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フランスのベッド&ハウス
2013年4月16日 保健・医療システムWG 1 ●WGの目的 各種調査によるビジネスチャンス考察 <調査対象> ・技術トレンド調査(技術) ・IT活用事例、活用可能性(事例、BizModel) ・保健医療制度、福祉介護制度(制度、制約) <WGのフォーカス研究テーマ> ※12年度の研究対象テーマ 施設・公共 先進ME機器 (診断・治療機器) 電子カルテ テレメディスン (タブレット端末) テレケア機器 介護支援ロボット 介護者自立支援機器 健康管理支援システム 医療 (病気) 保健 (健康) モバイル健康端末 在宅ヘルスケア機器 バイタルデータ計測機 在宅医療支援機器 遠隔医療機器 PHRシステム 家庭・個人 2 ・政策の方向性、事例研究を中心に情報収集活動を実施した。 政策関連講演、勉強会 2回 事例研究会 3回 (他ロボット関連合同勉強会 1回) スマートフォン/タブレット端末の保健医療活用事例 医療分野におけるクラウドの活用事例 福祉介護先進国デンマークにおけるICT機器応用事例 介護支援ロボットの保健医療活用事例研究 医療イノベーション具体化と関連業界・企業の動向研究 7月 デンマークの医療政策/勉強会 11年 4月 6月 6月 医療分野のクラウドと タブレット端末/講演会 8月 12月 タブレット端末の医療応用/勉強会 10月 9月 医療イノベーション具現化 と業界動向/講演会(経産省) 12月 12年 2月 1月 介護支援ロボット 見学会/大和ハウス工業 3 ●タブレット医療応用例勉強会(フランスベッド様)-1 <提案のポイント> 言語に障害がある方を対象に開発した携帯端末。 誰でもできる簡単操作が特長。 「おしゃべりタブレット」(税込価格:88,000円)を ホームページやカタログで発売 「おしゃべりタブレット」は、画面に話したい文章を 入力し、「話す」ボタンにタップするだけで読み上 げる。 大きな画面(10.1型)でわかりやすく、入力方法は お好みで「ひらがな」「ローマ字」「手描き」の3種類 から選択可能。どなたでも簡単に操作することが できる。 商品名 寸法:約260.6(幅)×178.9(奥行)×9.0(高さ)mm おしゃべりタブレット 質量:約590g 価格:88,000円(税込) 特長 バッテリー駆動時間:約10.0時間 ・入力した文章をしゃべる ・「よくつかうことば」「りれき」機能を搭載 ・音声は男性か女性を選択でき、速さの調節も可能 ●タブレット医療応用例勉強会(フランスベッド様)-2 <市場への浸透に向けて> 購入費用等の軽減事例と課題 このタブレットがカバーするのは、介護保険ではなく・・・・・・ 「日常生活用具給付等事業」となる 身体障害者手帳をお持ちの方で、各地方の事業所(判断は国ではなく 各事業所)が給付許可する この為、事業所によって判断基準がバラバラとなる現状に問題点あり。 ※現在、給付対象となった地区リスト(次ページ) ●タブレット医療応用例勉強会(フランスベッド様)-3 給付対象となった地区リスト ●タブレット医療応用例勉強会(フランスベッド様)-4 <タブレット活用による見守りソリューション(案)> 血圧計 生体センサー 体重計 ●タブレット医療応用例勉強会(フランスベッド様)-5 <タブレット活用による生活支援(案)> ●デンマークにおける福祉介護ロボットの動向 (デンマーク大使館様)-1 健康的な老後 慢性疾患の 早期予防 受動から能動 へ ロボット技術 ナノテクノロジー 注意喚起技術 通信技術 自立支援技術 能動力創出技術 労働力省力化技術 9 ●デンマークにおける福祉介護ロボットの動向 (デンマーク大使館様)-2 ●日本における福祉介護ロボットの販売事例 (大和ハウス工業様)-1 大和ハウス工業 ロボット事業推進室 自立排泄処理ロボット 「マインレット爽(さわやか)」 メンタルコミットロボット「パロ」 (アザラシ型アニマル セラピーロボット) 自立動作支援 ロボットスーツ「HAL」 (福祉用) 11 ●日本における福祉介護ロボットの販売事例 (大和ハウス工業様)-2 12 1.課題認識と施策 (1)ヘルスケア産業の課題 ①急増する医療需要と財政制約 37兆円に達する国内医療費の抑制が必要 =>公的保健に依存しない医療介護サービスの創出が必要。 (2)経産省の施策 ①国内医療Biz、サービスの拡大。(市場を作る生活医療サービス) 生活医療産業の分野の拡大。(周辺サービスの振興と機器開発推進。) ②海外展開 (市場をつくる医療の国際化) ③医療機器開発の加速 (市場拡大を見据えた医療機器の強化戦略) 2.市場定義に、既存の“医療産業”(医療+介護)に加え ①“生活医療産業”として 公的保健でカバーされない予防、未病サービス等を定義した。 運動指導、食事指導などの拡大を想定。サービス振興に向けた保険 商品の開発も促進する。 ②健保など保険者をターゲットしたビジネス、サービスの拡大(保健指導)も狙う。 3.国際化を取り巻く環境 ①日本の医療機器は6000億円の貿易赤字。 輸出比率は減少傾向にある。 =競争力低下が進んでいる。 ②海外競争力upには医療機器+医療サービス のパッケージが必須。 MEJ(Medical Excellence Japan)が医療 サービスパッケージBiz拡大を推進中。 日本の医療機器/サービス事業が今後獲得 を見込める市場規模は20兆円と試算。 4.医療機器開発の加速 (市場拡大を見据えた医療機器の戦略) ①機器開発に向けた各フェーズでの課題を整理し 対応を進めている。 PMDA戦略相談の拡大、強化 審査体制を強化し19ヶ月以内での承認を進める。 ②整備内容の一つに“新規市場開拓の推進”がある。 =>公的保健などでは充分に対応できない疾病 予防などを含む医療周辺サービスもこの一つ。 ③課題解決型医療機器等開発事業 25億円 中小企業を中心としたものづくり、医療機器実用化。 1.セミナー、勉強会 ①先進技術動向 :4/25 産総研セミナー開催(生体センシング関連) 生体センシング、ライフログ、無線通信など ②法制、規制動向 (省庁関連、医療情報学会、遠隔医療学会) MYナンバー制度の動向、保険点数(遠隔医療)、 初回面談可否(遠隔特定保健指導) ③新政権方針(総務省、経産省、厚労省) 6月総務省(吉田室長)予定 ④標準化動向(JAHIS、IHEなど) 医療データの扱い、クラウド、ビックデータ、セキュリティ(PKI等) ⑤先進企業、自治体の動向 2.見学会、現地調査 ・調査の方針に合わせた場所。 遠隔診療に関わる地方や復旧に向けて動いているはずの被災地は候補。 また最先端技術が活用されている医療現場など。 3.調査結果まとめ 4.ホームページ改訂 WGメンバー 宮崎正徳 (アルプス電気) 坪井俊明 (NTTアイティ) ★ 笠原裕道 (NTTコミュニケーションズ) 田中智康 (NTTデータ) 大貫尚子・加藤鈴佳 (シード・プランニング) 髙橋治郎 (JTブレイン) 宮下啓子 (情報通信総合研究所) 立石祐二 (セイコーエプソン) ☆ 松尾 明 (大洋システムテクノロジー) 久保田学 (ナカヨ通信機) 宇治川雅章 (日本航空電子工業) 渡邉英世 (日立情報通信エンジニアリング) 吉田洋一(東芝) 奥野政樹 (インターナップ・ジャパン) ◇ 2013年3月1日時点 ★リーダー ☆サブリーダー ◇アドバイザリー 18 http://ciaj.or.jp/hoken/index.html 19