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公園化 フリースペース 可変性

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公園化 フリースペース 可変性
第1回 活動レポート
まちなか再生ミーティングPart2
■ 開催概要
開催場所:(株)にぎわい宇部
開催日時:平成28年8月3日(水)18時~20時
参加人数:24名
■ オブザーバー
宋
俊煥(山口大学工学部助教)
小林 剛士(山口大学工学部助教)
冨田 尚彦(まちなか再生推進課長)
■ 開会
オブザーバーの冨田課長から、若者が活動する拠点整備について、活発な意見交換を期待する旨の
挨拶がありました。
■ 中央町地区のまちづくり
これまでの中央町地区を含む中心市街地活性化の取り組みと、平成28年度の動きとして、(株)にぎわ
い宇部が設立され、その事務所が中央町にできたことと、若者や子育て世代、高齢者などが気軽に集
う場所として多世代交流スペースを新たに整備していることを説明。
■ 平成27年度まちなか再生ミーティングの内容
若者が活動するイメージや方針の取りまとめを行い、若者が活動を希望する場所としては、中央町地
区が一番多かったことを報告。
■ 平成28年度まちなか再生ミーティングの目標
平成27年度の内容をさらに具体化し、若者の活動拠点施設((仮称)若者未来センター)について、求
める機能や配置に関する意見を11月中を目処に提言書として取りまとめる。提言書には、 「コンセプ
ト」、「施設イメージ」、「必要な機能」、「運営」などを記載する。
■ 第1回ミーティングテーマ「(仮称)若者未来センターに必要な機能について」
(仮称)若者未来センターの事業活動について市が説明した後、これらを参考に各グループで具体的
にどのような機能が必要か意見交換を行い、提案内容を発表。
中央町地区
■ (仮称)若者未来センターでの事業活動
・若者をはじめ多世代・異業種の意見交換や
交流・連携
・まちづくりやその担い手育成
・デザイン・エリアマネジメント
・コミュニティビジネスの活動支援
・建物リノベーション支援
…etc
(株)にぎわい宇部事務所
多世代交流スペース 完成イメージ
■ 1班の発表内容
中央町には地域の強みがあり、広い道路(平和通り等)があるということが挙げられる。そこを、
公園や販売スペース等として活用する。機能を特定するのではなく、様々な目的を持たせる
ことが必要なのではないか。活動の例としては、仕事や情報発信、学生のイベント等。運営の
仕方としては、学生の若い力を利用する。
中央町の強み
• 広い道路(平和通り)
• 駐車場を整備、人を来させる
• 通過交通をなくす
• 旧幹線道路(中央町~宇部新川駅)の
自動車乗入れ禁止
→自由スペースとして活用する
公園化
フリースペース
可変性
管理=若者
運営委員会(スケジュール管理)
仕事や情報発信
• 企業のイベント
• 仕事の体験
• 働くキッカケ
• 知るキッカケ
• 拠点発信
遊び
• ピクニック
• スポーツ
• 音楽
学生のイベント等
• 学生の表現の場
(展示スペース等)
• 学生の活動
(アカペラバンドなど)
• ステージ
• 部活
• サークル
商業
• フリーマーケット
• 来場者
• コミュニケーション
様々な活動の場
• 広い公園
• サッカー
• 野球
■ 2班の発表内容
■ 3班の発表内容
ハード面、ソフト面を考えた。まずハード面としては、相談窓口(夜間も)や各種教室で一般の
方の交流スペースとして利用する。また、就職支援、キャリアセンター、データバンク等の学
生・求職者と起業家等との交流の場、まちなか研究室や模型を作る工房として利用する。そ
の他、バス停や駐車場、保育所、バーカウンター等があればよい。ソフト面としては、情報発
信として掲示板やSNSを利用。学生向けとして、その場所に行けば単位がもらえるということ
にすればよい。
「若者未来センター」に若者を集めるための対策として考えた。学生宿舎やシェアハウスを設け
る。また、通常大学の講義では、起業家を大学に呼んで授業をしてもらっているが、「若者未来
センター」に呼んで講義をしてもらい、単位をもらえるという形にする。また、勉強ができる場所
として利用し、家庭教師的な役割を大学生が担い、小学生等に勉強を教える(SNS等で呼びか
ける)。「まちなか環境学習館」の学習室も利用。また、シャワースペース、コインロッカーも併設
し、その収益を学校のシャトルバスの運営等に利用してもらう。その他、ポイント制度やSNSで
ハッシュタグを付けて宇部市についての情報を発信することで割引券がもらえる等のインセン
ティブがあればよいのではないか。
ハード面
一般の人々が利用できる
• 相談窓口(起業 イベントなど)
• より気軽に知識や事例を手に入れる場
• 夜間窓口
• 教室(何でも)
• 自習スペース(カフェみたいな)
• 自由に話しながら使えるスペース
専門的(学生・起業家)
• キャリアセンター
• 高校生や大学生の就職支援
• まちなか研究室
• 工房
• 地域データの集約拠点
• データバンク地域情報システム
• ビジネス図書館
ソフト面
情報発信
• みんなの声が聞ける掲示板みたいなも
の(例:仕事・食事)
• SNSの発信の場
集客システム
• 学生が行く度に単位がもらえる。
• 行くことでポイントがたまる。
• ポイントは飲み屋や買い物、公共交通
に乗るときの運賃などで使える。
その他
• バス停
• 送迎車
• 駐車場
• 保育所、託児所
• バーカウンタ-
• 広場×遊べる彫刻
• 宇部市を見渡せる場所
若者未来センターに若者を集めるには
機能
• 学生の宿舎
• シェアハウス
• 授業(宇部の企業を知ろう)
• 学習・自習スペース(大学生、中・高生)
• 個人指導や講師バイト
(大学生→小・中・高校生)
• 24時間営業
• 防犯設備
• 託児所
•
•
•
リラックススペース
シャワースペース
コインロッカー
運営方法
未来センターの収益
シャトルバスの運行
(工学部→未来センター)
インセンティブ
• 市からのポイント制度
• SNSハッシュタグ割引
起業(支援)
■ オブザーバーのコメント
【宋先生】1班の今ある地域資源を挙げて、うまく有効活用できるかを考えた点がよい。「若者未来セン
ター」というと、人・情報・ものがあつまるというイメージなので、情報発信をしていければよい。3班の発
表のように、居住機能を中心市街地へ持ってくるというのを含め、若者をどうやって中心市街地へ集め
るかが課題となるので、何かしらインセンティブがないと難しいと思う。都市や地域のポテンシャルがあ
る所では人が来ると思うが、この辺りの地域ではなかなか難しい。その点についても今後の課題となる。
【小林先生】情報を活かしながら、まちを将来どうしたいか、自分がそこでどう暮らしたいかが、3班共通
の考えだったと思う。1班は、地域の課題を掘り起こして、固定化したハード面ではなく、融通をきかせ
ながら活動を続けていくということだったが、今後はその活動の目的をしっかり定めていくことが課題と
なる。2班は、“学ぶ”と“働く”というテーマを掛け合わせて、まちづくりを考えていた点が良い。3班は、
若者・学生を対象に目的を明確に考えていた点がよいが、今後もしっかり考えて、将来本当に宇部で
就職できるかどうかを詰めていってほしい。
【冨田課長】1班は、特定の機能を持たせず利用するという型にはめない考え方が良い。2班は、ハード
面・ソフト面、一般の方・学生等を対象者として考えてもらい、学校の単位について考えていたのが面
白い。3班は、中心市街地に若者が集まるのを目的とし、シェアハウス等考えてもらったのがよい。そ
れによって学生だけでなく、一般の方にも中心市街地に居住スペースがあることが伝わればよい。中
央町については、子育て世代や若者世代に来てもらうことを目指している。
■ 第2回まちなか再生ミーティング
日時:平成28年9月7日(水)18時から20時 場所:(株)にぎわい宇部(宇部市中央町三丁目3番18号)
【お問合せ先】
宇部市まちなか再生推進課 Tel:34‐8489 Eメール:[email protected]
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