアマネジメントリーダー
研修を終了し、介護支援専門員としての実務経験を有し、かつ、介護支援専門員の相談対応
や地域の介護支援専門員への支援等に関する知識及び能力を有する者
注
事業に関する事務を行う事務職員等(必要に応じて配置することができる。ただし、
当該に要する経費は受託法人の負担とする。)
(4) 職員に変更が生じる場合は、30日前までに木津川市へ書面をもって報告し、事前承認を
得ること。
(5) 上記(1)から(3)いずれかの職員が育児休業または90日以上の病気休暇を取得する
場合及び職員に不足が生じる場合は、(1)から(3)に定める代替職員を90日以内に補
充すること。ただし、産前・産後休暇、30日以上90日未満の病気休暇を取得する場合又
は職員に不足が生じる場合においては、事前に書面をもって市へ報告し、了承を得た場合は
この限りではない。
8.業務日、業務時間
(1) 業務日
月曜日から金曜日 (土日祝祭日及び12月29日から1月3日までを除く)
緊急時は上記以外でも対応すること。
(2) 業務時間
午前8時30分から午後5時15分
なお、業務時間帯以外であっても地域の住民、関係団体等への会議の出席を求める場合があ
る。
注 緊急時の連絡体制については運営事業者の本体施設等との連携による対応としても差
し支えないものとする。
9.提出書類
(1) 事業計画書及び事業報告書
受託者は、以下の内容で事業計画書を作成し、事業を開始すること。なお、事業計画書及び
事業報告書は、市が指定する期日までに市事務局に提出すること。
【事業計画書】
① 事業方針
② 職員体制
・職種、人数、常勤換算後の人数
・包括的支援事業及び指定介護予防支援事業以外の業務との兼務の有無を記入すること。
③ 事業内容
包括的支援事業の内容ごとに、担当圏域の特色を加味し、記入すること。
④ 年間業務等予定
当年度の事業内容を実施するための業務計画を記入すること。
⑤ 休業日及び時間外の体制について
連絡体制、年末年始の休業日を記入すること。
【事業報告書】
事業計画に沿って、包括的支援事業の内容ごとに報告書を作成すること。評価及び結果よ
り考えられる地域の課題も記入すること。
(2) 収支予算書及び決算報告書
受託者は、以下の内容で収支予算書及び決算報告書を作成し、市が指定する期日までに市事
務局に提出すること。
①収入の部
包括的支援事業受託金収入、指定介護予防支援事業(予防給付)収入、その他受託金及び
補助金等収入については分けて報告すること。
②支出の部
人件費、事務費、事業費等を支出については分けて報告すること。
・人件費の支出については、職員ごとに分けて記入すること。
・法定福利費は人件費に算定すること。
(3) 地域包括支援センター相談対応・活動等実績報告書
月ごとの報告書は、毎翌月15日までに、指定の様式にて市に報告すること。
※やむを得ず、提出期日を超える場合は事前に連絡をすること。
10.事務引継
受託者は、業務の継続性には十分配慮し、職員の異動があった場合はもとより、理由のいかん
を問わず、受託者が受託できなくなった場合にも適切な引継ができるよう書類の整備を行うこと。
11.個人情報の取扱いについて
地域包括支援センターの運営上、多くの個人情報を取り扱うこととなるため、次に掲げる事項
に留意しなければならない。
(1) 地域包括支援センターにおける各事業の実施に当たり、各事業の担当者が互いに情報を共
有し、その活用を図ることが重要であることから、予め本人から個人情報を事業目的の範囲
内で利用する旨の了解を得ること。
(2) 個人情報の取り扱いについては、関係法令(ガイドライン等を含む。)を遵守し、厳重に
取り扱うこととし、その保護に遺漏のないよう十分に留意すること。
12.公平・中立性
受託者は、地域包括支援センターを運営するにあたり、正当な理由なく特定の事業者・団体・
個人を有利に扱うことがないよう十分配慮すること。
13.その他
(1) 包括的支援事業の実施に当たっては、「地域支援事業の実施について(最終改正平成26年
8月18日付け老発0818第1号)」、「地域包括支援センターの設置運営について(最終
改正平成25年3月29日付け老計発第1018001号・老振発第1018001号・老
老発第1018001号)」および長寿社会開発センター作成「地域包括支援センター運営
マニュアル」を遵守して実施するものとする。
(2) 「地域支援事業の実施について」、「地域包括支援センターの設置運営について」および「地
域包括支援センター業務マニュアル」が改正された場合は、最新を優先するものとする。
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