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3.93MB - 大阪労働局

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3.93MB - 大阪労働局
のみなさまヘ
及び
労働者派遣事業を行う事業主
派遣労働者を受け入れる事業主
● 労働者派遣事業 とは
労働者派遣事業とは、派遣元事業主が自己の雇用する労働者を、当該雇用関係の下で、
派遣先事業主の指揮命令を
て、
受│ナ
派遣先のために労働に従事させることを業として行うことをいいます。
一方、
請負とは、労働の結果としての仕事の完成を目的とするもの (民法第 632条 )で、注文主と労働者の間には指
揮命令関係 が生じません。
● 労働者派遣 と請員 の通正な区分
、労働者 の安全衛生 の確保、労働時間管理などについて、
労働者派遣と請員 とで│よ
雇用主 (派遣元事業主 `請負事業
・
べ
者)、派遣先事業主 注文主が負う き責任 に違いがあり、
業務の遂行方法について労働者派遣か請負 かを明確にし、そ
れぞれ適正な労務管理 を行う必要があります。
【
請 負】
労働者派遣】 労 働者
【
派遣契約
田
態
題
雇用関係
輛 競
=単
│
FI_獲 妻 ぎヨ
雇用関係
指揮命令関係
請負契約
指
揮命令関係
両者の違 いは、派遣先事業主と派遣労
働者、注文主と労働者との間に指揮命令
関係があるか否かという点にあります。
労働者派遣と請負との違いについては、厚生労働省で 「
労働者派遣事業と請負により行 われる事業との区分に関す
る基準 (昭和 61年 労働省告示第3フ号)」を示しています。同基準では、
請負の形式の契約により行う業務に自己の雇
派遣
用する労働者を従事 させることを美 とする事業主であっても、基準で定める一定要件を満たさないものは労l 3者
として取り扱うものとされています。
※請負事業者と判断される基本的な考え方
1 請 負事業者が自己の雇用する労働者の労働力を自ら直接利用するものであること。
2 請 負事業者が請負契約によつて請け負 つた業務を自己の業務としてその契約の相手方から独立して処理する
ものであること。
なお、
製造業の請負事業の雇用管理の改善及び適正化の促進
製造業 の請負事業 については、平成 19年 6月 29日 に 「
べ
に取り組 む請負事業主が議す き措置 に関するガイドライン」及び 「
製造業の請負事業の雇用管理の改善及び適正化
の促進 に取り組む発注者が講すべ き措置に関するガイドライン」が示されたのでご留意下さい。
厚生労働省ホームベ ージ参照
● 労働基準法等の適用 について
として派遣元事業主が雇用主として責任を負いますが、
原貝」
労働基準法、労働安全衛生法等の労働者保護法規については、
派遣先事業主が責任を負う事項があります。(※Pフ 「
派遣労働に係る労働基準法等の適用関係一覧」参照)
また、
請負の形式による契約に基づいていても、
実態が労働者派遣と判断される場合には、同様の責任分担となります。
どちらが責任を負うのかを十分に確認の上、
派遣元のみならす、
派遣先においても、
適正な労務管理に努めてください。
お問い合せ先
〈派遣労働者の労働条件等に関して〉 大 阪労働局労働基準部監督課 06‐ 69496490又
〈労働者派遣事業に関して〉
大
阪労働局需給調整事業部 06‐ 4ア90‐6303
ー
ー
ペ
ジ
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大阪労働局ホ ム
―
-
1
-
は各労働基準監督署
(H2011)
派遣労働者 の労働条件に関するポイン ト
労働基準法等 の労働者保護法規の労働者派遣事業 に対する適用については、派遣先における具体的な就業 に伴う
として、派遣中の労働者 と労働契約関係 に
事項 であつて、派遣元事業主に責任を間うことが困難な事項を除き、原貝」
ある派遣元事業主が責任を負う立場にあります。
C)1日
体憩 ・
体日
労働時間 ・
時間等 の枠組 みの設定 に関する事項 は、派遣元事業
では、
定められた労働時間等の枠組みの範囲内で、派遣
主との労働契約等で定めなければなりません。派遣先
労働者 の労働時間等 を管理 する必要があります。
[]]労 働 時 間 の 原 則
変形労働時間制による場合等の例外を除いて、
休憩
派遣労働者の労働時間について、
派遣元事業主は、
40時
1日8時
を超えないように、
ま
1週
、
労働契約等で定めなければなり
間
間に
間
時間を除き、原則として
せん。(労働基準法第 15条 、
第32条 )(※01[]]参 照)
[2]変 形 労 働 時 間制
業
変形労働時間制とは、
繁忙期の所定労働時間を長く、閑散期の所定労働時間を短くするというように、
ー
'性
務の繁閑や特殊 に応じて、労使が工夫しながら所定労働時間の配分などを行い、ト タルで法定労働時
労働時間の短縮を図ろうとするものです。
間の枠内におさめ、
※ 派 遣労働者 の労働時間等の管理は派遣先事業主が行いますが、労働時間等の枠組みの設定は派遣元事業主 が行うも
派遣元で変形労働時間制等の定 めをして
のであるため、派遣先において変形労働時間制等により労働させる場合には、
フレックスタイム制などがあります。
次の①②の他、
おかなければなりません。変形労働時間制には、
① lか 月単位 の変形労働時間制
派遣元事業主が労使協定又は就業規則その他これに準するものにより派遣労働者の労働時間について
1か月以内の一定の期間を平均し、1週間の労働時間が40時 間 (派遣先が特例措置事業場の場合は44時
派遣労働者に特定の日に3時 間を
派遣先事業主は、
間)を超えない定めをした場合には、その定めにより、
超え、
又は特定の過に週法定労働時間を超えて労働させることができます。(労固基準法第32条 の2)
② l年 単位 の変形労働時間制
一
派遣元事業主が労使協定により1か月を超え 1年以内の 定の期間を平均して 1週間の労働時間が40
時間 (特例措置事業場も同じ)を超えない定めをした場合には、その定めにより、派遣先事業主は、派遣労
働者に特定の日に8時 間を超え、又は特定の週に40時 間を超えて労働させることができます。なお、派遣
元事業主は、労使協定を所定の様式により派遣元を管轄する労働基準監督署に届け出ることになつていま
す。(労働基準法第32条 の4)
[31休 憩
労働持間が6時間を超える場合は45分 以上、8時 間を超える場合に
派遣労働者に対し、
派遣元事業主は、
準法第 15条 、
第34条 )
労働契約等で定めなければなりません。(労lEl基
は60分 以上の休憩を与えるように、
[41休 日
毎週少なくとも1日の休日わX4週 間を通じて4日以上の休日を与え
派遣労働者に対し、
派遣元事業主は、
第35条 )
るように、労働契約等で定めなければりません。(労働基準法第 15条 、
最低賃金
C)2コ
派遣元事業主 は、派遣労働者 に対 し、派遣先における地域別最低賃金 (産業別最低賃金 が適用される場合
は産業別最低賃金)以 上の賃金を支払わなければな りません。(最低賃金法第 13条 、第 18条 )
- 2 -
C)38時
間外及び体日の労働
派遣元事業主は、派遣先事業主が派遣労働者に時間外労働又は休日労働をさせる場合には、三六協定を
締結し、これを派遣元を管轄する労働基準監督碧に届け出なければなりません。(労倒基準法第 36条 )
派遣元事業主との労倒者派遣契約において、派遣先事業主が派遣労働者に時間外労働を命じうる旨定めた
としても、派遣元事業主がこれに必要な三六協定の締結 ・
属出をしていなければ、派遣先事業主│よ
派遣労働者
に時間外 に労働 させることができす、また、派遣元事業主の締結 した三六協定に定める時間外、休日労働の限
度を超えて時間外労働、
休 日労働をさせることはできません。
※三 六協定と│よ… ・
労働者代表 (労働者 (派遣労働者 を含む。以下同じ)の過半数で組織する労働組合がある場合にはそ
の労働組合 、労働者の過半数で組織する労働組合がなしヽ
場合には労働者の過半数を代表する者)と派
遣元事業主との間で締結した労働時間の延長の限度等を定める協定を 「
三六協定」といいます。三六
協定の内容は、労働基準法の規定のほか 「
時間外労働の眼度に関する基準 」(平成 10年 労働省告示
第 154号 )に適合したものになるようにしなければなりません。
労働契約・
解雇
C)4コ
[1]労 働 条 件 の 明示
派遣元事業主は、
派遣労働者と労働契約を結ぶ際に、
派遣労働者に対し賃金、
労働時間、その他の労働条
件を書面などにより明示しなければなりません。(労働基準法第 15条 )
[2]解 雇 等
派遣元事業主が派遣労働者を解雇する場合には、
客観的に合理的な理由等が必要です。また、やむを得
す解雇する場合には、
予告もしくは解雇予告手当を支払わなければなりません。
X 派 遣元事業主が派遣労働者を解雇しようとする場合、その解雇が、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当で
あると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、その解雇は無効となります。(労働契約法第 16条 )
※解雇をする場合
派遣元事業主は、派遣労働者を解雇しようとする場合には、原則として30日 以上前に予告するか、30日 分以上の平
均賃金 (解雇予告手当)を支払わなければなりません。また、解雇予告期間の日数が、30日 未満の場合│よ
、30日 に満た
ない日数分の解雇予告手当を支払わなければなりません。(労働基準法第20条 )
※解雇制限
派遣労働者が業務上の傷病又は産前産後のため休業 している期間及びその後 30日 間│よ
、原則として当該派遣労働
ことはできません。
19条
者を解雇する
(労働基準法第
)
※休業手当
派遣労働者を使用者の都合で体業させる場合には、
派遣元事業主が休業手当 (平均賃金 の600/9)を支払わなければ
なりません。派遣先事業主 との派遣契約 が中途解除された場合でも、
残りの雇用期間について派遣元事業主との労働
契約は継続しています。そのため、他 の派遣先 が見つからなかつた場合など派遣労働者を休業させる場合には、
派遣元
事業主に体業手当の支払い義務があります。(労働基準法第 26条 )
次有結体暇
C)58年
以上出勤した派遣労倒 者 に対 し、6か 月経過した初
派遣元事業主 は、6か 月継続勤務 し、全労働 日の8害」
年度 に10日 、6か 月後以降 は継続勤務 1年ごとに1日、3年 6か 月以降は2日 すつ加算して、最高 20日 の年
次有給休順を与えなければなりません。(労働基準法第39条 )
・
C)6口 就業規則の作成 届出の義務
常時 10人 以上の労働者を雇用する派遣元事業主は、就業規則を作成して、労働者代表 饉 CD2参 照)の
意見書を添えて労倒基準監督署 に届 け出なければなりません。また、就業規員」
を変更した場合も同様です。
(労働基準法第 89条 、第90条 )
*労 働者 には、派遣労働者のみならす派遣元事業主に雇用される派遣労働者以外の労働 者 も含まれます。
- 3 -
派遣労働者 の労働条件 に関するポイン ト
労働基準法等の労働者保護法規の労働者派遣事業に対する適用については、原貝」
として、派遣 中の労働者 と労働
契約関係 にある派遣元事業主 が責任 を負う立場 にあります。しかし、派遣先 における具 体的な就業に伴う事項であっ
て、労lEl者
派遣 の実態か ら派遣元事業主 に責任を間うことが困難な事項及び派遣労働者保護の観点から派遣先事業
て│よ
、派遣先事業主 に責任を負わせることとしています。
主に責任を負わせることが適当な事項につしヽ
休憩 ・
1日労働時間 ・
体日
派遣先事業主は、派遣元事業主と派遣労働者との労働契約等で定められた労働時間等の枠組み の範囲内で、
派遣労働者の労働時間等を管理 しなければなりません。
[1]労 働 時 間 の原 則
派遣先事業主は、派遣労働者を、休憩時間を除き、原則として 1週 間 に40時 間、]日8時 間を超えて労働
させて1よ
なりません。(労働基準法第 32条 )
なお、派遣元事業主 と派遣労働者 との労働契約等 の範国内で、派遣元事業主が変形労働時間制の定め
をした場合には、これにより労働させることができます。
① 特 例 措 置事 業場
派遣先の事業 が、商業 、映画の製作を除く映画 ・
演劇業 、
保健衛生業、接客娯楽業の事業に該当 し、かつ、
当該事業場 において派遣先事業主 に雇用されている労働者と当該事業場に派遣されている派遣労働者 を
合わせて ]0人 未満の場合には、1週の法定労働時間は44時 間とされています。
② 変 形 労働 時 間制 (※傷"[2]参 照)
派遣労働者に関する変形労働時間制等の定めは派遣元事業主が行うことが必要であり、
派遣先事業主は、
自己の事業場の就業規貝」に変形労働時間等 の定めをしていても、あるいは、労働者派遣契約においてその
ような定めをしていても、派遣元事業主が必要な定めをしていない場合は、派遣労働者を変形労働時間制
等によって労働させることはできません。
[2]休 憩
、派遣労働者 に対 し、労lCl時
派遣先事業主│よ
間が6時 間を超える場合には45分 以上、8時 間を超える場
合には60分 以上の休憩時間を、労働時間の途中に与えなければなりません。また、休憩時間は、原貝」とし
て一斉に与え、かつ労働者に自由に利用させなければなりません。(労働基準法第 34条 )
一斉に付与しなくても差し支えありません。その際の労
ただし、
特定の業種の場合及び労使協定を締結した場合には、
使協定は、
派遣先事業主が締結することとなります。
[3]休 日
派遣先事業主は、派遣労働者に対し、
少なくとも毎週 1国又は4週 4国 の体日を与えなければなりません。
(労働基準法第 35条 )
、)28時
間外及 び休 日の労働
派遣先事業主は、派遣元事業主が三六協定を締結し、これを労働基準監督署に届け出た場合に│よ
、その協
定に定める限度内に限り、
派遣労働者に時間夕1又は休日に労働させることができます。(労働基準法第 36条 )
派遣先事業主が派遣労働者に時間外労働を命 じうる旨定めたとしても、派遣元事業主がこれに必要な三六
協定 (※● 2参 照)の締結 属出をしていなければ、派遣先事業主は派遣労働者に時間外に労働させることが
できす、また、派遣元事業主の締結した三六協定に定める時間外、体 園労働の限度を超えて時間外労働、休 国
労働をさせることはできません。
- 4 -
3.年 次有結体隅
派遣先事業主 は、一 定の要件を満た した派遣労働者 に対 し派遣元事業主が付与する年次有給休 暇 の 取
得を阻害 しないようにしなければなりません。
4口年少者 ・妊産婦等の労働基準
[1]年 少 者 ・妊 産 婦 の 労 働 時 間 等
派遣先事業主は、年少者 (18歳 未満)の派遣労働者については、原則として時間外、休 日、深夜に労働 さ
せることはできません。(労働基準法第 60条 、第 6]条 )
また、妊産婦が請求した場合につ いても、原則として時間外、休日、深夜に労働させることはできません 。
(労働基準法第 66条 )
[2]危 険 有 書 業 務 の 就 業 制 限 等
派遣先事業主は、年少者 (18歳 未満)叉 │よ
妊産婦である派遣労働者を一定の危険有害業務に就かせて
はなりません。(労働基準法第 62条 、第64条 の3)
男女雇用機会均等法 に関するポイン ト
セクシユ
アルAラスメント
対策の措置
C)1ロ
男女雇用機会均等法 (以下 「
均等法」という。)第 1]条 に規定されたセクシュアル八ラスメント対策の措置
については派遣元事業主のみならす派遣先事業主にも、
O 事 業主の方針の明確化及びその周知 啓発
0 相 談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備
0 事 後の迅速かつ適切な対応
0 相 談者のプライバシーの保護及び不利益取扱いを行わなしヽ
旨の周知等
に関する措匿義務があります。
C)2日
妊娠中及び出産後の健康管理 に関する措置
派遣先 の事 業主 は派遣労働者 についても妊 娠中及び出産後の健康 管理 に関する必要 な措置 ( 健康診査の
ための 時間の確保 、
通勤緩和等) を講する義務があります。
03日
妊娠 ・出産等を理由とする不利益取扱 いの禁止
派遣先の事業主 につしヽ
ても、派遣労働者が妊娠 出産 ・
産前産後休 業を取得 したこと等を理由とする契約更
を
むこと
新 拒
等の不利益な取扱いをすることは禁止 されています。
派遣元事業主 は、派遣労働者との契約に際し労働条件を明示するほか、労働者派遣法 に基づき、派遣先
事業主 との労働者派遣契約にお いて定められた就業条件を明示 しなければなりません。また、派遣先事業
主 は、労働者派遣契約において定められた就 業条件 の 内容を十分 に確認 し、そrtに反することがないよう
適切な措置を議 じなければなりません。
派遣元事業主 には雇用主として、派遣先事業主 には使 用者として、それぞれ 講 じなけれ ばならない措置
が、「
派遣元が議す べ き措置 に関する指針」及び 「
派遣先が講す べ き措置 に関する指針」として定められて
いますので、これらの 措置についても、適切 に実施 して下さい。
-5-
派遣労働者の安全衛生管理に関するポイント
派遣労働者は、その雇用主である派遣元事業主ではなく、派遣先事業主から指揮命令を受けて労倒に従事するため、
労働者の危険又は健康 障害 を防止するための措置 をはじめ、多くの労働安全衛生法上の責任を派遣先事業主が負うこ
ととなります。特 に、製造業務で は、他の業務にと
ヒベ 、危険な機械や有書な化学物質を取り扱うことが多いため、派遣元
・
事業主 派遣先事業主は、それぞれの責任に応じた労働安全衛生法上の措置を徹底する必要があります。
また、これらの措置を円滑に実施するためには、派遣元事業主 ・
派遣先事業主の連絡調整等が重要となるため、
派遣
元責任者 ・
派遣先責任者とは別 に連絡調整等を行う製造業務専門派遣元責任者 ・
製造業務専門派遣先責任者の選任等
が義務付けられています。
安全衛生教育
雇 入 れ 時 安 全衛 生 教 育
派遣元事業主は派遣労働者に対して、雇入れ時 (派
遣前)に安全衛生の基本事項について教育を行わなけ
ればなりません。(労働安全衛生法第59条 第 1項)
健康診断
一
般健康診 断
に対 して、雇入 れ 時及 び
派遣元事業主は派遣労lal者
1年 以 内ごとに 1回 (深夜業務等特定業務従事者につ
いては当該業務 へ の配置換え時及び6か 月以内ごとに
1回 )、定期に一般健康診断を行わなければなりません。
作 業 内容 変 更 時 安 全 衛 生 教 育
派遣元事業主 ・
派遣先事業主は、それぞれ派遣労橿け
容を変更する場合には、従事させる業務に応じた必要i
生教育を行わなければなりません。(労働安全衛生法鮮
健 康 診 断実 施 後 の 措 置
派遣元事業主 ・
派遣先事業主は、
健康診断の結果、
泌
は、
就業場所の変更、
作業の転換、
労働時間の短縮等適
ばなりません。(労働安全衛生法第66条 の5)
(労働安全衛生法第 66柔 第 1項 )
安全衝生管 理体制
そ の他
長 時 間 労 働 者 に 対 す る 医 師 によ る面 接 指 導 等
派遣元事業主 は、派遣労働者の時間外 ・
休日労働時
間 (l週 間当たり40時 間を超えて労働させた 時間)が
1月 当たり100時 間を超え、かつ疲労の蓄積が認めら
れるもの (申出による)に対して、医師による面接指導
を実施しなければなりません。
また、
面接指導を実施した医師から必要な措置について
安全衛生管理体制
派遣元 ・
派遣先事業場の業種及び労働者数に応じて、
者の選任、
安全委員会 ・
衛生委員会の設置等が義務付U
衛生管理体制
睡
安全衛生管理者 ・
衛生管理者 ,産業医 ・
安全衛生拒
派遣労働者に関する衛生管理体制の責任は、派遣ラ
モ
のいすれにもあります。選任等の要否を判断するため│
際には、
派遣元 ・
派遣先ともに派遣労働者を含めてカウレ
(労働安全衛生法第 10柔 、
第 12柔 、
第 13柔 、
第 12条 θ
労 働 者 死 傷 病 報 告 書 の提 出 等
派遣労働者が労働災書により死亡または休業したと,
遣先事業主がそれぞれ労働者死傷病報告書を作成し、
テ
に提出しなければなりません。(労働安全衛生法第 10C
第9フ条)
なお、
派遣先事業主は、労働者死傷病報告書を提出t
派遣元事業主に送付しなければなりません。
意見聴取を行い、
必要と認める場合は、
適切な事後措置を
実施しなければなりません。(労働安全衛生活第66条 の8)
―
〔
が労ral災
もし、
派遣労FEl者
害に被災してしまつたら、
再発防止対策を講する必要があります。
① 派 遣先事業主は、労働災害の発生原因を調査し、
② 労 働災害の発生原因や再発防止対策は、安全委員会等で調査審議する事項です。
③ 派 遣元事業主は、
被災 した労働者が労災保険給付の手続を行うために必要な助力を行いましょう。
、それぞれの事業
0 派 遣元事業主及び派遣先事業主 は、被災 した労働者が死亡又は休業 したとき│よ
る労働基準監督署に、
しなければな
労働者死傷病報告を提出
りません。
場を管轄す
労働者死傷病報告書の提出等」参照)
(下表の 「
[
:な事項 について安全衛
5 9 条 第2 項 )
,有
職長教育
派遣先事業主 は、その事業場が一定の業種に該当するときは、新たに職務 に就くこと
になつた職長等他の労働者を指導 ・
監督する派遣労働者に対し、一 定の事項について 、
安全又 は衛生 のための教育を行 わなければなりません。(労働安全衛生法第60条 )
特 殊 健 康 診 断 (有 害 な 業 務 に 係 る 健 康 診 断 )
派遣先事業主は、一定の有害業務に従事する派遣労働者に対して、健康診断 (特殊健
康診断)を行わなければなりません。また、派遣先事業主 は派遣先で行 つた特殊健康診
断の結果を記録 した書面を派遣元事業主 に送付しなければなりません。(労lel安
全衛生
66条
2項
3項
法第
前段及び第
第
)
:、
安全管理者、衛生管理
│す
られています。
派遣労働者 に関する安全管理体制 の責任 は派遣先事業主 にあります。選任等の要否
を判 断するた めに労働者数を算定する際には、派遣先 │よ
派遣労働者を含めてカウントす
ることとなります。(労働安全衛 生法第 11条 、第 ]フ条)
推進者等 衛生委員会 │
テ
こ事業主 `派遣先事業主
かに労働者数を算定する
│ントすることとなります。
│ の2 、第 1 8 条 )
、
所轄 の 労働基準監督署
)0条 ・
労働安全衛生規員」
、その写 しを
!したとき│よ
6-
派遣先事業主 は労働災害 を防止するための管理を必要とする一定の危険又は有書な
作業については、資格を有する者のうちから作業主任者を選任 し、派遣労働者を含めて
指揮させなければなりません。(労働安全衛生法第 14条 )
危 険有 害 業 務 の 就 業 制 限
派遣先事業主は、特に危険な特定の危険業務 に派遣労働者を就かせる場合には、免許
を受けた者又 は技能講習を修了した資格者でなければ、当該業務に就かせてはなりませ
ん。(労働安全衛生法第61条 )
危 険 又 は健 康 障 害 の 防 止 の た め の 措 置
派遣先事業主は、派遣労働者に関して、労働安全衛生法で定められた一定の危険又は
健康障害を防止するために必要な措置を議じなければなりません。(労働安全衛生法第
20条 ∼第25条 の2)
そ の他
二きは、派遣元事業主 派
作業主任者
安全衛生管 理体制
安全管理体怖」1安全管理者 安全委員会 │
健 康診断
I祢
要があると認めるとき
れ
芭切な措置を講じな│ナ
特 別 教 育 (危 険 有 害 業 務 就 業 時 )
、一定の危険有害業務に派遣労働者を従事させる場合には、派遣労働
派遣先事業主 │よ
者に特別の教育を行わなければなりません。(労働安全衛生法第 59条 第 3項 )
安 全衛 生教 育
劫者に従事 させる作業 内
│
げ日 8 8督 言 驚 H l ■
帥細盟g郊寧
駅︶帥畑曜g朴蝉
mS球OOr
︵
眠︶
︵
球Oor
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︵
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︿
総申S熙G血
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き暦 盤 誉0
︵
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寸G照DO無︶座軍G配世球革
︵
めG球00眠︶剛柳G報革
︵
︵
眠00無︶
把東照郎報尊
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︿
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︵
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