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事前復興 - 日本大学理工学部

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事前復興 - 日本大学理工学部
平成 26 年度 日本大学理工学部 学術講演会論文集
F2-50
津波を対象とした「事前復興」の実施方策に関する研究
―既往の知見にみる「事前復興」の留意点等―
A Study on the Implementation Way of the "Pre Disaster Recovery Planning" for the Tsunami
-About the existing considerations of the "Pre Disaster Recovery Planning"○遠藤剛1, 谷中勇輝1, 横内憲久2, 岡田智秀2, 大塚宏樹3, 井出純一3
*Tsuyoshi Endo1, Yuki Yanaka1, Norihisa Yokouchi2, Tomohide Okada2, Hiroki Otsuka3, Junichi Ide1
Abstract: The purpose of this study is to clarify the ideal way of the "Pre Disaster Recovery Planning" that focused on Tsunami. This
paper refers to some points and issues about the "Pre Disaster Recovery Planning" through analyzing of the existing considerations.
1.研究目的―東日本大震災を契機にわが国の沿岸各地
(2)「検討手法」―全体を通してみると,「実践」の取り
では,津波防災まちづくりの検討が活発化しつつある.
組みが大多数であり,中でも「模擬訓練」や「ワークショッ
*
その実態の一つとして,筆者らの先行研究 では東日本大
プ(WS)」が多い.その特徴は,東日本大震災前は「避難訓
震災直後の復旧・復興議論では,パニック状態にあるな
練」が主であったが,それ以後は「WS」が主流となる.こ
か時間的制約も厳しいため,住民間や住民・行政間での
れは,事前復興のシナリオを構築する上で多様な参画者
議論対立・不調をはじめ,情報不足から問題点をはらむ
の合意形成が不可欠とされるためと考えられる.
対処療法策がとられがちであるという現状を捉えている.
(3)「対応策」―最も多い分類項目は「住宅・インフラ整
したがって,津波防災まちづくりのあり方の一つとして,
備」であり,中でも「建築物の耐震・耐火」「ゾーニング・
当該地域の津波被害を事前に想定し,その後の復旧・復
区画整理」が年代問わず対象とされている.前者は「地震」
興方策を予め用意しておく「事前復興」の取り組みが重要
に対して,後者は地震やそれに伴う津波の備えとして避
と認識する.そこで,本研究では,津波災害を想定した「事
難・救助路を確保するためのものが主である.次に多い
前復興」のあり方を検討するために,本稿では既往の知見
分類項目として「避難場所」は,年代によらず「避難生活の
を分析することで,「事前復興」に関する留意点と課題点
対応」が多く,避難所の共同生活の難しさが伺える.「計
について明らかにすることを目的とする.
画・ビジョン」では「復旧・復興マニュアル作成」「マスタ
2.研究方法―本稿では論文検索サイトである J-STAGE,
ープラン見直し」が多く,東日本大震災後に増加する.
CiNii を対象とし,「事前復興」をキーワードに検索した結
“想定外”とされる今次クラスの津波対策についてであ
果,1998 年 10 月から本年(2014 年)4月までの全 51 文献
るが,その具体策までは言及されていない.
を得た.そこで,各文献の「事前復興」に関する着眼点を
(4)「地震」「津波」の「検討手法」「対応策」―図1より「地
捉えるために,対象となる「自然災害」,事前復興の「検討
震」は,「検討手法」として実践型(模擬訓練,WS,まち歩
手法」,その手法から得た「対応策」という3項目について
き)が用いられており,「対応策」は建物強化(耐震・耐火)
分類した結果が表1である.さらに表1に掲げる「自然災
や地元人材育成(地域力向上)など7項目が挙げられ,い
害」の上位2項目(地震,津波)を抽出し,それらの「検討
ずれもまとまった件数で検討されている.これより,「地
※1
手法」「対応策」について示したものが図1である
.
震」は着眼点がほぼ明確になっている様子が伺える.対し
3.結果及び考察
て「津波」は,「検討手法」が数件足らずで分散傾向にある.
(1)対象とされる「自然災害」―表1の「自然災害」をみ
これらの「対応策」のうち「地震」にみられないものは,「高
ると,年代によらず一貫して「地震」が多いことがわかる.
台移転」「財政支援」および高台移転に伴う迂回路整備関
次に多い「津波」は,東日本大震災を境としてそれ以前は
連(交通施設の整備)であり,いずれも津波対策として重
皆無であり,その後に大きく増加する.これらに次いで
要な避難・財政関連であるが,その取り組み件数は僅か
多い「火災」は,「地震」と連動する災害として断続的に対
であった.これより,「津波」は「事前復興」の対象として
象とされ,それ以外の自然災害になると東日本大震災以
注目されつつも,その「検討手法」や「対応策」は明確なビ
降は減少または消滅する状況にある.これより,「事前復
ジョン構築までは至っていない実態が捉えられた.
興」の対象として「地震」「津波」が注目されている現状理
4.補注(※1):図1の「検討手法」は「自然災害」の項目ごとに,「対応策」
解できる.
は「検討手法」の項目ごとに,それぞれの上位3項目までを掲載している.
1:日大理工・学部・交通 2:日大理工・教員・まち 3:日大理工・院・不動産
397
平成 26 年度 日本大学理工学部 学術講演会論文集
表1 各文献において「事前復興」の対象とされた「自然災害」「検討手法」および「対応策」
検討手法
自然災害
分 類 項目
地
震
文
献
番
号
1
2
3
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8
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21
22
津
波
火
災
風
水
害
・
洪
水
噴
火
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高
潮
模
擬
訓
練
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ク
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ョ
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2011年6月
2011年6月
2011年6月
2011年7月
2011年8月
2011年8月
2011年9月
2011年10月
2011年10月
2012年4月
2012年1月
2012年1月
2012年6月
2012年8月
2012年9月
2012年9月
2012年10月
2012年10月
2012年11月
2013年1月
2013年3月
2013年3月
2013年4月
2013年10月
2013年11月
2013年12月
2014年1月
2014年3月
2014年4月
小 計 (件 )
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仮想
ロ
ー
ル
プ
レ
イ
ン
グ
ま
ち
歩
き
発 行 年月
1998年10月
1998年10月
2000年6月
2000年9月
2004年5月
2004年11月
2004年12月
2005年5月
2006年10月
2006年10月
2007年1月
2007年9月
2008年2月
2009年1月
2009年1月
2009年1月
2009年3月
2009年6月
2009年10月
2010年3月
2010年9月
2011年1月
対応策
実践
被
害
経
験
・
デ
ー
タ
分
析
ハ
ザ
ー
ド
マ
ッ
プ
イ
メ
ー
ジ
力
向
上
シ
ミ
ュ
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ー
シ
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ン
解析
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ン
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強
化
防
災
教
育
ハ
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ド
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シ
ナ
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オ
モ
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G
I
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住宅・イ ンフ ラ 整備
建
築
物
の
耐
震
・
耐
火
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ー
ニ
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・
区
画
整
理
交
通
施
設
の
整
備
堤
防
整
備
・
河
川
の
拡
幅
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ー
化
避
難
生
活
の
対
応
一
時
避
難
場
所
高
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マ
マ
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ジ
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ー
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提
示
●
地
域
力
向
上
財
政
支
援
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人材・資金
過
去
特
例
処
置
の
確
認
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バ
リ
ア
フ
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計画・ビジ ョ ン
ヘ
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設
置
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避難場所
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東日本大震災
23
24
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26
27
28
29
30
31
32
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37
38
39
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42
43
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48
49
50
51
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5
3
3
2
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26
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5
2
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15
65
69
7
●
3
2
【 検討手法】
28
建築物の耐震・耐火 (14件)
地域力の向上 (9件)
一時避難場所 (6件)
避難生活の対応 (5件)
復旧・復興マニュアル作成 (4件)
ゾーニング・区画整備 (3件)
マスタープラン見直し (2件)
高台移転 (3件)
高台への事前移動
高台生活でのビジョン
建築物の耐震・耐火 (3件)
被災地の創造的復興支援のための
東西方向の広域インフラ整備
一時避難場所 (2件)
高台へのアプローチ道路の整備
財政支援 (2件)
自治体が社会基盤施設を維持
管理するための財政力回復
マスター プ ラ ン見直し (2件)
想定外を見越した主要拠点の見直し
交通施設の整備 (1件)
集落が孤立しないための
迂回路の整備
ゾ ー ニング・区画整備 (1件)
街路や公園の基盤整備
地域力向上 (1件)
行政と対等に意見交換できる
住民の育成
模擬訓練 (1件)
イメージ力向上 (1件)
防災教育 (1件)
【※重複カウントあり】
凡例:対応策の件数によって線の太さを変えた
:5件, :4件,
2
12
9
6
33
5
1
9
8
3
1
21
6
4
3
15
1
1
6
5
11
80
【 対応策】
被害経験・データ分析(2件)
6
8
[ 各検討手法上位の3項目抽出]
模擬訓練 (26件)
ワークショップ (16件)
まち歩き (10件)
:8件, 6件:,
1
101
シミュレーション (2件)
津波
(7件)
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[ 各自然災害の上位3項目抽出]
地震
(49件)
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49
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中 計 (件 )
合 計 (件 )
【 自然災害】
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:3件, :2件, :1件
図1 自然災害上位2項目(地震・津波)における「事前復興」の検討手法と対応策
5.参考文献 *大塚宏樹ら:「福島県いわき市沿岸部の地区別にみた復興事業計画の成立要因に関する
研究」,土木学会,土木学会全国大会研究発表会(CD-R),2014.9 1.佐藤隆雄:「「復興計画」及び「事前復
興計画」に関する考察的研究その 2」,地域安全学会論文報告集,pp.304-309,1998 2.山田美由紀ら:「「復
興計画」及び「事前復興計画」に関する考察的研究その 1」,地域安全学会論文報告集,pp.298-303,1998
3.中林一樹:「災害復興の理念と戦略としての事前復興」,都市問題,pp.33-52, 2000 4.大沢直彦ら:「事前
復興計画の具体化に関する研究」,学術講演梗概集,都市計画,建築経済・住宅問題2000,pp.421-422,2000
5.市古太郎ら:「参加のまちづくり技術を用いた「地域協働復興型」事前復興まちづくり訓練の報告」,
地域安全学会梗概集,pp.95-98, 2004 6.市古太郎:「事前復興論に基づく震災復興まちづくり模擬訓練
の設計と試行」,地域安全学会論文集,pp.357-366,2004 7.中林一樹:「「事前復興計画」の理念と展望」,
都市計画,pp.23-26,2004 8.市古太郎ら:「震災復興まちづくり模擬訓練による地域協働型事前復興準備
の可能性」,地域安全学会論文集,pp.385-394,2005 9.市古太郎:「事前復興計画論に基づく地区防災まち
づくりの新たな可能性」,オペレーションズ・リサーチ:経営の科学,pp.640-645,2006 10.市古太郎ら:「事前復
興対策としての都市復興図上訓練の現状と考察」, 都市計画.別冊,都市計画論文集,pp.701-706, 2006 11.饗
庭伸ら:「首都直下地震に備える事前復興の取り組み」, 地學雜誌, Vol.116 ,No.3-4,pp.557-575,2007
12.中林一樹:
「首都直下地震に備える東京の事前復興対策」,地理,pp.25-31,2007 13.ブランコヒルダ:「事
前復興計画 : 持続可能なコミュニティの実現に向けて」,総合論文誌,pp.49-56, 2008 14.佐藤滋:
「
「事前
復興まちづくり」ということ」, すまいろん,pp.43-47, 2009 15.山中茂樹:
「事前復興計画のススメ」,災害
復興研究,pp.181-191,2009 16.吉川忠寛:
「
「事前復興」という新基軸」,関東都市学会年報,pp.23-33, 2009 17.
市古太郎:
「西山夘三先生の構想計画論と事前復興まちづくり」,建築とまちづくり,pp.25-30,2009 18.市
古太郎ら:
「Outcome-Sequence チャート用いた事前復興対策としての東京都市復興図上訓練の考察」, 都
市計画.別冊,都市計画論文集 44(3),pp.289-294, 2009 19.中林一樹:
「首都直下地震からの復興の危機と事前
復興対策」,自治体危機管理研究 4,pp.167-171, 2009 20.市古太郎:
「まちづくりの視点からみたゼロ年代
の事前復興まちづくり--練馬区でのケースレビュー」, 都市科学研究,pp.103-114, 2010 21.古川尚彬:
「新
宿区における協働復興模擬訓練を契機とした事前復興まちづくりの展開と課題」,学術講演梗概集.F-1,
都市計画,建築経済・住宅問題 2010, pp.939-940, 2010 22.中林一樹:
「中林 一樹」,都市住宅学,pp.43-49, 2011
23.三井康壽:
「事前復興計画を作れ」,季報住宅金融,pp.20-27, 2011 24.中林一樹:
「国家戦略としての二元
復興による国土復興グランドデザイン」,都市計画 60(3), pp.58-61, 2011 25.加藤孝明ら:「復興イメージ
トレーニング手法の開発とその実証からみえる復興シナリオと復興課題,生産研
究,Vol.63,No.4,pp.109-118,2010 26.中林一樹:
「国家戦略としての「首都圏の事前復興グランドデザイ
ン」
」,人と国土 21 37(2), pp.18-23, 2011 27.奥村拓也ら:
「事前復興の視点を取り入れた都市計画マスター
プランに関する考察」, 学術講演梗概集.F-1,都市計画,建築経済・住宅問題 2011, pp.681-682, 2011 28.阿部
俊彦ら:
「木造密集市街地まちづくりにおける事前復興デザインシステム」,学術講演梗概集.F-1,都市計
画,建築経済・住宅問題 2011, pp.1119-1120, 2011 29.中林一樹:
「木造密集市街地における事前復興と災害
復興のまちづくり(特集 区画整理を活用した既成市街地整備の工夫)」,区画整理,pp.6-14, 2011 30.加藤孝
明ら:「未経験の復興状況に対応するための事前準備:復興状況イメージトレーニング手法の構築」都
市計画論文集,Vol.46,No. 3,pp.913-918,2010 31.照本清峰:「孤立対策検討ワークショップの実施とリ
スクコミュニケーション効果の分析」, 日本建築学会技術報告集,Vol.17,No.37,pp.1003-1008,2010 32.
大谷英人:
「事前復興としての公的緊急仮設住宅団地計画の規模算定手法」,高知工科大学紀要 9(1),
pp.87-97, 2012 33.中林一樹:
「これからの復興まちづくり」21 世紀ひょうご: (財)ひょうご震災記念 21 世
紀研究機構研究情報誌,pp.33-47, 2012 34.市古太郎:
「減災コミュニティ論と事前復興まちづくり」,安寧
の都市研究, pp.13-21, 2012 35.中林一樹:
「首都直下地震に備えた木造密集市街地の事前復興まちづくり
を急げ」,建築ジャーナル,pp.4-7, 2012 36.中林一樹:
「災害復興と事前復興で巨大災害を乗り越える二元
復興の国土づくり」,公園緑地,pp.8-11,2012 37.中林一樹:
「命を守るまちづくり」と「想定外を乗り
越えるまちづくり」,区画整理,pp.6-14,2012 38.北岡亮:
「落合第二地区における協働復興模擬訓練から
事前復興まちづくりへの発展プロセス」,学術講演梗概集 2012(都市計画),pp.265-266,2012 39.小池則
満:「我が国における大規模災害予測時の事前広域避難実現のための課題に関する検討,都市計画論文
集,Vol.47,No.3,pp.883-888,2012 40.市古太郎ら:「2000 年代に展開した「震災復興まちづくり訓練」の
実施特性と訓練効果の考察」, 都市計画論文集,Vol.47,No. 3,pp.877-882,2010 41.中林一樹:
「東京の事
前復興」,関東都市学会年報,pp.32-40,2012 42.山泰幸:
「中山間地における孤立集落の事前復興の取り
組み」,災害復興研究,pp.35-38,2013 43.中嶌いづみ:
「地域レジリエンスと事前復興」, かながわ政策
研究・大学連携ジャーナル,pp.81-108,2013 44.市古太郎:
「八王子市での事前復興まちづくりの展開」,
まちづくり,pp.88-95,2013 45.山口勝:
「大震災から 2 年被害想定を超えて"事前復興"へ」
,月刊フェス
ク,pp.2-7,2013 46.千田雅明:「東日本大震災の知見から : 事前復興を進めるために」,時
評,pp.140-142,2013 47.阿部俊彦:「新宿区の事前復興まちづくりの取り組み」,建築とまちづく
り,pp.22-25,2013 48.北原啓司:
「この人この時 弘前大学教授 北原啓司氏 "なりわい"を視野に入れた
まちづくりと事前復興による"復興しやすいまち"を」,pp.10-13,2013 49.鈴木幸夫:
「事前復興訓練と震
災復興まちづくり」,新都市,pp.26-30,2014 50.椚座圭太郎:
「南海トラフ地震に向けた事前復興を担う
ための減災教育」,富山大学人間発達科学部紀要,pp.67-87,2014 51.大矢根淳:
「地域レジリエンスの向
上と事前復興」,労働の科学,69(4),pp.206-209, 2014-04
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