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資料2 事前分析表の作成について

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資料2 事前分析表の作成について
資料2
事前分析表の作成について
1.背景・方針
○
政策評価(実績評価)の実施に当たっては、政策目的と政策手段の対応
関係を明示しつつ、あらかじめ政策効果に着目した達成すべき目標を設定
する必要がある。
○
総務省からは、目標等の設定段階において、事前分析の充実及び各府
省の一覧性・統一性の確保を図るため、平成23年度政策から、「事前分析
表」と いう形で、政策目標や指標 等を整理すると いう方針が提示された
(平成23年4月)。
○ 「事前分析表」は、本来、年度当初に公表すべきものであるが、「平成23
年度実施政策に係る事前分析表」ついては、試行的取組であること等を考
慮し、平成23年11月までに公表することとされている。また、様式について
も、各府省の政策の特性に応じたカスタマイズを行うことが可能とされている。
2.当省における対応
○
これまで、実績評価の実施に当たっては、評価対象政策の実施年度当初
に、あらかじめ、評価対象政策や指標を「目標」として、関係する政策手段を
「政策手段シート」として、とりまとめ、公表してきた。
○
また、平成22年8月には、新たな食料・農業・農村基本計画の策定を受
け、平成23年度以降の実績評価の基礎となる目標設定を含めた事前の評
価を実施した。この中で、食料・農業・農村基本計画等に基づく政策目標・
指標等を明示した。
○
このため、これらの内容を基本としつつ、新たな長期計画等の内容を踏ま
え、必要に応じ指標等の新設・見直しを行い、「平成23年度実施政策に係る
事前分析表(案)」を作成したところである。
○ これらの事前分析表については、本日の政策評価第三者委員会での御
意見を踏まえ、必要な見直しを行った上で、平成23年11月中に公表する予
定である。
○
なお、事前分析表の様式は、これまでの取組内容等を考慮し、一部カスタ
マイズしている。
<参考>平成23年度における政策評価の実施について(抄)
(平成23年4月27日付け総務省行政評価局長通知)
2
評価の前提となる事前分析の実施
(1) 趣旨
目標管理型の政策評価においては、目的、目標(指標)、それらの達成手段及び
各手段がいかに目標等の実現に寄与するか等に係る事前の想定が明確でなけれ
ば、事後において当該想定を検証し、政策の改善に反映させていくことが困難とな
る。逆に、事前の想定が明確であれば、当該想定を検証する事後の評価の簡素合理
化を図っていくことも可能となり得る。
また、評価対象となる施策レベルの政策について、上記のような事前の想定、要す
るコスト(予算・決算情報)等を分かりやすく一覧性のある形であらかじめ整理・公表
し、事後に実績を踏まえて検証していくことは、各行政機関の政策体系の一層の明
確化、政務三役等によるマネジメントの強化、外部検証の促進等に有効と考えられる。
このため、目標等の設定段階における事前分析の充実と一覧性・統一性の確保を
図るため、各行政機関において、別紙1の様式を基本として、評価対象となる施策レ
ベルの政策ごとに事前分析表を作成するものとする。
ただし、行政機関により政策評価の対象となる施策の特性や予算の構成等に相違
があることを踏まえ、提示した様式の要素を盛り込んだ上で、評価を分かりやすく使い
やすいものとするための各行政機関の工夫として同様式の修正(カスタマイズ)を行う
ことは、今般の取組の趣旨にかなうものとする。
(2) 事前分析表の作成対象
事前分析表の作成対象は、平成23年度以降に実施する施策であって、行政機関
が行う政策の評価に関する法律(平成13年法律第86号)第6条第2項第6号に定める
「事後評価の対象としようとする政策」に係る評価のうち「政策評価に関する基本方
針」(平成17 年12 月16日閣議決定。以下「基本方針」という。)の別紙に定める実績
評価方式による評価又はあらかじめ設定された目標の達成度合いについて評価する
内容を含む事後評価を実施する全ての施策とする。ただし、東日本大震災への対応
により困難であるなど特段の事情がある施策については、作成しないことができるも
のとする。
(3) 実施手順
平成23年度実施施策に係る事前分析表は、遅くとも23年11月中を目途に作成した
上で、原則として公表し、総務省行政評価局に送付する。
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