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第30回学長定例記者会見 発表事項5 -研究科紹介- 大学院社会科学

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第30回学長定例記者会見 発表事項5 -研究科紹介- 大学院社会科学
第30回学長定例記者会見
発表事項5
平成24年6月27日
-研究科紹介-
大学院社会科学研究科
本 研 究 科 の 特 徴 は 、社 会 科 学 の 広 範 な 学 問 分 野 を 包 摂 す る 学 際 的 な 組 織 で
あ る こ と に あ り ま す 。具 体 的 に は 、法 学 、政 治 学 、国 際 関 係 、社 会 学 、経 済
学 、経 営 学 、会 計 学 、情 報 学 等 々 の 研 究 者 を 包 含 し ま す 。ま た 組 織 上 は 、法
政 シ ス テ ム 専 攻 、社 会 経 済 シ ス テ ム 専 攻 、マ ネ ジ メ ン ト 専 攻 の 三 専 攻 を 擁 し 、
附属の研究組織として地域経済システム研究センターをも っており、また、
学士課程では、法学部ならびに経済学部の教育を担当してい ます。
[法政システム専攻]
<
概
要(専攻における取り組み及び事業等)>
1.教育理念の特色とアドミッション・ポリシー
( 教 育 理 念 )法 学 ・政 治 学・社 会 学 の 各 分 野 で の 学 問 的 成 果 を 伝 授 し 、こ れ ら 社 会 科
学 分 野 の 学 問 の 融 合 を 通 じ た 創 造 的 な 教 育 、研 究 活 動 を 行 う こ と に よ り 、幅 広 い
視 野 と 高 度 な 専 門 知 識 を 備 え た 専 門 的 職 業 人 を 養 成 し 、現 代 社 会 に 生 起 す る 諸 問
題・課題の解決に寄与することを目指しています。
( ア ド ミ ッ シ ョ ン ・ ポ リ シ ー )法 学 部 卒 業 生 に 加 え て 、他 分 野 出 身 者 、社 会 人 、さ ら
に 海 外 か ら の 留 学 生 に 広 く 門 戸 を 開 き 、現 代 社 会 の か か え る 諸 問 題 の 解 決 の た め
に 不 可 欠 な 法 の 解 釈 ・ 運 用 、立 法 、政 策 の 立 案 を 行 う 上 で 、グ ロ ー バ ル な 視 点 に
基づく考察を行う学生を求めています。
2.法学部および法政システム専攻の留学生の受け入れ人数
法学部:9名(正規生7、研究生・特別研究生2)
法 政 シ ステ ム 専攻 4 1名( 博 士 前・ 後 期- 正 規生3 3 、 研究 生 ・特 別 研究・ 聴 講 学生 8 )
出身国:中国、韓国、台湾、フィジー、カザフスタン
3.本専攻が提供する3つの教育プログラム
「 公 共 法 政 プ ロ グ ラ ム 」は 、国 お よ び 地 方 自 治 体 の 行 政 を 中 心 に 、N P O 等 の 市 民 活
動や民間企業をも含んだ新たな公共管理を学ぶプログラムです。
「 ビ ジ ネ ス 法 プ ロ グ ラ ム 」は 、行 政 と の 事 前 調 整 か ら 司 法 に よ る 事 後 救 済 に 至 る ま で
の過程で必要とされる企業統治を学ぶプログラムです。
「 グ ロ ー バ ル 法 政 プ ロ グ ラ ム 」は 、ヒ ト・モ ノ・情 報 が 国 境 を 越 え る 時 代 の ト ラ ン ス
ナショナルでグローバルな公共性の担い手を育成することを目指す教育プログラムで
す。
1
4.国際交流事業の推進
・ 中 国 社 会 科 学 院 と の 学 術 交 流 ( 2011.9.16 、 2012.3.26)
―中国の代表的な政府系シンクタンクである中国社会科学院から、昨年9月、
5 0 名 の 優 秀 な 若 手 研 究 員 が 本 学 を 訪 問 し 、 国 際 関 係 (「 日 中 の 構 造 的 矛 盾 と 日 中 米
関 係 」)、法 律 関 係(「 商 法 改 正 の 動 向 に つ い て 」)の テ ー マ で 講 演 会 を 実 施 し 、本 専
攻 の 教 員・学 生 と 交 流 し ま し た 。そ の 後 、本 専 攻 の 代 表 が 先 方 を 訪 問 し 、積 極 的 な 交
流を継続することに合意しました。
・ 中 国 政 法 大 学 法 学 院 , 政 治 ・ 公 共 管 理 学 院 ( 2011.9.19 ) 及 び 浙 江 大 学 光 華 法 学 院
( 2011.9.20) と の 学 術 ・ 教 育 交 流 協 定 の 締 結
― 中 国 の 社 会 科 学 研 究 分 野 を リ ー ド す る 中 国 政 法 大 学 の 法 学 院 お よ び 政 治・公 共 管 理
学院、さらに中国の代表的な総合大学である浙江大学の法学院である光華学院と学
術・教育交流協定を締結しました。
・ 中 国 ・ 西 南 政 法 大 学 法 学 院 、 政 治 ・ 公 共 事 務 学 院 と の 学 術 ・ 教 育 交 流 ( 2012.3.27~
29)
― 中 国 の 法 曹 界 に 多 く の 人 材 を 輩 出 し て き た 西 南 政 法 大 学 を 訪 問 し 、「 日 本 に お け る
憲法訴訟の展開」
「日本における過労自殺問題」
「 日 中 関 係 の 展 開 と 今 後 の 課 題 」の 各
テ ー マ で 講 演 会 を 開 催 す る な ど 学 術 教 育 交 流 を 図 り ま し た 。今 秋 、正 式 の 交 流 協 定 を
締 結 す る 予 定 で す 。ま た 、11 月 に は 、同 大 学 が 主 催 す る 民 事 訴 訟 法 に 関 す る 中 ・日 ・
韓3国の国際シンポジュウムにも教員を派遣します。
・フ ラ ン ス・ブ ル ゴ ー ニ ュ 大 学 法 政 学 部 及 び 大 学 院 法 学 研 究 科 と の 学 術・教 育 交 流 協 定
の 締 結 ( 2011.3.30)
― ブ ル ゴ ー ニ ュ 大 学 と の 学 術 教 育 交 流 協 定 に 基 づ き 、教 員 の 相 互 交 流 等 を 実 施 し て い
ま す 。ま た 、9 月 に 同 大 学 で 開 催 さ れ る「 平 和 と 憲 法 」と 題 す る 国 際 シ ン ポ ジ ュ ウ ム
には、本専攻からも教員を派遣します。
・台湾・国立政治大学とのショートステイ・ショートビジットプログラム
― 台 湾 の 有 力 大 学 で あ る 国 立 政 治 大 学 か ら 、夏 期 に 学 生 を 受 け 入 れ 、国 際 関 係 の 集 中
講義を提供する一方、法学部、社会科学研究科から国立政治大学に学生を派遣して、
「人権」をテーマにした現地学習を実施しています。
・オ ー ス ト ラ リ ア の グ リ フ ィ ス 大 学 と の 間 で 、文 科 省 プ ロ ジ ェ ク ト「 大 学 の 世 界 展 開 力
強 化 事 業 」が 採 択 を さ れ た こ と に 基 づ き 、生 物 圏 科 学 研 究 科 と 協 力 し 、平 和・国 際 政
治 及 び 水 環 境 の 分 野 で 、教 職 員 や 学 生 の 交 流 を 行 い 、今 後 の 広 島 大 学 の 国 際 競 争 力 向
上 に 資 す る こ と に な り ま し た 。( 2012.4)
・ア メ リ カ 合 衆 国 ジ ェ ー ム ズ マ デ ィ ソ ン 大 学 と の 間 で 、本 専 攻 と 国 際 協 力 研 究 科 の 協 力
の下、大学間協定を締結して、教職員、学生の交流を推進することになりました。
( 2012.3)
・ 上 海 社 会 科 学 院 、華 東 政 法 大 学 、大 連 大 学 と の 学 術 ・ 教 育 交 流 も 、毎 年 度 、積 極 的 に
実施しており、教員や学生の交流で大きな成果をあげています。
5.社会連携
・広 島 、山 口 両 県 の 弁 護 士 、中 小 企 業 経 営 者 と 連 携 し て 、
「 経 営 法 務 研 究 会 」を 共 催 し 、
地元企業の経営者を対象に企業経営に関する法的諸問題について、講義や適切な助言、
意 見 交 換 な ど を 行 っ て い ま す 。今 後 、留 学 生 も 参 加 さ せ る こ と で 、海 外 進 出 を 図 る 企 業
に優秀な人材を提供する機会にしたいと考えています。
・ 毎 年 度 、法 学 部 の 授 業 で 、多 様 な 分 野 で 活 躍 さ れ て い る 実 務 家( 広 島 高 裁 長 官 、外 務
省審議官、県警本部長、元国会議員、元市長、地元市役所職員など)を講師に招いて、
学生の将来設計に役立つ授業を提供しています。
2
[社会経済システム専攻]
<
概
要(専攻における取り組み及び事業等)>
1.教育研究体制
社 会 経 済 シ ス テ ム 専 攻 に は 4つ の プ ロ グ ラ ム が あ り 、 経 済 学 の そ れ ぞ れ の 分 野 に お け
る研究と教育の両面で経済学のグローバルスタンダードに則した活動を行うべく努力
がなされています。
具 体 的 に は 、「 フ ァ イ ナ ン ス ・ プ ロ グ ラ ム 」 に お い て 、 近 年 の 金 融 の 証 券 化 の 進 展 、
金 融 工 学 の 浸 透 、資 本 市 場 の 整 備 と M&A の 活 性 化 、企 業 活 動 の グ ロ ー バ ル 化 、情 報 開 示
制 度 や IR( 投 資 家 向 け 広 報 )活 動 の 普 及 な ど を 背 景 に 、事 業 評 価 、戦 略 立 案 や リ ス ク 管
理を的確に行える社会人の養成・ブラッシュアップ教育を目的としています。
「 経 済 分 析 プ ロ グ ラ ム 」で は 、経 済 学 各 分 野 に お け る 国 際 標 準 的 知 識 と と も に 、金 融 、
財政、労働等の分野における様々な経済問題に対して、 習得した経済理論および計量
経 済 学 的 分 析 手 法 を 活 用 し た 分 析 を 行 う こ と を 通 じ て 、実 践 的 分 析 能 力 を 高 め て ゆ く こ
とを目指しています。
「公共政策プログラム」においては、 政策立案・政策分析や企画開発にかかわるビ
ジ ネ ス 分 野 で 活 躍 で き る 専 門 的 能 力 の 育 成 を 目 指 す 。ゲ ー ム と 情 報 の 経 済 学 、取 引 費 用
と 制 度 の 経 済 学 、進 化 経 済 学 、公 共 選 択 理 論 、実 験 的 経 済 学 を 公 共 政 策 プ ロ グ ラ ム の 教
育 に 取 り 入 れ 、高 度 専 門 職 業 人 の み な ら ず 最 新 の 研 究 領 域 で 活 躍 で き る 人 材 教 育 を 意 図
しています。
「 比 較 経 済 シ ス テ ム プ ロ グ ラ ム 」で は 、ヨ ー ロ ッ パ や 日 本 な ど の 多 様 な 経 済 シ ス テ ム
がそれぞれどのような過程をたどって今日まで発展してきたかを比較することを通じ
て、それぞれのシステムの特徴を理解します。
2.社会連携
社会経済システム専攻では、現在金融庁、日本銀行、および日本政策投資銀行との
連携によって東広島および東千田の両キャンパスにおいて学部・大学院の講義および
研究上のアドヴァイスの機会の提供をいただいています。
3.国際交流
社会経済システム専攻では近年主としてイギリスのグラスゴー大学、スペインのマ
ドリード大学、シンガポールの南洋理工科大学およびシンガポール経営大学との交流
に力を入れており、毎年数人の教員を派遣して研究報告会を開催して学術交流を行う
と共に大学同士の様々な情報や意見の交換の場として活用しています。
4.地域貢献
東広島キャンパスが所在する東広島市の全体的な経済活動を数量的にとらえたマク
ロ計量モデルを広島市内のシンクタンクと共同で構築する作業を進めています。モデ
ルを完成させれば、地域経済に加わるエルピーダの人員削減や消費増税のような外的
シ ョ ッ ク が 及 ぼ す 、 市 の GDP や 雇 用 、 消 費 支 出 、 物 価 水 準 、 等 へ の 影 響 の 数 量 的 評 価
や動学的乗数値の算出およびこれらの数量と政策効果との関連の経験的分析、等幅広
く活用する道が開かれます。
3
[マネジメント専攻]
<
概
要(専攻における取り組み及び事業等)>
マネジメント専攻は、社会人向け大学院として、平成12年4月に東千田キャンパスに
設 置 さ れ ま し た 。 そ の 後 、「 幅 広 い 受 け 入 れ 」 と い う コ ン セ プ ト の も と に 、 留 学 生 、 学 部 新
卒者も受け入れています。これまでに、240余名の修了生を送り出し、社会の様々な組
織で活躍すると共に、30名を超える研究者を輩出しています。
1.アジアマネジメントプログラムの創設
本 専 攻 は 、平 成 2 1 年 4 月 に ア ジ ア に 進 出 し た 日 系 企 業 で 活 躍 す る 優 秀 な 人 材 を 育 成
す る た め に ア ジ ア マ ネ ジ メ ン ト プ ロ グ ラ ム を 新 た に 創 設 し ま し た 。ま た 、独 自 の イ ン タ
ーシップ制度により、アジア進出企業でのインターンシップを実施しています。
2.学術交流協定の締結
大 連 大 学 、大 連 外 国 語 学 院 、東 南 大 学 及 び 中 国 海 洋 大 学 と 学 術 交 流 協 定 を 提 携 し 、留
学 生 を 受 け 入 れ る と 共 に 、毎 年 、本 専 攻 の 博 士 課 程 後 期 の 学 生 を 中 心 と し て 、協 定 校 で
の 研 究 報 告 会 を 実 施 し て い ま す 。ま た 、平 成 2 3 年 度 に は タ イ の チ ュ ラ ー ロ ン コ ー ン 大
学 サ シ ン 経 営 管 理 大 学 院 日 本 研 究 所 と 学 術 交 流 協 定 を 締 結 し 、研 究 会 を 開 催 し た り 、ア
セ ア ン 地 域 に お け る 日 系 企 業 の 動 向 に つ い て の 情 報 交 換 を 行 っ て い ま す 。な お 、平 成 2
5年度には、タイのチュラーロンコーン大学からの留学生を受け入れる予定です。
3.マネジメント研究センターの設置
平 成 2 3 年 4 月 に マ ネ ジ メ ン ト 研 究 セ ン タ ー を 設 置 し 、修 了 生 及 び 地 域 社 会 か ら 寄 せ
ら れ た 実 践 課 題 に 対 し 、本 専 攻 及 び セ ン タ ー 教 員 に よ る 指 導 を 受 け な が ら 課 題 解 決 を 図
る プ ロ ジ ェ ク ト 型 課 題 解 決 事 業 を 実 施 し て い ま す 。こ れ に よ り 、修 了 生 に は 再 び 学 ぶ 機
会 を 提 供 し 、ま た 、地 域 社 会 へ の 貢 献 を 果 た し て い ま す 。ま た 、こ の プ ロ ジ ェ ク ト に 院
生を参加させることで、実践的な教育を同時に行っています。
4 . 平 成 2 4 年 度 大 学 連 携 に よ る 教 育 プ ロ グ ラ ム 開 発 ・実 施 事 業 の 実 施
県 立 広 島 大 学 及 び 広 島 市 立 大 学 と 連 携 し 、ま た 、マ ツ ダ 、リ ョ ー ビ 、三 島 食 品 の 協 力
を 得 て 、 学 部 教 育 ( 夜 間 主 コ ー ス ) に お け る 「 グ ロ ー バ ル 人 材 の 育 成 ( 経 営 分 野 )」 プ
ログラムを開発し、実施しています。
5.非営利組織のマネジメント力強化研修の実施
平 成 2 3 年 度 か ら 、広 島 県 と 連 携 し 、ま た 、一 橋 大 学 の 協 力 を 得 て 、半 年 間 に 亘 る「 非
営利組織のマネジメント力強化研修」を実施しています。
6.文部科学省「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」への参画
当 該 プ ロ グ ラ ム に 参 画 し 、平 成 2 1 年 度 か ら 平 成 2 3 年 度 に お い て 、本 専 攻 の 院 生 9
名をアジアに派遣しフィールドワークに従事しました。
7 .文 部 科 学 省 リ ー デ ィ ン グ プ ロ グ ラ ム「 放 射 線 災 害 復 興 を 推 進 す る フ ェ ニ ッ ク ス リ ー ダ
ー育成プログラム」の担当教員として本専攻教員が参画
8.本学「グローバル環境リーダー育成プログラム」への本専攻科目の提供
9.マツダとの共同研究の実施
広 島 大 学・マ ツ ダ の 包 括 提 携 に も と づ き 、平 成 2 3 年 度 か ら 、本 専 攻 と マ ツ ダ と の 共
同研究を実施しています。
10.マネジメント学会による研究会・シンポジウムの開催
本 専 攻 に お い て マ ネ ジ メ ン ト 学 会 を 組 織 し 、毎 年 、地 域 社 会 へ の 公 開 に よ る 研 究 会 を
6回、シンポジウムを1回開催しています。
11.留学生向け奨学金制度の構築・運営
リ ョ ー ビ 、マ ツ ダ に よ る 本 専 攻 の 留 学 生 に 向 け た 奨 学 金 制 度 を 構 築 し 、運 営 し て い ま
す。
12.FMちゅーピーを利用したマネジメント専攻の広報活動を実施
平成24年7月より、FMちゅーピーの番組内に「広大マネジメント専攻コーナー」
( 仮 称 )設 置 し 、毎 月 第 2 木 曜 日 の 1 5 時 3 0 分 か ら 1 0 分 間 、全 1 2 回 か ら な る マ ネ
ジメント専攻の教育・研究内容に関する広報活動を実施します。
4
[附属地域経済システム研究センター]
<
概
要(センターにおける取り組み及び事業等)>
・当センターの常勤教員は教授、助教の2人ですが、初代センター(平成元年度設置)
の 発 足 当 初 か ら「 地 域 の こ と は 地 域 で 考 え る 」を 基 本 理 念 と し て 、学 内 外 の 研 究 者 や 関
係者の参加・協力のもとで、研究の実施とその普及に努めています。
・当 セ ン タ ー の 活 動 を 支 援 す る た め 、平 成 2 年 度 に 地 域 経 済 研 究 推 進 協 議 会 が 設 置 さ れ
ま し た ( 行 政 、 主 要 企 業 、 経 済 団 体 な ど か ら 構 成 。 事 務 局 : 中 国 経 済 連 合 会 )。 同 協 議
会 な ど と 連 携 し な が ら 、年 1 回「 地 域 経 済 研 究 集 会 」を 開 催 し て い ま す 。平 成 2 4 年 度
には大都市制度や広域連合制度に関するテーマでの開催を検討中です。
・ 同 協 議 会 か ら 当 セ ン タ ー に 対 す る 奨 学 寄 附 金( 年 間 5 0 万 円 )を も と に 、大 学 院 で 特
別 講 義( 集 中 )を 開 講 し て い ま す 。同 協 議 会 は 、社 会 科 学 研 究 科 教 員 を 対 象 と し た 研 究
助 成 を 実 施 し て い ま す ( 年 間 1 0 0 万 円 )。
・平成17年度には当センターを事務局として広島大学道州制研究会を設置しました。
そ の 成 果 は 「 道 州 制 に 関 す る 意 識 調 査 結 果 」( 平 成 1 8 年 5 月 )、『 地 方 分 権 の 失 敗
州制の不都合』
( 伊 藤 敏 安 、平 成 2 1 年 )、
『道州制
道
世界に学ぶ国のかたち』
(川﨑信文・
森邊成一編、平成22年)などの報告書や著書に結実しています。
・当センターは、中国・四国のシンクタンクと共同研究を実施しています。最近では、
「地方分権の進展と道州制移行に対応した地域の社会経済への影響に関する広域共同
研 究 報 告 書 」( 平 成 2 2 年 2 月 )、「 新 た な 政 策 導 入 に 伴 う 地 域 の 社 会 経 済 へ の 影 響 に 関
す る 広 域 共 同 研 究 報 告 書 」( 平 成 2 3 年 5 月 ) な ど の 報 告 書 を 発 表 し て い ま す 。
・当 セ ン タ ー は 、地 域 の 経 済 団 体 か ら 奨 学 寄 附 金( 年 間 1 0 0 万 円 )を 受 領 し て い ま す 。
その一環として、
「現政権における地方分権の動向」
( 平 成 2 2 年 7 月 )、
「新たな政策導
入と地方の課題」
( 平 成 2 3 年 5 月 )、
「法人税制と地方財政」
( 平 成 2 3 年 7 月 )な ど の
報 告 書 を 作 成 し 、公 開 研 究 会 で 発 表 し て い ま す 。本 年 度 は「 地 方 税 の 徴 収 率 向 上 」と「 教
育の社会経済的背景」の2件について、6~7月に発表する予定です。
【お問い合わせ先】
社会科学研究科
運営支援グループ
水田 徹
TEL:082-424-7205、 FAX:082-424-7212
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