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市政ノート - ひららぎ哲也です

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市政ノート - ひららぎ哲也です
風しんの大流行で、ご心
配の方も多いと思います。
各自治体で、予防接種の費
用の助成が始まっています
が、上 越 市 で も、今 年 の 4
月1日にさかのぼって助成
を行うことを決めました。
実施日は7月1日ですので、
次の広報じょうえつをご注
目ください。
県は、「助成を行う市町村
に補助する」としています
が、そ の 制 度 の 詳 細 が 決
まっていないことから、こ
の時期になったようです。
他市町村の様子をきく
昔の人の知恵
と、県内ではほぼすべての
市町村で実施予定とのこと
ですが、実際に始めたとい
うところはまだないとのこ
とです。首都圏ではすでに
始まっているところが多い
ので、少々対応が遅れてい
るとも言えます。
東京では全額補助
調べてみると、東京都の
各区では費用の全額助成が
普通のようで、妊娠中また
はその見込みの女性とその
夫は、自己負担なしで接種
が受けられるとのことで
す。上越市は2/3の補助
で す か ら、自 己 負 担 額 が
3000円程度になることが
予想されますので、決して
軽い負担とは言えません。
この点も考えていかなくて
はなりません。
なお、市内では5月21日
時点で4名の方が風しんの
診断を受けているとのこと
で す。一 日 も 早 い 完 治 を
祈っております。
~笹の葉~
季節を食べちゃお!№45
上越に来たばかりの頃、義母が知り合いの方から笹餅をも
らってきました。つきたての真っ白な餅で、それはそれは美
味しい笹餅でした。ただ残念だったのは、餅が笹の葉にくっ
ついて、全部食べられなかったことです。なぜ、くっつきや
すい笹の葉の裏側に餅をのせるのだろうと、そのとき不思議
に思いました。
先日、牧区で行われた「笹餅作り体験」に参加しました。
その一番の目的は、餅をのせるのは笹の葉の表か裏のどちら
かを確かめることと、その理由を知ることです。
その日に作った笹餅は、こしあんの入った餅でした。餅
は、餅つき機で普通につきましたが、途中で砂糖を少し入れ
ました。これは、時間がたっても餅が固くならないようにす
るためだそうです。つきあがった餅を手に取って広げ、丸め
たこしあんを入れて丸い形に整え、笹の葉で包みました。笹
はまだ小さめということで、2枚を横に並べて使いました。
やはり笹の裏側に餅をのせました。そこで、教えてくだ
さった方にその理由をたずねてみました。すると、次のよう
な答えでした。「ちゃんとわけがあるんです。笹には防腐作
用があるけれど、ざらざらしている裏側の方がそれが強いか
らなのね。笹寿司は笹の表側に寿司飯をのせるけれど、作っ
てすぐに食べるでしょ。それに、笹ごと口のところに持って
きて食べるとき、ご飯がすべって食べやすいしね。みんな、昔
の人の知恵だよね」なるほど、やはり理由があったのです。
また、こんな話もしてくださいました。「以前は田植えが
無事に終わると、『春節句』と言って、笹餅を作ってお祝い
した。今はそういうこともしなくなったけれど、季節の味は
これからも伝えていきたい」
そういえば、子どもの頃、毎年6月15日のえんま市が近
づくと、母が山から笹を採ってきて、笹団子を作ってくれま
した。今年は、私も笹団子を作ってみようかなと思います。
平良木美佐江(ひららぎみさえ)
市 は、今 年 度 か ら「有 価 物 集
団回収奨励事業」を廃止し、「地
域ふれあい有価物回収事業」を
始めました。
元の事業は、ごみの減量化の
推進などを目的に、集団で廃品
回収をする場合に奨励金を支給
するという事業でしたが、分別
回収のルートが確立し資源リサ
イクルが進んだことから廃止す
る と い う も の で す。そ し て、そ
の代わりに、子どもの環境学習
の推進等を目的として、新しい
事業を始めるというものです。
新しい事業は、PTAや子ども
会など、児童生徒の育成を目的と
する団体が廃品回収を行う場合
に補助を行うというものです。
3月議会 で審議 さ れたのです
が、そ の 際 に は、私 自 身、新 し
い事業でこれまでのものがカ
バーできるのではないかと考え
ており、特に問題意識をもつに
至りませんでした。
ところが、6月議会に障がい者
団体のみなさんから要望が出さ
れ、「18 歳 以 上 の 障 が い 者 グ
ループが補助の対象にならず、
困っている」との実態が明らか
になりました。
これはたいへん。私自身の見
識の不十分さを思い知らされた
次第です。
担当課も、そうした実態を十
分把握できておらず、すぐの対
応はできかねるとのこと。
しかし、実際にこれまで廃品
回収で幾ばくかの資金を得てこ
られたグループのみなさんが
困っていることも事実です。し
かも、最も配慮が必要なところ
への手立てが抜け落ちてしまっ
たということであり、放置でき
ません。
当該団体のみなさんや担当課
とも力を合わせて、一刻も早く
矛盾を解決できるよう、取り組
んでいきたいと思います。
Tel 090-1808-6919 Fax 025-522-5812
E-Mail [email protected]
日本共産党上越市議会議員
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第180号 2013年6月23日
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