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SPF14MQ671
Solution-ePC
SPF14MQ671 ユーザーズマニュアル
◆はじめに
Solution-ePCは、お客様の要望に応じたBTO(Build To Order)が可能な産業用途向けパソコンです。
「高信頼性」・「安定供給」の厳選部品を使用しており、産業用途に適しています。
Solution-ePCは、ベースモデルに、お客様のご要望で各セレクション、オプションを組み合わせた形でご提供いたします。
◆ご使用になる前に
本製品の品質には万全を期しておりますが、万一にも本製品の内容物もしくは付属品の欠品、外観にキズなどがございましたら製品購入後二週
間以内かつ製品ご使用前に必ずご連絡ください。
製品購入後二週間を経過した場合、もしくは製品ご使用後のご指摘につきましては応じかねますのでご了承ください。
◆取り扱い上の注意事項
■安全情報の表記
本書では、人身事故や機器の破壊をさけるため、次のシンボルで安全に関する情報を提供しています。内容をよく理解し、安全に機器を操作し
てください。
危険
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される
内容を示しています。
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が
想定される内容を示しています。
警告
・
周囲に発火、腐食性のガスがある場所で使用しないでください。爆発、火災、感電、故障の原因となります。
・
異常(煙、異臭、異音)を感じられた場合には、直ちに電源をOFFとし、電源プラグをコンセントから抜いた後、当社総合インフォメーションまでご連絡ください。そのままご使用されま
すと火災、感電の原因となります。
・
感電や火傷の恐れがありますので通電中は機器内部には触れないようにしてください。
・
感電や火傷の恐れがありますので指定された箇所以外のネジやハッチをはずさないでください。
・
濡れた手で電源スイッチやプラグに触らないでください。感電する危険性があります。
・
通気孔などから異物(金属片、可燃物、液体等)が内部に入らないようにしてください。火災や感電の原因となります。
・
不安定な場所への設置や不完全な取り付けはしないでください。落下事故の原因となります。
・
規定の電源電圧でご使用ください。規定外の電源電圧を供給されますと火災や感電の原因となります。
・
分解、改造や部品の交換をしないでください。感電、火災、故障の原因となります。
・
本製品を人命または重大な損害を伴う恐れのある用途に使用しないでください。
・
既定の動作環境(温度、湿度、振動、衝撃)内でご使用ください。
・
通気孔を塞ぐような設置をしないでください。内部に熱がこもり、誤動作や故障の原因となります。
・
輸送される場合には、振動や衝撃が直接本体に加わらないように十分対策を講じてください。
・
直射日光の当たる場所や熱源の近くなど、極端な高温下や低温下、または温度変化の激しい場所での使用および保管はしないでください。
・
極端に湿気の多い場所や、ほこりの多い場所での使用および保管はしないでください。内部に水や液状のもの、導電性の塵が入った状態で使用すると非常に危険です。
注意
・
衝撃や振動の加わる場所での使用および保管は避けてください。
・
強い磁気や雑音を発生する装置の近くで使用しないでください。本製品が誤動作する原因となります。
・
薬品が発散している空気中や、薬品に触れる場所での使用および保管は避けてください。
・
本体の汚れは、柔らかい布に水または中性洗剤を含ませて軽く拭いてください。ベンジン、シンナーなど発揮性のものや薬品を用いて拭いたりしますと、塗装の剥離や変色の原因とな
ります。
・
拡張ボードの装着、取り外しや各コネクタの着脱の際には、必ず電源ケーブルをコンセントから抜いた状態にしてください。
・
故障や異常(異臭や過度の発熱)に気づいた場合は、電源コードのプラグを抜いて、お買い求めの販売店または当社総合インフォメーションにご相談ください。
・
ACケーブルは、使用される電源電圧およびコンセントプラグに適合したものをご使用ください。(添付ケーブルは125VAC用です)
・
電源ケーブルを抜き差しするときは、必ずプラグのところを持ってください。
・
構成部品の寿命について
(1)電源・・・
35℃での連続動作時、推定寿命は約3年です。ただし、使用温度(高温)によって低下します。
(2)バッテリ・・・ 内部カレンダ時計、CMOS RAMのバックアップにリチウム一次電池を使用しています。無通電時のバックアップ時間は25℃において10年以上です。
* 消耗部品の交換につきましては修理扱い(有償)にて対応させていただきます。
・
本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。
継続的にご利用いただく場合でも、必ず説明書を読み、内容を確認してください。
・
本製品を改造しないでください。
改造をしたものに対しては、当社は一切の責任を負いません。
・
本製品の運用を理由とする損失、逸失利益などの請求につきましては、前項にかかわらず、いかなる責任も負いかねますのであらかじめご了承ください。
SPF14MQ671
1
◆構成品リスト
構成品リストで構成品を確認してください。万一、構成品が足りない場合や破損している場合は、お買い求めの販売店、または総合インフ
ォメーションまでご連絡ください。
□本体[SPF14MQ671]…1
□縦置き樹脂スタンド…一式
□ラックマウント金具…2
□ネジ(ラックマウント金具用)…一式
□フロントフェース鍵…2
□電源ケーブル…1
□スロットカバー…7
□ネジ…一式
□COMポートケーブル(RS-232C×2)…2(SPF14MQ671モデル)
□S-ATAケーブル…2 ※1
□縦置きスタンド金具…一式※1
□リカバリメディア…一式 ※2
□ドライバメディア…一式
□Solution-ePC共通解説書…1
□SPF14MQ671解説書(本書)…1
□登録カード&保証書…1
□Question用紙…1
□使用上の注意…1
□オプション用添付品…オプション選択による ※3
※1
※2
※3
オプション構成により、ケーブルの員数、種類が変わります。
OSプレインストールモデルの場合のみ対象となります。
オプション構成によって、添付品は異なります。添付品については、各オプションの説明書を参照してください。(オプションによって
は、添付品のないものもございます。)
◆環境
本製品は下記の環境でご使用ください。範囲外の環境で使用した場合、発熱、誤動作、故障の原因になります。
環境条件
■周囲温度
■周囲湿度
■腐食性ガス
■浮遊粉塵
5~40℃
20 - 80%RH(ただし、結露しないこと)
ないこと
特にひどくないこと
■点検
■保管
本製品を安全に使用していただくために、
定期的に点検を行ってください。
本製品を保管する際には、購入時の状態で保管してください。
(1) 本体を梱包材で包み、箱に入れます。
(2) 直射日光や湿気、衝撃や振動、磁気や静電気を避けて、常温で保
管してください。
通気スリットをふさいだり、ほこりや異物が付着していないこと。
正面
背面
◆廃棄
本製品を廃棄される場合、法律や市町村の条令に定める廃棄方法に従って、廃棄してください。
2
SPF14MQ671
◆各部の名称
■正面部
■背面部
電源ボタン
リセットボタン
電源入力端子
COM1
VGA
LAN
5インチベイ
3.5インチベイ
POWER LED
HDD LED
LED (使用しません)
USBポート
<フロントベゼル装着時>
マウス
キーボード
COM2
オーディオ
USB
HDMI
※上図右端の拡張スロットは、コネクタ高さが10mmを超えるケーブ
ル、及びそのケーブルを接続する拡張ボードは使用することが出来ま
せん。
※ご使用の拡張ボードによっては、拡張ボードのブラケット下部と筐
体(拡張スロット部分)が干渉して、拡張ボードが挿さりにくい場合
があるので、注意して挿してください。
・PCIスロット取り付け可能ボード最大サイズ:312mm(L)×106mm(H)
※接続するスロットによっては、他のコネクタ,ケーブルと接触しま
す。
※3.5インチベイ、5インチベイにはお客様が選択したオプションを実装
します。
SPF14MQ671
3
◆マザーボードレイアウト
SPF14MQ671に使用マザーボード
4
SPF14MQ671
■ コネクタの接続
USBコネクタの接続
フロントパネル
SW・PowerLED・HDDLED・RESETコネクタの接続
USB5/6、USB7/8、USB9/10、USB11/12
2
1
1
3
5
7
9
VCC
USB0USB0+
GND
-
2
4
6
8
9
VCC
USB1USB1+
GND
NC
GREEN
BLACK
GREEN
WHITE
1
2
HDDLED
HDDLED
POWERLED
POWERLED
POWER
POWER
RESET
RESET
RED
BLACK
WHITE
BLACK
■ジャンパ設定
◆CMOS設定
JCMOS1
電源
1
2
3
通常
(デフォルト)
1
2
3
CMOSクリア
◆ATX,AT設定
PSON1
機能
AT
1
2
3
ATX
1
2
3
(デフォルト)
注意
CMOSクリアの設定は必ずACケーブルを抜いた状態で行い、通電前に通常状態に戻してください。
通電状態でCMOSクリアを行うと、ボードを破損する場合があります。
SPF14MQ671
5
◆スタンド取り付け/取り外し
ここでは、本製品に添付されています、縦置き樹脂スタンドの取り付け方法を記載します。添付されている縦置き樹脂スタンドは4つ共、筐体
側面(同一面)へ取り付けます。
取り付ける穴位置は下図を参照ください。
樹脂スタンド取り付け穴位置 (4点)
背面
前面
注意
縦置き樹脂スタンドは、上図筐体の反対側には取り付けできません。
上図穴位置に添付ネジにて、縦置き樹脂スタンドを取り付けます。
ネジ止め (4点)
縦置き樹脂スタンドの取り外しは、取り付けと逆の操作を行います。
6
SPF14MQ671
◆オプション縦置きスタンド金具 取り付け/取り外し
下図の要領でスタンドを取り付けてください。
取り付けに使用するネジは、縦置き樹脂スタンドに付属のネジを使用してください。
注意
製品を縦置きする場合、19インチラックマウント金具は使用できません。
また製品を固定するネジは添付しておりません。お客様で準備をお願いします。
◆設置条件
本体には、温度上昇を防ぐための通風孔およびファンを設けています。
通風孔エリアおよびケーブル接続エリアの確保を目的として、周囲機器・壁などから前面/後面を100mm以上離して設置してください。
前面、背面には吸気/排気ファンがありますので塞がないでください。なお、筐体周囲に空気循環があることを設置条件とします。
【背面】
縦置設置
100mm 以上
横置設置
【天面】
100mm 以上
【前面】
※矢印は空気の流れ
床
注意
縦置設置の場合は簡易スタンドによる設置となるため、設置環境を考慮した評価の上ご採用ください。
SPF14MQ671
7
◆BIOS 出荷時設定について
ここでは、CMOS Setup Utilityの出荷時設定について記載します。
CMOS Setup Utility のSave & Exitタブを選択し、下記操作方法を実施することで、当社出荷時設定に戻すことができます。
1. セットアップのSave & Exitタブにある「Restore User Defaults」メニューを選択してください。
2. 初期状態に戻すかどうか確認のメッセージが表示されますので<Y>, <Enter>の順に入力してください。
3. 「Save Changes and Exit」で変更されたセットアップの内容を保存し、終了してください。
以降に、CMOS Setup Utilityの各項目における出荷時設定のパラメータを記載します。
注意
本マニュアルで記載しています、CMOS Setup Utilityの指定箇所以外の設定を変更しないでください。
OSが正常に動作しない恐れがあります。
上記指定箇所以外のCMOS Setup Utilityの設定変更による不具合に対して、当社では責任を負いかねます。
◆MAIN
BIOS Information
American Megatrends
BIOS Vendor
Core Version
4.6.4.0
Compliency
UEFI 2.0
0.01 x64
Project Version
IQ67-xx
Build Date and Time
xx/xx/2012
x.xx
Memory Infomation
Total Memory
4096 MB
System Date
[xxx xx/xx/xxxx]
System Time
[xxx:xx:xx]
Access Level
Administrator
※ Mainタブ は日付やPCの構成によって異なるため、上記は参考です。
◆Advanced
¾ PCI Subsystem Settings
¾ ACPI Settings
¾ Trusted Computing
¾ CPU Configuration
¾ SATA Configuration
¾ Intel IGD SWSCI OpRegion
¾ USB Configuration
¾ AMT Configuration
¾ Super IO Configuration
¾ H/W Monitor
¾ Serial Port Console Redirection
8
SPF14MQ671
PCI Subsystem Setting
PCI BUS Driver Version
V 2.04.00
PCI Option ROM Handing
PCI ROM Priority
[EFI Compatible ROM]
PCI Common Settings Settings
PCI Latency Timer
[32 PCI BUS Clocks]
PCI Express Device Settings
PCI Express Device Register Settings
Relaxed Ordering
Extended Tag
No Snoop
Maximum Payload
Maximum Read Request
PCI Express Link Register Settings
ASPM Support
WARNING: Enabling ASPM may cause some
PCI-E devices to fail
Extended Synch
Link Training Retry
Link Training Timeout (uS)
Unpopulated Links
[Disabled]
[Disabled]
[Enabled]
[Auto]
[Auto]
[Disabled]
[Disabled]
[5]
100
[Keep Link ON]
PCI Express GEN2 Device Settings
PCI Express GEN2 Device Register Settings
Completion Timeout
ARI Forwarding
AtomicOp Requester Enable
AtomicOp Egress Blocking
IDO Request Enable
IDO Completion Enable
LTR Mechanism Enable
End-End TLP Prefix Blocking
[Default]
[Disabled]
[Disabled]
[Disabled]
[Disabled]
[Disabled]
[Disabled]
[Disabled]
PCI Express GEN2 Link Register Settings
Target Link Speed
Selectable De-emphasis
Clock Power Management
Compliance SOS
Hardware Autonomous Width
Hardware Autonomous Speed
[Auto]
[-3.5 dB]
[Disabled]
[Disabled]
[Enabled]
[Enabled]
ACPI Settings
ACPI Setting
ACPI Sleep State
[S3 (Suspend to RAM)]
Resume On RTC Alarm
[Disabled]
Trusted computing
TPM Configuration
TPM SUPPORT
[Disabled]
Current TPM Status Information
TPM SUPPORT OFF
SPF14MQ671
9
CPU Configuration
CPU Configuration
Intel(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz
Processor Stepping
Microcode Revision
Max Processor Speed
Min Processor Speed
Processor Speed
Processor Cores
Intel HT Technology
EMT64
206a7
d
3400 MHz
1600 MHz
3400 MHz
4
Supported
Supported
Hyper-threading
Active Processor Cores
Limit CPUID Maximum
Execute Disable Bit
Hardware Prefetcher
Adjacent Cache Line Prefetch
Power Technology
Local x2APIC
[Enabled]
[All]
[Disabled]
[Enabled]
[Enabled]
[Enabled]
[Energy Efficient]
[Disabled]
■SATA Configuration
SATA Configuration
SATA Mode
Serial-ATA Controller 0
Serial-ATA Controller 1
[IDE Mode]
[Compatible]
[Enhanced]
SATA Port 1
Not Present
SATA Port 2
Not Present
SATA Port 3
Not Present
SATA Port 4
Not Present
SATA Port 5
Not Present
SATA Port 6
Not Present
■Intel IGD SWSCI OpRegion
Intel IGD SWSCI OpRegion Configuration
DVMT/FIXED Memory
IGD – Boot Type
[256MB]
[VBIOS Default]
■USB Configuration
USB Configuration
USB Devices :
2 Hubs
Legacy USB Support
EHCI Hand-off
[Enabled]
[Disabled]
■AMT Configuration
AMT
Unconfigure AMT/ME
10
[Enabled]
[Disabled]
SPF14MQ671
■SuperIO Configuration
Super IO Configuration
Super IO Chip
NCT6776F
¾ Serial Port 1 Configuration
¾ Serial Port 1 Configuration
Super IO Chip
Fintek F81216
¾ Serial Port 3 Configuration
¾ Serial Port 4 Configuration
¾ Serial Port 5 Configuration
¾ Serial Port 6 Configuration
Smart Fan Function
[Enabled]
¾ Smart Fan Mode Configuration
Resume on PS2 KB
[Disabled]
Resume on PS2 MS
[Disabled]
Resume on Ring
[Disabled]
Watch Dog Timer
[Disabled]
¾ Digital I/O Configuration
■Serial Port 1 Configuration
Serial Port 1 Configuration
Serial Port
[Enabled]
Device Settings
IO=3F8h; IRQ=4;
Change Settings
[Auto]
■Serial Port 2 Configuration
Serial Port 2 Configuration
Serial Port
[Enabled]
Device Settings
IO=2F8h; IRQ=3;
Change Settings
[Auto]
■Serial Port 3 Configuration
Serial Port 3 Configuration
Serial Port
[Enabled]
Device Settings
IO=C80h; IRQ=5;
Change Settings
[Auto]
■Serial Port 4 Configuration
Serial Port 4 Configuration
Serial Port
[Enabled]
Device Settings
IO=C88h; IRQ=7;
Change Settings
[Auto]
SPF14MQ671
11
■Serial Port 5 Configuration
Serial Port 5 Configuration
Serial Port
[Enabled]
Device Settings
IO=C90h; IRQ=10;
Change Settings
[Auto]
■Serial Port 6 Configuration
Serial Port 6 Configuration
Serial Port
[Enabled]
Device Settings
IO=C98h; IRQ=11;
Change Settings
[Auto]
■Smart Fan Mode Configuration
Smart Fan Mode Configuration
System Fan Mode
[Manual Mode]
SYSFAN PWM/DC Voltage Output Value
255
CPU Fan Mode
[Manual Mode]
CPUFAN PWM/DC Voltage Output Value
255
Chassis Fan Mode
[Manual Mode]
ChassisFAN PWM/DC Voltage Output Value
255
■Digital I/O Configuration
Digital I/O Configuration
Digital I/O Pin 0
[Input]
Digital I/O Pin 1
[Input]
Digital I/O Pin 2
[Input]
Digital I/O Pin 3
[Input]
Digital I/O Pin 4
[Input]
Digital I/O Pin 5
[Input]
Digital I/O Pin 6
[Input]
Digital I/O Pin 7
[Input]
■Hardware Monitor
Pc Health Status
System Temperature
+30 ℃
CPU Temperature (PECI)
+41 ℃
CPU Fan Speed
3951 RPM
System Fan Speed
N/A
Chassis Fan Speed
N/A
VCORE
+1.240 V
+12V
+12.160 V
+5V
+5.022 V
+5VSB
+5.120 V
+3.33V
+3.312 V
VBAT
+3.104 V
CPU Warning Temperature
[Disabled]
ACPI Shutdown Temperature
[Disabled]
※ご使用のPC環境によって数値が異なるため、上記は参考値となります。
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SPF14MQ671
■Serial Port console Redirection
COM1
Console Redirection
[Disabled]
¾ Console Redirection settings
Com7(Pci Dev0,Func0)(Disabled)
Console Redirection
Port Is Disabled
◆Chipset
¾ North Bridge
¾ South Bridge
¾ ME Subsystem
■North Bridge
Memory Information
Total Memory
4096 MB (DDR3 1333)
DIMMA1
4096 MB (DDR3 1333)
DIMMA2
0 MB (DDR3 1333)
DIMMB1
0 MB (DDR3 1333)
DIMMB2
0 MB (DDR3 1333)
Low MMIO Align
[1024M]
DMI Gen2
[Enabled]
VT-d
[Disabled]
Initate Graphic Adapter
[PEG/IGD]
IGD Memory
[64M]
IGD Multi-Monitor
[Disabled]
PCI Express Port
[Enabled]
PEG Force Gen1
[Disabled]
Detect Non-Compliance Device
[Enabled]
SPF14MQ671
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■Souoth Bridge
SB Chipset Configuration
SMBus Controller
[Enabled]
LAN1 Controller
[Enabled]
LAN1 Option-ROM
[Disabled]
Wake on LAN1 from S5
[Disabled]
LAN2 Controller
[Enabled]
LAN2 Option-ROM
[Disabled]
Wake on LAN2 from S5
[Disabled]
After G3 Status
[Power Off]
出荷時はPower Offf
Audio Configuration
Azalia HD Audio
[Enabled]
High Precision Event Timer Configuration
High Precision Timer
[Enabled]
¾ USB Configuration
■PCI Express Ports Configuration
PCI Express Port Configuration
PCI Express Port 1
[Auto]
PCIE Port 5 is assigned to LAN
PCIE Port 6 is assigned to LAN
PCI Express Port 7
[Auto]
PCIe Sub Decode
[Disabled]
■USB Configuration
USB Configuration
EHCI Controller 1
[Enabled]
EHCI Controller 2
[Enabled]
■ME Subsystem
Intel ME Subsystem Configuration
ME Version
7.0.2.1164
ME Subsystem
[Enabled]
ME Temporary Disable
[Disabled]
End of Post Message
[Enabled]
Execute MEBx
[Enabled]
MEBx Mode
[Normal]
14
SPF14MQ671
■Boot
Boot Configuration
Setup Prompt Timeout
1
Bootup NumLock State
[On]
Quiet Boot
[Disabled]
CSM16 Module Verison
07.64
Boot Option Priorities
Boot Option #1
[Built-in EFI Shell]
■■Security
Password Description
If ONLY theAdministraror ‘s password is set ,
Then this only limits access to Setup and is
Only asked for when entering Setup.
If ONLY the User’s password is set , then this
Is a power on password and must be entered to
Boot or enter Setup. In Setup the User will
Have Administrator rights.
The password must be 3 to 20 characters long.
Administrator Password
User Password
◆Save & Exit
Save Changes and Exit
Discard Changes and Exit
Save Changes and Reset
Discard Changes and Reset
Save Options
Save Changes
Discard Changes
Restore Defaults
Save as User Defaults
Restore User Defaults
Boot Override
Built-in EFI Shell
SPF14MQ671
15
◆電源投入方法について
ACの直接投入で起動させたい場合(AT動作)は以下の項目を参照して変更してください。
出荷時は前面スイッチにより起動します。(ATX動作)
[ACの直接投入で起動する場合]
◆Chipset
¾ North Bridge
¾ South Bridge
¾ ME Subsystem
■South Bridge
SB Chipset Configuration
SMBus Controller
[Enabled]
LAN1 Controller
[Enabled]
LAN1 Option-ROM
[Disabled]
Wake on LAN1 from S5
[Disabled]
LAN2 Controller
[Enabled]
LAN2 Option-ROM
[Disabled]
Wake on LAN2 from S5
[Disabled]
After G3 Status
[Power On]
Audio Configuration
「Power ON」に設定
Azalia HD Audio
[Enabled]
Azalia internal HDMI codec
[Enabled]
High Precision Event Timer Configuration
High Precision Timer
[Enabled]
¾ USB Configuration
1. Main ウィンドウのChipset「South Bridge」メニューを選択してください。
2. 「After G3 Status」の項目を「Power On」に変更してください。
3. <Esc>キーを押してMain ウィンドウに移動してください。
4. 「Save & Exit」で変更されたセットアップの内容を保存し、終了してください。
◆ブートデバイス設定
リカバリメディアからリカバリを行う場合は、以下を参照してブートデバイスの順序を変更してください。尚、リカバリを行った後は元の設定
に戻してください。
1. Main ウィンドウのBootメニューを選択してください。
2. 「Boot option Priorities」の項目を変更してください。
3. CD-ROMを最優先で起動するには、「Boot option #1」右の項目にカーソルを持って行き、「CDROM」に設定変更をしてください。(<Enter>キ
ーで選択、設定の確定となります。)
4. 希望の順番に設定したら、<Esc>キーを押してMain ウィンドウに移動してください。
5. 「Save & Exit」で変更されたセットアップの内容を保存し、終了してください。
16
SPF14MQ671
◆BIOS 上のソフトウェア RAID 設定
ソフトウェアRAIDを使用する際、以下の手順でRAIDボリューム(ミラーリング)※1の作成が可能です。※2
システムリカバリはRAIDボリューム作成後に行ってください。また、RAIDボリューム作成時にHDD内のデータは消去されますので、事前にバ
ックアップを行ってください。なお、本製品にOS:Windows 2000を搭載される際には、RAID機能をご使用いただけません。(RAID設定はし
ないでください。)
また、ソフトウェアRAIDは、ホットスワップに対応していません。
※1
RAID1、ミラーリング以外の設定はしないでください。
※2
ソフトウェアRAIDモデルの場合、RAIDボリュームは作成済みです。
◆Advanced
¾ PCI Subsystem Settings
¾ ACPI Settings
¾ Trusted Computing
¾ CPU Configuration
¾ SATA Configuration
¾ Intel IGD SWSCI OpRegion
¾ USB Configuration
¾ AMT Configuration
¾ Super IO Configuration
¾ H/W Monitor
¾ Serial Port Console Redirection
SATA Configuration
SATA Configuration
SATA Mode
Serial-ATA Controller 0
Serial-ATA Controller 1
[IDE Mode]
[Compatible]
[Enhanced]
SATA Port 1
Not Present
SATA Port 2
Not Present
SATA Port 3
Not Present
SATA Port 4
Not Present
SATA Port 5
Not Present
SATA Port 6
Not Present
「RAID Mode」に設定
1. Main ウィンドウのAdvanced「SATA Configuration」メニューを選択してください。
2. 「SATA Mode」の項目を「RAID Mode」に設定変更してください。(選択項目は「Disabled」「IDE Mode」,「AHCI Mode」,「RAID Mode」と
ありますが、AHCIModeはサポートしていません。)
3. <Esc>キーを押してMain ウィンドウに移動してください。
4. 「Save & Exit」で変更されたセットアップの内容を保存し、終了してください。
SPF14MQ671
17
5. 再起動後、しばらくすると以下の通り、RAIDステータス画面が表示されます。<Ctrl+I>キーによりRAID設定画面に入ってください。
RAIDステータス画面の表示は短い為、USBキーボードを接続してご使用ください。
Intel(R) Rapid Storage Technology - Option ROM -10.5.0.864
Copyright(C) 2003-11 Intel Corporation. All Rights Reserved.
RAID Volumes:
None defined.
Physical Disks:
Port Drive Model
Serial #
Size
Type/Status(Vol ID)
0
XXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXX
XXX.XGB
Non-RAID Disk
1
XXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXX
XXX.XGB
Non-RAID Disk
Press <CTRL+I> to enter Configration Utility…
6.
“1.Create RAID Volume”を選択してください。
[MAIN MENU]
1.Create RAID Volume
4.Recovery Volume Options
2.Delete RAID Volume
5.Acceleration Option
3.Reset Disks to Non-RAID
6.Exit
[DISK/VOLUME INFORMATION]
RAID Volumes:
None defined.
Physical Disks:
Port
Drive Model
Serial0
Size
Type/Status(Vol ID)
0
XXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXX
XXX.XGB
Non-RAIDDisk
1
XXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXX
XXX.XGB
Non-RAIDDisk
[↑↓]-Select
[ESC]-Exit
[ENTER]-Select Menu
7. ”RAID Level”を“RAID1(Mirror)”に設定してください。
[CREATE VOLUME MENU]
Name: Volume1
RAID Level: RAID1(Mirror)
Disks: Select Disks
Stripe Size: N/A
Capacity: XXX.X GB
Create Volume
[HELP]
Press ENTER to create the specified volume
[↑↓]-Select
[ESC]-Exit
[ENTER]-Select Menu
8. RAID ドライブの設定が完了したら、「Create Volume」の項目で<Enter>を押してください。
9. RAID ドライブを作成するかメッセージが表示されるので、<Y>を押してください。
10. Mainウィンドウの「RAID Volume」項目にRAIDドライブが作成されます。HDDの「Type/Status(Vol ID)」に「Member Disk」と表記されます。
11. Mainウィンドウで<↑↓>で「Exit」メニューを選択して<Enter>を選択してください。
12. 現在の設定を保存するか、メッセージが表示されるので、<Y>を押してRAID ユーティリティを終了してください。
注意
本操作にて、RAID設定された両HDDのデータは消去されます。必要なデータがある場合、事前にバックアップをとってください。
18
SPF14MQ671
◆RAIDボリュームの確認方法
PCを起動させてください。しばらくすると、RAIDステータス画面が表示されます。以下表示であればRAIDが正常に構成されています。
Intel(R) Rapid Storage Technology - Option ROM -10.5.0.864
Copyright(C) 2003-11 Intel Corporation. All Rights Reserved.
RAID Volumes:
ID
NAME
0
Volume0
Level
RAID1(Mirror)
Strip
Size
Status
Bootable
N/A
XXX.XGB
Normal
Yes
Physical Disks:
Port Drive Model
Serial#
Size
Type/Status(Vol ID)
0
XXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXX
XXX.XGB
Member Disk
1
XXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXX
XXX.XGB
Member Disk
Press <CTRL+I> to enter Configration Utility…
◆ソフトウェアRAIDのユーティリティ
ユーティリティに関しては、添付のドライバCD(RAIDフォルダ内)のIntel Rapid Storage Technology(iata_cd.exe)をインストール、またはIntelの
ホームページよりIntel Rapid Storage Technologyをダウンロードしてご使用ください。
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19
◆HDD交換時のRAIDセットアップ
故障等によりHDDを交換した場合はアレイを再構築頂く必要があります。
以下手順に従い再設定を行ってください。
1.HDDを交換します。
2.OSを起動させてください。
3.スタートメニューの全てのプログラムよりIntel Rapid Storage Technologyを起動してください。
4.以下表示が出ますので、”別のディスクに再構築”をクリックしてください。
20
SPF14MQ671
5.以下表示が出ますので、再構築するディスクを選択後、”再構築”をクリックしてください。
6.ボリュームの再構築が開始されます。
7.以下表示が出ましたらボリュームの再構築は完了です。
SPF14MQ671
21
◆ハードウェアRAIDのユーティリティ
ユーティリティに関しては、弊社ホームページより以下のソフトウェアをダウンロードしてご使用ください。
・IO-Lib :汎用入出力ドライバ
・TinyRAS :RASツール
・HWRAID :ハードウェアRAID監視ツール
ダウンロード先
http://www2.contec.co.jp/products/download.cgi?HTML=DTL&KATA=VPC-2000-16200B
ハードウェアRAID監視ツールである「HWRAID」を使用するためには、Windowsに上記「IO-Lib」,「TinyRAS」がインストールされている必要が
あります。
■IO-Lib
「LZF826IO_312R.EXE」から、汎用入出力ドライバをインストールすることができます。ただし、「LZF826IO_312R.EXE」を実行してファイル展
開を行ってから、展開先\APIPAC\Runtime\IOLIB\Disk1\setup.exeよりインストールを行ってください。インストールは、表示されるウィザー
ド画面に従い行ってください。
上記IO-Libインストール後、「スタートメニュー」→「すべてのプログラム」→「CONTEC API-PAC(W32」→「IO-LIB(W32)」→「IO-LIB Configuration」
より、セットアップを行ってください。
「IO-LIB Configuration」より「IO-LIB(W95/NT) Configuration」起動後、下記順に操作を行い、セットアップを完了してください。
②「はい」を選択
①「OK」を選択
22
③「OK」を選択
SPF14MQ671
■RAS ツール
「TinySetup.msi」から、RASツールをインストールすることができます。インストールは表示されるウィザード画面に従い行ってください。
※下記、GPIO , Hardware Monitor は使用できません。
■ハードウェア RAID 監視ツール
「hwRaid.msi」から、ハードウェアRAID監視ツールをインストールすることができます。インストールは表示されるウィザード画面に従い行っ
てください。ただし、本ユーティリティを使用するためには、Windowsに上記「IO-Lib」,「TinyRAS」がインストールされている必要がありま
す。
■機能仕様
機能
状態監視
監視間隔
状態通知
LED通知
状態記録
デフォルト動作
10分
※1
設定範囲
1 ~ 65535(秒)
なし
あり・なし
バルーン通知
なし
あり・なし
ダイアログ
なし
あり・なし
ログ
イベントログ
イベントログ・テキスト
※1 本製品は、LED通知機能は使用できません。
[制限事項]
9
ユーザがログオン状態で動作します。(Windows サービスとして動作しない)
9
状態遷移の発生から正常復帰までの時間が監視周期内であった場合、状態検出は行えません。
9
イベントログへのログ出力は、イベントログサービスが起動している必要があります。
9
インストール時指定したパスが異なる場合、イベントログへのメッセージが正常に出力されません。
■監視ツールの起動
hwRaid.exeを実行してください。オプションは、コマンドプロンプト又はhwRaid.exeへのショートカットでオプション文字列を指定することが
できます。
※
コマンドオプションについてはコマンドオプションの項目を参照してください。
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23
■監視ツールの終了
終了する場合は、タスクトレイアイコンを右クリックします。メニューの「終了」を選択してください。
■状態表示
「状態表示」を選択すると以下のダイアログが起動します。
(コマンドオプションの/status,/dialogで表示される画面と同様です)
MODEL、SERIAL、FIRMの
各項目は、状態が”正常”
の場合にのみ、表示されます。
リビルドの進捗具合(%)を示す
プログレスバー表示
■バージョン表示
監視ツールのバージョン情報と、ツールの起動オプションを確認できます。
■自動起動方法
Windows 2000 , Windows XP Pro, Windows 7 Pro でご使用の場合は、以下のフォルダに hwRaid.exe へのショートカットを作成してください。
9
Windows 2000 , Windows XP Pro
[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[スタートアップ]
24
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9
Windows 7 Pro
ユーザアクセス制御(UAC)機能により、ツール起動確認の画面が表示される場合があります。
hwRaid.exeをタスクスケジューラに登録すると、確認画面を表示することなく、ツールを起動することができます。
[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[タスクスケジューラ]
“タスクスケジューラライブラリ”を右クリック→タスクの作成を選択します。
全般タブでタスクの名前を入力し、”最上位の特権で実行する”にチェックを入れてください。
トリガータブで”新規”を選択し、タスクの開始を”スタートアップ時”、遅延時間を 30 秒に設定します。
SPF14MQ671
25
操作タブで”新規”を選択し、操作を”プログラムの開始”、プログラム/スクリプトにインストール先の hwRaid.exe を指定してください。
起動時のオプションは[引数の追加]に入力してください。
最後に設定タブで”タスクを停止するまでの時間”のチェックを外し、OK ボタンでタスクの作成を終了します。
■コマンドオプション
以下のコマンドオプションで動作を変更することができます。
オプション
/status
/logtext={ファイルパス}
/interval={数字[秒]}
/drivenum={数字}
/balloon
/led
/dialog
※1 本製品においては、/led
動作内容
タスクトレイに常駐せず、状態確認用のダイアログのみ表示します。
このダイアログは、タスクトレイアイコンから表示できるものと同じです。
タスクトレイに常駐を行わない場合、各種イベント出力は行われません。
ログ出力先を指定したファイルに変更します。
このオプションが指定されたときは、イベントログへの出力は行われません。
イベントログサービスを起動できない環境下で実行する場合に指定してください。
RAID状態の監視間隔を指定秒に変更します。(デフォルト:10分間隔)
(入力範囲)1~65535秒
RAIDボードのドライブ番号(0~)を指定します。
指定が無い場合はドライブ番号0として動作します。
ドライブ番号はWindowsの「ディスクの管理」で確認することができます。
異常検出時、タスクトレイアイコンのバルーン表示を有効にします。
異常検出時、LED出力を有効にします。 ※1
異常検出時、ダイアログの自動ポップアップを有効にします。
コマンドは使用できません。
実行例:(□はスペースを意味する)
hwRaid.exe□/interval=10□/balloon□/led□/logtext=C:\Windows\Temp\raid.log
[/status オプションに関する注意]
このオプションを指定して、状態表示ダイアログが起動した場合、以下の制約があります。
9
タスクトレイアイコン:表示しない(プログラムが常駐しません。)
9
状態通知機能:無効
9
ログ機能:無効
9
監視周期:10 秒固定
26
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[/drivenum={数字} オプションに関する注意]
下図のエラーダイアログは、Windows の「ディスクの管理」より、ミラーカードがドライブ番号 0 でないときに表示されます。
<エラーダイアログ>
<ドライブ番号>
ドライブ番号
この場合は、下記手順によりミラーカードのドライブ番号を指定してください。
1. C:\Program Files\CONTEC\HWRAID\hwRaid.exe のショートカットを作成します。
2. 上記 1 で作成した hwRaid.exe のショートカットのプロパティを開きます。
3. 上記 2 で開いたプロパティのリンク先に”/drivenum={数字}”を指定します。
"C:¥Program Files¥CONTEC¥HWRAID¥hwRaid.exe"□/drivenum={数字}
※□はスペースを表しています。
※{数字}には、ミラーカードのドライブ番号を指定してください。
4. ドライブ番号を指定したら、「適用」→「OK」の順で選択して、プロパティを閉じてください。
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27
■ログ機能
[イベントログ]
ログはイベントビューアのアプリケーションへ出力します。
区分
状態
警告
エラー
情報
9
ドライブ1リードエラー
9
ドライブ2リードエラー
9
ドライブ1故障
9
ドライブ2故障
9
ドライブ 1,2故障
9
未知のエラー
9
復帰
9
ドライブ1リビルド中
9
ドライブ 2 リビルド中
9
修復中
9
ツールが起動したとき
[テキストログ]
テキストログ機能は、/logtextオプションで有効な出力ファイルが指定されたときにのみ有効です。指定されたファイルに追記します。出力先
ファイルを切り替えたり、ログ件数の上限を設定したりする機能はありません。
区切り文字は“カンマ”(固定)です。以下の形式で指定ファイルへログを出力します。
タイムスタンプ, 区分, ログ内容
9
タイムスタンプ yyyy/mm/dd(年/月/日)□HH:MM:SS(時:分:秒)
※ 年月日と時分秒の間には半角スペース「□」が含まれます。
9
INFO、WARN、ERR のいずれか。
区分
※ テキストログ機能は、OS言語環境にかかわらず英文で出力します。
(出力例)
2009/01/29 01:23:45, INFO, Start RAID Monitoring.
[注意事項]
イベントログ、及び、テキストログ出力時にエラーダイアログが表示されることがあります。
上図エラーダイアログが表示された場合は、ログ出力に沿った確認を行ってください。
・イベントログ出力
イベントログのアプリケーションのプロパティより、ログ設定の確認を行ってください。
・テキストログ出力
ログの出力先の確認を行ってください。
28
SPF14MQ671
■API ライブラリ仕様
GetRaidStatus,GetRaidProgress関数を使用して、ハードウェアRAIDの動作状態を取得することができます。
ライブラリファイルは、ツールインストール時にツールと同じ格納場所にインストールされます。
●GetRaidStatus
WORD GetRaidStatus( int Port, int *iError);
機能
ハードウェアRAIDの動作状態を取得する関数です。
引数
第1引数 Port
RAIDを構成しているディスク番号(0~)を指定してください。
この番号はWindowsの「ディスクの管理(diskmgmt.msc)」で確認することができます。
第2引数 *iError
実行時のエラーを格納するint変数のポインタを指定してください。
関数の実行結果を取得する必要がない場合は、NULLポインタを指定してください。
戻り値
解説
備考
以下のいずれかの固定値が格納されています。
9
RAIDLIB_ERROR_SUCESS
関数の実行が成功しました。
9
RAIDLIB_ERROR_OPEN
デバイスをオープンできません。
9
RAIDLIB_ERROR_READ
データを読み出せません。
9
RAIDLIB_ERROR_CLOSE
デバイスをクローズできません。
以下のいずれかの固定値を返します。
9
RAIDSTS_INACCESSIBLE
状態を取得できません。iError を参照してください。
9
RAIDSTS_NORMAL
RAID 状態は正常です。
9
RAIDSTS_DRIVE1_BROKEN
ドライブ 1 に障害が発生しています。
9
RAIDSTS_DRIVE2_BROKEN
ドライブ 2 に障害が発生しています。
9
RAIDSTS_BROKEN
ドライブ 1,2 に障害が発生しています。
9
RAIDSTS_DRIVE1_REBUILD
ドライブ 1 はリビルド中です。
9
RAIDSTS_DRIVE2_REBUILD
ドライブ 2 はリビルド中です。
9
RAIDSTS_DRIVE1_ERROR
ドライブ 1 のリビルドに失敗しました。
9
RAIDSTS_DRIVE2_ERROR
ドライブ 2 のリビルドに失敗しました。
9
RAIDSTS_VERIFY_CHECK
修復中。
RAIDSTS_DRIVE(x)_ERROR
リビルドで、元となるドライブのデータを読み込めなかったことを示します。(リードエラー)
検出した場合は、修復を行ってください。
RAIDSTS_BROKEN
修復できなかったことを示します。
必要なヘッダファイル:RaidLib.h
静的リンクライブラリ:RaidLib.lib
動的リンクライブラリ:RaidLib.dll、smart.dll
int GetRaidProgress ( int Port, int *iError)
機能
リビルドの進捗状況を取得する関数です。
引数
第1引数 Port
RAIDを構成しているディスク番号(0~)を指定してください。
この番号はWindowsの「ディスクの管理(diskmgmt.msc)」で確認することができます。
第2引数 *iError
実行時のエラーを格納するint変数のポインタを指定してください。
関数の実行結果を取得する必要がない場合は、NULLポインタを指定してください。
戻り値
解説
備考
SPF14MQ671
以下のいずれかの固定値が格納されています。
9
RAIDLIB_ERROR_SUCESS
関数の実行が成功した
9
RAIDLIB_ERROR_OPEN
デバイスをオープンできません。
9
RAIDLIB_ERROR_READ
データを読み出せません。
9
RAIDLIB_ERROR_CLOSE
デバイスをクローズできません。
-1のときエラー:進捗状態取得できませんでした。iErrorを参照してください。
0以上のとき:リビルドの進捗状況%(パーセント)を示しています。
RaidGetStatus関数で、RAIDSTS_DRIVE(x)_REBUILD又はRAIDSTS_DRIVE(x)_VERIFY_CHECKを取得したと
き、この関数を実行してリビルドの進捗状況を取得することができます。
必要なヘッダファイル:RaidLib.h
静的リンクライブラリ:RaidLib.lib
動的リンクライブラリ:RaidLib.dll、smart.dll
29
◆ハードウェアRAID
ここでは、ハードウェアミラーリング(RAID1)セットアップについて記載しています。当社では、ミラーリングに関してのみサポートしていま
す。その他のRAID (RAID0,RAID5,RAID10)に関しての操作については、サポートしていません。サポート外の機能に関しては、保証の対象外と
なりますので、ご注意ください。またハードウェアRAIDは、ホットスワップに対応しています。
■機能仕様
本マニュアル 仕様・特徴の項目に記載していますので、そちらをご参照ください。
■スイッチ・コネクタの位置と設定
トップカバー、ライザーカード固定金具、ミラーカード固定金具を取り外すと、下図のようにスイッチおよびコネクタ類が並んでいます。
<スイッチ一覧>
名称
機能
S1
DIPスイッチ設定
S2/S3/S4/S5/S6
S2/S3/S4/S5/S6スイッチ設定
※1 出荷時設定のままご使用ください。
<コネクタ一覧>
名称
機能
CN1
Serial ATA コネクタ (HDD1)
CN2
Serial ATA コネクタ (HDD2)
※2 使用しないでください。
参照頁
-
出荷時設定
1~8 全てOFF
上図基準に右
名称
CN3
CN4/CN5/CN6
参照頁
下記スイッチ設定
下記スイッチ設定
機能
Serial ATA コネクタ
※2
備考
通常状態
※1
参照頁
-
■スイッチ設定
●DIP スイッチ : S1
S1
機能
ON
通常状態 (出荷時設定)
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
設定1
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
設定2
1 2 3 4 5 6 7 8
注意
DIPスイッチの設定を行う際は、必ず電源OFFの状態で行ってください。また、上記以外の設定を行わないでください。
●S2/S3/S4/S5/S6 スイッチ設定 : S2,S3,S4,S5,S6
S2/S3/S4/S5/S6
機能
OFF
ON
通常状態 (出荷時設
定)
注意
弊社出荷時設定のまま、ご使用ください。
30
SPF14MQ671
■内部 LED ステータス
<ミラーカード>
<筐体実装時>
Power LED
Access LED
Drive 2
Drive 1
<LEDステータス>
動作
Power LED※1
ブート・アップ
Access LED
緑点灯
Drive LED
緑点灯
正常動作
緑点灯※2
故障
オレンジ点灯
リビルド
緑点灯
緑点灯※2
コピー元:緑点灯
コピー元:オレンジ点滅
コピーエラー
システム停止
コピー先:オレンジ点滅
緑点灯※2
HDD2台とも停止
オレンジ点滅
消灯
ミラーリング構成不適合
オレンジ点滅
緑点灯
※1 電源OFF時は消灯
※2 アクセス時に点灯
注意
ハードウェアRAID監視ツールにより、LEDの状態と同等の状態を確認することが出来ます。
SPF14MQ671
31
◆ハードウェアRAID セットアップ
ミラーカードの内部LEDまたはユーティリティを使用することにより、ミラーリング構成にある既存のHDDの情報や状態を監視することができま
す。ミラーカードの内部LEDのステータスに関しては、上記の内部LEDステータスを参照してください。ユーティリティに関しては、上記のハー
ドウェアRAID監視ツールを参照ください。
■運用フロー
ハードウェアRAID運用時には、下記の状態が存在し、いずれかの状態にあります。
修復成功
リビルド終了
交換
交換
※4
※3
ドライブ検出
リカバリ
ホットスワップ
正常
コールドスワップ
異常検出
異常検出
異常検出
システム停止
故障
故障
※2
リビルド
コールドスワップ
※1
修復失敗
修復失敗
異常
リビルド終了
※1 ドライブ2台のうち、1台のみ故障
※2 ドライブ2台両方とも故障
※3 ドライブ2台のうち、1台のみ交換
※4 ドライブ2台両方とも交換
状態
説明
ドライブ2台共に正常、システムは通常動作です。
正常
読み込みは片方から行い、両方のドライブに同一のデータを書き込みます。
ドライブ1台が故障、システムは動作可能です。
故障
ドライブ2台が故障、システムは停止します。
交換
故障ドライブと良品ドライブを交換します。
ドライブ1台をリビルド中、システムは動作可能です。
リビルド中に再起動した場合は、最後に完了したブロックから再開します。
ドライブの交換は以下の2つのモードがあります。
ホットスワップ
リビルド
RAIDボード稼動中(電源ON)にドライブの交換を行います。交換したドライブが交換前と同一であってもリビルドを開始
します。
コールドスワップ
RAIDボード停止中(電源OFF)にドライブの交換を行います。新たなドライブが挿入されていない場合、リビルドは行い
ません。
リビルド中に、コピー元で読み込みエラーが発生した状態です。
異常
コピー先には読み込みエラーが発生するデータを書き込みます。
32
SPF14MQ671
■エラー発生時
ミラーリング構成のHDDにエラーが発生した場合は、ユーティリティ、もしくは、ミラーカードLEDでHDDの状態を確認することができます。エ
ラーの状態により、HDD交換などを任意で行なってください。
正常時
故障時
ユーティリティ
※ミラーリング構成のHDDを1つ(Drive2)未接続
ハードウェアRAID時は、それぞれのインターフェイスが下図ドライブベイに実装され、ユーティリティおよびミラーカードのDrive1,Drive2に
対応しています。
HDD (Drive1)
HDD (Drive2)
光学ドライブ
HDD (Drive1)
※リムーバブル実装時のみ
HDD (Drive2)
※リムーバブル実装のみ
ミラーカード
注意
HDDの取り付け,ミラーカードのケーブル配線時には、上下逆にならないよう注意してください。
■HDD 交換時の RAID セットアップ
ミラーリング構成のHDDを交換する際のセットアップに関して記載します。交換するHDDの台数に沿ってセットアップを行なってください。
注意
交換するHDDは同型式,同容量のHDDを用意してください。
●交換 HDD が 1 台の場合
良品HDDを1台用意して、故障したHDDと交換します。HDD交換後、自動的にリビルドが開始されます。下表はDrive2に接続したHDDを交換したと
きのもので、Drive1に接続したHDDを交換した場合は、ユーティリティのDrive1とDrive2の状態が逆になります。
リビルド中
リビルド後
ユーティリティ
※Drive2に接続のHDDを交換
注意
交換するHDDを確認後、交換を実施してください。片方のHDDが故障の状態で正常なHDDを取り外すと、システムは停止してシステムが破損す
る恐れがあります。
自動的にリビルドが開始されない場合は、トラブルシューティングを参照ください。また、リビルドが正常に終了しない場合も、トラブルシュ
ーティングを参照ください。
SPF14MQ671
33
●交換 HDD が 2 台の場合
良品HDDを2台用意して、既存HDD2台と交換後、リカバリを行なってください。リカバリに関しては、OSリカバリ設定を参照ください。
注意
セットアップ後、弊社出荷時の状態となり、ご用意頂いた良品HDD内のデータは消去されます。
■ホットスワップ
本ミラーカードでは、ホットスワップが可能であり、OSが起動している状態で、HDDの交換が可能です。片方のHDDが故障した際には、この機能
は有効ですが、両方のHDDが壊れた状態では、この機能は使用することができません。
注意
本機能は、本製品にリムーバブルが実装されているときのみ、使用することができます。
ホットスワップ機能を使用してHDDを交換する際は、取り外すHDDを確認してから行ってください。
電源ONで片方のHDDが故障した状態で、正常なHDDを取り外すと、システムが破損する恐れがあります。
2台のHDDが正常な状態において、1台のHDDを取り外すことは推奨しません。
◆OSリカバリ設定
ここでは、ミラーカードを接続した状態でのOSリカバリに関しての注意事項を記載します。
通常、リカバリを行う際は、ミラーカードにHDD2台を接続した後、リカバリメディアにてリカバリを行います。
ミラーカードに接続したHDD2台とも、ミラーカードが正常であると認識している場合は、そのままリカバリメディアよりリカバリを行ってくだ
さい。
しかし、他のRAIDシステムで使用していた等のHDD2台でミラーリング構成にする場合、ミラーリング構成の情報より、ミラーカードが正常と認
識しない場合があります。この場合、ミラーカードのDIPスイッチを操作する必要があります。下記手順に沿ってリカバリを行ってください。
1. 電源OFFの状態で、ミラーカードのDIPスイッチを設定1にします。
※DIPスイッチの設定は、スイッチ設定 DIPスイッチ:S1を参照ください。
2. ミラーカードを取り付け後、電源をONして、ミラーカードLEDでAccess LED がオレンジ点滅になっていることを確認します。
※ミラーカードのAccess LEDの位置および状態は、内部LEDステータスを参照ください。
3. 電源をOFFにし、ミラーカードのDIPスイッチを通常状態にします。
※ミラーカードのDIPスイッチ設定方法は上記手順の1と同様に行います。
4. ミラーカード取り付け後、電源をONにし、リカバリを行います。
※リカバリ方法に関しては、リカバリメディア添付資料”Windowsセットアップ手順書”を参照ください。
◆FAQ・トラブルシューティング
ここでは、ミラーカードに関係するFAQおよびトラブルシューティングを記載しています。お困りの際には、該当する項目を参照ください。
■FAQ
●HDD間のデータのコピー方向がわからない
・ホットプラグにて故障HDDを交換した場合、既存HDDから交換HDDへデータコピーされます。
・コールドプラグにて故障HDDを交換した場合、既存HDDから交換HDDへデータコピーされます。
●ミラーカードに接続しているHDD同士を交換した
・HDD2台とも正常な場合は、データのコピーは行われません。
・片方のHDDが故障している場合は、HDD間のコピーは行われません。
●バックアップHDDより、既存HDDでミラーリング構成を行いたい
既存のミラーリング構成で使用しているHDD2台とは別で、バックアップとしてHDDが存在し、このバックアップHDDよりミラーリング構成を行い
たい場合、下記手順に沿って操作してください。
<手順>
1. PCの電源をOFFにします。
2. 既存のHDD2台共、ミラーカードから取り外します。
3. バックアップHDDのみ、ミラーカードに取り付けます。
4. PCの電源をONにします。
5. その後、ミラーカードの空きドライブにミラーリング構成にするHDDを接続して、リビルドを行います。
6. リビルドが正常に完了後、接続されているHDD2台がミラーリング構成となります。
34
SPF14MQ671
■トラブルシューティング
●OSが起動しない
・S1(DIPスイッチ)の1~8が全てOFFになっているかどうか確認してください。
OFFになっていない場合、全てOFFに設定した後、再度電源をONしてください。
・ケーブル関係が正常に接続されているか確認してください。
・ミラーカード上にあるLEDを確認してください。
LEDのステータスが正常の場合は、OS等のシステム側に問題がある可能性があります。
※LEDの位置、及び、ステータスに関しては、内部LEDステータスを参照ください。
●HDD交換時リビルドが開始されない
・交換したHDDが良品であることを確認してください。
・交換したHDDの容量を確認してください。
交換したHDDの容量が、既存のHDDの容量より小さいとリビルドできません。
また、容量が同一であっても、メーカ,型式が異なる場合、各々の仕様からリビルドできない場合があります。そのため、交換するHDDは既存
HDDと同一メーカ,型式のHDDを用意してください。
・交換したHDDを他のRAIDシステムで使用していた場合、ミラーカードとの組み合わせにより、構成情報が三者三様になることがあります。
その場合は下記手順に沿って、操作を行ってください。
<手順>
1. 電源OFFの状態で、ミラーカードのDIPスイッチを設定1にします。
※DIPスイッチの設定はスイッチ設定 DIPスイッチ:S1を参照ください。
2. ミラーカードを取り付け後、交換していないHDDのみミラーカードに接続して、電源をONします。
3. ミラーカードLEDでAccess LED がオレンジ点滅になっていることを確認します。
※ミラーカードLEDの状態は、内部LEDステータスを参照ください。
4. 電源をOFFにし、ミラーカードのDIPスイッチを通常状態にします。
※ミラーカードのDIPスイッチ設定方法は上記手順の1と同様に行います。
5. ミラーカード取り付け後、電源をONにします。
6. ミラーカードの空きドライブに交換した良品HDDを接続すると、リビルドが開始されます。
●両方のHDDが壊れた
・良品HDDを2台用意して、リカバリを行ってください。
●リビルドが失敗 (リードエラー)
リビルド終了後、下表の状態になることがあります。これは、リビルド中に、コピー元よりデータの読み込みに失敗した状態です。この状態の
修復方法を下記に記載しているので、手順に沿って修復を行ってください。
ユーティリティ
リビルド失敗
注意
本修復操作は、セクタエラーを修復する操作であり、データの復旧を行なうわけではありません。損失したデータによっては、システムが不
安定になる恐れがありますので、リカバリは任意で行なってください。
<修復手順>
1. 電源OFFの状態で、ミラーカードのDIPスイッチを設定1にします。
※DIPスイッチの設定は、スイッチ設定 DIPスイッチ:S1を参照ください。
2. ミラーカードを取り付け後、交換していないHDDのみミラーカードに接続して、電源をONします。
3. 下記の状態であることを確認してください。
画面
ミラーカード
DIPスイッチ
設定1
※本章 内部LEDステータス 参照
※メッセージ:「DISK BOOT FAILURE, INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER」
※DIPスイッチ 設定1のときは、Windowsを起動することは出来ません。そのため、ユーティリティによる確認は行えません。
SPF14MQ671
35
4. 電源をOFFにし、ミラーカードのDIPスイッチを設定2にします。
※ミラーカードのDIPスイッチ設定方法は、上記手順の1と同様に行います。
5. ミラーカードを取り付け後、PCの電源をONして、Windowsを起動します。
6. Windowsが起動後、下記の状態であることを確認してください。
DIPスイッチ設定2
実行中
DIPスイッチ設定2
完了
ユーティリティ
7. 本手順の6が完了後、エラーがなければ、修復は完了です。
※エラーが発生した場合は、修復は失敗となります。次項目の修復に失敗を参照ください。
●修復に失敗
前項目にあるリビルド失敗の修復に失敗した場合は、下表の状態になります。それぞれの状態に合わせて、手順に沿った操作を行ってください。
HDD1台
HDD2台
ユーティリティ
※修復の失敗は、ミラーカードLEDからは確認できません。ユーティリティでのみ確認できます。
[HDD1台の場合]
ミラーリング構成にあるHDD1台に修復できない不良セクタがある状態です。対象となるHDDを新規HDDと交換してください。HDD交換後、リカバ
リを行なってください。ドライブの交換に関しては、本章 HDD交換時のRAIDセットアップを参照ください。
[HDD2台の場合]
ミラーリング構成にあるドライブ2台の同一セクタに不良セクタが存在する場合です。下記手順に沿って操作を行ってください。
<修復手順>
1. ミラーリング構成にあるHDD2台の内、どちらか1台のHDDを良品HDDと交換します。
※ドライブの交換に関しては、HDD交換時のRAIDセットアップを参照ください。
2. HDD交換後、リビルドが開始されます。
3. リビルドが完了後、コピー元よりデータの読み込みに失敗した状態となるので、前項目リビルドが失敗の修復手順1~6と同様の操作を行い
ます。
4. 本手順の3が完了後、エラーが発生しなければ、修復完了です。
※交換していないHDDにてエラーが発生した場合は、修復は失敗となります。そちらのHDDも良品HDDと交換してください。
良品HDDと交換後、エラーの発生がなく、リビルドが完了すれば、修復は完了です。ただし、エラーが発生した場合は、前項目リビルド
が失敗を参照ください。
36
SPF14MQ671
◆仕様・特徴
<基本仕様>
システム仕様
*4
シリアル(RS-232C)
SPF14MQ671
・Intel®Core i7-2600 (8M Cache, 3.40 GHz)
・Intel®Core i5-2400 (6M Cache, 3.10 GHz)
・Intel®Celeron G540 (2M Cache, 2.50 GHz)
ECC-00725-01-GP Cooler master
Intel® Q67
240ピンDDR3(1333MHz)×4 16GBMAX
・2GB (2GBx1) ・4GB (2GBx2) ・8GB (2GBx4)
・4GB (4GBx1) ・8GB (4GBx2) ・16GB (4GBx4)
CPUに内蔵
AMI BIOS
・HDDなし
・250GB (SATA)×1/×2
・250GB (SATA ハードウェア ミラーリング)※7
・250GB (SATA ソフトウェア ミラーリング)
・2TB (SATA)×1/×2
・2TB (SATA ハードウェア ミラーリング)※7
・2TB (SATA ソフトウェア ミラーリング)
・光学ドライブなし
・DVDマルチドライブ (ライティングソフト 無)
D-SUB 15×1 (アナログRGB)
HDMI×1
Realtek ALC892
(マイク入力、ライン入力、ライン出力)
背面:COM1、COM2 内部:COM3~COM6
LANポート
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T RJ45×2
CPU※1
※4
CPU FAN
チップセット
メモリ※1
※3
※4
表示機能※4
BIOS
HDD※1
※4 ※5 ※6
光学ドライブ※1
※4 ※5
ディスプレイ
オーディオ
USB2.0 前面×2、後面×4
(オプション選択により最大4追加可・ただし拡張2スロットを専有する)
PS/2コネクタ
キーボード×1、マウス×1
RTC
RTC精度(25℃) : ±3分/月
使用可能拡張スロット※2
1 PCI-E×16, 6 PCI
・Microsoft® Windows XP Professional (32bit) /SP3 日本語版
・Microsoft® Windows XP Professional (32bit) /SP3 Multi Language版(日本語、英語、中国語(簡体字)、
韓国語)
OS※1 ※4
・Microsoft® Windows 7 Professional (32bit) /SP1 日本語版
・Microsoft® Windows 7 Ultimate (32bit) /SP1 (日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語)
・Microsoft® Windows 7 Professional (64bit) /SP1 日本語版
・Microsoft® Windows 7 Ultimate (64bit) /SP1 (日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語)
※1 お客様が選択したオプションを実装します。
※2 最大拡張可能スロット数です。拡張可能スロット数は拡張ボード・ブラケット等の使用により異なります。
※3 最大容量は、32ビットOSの場合、OSによる制限があります。
※4 弊社出荷時の構成をもって保証範囲とします。
※5 HDDや光学ドライブは振動や衝撃への耐性が高くありません。ご使用の環境によってはメモリ系のデバイスをご検討ください。
※6 お客様にてHDDを増設される場合は、HDDの動作保証温度にご注意ください。
※7 ハードウェアRAIDの制御基板により、3.5インチベイを1つ専有します。
USBコネクタ※1
※4
注意
メモリ、ハードディスク、光学ドライブ等に関しましては、弊社標準製品と同等の供給保証が難しい為、機器機能を確認のうえで、互換相当
品での対応と致します。
SPF14MQ671
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<一般仕様>
項
目
電源仕様
動作環境
使用周囲温度(保存時)
使用周囲湿度(保存時)
腐食性ガス等
耐ノイズ性
静電耐久
耐電圧
接地
外形寸法
重量
一般仕様
定格電圧 AC100-240V ワールドワイド入力方式
定格周波数 50Hz/60Hz、
許容瞬時停電時間 20ms以内
電源容量 最大370W(ピーク)
国内製
5~40℃ (0~60℃)
20~80%RH (20~80%RH) ただし、結露しないこと
ないこと
ACライン/2kV、信号ライン/1kV(IEC1000-4-4 Level3)
接触/4kV (IEC1000-4-2 Level2) 気中/8kV(IEC1000-4-2 Level3)
AC1.5kV (1分間)
D種接地
430mm(W)×445mm(D)×177mm(H) 突起物は含まない
17kg (HDD×1,光学ドライブ×1を搭載した場合の概算重量)
※ 仕様・デザインについては予告無く変更することあります。
注意
本体のノイズ対策として、FG端子への接地を太く短いケーブル(推奨:太さ1mm以上、長さ200mm程度)で行ってください。
ノイズの影響が強い環境では、USBポートご使用の機器が正常に動作しない恐れがあります。
<オプション ミラーカード仕様>
項
目
接続ドライブ数
RAIDレベル
ストレージ容量
キャッシュメモリサイズ
ホストインターフェイス
ドライブインターフェイス
電源電圧範囲
消費電流
外形寸法
質量
38
仕
様
2
1
最大2TB
1MB
S-ATA インターフェイス
最大データ転送レート:3Gbps
S-ATA インターフェイス
最大データ転送レート:3Gbps
4.75VDC~5.25VDC
1.0A
96mm(L) × 98.2mm(W)
0.42kg (max.)
SPF14MQ671
SPF14MQ671
ユーザーズマニュアル
SPF14MQ671 J_MANUAL
発行
株式会社コンテック
日本語
英語
中国語
大阪市西淀川区姫里3-9-31
http://www.contec.co.jp/
http://www.contec.com/
http://www.contec.com.cn/
2012年10月作成
〒555-0025
本製品および本書は著作権法によって保護されていますので無断で複写、複製、転載、改変することは禁じられています。
[10252012]
分類番号 NA02121
コード番号 LYPJ051
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