Comments
Description
Transcript
東西に連なる庁舎の「群造形」を賑わいの「清流モール」と「県民の森」で
様式 -17 特定テーマに対する提案書 基本構想 ①「新庁舎の基本的な考え方」 東西に連なる庁舎の「群造形」 を賑わいの「清流モール」 と 「県民の森」で結ぶ、 「清流と森の庁舎」 県警本部庁舎(2006 年竣工)は、現県庁舎と建物の幅、 高さ、 外壁タイルの色を揃え、 行政ゾーンとしての「群造形」 を大切に建設されました。 この度の新県庁舎群の計画にあたっても、 景観の統一性 を大切にします。行政棟と県民サービス棟は警察本部 庁舎と北外壁面の位置を揃え、行政棟は警察本部庁舎 の格子のデザインを踏襲して「対」の構えをつくり、東の 議会棟から警察本部庁舎までの東西 300 mにおよぶ 風格あるデザインを目指します。 また、 行政棟と県民サービス棟の足元に設けた「清流モール」 と 「清流テラス」、 さらには「県民の森」(緑陰駐車場)の緑が、 やさしく県民を迎える 「清流と森の庁舎」を実現します。 来庁者・来賓をお迎えする風格ある構え ➊新庁舎の基本的な考え方 県民 ホール 「清流モール」 ペデストリアン デッキ 来庁者・来賓を迎える 大庇のゲート 森に見える 緑陰駐車場 ● 2 階平面 職員用駐車場(250台) 受付 ▲ 公用車車寄せ 通用口 ▲ ▲ ▲ ▲ 「清流テラス」 行政棟 入口 おもいやり 駐車場 一般車車寄せ タクシー乗り場 来庁者駐車場 (250台) 床面に薄く水を設った水景イメージ ● 県政情報コーナー 「清流モール」 ▲ 議会棟 入口 県警用駐車場(85台) 緊急車両車寄せ・通用口 エントランス ホール ▲ 県民サービス棟 入口 「県民 ひろば」 ▲ 「清流テラス」 庇下の バス停 ▲ 県警用デッキ下駐車場 おもいやり 駐車場 バス ロータリー 来庁者駐車場 (120台) 職員用駐車場 (580台) 森に見える緑陰駐車場イメージ 公園 一般車 動線 浸水が懸念される土地のため、現県庁舎や警察 本部庁舎の 2 階ペデストリアンデッキレベルに 主玄関、 車寄せが設けられていますが、 歩行者動 線としてはスロープ部がバリアフリーでないこと、 また賑わいがないことが課題と考えます。 東西に各棟を結ぶ 3 層吹抜の「清流モール」を 設け、県政情報コーナー、県内の伝統工芸や 産業、観光、 自然、歴史、文化等の魅力をアピール する展示ブースを配置します。これらを緩やかな 階段、エスカレータ、エレベータによるバリアフリー 動線で結び、立体的な賑わいと回遊性を創出します。 東西をつなぐ 「清流テラス」 と 「県民の森」 県警用駐車場 (25台) 議会棟、県警本庁舎の間は、ペデストリアンデッキ を南にクランクさせ、 「清流モール」として県民 サービス棟と行政棟の建物内に取り込むことで、 北側に広場空間 「清流テラス」を生み出します。 ●「清流テラス」 は 「清流モール」と一体になって県民 の憩いの場となる緑豊かな屋外空間とし、 噴水や カスケードなどの水景を検討します。 ● 東西に長い 「清流テラス」を川に見立て、床面に 水を薄く流し、「清流の国ぎふ」を来庁者が感じ られる空間とします。 ●「清流テラス」 北側を緑陰駐車場として、 「清流モール」 の 2 階からは森に見えるランドスケープ 「県民の森」 をつくります。 ● バス動線 現状3車線→2車線 とすることで 緑豊かな歩道を作る 県警本部庁舎は、現庁舎と 幅・高さ・外壁タイルの色を合わせて 行政ゾーンの景観統一を図っている 「清流モール」で、1.2 階をバリアフリーに結ぶ 森に見える 緑陰駐車場 300m 議員用 駐車場 (55台) 国 道 か ら の 進 入 道 路 の 正 面、前 庭 とな る 「県民ひろば」・大庇をもつエントランスホールを 設け、 来庁者・来賓を迎えます。 ● 「県民ひろば」の東側には、 県民サービス棟、 行政棟に至る車寄せ、 タクシー乗場を設け、 西側 には、バスロータリーを設けます。また、来賓を 迎える際には「県民ひろば」を車寄せとします。 ● ▼ デッキをクランク することで 豊かな庭をつくる アリーナ横駐車場 (150台) 来庁者を迎える、エントランスホールと大庇 外壁をそろえて 一体的な景観を作る 展示ブース タクシー乗り場、バス停留所 を使用しやすい位置に設置 職員用駐車場 (790台) 北 配置・1 階平面 4 ペデストリアン デッキ ▼ 広場の創出 「清流モール」 「清流テラス」 ペデストリアンデッキを内部化 「清流モール」(ペデストリアンデッキ) を 建物足元に取り込み広場をつくる 「清流テラス」から見上げた行政棟 休日には来庁者で賑わう 「清流テラス」 イメージ