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DB-25Ⅱ

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DB-25Ⅱ
記憶メディア破壊装置
ディスクブレーカー
取扱説明書
このたびは、弊社のディスクブレーカーをお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。この取扱説明書は本機の
取扱方法・注意事項や故障などについて説明しております。初めてお使い頂く方はもちろんのこと、すでにご使用に
なられた経験をお持ちの方でも、この取扱説明書をよくお読みになり、内容を十分理解された上で、この取扱説明書
を常に手元に置いて本機をご使用下さい。なお、ご不明の点については弊社までお問い合わせ下さい。
日東造機株式会社
INDEX
1 安全にお使いいただくために ..................................................................................................................... - 1 2 各部名称..................................................................................................................................................... - 3 3 お使いになる前に ....................................................................................................................................... - 3 ・
3-1)商品の確認 ........................................................................................................................................... - 3 -
・
3-2)電源の確認 ........................................................................................................................................... - 3 -
・
3-3)処理可能なメディア及び最大枚数 .......................................................................................................... - 4 -
・
3-4)連続運転について ................................................................................................................................. - 4 -
4 運転準備、及び 運転方法 .......................................................................................................................... - 4 ・
4-1)運転 方法 ............................................................................................................................................. - 5 3.5 インチハードディスク
の場合(最大厚み:26mm 以下) ................................................................... - 5 -
2.5 インチハードディスク挿入方向 ............................................................................................................... - 8 ディスクが特殊な場合の処理方法と破壊孔の違い ........................................................................................ - 8 ハードディスク以外の記録メディアの処理 ................................................................................................... - 9 メディアが付着した場合 .............................................................................................................................. - 12 ・
4-2)サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (重要) ................................. - 13 サーバー用
15000 回転
ハードディスクの見分け方 ............................................................................... - 14 -
特殊な場合.................................................................................................................................................... - 15 ・
4-3)オプションアダプター 1 インチ HDD、1.8 インチ HDD の使い方 ......................................................... - 16 -
5 保証 ......................................................................................................................................................... - 21 5-1)保証期間 .................................................................................................................................................... - 21 5-2)保証事項 .................................................................................................................................................... - 21 5-3)保証適応除外事項 ..................................................................................................................................... - 21 6 故障診断表 ............................................................................................................................................... - 22 -
1 安全にお使いいただくために
機器の概要
この製品はコンピューターの記憶メディア(ハードディスクは読取不可、フロッピーCD・DVD・M/O・ZIP
は使用不可)の処理を行う装置です。大きな力を必要とするため油圧を応用しています。
この製品を正しくお使いいただく為、また、あなたや他の人々への危害、財産への損害を未然に防止す
るために、この取扱説明書では 3 種類の絵表示使用しています。その表示と意味は次の様になってい
ます。内容をよく理解してから本文をお読みください。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能性が差し迫っ
て生じる事が想定される内容を示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定され
る内容を示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が傷害を負う可能性、または物的損害のみ
が想定される内容を示しています。
禁止事項及び注意事項
※ユーザー登録を行わないと修理/点検,校正を受けられない場合があります。
また、レンタル製品としての利用は禁止します。
-1-
設置時の注意
■作業環境を整えて下さい。
本製品を使用する作業の周囲に、使用者が傷害及び危害を受ける可能性のあ
る物(高温、火気、可動物体、鋭利な物、腐食物体等)は取り除いてください。
■使用温度は10~40℃の範囲でご使用ください。これ以外の環境ですと本来の
性能を発揮できない恐れがあります。
■雨や湿気を避けて、なるべくホコリの少ない所でご使用ください。
■夏季は直射日光を避けてご使用ください。
温度が上昇して、加工及び機器に支障を来す恐れがあります。
使用時の注意
■感電に注意してください。
濡れた手で電源プラグを抜かないでください。
使用時には必ず電源プラグのアースクリップでアースを取ってください。
■電源は AC100-120V(50/60Hz)単相です。
間違った電圧で使用すると焼失や発熱の恐れがあります。
電圧が低下した状態で使用すると焼失や発熱の恐れがあります。
■コンセントから電源を抜く場合は、必ず電源プラグをつかんで抜いてください。
コードを引いてコンセントから抜いたりすると断線やショートの原因になります。
■補助コードを使用する場合には、電圧が降下しないように 1.25mm2 以上の太さ
のコードを使用し、また長さは 10m 以内でご使用ください。
■ハードディスク等の取扱いの際、または破壊部内のゴミなどを掃除する際には
鋭利な突起部などで怪我をする恐れがありますので、手袋を着用してください。
-2-
2 各部名称
ストップスイッチ
重量:23Kg
3 お使いになる前に
・3-1)商品の確認
輸送中の破損及び油漏れ等がないかお確かめください。
標準付属品をご確認ください。
付属品 ――――――――――――――――――
各1ヶ
ダストトレイ、ケイタイアダプター、アダプター1(2.5 インチ HDD 専用)
アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5 & 5 インチ
M/O ディスク専用)、専用ブラシ、電源コード、電源プラグ変換アダプター 、マイナスドライバー
・3-2)電源の確認
電源は AC100-120V(50/60Hz)単相です。使用時は必ずアースを取ってください。
-3-
・3-3)処理可能なメディア及び最大枚数
3.5 インチハードディスク
(厚さ 1 インチ=26mm 以下)........
2.5 インチハードディスク
......................
5 インチ M/O キャディ(カートリッジ) ......................
DVD キャディ(カートリッジ)
......................
CD 及び DVD 単体
......................
5 インチ M/O ディスク
......................
3.5 インチ M/O ディスク
......................
3.5 インチフロッピーディスク
......................
ZIP ディスク
......................
携帯電話
......................
1 インチハードディスク
(オプション) ...................
1.8 インチハードディスク
(オプション) ...................
1台
1台
1枚
最大 2 枚
最大 5 枚
最大 2 枚
最大 2 枚
最大 5 枚
最大 2 枚
最大 2 台
最大 4 台
最大 2 台
※
上記以外の物は絶対に処理しないで下さい。又、上記の物を組み合わせての
処理は絶対におやめください。
※ 破壊ピンがメディアに食い付く場合は、メディアの数を減らして処理を行ってください。
メディアの仕様によって処理数が変わる事があります。
・3-4)連続運転について
連続運転は300個以内を目安として下さい。作業される周囲の温度にもよりますが、それ以
上運転すると温度異常ランプが点灯する事が有ります。この場合には電源を切り、1 時間程
作業を休止してください。
低温(10℃以下)の時にはポンプが正常に働かない事があります。この場合には起動ボタン
を押し、10 秒位で“ストップスイッチ”(上の赤いボタン)を押す。この操作を 10 回ほど繰り返し
て暖気運転を行ってください。
4 運転準備、及び 運転方法
メディアの種類によって挿入方法や挿入方向が違います。
メディアの種類や特徴を理解し本取説に従って作業を行ってください。
本機は、過電流保護の為サーキットプロテクター(CP)を採用しています。本機裏面の CP が
「ON」側になっている事を確認してください。「OFF」状態では、電源が入りません。
-4-
・4-1)運転 方法
① 扉を開けて付属品を取り出してください。そのまま運転すると破損する場合があります。
② ダストトレイを投入口下部の所定の位置に、マグネットで装着してください。
③ 電源コードをセットし、電源プラグをコンセントに入れてください。
④ 本機裏側のサーキットプロテクターを ON にしてください。
⑤ キースイッチを ON にして下さい。(キーは紛失しない様に保管してください。)
キースイッチを入れると起動ランプ(緑色)が 5 回点滅し準備完了となります。
点滅前に起動スイッチを押しても動作しません。
⑥ 投入口扉をあけて処理したいメディアを破壊部に挿入してください。
3.5 インチハードディスク
の場合(最大厚み:26mm 以下)
ハードディスクを固定する為のネジ及びブラケットは必ず取外して処理してください。
図1 ハードディスク取付けネジ及びブラケット
ハードディスク取付けネジ及びブラケットは全て取外してください。
これらが付いたままですと、破壊ピンが破損する恐れがあります。
3.5 インチハードディスク(ATA S-ATA)の場合、基本的にはディスク側を手前に、基板を右側にして奥端まで挿入
してください。種類により挿入方向、位置が異なりますので 以下頁を参照してください。
挿入方法を間違えると、破壊ピン破損につながる場合が
ありますので十分注意してください。
-5-
4-1) 運転方法
ATA
3.5 インチハードディスクの場合(つづき)
S-ATA 及び SCSI 3.5 インチハードディスク挿入方向確認
※4-2)サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)についての頁も一緒に
ご覧ください。
※ハードディスクの種類はコネクターで分かります。
まずコネクターを確認してください。
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
●コネクターが ATA
S-ATA の場合
ハードディスクのディスク部を手前にし奥端まで挿入してください。
奥端まで入っていないと破壊ピンが破損する恐れがあります。
図2 ATA 、S-ATA(汎用 PC 用 HDD)の場合
ATA
S-ATA
※ ディスク位置が分からない場合は表面のシールをはがしてみると分かる場合があります。
また、裏(基板側)のモーター位置で分かる場合があります。
-6-
4-1) 運転方法
● コネクターが SCSI
3.5 インチハードディスクの場合(つづき)
FC の場合
図3 SCSI FC (サーバーPC・ストレージ用 HDD)の場合
SCSI
FC
ディスク位置
SCSI コネクター
参考: サーバーPC・ストレージ用のハードディスクは、
ディスク位置が SCSI コネクターと反対側です。
15K RPM , 15000 RPM と書かれている物は、
コネクター形状に関係無く 同様に作業してください。
SCSI コネクターを手前に基板を右側にし奥まで入れた後、
手前のストッパーに当たるまで引いて作業を行ってください。
●SCSI コネクターでディスク位置が
コネクター側にある。
この場合、挿入方向が異なります。
SCSI コネクター
ディスク位置
15K RPM , 15000 RPM
表示がありません。
ディスク位置が SCSI コネクター側にある場合は、
ATA,S-ATA と同様に行ってください。
※手順 : ハードディスクのディスク部を手前に基板を右側にして奥端まで挿入してください。
奥端まで入っていないと破壊ピンが破損する恐れがあります。
SCSI コネクターのタイプは、ディスク位置によって挿入方向が異なります。
間違えると破壊ピンが破損する恐れがあります。
-7-
4-1) 運転方法 (つづき)
2.5 インチハードディスク挿入方向
図4
(1) アダプター1(2.5 インチ HDD 10K 15K 対応)を方向に注意して予め破壊部奥端まで挿入して
おきます。
(2) アダプター1 のメディア挿入部に 2.5 インチ HDD のディスク側を左側にし、基板を右側にして奥端まで
挿入してください。
2.5 インチハードディスク以外は、処理できません。
ディスクが特殊な場合の処理方法と破壊孔の違い
●センターディスク型の処理
図 5 のように、ハードディスクのディスク位置が本体の中心寄りの物は、図のように一旦奥まで入れ
た後、手前のストッパーに当たるまで引いて加工を行ってください。
このタイプのハードディスクは、加圧変形が小さく(通常のハードディスク加圧変形の穴径 5mm~
10mm に対して 2mm~3mm)見えますが、内部ディスクは完全に変形しています。
メーカー名 Maxtor 等の物は、ディスク位置が中心に寄っているタイプになります。 「ディスクが中
心に寄っている」 と、 はっきり分かっているもの以外は、ハードディスクを奥に当たるまで挿入して
破壊作業をしてください。
ディスク位置が中心寄りのハードディスク以外のものを、下図のようにストッパーまで引いて破壊す
ると破壊ピンが折れる場合がありますので、十分に気をつけて作業してください。
図5
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
-8-
センターディスク型 3.5インチ HDD 破壊例(例 MAXTOR)
【破壊概観】:○四箇所
【破壊内部】:フタを取り外した内部 【破壊変形後のプラッター】
ハードディスク以外の記録メディアの処理
● 5 インチ M/O キャディ(カートリッジ)の場合
スライド扉を奥側にし奥まで挿入してください。
図6
● DVDキャディ(カートリッジ)の場合
(1) アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5&5 インチ
M/O ディスク専用)を方向に注意して予め破壊部奥まで挿入しておきます。
(2) スライド扉を奥側にし読み取り側が右になるよう奥まで挿入してください。
図7
-9-
ハードディスク以外の記録メディアの(つづき)
● CD,DVD,5 インチ M/O ディスク単体の場合
(1) アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5&5 インチ
M/O ディスク専用)を方向に注意して予め破壊部奥まで挿入しておきます。
(2) CD・DVD・5 インチ M/O ディスクを読み取り側が右になるよう奥まで挿入してください。
図8
● 3.5 インチフロッピーディスク,ZIP ディスク,3.5 インチ M/O の場合
(1) アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5&5 インチ
M/O ディスク専用)を方向に注意して予め破壊部奥まで挿入しておきます。
(2) フロッピーディスク・ZIP ディスク・3.5 インチ M/O を奥まで挿入してください 。
図9
● 携帯電話の場合
(1) ケイタイアダプター(携帯専用)を予め破壊部奥まで挿入しておきます。
図 10
(2) 携帯電話を破壊部入口の面に合せて挿入してください。
図 11 側面図
特にオリタタミ式でないタイプの携帯電話は厚みが薄い為、破壊部内で倒れやすいので
図 11 上面図の様に斜めにすると倒れにくくなります。
(3) 携帯電話の厚みが厚い場合若しくは幅が大きくケイタイアダプター下段に入らない場合は上段
にセットしてください。
- 10 -
ハードディスク以外の記録メディア ●携帯電話の場合の(つづき)
図 10 携帯電話の場合
図 11 携帯電話の挿入方法
ストラップ等の飾り物及び電池、メモリーカードは破壊前に必ず取り外してください。
破壊部には指定以外の物は絶対に入れないでください。
機器の破損につながる場合があります。
メディアの種類により前項を参考に適切なアダプターを正しくご使用ください。
⑦ 扉をしめて起動スイッチを押します。作動時間は約 13 秒(動作中は起動スイッチ部が照光します。)
破壊ピンが戻りきるまでタイマー制御により次の起動はかかりません。
投入口扉をしめないと起動しません。又、起動ランプ点灯中に扉をあけると、安全の為破壊途中で
破壊ピンは戻ります。ランプが消えてから扉をあけてメディアを取り出してください。
⑧ 作業完了後、扉をあけて処理されたメディアを取り出してください。
⑨ ゴミ(基板からはがれた電子部品など)が破壊部内にありましたら付属の専用ブラシにて取り除いて
ください。
⑩ 作業を途中で停止する場合には、上面の“(STOP)ストップスイッチ”を押してください。
作業が終了しましたら安全の為、電源プラグを抜いてください。
- 11 -
メディアが付着した場合
破壊作業後、メディアが破壊部右面に付着する場合があります。
手順
① 付属のマイナスドライバーをメディアの右側面(基板側)の溝部に挿入
② マイナスドライバーを左右に動かし取外してください。
③ 場合により メディアの左側(カバー側)の上下にも挿入し、左右に
動かして取外してください。
(“てこの原理 ”でメディアを外す。)
破壊ピン
マイナスドライバーでメディアを外す時 外れにくい場合もあります。その時大きな力が
必要になることもありますが、それによって本機を壊す事はありませんので「手順」①②③
を何回か繰り返し操作し付着したメディアを外してください。
作業を行う時は、電源プラグを抜いてください。
- 12 -
・ 4-2)サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (重要)
サーバー用 HDD で SCSI コネクターのタイプは外観は3.5インチですが、プラッターのサイズは
2.5インチ(下記図)になっています。
HITACHI Ultrastar
外形:3.5インチ プラッター:2.5インチ
回転数:15,000rpm
インターフェース:Ultra SCSI,FC,SAS
プラッター2.5 インチ
外観 3.5 インチ
Seagate Cheetah® 15K.7
回転数:15,000rpm
インターフェース:SAS,FC
プラッター2.5 インチ
外観 3.5 インチ
このような(一例)HDD を本製品で処理をした場合に破壊ピンが折れる事があります。
ハードディスクの種類によって挿入方向が違います。
挿入方向は、
7 ページ ●コネクターが SCSI FC の場合 を参照
- 13 -
サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (つづき)
サーバー用
15000 回転
ハードディスクの見分け方
● まず、コネクターを確認します。
※ HDD 種類(見分け方)のポイントはコネクターの形状です。 SCSI 又は、 FC
★SCSI
サーバー/ストレージ用 HDD
★FC
★ATA
汎用 PC 用 HDD
★S-ATA
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
- 14 -
サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (つづき)
● 次に、「ディスクの位置」と「コネクターの位置」を確認します。
サーバーPC・ストレージ用の 3.5 インチハードディスク(SCSI)は、ディスク位置が SCSI コネクターと反対側
です。
ディスク位置
SCSI コネクター
15K RPM , 15000 RPM と書かれている物は、
コネクター形状に関係無く 同様に作業してください。
7 ページ ●コネクターが SCSI FC の場合 を参照
挿入方向は、
特殊な場合
3.5 インチハードディスク(SCSI)で、ディスク位置が SCSI コネクター側のタイプは、SCSI コネクタでも
挿入方向が違います。
このタイプの挿入方向は、
SCSI コネクターですが、ATA S-ATA のタイプと同じ方法で挿入してください。
SCSI コネクター
ディスク位置
15K RPM , 15000 RPM
挿入方向は、
表示がありません。
6 ページ ●コネクターが ATA S-ATA の場合 を参照
挿入方法を間違えると、破壊ピンの破損につながる場合がありますので
十分注意してください。
※ ディスク位置が分からない場合は表面のシールをはがしてみると分かる場合があります。
裏(基板側)のモーター位置で分かる場合があります。
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
- 15 -
・4-3)オプションアダプター 1 インチ HDD、1.8 インチ HDD の使い方
※1 インチ及び 1.8 インチ用 HDD アダプターは、別途お買い求めください。
1 インチ HDD の場合
1インチ専用アダプターに1インチ HDD をセットします。
最大4個まで処理出来ます。
(4個未満でも可能です。 その場合何処へセットしても構いません)
挿入方向矢印
ディスク面を手前
1 インチ HDD
1 インチ HDD
1 インチ HDD
1 インチ HDD
ディスク面を手前にしてセットしてください。
間違えると破壊処理が正常に行えません。
ディスク面を手前にしてセットします。
① 破壊する 1 インチ HDD を 1 インチ専用アダプターにセットします。
② 1 インチ専用アダプターをメディア投入口を矢印の方向へ挿入します。
③ アダプターが挿入口のストッパーに乗り上げない用にセットします。
1 インチ専用アダプターをメディア投入口へ挿入する際挿入方向を
間違えない様に挿入してください。 間違えるとアダプターを破損する恐れがあります。
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
- 16 -
1.8 インチ HDD の場合
重要
1.8 インチ HDD は、容量(ディスクの枚数)、コネクター形状の違いによってサイズが違います。
HDD のサイズによって作業内容が異なりますので注意してください。 1.8HDD 図1,1.8HDD 図2
1.8HDD 図1
例
コネクター:ZIF 仕様
外形寸法(W×D×H)
54×70×7.0 mm (ディスク1枚)
高さ54mm
ディスク1枚
厚さ7.0mm
外形寸法(W×D×H) 54×70×7.0 mm(1.8HDD 図1の仕様)
1.8 インチ専用アダプターに1.8 インチ HDD をセットします。
最大 2 個まで処理出来ます。
(1 個でも可能です。 1 個の場合何処へセットしても構いません)
ディスク面を手前
1.8 インチ HDD
挿入方向矢印
1.8 インチ HDD
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
- 17 -
オプションアダプター 1.8 インチ HDD の場合(つづき)
ディスク面を手前にしてセットしてください。 間違えると破壊処理が正常に行えません。
ディスク面を手前にしてワークストッパーに
当たるようにセットします。
① 破壊する 1.8 インチ HDD を 1.8 インチ専用アダプターにセットします。
② 1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口を矢印の方向へ挿入します。
③ アダプターが挿入口のストッパーに乗り上げない用にセットします。
1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口へ挿入する際挿入方向を
間違えない様に挿入してください。 間違えるとアダプターを破損する恐れがあります。
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
- 18 -
1.8HDD 図2
例
コネクター:IDE 仕様
外形寸法(W×D×H)
60×70×9.5 mm (ディスク2枚)
60×70×7.0 mm (ディスク1枚)
コネクター
高さ60mm
ディスク2枚
厚さ9.5mm
ディスク1枚
厚さ7.0mm
外形寸法(W×D×H) 60×70×9.5mm 60×70×7.0mm(1.8HDD 図2の仕様)
IDE 仕様の1.8 インチ HDD 下側では処理できません
1.8 インチ専用アダプターに1.8 インチ HDD をセットします。
コネクターを上側にします。
コネクターを上
ディスク面を手前
1.8 インチ HDD
挿入方向矢印
1.8 インチ HDD
IDE の場合
- 19 -
オプションアダプター 1.8 インチ HDD の場合(つづき)
コネクターを上にしてディスク面を手前にしてセットしてください。
間違えると破壊処理が正常に行えません。
ディスク面を手前にしてワークストッパーに
当たるようにセットします。
IDE の場合
① 破壊する 1.8 インチ HDD のコネクターを上にディスク面を手前にして
1.8 インチ専用アダプターにセットします。
② 1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口を矢印の方向へ挿入します。
③ アダプターが挿入口のストッパーに乗り上げない用にセットします。
1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口へ挿入する際挿入方向を
間違えない様に挿入してください。
間違えるとアダプターを破損する恐れがあります。
※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。
- 20 -
5 保証
本製品の保証範囲は、日本国内で購入され、且つ日本国内で使用される場合に限ります。
5-1)保証期間
ご購入より 1 年間 又は 積算カウンター 5 万回以内
※ 積算カウンター5 万回毎に整備点検の為販売先へご依頼する事をお勧めします。
※ 尚、カウンターの表示は、内部のバックアップ電池で表示しています。電池寿命は約 6 年です。
5 年を目安に電池交換の依頼をして下さい。(電池交換は有料です。)
5-2)保証事項
通常のご使用で生じた故障は、その原因が当社の責任範囲に起因する場合、無償修理または
無償交換致します。
5-3)保証適応除外事項
製品の誤った使用方法、誤った選定、誤ったシステムの下によるご使用で生じた故障、事故、及
びそれに伴う他の損害が発生した場合。
・当社に相談・了解なく変更や、改造を施された場合。
・製品仕様を逸脱する過酷なご使用による、消耗部品の磨耗や損傷による場合。
・装置や設備等に組み込まれて、当社に起因しない原因により故障した場合。
・自然災害による場合。
・火災、水没、落下等の事故により損害を受けた場合。
・ 製造設備等での事故に伴う当社製品以外の他の損害について。
- 21 -
6 故障診断表
状
態
本機の電源が入らない
原
因
対
策
電源の電流が流れていない
AC100V 電源の確認
サーキットプロテクターがトリップ
サーキットプロテクターを復帰させる。
している。(OFF 状態)
(ON 状態にする。)
キースイッチの故障
キースイッチの交換
◎
起動しない
起動スイッチの故障
起動スイッチの交換
◎
温度異常ランプの点灯
油圧ポンプの過熱
ランプが消える迄運転を休止する。
温度異常ランプの点滅
動作異常
修理又は交換
◎
動いているが破壊しない
圧力不足
修理又は交換
◎
周辺温度が低温(10℃以下)
暖気運転を行って下さい。
3-4)を参照
異音がする
油圧機器の故障
修理又は交換
スピードが遅い
オイル温度の上昇
冷却する(30 分以上休止する)
周辺温度が低温(10℃以下)
暖気機運転を行ってください。
◎
3-4)を参照
油圧機器の故障
修理又は交換
◎
コードの損傷
交換
◎
電気部品の絶縁不良
不良部品の交換修理
◎
油漏れ
油圧機器の故障
修理又は交換
◎
カウンターが表示しない
内臓バックアップ電池の寿命
電池交換
◎
漏電
◎印につきましては、基本的に工場への返却修理となりますので、販売先へお問い合わせください。
カウンター内蔵バックアップ電池の交換、回収は返却修理の際に当社にて行います。
- 22 -
MEMO
- 23 -
MEMO
- 24 -
http://www.nittoh.co.jp
■お問い合わせは
DB-25Ⅱ 取扱説明書
2010 年 12 月 22 日 第 1 版 No.NDB030-001
2011 年 07 月 15 日 第 2 版 No.NDB025-002
2014 年 05 月 23 日 第 3 版 No.NDB025-003
3.5’SCSI HDD 挿入方法追加
2.5’ HDD アダプター変更
Rev.X
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NITTOH ZOHKI Co., Ltd
本社
〒297-0029 千葉県茂原市高師 585
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FAX(0475)27-4660
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