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トライアルカンパニー 中国人材・グローバルソーシングによる 「内製化」で
トライアルカンパニー 中国人材・グローバルソーシングによる 「内製化」で、IT活用 Slide1 アジェンダ 1.トライアルカンパニーのご紹介 2.トライアルグループのITへの取組(Retail/Logistic-IT) 3.基幹システム「内製化」 (紆余曲折のパッケージ検討 ⇒ やはり「内製化」) 4.経営戦略としての中国人材活用と 独自・差別化した流通ITおよび中国市場への展開 はじめに ~トライアルカンパニーのご紹介~ トライアルカンパニーは、スーパーセンターを中心として 130店舗を展開する流通小売業です はじめに ~トライアルカンパニーのご紹介~ <歩み> <歩み> 1992年 1992年 1号店 1号店 開店 開店 1996年 1996年 SuC店 SuC店 開店 開店 2005年 2005年 韓国1号店 韓国1号店 開店 開店 2011年 2011年 現在132店舗 現在132店舗 <出店地区> <出店地区> 北海道 北海道 東北 東北 関東・甲信越 関東・甲信越 10店舗 10店舗 6店舗 6店舗 27店舗 27店舗 近畿 近畿 5店舗 5店舗 中国 中国 10店舗 10店舗 九州 九州 53店舗 53店舗 韓国 韓国 4店舗 4店舗 トライアルグループのITへの取組 トップの戦略: WAL-MARTに学び、ITと物流を戦略の要 社内用語: Retail-IT/Logistic-IT (R-IT/L-IT) 20年間の取組: 1.自社向けに自前システムをスパイラル式構築 2.外部販売サービス事業 6年前の転機: 1.中国に人材獲得の活路を得る (BO(バックオフィース)センターとしても展開) 2.外部販売から一旦撤退 トライアルの トライアルのRetail IT ご紹介 流通オペレーション基幹 流通オペレーション基幹 発注・仕入・販売 発注・仕入・販売 流通オペレーション基幹 流通オペレーション基幹 商品管理・棚割管理 商品管理・棚割管理 トライアルの トライアルのRetail IT ご紹介 売場支援系 売場支援系 システム システム トライアルの トライアルのRetail IT ご紹介 惣菜・イン加工 惣菜・イン加工 作成指示管理 作成指示管理 トライアルの トライアルのRetail IT ご紹介 BI BI レポート レポート 営業実績・重点商品 営業実績・重点商品 トライアルの トライアルのRetail IT ご紹介 グループウェア グループウェア ダッシュボード ダッシュボード トライアルの トライアルのLogistic IT ご紹介 入庫・在庫・出荷オペレーション 入庫・在庫・出荷オペレーション 白鳥センターWMS 白鳥センターWMS 物流商品管理・在庫管理 物流商品管理・在庫管理 物流TMS 物流TMS 中国バックオフィース 中国バックオフィース活用 バックオフィース活用 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 給与計算業務 人事情報管理 購買精算処理 予算編成 キャッシュフロー分析レポート 経営分析レポート(週間部門損益etc) 売上予測レポート 大店立地法 騒音レポート トライアルグループ IT・ IT・BOアジア BOアジア展開 アジア展開 アジアにおける アジアにおける トライアルIT・ トライアル ・BOセンター BOセンター 日本 福岡 中国 青島・ 青島・烟台 韓国 プサン Yantai Trial Retail Engineering Co., Ltd. スタッフ数 スタッフ数 Japan 90 Korea 10 China 500 TOTAL: 600 IT・BOセンターの特徴 •100%出資の中国現地法人、600名体制の豊富な人材 •3拠点ネットワーク(大連、烟台、青島)による人材確保 •自社システム開発・バックオフィス業務によるノウハウの蓄積 •日本語、日本式の業務ルールでのビジネス環境 •日本研修、日本語授業など徹底した社員育成 •大学と連携した、産学協同プログラムによる人材の早期育成 Trial Retail Engineering, Inc. TRIAL RETAIL ENGINEERING 中国人材採用 応募者の %という難関 応募者の3% という難関を 難関を突破し 突破し採用した 採用した優秀 した優秀な 優秀な人材 <2007年採用実績> (中国全土17地区で、約52の大学にて採用活動を実施) 応募 6800名 書類選考・筆記試験 900名 応募者より13% 面接 270名 応募者より 4% 採用 210名 応募者より 3% 大学と 大学と連携した 連携した産学協同 した産学協同プログラム 産学協同プログラムによる プログラムによる人材 による人材の 人材の早期育成 <2007年実績> 烟台・青島の4大学と連携。 選抜試験・面接より選ばれた約180名が参加。 烟台大学:39名 山東工商学院:45名 青島科技大:47名 山東科技大:37名 青島ソフトパーク:25名 開発言語、日本語を中心とした授業カリキュラム(10ヶ月) ・技術:C#、SQLServer(各240時間) ・日本語(約300時間) ・開発に関わる流通・会計等の基礎知識(各9時間) 中国人材教育 技術教育 1.新入社員基礎研修(3ヶ月) (VB6、C#、ASP.NET、Java、データベース基礎、マネジメント基礎etc) 2.eラーニングによる学習環境、技術資格試験によるキャリアパス制度 日本語教育 1.個人のレベルに応じたカリキュラムに対応 2.eラーニングを中心とした反復可能な独自プログラム 3.年間300時間のOFF-JT、OJTによる日本語活用・教育 4.社内での定期的な日本語能力検定試験による学習レベルチェック 日本文化・ 日本文化・企業文化教育 1.毎日1時間、インターネットTV会議による、経営哲学・経営戦略の解説 2.毎週1回、インターネットTV会議による、国際社員向けのカルチャー解説 3.毎週実施の社内考査システムによる、理解度のチェックと評価 日本研修制度 1.リーダー候補生研修(半年間) 流通現場における現場研修や、要件定義などによるヒヤリング訓練など、エンドユーザーとコミュニケ ーション をとる実践での経験を重点的に行っております。 2.幹部候補生研修(半年間) リーダー候補生研修終了後、さらに、昇格試験をパスした、将来、幹部となるべく人材を 対象に行います。実際に日本の組織の一員として、通常業務を担います。 基幹システム刷新ニーズ 拡大する業務・規模に対応してきたシステム 将来に対する不安とは・・・ ①システム基盤の堅牢さ データ量の増加、処理時間の遅延 など ②情報伝達スピード・透明性 業務拡大による、積み増し式のシステム拡張による弊害 海外への業務拡大による多国対応 ③情報アクセスに関する統制 情報取り扱いにおけるアクセス権限とログの把握・一元管理 新基幹システム 新基幹システム開発 システム開発スコープ 開発スコープ 基幹システム(購買) 1/2 本部発注 物流センター発注 店舗発注 市場商品発注 発注 店舗備品/消耗品発注 本部EOS管理 百均発注(100円ショップ発注) EOS(通信方法:ファイル送受信) EOS(通信方法:WebEDI) 物流センター入荷検品 入荷 プロセスセンター入荷検品 店舗入荷検品 市場商品入荷検品 DC保管 保管 PC保管 TMC保管(商品管理センター扱い商品) 機能スコープ 機能スコープ( スコープ(SAP Retail、SOA、 Retail、SOA、既存 、SOA、既存システム 既存システム接続 システム接続) 接続) 基幹システム(購買) 2/2 仕入伝票登録業務 仕入 伝票登録 現金仕入登録 売上仕入(消化仕入)登録 リベート伝票発行/登録 買掛支払 輸入代金支払 買掛/ 買掛/ 支払業務 物流代行相殺 買掛残管理 請求額確認 機能スコープ 機能スコープ( スコープ(SAP Retail、SOA、 Retail、SOA、既存 、SOA、既存システム 既存システム接続 システム接続) 接続) 基幹システム(販売) 自販機販売 店舗売上締 売上管理 サービスカウンター(客注) サービスカウンター(修理・配送) クレジット管理 DC商品配送 卸販売 業務( 業務(FC) FC) ロイヤリティ計算 FC売掛請求 顧客情報登録 顧客管理 ポイント管理 テナント登録 テナント管理 テナント管理 テナント預かり金支払 テナント料請求 機能スコープ 機能スコープ( スコープ(SAP Retail、SOA、 Retail、SOA、既存 、SOA、既存システム 既存システム接続 システム接続) 接続) 基幹システム(在庫) 店舗間商品移動 商品移動 センター返品(移動) ベンダー 返品 廃棄 センター一括返品 返品 商品廃棄 本部売価変更指示 売価変更 売価変更 センター 減損処理 減損申請 減損処理 決算棚卸 商品棚卸 月次棚卸 随時棚卸 ベストソリューションは ベストソリューションは? 我々が持つ基盤システムの難題を解決する のはSAP(ERP)かもしれない? しかし・・独特の業界習慣をもつ日本の流通 フロントエンド(基幹)システムは、フィットする のか?? 生鮮(PC、店舗加工あり)等々への対応は ……? 紆余曲折の末行き着いた組み立ては... 計画系、BI,情報ポータル、PACER 流通オペレーションを支援する機能は、 財務 管理 スクラッチ。 会計 会計 SAP SAP 数値処理とデータ管理、DWHは、 USPとHADOOPの組み合わせで (FI) (CO) 独自化・差別化。 USP/HADOOP(スケールアウト型基盤) 「内製」による挑戦課題 (今後の取組課題) 独自モバイル情報端末(PACER) (店舗、物流センター、商品部スタッフ用) • デジタルサイネージ • セルフレジ • 電子棚札 • PACERプロジェクト PACERプロジェクトの プロジェクトのコンセプト Plan-Action-Check-Education-Recovery “PACER PACER”とは、 PACER +計画 計画(やるべき事)がわかりやすく知らされ 計画 +計画に基づいた行動 行動 +出来たかどうか確認 確認 +わからないことは教 教わる +効率 効率UP 効率UP、 UP、数値効果を得る 数値効果 “PACER PACER” PACER が無い現場には無駄が! 人時の無駄、作業漏れ、ロス、・・・を排除! 確かな“ROI”を得て普及を図る!、 “PACER”を現場のデファクトに! 自社開発 PACER MOBILE HANDY TERMINAL Android基盤 Android基盤に 基盤に、PACER Software Platformを Platformを搭載 各種端末機能を 各種端末機能をPACER情報端末 情報端末に 情報端末に統一 3万円の 万円のPACER端 PACER端 末が最大100 最大100万 100万 円の機能を 機能を代替 卓上電話 1万円 PC端末 PC端末 10万円 10万円 館内放送 MIC 1万円 カメラ 3万円 PACER端末 端末 3万円 PDA端末 PDA端末 10万円 10万円 ビデオカメラ 10万円 10万円 HT端末 HT端末 10万円 10万円 GPS端末 GPS端末 50万円 50万円 トランシーバー 1万円 PDCRサイクル PDCRサイクル( サイクル(一例) 一例) 予算、 予算、販売計画 PLAN 店舗・ 店舗・商品部 店舗・ 店舗・商品部 DO RECOVERY 数値(BI) 数値(BI)を (BI)を使い、 自店の 自店の問題部門(~ 問題部門(~単品 (~単品) 単品)を 発見し 発見し、対策を 対策を打つ CHECK 主に経営広報室、 経営広報室、販売 推進部が 推進部が行なう 数値(BI) 数値(BI)を (BI)を使い、 問題店舗の 問題店舗の発見等 発見等を行う 活用事例サマリー 活用事例サマリー 1. 予算・ 予算・売上実績情報 DWHに に格納されているあらゆる 格納されているあらゆる売上情報を抽出 でき、 でき、非定型分析のために 非定型分析のために使 のために使い、販売状況が 販売状況が悪い店舗 に対して対策 して対策を 対策を打つことにより、 つことにより、売上を 売上を向上させる 向上させる。 させる。 2. 単品売上分析 重点販売商品の 重点販売商品の売上、売数を昨年対比・推移等で 確認し 確認し、販売状況が 販売状況が悪い商品に 商品に対して対策 して対策を 対策を打つこと により、 により、売上を 売上を向上させる 向上させる 3. ドリルダウン分析 ドリルダウン分析 売上の悪い部門に 部門に対して、 して、部門 ⇒ ミニ部門 ⇒ 品種 ⇒ 単品という流 という流れでドリルダウン れでドリルダウンしていって ドリルダウンしていって問題点 していって問題点を 問題点を絞り 込み、対策を 対策を打つことにより、 つことにより、売上を 売上を向上させる 向上させる。 させる。 3. 時間帯売上分析 時間帯別の 部門~単品 時間帯別の販売状況( 販売状況(売上、売数)を部門~ までの単位 までの単位で 単位で確認し 確認し、品揃え 品揃え・オペレーション上 オペレーション上の問題 点を発見し 発見し、対策を 対策を打つことにより、 つことにより、売上を 売上を向上させる 向上させる。 させる。 4. 人時分析 パートと パートと社員の 社員の人時実績状況を予算対比 ・推移で確認し 確認し、人件費を 人件費を適正に 適正にコントロール していく。 していく。 PACER端末 PACER端末コンテンツ 端末コンテンツ( コンテンツ(例) • ログイン画面 – 起動時にユーザによるログインを 行う、および終業時はログアウト。 データとアプリケーションは、 ログイン時のみ端末上に保持 PACER端末 PACER端末コンテンツ 端末コンテンツ( コンテンツ(例) • Todo情報 Todo情報 – 各個人別の 各個人別の作業内容の 作業内容の表示 • ルーチンワーク( ルーチンワーク(ワークフロー) ワークフロー)機能 – 着手イベント 着手イベントと イベントと完了イベント 完了イベントの イベントのチェッ クができる – アソシエートへの アソシエートへの作業指示表示 への作業指示表示と 作業指示表示と進 捗チェック » 改廃情報、 改廃情報、売価変更、 売価変更、返品作 業、賞味期限 • スケジュール表示 スケジュール表示 • アラート表示 アラート表示 – レジ レジの の過不足等々 過不足等々アラート表示 アラート表示 – 緊急メール 緊急メール PACER端末 PACER端末コンテンツ 端末コンテンツ( コンテンツ(例) • 商品情報 – JANコード コードから コードから商品情報検索 から商品情報検索& 商品情報検索&表示 • 売価 売価& マスター確認 &マスター 確認 • 改廃& 改廃&入荷情報 • 情報ポータル 情報ポータルとの ポータルとの連携 との連携 – PC向 向けグループウェア情報 グループウェア情報の 情報の表示 • 回覧板 – 表題、 表題、回覧先、 回覧先、作成日時 • 施設予約 – 施設名、 施設名、題名、 題名、場所、 場所、参加者 – 開始時間、 開始時間、終了時間 • 他多数 PACER端末 PACER端末コンテンツ 端末コンテンツ( コンテンツ(例) • オペレーション支援情報 オペレーション支援情報 – 達成率情報 • 視覚的にわかりやすい 視覚的にわかりやすい情報 にわかりやすい情報を 情報を提示 • 売上 – 一般情報 • 店着時間、 報告未提出、 店着時間、欠品調査、 欠品調査、TOP報告未提出 報告未提出、 経営学考査未受験、 経営学考査未受験、現金事故報告 • 項目が 項目が多いので、 いので、リストのみ リストのみ作成 のみ作成 – LSP情報 情報、 情報、稼働計画の 稼働計画の表示 • 店舗幹部社員の 店舗幹部社員の後方支援 – 設備申請の 設備申請の進捗表示 • ワークフロー進捗確認 ワークフロー進捗確認、 設備不備の情報 進捗確認、設備不備の がわかる 流通業務システム改革 無線LAN 無線LAN 拠点用 アプライアンス サーバー インターネット クラウド コンピューティング サービスセンター 流通業務処理サービス 流通業務処理サービス および 数値を 数値を変える 改革改善コンテンツ 改革改善コンテンツを コンテンツを クラウドサービスで クラウドサービスで提供 携帯型および 携帯型およびタブレット およびタブレット型 タブレット型 専用端末 (PACER端末 (PACER端末) 端末) POS端末 POS端末 専用端末を 専用端末を デスクトップ活用 デスクトップ活用または 活用またはPC またはPC 中国( 中国(アジア) アジア)流通市場の 流通市場のポテンシャリティー ¥ 100 ¥100T 100T 100TT 現在 現在 売上 売上 事業価値(時価総額) 事業価値(時価総額) 30年後 30年後 270兆円 270兆円 2500兆円 2500兆円 90兆円 90兆円 600兆円 600兆円 (各種データ 各種データに データに基づき、 づき、トライアルカンパニーにて トライアルカンパニーにて推計 にて推計) 推計)