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Multi LABELIST V4

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Multi LABELIST V4
Multi LABELIST V4
練習マニュアル
−基本操作編−
2014.2 第 5 版
2014年2月25日
株式会社 サトー
ご注意
1.本ソフトウェアの著作権は、株式会社サトーにあります。
2.本ソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。
3.本ソフトウェアは、コンピュータ 1 台につき 1 セット購入が原則となっております。
4.本ソフトウェアおよびマニュアルは、本製品のソフトウェア使用許諾書のもとでのみ使用することができます。
5.本ソフトウェアおよびマニュアルを使用した結果の影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。
6.本ソフトウェアの仕様、およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告なしに変更することがあります。
サトー、SATO ロゴ、Multi LABELIST は、株式会社サトーの商標または登録商標です。
Microsoft、MS-DOS は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。
Windows は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。
その他、記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
例やサンプルで使用している名称は、すべて架空のものです。実在する商品名、団体名、個人名とは一切関係が
ありません。
Copyright©2014 株式会社サトー (2014.2 第 5 版)
− 目次 −
1:基本設定と文字作成
1.レイアウト新規作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.プリンタの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.用紙の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.文字の作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.レイアウトの保存とレイアウト管理の終了・・・・・・・・・・・・・・・・
6.レイアウトの発行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
3
3
4
9
9
知っておくと便利な機能1:印字位置合わせ機能・・・・・・・・・・・・・・・・10
2:入力項目の作成と発行画面の作成
1.レイアウトを開く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
2.変数の作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
3.変数の割り当て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
4.レイアウトの保存 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
5.発行画面の作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
6.レイアウトの発行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
知っておくと便利な機能2:デザイン画面からローカル変数を作成・・・・・・・・32
3:色々な文字を作りましょう
1.固定の文字 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
2.文字の変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
3.文字や設計画面の回転 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
4.文字の改行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
5.文字の編集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
6.文字の複写 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48
7.印字結果の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
知っておくと便利な機能3:ファイルをクリックして画面表示・・・・・・・・・・55
4:バーコードの作成と様々な設定
1.バーコードの作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
2.結合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
3.連番 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69
4.グラフィック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
5.日付 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77
5:テーブルを作成しましょう
1.テーブルの作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84
2.テーブルの変数を作成する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87
3.レイアウトデザインにテーブルを反映する ・・・・・・・・・・・・・・・90
4.テーブル項目を入力して印字する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93
5.発行結果の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94
6:入力チェックテーブル機能を設定しましょう
1.入力チェックテーブルの作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97
2.入力チェックテーブルの変数を作成する ・・・・・・・・・・・・・・・100
3.レイアウトデザインに作成した変数を反映する ・・・・・・・・・・・・103
4.入力チェック設定を行う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106
5.発行画面で入力チェック機能を確認する・・・・・・・・・・・・・・・・109
使ってみましょう。作成練習
●はじめに
Multi LABELIST V4 は簡単にタグやラベルのレイアウトをデザインし発行出来ます。
ここではラベルデザインを作る練習、また様々な発行機能を利用するための設定の練習を行います。
Multi LABELIST V4 を最大限にご活用いただくための大切な練習ですので、是非行ってください。
なお、製品版付属の Multi LABELIST V4 用起動アダプター“HASP”を使用して頂かないと
ソフトは正常に動作しません。
● 練習に入る前に
プログラムのインストールは済みましたか?
Multi LABELIST V4 は起動できましたか?
HASPを接続していないと正常に動作しません。出来ていない場合はスタートアップガイドを
参照しましょう。
それではさっそく作成練習を始めましょう。
練習マニュアル
基本操作編
1:基本設定と文字作成
基礎編1では練習用サンプルレイアウトに沿ってレイアウトを作成してみましょう。
基本となる設定ですので1つ1つ理解しながら進めてまいりましょう。
●練習用サンプルレイアウト
※サンプルレイアウト詳細内容
45mm
・使用ラベルプリンタはサトー製“SR408”を使用
・名称は“名前ラベル
・使用するラベルサイズは左記の通り
・会社名と名前、電話番号を印字
70mm
上記のようなサンプルレイアウトの作成説明を行います。
それでは始めましょう。
1.レイアウト新規作成(ラベルデザインの作成)
Multi LABELIST V4 のメニューから“レイアウト管理”を選択します。
“レイアウト管理”をクリック
パスワードを聞いてきますので、“user”と入力してください。画面上では“*”で表示されます。実行ボタンを
選択するとレイアウト管理の画面が表示されます。
―1―
練習マニュアル
基本操作編
レイアウト管理のファイル選択画面が表示されましたか?
新規ファイルを選択し、『OK』を選択してください。
レイアウト管理のレイアウトを選択し、『OK』を選択してください。
―2―
練習マニュアル
基本操作編
2.プリンタの設定
印字するプリンタの設定を行います。
サンプルレイアウトではサトー製プリンタ“SR408”から印字する為、表示されているプリンタの中から“SR408”
を選択します。
プリンタを選択後、『次へ』を選択
してください。
3.用紙の設定
それではレッスン用のサンプルレイアウトのラベル用紙を設定します。
サンプルは縦:45mm 横:70mm です。
用紙サイズに縦、横の値を入力してください。
サンプルは、縦:45mm 横:70mm です。
※必ず実際にプリンタにセットしたラベル
サイズを設定してください。
入力できましたか?
『完了』を選択してください。
―3―
練習マニュアル
基本操作編
ラベルのイメージが表示されます。
4.文字の作成
サンプルレイアウトには会社名が表示されています。会社名は漢字で表示されています。漢字が表現できる
文字種に変えましょう。
ここでは、Windows フォントから、MSPゴシックを選択します。
文字種
―4―
文字サイズ
練習マニュアル
基本操作編
ツールバーレイアウト管理ツールボタン群の“A”
(貼付文字オブジェクト挿入モード)をクリック
します。
“A”のボタンが押されている
ことを確認してください。
デザイン画面のラベル表示イメージに文字を作成したい場所へ
マウスカーソルを移動させてクリックしてください。
このあたりでクリックして下さい。
直接入力が出来ます。
―5―
練習マニュアル
基本操作編
入力し Enter を押して決定するとラベル用紙イメージに会社名が表示されます。
表示されましたか?
それでは同様に名前と電話番号を設定しましょう。
―6―
練習マニュアル
基本操作編
文字パラメータ“名前”
文字パラメータ“電話番号”
同様に設定できたでしょうか?
次ページの完成図と比べてみてください。
―7―
練習マニュアル
基本操作編
完成しましたか?以上でレイアウトのデザイン作成は終了です。
―8―
練習マニュアル
基本操作編
5.レイアウトの保存とレイアウト管理の終了
ファイルメニューの中から、上書き保存を選択してください。
保存する場合は上書き保存をクリック。
終わらせたい場合は終了をクリック。
ファイルメニュー
ファイルメニューの中から、終了を選択しレイアウト管理を終了させてください。
お疲れ様でした。
6.レイアウトの発行
Multi LABELIST V4 のメニューからレイアウト発行を選択してください。
登録したレイアウトを選択する画面が表示されます。
発行するレイアウトを選択します。そして、発行枚数を入力し発行します。
発行ボタンをクリックすると発行できます。
発行出来ましたか?
以上で「1:基本設定と文字作成」は終了です。
―9―
練習マニュアル
基本操作編
知っておくと便利な機能1
■レイアウトを作成する上で、知っておくと便利な機能を紹介します。
印字位置合わせ機能
複数の印字項目を1つのボタンで先頭や中央に合わせる事が出来ます。
それでは、確認してみましょう。
①レイアウトを作成します。
②印字を合わせたい項目を選択します。
秘技!
先頭合わせのボタンを押します。
いかがですか?
2つの印字項目の先頭位置が
合いましたか?
その他のボタンでも確認してみましょう。
―10―
練習マニュアル
基本操作編
2:入力項目の作成と発行画面の作成
基礎編2では基礎編1:基本設定と文字作成で行ったことを踏まえて次のステップへと進みましょう。また、基礎編1
で行ったことを忘れたときは振りかえってみましょう。
練習用サンプルレイアウトは引き続き基礎編1で作成したものを使用します。
基礎編1ではサンプルレイアウト(“名前ラベル”)上に直接、文字を作成しましたが、基礎編2では発行する際に、
会社名と名前と電話番号を入力するよう変更してみましょう。
●練習用サンプルレイアウト
※サンプルレイアウト詳細内容
45mm
・使用ラベルプリンタはサトー製“SR408”を使用
・名称は“名前ラベル2
・使用するラベルサイズは左記の通り
・会社名と名前、電話番号を入力して印字
70mm
上記のようなサンプルレイアウトの説明を行います。
それでは始めましょう。
1.レイアウトを開く
Multi LABELIST V4 のメニューから“レイアウト管理”を選択します。
“レイアウト管理”をクリック
―11―
練習マニュアル
基本操作編
パスワードを聞いてきますので、“user”と入力してください。画面上では“*”で表示されます。実行ボタンを
選択するとレイアウト管理の画面が表示されます。
既存ファイルの選択
『既存ファイル』を選択し
ます。
レイアウトの選択
『基礎編1』で作成した
レイアウトを選択します。
『開く』を選択します。
処理選択の画面になるので、『OK』をクリックし、次画面へ進みます。
―12―
練習マニュアル
基本操作編
基礎編1で作成したレイアウトが表示されます。
表示されましたか?
それでは、次のステップに進みましょう。
―13―
練習マニュアル
基本操作編
2.変数の作成
今から作成するレイアウトは、「会社名」と「名前」と「電話番号」を入力して発行します。
ここでは、入力する内容の作成・設定を行います。
変数の画面を開きましょう。
①メニューバーから開く
メニューバーから
「ローカル情報」 → 「変数」 で開きます。
②ツールバーのアイコンから開く
画面上部のツールバーの「変数」アイコンをクリックして変数画面を開きます。
※注意
Multi LABELIST V4 の変数には「グローバル変数」と「ローカル変数」2つ使用する事が出来ます。
それぞれの特性を考慮して、使い分けましょう。
今回の練習では、ローカル変数を使用します。
・ローカル変数 :現在、作成しているレイアウトでしか使用できない固有の情報です。
・グローバル変数:ほかのレイアウトからでも使用できるグローバルな情報です。
レイアウト
1
レイアウト1
変数
グローバル
変数
レイアウト
2
レイアウト2
変数
―14―
練習マニュアル
基本操作編
変数項目の新規作成は画面の指示に従って行います。
手順:各変数の種類及び項目設定の流れは以下のようになります。
入
力
データ種類
固
定
固定値
外
字
編集前/後複写
変数名
編集パラメータ
外字種類
複写項目選択
発行枚数
計
算
計算種類
一般CD計算
結
合
結合パラメータ
日
時
日時詳細
カウンタ
カウンタ種
カウンタ動作設定
カウンタ詳細
EAN128
バーコード種
作成モード
設定内容
(カスタム以外の場合)
バーコード詳細
(食肉標準−補助バーコードの場合)
―15―
完了
練習マニュアル
基本操作編
今回の練習では、入力変数を使用します。
変数の種類を選択
変数種で「入力」を選択し、「次へ」を
クリックします。
データ種類で「文字」(1∼1024 文字)を選択し、
「次へ」をクリックします。
―16―
練習マニュアル
基本操作編
変数名設定
変数名、桁数を入力し、「次へ」をクリックします
編集項目の設定(変数の詳細設定を行います)
変数の詳細設定を行います。
今回は特に設定しないので、「完了」を
クリックします。
―17―
練習マニュアル
基本操作編
変数画面
これまでの手順で進むと、左の画面になります。
表示はされましたか?
下のメッセージBOXが表示されますので、「はい」をクリックして同じ手順で「名前」、「電話番号」を
作成して下さい。
変数名: 名
前
変数名: 電話番号
10桁
12桁
メッセージBOX「はい」をクリックすると次の変数設定になります。
「いいえ」をクリックすると、変数設定が終了します。
―18―
練習マニュアル
基本操作編
変数画面
残りの2つの変数項目を設定すると上の画面になります。
表示はされましたか?
この変数を使用して、練習を進めます。
―19―
練習マニュアル
基本操作編
3.変数の割り当て
基礎編1で作成したレイアウトと、今作成した変数とを関連付けます。
設定した変数を表示します。
方法1
割り付けたい項目のところで、右クリックをすると
メニューが表示されますので「詳細設定」を選択します。
方法2
割り付けたい項目を選択し、ダブルクリック
します。
―20―
練習マニュアル
基本操作編
下の画面が表示されましたか?
変数を割付けます。
文字パラメータ タブが表示されます。
区分の「貼付文字」を「変数文字」に変
更して下さい。
変数を選択します。
変数設定画面タブをクリックして下さい。
左の画面は表示されましたか?
ローカル変数ボタンをクリックして下さい
―21―
練習マニュアル
基本操作編
変数画面が表示されます。
「会社名」をクリックして下さい。
変数を選択します。
「会社名」をクリックすると、色が変わります。
次に、「決定」ボタンをクリックして下さい。
―22―
練習マニュアル
基本操作編
変数の割り当て完了
「ローカル変数」ボタンの下に選択した
『会社名』は表示されましたか?
表示された場合は「完了」ボタンをクリックし
て下さい。
同じ方法で、「名前」と「電話番号」を変数割付を行ってください
デザイン作成画面が左の様に
なりましたか?
以上で、デザインの作成は終了
です。
では、実際に発行する発行画面の作成に移ります。
―23―
練習マニュアル
基本操作編
4.レイアウトの保存
今回開いたレイアウト「名前ラベル.mllay」を「名前ラベル2.mllay」に変更して保存してみましょう。
メニューバーの「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択します。
ファイル名を変更します。
名前を変更後、「保存」ボタンをクリック
すると、変更した名前で保存されます。
―24―
練習マニュアル
基本操作編
5.発行画面の作成
発行画面の作成を行います。
発行画面作成への切り替えは、レイアウトデザイン画面の下にある「入力画面」ボタンをクリックします。
また、発行画面作成から、「デザイン」ボタンをクリックするとレイアウトデザインの画面に切り替わります。
左の画面が表示されましたか?
発行画面作成画面から作業を
進めます。
―25―
練習マニュアル
基本操作編
実際に業務で発行動作を行う場合はデザインは意識せず、データを入力し発行枚数を決めて
発行指示を与えます。
よってデザインとは独立した発行画面を作成することにより、より早く簡単に発行できます。
では実際に発行画面を作成してみましょう。
ヘッダ
行
「会社名」と「名前」と「電話番号」がヘッダ部に表示されています。
この3つの入力項目を行部へ移動させましょう。
【 ヘッダと行 】
入力項目の位置がヘッダと行の場合では動作が異なります。
ヘッダにある項目は、すべての行に対して付加されます。
例えば、1行目に「A」「B」、2行目に「A」「C」と入力する場合、ヘッダに「A」、1行目に「B」、
2行目に「C」とするのと同義です。
―26―
練習マニュアル
基本操作編
ヘッダから行へ移動させてみましょう。
会社名入力項目を1度クリックします。
続いて会社名入力項目を行部へ
ドラッグアンドドロップします。
左の図のようになりましたか?
続いて同じ要領で「名前」及び「電話
番号」の項目も行部へ移動してください。
―27―
練習マニュアル
基本操作編
入力項目を並び替えてみましょう。
まず、「会社名」の入力項目を発行枚数
の左へ移動させましょう。
「会社名」と表示している所をクリックし、
「発行枚数」の左端へドラッグ&ドロップ
します。
左のような表示になりましたか?
同じ要領で「名前」「電話番号」を移動さ
せましょう。
―28―
練習マニュアル
基本操作編
左図のように表示が変わりましたか?
今回の練習では、設計したこの発行画面を使用します。
―29―
練習マニュアル
基本操作編
行項目をヘッダ部へ移動させる場合は下図の様に行います。
会社名をヘッダに移動する場合
会社名の入力部をクリックし、色を変えます。
色の変わった所をヘッダ部へドラッグ&ドロップし
ます。
ヘッダ部に項目は移動しましたか?
それでは、実際にデータを入力してラベルの発行を行いましょう。
―30―
練習マニュアル
基本操作編
6.レイアウトの発行
これまで作成したレイアウト・レイアウト発行画面を元にラベルの発行を行います。
※注意
レイアウトの作成を終了する時は、必ずレイアウトの保存を行いましょう。
保存せずに終了すると、今まで作成や変更した内容が無効になるので注意しましょう。
発行手順
メインメニューよりレイアウト発行をクリックします。
レイアウト発行
保存した「名前ラベル2」を選択し、「開く」
をクリックします。
各項目を入力し、「発行」ボタンをク
リックすると発行します。
発行しましたか?
以上で「2:入力項目の作成と発行画面の作成」は終了です。
―31―
練習マニュアル
基本操作編
知っておくと便利な機能2
■レイアウトを作成する上で、知っておくと便利な機能を紹介します。
デザイン画面からローカル変数を作成することが出来ます。
拡大
① 文字パラメータ設定で変数文字を選択し、画面の
『次へ』をクリックします。
② 『ローカル変数新規作成』ボタンを
クリックします。
変数新規作成画面が表示されます。設定完了後、自動
的に作成した変数が選択された状態で、文字設定画面
に戻ります。
―32―
練習マニュアル
基本操作編
3:色々な文字を作りましょう
基礎編1と基礎編2を応用して色々な文字を使いましょう。
1.固定の文字
基礎編1の応用です。固定値を設定して文字を表現しましょう。
プリンタ搭載の文字を印字しましょう。
プリンタ搭載の文字とは
プリンタ内には文字が登録されています。プリンタ搭載の文字を使用すると印字処理が速くなる傾向にあります。
基礎編1で使用した文字は Windows に登録してある文字です。
Windows の文字を使用すると印字処理が遅くなる傾向にあります。
ただし、Windows の文字を使用すると滑らかな印字結果が得られます。
Multi LABELIST V4 のレイアウト管理から、レイアウト登録のデザイン画面を開き、新規に作成しましょう。
(1:基本設定と文字作成-レイアウト新規作成、プリンタの設定、用紙の設定、文字の作成 参照)
用紙サイズ:初期値 縦50mm×横50mm
プリンタ
:SR408
―33―
練習マニュアル
基本操作編
文字種を選択します。
プリンタフォントを使用します
文字種を選択します
文字の拡大倍率を選択します
プリンタフォント、ボールド文字(18×13)、縦2倍・横3倍を指定しましょう。
ツールバーより直接入力アイコンをクリックします。
直接入力アイコン
データを入力します。
入力出来ましまたか?
同じ要領でもうひとつ文字を入力しましょう。
↓
プリンタフォント
文字種:X22
縦:1倍
横:1倍
―34―
練習マニュアル
基本操作編
2.文字の変更
左のように表示しましたか?
作成した文字種や文字の拡大を変更しましょう。
文字種 : X22
縦1倍
横1倍
変更
X23
縦2倍
横2倍
左のように文字が変わりましたか?
それでは、次に進みましょう。
―35―
練習マニュアル
基本操作編
3.文字や設計画面の回転
まず、表示している文字の回転を練習しましょう。
回転する項目を選択します。(マウスでクリックすると、選択できます)
マウスでクリックする
ツールバーの「回転」をクリックします。
文字の回転は、0°、90°、180°、270°と回転をクリックする毎に変わります。
0°
90°
―36―
180°
270°
練習マニュアル
基本操作編
選択した、1文字の回転方法は分かりましたか?次に複数項目の回転を行いましょう
回転する項目のある文字の範囲をマウスで選択します。
範囲を指定すると指定された文字が選択されます。
選択されると、
ツールバーの「回転」をダブルクリックします。
右の様に回転されましたか?
―37―
と囲まれます。
練習マニュアル
基本操作編
これまでは、回転したい項目を選択して回転していましたが、 Multi LABELIST V4 では簡単に印字方向を変更し
て、作成したレイアウト全体を回転することができます。
印字方向を変えます。
ここのボタンをクリックすると、印字方向が変わり
ます。
クリックする毎に矢印が下のように変わります。
左の場合は、尻出し(180°)の印字になります。
印字方向は変わりましたか?
―38―
練習マニュアル
基本操作編
4.文字の改行
印字する項目の桁数が多く、ラベル範囲に収まらない場合、文字を改行して複数行に印字することが出来ます。こ
こでは簡単に文字を改行する方法を練習しましょう。
【固定文字の場合】
予め文字種、文字サイズを選択します。
ツールバーの直接入力のアイコンをクリックします。
改行する前のデータを入力します。
―39―
練習マニュアル
基本操作編
改行を行います。
改行の方法は、Ctrl キーを押しながら
Enter キーを押します。
ここで、改行(Ctrl+Enter)
次の行の入力を行います。
いかがでしたか?
改行することが出来ましたか?
―40―
練習マニュアル
基本操作編
また、既に貼り付けた文字列を改行することもできます。
貼付文字の文字設定画面を表示します。
改行を行います。
改行したい所にカーソルを移動し、Ctrl
キーを押しながら Enter キーを押します。
改行することが出来ましたか?
―41―
練習マニュアル
基本操作編
【入力変数文字の場合】
入力変数文字の文字パラメータ画面を表示します。
「フォント詳細設定」ボタンを
クリックします。
「フォント設定」画面が開きますので、使用するフォントのタブをクリックします。
【プリンタフォント】画面
「改行印字」設定の「改行印字」に
チェックを入れると改行が行われます。
「行間ピッチ」、「改行文字長」、
「改行文字数」に値をセットし、「OK」
をクリックしてください。
「改行文字長」と「改行文字数」は
選択したフォントによって、どちらか一方
が入力可能になります。
―42―
練習マニュアル
基本操作編
【Windows フォント】画面
「改行印字」設定の「改行印字」に
チェックを入れると改行が行われます。
「行間ピッチ」、「改行文字長」に値を
セットし、「OK」をクリックして下さい。
改行することが出来ましたか?
―43―
練習マニュアル
基本操作編
5.文字の編集
これまでは、入力した文字や設定した文字をそのまま印字してきましたが、今回は、入力した文字を加工して
見易くしたり、入力を容易にしたりするように編集しましょう。
価格を印字するときに、入力した文字に「¥」や「,」を自動的につける様に編集しましょう。
文字の編集は、変数の設定で行います。
基礎編2で使った変数に「価格」を追加しましょう。
予め、基礎編1のレイアウトを開いておきます。
ツールバーより変数をクリックします。
変数が表示されるので、「追加」をクリックします。
「入力」を選択し、「次へ」をクリックします。
―44―
練習マニュアル
基本操作編
文字(1∼1024)を選択し、「次へ」をクリックします。
「変数名」・「桁数」を入力して「次へ」をクリックします。
ここでは、
変数名:価格
桁数 :8桁
―45―
を入力します。
練習マニュアル
基本操作編
文字を編集します。
スペースを取り除きたい場合はクリックし、チェックを付けます。
(スペース)を入力
右詰め行う場合
クリックします。
¥編集をクリックし、
チェックを付けます。
カンマ編集をクリックし、
チェックをつけます。
完了をクリックすると変数が追加されます。
表示されましたか?
―46―
練習マニュアル
基本操作編
入力した文字の前に「0」(ゼロ)を自動的に付加させて印字したい時に前ゼロ編集を行います。
文字の編集は、変数の設定で行います。
基礎編2で使った変数に「前ゼロ」を追加しましょう。
ツールバーより変数をクリックします。
変数が表示されるので、「追加」をクリックします。
「入力」を選択し、「次へ」をクリックします。
―47―
練習マニュアル
基本操作編
文字(1∼1024)を選択し、「次へ」をクリックします。
「変数名」・「桁数」を入力して「次へ」をクリックします。
ここでは、
変数名:前ゼロ
桁数 :10桁
―48―
を入力します。
練習マニュアル
基本操作編
文字の編集を行います。
前ゼロ補填を行いたい場合は、この様に設定します。
完了をクリックすると変数が追加されます。
表示されましたか?
今回追加した「価格」と「前ゼロ」の変数を
基礎編2で行った手順で印字項目に設定して、
印字してみましょう。
正しく印字されましたか?
―49―
練習マニュアル
基本操作編
6.文字の複写
1つの入力項目に対して、前回練習したように、1つは「¥」「,」1つは「ゼロ補填」と言った場合も考えられ
ます。
こういったケースには「複写」という機能を利用して編集を行います。
Multi LABELIST V4では、「複写」機能は2種類あります。
①編集前複写
印字項目で固定や入力などを設定したものを複写する機能です。
(Multi LABELIST PRO の複写1と同等)
②編集後複写
変数設定で固定や入力、編集前複写などを編集設定し、その編集結果を複写する機能です。
( Multi LABELIST PRO の複写2と同等)
それでは、「編集前複写」と「編集後複写」について練習しましょう。
例)1つの入力変数に対してそれぞれ「編集前複写」と「編集後複写」を指定します。
■前準備
・新規にレイアウトを作成しましょう。
プリンタ:SR408
用紙 :ラベル(縦45mm×横70mm)
・変数を設定しておきましょう
①変数名:価格
桁 数: 8桁
編 集: 「¥」「カンマ」編集 右詰・スペースを取り除く
②変数名:前ゼロ
桁数 : 10桁
編 集: 前ゼロ編集 スペースを取り除く
変数の設定は出来ましたか?
―50―
練習マニュアル
基本操作編
編集前複写の設定
「編集前複写」を選択し、「次へ」
をクリックします。
コンボBoxより、「価格」を選択し、「次へ」をクリック
します。
桁数は自動的に複写元の桁数を初期値として表示します。
―51―
練習マニュアル
基本操作編
変数名を入力し、「次へ」をクリックします。
「編集前複写価格」
と入力しています。
「完了」をクリックします。
―52―
練習マニュアル
基本操作編
編集後複写の設定
「編集後複写」を選択し、「次へ」
をクリックします。
コンボBoxより、「価格」を選択し、「次へ」をクリック
します。
―53―
練習マニュアル
基本操作編
変数名を入力し、「完了」をクリックします。
「編集後複写価格」
と入力しています。
左のように表示されましたか?
同じ方法で、前ゼロの変数についても
「編集前複写」・「編集後複写」の変数を追加しましょう。
―54―
練習マニュアル
基本操作編
7.印字結果の確認
左のように設定できましたか?
それでは、レイアウトのデザインへ反映
しましょう。
編集前複写価格
編集後複写価格
編集後複写前ゼロ
編集前複写前ゼロ
デザインへの反映は出来ましたか?
それでは実際に印字してみましょう。
注意!!
デザインを終了する場合には必ずレイアウトの保存を行って下さい。
例)「複写練習.mllay」
―55―
練習マニュアル
基本操作編
発行手順
メインメニューよりレイアウト発行をクリックします。
レイアウト発行
保存したレイアウトを選択してください。
左のように各項目を入力してください。
価 格:1000
前ゼロ:5000
発行
左のように印字されましたか?
以上で「3:色々な文字を作りましょう」は終了です。
―56―
練習マニュアル
基本操作編
知っておくと便利な機能3
■レイアウトを作成する上で、知っておくと便利な機能を紹介します。
発行画面や設計画面はメニューから開く方法の他に、直接右クリックやダブルクリックで開く事ができます。
・発行画面の開き方
①レイアウトファイルをダブルクリックする。
②レイアウトファイルを右クリックし、『レイアウト発行』を選択する。
右クリック
・設計画面(レイアウト管理)の開き方
レイアウトファイルを右クリックし、
『レイアウト管理』を選択する。
―57―
練習マニュアル
基本操作編
4:バーコードの作成と様々な設定
バーコードと様々な編集機能を使いましょう。
1.バーコードの作成
固定値を設定してバーコードを表現しましょう。またバーコードの解説文字を表現しましょう。
解説文字とは
バーコードの下部に英数字、記号が表記されている場合があります。これはバーコードの内容を表わしています。
解説文字にはバーコード全ての内容を表記しているわけではなく、バーコードの内容の一部を表記したりと様々
な表記方法があります。
バーコード部
解説文字部はバーコード部の
内容を示しています。
解説文字
JANコードの作成
Multi LABELIST V4 のレイアウト管理より、新規にレイアウトを作成します。
プリンタ:SR408
用 紙 :縦45mm 横70mm
表示されましたか?
―58―
練習マニュアル
基本操作編
ツールバーより、バーコードのアイコンをクリックします。
バーコードアイコン
バーコードを印字させたい所へマウスのカーソルをもって行き、
クリックします。
バーコードのパラメータが表示されます。
―59―
練習マニュアル
基本操作編
バーコードの種類を選択します。
ここでは、JAN/EAN13 を選択します。
表示するバーコードデータを入力します。
“自動で解説文字をつける”にチェックを
入れると、解説文字が自動的に反映
されます。
「次へ」をクリックします。
自動解説文字は、ツールバーにある
フォント種類選択の設定で表示されます。
―60―
練習マニュアル
基本操作編
チェックディジットの計算を設定します。
CD計算の必要が無い場合は、チェックを
付けずに「次へ」をクリックします。
今回は、JAN(モジュラス10)を指定します。
印字位置を確定します。
印字位置確定後、「完了」をクリックします。
バーコードは表示されましたか?
―61―
練習マニュアル
基本操作編
CODE39の作成
Multi LABELIST V4 はNW−7やCODE39の様に、スタート/ストップのコードを自動的に付加する事が出来ま
す。
先ほど作成したレイアウトに追加してみましょう。
ツールバーより、バーコードのアイコンをクリックします。
バーコードアイコン
バーコードを印字させたい所へマウスのカーソルを
もって行き、クリックしましょう。
バーコードの種類を選択します。
今回は、CODE39を選択します。
―62―
練習マニュアル
基本操作編
バーコードデータの内容を入力します。
表示するバーコードデータを入力します。
“自動で解説文字をつける”にチェックを
入れると、解説文字が自動的に反映
されます。
「次へ」をクリックします。
スタートストップのコードを入力します。
“自動で付加する”にチェックを入れます。
スタート、ストップのコードを入力します。
CODE39の場合は、「*」です。
「次へ」をクリックします。
―63―
練習マニュアル
基本操作編
印字位置を確定します。
印字位置確定後、「完了」をクリックします。
バーコードは表示されましたか?
注意!!
文字列設定時、スタートコードやストップコードを含む、
データ全てを入力することも可能ですが、この場合は、
『自動で CD 計算を行う』や『自動でスタート/ストップコードを
付加する』 チェックは付けないで下さい。
―64―
練習マニュアル
基本操作編
2.結合
これまでの練習のように、1つの文字列でバーコードを表現するのではなく、1つのバーコードの中にも複数の
項目が存在する場合があります。例えば、JANコードは「国コード」+「メーカコード」+「アイテムコード」+「CD」
というように1つのバーコードでも、項目が分かれています。
この項目を1つにまとめる機能として、『結合』を使用します。
Multi LABELIST PRO で使用していた「分割」は Multi LABELIST V4 では
使用しないで下さい。
結合のイメージ
国コード
メーカコード
結合
JANコード(バーコード)
アイテムコード
チェックディジット
結合を使用したJANコードの作成
■前準備
Multi LABELIST V4 のレイアウト管理より、新規にレイアウトを作成します。
プリンタ:SR408
用 紙:縦45mm 横70mm
表示されましたか?
―65―
練習マニュアル
基本操作編
変数を作成します。
初級編2 変数の作成を思い出して、変数項目の作成を行いましょう。
項目
国コード
メーカーコード
アイテムコード
2桁 固定 “49”
5桁 入力
5桁 入力
左のように、変数は設定できましたか?
それでは、結合項目を作成しましょう。
―66―
練習マニュアル
基本操作編
「結合」を選択して、「次へ」をクリックします。
編集種別を選択し、「次へ」をクリックします。
ここでは「無し」を選択
―67―
練習マニュアル
基本操作編
結合項目設定
結合する項目を選択し、「追加」ボタンを
クリックします。
追加ボタン
「追加」ボタンを押すと、子項目の欄に
追加されます。
―68―
練習マニュアル
基本操作編
必要な項目を追加します。
・メーカコードを選択し「追加」をクリック
・アイテムコードを選択し、「追加」をクリック
・「次へ」をクリック
結合名を入力し、「完了」ボタンをクリック
します。
実際に印字に反映するのはこの項目に
なるので、分かりやすい名前にしましょう。
―69―
練習マニュアル
基本操作編
左のように変数項目が入力できましたか?
結合項目
結合された項目(背景の色が変わります)
設定した『結合』をバーコードの変数として、印字に反映しましょう。
※ “自動解説文字”を付加して下さい
“CDを自動計算”にしてください
左のように表示されましたか?
レイアウト発行で、「メーカーコード」・「アイテムコード」を入力して、
発行確認をしましょう。
―70―
練習マニュアル
基本操作編
3.連番
ラベルに連番を付加しましょう。
ラベルのレイアウトによっては、シリアルNOやLOTNoのように、連番を印字するケースもあります。
ここでは、連番を付加するための機能について練習しましょう。
■前準備
Multi LABELIST V4 のレイアウト管理より、新規にレイアウトを作成します。
プリンタ:SR408
用 紙:縦45mm 横70mm
表示されましたか?
ツールバーより変数をクリックします。
―71―
練習マニュアル
基本操作編
変数の種類で、カウンタを選択し、「次へ」をクリック
します。
カウンタのタイプ“内部”を選択し、「次へ」をクリッ
クします。
カウンタの種類には、“内部”と“コマンド”と“任意文字” があります。
“内部”はラベル内における数字(0∼9)及び英文字(A∼Z)のカウンタ処理を行います。
一方、“コマンド”はプリンタが持っているカウンタ機能を使用します。
“任意文字”は指定した文字列順カウンタの処理を行います。
―72―
練習マニュアル
基本操作編
カウンタ範囲、カウント数を指定し、「次へ」をクリック
します。
カウンタの初期値及び終了値を入力します。
カウントするサイクルを入力します。
例)
2と入力した場合
1,3,5,7,9・・・となります。
カウント条件を入力し、「次へ」をクリックします。
―73―
練習マニュアル
基本操作編
カウンタの名称を及び、桁数を入力し「次へ」をクリック
します。
カウンタ名:カウンタ1
桁数:3
カウンタ印字の詳細を設定し、「完了」をクリックし
ます。
今回は特に指定しません。
―74―
練習マニュアル
基本操作編
左のように設定できましたか?
設定したカウンタを、印字に反映しましょう。
設定出来ましたか?
レイアウト発行で、「発行枚数」を入力して、発行確認をしましょう。
―75―
練習マニュアル
基本操作編
4.グラフィック
ラベルやタグを印刷する際に、文字やバーコードだけでなく、その会社のロゴや貼り付ける商品の内容物の
絵を印刷するケースがあります。その場合に Multi LABELIST V4 の「グラフィック」機能を使用します。
※注意!!
Multi LABELIST V4 でグラフィックを作成するには、予めBMPファイル形式のグラフィックファイルが必要
です。Windows付属のペイントブラシやその他市販されている画像処理ソフトなどで、印字したいグラ
フィックファイルを作成しておいてください。
「レイアウト管理」より新規に用紙を作成します。
プリンタ:SR408
用 紙:縦45mm 横70mm
用紙は作成できましたか?
ツールバーよりグラフィックアイコンをクリックします。
―76―
練習マニュアル
基本操作編
直接グラフィックを選択し、「次へ」をクリックします。
サイズを指定します。
参照ボタンをクリックし、作成したグラフィックファイ
ルを選択します。
グラフィックファイルを選択し、「開く」ボタンを
クリックします。
―77―
練習マニュアル
基本操作編
グラフィックファイルを選択後、「次へ」ボタンをクリック
します。
印字位置を確認後、「完了」ボタンをクリックしま
す。
選択したグラフィックは表示されましたか?
作成したレイアウトを、レイアウト発行から、
「発行枚数」を入力し、ラベル発行してみましょう。
―78―
練習マニュアル
基本操作編
5.日付
食品などのように、賞味期限のある商品や、製造日付を印字する場合には、「日付」機能を使用します。
自動で日付を設定して表現しましょう。日付はパソコンのカレンダーの値を引出して印字します。
「レイアウト管理」より新規に用紙を作成します。
プリンタ:SR408
用 紙:縦45mm 横70mm
用紙は作成できましたか?
ツールバーより変数をクリックします。
―79―
練習マニュアル
基本操作編
日時を選択し、「次へ」をクリックします。
日付の印字フォーマットを編集します。
「編集」ボタンをクリックして下さい。
―80―
練習マニュアル
基本操作編
印字フォーマットを入力します。
印字フォーマットは、表示を行いたいボタンをクリックすると
クリックした順に表示します。
例)
西暦(4桁)+月(2桁)+日(2桁)を設定します。
西暦(4桁)
月(2桁)
日(2桁)
の順にクリックします。
「完了」ボタンをクリックします。
―81―
練習マニュアル
基本操作編
経過値を入力し、「次へ」をクリックします。
経過値とは
経過値とは、設定した日付(この場合、パソコ
ンのカレンダー機能)から、何日や何時間など
経過した数値を入力する事で加算された日付
が表示・印字されます。
変数名を入力し、「完了」ボタンをクリックします。
変数名:本日の日付
―82―
練習マニュアル
基本操作編
左のように設定できましたか?
同じ要領で、「3日後の日付」という変数名で、3日後の日付を表示出来る様に設定を
追加しましょう。
「経過値」に3日と入力し、「次へ」をクリックします。
―83―
練習マニュアル
基本操作編
変数名を入力し、「完了」をクリックします。
変数名:3日後の日付
左のように設定できましたか?
印字項目に反映しましょう。
―84―
練習マニュアル
基本操作編
印字項目に反映できましたか?
レイアウト発行から、印刷枚数を入力して印字しましょう。
作成日:2001年3月7日
印字結果は左のようになりましたか?
以上で「4:バーコードの作成と様々な設定」は終了です。
―85―
練習マニュアル
基本操作編
5:テーブルを作成しましょう
入力されたデータをキーとして、他の値に変換する場合、『テーブル機能』を使用します。
それでは、テーブル作成の練習を行いましょう。
1.テーブルの作成
■新規でレイアウトを作成しましょう。
プリンタ:SR408
用 紙:縦40mm×横70mm
新規デザインは作成できましたか?
―86―
練習マニュアル
基本操作編
ツールバーの「テーブル」をクリックします。
テーブルの一覧が表示されます。
「追加」ボタンをクリックしてください。
テーブル項目の入力を行います。
変換値とは、発行時にテーブルを呼び出すための
キーとなるものを入力します。
変換[A]とは、入力された変換値の内容を入力
します。
入力許可項目
数値:変換値に数字の0∼9が入力できます。
文字:変換値に英数字が入力できます。
―87―
練習マニュアル
基本操作編
変換値と変換[A]に値を入力してみましょう。
変換[A]を入力します。
変換値を入力します。
Enter キーを押すと、変換[A]の入力になります。
以下の様に入力してみましょう。
終了ボタンをクリックします。
終了ボタンをクリックすると、作成したテーブル名
の入力画面が表示されます。
テーブル名を入力して、「はい」のボタンをクリックします。
―88―
練習マニュアル
基本操作編
入力したテーブル名が表示されているのを確認して
「終了」ボタンをクリックします。
2.テーブルの変数を作成する
作成したテーブルを変数に割り当てましょう。
画面上部のツールバーの「変数」アイコンをクリックして変数画面を開きます。
変数種の選択で「入力」を選択し、「次へ」を
クリックします。
―89―
練習マニュアル
基本操作編
入力変数データ種で「文字」を選択し、「次へ」
をクリックします。
変数名称および桁数を入力し、「次へ」をクリック
します。
変数名:テーブル
桁数:2
―90―
練習マニュアル
基本操作編
編集パラメータを設定します。
テーブル変換をクリックし、チェックを入れま
す。
テーブル名称に作成したテーブル名を選択
します。
「完了」ボタンをクリックします。
左のように変数が作成されましたか?
それではでデザインに反映しましょう
―91―
練習マニュアル
基本操作編
3.レイアウトデザインにテーブルを反映する
デザイン画面で文字アイコンをクリックし、デザイン
画面の印字するところでクリックします。
“変数文字”を選択し、「次へ」をクリックします。
―92―
練習マニュアル
基本操作編
ローカル変数ボタンをクリックします。
作成した変数を選択し、「決定」ボタンをクリックします。
変数名が表示されているのを確認し、「次へ」を
クリックします。
―93―
練習マニュアル
基本操作編
印字位置を確認し、「次へ」をクリックします。
「完了」ボタンをクリックします。
表示されましたか?
新規保存を行い、
印字して確認しましょう。
―94―
練習マニュアル
基本操作編
4.テーブル項目を入力して印字する
Multi LABELIST V4 のメニューからレイアウト発行のアイコンをクリックします。
作成したテーブルファイルを選択し、「開く」
ボタンをクリックします。
発行画面が表示されます。
テーブル項目を入力して確認
しましょう。
―95―
練習マニュアル
基本操作編
5.発行結果の確認
テーブル項目に“01”と入力
印字結果
テーブル項目に“02”と入力
印字結果
テーブル項目に“03”と入力
印字結果
以上で「5:テーブルを作成しましょう」は終了です。
―96―
練習マニュアル
基本操作編
6:入力チェックテーブル機能を設定しましょう
入力したデータに様々なチェックを掛けたい場合、『入力チェック機能』を使用します。
入力チェック機能の中で、入力する値をテーブルに予め登録し、その値以外の入力をさせない場合などには
『入力チェックテーブル』を使用します。
それでは、入力チェックテーブル機能の設定の練習を行いましょう。
1.入力チェックテーブルの作成
■新規でレイアウトを作成しましょう。
プリンタ:SR408
用 紙:縦40mm×横70mm
新規デザインは作成できましたか?
―97―
練習マニュアル
基本操作編
ツールバーの「入力チェック」をクリックします。
入力チェックテーブルの一覧が表示されます。
「追加」ボタンをクリックしてください。
入力チェックテーブル項目の入力を行います。
入力許可項目
数値:入力許可値に数字の0∼9が入力できます。
文字:入力許可値に漢字かな英数字が入力できます。
―98―
練習マニュアル
基本操作編
以下のように入力してみましょう。
終了ボタンをクリックします。
終了ボタンをクリックすると、作成した入力チェック
テーブル名の入力画面が表示されます。
テーブル名を入力して、「はい」のボタンをクリックします。
―99―
練習マニュアル
基本操作編
入力したテーブル名が表示されているのを確認して
「終了」ボタンをクリックします。
2.入力チェックテーブルの変数を作成する
作成した入力チェックテーブルを変数に割り当てましょう。
画面上部のツールバーの「変数」アイコンをクリックして変数画面を開きます。
変数種の選択で「入力」を選択し、「次へ」を
クリックします。
―100―
練習マニュアル
基本操作編
入力変数データ種で「文字」を選択し、「次へ」
をクリックします。
変数名称および桁数を入力し、「次へ」をクリック
します。
変数名:入力チェックテーブル
桁数:6
―101―
練習マニュアル
基本操作編
今回は、編集パラメータの設定は特にありません。
「完了」ボタンをクリックします。
左のように変数が作成されましたか?
それではでデザインに反映しましょう。
―102―
練習マニュアル
基本操作編
3.レイアウトデザインに作成した変数を反映する
デザイン画面で文字アイコンをクリックし、デザイン
画面の印字するところでクリックします。
“変数文字”を選択し、「次へ」をクリックします。
―103―
練習マニュアル
基本操作編
ローカル変数ボタンをクリックします。
作成した変数を選択し、「決定」ボタンをクリックします。
変数名が表示されているのを確認し、「次へ」を
クリックします。
―104―
練習マニュアル
基本操作編
印字位置を確認し、「次へ」をクリックします。
「完了」ボタンをクリックします。
表示されましたか?
では、「入力画面」に切り替え、入力チェック設定を行います。
―105―
練習マニュアル
基本操作編
4.入力チェック設定を行う
レイアウト画面左下の「入力画面」アイコンをクリックし、画面を切り替えます。
入力チェック設定をする項目をダブルクリックします。
「入力画面設計」の「入力チェック」タブを
クリックし、入力チェック画面を表示します。
「テーブル」を選択し、「テーブル指定」ボタンを
クリックします。
―106―
練習マニュアル
基本操作編
作成した入力チェックテーブル名を
選択します。
「完了」ボタンクリックします。
「入力画面設計」に戻りますので
「OK」ボタンをクリックします。
入力画面に戻りましたら、画面上部のツールバーの「設定」をクリックし、「発行時設定」をクリックします。
―107―
練習マニュアル
基本操作編
「動作設定」画面が開きますので
「入力設定」タブをクリックします。
「入力指定」項目の
「入力時にデータのチェックを行う」にチェックを
入れて、「OK」をクリックします。
設定が完了したら、レイアウトの新規保存を行い、発行画面で確認しましょう。
―108―
練習マニュアル
基本操作編
5.発行画面で入力チェック機能を確認する
Multi LABELIST V4 のメニューからレイアウト発行のアイコンをクリックします。
作成したテーブルファイルを選択し、「開く」
ボタンをクリックします。
発行画面が表示されます。
入力チェックテーブル項目に値を入力して
「入力チェックテーブル」で登録した値
以外を入力した場合に、チェックが掛かる
か確認しましょう。
―109―
練習マニュアル
基本操作編
今回、入力チェックテーブルに登録した値は以下の通りです。
入力チェックテーブル項目に“恵比寿”と入力
チェックは掛からず、入力できます。
入力チェックテーブル項目に“大崎”と入力
入力チェック‘テーブル’エラーメッセージボックスが
表示され、チェックが掛かります。
以上で「6:入力チェックテーブル機能を設定しましょう」は終了です。
―110―
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