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株式会社ネットカムシステムズの株式の取得
平成 27 年6月 26 日 各 位 会 社 名 ジャパンシステム株式会社 代表者名 代表取締役社長 阪口 正坦 (JASDAQ・コード:9758) 問合せ先 取締役 電 話 村中 達郎 03-5309-0300 株式会社ネットカムシステムズの株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ 当社は、平成 27 年6月 26 日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社ネットカムシステムズ(本 社 東京都千代田区、以下「ネットカムシステムズ」といいます。 )の全株式を取得し、子会社化することに ついて決議しましたので、お知らせいたします。 1.株式の取得の理由 当社は、システム基盤事業、エンタープライズ事業、公共事業の3つの事業を柱とし、ソリューションおよ びサービスを提供しています。システム基盤事業に関しては、全ての業種・業態のお客様に対して仮想化を中 心としたサーバ、クライアント、ストレージ、ネットワーク、ミドルウェアの構築サービスや、BI などの ツール群、自社開発のセキュリティ製品を中心とした先進的ソリューションを提供しております。エンタープ ライズ事業においては、通信、金融、製造のお客様を中心に経営課題の解決に向けたシステム設計、開発、構 築、保守、運用など最適なトータルソリューションを提供しております。公共事業においては、中央省庁、自 治体やその外郭団体に向け、自社開発である行政経営支援システムなどのソリューションに加え、公会計、施 設管理など公共団体の抱える課題へのコンサルティングを提供しております。当社は、これら 3 つの事業が相 互に影響し合い三位一体となって作用するトリニティ体制のもと、 「Driving for NEXT NEW with Comfort and Convenience」という企業スローガンを掲げ、お客様の新たなる価値を創造し、提供し続けております。 一方、ネットカムシステムズは、ネットカム事業とメディカル事業の2つの事業を中心に、 「情報技術革命 で人々を幸せに」という企業理念のもと、画像に関する技術を駆使したソフトウェアの開発と販売を行ってお ります。ネットカム事業においては、ネットワークカメラ(監視カメラ、防犯カメラ)用のソフトウェアを開発 しております。このソフトウェアでは、カメラで撮影した映像をネットを介して確認、またその映像をクラウ ドにて保存・管理するサービスを提供しております。メディカル事業においては、乳がんの診断と検診に使用 するマンモグラフィ用のソフトウェアを開発しております。ドクターの使いやすさを追求した同社のソフト ウェアは、高精細なデジタル画像を、正確に、わかりやすく伝えることができる為、医療現場から非常に高い 評価を受けております。同社のこれら2つの事業は、創業以来、順調に拡大しており、今後もマーケットの伸 びが予想されることから、継続的な成長・発展を見込んでおります。 今後は、マイナンバー制度のスタート、サイバーセキュリティ基本法の成立などが、IT 環境の変曲点とし て作用し、IoT 普及を見据えた事業機会は加速的に創出されてくることが予想されます。このような状況にお いて、当社がお客様にとってのトラステッド・パートナーとして、継続的に成長・発展していくためには、先 端 ICT 技術とそれらを支える人を結集し、次世代社会基盤構築を目指して、付加価値の高い製品・サービスを 1 創出し、提供していくことが今後重要になってくると考えております。そのため、ネットカムシステムズを当 社グループに迎えることにより、①両社既存のお客様に提供する製品・サービスを拡充(クロスセリング)して いくことに加え、②ネットカムシステムズが有する画像関連技術と当社が有するセキュリティ基盤技術等を組 み合わせることにより、新たな製品・サービスを創出し、③それら新製品・サービスをもとに、医療・介護分 野向けに「地域包括ケア ICT システム」の提供、あるいは、商業施設業者向けに「屋内地図情報サービスシス テム」の提供といったように、新たな市場分野を切り開き、ひいては IoT 分野へ大きく進出していくことが見 込めるものと判断し、今般、ネットカムシステムズを当社の完全子会社とすることにいたしました。 2.取得する子会社(株式会社ネットカムシステムズ)の概要 (1) 名 (2) 所 (3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 金延 純男 (4) 事 容 ソフトウェアおよびシステムの開発、販売 (5) 資 金 20 百万円 (6) 設 日 平成 18 年7月7日 (7) 大株主及び持株比率 (8) (9) 在 業 内 本 立 年 月 称 株式会社ネットカムシステムズ 地 千代田区外神田三丁目 10 番3号プライム秋葉原ビル 上場会社と当該会社 と の 間 の 関 係 金延 純男 94.7% その他個人 5.3% 資 本 関 係 該当事項はありません。 人 的 関 係 該当事項はありません。 取 引 関 係 該当事項はありません。 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 決算期 平成 24 年6月期 平成 25 年6月期 平成 26 年6月期 純 資 産 46,355 千円 61,133 千円 130,495 千円 総 資 産 65,607 千円 116,648 千円 274,043 千円 1 株 当 た り 純 資 産 121,987 円 27 銭 160,875 円 67 銭 343,407 円 22 銭 高 191,567 千円 287,610 千円 562,908 千円 売 上 営 業 利 益 12,415 千円 26,060 千円 141,605 千円 経 常 利 益 12,043 千円 24,805 千円 140,144 千円 益 8,516 千円 15,918 千円 82,282 千円 1株当たり当期純利益 22,419 円 76 銭 41,888 円 40 銭 216,531 円 55 銭 1 株 当 た り 配 当 金 ‐円 ‐円 ‐円 当 期 純 利 3.株式取得の相手先の概要 (1) 氏 名 (2) 住 所 (3) 上 場 会 社 と 当 該 個 人 の 関 係 金延純男(株式会社ネットカムシステムズ 代表取締役)を含む個人株主 2名 東京都千代田区、他 特筆すべき資本関係・人的関係・取引関係はありません。 4.取得株式数,取得価額及び取得前後の所有株式の状況 (1) 異 動 前 の 所 有 株 式 数 0 株(議決権の数:0 個) (議決権所有割合:0%) (2) 取 得 株 式 数 ( 予 定 ) 380 株(議決権の数:380 個) (3) 取 得 価 額 ( 予 定 ) (4) 異動後の所有株式数(予定) 約 1,000 百万円(概算予定額。デューデリジェンス費用、仲介手 数料他、株式取得に係るその他諸費用を含みます。 ) 380 株(議決権の数:380 個) (議決権所有割合:100%) 5.日 程 2 (1) 取 締 役 会 決 議 日 平成 27 年6月 26 日 (2) 契 平成 27 年6月 30 日(予定) (3) 株 式 譲 渡 実 行 日 約 締 結 日 平成 27 年7月6日(予定) 6.今後の見通し 本件株式取得が当社の平成 27 年 12 月期の連結業績に与える影響につきましては、現在精査中であります。 今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示いたします。 以 上 3