...

設定マニュアル

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

設定マニュアル
■業績連携ツール設定手順概要
ImportツールはDSpaceと同じサーバにInstallされることを前提としています。
リソースの配置/ファイル格納用ディレクトリの作成においては
「2.ディレクトリ作成時留意事項」を参照の上、適切なユーザ/グループに適切な権限をつけて実施してください。
1. 手順
(Uploadツール設定)
1. PHPがインストールされていない場合は、PHPをインストールする
2. ドキュメントルートの設定をする
※Apache上での動作を想定しています
3. 必要であれば、アップロードするファイルの最大サイズ等の値を変更する。(php.iniファイル)
4. ApacheのドキュメントルートにUploadツール用のディレクトリ(upload)を作成し、
業績連携パッケージの ./src/upload配下のファイルを配置する。
5. upload.iniファイルを編集する (3.設定ファイル記載事項 3.1upload.ini 参考)
6. アップロードされたファイルを格納するディレクトリ(upload.iniの[UPLOAD]DIR=に定義されているディレクトリ)を作成する。
(Mappingツール/Importツールを同じディレクトリで動作させる場合)
7. ツール用ディレクトリを作成し、業績連携パッケージの ./src/mapping配下のファイルと
./src/import配下のファイルを配置する。
8. mapping_fileファイルを編集する (3.設定ファイル記載事項 3.2 mapping_file 参考)
9. import.cfgファイルを編集する (3.設定ファイル記載事項 3.3 import.cfg 参考)
10. 作業用ディレクトリ(import.cfgのWORK_DIR=に定義されているディレクトリ)を作成する。
11. インポートアイテム格納用ディレクトリ(import.cfgのIMPORT_DIR=に定義されているディレクトリ)を作成する。
12. エラー用ディレクトリ(import.cfgのERROR_DIR=に定義されているディレクトリ)を作成する。
(Mappingツール/Importツールを異なるディレクトリで動作させる場合)
7. Importツールを格納するディレクトリを作成し、業績連携パッケージの ./src/import配下のファイルを配置する。
8. import.cfgファイルを編集する (3.設定ファイル記載事項 3.3 import.cfg 参考)
9. インポートアイテム格納用ディレクトリ(import.cfgのIMPORT_DIR=に定義されているディレクトリ)を作成する。
10. エラー用ディレクトリ(import.cfgのERROR_DIR=に定義されているディレクトリ)を作成する。
11. Mappingツールを格納するディレクトリを作成し、業績連携パッケージの ./src/mapping配下のファイルを配置する。
12. 8.で編集したimport.cfgを11.で作成したディレクトリにCopyする
13. mapping_fileファイルを編集する (3.設定ファイル記載事項 3.2 mapping_file 参考)
14. 作業用ディレクトリ(import.cfgのWORK_DIR=に定義されているディレクトリ)を作成する。
2.ディレクトリ作成時留意事項
以下のように、各ツールがファイルを介してデータの授受を行います。
ディレクトリ作成時にはツールの実行ユーザへ適切な権限を付与するように気をつけて権限設定を行ってください。
※アップロードツール実行ユーザとマッピングツール実行ユーザは1つのグループに所属させるような設定を行ってください。
mappingツール
Uploadツール
write
read
、
アップロード用
ディレクトリ
write、
copy、
remove
importツール
write
作業用ディレクトリ
read、
copy、
remove
インポートアイテム
格納用ディレクトリ
write
エラー用ディ
レクトリ
3.設定ファイル記載事項
3.1 upload.ini
; アップロードツール用コンフィグファイル
[GROUP]
GROUP=dspacetool ←マッピングツール実行ユーザとの共通グループ名を記述。アップロードしたファイルの所有グループとして使用される。
[UPLOAD]
DIR=/opt/dsk/add-on/gyoseki/upload ←アップロードされたファイルが格納されるディレクトリ(ドキュメントルート配下に置かないこと)
[LOG]
FILE=/opt/dsk/add-on/gyoseki/upload.log ←アップロード処理におけるLOG情報が書き込まれる(追記)ファイル
[CHECK]
ID=gyosekiID ←業績システムからIDとして渡されるパラメータ名を記述して下さい。チェックに使用します。
TITLE=title ←業績システムからタイトルとして渡されるパラメータ名を記述して下さい。チェックに使用します。
[INDEX] ←送られてくるパラメータをアップロードツールで表示する際に項目名をどう表記するかを記述(左辺=name、右辺=表示時項目名(ラベ
ル))
gyosekiID="業績ID"
title="標題"
:
:
3.2 mapping_file
#マッピングファイル ←「業績システムからのname=変換後のメタデータ」の形式で記述してください。
gyosekiID=identifier.gyoseki
title=title.none
transcription=contributor.transcription
:
:
※注意事項
一行に一つずつ指定してください
コメントなどは記述しないでください
qualifierが なし の場合は none として下さい。
※参考-Mapping整理表
項番 業績システム側からのname
gyosekiID
アップロードツールでの表示項目名 変換するDspaceメタデータ
業績ID
identifier.gyouseki
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
備考
例
業績IDを記述してください。
チェック用に使用します(必須)
タイトルを記述してください。
当該項目は必須チェックが行われ
ます。
業績システム側からのname 欄には業績システムから送信される項目を全て記述してください。(送信用のname)
* 業績システム側からのname文字列については、以下の注意事項を参照ください
ハイフン、アンダーバー、ピリオド以外の半角記号は使用しないでください (使用できない例 : name$,name@value など)
-(ハイフン),.(ピリオド)は文字列の最初には使わないでください (使用できない例 : -name,.name など)
半角数字は文字列の最初には使わないでください (使用できない例 : 1name など)
アップロードツールでの表示項目名 欄にはアップロードツールで業績側から送られたデータを表示する際の、項目名を記述してください。
変換するDspaceメタデータ 欄にはDspaceインポート時にどのメタデータ項目としてインポートするかを記述してください。
クリーム色の項目(業績IDとタイトル)に関しては、必須となりますので、必ず入力してください。
その他は自由となります。
3.3 import.cfg
#PROFILE=/home/dspace/.profile
UPLOAD_DIR=/opt/dsk/add-on/gyoseki/upload ←変換前のアイテムが格納されているディレクトリ
IMPORT_DIR=/opt/dsk/add-on/gyoseki/import ←マッピングツールが処理したインポート直前のアイテムを格納するディレクトリ
WORK_DIR=/opt/dsk/add-on/gyoseki/work ←マッピングツールが作業を行うためのディレクトリ(中に余分なファイル等は入れないでください。)
[email protected] ←インポートを実施するユーザ(メールアドレスで記述してください)
COLLECTION=xxxx/xxx ←インポート対象のコレクション(ハンドル番号、又は、IDを指定)
ERROR_DIR=/opt/dsk/add-on/gyoseki/error ←エラーが発生した場合にアイテムを格納するディレクトリ
#LICENSE=/opt/dsk/system/dspace/config/default.license ←Dspace用のライセンスファイルを指定してください。(使用する場合はコメントアウトを外して下さい)
DSRUN=/opt/dsk/system/dspace/bin/dsrun ←インストールされているDspaceのbin配下にあるdsrunを指定
Fly UP