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博報堂、第52 回カンヌ国際広告祭(Cannes Lions 2005)で、 メディア
2005 年 7 月 5 日 博報堂、第 52 回カンヌ国際広告祭(Cannes Lions 2005)で、 メディア部門賞と、サイバー部門の銅賞を受賞 第 52 回カンヌ国際広告祭で、博報堂が担当した味の素 KK「クノール カップスープ」の広 告がメディア部門賞であるメディアライオンを、ボーダフォンの携帯電話を紹介するサイ ト(制作:博報堂アイ・スタジオ)がサイバー部門の銅賞を受賞しましたのでご報告いた します。 カンヌ国際広告祭は、今年で 52 回目を迎える、世界でも最も権威ある国際広告賞です。 今年からカテゴリーが二つ増えて8つとなり(メディア、ダイレクト、プレス、アウトド ア、サイバー、フィルム、ラジオ<新>、チタニウム<新>)エントリー数は、81 カ国から 22,102 作品集まりました(前年比 18%増) 。メディア部門とサイバー部門のエントリー数は、それ ぞれ 1076 点と 1897 点でした。 今回受賞した味の素 KK「クノール カップスープ」の広告は、温かい息を吹きかけて曇っ たガラスに「クノールカップスープ」の文字を指で書いたようにみえるステッカーを電車 の窓ガラスに貼ったもので、ブランドと乗客のパーソナルレベルでの対話を可能にした、 メディアの新しい使い方が評価されました。 また、ボーダフォンの携帯電話サイトは、スクリーンいっぱいに広がるグラフィックと 独自のサウンドデザイン、そしてユニークなインタラクティブ性によって、新しいスタイ ルコンセプトをダイナミックに表現している点が評価されました。 ● メディア部門 「メディアライオン」受賞 作について 受賞者(博報堂 アートディレクター 藤田 誠)のコメント 「どこに貼られていたら、スープが飲みたくなるか。原点に立ち返り、スープの本質価値 である温かさを生理的に伝えたいと思いました。スープは寒いときに飲むとおいしい。飲 んだあとに、吐く息は白くなる。ここにシズルを感じて、ひとの息で白く濁った窓ガラス を思いつきました。誰もがやったことのあるこの無邪気ないたずらで、スープを飲んだと きの、あの温かい原体験を刺激することができました。ステッカーをつくったというより も、ステッカーが貼られたその状況をつくったということだと思っています。そこがメデ ィアの新しい使い方としても、評価されたのだと思います。」 <クライアント> 味の素 株式会社 <商品名> 「クノール カップスープ」 <受賞作品名> フロスティ・ウィンドウ <制作スタッフ> : 板東 睦実 アートディレクター : 藤田 誠 ● クリエイティブディレクター サイバー部門 「銅賞」 受賞者(博報堂アイ・スタジオ 受賞作について アートディレクター 佐野 勝彦)のコメント Vodafone Design File では、サイバーという形のない世界で「見る、触れる、体感すると は何か?」「マウスという手を使って触れる喜び、楽しさとは何か?」を考えそれぞれのケ ータイの持つコンセプトを表現しています。 サイバー部門では、表現・技術が日々進歩しているわけですが、今回は「写真、サウンド、 インタラクティブな動き」といったシンプルな部分を丁寧に追求する事で、今までとは全 く異なる新しい体験を創れたのではないかと思います。 <クライアント> ボーダフォン株式会社 <商品名> Vodafone Design File <受賞作品名> Vodafone Design File <制作会社> 博報堂アイ・スタジオ <制作スタッフ> クリエイティブディレクター・アートディレクター :佐野 勝彦(博報堂アイ・スタジオ) コピーライター:田中 敦(博報堂アイ・スタジオ) プロデューサー : 月岡 信哉(博報堂アイ・スタジオ) <本件に関するお問い合わせ> 博報堂 広報室 宮川・平澤 tel 03-5446-6161 fax 03-5446-6166