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外国語

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外国語
平成2
平成25年度教育課程研究協議会【
年度教育課程研究協議会【中学校・
学校・外国語部会
外国語部会】
部会】
英 語 教 育 を 取 り 巻 く 大 き な 流 れ
1 グローバル人材
グローバル人材の
人材の育成 ~政府の
政府の主な方針~
方針~
○教育再生実行会議「これからの大学教育等の在り方について」
(第三次提言)より
1.グローバル化
グローバル化に対応した
対応した教育環境
した教育環境づくりを
教育環境づくりを進
づくりを進める。
める。
③初等中等教育段階からグローバル
初等中等教育段階からグローバル化
からグローバル化に対応した
対応した教育
した教育を
教育を充実する
充実する。
する。
○国は小学校の英語教育の抜本的拡充(実施学年の早期化,指導時間増,教科化,専任教
員配置等)や中学校における英語による英語授業の実施,初等中等教育を通じた系統的な
英語教育について,学習指導要領の改訂も視野に入れ,諸外国の英語教育の事例も参考に
しながら検討する。国,地方自治体は少人数での英語指導体制の整備,JET プログラムの
拡充等によるネイティブ・スピーカーの配置拡大,イングリッシュキャンプなどの英語に
触れる機会の充実を図る。
平成26年度の方向性
→ ・指導力の向上 ・生徒の英語力の検証
2 今年度実施予定
今年度実施予定の
実施予定の調査
「外国語教育状況調査(仮称)
」
生徒の英語力,教師の英語力の状況等について
3 求められる英語力
められる英語力
「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策(平成23年6月)」より抜粋
提言1
提言1:生徒に
生徒に求められる英語力
められる英語力について
英語力について,
について,その達成状況
その達成状況を
達成状況を把握・
把握・検証する
検証する。
する。
各学校段階において,学習指導要領に基づき達成される英語力は以下のとおりである。
【中学校卒業段階】
初歩的な英語を聞いたり読んだりして話し手や書き手の意向などを理解したり,初
歩的な英語を用いて自分の考えなどを話したり書いたりすることができる。
(英検で
あれば3級程度以上)
提言4
提言4:英語教員の
英語教員の英語力,
英語力,指導力の
指導力の強化や
強化や学校・
学校・地域における
地域における戦略的
における戦略的な
戦略的な英語教育改
善を図る。
英語教員に少なくとも求められる英語力は以下の通りである。
生徒の英語によるコミュニケーション能力を育成するために,生徒が英語に触れる
機会を充実するとともに,授業を実際のコミュニケーションの場面とすることがで
きる。
(英検準1級,TOEFL(iBT)80点,TOEIC730点程度以上)
○英語教員を対象とした英語能力検定試験の特別受験制度
・実用英語技能検定(1級及び準1級) ・TOEFL(iBT) ・TOEIC 公開テスト
・GTEC CTE
・ケンブリッジ英検
中・外国語 1
「CANCAN-DO リスト」
リスト」の形で学習到達目標を
学習到達目標を設定することについて
設定することについて
1 「CANCAN-DO リスト」
リスト」とは?
とは?
生徒の学習の状況や地域の実態等を踏まえた上で,学習到達目標を「~することができる」という
形で設定したもの。
・文部科学省で「各中・高等学校の外国語教育における「『CAN-DO リスト』の形の学習到達目標設定
のための手引き」を作成。
(平成25年4月24日付け教義第300号で文部科学省 HP への掲載を
通知)
掲載 URL http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1332306.htm
2 「CANCAN-DO リスト」
リスト」を作成する
作成する目的
する目的
学習指導要領に基づき,観点別学習状況の評価における「外国語表現の能力」と「外国語理解の能
力」について,生徒が身に付ける能力を各学校が明確化し,主に教員が生徒の指導と評価の改善に活
用すること。
3 経緯
「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策(平成23年6月)」において
以下のように提言。
提言1
提言1:生徒に
生徒に求められる英語力
められる英語力について
英語力について,
について,その達成状況
その達成状況を
達成状況を把握・
把握・検証する
検証する。
する。
(前略)多くの学校では,学習指導要領に基づく授業が行われている一方,一部の学
校では,文法・訳読中心の授業,高校入試や大学入試の対策に特化した授業などが行
われているとの指摘がある。中・高等学校では,各学校が,学習指導要領に基づき,
生徒に求められる英語力を達成するための学習到達目標を「CAN-DO リスト」の形で
具体的に設定することにより,学習指導要領の内容を踏まえた指導方法の工夫・改善
が容易になる。また,各学校が,学習指導要領の目標を地域の実態や生徒の能力に応
じて具体的な目標に設定し直すことにより,すべての子どもたちの英語力の水準向上
に資するだけでなく,グローバル社会に通用するより高度な英語力の習得を目指すこ
とも可能になる。(後略)
4 背景にある
背景にある課題
にある課題
「どんな力を付けさせたいかという視点での明確な目標の設定と,
それを達成するための授業づくり」
●単元目標の中で,付けたい力が明確に設定されていない。
(能力に関する目標がない)
●単元目標と評価規準の不整合。
●単元目標と本時の目標の不整合。
●評価における「外国語表現の能力」「外国語理解の能力」と「言語・文化への知識・理解」の
混同
→「CAN-DO リスト」の形で学習到達目標を設定することで身に付けさせたい力や評価すべき
ことが明確に。
中・外国語 2
英
語
科
に
お
け
る
言
語
活
動
1 教科の
教科の目標
外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうと
する態度の育成を図り,聞くこと,話すこと,書くこと,読むことなどのコミュニケーショ
コミュニケーショ
ン能力の
能力の基礎を
基礎を養う。
この目標
この目標を
目標を達成するための
達成するための言語活動
するための言語活動という
言語活動という捉
という捉えを大切
えを大切にする
大切にする。
にする。
決して言語活動
して言語活動が
言語活動が目的ではないことに
目的ではないことに注意
ではないことに注意。
注意。
2 学習指導要領に
学習指導要領に明記された
明記された「
された「教科の
教科の言語活動」
言語活動」
(ア) 実際に言語を使用して互いの考えや気持ちを伝え合うなどの活動を行うとともに,(3)
に示す言語材料について理解したり練習したりする活動を行うようにすること。
(学習指導要領解説 外国語編 P19)
言語活動では,実際に言語を使用して互いの考えや気持ちを伝え合う
などの活動が重要であるが,それを支える言語材料について理解した
り練習したりする活動も必要である。ここでは,3年間を通した言語
活動の取扱いについての全体的な配慮事項として,その両者のバラン
スに配慮しつつ指導することの必要性を述べている。
このことを踏
このことを踏まえると,
まえると,教科として
教科として行
として行うべき言語活動
うべき言語活動の
言語活動の具体が
具体が見えてくる。
えてくる。
外国語教育における小中連携について
1 外国語科改訂の
外国語科改訂の趣旨より
趣旨より
中学校における「聞くこと」,「話すこと」という音声面での指導については,小学校段階
小学校段階での
小学校段階での
外国語活動を
外国語活動を通じて,
じて,音声面を
音声面を中心としたコミュニケーションに
中心としたコミュニケーションに対
としたコミュニケーションに対する積極的
する積極的な
積極的な態度等の
態度等の一定の
一定の
素地が
「読むこと」,
「書くこと」の,指導
素地が育成されることを
育成されることを踏
されることを踏まえ,
まえ,指導の
指導の改善を
改善を図る。併せて,
の充実を図ることにより,
「聞くこと」
,
「話すこと」
,
「読むこと」および「書くこと」の四つの領
域をバランスよく指導し,高等学校やその後の生涯にわたる外国語学習の基礎を培う。
イニシアチブをとるのは中学校
イニシアチブをとるのは中学校!
中学校!
2 外国語教育における
外国語教育における小中連携
における小中連携の
小中連携の3つのステップ
①情報交換 授業参観 中学校区合同研修 など
・互いの授業を見合う機会づくり 強制でなくても誘い合う環境
②交流
・交流とは…同じ時と場を共有して,あるものをつくり出すこと。
中・外国語 3
児童 あこがれ
小学校教師
TT授業
TT授業
交流授業
授業研究会
生徒 学ぶ動機付け
③連携
中学校教師
指導の連続性
・小学校で使った表現を,言語材料への負担を与えながら活用する
・内容における距離の縮まり(カリキュラムの連携)
3 外国語活動と
外国語活動と外国語科
外国語科の違い
小学校外国語活動
中学校外国語科
・曖昧に聞く 曖昧に言う
・正確に 適切に
・通じ合う体験
・経験 能力
・状況に依拠した理解と発話
・教室外 ひとりでも
・日頃の遊び等が活動に
・言語活動
・言語への気付き
・知識 理解
・文章記述による評価
・到達目標 絶対評価
子ども言葉
ども言葉
大人言葉
外国語活動教材“
外国語活動教材“Hi,friends!”
Hi,friends!”は
中学校にも
中学校にも配付
にも配付されています
配付されています!
されています!
そ
の
他
□英語教育ポータルサイト
英語教育ポータルサイト「
ポータルサイト「えいごネット」
えいごネット」について 【URL http://www.eigo-net.jp/】
○コンテンツ例
①教材・素材を探す
・やさしく読める英語ニュース ・世界で活躍する人々のインタビュー 等
②事例・指導案を探す
・文部科学省公式サイトの掲載資料 等
③教育のいまを知る
・教科調査官等,専門家のインタビュー
・各教育委員会の取組
④指導力を向上させる
・各種研修情報
等
⑤生徒の学習意欲を高める
・生徒向けイベント ・海外勤務経験者の出張授業 等
中・外国語 4
等
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