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2011年12月発行 第38号 - 社会医療法人 一成会 木村病院

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2011年12月発行 第38号 - 社会医療法人 一成会 木村病院
特定医療法人 一成会
2011年 12月 通巻 第 38 号
④2011.12.2企画広報室!
発行:特定医療法人 一成会 木村病院 / 企画広報室
特定医療法人 一成会 理念
特定医療法人一成会理事長 ・木村病院院長 木村 厚
今年の 3 月 11 日、東日本大震災で木村病院も大きな揺れに見舞われました。幸い大きな被害は
ありませんでしたが、いずれ東京にも大地震がくるのでは、という心配とともに、しかるべき
備えをしなければならない、という気持ちも強くなりました。
一成会では、これまで災害時医療救護訓練を実施してきましたが、「病院は何も被害を受けて
いない」という想定での訓練でした。今回は、大震災を経験して、より現実的な訓練が必要で
はないか、という職員の強い想いから、「病院も一部被災した」という想定に基づく訓練とし
ました。
また、災害時ほど、私たち医療機関と地域の方々とのつながりの強さが問われる時もありませ
ん。
起きてほしくない大災害ですが、大災害が起きた時、
「想定外」という言葉で済まされるわけではありませ
ん。絶えず備え、訓練を繰り返し、その被害を最小の
ものにする努力は、私たち一人一人が続けて行かなけ
ればなりません。
今後も、地域の方々と、一緒に取り組んで行きたいと
考えておりますので、ご指導ご協力よろしくお願いい
たします。
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●●●! 災害時医療救護訓練 ●●●!
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1.目
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この訓練は一成会の職員が
被害状況の迅速かつ的確な把握と伝達、
応急対策の的確な指揮及び防災意識向上を
図ることを目的としました。
.各訓練について
①担架搬送訓練
!
④車椅子移送訓練
.概
的
消防団の方々に担架搬送の指導をしていただ
きました。65Kgある人形を使用し、担架は 4
人で搬送しました。人形がとても重く、実際
の搬送の大変さが職員に伝わりました。2 人、
3 人での搬送方法も説明していただき、実の
ある訓練でした。地域の方々には見学してい
ただきましたが、担架搬送を実際にやってみ
たいとの声も上がっていました。また、消防
署の方からもおんぶ紐で 1 人での搬送、担架
を使用しない搬送の訓練をしては、とのご意
見をいただきました。
当院の理学療法士と訪問看護、デイサービス
の職員による車椅子を実際に使用した移動訓
練を行ないました。この訓練は地域の方々、
職員が一緒に参加しました。
尾久消防署
西脇良和消防司令より
医師・看護師・介護者(患者役)の職員が参
加し、入院継続困難な患者のトリアージ(転
送判断)と処置の訓練を行ないました。
院外トリアージではなく、入院患者のトリア
ージ訓練は初めてだったので、処置、入院患
者転送までの流れが確認できました。地域の
方々にも実際のトリアージ・処置の流れを見
学していただき、普段は見ることのできない
診断場面を見学できたのは良かったとの感想
をいただきました。
⑤食事搬送
①実際の災害時には、地域の人々との共同作業が求められる。病院
職員と地域の人々の合同の訓練が一緒にできたのはよかった。
②総勢 100名弱の訓練が、色でグループ分けされ、整然と行なわれ
たのはよかった。
③初動のやり方がうまくなかった。被害状況の報告は、被害のある
ところだけにすればよかった。
④担架以外にも、災害時に人を搬送する方法は
いろいろある。ほかの方法も試してほしい。
⑤車椅子の訓練はよかった。
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3 月 11 日の体験を踏まえ、より現実的に、「病院が被害を受けた」という想定の訓練としました。
10 月 22 日(土)午後に実施、職員 64 名に加え、地域の方々(町屋 1・2 丁目仲町会・稲穂睦・厚
生保護女性会の皆様)と消防団の方々、合わせて 25 名にもご参加いただき、総勢 89 名が参加しま
した。
入院トリアージ・処置、担架搬送、応急処置、車椅子移送の各訓練、非常用トイレ設営見学を行な
いました。消防団の方々には担架搬送訓練と応急処置(三角巾の使い方)訓練を指導していただき、
地域の方々・職員は、3 つのグループに分かれ、各訓練の参加・見学を行ないました。
②入院患者のトリアージ・処置訓練
普段、車椅子を使用しない職員を中心に指導
を行ない、職員のスキルアップに努めました。
地域の方々も実際に車椅子に乗り、1 人で操
作を行なうなど、積極的にご参加いただきま
した。
4.総 評
要
エレベーターが止まっていることを想定し、
地下の食堂から 3 階の病棟まで、食事の代わ
りに食器に水を入れ、階段を使用して食事搬
送の訓練を行
ないました。実
際に職員に食
事搬送に掛か
る時間・労力等
を体験しても
らいました。
③応急処置
消防団の方々に応急処置(三角巾の使い方)
の指導をしていただきました。この訓練は地
域の方々、職員が一緒に参加しました。
普段の病院では、三角巾を使用する機会がほ
とんどない為、看護師の復習、他職員の災害
時の知識としてとても参考になりました。ま
た、地域の方々にも勉強になったと感想をい
ただきました。
⑥非常用トイレ設営見学
ポータブルトイレにネットと袋を組み合わ
せ、非常用トイレを設営しました。!
アンケートにご協力ありがとうございました!
★内容が充実していてとても楽しい講習を受けました。三角巾の利用法、車椅子訓練はこれからの
生活に利用できることと思います。車椅子移動が見るより、自分が乗った感じが難しかった。
★担架訓練すごく勉強になりました。★とても内容のある訓練でしたので、これを機に万が一に備
えて頂きたいと思います★三角巾の使い方は 2 年前に習ったが、忘れている部分が多かった。木村
病院の職員の方も三角巾の使い方を知らなかったので驚いたし、不安に思った。救護の診断場面を
見学できた事はよかった。★担架搬送訓練について今後の訓練では、職員だけでなく、一般の人に
も訓練できる時間を作ってほしい。★また参加したい。★院長先生始め先生方のご苦労がよくわか
ります。昨年は台風のお蔭で中止になりましたが、中止連絡が上手く取れていなかったのを思い出
します。雨天決行という事でしたので、良かったと思います。今日はありがとうございました。
★今年で 3 回目になります。区報に載せて多くの人に知ってもらうといいと思います。★今後ケー
ブルテレビ等、PR活動も必要では?★再確認の為にも、1 度と言わず、参加したいと思いました。
★以上のようなご回答を地域の方々からいただきました★
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患者さんの定期的検査の必要性について
当院に通院している患者さんの中には、整形外科なら整形外科だけ、というように
一つの診療科の受診を続けている患者さんも多いようです。当院は、「身体全体を
診てもらいたい」という患者さんのご期待に応えるためにも、定期的な検査をお勧
めいたします。
慢性疾患で通院している患者さんついて、病態の把握のため、薬の副作用による腎
疾患・肝疾患・貧血の発見のため、定期的に血液及び尿検査をお勧めします。また、
必要に応じ、CT、内視鏡、エコー、心電図などの検査も行ないます。
地域の方々の「元気のパートナー」として、引き続き地域の病院に期待される役割
を果たして行きたいと考えておりますので、ぜひ、ご理解とご協力をお願いいたし
ます。
木村病院 院長 木村 厚
・
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防する効
果のあるワクチンです。
肺炎球菌ワクチンには「肺炎予防効果」とともに、
「肺炎球菌による肺炎に
なっても軽症ですむ」、「抗菌剤が効きやすい」などの効果があります。
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