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第34号 20130831 インターハイ

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第34号 20130831 インターハイ
陸上競技通信
「そう、前しかない!
そう、前しかない!」
駅伝に向かって
2013 年 8 月 31 日(土)
No.34
闘い終われば・・・
・・・みな親友
大分で行われたインターハイ。鍛え抜いた高校生が全国から集
まる。混成競技は 2 日間で女子が 7 種目、男子が 8 種目闘う。走
って、投げて、跳んで、そして最後は長距離種目
って、投げて、跳んで、そして最後は長距離種目。フィニッシュ
後に倒れ込む選手がほとんど。
2 日間しのぎを削り、必死の形相で争う
争うが、闘いが終わればご
覧の通り、抱き合い、肩をたたき合い、互いに健闘を称える。最
後はお決まりの全員の集合写真。
太陽が照りつける日も、雨や雪の日も、頑張ってきた選手達だ
から、2 日間競い合うだけで別れがたいほどの友達になる。
真剣勝負を通して得た友達はなかなかいいものだ。
100mR
爆走!!―4×100mR
100m リレー。男子優勝は京
インターハイで一番驚いたのは 4×100m
都洛南高校、女子優勝は埼玉栄高校。
男女とも決勝は、3 走までで諦めても仕方がないほど差をつけら
れた。しかし、今大会圧倒的な力を見せつけた、
れた。しかし、今大会圧倒的な力を見せつけた、男子
100m・200m
優勝者の桐生祥秀と、女子 100m 優勝者の土井杏南が共にアンカー
優勝者の
ですさまじい走りを見せ、大逆転勝利を飾った。
リレーでアンカーに切り札をもっているとこれほどまでに有利
なのかと改めて感じた。バトンがボルトに繋がりさえすれば勝て
るジャマイカと同じだ。
印象的だったのは、優勝インタビューでの
、優勝インタビューでの洛南高校 1~3 走選手
の言葉。
。
「一緒に走らせてもらうだけで幸せです」と謙虚に語った
が、彼らは桐生抜きでも、全国大会の決勝に進むことができる力
決勝に進むことができる力
を持っているのだ。
写真
判定
上の 2 枚はあまり目にしない写真判定の画像。今、全てのトラックレースは手動でなく写
真判定でタイムを計測する。撮影速度は 1/1000 秒。フィニッシュラインを通過する瞬間だけ
を撮影し、それらを繋ぎ合わせて 1 枚の画像にする。だから、フィニッシュラインを高速で
フィニッシュラインを高速で
通過すれば細く写り、歩くように
通過すれば細く写り、歩くようにフィニッシュするととてつもなく太って写ってしまう。
フィニッシュするととてつもなく太って写ってしまう。
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