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6.4 マルチエージェント強化学習

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6.4 マルチエージェント強化学習
6.4 マルチエージェント強化学習
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7.人工生命
Tierra
形態の進化
人工生命
„
Artificial Life (ALife)
„
„
„
„
1987 第1回人工生命国際会議(ロスアラモス)
C. G. Langton
人工生命は、自然な生命系の特徴を有する人工システ
ムに関する研究であり、生命のような行動を、計算機上
などで合成しようとする中で、従来の分析を中心とした生
命科学を補完する。対象を、炭素ベースの生命から拡大
することによって、人工生命の研究は「我々の知っている
生命(life-as-we-know-it)」から「生命のあり得る姿(lifeas-it-could-be)」へと広がってゆく。
http://www2.create.human.nagoyau.ac.jp/~ari/stuff/alifesoft.html
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人工生命の特徴(Langton)
„
„
„
„
„
単純なプログラム(構成要素)の集合からなる
他の構成要素すべてに指示を出す構成要素は存
在しない
各々の要素は、その置かれた局所的環境でどのよ
うに反応するかの定義を持っている
システム全体の挙動を決定するルールは保持して
いない
よって、いかなる全体的な挙動も創発的
(emergent)なものである
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創発(emergence)
自律的に振る舞う個体(要素)間の局所的な相
互作用が大域的な秩序を発現し,一方こうし
てできる大域的な秩序が個体の振る舞いを
拘束する双方向の動的過程により,新しい機
能や形質,行動などが誘発されること.
進化,発生,形態形成などの生命現象
„ 動物の適応的行動,集団としての協調行動
„ 非平衡解放系での相転移,分岐現象
„ 社会・経済システムにおける構造改革
„
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国際会議
„
„
„
ALife: Aritificial Life, 89~
ECAL: European Conference on Artificial
Life, 92~
SAB: International Conference on
Simulation of Adaptive Behavior, (From
Animals to Animats), 91~
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人工生命の対象
„
„
„
„
„
進化(遺伝的アルゴリズムなど)
学習(ニューラルネット、強化学習など)
知覚ー運動系(自律ロボット)
集団行動(蟻の行列、ロボット群の協調)
社会システム、芸術、などなど
„
„
魅力的なトピックス・キーワード群
理学? 工学?
„
学問としての成立哲学的な課題
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7.1 Tierra
„
計算機上の人工生命
„
„
„
„
エネルギー → CPU time
マテリアル → memory
自己複製 → プログラムのコピー
Tomas Ray, 1991
„
„
„
MIMD(仮想)並列計算機上で実現
32種(5ビット)命令体系
ジャンプアドレスはテンプレート照合
„
„
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jmp nop-0 nop-0 nop-1は nop-1 nop-1 nop-0に照合
この工夫が後々に本質的に効いてくる
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„
Memory Allocation
„
各個体はRAM上にmemoryを必要とする
„
„
„
Time Sharing
„
„
生物のサイズ(プログラム長)に対して一定の割合
Mortality
„
„
他の個体によって書き換えられることは無い
他の個体によって実行されることはありうる
環境(RAM)が一杯になったら一定の割合で間引く。
Mutation
„
Bitの反転
„
„
„
(1)環境全体に一定の割合で(宇宙線)
(2)複製時に一定の割合で
コードの実行ミス。数の揺らぎ。メモリを多めに、など。
Ancestor
„
祖先
„
„
„
すべての祖先
複製のみの機能
ハンドコーディング
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仮想機械
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Ancestor
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最小replicator
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寄生
自分自身は
非常にコンパクト
他の個体の
複製ルーチン
を借用
ウイルスのような寄生
parasite
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„
Parasite耐性の獲得
„
„
耐性への対抗
„
„
コピー手続きのテンプレート(番地)変更
テンプレート発見。変更/発見の繰り返し
Hyperparasite
„
コピー手続きに自分のコードの絶対番地
„
„
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parasiteがコピー手続きを無断借用しようとすると、逆
に宿主がコピーされる
parasiteのCPU timeを使って宿主が増殖
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Tierraのまとめ
„
強い人工生命
„
„
進化エンジンとしてのGA
„
„
„
„
„
life-as-it-could-be
仮想並列計算機のコード
短いコードほど高い適応度
突然変異中心
host-parasite共進化
ネットワークTierra
„
進化の場をネットワーク上に
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7.2 形態と行動の共進化
„
Karl Sims 96
„
2つの生物がcubeを奪い合う
„
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適応度=相手とCubeの距離-自分とCubeの距離
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対戦形式
d、gが面白い結果
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形態
„
遺伝子型
„
„
„
有向グラフ
循環OK
ノード=部品
„
„
関節なら自由度
表現型
„
生物の形態
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行動
„
Sensor
„
„
Neurons
„
„
関節角度、接触、フォトセンサ
ニューラル
ネット
Effectors
„
関節の制御
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進化
„
mutation
„
„
„
„
mating
„
„
„
ノードのパラメータの変化/ノードの追加
接続パラメータの変化/接続の追加・削除
接続の無い要素のごみ集め
交叉、グラフの組合せ
接木
世代交代
„
集団サイズ300、生き残り1/5
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Simsの以前の仕事
形態と行動の進化
最適化として
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形態と行動の進化のまとめ
„
形態
„
„
行動
„
„
有向グラフ表現
センサー、ニューラルネット、アクチュエータ
共進化
„
対戦により適応度を計算
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まとめ
„
強化学習
„
„
„
„
マルチエージェントシステム
„
„
強化学習の枠組み
マルコフ決定過程と環境同定型学習
非マルコフ環境と経験強化型学習
強化学習エージェントによる協調の創発
人工生命
„
„
プログラムの進化(T. Ray: Tierra)
形態と動作の進化(C. Sims)
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