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平成24年度 公益社団法人愛荘町シルバー人材センター 事 業 計 画(案)

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平成24年度 公益社団法人愛荘町シルバー人材センター 事 業 計 画(案)
平成24年度
公益社団法人愛荘町シルバー人材センター
事
業
計
画(案)
未曾有の震災と津波の被害に遭遇されて大変お気の毒な東北の皆様のことを
心からお見舞い申し上げます。いよいよ復興の足跡も早まることと思いますが、
心の傷はなかなか修復するのに時間を要することと思います。私達愛荘町シル
バー人材センター会員の一人ひとり物心両面のエールを送り続けさせていただ
きたく存じます。
さて、私達シルバー人材センターを取り巻く環境も一段と厳しさを増し、高
齢化が進む中にあって、いつまでも健康で社会の一端を担わせていただける、
生涯現役の活動が出来ることを喜ばせていただくのであります。
定年の延長施策で65歳までの勤務が求められる時代であり、シルバーへの
加入年齢も自ずと高齢化していく中にあって、今まで培われてきた有形無形の
財産や組織の継続と活性化は大変大事なものであります。
シルバーとしての働き方は法令によって護られているのでありますが、時代
にそぐはない部分も生じてきているように感じられます。昨年度末に署名活動
で国に対して「派遣可能期間」3年以上継続勤務ができるようにとの要請もそ
の一例であります。
法令遵守で請負契約から派遣契約への勤務形態の変更を企業様にお願いする
中にあって、厳しい経済の実態にさらされて今までの実績が無に帰するような
場面にでくわす時、危機意識は一層身近なものとなり高まるのであります。
現場にあってはなによりも優先されるのが「安全」であります。高齢化の名
のもとに油断や気のゆるみは絶対に許されるものではありません。緊張感をも
って慎重な行動が求められ、安全への気配り心配りが大切であります。ここに
おいても安全を損なうような構築物への損傷事案が発生したとき間髪を容れず
職務の継続は無に帰するのであります。このような環境の中で平成24年度の
具体的な事業施策を次のような計画で進めさせていただきます。
*安全就業施策
シルバーの就業では何よりも安全就業が優先されます。昨年度は傷害事故4
件、賠償責任事故2件が発生し、傷害事故中女性が3件・男性が1件であり、
いずれも作業中の事故であり、就業途上の事故は0件でありました。これは安
全大会における滋賀県警のご協力をいただいての安全啓発活動が現れているの
ではないかと考えられ、本年度はこの交通安全啓発とともに就業上の安全啓発
に力を注いで事故0を目指したいと考えます。安全月間には損害賠償に繋がる
ような事故を防ぐ実地講演を企画していずれも事故0を目指したいと考えます。
しかしながら、事故は講演まで待ってくれるものではありません。各自が自己
点検を怠りなく「指差し呼称」で確認しながら、慎重に事に当たっていただき
ます。
*事務所の統合と事務集中化を目指しての施策
平成18年に合併後も旧町単位での事務所を設置して地理的、物理的便宜性
を続けて参りましたが、この間法人化を果たし、現在は公益法人としての場を
いただいております。しかしながらいつまでも分離の状態を続けるわけにはま
いりません。統一した一つの事務所で愛荘町シルバー人材センターとしての会
員が融合した、より発展的な組織としての活動が求められるのであります。地
理的な条件を除けば現在の本部は申し分なくより一層の有効な活用が求められ
ます。
このことにより、経費の削減を目指し、地域間融合を一層進められると思い
ます。地理的条件を満たす場所は今後町長、町議会はじめ経済諸団体、町民各
位に働きかけ見出していきたいものです。何よりも会員一人ひとりの熱意と意
気込みと情熱があって成就するものと考えます。
連合会においては事務集中化に向かっての検討が進んできております。この
流れを的確に捉え事務処理に無駄のないように致します。
*交流事業施策
1 県下、他府県のシルバー間の交流活動
ア 地理的、物理的条件の似通ったシルバー人材センター間の交流を通じ
て事業の活性化をはかります。
連合会から情報をいただいて、相互に事業の拡大に繋がるような交流
の場を作ります。
イ 連合会企画の催事への積極的な参加で会員相互の交流を果たします。
2 町行事への会員参加による町民交流活動
町民祭への参加活動も会員からの盛り上がりによるシルバーフェアーへ
の発展への芽となるようなものにしていきます。
*子育て支援事業の継続施策と家事援助サービス調査研究施策
企画提案方式で「お子様一時預かり事業」
「ふれあいルーム」
「遊びのパレッ
ト」を展開してまいりましたがその最終年度となりました。委員会を中心に事
業の拡充をはかり、機会あるごとに宣伝につとめ、町長をはじめ町ご当局の力
添えを得て進めて参りました。今後この事業の継続と発展のためには最終年度
を確たるものにして社会のニーズに一層添えるものに仕上げねばなりません。
同時に福祉政策の一端を担う福祉・家事援助サービス事業への事業発展を調
査研究して愛荘町シルバー事業としての方向性を見出したいものです。
*普及啓発活動の推進施策
「シルバーあいしょう」を通じての広報活動も3年目を迎えることとなりまし
た。お得意のご意向を組み入れ、会員の要望を取り上げた血の通った情報紙と
してセンターの目的や内容を町民各位やお得意の皆様に依り深く理解いただき
就業の拡大に繋がるようにと願います。
特に本年度は役員の皆様に積極的にお得意様訪問の機会を拡充しての普及活
動を推進いたします。
*会員の就業機会の確保、就業意識の向上と各種技能講習会の実施施策
コンプライアンス(法令遵守)の姿勢を重視していく中では派遣業務契約への
増加傾向は世の流れとして当然のことと思われます。
このことによって会員の就業機会の拡充が図られることとなれば大変喜ばし
いことです。そのためには同じ職務であっても就業への取り組み姿勢がかわら
なければなりません。研修会や各種技能講習会を実施して意識の改革や技能の
向上を図ります。剪定技能講習会・機械除草講習会・襖障子網戸技能講習会・
派遣就業講習会・安全衛生講習会・人権意識講習会・子育て支援講習会・・・
*独自事業開発施策
新規事業への取り組みは一朝一夕で出来るものではありません。
しかしながら、挑戦していかなければ組織の発展に繋がらないのであります。
会員有志と役員が力を結集して新規事業への取り組みをしてまいります。会
員提案箱を設置し検討会を立ち上げます。
*ボランティア活動施策
公益法人となりより公益性が求められることとなりました。例年琵琶湖の水
環境保持活動の一環として活動いただいております10月第3週目の水路清
掃活動の取り組みは申すに及ばず、交通安全推進運動にも積極的に取り組みボ
ランティア精神の涵養に努めます。
以上
平成24年度の事業計画とします。
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