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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編

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サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編〔共通項目〕
各部の名称とはたらき
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
●形E5AN(旧タイプ)
動作表示
①ALM1(アラーム1)
警報1出力機能がONのとき点灯します。
ALM2(アラーム2)
警報2出力機能がONのとき点灯します。
温度単位
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「 」
ならば「°
C」、
「 」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
ALM3(アラーム3)
警報3出力機能がONのとき点灯します。
電子温度
調節器
商品セレクション
共通の注意事項
サーマックNEO
サーマックR
サーマックK
サーマックS
②HB(ヒータ断線警報表示)
キーを押すごとに、第2表示の値をア
ップします。押し続けると増加の度合い
が早くなります。
または設定項目を進めます。
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
(ダウンキー)
制御出力1機能および制御出力2機
能がONのとき点灯します。
ただし制御出力1が電流出力の場合、
OUT1は常時消灯になります。
キーを押すごとに、第2表示の値をダ
ウンします。押し続けると減少の度合い
が早くなります。
または設定項目を戻します。
④STOP(ストップ)
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
通信書き込み「許可」で点灯、
「禁止」
で消灯します。
目標値、操作量、
または設定データの設
定値(設定内容)
を表示します。
(アップキー)
ヒータ断線が発生したとき点灯します。
ヒータ断ラッチを選択することにより、
ヒータ断線警報はON状態を保持し
ます。復帰するには電断し、再投入
あるいはヒータ断線警報値を0.0Aに
設定してください。
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたときに点灯します。
その他のときは消灯します。
第2表示
(モード)キー
(レベル)キー
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
+ キー
「プロテクトモード」に切り替わります。
警報器タイプ
●形E5EN
(旧タイプ)
エコノミータイプ
動作表示
①ALM1(アラーム1)
モジュールタイプ
警報1出力機能がONのとき点灯します。
ALM2(アラーム2)
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
関連機器
入力機器
警報2出力機能がONのとき点灯します。
温度単位
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「 」
ならば「°
C」、
「 」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
ALM3(アラーム3)
警報3出力機能がONのとき点灯します。
②HB(ヒータ断線警報表示)
操作編
キーを押すごとに、第2表示の値をア
ップします。押し続けると増加の度合い
が早くなります。
または設定項目を進めます。
(ダウンキー)
④STOP(ストップ)
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
通信書き込み「許可」で点灯、
「禁止」
で消灯します。
558
キーを押すごとに、第2表示の値をダ
ウンします。押し続けると減少の度合い
が早くなります。
または設定項目を戻します。
制御出力1機能および制御出力2機
能がONのとき点灯します。
ただし制御出力1が電流出力の場合、
OUT1は常時消灯になります。
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたときに点灯します。
その他のときは消灯します。
電子温度調節器
E5□N
目標値、操作量、
または設定データの設
定値(設定内容)
を表示します。
(アップキー)
ヒータ断線が発生したとき点灯します。
ヒータ断ラッチを選択することにより、
ヒータ断線警報はON状態を保持し
ます。復帰するには電断し、再投入
あるいはヒータ断線警報値を0.0Aに
設定してください。
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
テクニカルガイド
第2表示
(レベル)キー
(モード)キー
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
+ キー
「プロテクトモード」に切り替わります。
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
●形E5CN/形E5CN-U
(旧タイプ)
動作表示
①ALM1(アラーム1)
警報1出力機能がONのとき点灯します。
ALM2(アラーム2)
警報2出力機能がONのとき点灯します。
②HB(ヒータ断線警報表示)
温度単位
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「 」
ならば「°
C」、
「 」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
ヒータ断線が発生したとき点灯します。
ヒータ断ラッチを選択することにより、
ヒータ断線警報はON状態を保持し
ます。復帰するには電断し、再投入
あるいはヒータ断線警報値を0.0Aに
設定してください。
キーを押すごとに、第2表示の値をア
ップします。押し続けると増加の度合い
が早くなります。
または設定項目を進めます。
(ダウンキー)
制御出力1機能および制御出力2機
能がONのとき点灯します。
ただし、
制御出力1が電流出力の場合、
OUT1は常時消灯になります。
キーを押すごとに、第2表示の値をダ
ウンします。押し続けると減少の度合い
が早くなります。
または設定項目を戻します。
④STOP(ストップ)
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
通信書き込み「許可」で点灯、
「禁止」
で消灯します。
目標値、操作量、
または設定データの設
定値(設定内容)
を表示します。
(アップキー)
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたときに点灯します。
その他のときは消灯します。
第2表示
電子温度
調節器
商品セレクション
共通の注意事項
サーマックNEO
(モード)キー
(レベル)キー
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
+ キー
サーマックR
サーマックK
「プロテクトモード」に切り替わります。
サーマックS
●形E5GN
動作表示
①AL(アラーム)
警報出力機能がONのとき点灯します。
②CMW
(通信による書き込み制御)
通信書き込み「許可」で点灯、
「禁止」
で消灯します。
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「 」
ならば「°
C」、
「 」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
③STOP(ストップ)
(ダウンキー)
制御出力機能がONのとき点灯します。
(モード)キー
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
エコノミータイプ
モジュールタイプ
目標値、操作量、
または設定データの設
定値(設定内容)
を表示します。
キーを押すごとに、第2表示の値をア
ップします。押し続けると増加の度合い
が早くなります。
または設定項目を進めます。
④OUT(制御出力)
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
第2表示
(アップキー)
運転停止時に点灯します。
制御中に「ラン/ストップ」
をストップに
したときに点灯します。その他のとき
は消灯します。
(レベル)キー
警報器タイプ
温度単位
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
関連機器
入力機器
キーを押すごとに、第2表示の値をダ
ウンします。押し続けると減少の度合い
が早くなります。
または設定項目を戻します。
+ キー
テクニカルガイド
「プロテクトモード」に切り替わります。
操作編
※ ご使用上の注意事項など、ご使用の際に必要な内容につきましては、必ず下記のユーザーズマニュアルをお読みください。
「形E5AN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-709)(形E5AN 旧タイプ用です。)
「形E5EN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-708)(形E5EN 旧タイプ用です。)
「形E5CN/形E5CN-U 温度調節器 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-704)
(形E5CN/E5CN-U 旧タイプ用です。)
「形E5GN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-705)
「形E5AN/形E5EN/形E5CN/形E5GN 温度調節器 通信機能 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-706)
PDF版ユーザーズマニュアルは以下のサイトからダウンロードができます。
オムロンIndustrial Web http://www.fa.omron.co.jp/
電子温度調節器
E5□N
559
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
取りつけについて
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
( 1 )形E5AN/形E5EN/形E5CN/形E5CN-U/形E5GNを、パネル
の取りつけ穴に挿入します。
( 2 )アダプタ、取付金具を端子部側から、パネルに当るまで押
し込んで本体を仮固定します。
( 3 )・形E5AN/形E5ENの場合
上下の取付金具のねじを、交互に少しずつバランスをと
りながら、ラチェットが空回りするところまで締め付け
てください。
形E5AN(旧タイプ)
・形E5CN/形E5CN-U/形E5GNの場合
アダプタの固定ねじ(2カ所)を締め付けます。締め付け
時は、2カ所のねじを交互に少しずつバランスをとりなが
ら締めてください。また、締め付けトルクは0.29∼0.39N・
mにしてください。
形E5CN
(旧タイプ)
電子温度
調節器
パネル
パネル
取付金具
防水パッキン *
商品セレクション
共通の注意事項
サーマックNEO
サーマックR
アダプタ
サーマックK
形E5CN-U(旧タイプ)
サーマックS
警報器タイプ
パネル
防水パッキン
*
エコノミータイプ
形E5EN
(旧タイプ)
モジュールタイプ
取付金具
パネル
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
アダプタ
関連機器
形E5GN
入力機器
アダプタ
防水パッキン *
テクニカルガイド
パネル
操作編
防水パッキン
*
* 前面の防水構造を必要とする時は、防水パッキンを取りつけてください。防水を必要としない場合は取りつけ不要です。
560
電子温度調節器
E5□N
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
ドローアウト
ドローアウトは形E5AN/形E5EN/形E5CNのみ可能です。
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN
形E5CN-U/形E5GNではできません。
新タイプは、534ページをご覧ください。
●形E5AN/形E5EN
●形E5CN
(旧タイプ)
ドローアウト時には、前面下部のねじに合ったプラスドライバを
用意してください。
仕様設定時にドローアウトする必要はありません。
仕様設定は「通電後の仕様設定」
(565ページ)を参照ください。
ドローアウトは本体にメンテナンスの必要が生じた場合に操作
ください。
操作方法
( 1 )フロントパネル上面のフックを押しながら、前面下部のね
じをプラスドライバで左に回してゆるめてください。
( 2 )フロントパネル両側面を持って、手前に引き出してくださ
い。
( 3 )挿入時には、まずフロントパネル内側にあるシーリングゴ
ムが外れていないことを確認してください。フロントパネ
ル上面のフックを押しながら、前面下部のねじをプラスド
ライバでドローアウト時と逆向きの右に回して締めてくだ
さい(締めつけトルク:0.3∼0.5N・m)。この際、電子部品
をケースに接触させないでください。
(1)
押しながら
操作方法
( 1 )工具挿入穴(上下2箇所)に工具を挿入し、フックを浮かす
ようにはずしてください。
( 2 )フロントパネル両側面を持って、手前に引き出してくださ
い。
( 3 )はめ込むときは、まずフロントパネル内側にあるシーリン
グゴムが外れていないことを確認してください。カチッと
音がするまで外ケースを差し込んでください。この際、電
子部品をケースに接触させないでください。
商品セレクション
(1)
(1)
押しながら
マイナスドライバ
(単位:mm)
共通の注意事項
20以上
(3)
(2)
(2)
サーマックNEO
0.4
(1)
2.0
サーマックR
(2)
(3)
電子温度
調節器
(3)
サーマックK
(1)
(3)
(1)
サーマックS
(3)
警報器タイプ
形E5CN-U配線用接続ソケット ※ 他のタイプのソケットは、精度に影響を与えますので使用しないでください。
(単位:mm)
エコノミータイプ
■表面接続ソケット
モジュールタイプ
形P2CF-11(標準タイプ)
31.2以下
50以下
PLCユニット
タイプ
2-φ4.5穴
70以下
35.4
端子配置/内部接続
(TOP VIEW)
4
2-M4またはφ4.5穴
8
7.8
11-M3.5×7.5セムスねじ
取りつけ穴加工寸法
7
6
4.5
3
サポート
ソフトウェア
関連機器
5
40±0.2
4
入力機器
注. DIN レール取りつ
けもできます。
形P2CF-11-E
(フィンガープロテクトタイプ)
50以下
40±0.2
8
7
9
31.2以下
10
30
6
3
11
1
2
テクニカルガイド
5
3
2-φ4.5穴
P2CF-11-E
4
70以下
9
1.2
35.4
操作編
3
10A250VAC
RESISTIVE
10
11
11-M3.5×7.5セットねじ
1
4
2
7.8
5
4.5
※ フィンガープロテクト構造です。丸形端子はご使用になれません。Y形端子などをご使用ください。
電子温度調節器
E5□N
561
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
■裏面接続ソケット
形P3GA-11(標準タイプ)
4
φ27
7
端子配置/内部接続
(BOTTOM VIEW)
3
25.6
45
5
6
7
2
1
11 10
3
4.5
45
電子温度
調節器
16.3
8
4
9
6.2
6
8.7
※ 端子カバー(形Y92A-48G)と合わせて使用することにより
フィンガープロテクトが可能です。
■端子カバー
形Y92A-48G
12-φ6.4
34
商品セレクション
Y92A-48G
UP
□47.7
□48
P C
共通の注意事項
16.5
サーマックNEO
47.4
サーマックR
サーマックK
24.6 27.6
形E5GN端子台の脱着
配線時のお願い
形E5GNは端子台をはずすことにより本体の交換が行えます。
●形E5AN/形E5EN/形E5CN(旧タイプ)
サーマックS
警報器タイプ
( 1 )端子の両側面を強く押してロックを外しながら上に引っ張
ります。
エコノミータイプ
・ノイズの影響を避けるため、信号線と電力線は別配線にしてく
ださい。
・端子部には圧着端子を使用して配線してください。
・端子ねじは、締付トルクが0.74∼0.90N・mで締め付けてくださ
い。
・圧着端子はM3.5の次の形状を使用してください。
モジュールタイプ
7.2mm以下
PLCユニット
タイプ
7.2mm以下
サポート
ソフトウェア
( 2 )そのまま上に引き抜きます。
●形E5GN
・端子の接続は以下の通りに使用してください。
関連機器
入力機器
接続端子
電線
棒端子
1∼6番端子
AWG24∼AWG14
φ2.1mm以下
7∼9番端子
AWG28∼AWG22
φ1.3mm以下
・端子へ挿入する露出導電部の長さは5∼6mmとしてください。
テクニカルガイド
( 3 )差し込むときはピン位置を確認して上から差し込みます。
操作編
5∼6mm
電 線
5∼6mm
棒端子
・端子台のねじは確実に締め付けてください。
接続端子
562
電子温度調節器
E5□N
使用ねじ
締め付けトルク
1∼6番端子
M2.6 0.23∼0.25N・m
7∼9番端子
M2 0.12∼0.14N・m
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
セットアップガイダンス
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
従来商品のセンサ入力種別、警報種別、制御周期などのディップスイッチで行っていたハードウェア初期設定を本機では、
設定画面にて行います。
設定画面の切替は キーと
キーを使用して行い、キーを押す間により移行先を切り替えています。
ここでは代表的な使用例を2つ挙げ説明しています。
(1) ON/OFF制御でご使用いただく場合
●代表的使用例
代表的使用例の見方
1
設定データの変更
入力種別
制御方式
警報種別
警報値1
目標値
は続いて設定データがあ
ることを意味します。モ
ードキーを押すごとに設
定データが切替ります。
(
: 0 K熱電対−200∼1300℃
: ON/OFF制御
: 2 上限
: 20℃
(偏差を設定します。
)
: 100℃
工場出荷の状態からの変更は、
目標値と警報値1の設定
のみです。
その他は工場出荷のままで結構です。
電子温度
調節器
)
設定手順
電源投入
2
数値の変更
共通の注意事項
電源投入
運転レベル
サーマックNEO
現在値/目標値
各画面の数値データ、選択肢は
にて変更できます。
設定値の確定は、 キーで
変更してそのまま2秒以上経過
するか、 キーを押します。
サーマックR
キーを3秒以上押す
制御が停止します
サーマックK
初期設定レベル
3
表示について
商品セレクション
入力仕様の確認
入力種別を確認し
ます。
入力種別
制御仕様の確認
ON/OFF制御である
ことを確認します。
ON/OFFの時
PIDの時
警報種別の確認
警報の種別を確認
します。
形E5ANの場合
サーマックS
第1表示
警報器タイプ
第2表示
警報1種別
エコノミータイプ
(上限警報)
形E5ENの場合
第1表示
キーを1秒以上押す
形E5CNの場合
モジュールタイプ
制御が開始します
第2表示
運転レベル
目標値の設定
キーで目標値を
100°
Cに設定します。
PLCユニット
タイプ
現在値/目標値
第1表示
サポート
ソフトウェア
ランの時
第2表示
運転状態の確認
ラン状態であること
を確認します。
ストップの時
キーで警報値を
20°
Cに設定します。
警報値1
形E5GNの場合
第1表示
第2表示
警報値の設定
関連機器
入力機器
運転開始
運転
テクニカルガイド
操作編
※ ご使用上の注意事項など、ご使用の際に必要な内容につきましては、必ず下記のユーザーズマニュアルをお読みください。
「形E5AN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-709)(形E5AN 旧タイプ用です。)
「形E5EN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-708)(形E5EN 旧タイプ用です。)
「形E5CN/形E5CN-U 温度調節器 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-704)
(形E5CN/E5CN-U 旧タイプ用です。)
「形E5GN 温度調節器 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-705)
「形E5AN/形E5EN/形E5CN/形E5GN 温度調節器 通信機能 ユーザーズマニュアル」(カタログ番号:SGTD-706)
PDF版ユーザーズマニュアルは以下のサイトからダウンロードができます。
オムロンIndustrial Web http://www.fa.omron.co.jp/
電子温度調節器
E5□N
563
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
(2) オートチューニングによるPID制御でご使用いただく場合
●代表的使用例
代表的使用例の見方
1
設定データの変更
電子温度
調節器
入力種別
: 4 T熱電対
制御方式
: PID制御
ST
(セルフチューニング)
: OFF
AT
(オートチューニング)
: 実行によりPID定数を求めます。
警報種別
: 2 上限
警報値1
: 30
(偏差を設定します。
)
目標値
: 150℃
は続いて設定データがあ
ることを意味します。モ
ードキーを押すごとに設
定データが切替ります。
設定手順
電源投入
電源投入
運転レベル
2
数値の変更
商品セレクション
共通の注意事項
サーマックNEO
現在値/目標値
各画面の数値データ、選択肢は
にて変更できます。
設定値の確定は、 キーで
変更してそのまま2秒以上経過
するか、 キーを押します。
キーを3秒以上押す
制御が停止します
初期設定レベル
3
表示について
入力仕様の設定
キーで入力
種別を選択します。
入力種別
制御仕様の設定
キーでPID
制御を選択します。
ON/OFFの時
PIDの時
セルフチューニングの設定
キーでSTを
OFFにします。
ST実行する時
ST停止する時
制御周期の確認
制御周期を
確認します。
警報種別の確認
警報の種別を
確認します。
形E5ANの場合
サーマックR
第1表示
サーマックK
サーマックS
第2表示
形E5ENの場合
第1表示
警報器タイプ
エコノミータイプ
第2表示
制御周期
(加熱)
(単位:秒)
PIDのとき
を
設定します。
ONのとき
セルフチューニング
が動作します。
リレー出力のとき
20秒、
SSR電圧
出力のときは2秒
を推奨します。
警報1種別
(上限警報)
形E5CNの場合
キーを押す
(1秒未満)
第1表示
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
第2表示
制御が開始します
現在値/目標値
AT停止後
運転レベル
目標値の設定
形E5GNの場合
第1表示
現在値/目標値
AT実行中
第2表示
サポート
ソフトウェア
キーで目標値を
150°
Cに設定します。
調整レベル
AT実行中は目標値
が点滅します。
ATの実行
キーでATを実行
します。
AT停止後
関連機器
キーを押す
(1秒未満)ATを実行するとき
には「 :AT実
ATを実行する時
行」
を、
中止にする
ATを停止する時
ときには「 :
AT停止」
を選択し
キーを押す
(1秒未満)てください。
運転レベル
AT実行中
目標値が150°
Cである
ことを確認します。
入力機器
運転状態の設定
テクニカルガイド
警報値の設定
現在値/目標値
ランの時
ラン状態であること
を確認します。
ストップの時
キーで警報値を
30°
Cに設定します。
警報値1
操作編
運転
564
電子温度調節器
E5□N
運転
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
通電後の仕様設定
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
■運転するための操作方法の概要
●キー操作の全体構成
ここでは、すべてのパラメータを表示順に表します。
また、プロテクト内容および使用条件により表示されないパラメータがあります。
電源投入
運転レベル
調整レベル
キー
1秒未満
キーで点滅
電子温度
調節器
キー
1秒以上で点滅
キー
1秒以上
キー
3秒以上 制御が停止します
初期設定レベル
キー
1秒以上
+
+ キー
1秒以上
通信設定
キー レベル
1秒未満
+ キー
3秒*以上
プロテクトレベル
* キー押下時間は
「プロテクトレ
ベル移行時間」
で変更できます。
商品セレクション
パスワード入力
設定値−169(マイナス169)
高機能設定レベル
パスワード入力
設定値1201
校正レベル
共通の注意事項
制御中
制御停止
機種により非表示
レベル移行
注1. 初期設定、通信設定、高機能設定、校正の各レベル
では、制御を停止します。したがって制御出力およ
び警報出力はOFFになります。これらのレベルか
ら運転レベルに切替えると制御を開始します。
注2. 校正モードについてはユーザーズマニュアルを参
照ください。
サーマックNEO
サーマックR
サーマックK
■各レベルの説明
●運転レベル
●通信設定レベル
・電源を投入するとこのレベルを表示します。運転レベルからは
プロテクトレベル、初期設定レベル、調整レベルへ移行できます。
・運転中はこのモードにしてください。運転中は現在値、目標
値、操作量などがモニタできます。また、目標値、警報値およ
び警報上・下限値のモニタおよび変更ができます。
・通信設定レベルへ移行するには初期設定レベルから キーを1
回(1秒未満)押してください。通信機能を使用する場合は通
信条件をこのレベルで設定してください。上位機種(パソコ
ン)と通信することで目標値の読み出し/書き込みおよび操作
量のモニタなどが行えます。
●調整レベル
●高機能設定レベル
・調整レベルに移行するには キーを1回(1 秒未満)押してくだ
さい。
・制御を行うための設定値や補正値を入力するレベルです。目標
値、AT(オートチューニング)、通信書込の許可/禁止の切り
替え、調節感度の設定、マルチ SP の設定、入力補正値の設定
の他、ヒータ断線警報、PIDパラメータがあります。調整レベ
ルからは初期設定レベル、プロテクトレベル、および運転レベ
ルの先頭パラメータに移行できます。
・高機能設定レベルに移行する場合は、「プロテクトレベル」の
「初期/通信プロテクト」設定値を「0」にした後、初期設定レ
ベルからパスワード(−169)を入力してください。
・高機能設定レベルからは、校正レベルまたは初期設定レベルへ
移行できます。
・表示自動復帰時間、操作量リミット値、イベント入力割付、待
機シーケンス、警報ヒステリシス、ST、ユーザ校正への移行
を設定するレベルです。
●初期設定レベル
●校正レベル
・初期設定レベルに移行する場合は、運転レベルから キーを3
秒以上押し続けてください。入力種別の指定、制御方式の選
択、制御周期の設定、正/逆動作、警報種別を設定するレベル
です。初期設定レベルからは高機能設定レベルまたは通信設定
レベルへ移行できます。運転レベルへ戻る場合は キーを1秒
以上押してください。通信設定レベルへ移行するには キーを
1回(1秒未満)押してください。
・校正レベルに移行する場合は、高機能設定レベルでパスワード
(1201)を入力してください。入力回路の特性のズレを補正し
ます。
・校正レベルからは、キー操作で他のレベルへ移行することはで テクニカルガイド
きません。一旦電源をしゃ断して、立ち上げ直してください。
サーマックS
警報器タイプ
エコノミータイプ
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
関連機器
入力機器
操作編
●プロテクトレベル
・プロテクトレベルに切り替えるには、 キーと
キーを同時
に3秒以上押し続けてください。不用意なキー操作を防止する
設定データです。プロテクトされたレベルは表示されませんの
で、設定データの変更が制限されます。
電子温度調節器
E5□N
565
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
■初期設定
■初期設定レベル
温調器の基本仕様を設定するレベルです。接続する熱電対や測温
抵抗体などの入力の種類を選択する「入力種別」や目標値の設定
範囲を制限したり、警報モードなどをこのレベルで設定します。
電源投入
*
運転レベル
調整レベル
キー
1秒未満
電子温度
調節器
キーで点滅
*
*
キー
3秒以上 制御が停止します
初期設定レベル
商品セレクション
+
+ キー
1秒以上
キー
1秒以上で点滅
キー
1秒以上
キー
1秒以上
入力種別
通信設定
キー レベル
1秒未満
+ キー
3秒*以上
パスワード入力
設定値1201
目標値リミット上限値
目標値リミット下限値
制御中
PID・ON/OFF
制御停止
レベル移行
運転レベルから初期設定レベルに移行するには
押してください。
キーを3秒以上
サーマックK
*
*
・プロテクトレベルにおいて「初期/通信プロテクト」の設定値
が2の時は初期設定レベルは表示されません。設定値0または1
で使用できます。
:ON/OFF制御
:PID制御
標準/加熱冷却
〈警報出力タイプ〉
:標準
:加熱冷却
ST
〈PID制御の場合〉
:有効
:無効
制御周期(OUT1)
制御周期(OUT2)
〈PID制御の場合〉
〈加熱冷却制御に指定した場合〉
警報器タイプ
エコノミータイプ
:°
C
:°
F
機種により非表示
サーマックNEO
サーマックS
小数点位置
パスワード入力
設定値−169
(マイナス169)
校正レベル
サーマックR
アナログ入力
(入力種別:16)
〈0∼50mV設定の場合〉
スケーリング下限値
温度単位
* キー押下時間は
プロテクトレベル
「プロテクトレ
ベル移行時間」
で変更できます。
高機能設定レベル
共通の注意事項
スケーリング上限値
正/逆動作
・入力種別で電圧入力を選択したとき「スケーリング上限値」
「ス
ケーリング下限値」「小数点位置」メニューが表示されます。
パルス出力の周期設定
:逆動作(加熱)
:正動作(冷却)
警報1種別
モジュールタイプ
警報2種別
PLCユニット
タイプ
警報モードを選択
〈警報機能付きの場合〉
警報3種別
(形E5AN/E5EN)
サポート
ソフトウェア
*
関連機器
入力機器
高機能設定レベル移行
工場出荷時はこのパラメータは表示されません。
高機能設定レベルへの移行は
〔初期/通信プロテクト〕
(570ページ参照)
にて
設定値「1」→「0」に変更してください。
運転レベルに戻す場合は キーを1秒以上
押してください。
*:工場出荷時は表示されません。
:太枠のパラメータは機種、設定にかかわらず
必ず表示されます。
テクニカルガイド
操作編
566
電子温度調節器
E5□N
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
■入力種別
■警報1および2種別
熱電対入力タイプをご使用の場合は次の仕様から選択します。
入力種別
仕様
K J T 熱電対
非接触
温度
センサ
形ES1A
アナログ
入力
入力温度設定範囲
0 −200∼1300(℃) /−300∼2300(°
F)
1 −20.0∼500.0(℃)/0.0∼900.0(°
F)
2 −100∼850(℃) /−100∼1500(°
F)
3 −20.0∼400.0(℃)/0.0∼750.0(°
F)
4 −200∼400(℃) /−300∼700(°
F)
17 −199.9∼400.0(℃)/−199.9∼700.0(°
F)
E 5 0∼600(℃)
L 6 −100∼850(℃) /−100∼1500(°
F)
U 熱電対
入力
タイプ
設定値
/0∼1100(°
F)
−200∼400(℃) /−300∼700(°
F)
7 18 −199.9∼400.0(℃)/−199.9∼700.0(°
F)
N 8 −200∼1300(℃) /−300∼2300(°
F)
R 9 0∼1700(℃)
/0∼3000(°
F)
S 10 0∼1700(℃)
/0∼3000(°
F)
B 11 100∼1800(℃)
/300∼3200(°
F)
10∼70℃
12 0∼90(℃)
/0∼190(°
F)
60∼120℃
13 0∼120(℃)
/0∼240(°
F)
115∼165℃
14 0∼165(℃)
/0∼320(°
F)
160∼260℃
15 0∼260(℃)
/0∼500(°
F)
0∼50mV
16 スケーリングにより1999∼9999、
199.9∼999.9の範囲で使用。
※ 初期値は「0:K −200∼1300(℃)/−300∼2300(°
F)
」です。
測温抵抗体入力タイプをご使用の場合は次の仕様から選択しま
す。
入力種別
仕様
設定値
入力温度設定範囲
0 −200∼850(℃) /−300∼1500(°
F)
測温
抵抗体
入力
タイプ
Pt100 測温
抵抗体
1 −199.9∼500.0(℃)/−199.9∼900.0(°
F)
2 0.0∼100.0(℃)
JPt100 /0.0∼210.0(°
F)
警報1および警報2の種別を次の12種類から選択します。
(形E5AN/E5ENの3警報付きタイプでは、警報3の種別も選択可
能です。)
設
定
値
/0.0∼210.0(°
F)
警報値
(X)が正
0 警報機能なし
L
H
SP
X
ON
2 上限
OFF
4 上下限範囲
上下限待機
5 シーケンス付
*1
上限待機
6 シーケンス付
7 下限待機
シーケンス付
L
ON
SP
OFF
絶対値下限待機
11 シーケンス付
ON
OFF
X
OFF
SP
OFF
0
OFF
X
0
OFF
X
0
OFF
0
※ 初期値は「0:Pt100 −200∼850(℃)/−300∼1500(°
F)」です。
注. 設定値「1」∼「7」の警報種別において、警報値はSP(目標値)に対す
る偏差を設定します。
*1. 設定値1、4、5は警報種別の上・下限値が個別に設定でき、L、Hで表し
ています。
・警報設定値(X)が各々正/負の場合の動作
*2. 設定値:1 上下限警報
例: この例は、110℃/°
F以上で警報をONしたい場合です。
絶対値警報以外を選んだ場合
(警報の「1」∼「7」の場合)警報値を
目標からの偏差値で設定します。
絶対値警報を選んだ場合
(警報の設定が「8」∼「11」の場合)
警報値0℃/°
Fからの絶対値で設定
します。
ケース2
ケース1
ケース3(常時ON)
警報値
110℃/°
F
10℃/°
F
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
H<0、L<0
L
H SP
H<0、L>0
|H|<|L|
H
SP L H
H>0、L<0
|H|>|L|
H
SP
L
H<0、L>0
|H|≧|L|
L SP
SP H
警報値
エコノミータイプ
X
ON
0
警報器タイプ
X
ON
0
サーマックS
X
ON
0
サーマックK
X
ON
0
サーマックR
X
OFF
SP
X
OFF
SP
ON
X
OFF
X
ON
SP
ON
絶対値上限待機
10 シーケンス付
サーマックNEO
X
ON
ON
共通の注意事項
H
*4
OFF
*5
OFF
商品セレクション
SP
ON
9 絶対値下限
SP
H
*3
OFF
OFF
X
OFF
SP
ON
8 絶対値上限
SP
ON
L
ON
*1
OFF
SP
OFF
X
ON
X
ON
3 下限
電子温度
調節器
*2
OFF
*1
警報値(X)
が負
出力OFF
ON
1 上下限
3 −199.9∼500.0(℃)/−199.9∼900.0(°
F)
4 0.0∼100.0(℃)
警報出力機能
警報種別
L
H>0、L<0
|H|≦|L|
関連機器
入力機器
*3. 設定値:4 上下限範囲
ケース1
ケース3(常時OFF)
ケース2
H<0、L<0
L
目標値
100℃/°
F
0℃/°
F
H SP
H<0、L>0
|H|<|L|
SP L
H SP
H
H>0、L<0
|H|>|L|
H
L
L SP
SP H L
H<0、L>0
|H|≧|L|
テクニカルガイド
H>0、L<0
|H|≦|L|
*4. 設定値:5 上下限待機シーケンス付警報
※上記 上下限警報で ・ケース1、2の場合、ヒステリシスが上限・下限で重なる場合は、
常時OFF
・ケース3の場合、常時OFF
*5. 設定値:5 上下限待機シーケンス付警報
ヒステリシスが上限・下限で重なる場合は、常時OFF
操作編
警報種別は「警報1∼2種別」
(初期設定レベル)で、警報ごとに
独立して設定してください。初期値は「2:上限」です。
(形E5AN/E5ENの3警報タイプでは、警報3も設定可能です。
)
電子温度調節器
E5□N
567
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
■パラメータ一覧
各レベルの設定項目について関連のあるものを囲み、説明してい
ます。設定項目の最後でモードキーを押すと各レベルの先頭に戻
ります。
キー1秒以上
高機能設定レベル
電源投入
運転レベル
調整レベル
キー
1秒未満
電子温度
調節器
+ キー
1秒以上
キー
3秒以上 制御が停止します
通信設定
キー レベル
1秒未満
初期設定レベル
キー
1秒以上
キーで点滅
キー
1秒以上で点滅
キー
1秒以上
商品セレクション
+
+ キー
3秒*以上
プロテクトレベル
* キー押下時間は
「プロテクトレ
ベル移行時間」
で変更できます。
パスワード入力
設定値−169
(マイナス169)
○
設定値初期化
*
マルチSP使用数
1:目標値2点
2:目標値4点
*
イベント入力割付1
*
イベント入力割付2
*
マルチSP使用
**
高機能設定レベル
共通の注意事項
パスワード入力
設定値1201
制御停止
SPランプ設定値
SPランプ中の変化率
待機シーケンス再起動
待機シーケンス解除後の再起動条件
*
警報1非励磁
*
警報1ヒステリシス
*
警報2非励磁
*
警報2ヒステリシス
*
警報3非励磁
*
警報3ヒステリシス
機種により非表示
レベル移行
マルチSP/RUN/
STOP入力設定
*
制御中
校正レベル
サーマックNEO
工場出荷時の
初期値に戻します
警報出力1の
ON/OFF状態の設定
サーマックR
●
サーマックK
サーマックS
警報器タイプ
整定帯幅(℃または°
F)
設定範囲 0.1∼999.9
ファジィセルフチューニングが働く条件を決めるパラメータで
す。
偏差(測定値と目標値の差)の絶対値が、ここで設定する整定帯
幅内であれば制御がうまくいっている(整定状態)として、ファ
ジィセルフチューニングは起動しません。
整定帯幅
エコノミータイプ
目標値
制御系の特性が変化したものと
して応答波形を測定しPID定数
をチューニングします。
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
入力機器
ファジィセルフ
チューニング
チューニング後の
PID
チューニング前のPID
●
アルファ(α)
設定範囲 0.00∼1.00
2自由度PID制御の内部パラメータ を調節すれば、微分先行型
PID、比例先行型PID(I-PD)制御などのPID制御ができます。
α
α=0.00
(微分先行型PID制御)
ヒータ断使用
する、しない
*
ヒータ断ラッチ
ヒータ断検出後のラッチ
*
ヒータ断ヒステリシス
**
ST整定帯
目標値
**
α
2自由度PIDパラメータ
**
操作量リミット上限値
**
操作量リミット下限値
○
入力デジタルフィルタ
時定数を秒で設定
○
PV表示追加
運転レベルで最初に表示される
○
操作量表示
○
○
表示自動復帰時間
キー操作が無い時、
自動的に運転レベルに復帰
*
*
警報1ラッチ
操作量に制限
テクニカルガイド
α=0.65
操作編
α=1.00
(比例先行型PID制御)
αによる目標値応答の違い
α
目標値応答での速応性を向上したいときは を工場出荷時の推
奨値よりも小さくします。
(ただし、オーバーシュートが大きくなります。)
568
警報出力3の
ON/OFF状態の設定
偏差を設定
整定状態
関連機器
*
警報出力2の
ON/OFF状態の設定
電子温度調節器
E5□N
*
警報2ラッチ
*
警報3ラッチ
**
警報
ONの
ラッチ
パスワード設定
−169
(マイナス169)
により移行
プロテクトレベル
移行時間
入力異常出力
冷接点補償方式
*
MBコマンド
論理切替
*
PV表示色
切替
*
○
PV整定帯
PV表示色
切替機能
形E5CN/
E5CN-Uのみ
機能搭載
校正レベル移行
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
電源投入
キー1秒以上
初期設定レベル
キー1秒未満
運転レベル
調整レベル
キー3秒以上
○
入力種別
*
**
**
スケーリング上限値
*
**
スケーリング下限値
*
**
小数点位置 表示桁数
**
温度単位
○
:°
C
:°
F
目標値リミット上限値
「PV表示追加」パラメータを
「ON」
にすると
「現在値」のみ
の表示が追加されます。
現在値
○
アナログ入力
(入力種別:16)
0∼50mV設定
の場合
キー1秒未満
現在値/目標値
*
**
マルチSP 目標値の選択
**
ランプ目標値モニタ
*
ヒータ電流値モニタ
**
:ラン
:ストップ
ラン/ストップ
目標値の制限
**
AT実行/中止 オートチューニング
*
通信書込 許可・禁止
*
ヒータ電流値モニタ
*
ヒータ断線検出設定値
*
目標値0
*
目標値1
*
**
目標値2
*
**
目標値3
**
温度入力補正値
*
**
上限温度入力補正値
*
**
下限温度入力補正値
**
比例帯
P
**
積分時間
I
**
微分時間
D
商品セレクション
目標値リミット下限値
○
PID・ON/OFF 制御の選択
:ON/OFF制御
:PID制御
*
標準/加熱冷却
:標準
:加熱冷却
*
警報下限値1
**
ST
:有効
:無効
*
警報値2
*
**
制御周期(OUT1)
*
警報上限値2
*
**
制御周期(OUT2)
*
警報下限値2
*
警報値3
*
警報上限値3
*
警報下限値3
*
**
冷却係数
操作量モニタ(OUT1)
*
**
デッドバンド
**
マニュアルリセット値
**
調節感度(OUT1)
**
調節感度(OUT2)
セルフチューニング
警報値1
*
警報上限値1
どちらか設定
電子温度
調節器
ヒータ断線
検出機能
マルチSP
で使用する
目標値
○
*
:許可
:禁止
共通の注意事項
サーマックNEO
1点補正
サーマックR
2点補正 ※1
パルス出力の
周期設定
どちらか設定
サーマックK
サーマックS
○
正/逆動作
現在値の増加または減少
に対応して操作量を制御
*
警報1種別
*
警報2種別
*
警報3種別
:逆動作(加熱)
:正動作(冷却)
警報モードを
選択
**
高機能設定レベル移行
工場出荷時はこのパラメータは表示されません。
高機能設定レベルへの移行は
〔初期/通信プロテクト〕
(570ページ参照)
にて
設定値「1」→「0」
に変更してください。
**
**
どちらか設定
※この一覧は表示しうる全てのパラメータを示しています。仕様により表示しないパラメータがあります。
○:必ず表示されます。
*:ご選定の機種により表示されない場合があります。
**:他のパラメータの設定内容により表示されない場合があります。
入力補正機能
RUN/STOP機能
センサ範囲のすべての点において、
「温度入力補
正値」
設定値分だけ入力補正されます。
補正例
センサ 測定温度
温度表示
0(補正なし)
100℃
100℃
10(+10℃補正)
100℃
110℃
−10
(−10℃補正)
100℃
090℃
入力補正設定
PV表示色切替機能
(形E5CN/E5CN-Uのみ)
「PV表示色切替」により、どのような
表示機能が設定されるかを示します。
常時
警報1に連動
PV整定帯に連動
設定値
エコノミータイプ
モジュールタイプ
P、PD制御時
オフセットをクリア
ヒステリシス
設定
※1. 2点補正は非接触温度センサ指定時のみ設定可能。
他の入力種別指定時では設定不可。
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
関連機器
入力機器
正/逆動作機能
運転レベルにて、運転(RUN)/停止(STOP)を指
定するための機能です。この機能は、設備のメ
ンテナンスなどで、一時的に温調器を停止する
必要がある場合などに、「STOP」に設定して使
います。ただし、この機能で「STOP」に設定し
ても、制御出力以外(警報など)は、設定通りに
出力します。
「RUN」を選択すると運転、「STOP」を選択する
STOP
と停止します。停止時は、STOP表示 が点
灯します。工場出荷時は、「RUN」
(運転)に設定
しています。
モード
警報器タイプ
加熱冷却制御
で使用
操作量モニタ(OUT2)
パラメータを切替えて使うものは(数値設定以外)
パラメータの内容を示す。
PID設定
冷却制御(目標値よりも温度が高ければ出力が
ONする制御…例えば冷蔵庫など)の場合は正動
作に、加熱制御(目標値よりも温度が低ければ出
力がONする制御…例えばオーブンなど)の場合
には逆動作に設定してください。
テクニカルガイド
調節感度機能
ON/OFF制御にて、ONとOFFの切替わり時に
もたせるヒステリシス幅のことで、動作を安定
させるための機能です。
設定内容
PV表示色
用途例
赤
常時:赤
他機器に合わせる
緑
常時:緑
他機器に合わせる
赤→緑
ALM1消灯:赤、ALM1点灯:緑
到達信号表示
緑→赤
ALM1消灯:緑、ALM1点灯:赤
異常信号表示
赤→緑→赤
PV整定帯以下:赤、PV整定帯内:緑、PV整定帯以上:赤
整定表示
電子温度調節器
E5□N
操作編
569
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
●プロテクトレベル
運転/調整プロテクト
運転レベル/調整レベルのメニュー表示、書き込み等を制限
初期/通信プロテクト
初期設定レベル/通信設定レベル/高機能レベルのメニュー表示、移行を制限
設定変更プロテクト
キー操作による設定変更を制限
電子温度
調節器
●運転/調整プロテクト
設定値とプロテクト範囲の関係は下の表のとおりです。
設定値
レベル
商品セレクション
共通の注意事項
運転
レベル
0 1 2 3 現在値
○
○
○
○
現在値/目標値
◎
◎
◎
○
その他
◎
◎
×
×
◎
×
×
×
調整レベル
◎:表示/変更可能
○:表示可能
×:表示およびレベル
移行不可
・設定値「0」のときはプロテクトがかかりません。
・初期値は「0」です。
サーマックNEO
●初期/通信プロテクト
サーマックR
サーマックK
サーマックS
初期設定レベル/ 通信設定レベル / 高機能設定レベルへの移行を
制限します。
設定値
初期設定レベル
通信設定レベル
高機能設定レベル
0 ○
○
○
1 ○
○
×
2 ×
×
×
・初期値は「1」です。
○:移行可能
×:移行不可能
警報器タイプ
エコノミータイプ
●設定変更プロテクト
キー操作での設定変更を制限します。
設定値
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
内容
OFF キー操作での設定変更可
ON キー操作での設定変更不可(但し、
プロテクトレベルについては可)
・初期値は「OFF」です。
サポート
ソフトウェア
関連機器
入力機器
テクニカルガイド
操作編
570
電子温度調節器
E5□N
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
●通信設定レベル
通信仕様の設定は通信設定レベルで行います。通信設定項目の設定はパネル操作で行ってください。
通信設定項目の種別と設定内容は次のとおりです。
項目
記号
反転文字は、初期値です。
設定内容
設定値
0、 1 ∼99
通信ユニットNo.
0∼99
通信速度
1.2/2.4/4.8/9.6/19.2(k bit/s)
1.2/2.4/4.8/ 9.6 /19.2 通信データ長
7/8(bit)
7 /8
(bit)
通信ストップビット
1/2 通信パリティ
1/ 2
/ /
なし/偶数/奇数
通信を行う前に、前面キーの操作で下記の手順により、通信ユ
ニットNo.や通信速度などの設定を行ってください。通信項目設
定以外の操作方法については、お使いの機種のユーザーズマニュ
アルを参照してください。
(1)
キーを3秒以上押し、
「運転レベル」→「初期設定レベル」
に移行します。
( 2 ) キーを押し、
「初期設定レベル」→「通信設定レベル」に
移行します。
(3)
キーを押すと下図のように設定項目が替わります。
(4)
キーを押すと設定データを変更できます。
通信ユニットNo.
通信速度
●通信ユニットNo.(
電子温度
調節器
)
上位ホストコンピュータと通信する場合は、上位ホストが各温調
ユニットを識別するためのユニットNo. を各温調器に設定しま
す。0∼99まで1ごとに設定できます。ご購入時は1に設定されて
います。複数個で通信を行う場合は同一ユニットNo.を重複して
設定しますと正常に動作しませんので注意してください。
設定値は、設定後の電源再投入により有効となりますのでご注意
ください。
●通信速度(
)
商品セレクション
共通の注意事項
サーマックNEO
上位ホストコンピュータと通信する場合の通信速度を設定しま
す。通信速度はそれぞれ次のとおりです。
1.2(1200bit/s)、2.4(2400bit/s)、4.8(4800bit/s)、9.6(9600bit/
s)
、19.2(19200bit/s)
なお、設定値は設定後の電源再投入により有効となりますのでご
注意ください。
サーマックR
サーマックK
サーマックS
通信データ長
通信ストップビット
通信パリティ
●通信データ長(
)
通信のデータビット長の変更ができます。データビットは7ビッ
トと8ビットがあります。
エコノミータイプ
●通信ストップビット(
)
通信のストップビットの変更ができます。ストップビットは1ま
たは2のどちらかの設定ができます。
各通信パラメータは相手方パソコン等に
合わせて設定ください。
警報器タイプ
●通信パリティ(
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
)
通信パリティの設定ができます。パリティは、無し(
数(
)、奇数(
)から設定してください。
)、偶
サポート
ソフトウェア
関連機器
入力機器
テクニカルガイド
操作編
電子温度調節器
E5□N
571
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
異常時の表示について
(トラブルシューティング)形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN
新タイプは、534ページをご覧ください。
異常が発生すると、第1表示にエラー内容を表示します。
エラー表示によってエラーの内容を確認し、その内容についての処置をしてください。
第1表示
異常内容
入力異常 *
(S. Err)
電子温度
調節器
商品セレクション
A/Dコンバータ
異常 *
(E111)
メモリ異常
(H. Err)
HB異常 *
異常時の出力状態
処置
制御出力
入力の誤配線、断線、短絡および入力種別を確認してください。
(ただし、熱電対入力の短絡は検出できません。)
OFF 入力異常を確認後、電源を入れ直してください。
表示内容が変わらない場合は交換が必要です。
正常になった場合はノイズの影響が考えられるので、
ノイズが発生していないか確認してください。
まず電源を入れ直してください。
表示内容が変わらない場合は交換が必要です。
正常になった場合はノイズの影響が考えられるので、
ノイズが発生していないか確認してください。
警報出力
異常高温
として処理
OFF OFF OFF OFF OFF OFF ※ 入力が制御可能範囲内で表示可能範囲(−1999(−199.9)∼9999(999.9))を超えた場合、−1999(−199.9)より小さい値は
、
9999(999.9)より大きい値は
と表示します。
この表示のときは制御出力および警報出力とも正常に動作します。
制御可能範囲についての詳細は「形E5□Nユーザーズマニュアル」を参照してください。(旧タイプ用のマニュアルです。カタログ番号は、563ページを参照し
てください。)
* 表示が「現在値」または「現在値/目標値」のときだけエラー表示します。他の状態ではエラー表示しません。
共通の注意事項
トラブルシューティング
サーマックNEO
温度が上昇しない・出力が出ない、温度誤差が大きい時は、下表に従いチェックしてください。
現象
チェック項目と原因
サーマックR
①制御が停止していませんか?
表示「STOP」が点灯していると制御停止です。
サーマックK
サーマックS
温度が上昇しない
出力が出ていない
②制御動作が「正動作」になっていませんか?
加熱動作の場合は「逆動作」になります。
初期設定レベルの制御動作「
逆動作「or-r」にします。
③制御出力の表示「OUT」が点灯あるいは
点滅していませんか?
制御出力が電流出力以外の場合は出力に合わせて
「OUT」表示が同期します。
消灯のままであれば上記①②をご確認ください。
点灯のままであればセンサ、ヒータ、周辺機器の
接続をご確認ください。
警報器タイプ
④PID制御の場合、PID定数が不適切な場合があります。
エコノミータイプ
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
温度誤差が大きい
②入力補正値が設定されていませんか?
調整レベルの入力補正値「ins」をご確認ください。
センサ部の温度をそのまま表示させるのであれば
この設定値は「0.0」にします。
③熱電対の延長は補償導線をお使いですか?
補償導線はセンサの種別にあったものを
必ずお使いください。
④センサの設置場所が離れていませんか?
また、挿入長が短くないですか?
測定対象物に対してセンサの設置をご確認ください。
センサの挿入長は保護管径の20倍以上が必要です。
テクニカルガイド
操作編
572
電子温度調節器
オートチューニングが可能であれば開始して、
PID定数を算出します。
(オートチューニングでは負荷に対して100%出力を
しますので、オーバーシュートが発生します。)
センサ種別をご確認後、初期設定レベルの入力種別「in-s」
を
ご確認ください。
* 白金測温抵抗体の場合
入力端子に抵抗を接続して表示を確認します。
A−B間に100Ω、B−B間短絡で0℃
A−B間に140Ω、B−B間短絡で約100℃
入力機器
」を
①センサの種別が合っていますか?
温調器の入力確認方法
* 熱電対の場合
入力端子を短絡すると室温が表示されます。
関連機器
対策方法
運転レベルの「run/stop」
を「run」
にします。
「STOP」が消灯します。
E5□N
サーマックNEO 形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN/E5GN 操作編 〔共通項目〕
形E5CN/E5CN-U/E5EN/E5AN 新タイプは、534ページをご覧ください。
内部パラメータを工場出荷状態に戻す場合
一から設定をやり直すために設定を初期の状態に戻したい場合
などに行ってください。
なお詳細は、568ページの「■パラメータ一覧」を参照ください。
設定値初期化は、高機能設定レベルで行います。
高機能設定レベルに移行するには、プロテクトレベルで、
「初期/通信プロテクト」を解除する必要があります。
(初期値では、高機能設定レベルに移行できません。
)
① プロテクトを解除します。
プロテクトレベルに移行します。
「初期/通信プロテクト」の設定値を「0」にします。
② 高機能設定レベルに移行します。
高機能設定レベル(表示部上段『init』
)に移行します。
表示部下段を「ON」にします。数秒後初期化が終わると、
自動的に「OFF」に戻ります。
保証期間と保証範囲
●標準仕様にてご利用の場合
[保証期間]
納入品の保証期間は、ご注文主のご指定場所に納入後1年と致し
ます。
[保証範囲]
上記保証期間中に納入者側の責により故障を生じた場合は、その
機器の故障部分の交換、または修理を納入者側の責任において行
います。
ただし、つぎに該当する場合は、この保証の対象範囲から除外さ
せて頂きます。
( 1 )需要者側の不適当な取扱い、ならびに使用による場合。
( 2 )故障の原因が納入品以外の事由による場合。
( 3 )納入者以外の改造、または修理による場合。
( 4 )その他、天災、災害などで、納入者側の責にあらざる場合。
なお、ここでいう保証は、納入品単体の保証を意味するも
ので、納入品の故障により誘発される損害はご容赦いただ
きます。
●3年保証の場合
電子温度
調節器
商品セレクション
共通の注意事項
サーマックNEO
[保証期間]
納入品の保証期間は弊社工場出荷後3年と致します。
[保証範囲]
天
次の範囲を使用条件とします。
( 1 )平均使用温度*:−10∼+50℃
( 2 )取付方法:標準取りつけ
サーマックR
サーマックK
サーマックS
* 平均使用温度の確認方法
制御盤および各機器に取りつけられた
状態で、周辺の機器および温調器が動作
し、安定した状態で温調器の熱電対入力
端子(+
⃝⃝
−)を短絡した状態で、入力仕
様を K センサとしたときの表示温度を参
考にしてください。ただし、温調器の周
囲がほぼ平均されている場合とします。
地
警報器タイプ
エコノミータイプ
上記保証期間中に納入者側の責より故障を生じた場合は、その機
器の故障部分の交換、または修理を納入者側の責任において行い
ます。
ただし、つぎに該当する場合は、この保証の対象範囲から除外さ
せて頂きます。
( 1 )需要者側の不適当な取扱い、ならびに使用による場合。
( 2 )故障の原因が納入品以外の事由による場合。
( 3 )納入者以外の改造、または修理による場合。
( 4 )その他、天災、災害などで、納入者側の責にあらざる場合。
なお、ここでいう保証は、納入品単体の保証を意味する
もので、納入品の故障により誘発される損害はご容赦い
ただきます。
モジュールタイプ
PLCユニット
タイプ
サポート
ソフトウェア
関連機器
入力機器
テクニカルガイド
操作編
電子温度調節器
E5□N
573
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