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米国のバイオ医薬品の開発・製造受託会社の 全株式取得

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米国のバイオ医薬品の開発・製造受託会社の 全株式取得
米国のバイオ医薬品の開発・製造受託会社の
全株式取得について
2013年3月6日
味の素株式会社
代表取締役社長
伊藤 雅俊
味の素グループビジョン: 「グローバル健康貢献企業グループ」
低資源発酵
動植水産物栄養
アミノ酸
食機能素材
機能性調味料
先端医療素材
アミノインデックス®
21世紀の人類社会の課題解決
地球持続性
食資源
健康な生活
環境、資源の循環
非可食原料の活用
栄養・医療領域での貢献
高齢化への対応
2
R&Dのリーダーシップ
21世紀の人類社会の課題解決に貢献
~地球持続性・食資源・健康な生活~
ホワイトバイオ関連
食糧と競合しない原料を使う発酵技術
R&Dの
リーダーシップ
将来の成長を担う
全社戦略テーマに
40%のR&D資源を傾斜投入
世界一の調味料
先端バイオ
・バイオ繊維 (石油合成→植物発酵)
低資源利用発酵・・・
グリーンバイオ関連
動植物の生産性・質を向上させる技術
・発酵液肥料、葉面散布剤、水産栄養
環境活性コンクリート ・・・
ファイン・ライフサイエンス関連
次世代の医薬、医療や栄養改善を支え
る技術
研究開発推進力の強化
・再生医療、バイオ医薬品製造
アミノインデックス® ・・・
オープン&リンクイノベーション(外部の知恵を取り込む) 3
バイオ医薬品市場と当社の戦略
バイオ医薬品; 年5%以上の成長率
難治疾患に対し、高い安全性、最小限の
副作用で、高い効能を期待
バイオ医薬品の世界市場規模 (10億米ドル)
ペプチド医薬品市場:
核酸医薬品※)市場 :
タンパク・抗体医薬品市場:
830
182
880
235
2010年
2020年
12
ー
170
182
24
7
273
304
950
(10億米ドル)
304
バイオ
医薬品
低分子
医薬品
(味の素社推計)
当社が、アミノ酸・核酸・
タンパク質関連技術で
貢献できる市場
先端医療・医薬品
バイオ医薬品
ペプチド医薬
核酸医薬 ※)
タンパク・
抗体医薬
先端医療
再生医療
個別化医療
当社技術
AJIPHASE®
CORYNEX®
無血清培地
低分子医薬品
• ジェネリックへのシフト進む
• 市場は堅調に推移
※) 遺伝子治療薬などのオリゴ核酸医薬
4
アミノ酸からスタートした当社の先端医療分野への展開
アミノ酸
ジペプチド
MSG
飼料用アミノ酸
医薬用アミノ酸
アスパルテーム
ペプチド
タンパク質
フェニルアラニン
+ アスパラギン酸
低分子
発酵技術
高分子
合成技術
AJIPHASE®
発酵技術
CORYNEX®
ASF無血清培地
アミノ酸・医薬中間体
事業と共通の顧客基盤
プロセス開発
原薬の製造・販売
5
CORYNEX®の技術と優位性
コリネ菌(グルタミン酸生産菌)を使用した、
タンパク・抗体医薬品など
バイオ医薬品の生産を効率化する先端技術
(リフォールディング)
既存法
集菌
破砕
抽出
再活性化
活性型
CORYNEX®
精製
精製
不活性型
工程簡略
高純度
活性型
不活性型
活性型 (効率生産)
6
バイオ医薬品の開発・製造受託事業
新薬開発のバリューチェーン
医薬品の
開発ステップ
製造関連技術
探索研究
製法開発
前臨床試験
前臨床薬製造
治験
治験薬製造
承認申請
発売
商業生産
委託が進んでいる
製薬企業
理 由
1.新薬開発の難度が高まり、大手医薬メーカーは
前臨床試験・治験および販売に資源をシフト
2.リスク分散を図るため、自社以外の開発・製造
機能を活用
7
バイオ医薬品 製造受託市場
全世界のバイオ医薬品の製造受託市場は成長が期待される
(10億米ドル)
4.5
2.3
実績
予測
(味の素社推計)
8
バイオ医薬品の開発・製造受託事業
新薬開発のバリューチェーン
医薬品の
開発ステップ
探索研究
製造関連技術
製法開発
前臨床試験
前臨床薬製造
治験
治験薬製造
承認申請
発売
商業生産
委託が進んでいる
製薬企業
味の素社
アルテア社
求められる要件
1.バイオ医薬品開発・製造に知識・経験が豊かな人材
(開発営業、生産、品質・法対応、技術開発)
2.バイオ医薬品メーカーとの事業実績
3.欧米法規制、当局対応力
4.製造設備
5.米国バイオ業界チャネル
9
アルテア・テクノロジーズ社(アルテア社) 概要
創業
1998年
所在地
米国カリフォルニア州サンディエゴ市
売上高
約53百万米ドル(2012年)
従業員数
約220名
事業内容
cGMPに準拠したバイオ医薬品の製法開発・製造受託(原料製造・製剤充填・分析等)
事業構成
製剤化(Fill & Finish)、バイオ医薬品製造(Biologics)、その他サービス(分析開発、安定性試験等)
HP
http://www.altheatech.com
経営者
共同会長(創業者)
取締役(創業者)
マグダ・マルケット
(Magda Marquet, Ph. D.)
フランソワ・フェレ
(François Ferré, Ph. D.)
社長
リック・ハンコック
(Rick Hancock)
サンディエゴ
© 2013 Google
Map data © 2013 Google, INEGI
10
アルテア社取得により目指す姿
両社技術による開発・製造サービス事業を4月スタート
バイオ医薬品製造のための
先端バイオテクノロジー
バイオ医薬品製造・製剤化
製法開発技術供与
開発・製造受託
⇒製薬企業・バイオベンチャーに対して
医薬品原薬・製剤の製法開発供与~製造サービスを提供
11
今後の経営
新会社名: 未定 (4月・100%子会社化するまでに決定)
味の素グループにおける位置づけ:
成長著しい北米市場および日本を含むアジア市場などのバイオ医薬品の開発・製造
サービス事業拠点
期待するシナジー:
当社が持つCORYNEX®等のバイオテクノロジーと、アルテア社が持つ高度な技術、
経験豊かな人材、cGMPに準拠した開発・製造機能を組み合わせることにより、
バイオ医薬品の開発・製造サービス事業をさらに拡大できる
運営体制:
アルテア社の資源(経営陣および従業員等)を最大限に活用する
当社からは経営・事業・技術関連の人材を出向させ、新会社の成長戦略の実現に
向けたサポートを行う
目標: 5年を目途に、売上高100億円を目指す
12
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