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過去1年に飲んだワイン産地は「日本」産が最多!

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過去1年に飲んだワイン産地は「日本」産が最多!
Market Report
2014年9月17日
株式会社リクルートライフスタイル
ホットペッパーグルメリサーチセンター
若者よりシニア層に「ワイン好き」多く
この1年で飲んだワインの産地「日本」が「フランス」上回る。
国産ワイン「世界に通用する」は35%。
株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘)に設置された「食」に関する調査・
研究、地域振興機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」(http://grc.hotpepper.jp/)は、近年のワインバルの流行や
国産ワインの生産量増加などに注目し、東名阪の3圏域で国産ワインについてのカスタマーアンケートを実施しました。その動向
を発表いたします。
※本調査で「産地」はワインメーカーの国籍を指し、輸入ぶどうによる国内醸造なども産地は日本とする。ただし、商社や国内
メーカーによる加工を伴わない輸入・販売について、産地はそれぞれのワインの原産国を指す。また、産地が日本のワインの中
でさらに日本産ぶどうを原材料として国内で醸造したワインを「国産ワイン」とする。
<要約>
■若者よりシニア層の方が「ワイン好き」。
過去1年に飲んだワイン産地は「日本」産が最多。
・・・P3-5
→3圏域計の過半数(58.4%)がワインを「好き」。
中でも男女50~60代では60%以上が「ワイン好き」と回答。
→圏域別には「首都圏」で61.1%がワイン好きと、他圏域より多い。
→この1年で飲んだワインは「日本」産が最多、2位「フランス」産を上回る。
■国産ワイン「安心・安全」なイメージ。「世界に通用する」は約35%
・・・P6
→国産ワインのイメージ、75.2%の人が「安心・安全」と回答し最多。
→「味が良い」「日本の食事と合う」「品質の割に安い」「品質が上がった」
「扱う店が増えている」印象も各4割以上。「世界に通用する」は35.1%。
■好きな国内のワイン産地は「山梨県」が他の都道府県に大差。 ・・・P7
→国内の好きな産地1位:「山梨県」(44.3%)
2位:「長野県」(12.2%)
3位:「北海道」(10.1%)
→ 「山梨県」は全圏域・性・年代で1位。圧倒的な支持。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リクルートライフスタイル ホットペッパーグルメリサーチセンター
TEL: 03-6835-7380 http://grc.hotpepper.jp/
1
Market Report
調査概要と回答者プロフィール
◎調査名
外食市場調査(2014年7月分)
◎調査方法
インターネットによる調査
首都圏、関西圏、東海圏における、夕方以降の外食および中食のマーケット規模を把握することを目的に実施した調査(外食市場調
査)の中で、外国産ワインと比較した国産ワインのイメージや国産ワインの好きな産地(都道府県単位)等を聴取。
◎調査対象
■事前調査
①調査目的
②調査時期
③調査対象
④調査内容
⑤配信数
⑥回収数
⑦本調査対象者数
◆本調査対象者の
割付について
■本調査
①調査方法
②調査期間
③配信数
④回収数
⑤有効回答数
首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知県、岐阜
県、三重県)に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
本調査の協力者を募集するために実施
2014年6月20日(金)~2014年6月30日(月)
首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
本調査への協力意向、普段の外食頻度、普段の中食頻度
285,260 件
40,790 件
18,285 件
・本調査では、回答者の偏りをできるだけなくすために、割付をおこなって回収した。
・性年代別10区分×(首都圏地域13区分、関西圏地域8区分、東海圏地域4区分)=250セル について、
平成24年人口推計(総務省)に基づき割付をおこなった。
・本調査の目標回収数は、首都圏4000s、関西圏2000s、東海圏2000s、合計8000sとした。
・事前調査で本調査への協力意向が得られたモニターの中から、脱落率を加味して設定した必要数をランダムに抽出し、本調査の案
内メールを通知。
2014年8月1日(金)~2014年8月7日(木)
13,328 件
9,688 件
(回収率 72.7 %)
9,592 件
(首都圏 4,860 件、
関西圏
2,510 件、 東海圏
2,222 件)
※回収された票のうち、自由回答コメントから、主旨に合わないと判断された票を無効としたほか、
事前調査時の普段の外食・中食頻度の回答と、本調査時の1ヶ月間の外食・中食回数が著しく乖離している場合、
事前調査時の住所と、本調査時の住所が、圏域を越えて変わっている場合を無効とした。
◆集計方法について
・本調査結果は、平成24年人口推計(総務省)における割付(性年代別10区分×地域別25区分=250セル)別の構成比に合わせてサ
ンプル数を補正したウェイトバック集計をおこなっている。
・補正後のサンプル数は次の通り。
3圏域・計 9,592 件 (首都圏
5,433 件、
関西圏
2,694 件、 東海圏
1,465 件)
◆回答者プロフィール(ウェイトバック後)
■性別
■年代
60~69歳
21.1%
女性
49.7%
男性
50.3%
50~59歳
17.3%
■居住地
20~29歳
17.2%
30~39歳
21.9%
東海圏
15.3%
関西圏
28.1%
首都圏
56.6%
40~49歳
22.6%
n=9,592
n=9,592
n=9,592
2
Market Report
1.若者よりシニア層ほど「ワイン好き」な傾向、圏域では首都圏にワイン好きが多い。
このところ、若者を中心にワインバルやワインの人気が高まり、消費量が増えて、国内での生産量や輸入量が増加傾向
にある。また、国産ワインのレベルも上がり、国際的なコンテストなどで上位入賞のニュースも数多い。そこで、ワインの好き
嫌いや国産ワインの評価を今回調査した。まず、ワイン好きがどのくらいの割合かということで、「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼ
ワイン」「スパークリングワイン」を挙げて、いずれかを「好き」と回答した人を「ワイン好き」としてくくった結果が下記。全体で
は58.4%と過半数がなんらかの種類のワインを「好き」と回答した。男女差はそれほど顕著には見られないが、今の外食で
のワインブームをけん引している若者層ではなく、おおむね年代が上がるほど「ワイン好き」が多いという意外な傾向であっ
た。また、3圏域別では、首都圏で最も「ワイン好き」が多く、逆に東海圏ではやや少ないという結果であった。また、次ページ
は参考であるが、ワインの各種類の中では「赤ワイン」を好きと回答する割合が最も高かった。
■ワインが好きか(3圏域計/単一回答)
0%
凡例(件数:人※補正後)
性年代別
圏域別
3圏域計
(n=9592)
男性/20歳代
(n=843)
男性/30歳代
(n=1066)
男性/40歳代
(n=1102)
男性/50歳代
(n=832)
男性/60歳代
(n=980)
女性/20歳代
(n=804)
女性/30歳代
(n=1035)
女性/40歳代
(n=1062)
女性/50歳代
(n=829)
女性/60歳代
(n=1040)
首都圏
(n=5433)
関西圏
(n=2694)
東海圏
(n=1465)
10%
20%
30%
ワイン好き
40%
50%
60%
70%
80%
ワイン嫌い
19.9
45.4
21.8
31.0
51.8
23.6
25.4
59.2
22.8
23.9
65.5
25.3
15.0
24.7
18.5
58.9
14.3
16.8
z
54.8
16.9
20.2
68.2
49.9
構成比
100%
お酒嫌い
58.4
26.6
14.9
67.5
26.2
12.0
61.9
12.0
61.1
20.4
26.1
18.1
56.8
51.3
90%
20.9
22.5
21.7
20.7
27.1
※「ワインが好きか」(『好きなワインの種類』を再カテゴライズ)
ワイン好き:「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」のいずれかを回答した人
 ワイン嫌い:「ワインは好きではない」と回答した人
 お酒嫌い:「ワインに限らずお酒は飲まない」と回答した人
3
Market Report
■(参考)好きなワインの種類 (3圏域計/複数回答)
構成比(%)
40
3圏域計
30
20
10
0
赤
ワ
イ
ン
白
ワ
イ
ン
ロ
ゼ
ワ
イ
ン
(件数:人※補正後)
ス
パ
ー
ク
リ
ン
グ
ワ
イ
ン
ワ
イ
ン
は
好
き
で
は
な
い
飲ワ
ま イ
なン
いに
限
ら
ず
お
酒
は
ワ
イ
ン
好
き
・
計
9,592
38.0
37.1
20.2
32.1
19.9
21.8
58.4
男性/20歳代
843
31.5
28.7
12.0
24.5
31.0
23.6
45.4
男性/30歳代
1,066
34.5
33.5
16.6
31.1
25.4
22.8
51.8
男性/40歳代
1,102
42.3
39.2
18.9
32.5
23.9
16.9
59.2
男性/50歳代
性
年 男性/60歳代
代 女性/20歳代
別
女性/30歳代
832
48.2
43.4
19.7
30.3
20.2
14.3
65.5
980
49.3
41.2
17.4
20.4
16.8
15.0
68.2
804
24.6
31.8
20.9
38.2
25.3
24.7
49.9
1,035
29.2
33.3
21.0
43.3
18.5
26.6
54.8
女性/40歳代
1,062
35.6
40.6
23.6
39.8
14.9
26.2
58.9
女性/50歳代
829
42.3
44.5
28.4
35.7
12.0
20.4
67.5
女性/60歳代
1,040
41.3
34.8
23.3
24.8
12.0
26.1
61.9
5,433
41.3
39.9
21.6
34.7
18.1
20.9
61.1
2,694
35.0
35.2
19.1
29.7
22.5
20.7
56.8
1,465
30.9
30.2
17.0
26.9
21.7
27.1
51.3
3圏域計
首都圏
圏
域 関西圏
別
東海圏
単位:構成比(%)
太字 3圏域計より5ポイント以上高い項目
3圏域計より5ポイント以上低い項目
※ワイン好き:「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」のいずれかを回答した人
4
Market Report
2.意外!?この1年に飲んだワインは「フランス」産より「日本」産が多数派。
「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」いずれかで過去1年以内に飲んだワインの
産地を聴取したところ、意外にも「日本」がトップの34.5%、次いで2番目に「フランス」が26.7%、「チリ」が3
番目で20.3%という結果であった。「日本」のワインは、特に男女50・60代の高齢者で多く飲まれているが、その
他の性・年代においても割合としてはそれぞれ最も多く(産地を覚えていない・分からない場合は除く)、安定し
て支持されていることがわかった。
■この1年に飲んだことのある「ワイン」の産地 (3圏域計/複数回答)
構成比(%)
60
3圏域計
40
20
0
日
本
フ
ラ
ン
ス
ス
ペ
イ
ン
ド
イ
ツ
イ
タ
リ
ア
ポ
ル
ト
ガ
ル
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の
他
の
欧
州
オ
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ス
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ジ
ー
ラ
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ド
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カ
チ
リ
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ゼ
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チ
ン
南
ア
フ
リ
カ
欧
州
以
外
・
左
記
以
外
の
国
産こ
地の
は 1
覚年
えに
て飲
いん
なだ
いこ
・ と
分が
かあ
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なが
い、
(件数:人※補正後)
こ
の
1
年
は
飲
ん
で
い
な
い
9,592
34.5
26.7
15.2
12.9
19.1
3.9
2.4
8.6
3.0
8.4
20.3
5.4
4.9
1.0
15.1
37.5
男性/20歳代
843
26.5
20.8
9.5
7.1
11.8
2.7
2.3
4.5
2.0
4.1
10.3
3.1
2.4
0.9
18.7
43.7
男性/30歳代
1,066
30.3
26.4
16.1
10.1
20.1
4.2
2.5
7.6
2.8
7.6
20.6
4.8
4.2
0.7
15.0
41.8
男性/40歳代
1,102
36.9
27.8
14.8
14.1
21.1
5.2
2.6
9.6
3.1
9.9
23.6
6.9
5.6
1.2
14.7
37.4
男性/50歳代
832
41.8
31.9
17.5
19.3
23.2
6.8
3.0
14.6
3.6
13.3
26.3
7.6
5.9
2.0
12.8
30.1
980
45.6
32.7
20.4
17.9
22.1
5.1
4.2
11.1
3.4
11.9
25.2
7.6
5.7
1.0
11.7
27.8
3圏域計
性
年 男性/60歳代
代 女性/20歳代
別
女性/30歳代
804
21.5
18.3
10.9
7.7
14.6
1.6
2.1
4.3
2.9
4.3
11.0
3.4
2.2
0.4 23.5
42.8
1,035
27.4
23.8
14.5
11.4
17.7
2.4
2.1
7.2
3.4
6.9
17.8
5.0
5.6
1.0
17.6
44.1
女性/40歳代
1,062
31.5
26.2
15.7
12.0
20.4
2.5
1.5
8.9
2.9
8.3
20.8
5.1
5.8
0.9
14.6
39.5
女性/50歳代
829
42.3
30.1
17.6
16.4
21.9
4.5
2.3
9.2
4.0
9.7
24.6
6.1
7.0
1.1
12.7
31.6
女性/60歳代
1,040
40.5
27.6
13.9
13.2
17.1
3.7
1.6
8.8
2.4
8.0
20.6
4.6
4.4
0.5
10.7
35.2
首都圏
5,433
37.0
29.6
17.9
14.7
21.7
4.5
2.9
10.2
3.6
10.5
23.2
6.6
6.0
1.0
14.6
35.1
2,694
32.5
24.6
11.9
11.5
17.0
3.3
1.7
6.9
2.4
6.2
18.1
4.3
4.4
0.9
15.9
38.3
1,465
28.7
19.7
10.9
9.0
13.1
2.6
1.9
5.7
2.1
5.0
13.5
3.4
2.1
1.0
15.3
44.9
圏
域 関西圏
別
東海圏
太字 3圏域計より5ポイント以上高い項目
3圏域計より5ポイント以上低い項目
単位:構成比(%)
※本調査で「産地」はワインメーカーの国籍を指し、輸入ぶどうによる国内醸造なども産地は日本となります。ただし、商社
※本調査で「産地」はワインメーカーの国籍を指し、輸入ぶどうによる国内醸造なども産地は日本とする。
や国内メーカーによる加工を伴わない輸入・販売について、産地はそれぞれのワインの原産国を指します。
ただし、商社や国内メーカーによる加工を伴わない輸入・販売について、産地はそれぞれのワインの原産国を指す。
※この1年に飲んだことのある「ワイン」の産地
「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」のいずれかで回答していれば、それぞれの産地に分類
「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」の全てで「この1年に飲んだことがあるが、産地は覚えていない・
分からない」と回答していれば、「この1年に飲んだことがあるが、産地は覚えていない・分からない」に分類
「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」の全てで「この1年は飲んでいない」と回答していれば、「この1年
は飲んでいない」に分類
「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」の全てで「この1年に飲んだことがあるが、産地は覚えていない・
分からない」または「この1年は飲んでいない」のいずれかを回答していれば、「この1年に飲んだことがあるが、産地は覚え
ていない・分からない」に分類
5
Market Report
3.国産ワインのイメージ、「安心・安全」など高く「世界に通用する」は約35%。
国産ワイン(ここでは、日本産ぶどうを日本で醸造したワインを指す)について、複数の項目で好感度を調べたところ、全
体に「どちらともいえない・分からない」という回答は多いものの、否定的な印象よりは肯定的な印象を持っている人の方が
多かった。特に「安全・安心」の項目では「やや近い」まで含めると7割以上の人がそのような印象を抱いていることがわ
かった。ほかにも4割以上の人が「味が良い」「日本の食事と合う」「品質の割に安い」「このところ、品質が上がった」「このと
ころ、取り扱う店が増えている」などの項目で「近い」「やや近い」印象をもっている。「世界に通用するレベル」では「近い」
「やや近い」計で35%を超えた(35.1%)。逆に加重平均で否定的な印象が最も強かった項目は「種類が豊富」となっており、
もっとさまざまな種類の国産ワインを楽しみたいというニーズが伺える。
■国産ワインを外国産ワインと比較した場合のイメージ
(1年以内にワインを飲んだ人/それぞれ単一回答)
構成比
0%
凡例
A 味が良い
A 種類が豊富
A 日本の食事と合う
10%
20%
4.1
6.2
A 生産者やワイナリーの個性がある
5.6
50%
どちらともいえな
い・分からない
18.6
70%
やや
Bの方に近い
39.7
46.1
28.9
49.4
51.3
z
90%
100%
B 味が悪い
1.94
B 種類が少ない
-0.82
B 日本の食事に合わない
2.15
13.4 2.1
B 世界には通用しないレベル
1.18
14.5 1.8
B 生産者やワイナリーの個性がない
0.99
B 安全性に不安を感じる
5.00
B 品質の割に高い
2.24
2.26
8.2 1.3
5.6
7.3 1.4
22.5 2.0 0.3
47.9
加重
平均
(点)
Bの方に近い
32.1
37.2
26.8
80%
48.4
27.3
A 安心・安全である
60%
34.9
8.0
A 世界に通用するレベル
40%
やや
Aの方に近い
Aの方に近い
7.3
30%
z
A 品質の割に安い
11.3
36.5
40.0
10.4 1.9
A このところ、品質が上がった
8.0
32.1
57.3
2.3 0.3
B このところ、品質が下がった
A このところ、取り扱う店が増えている
7.6
34.1
55.0
2.8 0.5
B このところ、取り扱う店が減っている 2.28
A ここ1年で飲む機会が増えた
4.5
16.1
65.5
10.4 3.5
B ここ1年で飲む機会が減った
0.39
(n=5996) ※補正後
※加重平均:「Aの方に近い」10点、「ややAの方に近い」5点、「どちらどもいえない・わからない」0点、「ややBの方に近い」-5点、「Bの方に近い」-10点として算出した平均値
※本調査で「産地」はワインメーカーの国籍を指し、輸入ぶどうによる国内醸造なども産地は日本となります。ただし、商社や国内メーカーによる加工を伴わない輸入・販売について、
産地はそれぞれのワインの原産国を指します。また、産地が日本のワインの中でさらに日本産ぶどうを原材料として国内で醸造したワインを「国産ワイン」としています。
※本調査で「産地」はワインメーカーの国籍を指し、輸入ぶどうによる国内醸造なども産地は日本とする。ただし、商社や国内メーカー
による加工を伴わない輸入・販売について、産地はそれぞれのワインの原産国を指す。また、産地が日本のワインの中でさらに日本産
ぶどうを原材料として国内で醸造したワインを「国産ワイン」とする。
6
Market Report
4.国産ワインの代表的な産地は「山梨県」が他の都道府県を圧倒。
国産ワイン(ここでは、日本産ぶどうを日本で醸造したワインを指す)について、好きな産地(都道府県)を聞いたところ、
最多は「山梨県」の44.3%であった(複数回答)。次いで2番目に「長野県」(12.2%)、「北海道」(10.1%)であった。ワインの
消費は都市部でより多い傾向にあると思われるため、3圏域すべてでトップの支持を得た「山梨県」は日本の中ではワイン
王国と呼んで間違いがなさそうだ。性・年代別でも「山梨県」が全性・年代で1位となっている。「山梨県」はワイナリーを観
光客へ開放し、また併設レストランを含めた観光メニュー化が国内でも進んでいる地域として知られており、こうした取り組
みがブランドイメージにつながっている可能性もありそうだ。
■好きな国産ワインの産地・上位20県(1年以内にワインを飲んだ人/複数回答)
構成比(%)
50
3圏域計
40
30
20
10
0
山
梨
県
長
野
県
北
海
道
大
阪
府
兵
庫
県
山
形
県
京
都
府
東
京
都
島
根
県
岡
山
県
愛
知
県
神
奈
川
県
新
潟
県
埼
玉
県
岩
手
県
千
葉
県
茨
城
県
栃
木
県
宮
崎
県
滋
賀
県
(件数:人※補正後)
5,996
44.3
男性/20歳代
474
男性/30歳代
620
男性/40歳代
男性/50歳代
好
き
な
産
地
は
な
い
産
地
は
不
明
、
特
に
12.2
10.1
3.0
2.8
2.2
1.5
1.3
1.3
1.0
1.0
0.8
0.7
0.7
0.6
0.6
0.4
0.4
0.4
0.4
39.1
22.8
6.8
5.7
3.1
0.8
2.9
2.5
3.6
0.7
1.7
1.3
1.5
0.7
1.0
1.1
1.8
0.6
0.6
0.4
0.9
53.8
40.1
11.7
8.1
3.1
3.3
2.1
0.9
2.2
1.8
0.6
1.7
1.8
0.4
-
1.2
0.7
0.6
0.4
0.1
0.3
38.8
690
48.4
13.3
9.2
2.8
2.0
2.7
1.5
1.4
1.4
1.2
1.5
0.7
0.6
0.7
-
0.3
0.4
0.1
0.3
0.1
36.6
582
56.7
14.4
11.9
3.7
3.8
1.3
1.3
0.2
1.0
0.6
0.8
-
0.6
1.1
1.3
0.2
0.7
0.2
0.6
0.1
29.7
708
63.8
15.2
15.0
4.6
3.4
3.4
0.7
0.9
1.4
1.7
0.8
0.7
1.7
0.7
1.0
0.2
0.9
0.3
0.5
0.4
23.8
460
22.0
8.5
3.4
1.3
0.5
1.5
1.2
1.0
2.3
0.5
0.3
1.0
0.3
0.5
-
0.3
0.5
0.1
0.1
0.3
63.2
579
34.7
8.7
6.5
2.5
1.6
1.3
1.6
1.8
0.7
0.4
0.8
1.1
0.9
1.2
0.7
1.3
0.2
0.7
0.8
0.3
46.2
女性/40歳代
643
43.8
13.5
9.3
1.9
2.9
1.7
1.9
1.3
0.9
0.6
1.1
0.9
1.0
0.6
0.5
0.8
-
0.5
0.3
0.4
40.0
女性/50歳代
567
47.7
12.5
12.2
2.4
4.0
2.3
1.7
1.6
1.9
1.5
1.2
1.0
0.4
0.8
0.4
0.6
-
0.8
0.2
0.4
36.2
女性/60歳代
674
49.2
14.5 15.9
3.7
4.5
2.8
2.3
-
1.0
1.5
0.7
-
0.3
0.7
0.2
0.5
0.1
0.2
0.3
0.5
34.8
3,527 51.5
12.0
0.2
0.4
3.1
0.2
2.1
0.9
0.6
0.1
1.4
1.0
1.2
0.9
1.0
0.6
0.5
0.3
0.1
36.3
1,662
31.1
10.8
9.5 10.1
9.1
1.0
4.9
0.2
2.2
2.2
-
-
0.4
-
0.2
0.0
0.1
0.3
0.5
0.9
44.4
808
40.2
16.2
8.2
0.5
1.1
0.6
0.2
1.2
0.8
7.1
0.1
0.2
0.1
0.5
0.2
0.2
0.1
0.5
0.7
40.3
3圏域計
性
年 男性/60歳代
代 女性/20歳代
別
女性/30歳代
首都圏
圏
域 関西圏
別
東海圏
10.8
0.2
単位:構成比(%)
太字 3圏域計より5ポイント以上高い項目
3圏域計より5ポイント以上低い項目
※本調査で「産地」はワインメーカーの国籍を指し、輸入ぶどうによる国内醸造なども産地は日本となります。ただし、商社や国内メーカーによる加工を伴わない輸入・
※本調査で「産地」はワインメーカーの国籍を指し、輸入ぶどうによる国内醸造なども産地は日本とする。ただし、商社や国内メーカー
販売について、産地はそれぞれのワインの原産国を指します。また、産地が日本のワインの中でさらに日本産ぶどうを原材料として国内で醸造したワインを「国産ワイ
ン」としています。
による加工を伴わない輸入・販売について、産地はそれぞれのワインの原産国を指す。また、産地が日本のワインの中でさらに日本産
ぶどうを原材料として国内で醸造したワインを「国産ワイン」とする。
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