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ごみ減量化・資源化の施策紹介について
平成 28 年度船橋市一般廃棄物処理基本計画推進委員会 資料6 ごみ減量化・資源化の施策紹介について - ごみ減量の先進事例 - ■仙台市の事例: 「緊急分別宣言」 資源ごみの家庭ごみへの混入が震災後に増加し、これを受けて、震災前に使用して いた、 「わける君」と言う独特なキャラクターを活用したキャンペーンを実施しました。 5月の1か月間を強化月間として、 「ワケルくんの五つ星☆集積所診断」や「分別お 悩み相談会<資源のワケかた相談>」などを実施し、集中的に「分別の大切さ」を呼 びかけています。 その他、WAKE UP(ワケアップ)というキャッチフレーズの元、ワケルネットとし てフェイスブックやごみアプリなど若者の興味を引くためのネット媒体を積極的に活 用しています。これらコンテンツは、配信したらそれっきりというのではなく、定期 的に配信して常に生きている行動となっています。 ■横浜市の事例:ヨコハマ3R夢(ヨコハマスリム) 前身の計画、ヨコハマ G30 にて大幅なごみ減量、実際には事業系ごみの不適正な混 入の徹底的な防止、これによって 42%のごみ減量化が実現できました。その結果、清 掃工場の数を6工場から4工場に減らすことができました。 その延長として、リデュース(発生抑制)に取組み、温暖化防止・CO2 削減(H37 で 50%)を進めています。 ■豊田市の事例:レジ袋辞退でもらえるシールを集めてお得に買い物 加盟店での商品購入の際に、レジ袋を断るとシールが 1 枚もらえ、20 枚集めると加 盟店で 100 円相当として利用可能なシステムを導入しました。これにより、レジ袋不 要の意思をシールにより見える化を実現しました。市内全体の 25%(約4万世帯)が 参加し、結果的に、マイバッグ持参率 90%以上を達成しました。 この施策では事業活動費を市が負担する仕組みとなっています。 ■浦安市の事例:誰でも気軽に参加できる常設フリーマーケット 市がフリーマーケットを運営し、リユースを推進しています。市が代行することで 市民にとっては2Rの取組がより身近になっています。また、安心感にも繋がります。 出品者も収益が得られるシステムとなっています。 ■共通していえること ・ 親しみやすいキャッチフレーズやキャラクターを活用していること。 ・ 行政だけでなく、市民、事業者など全てに必要性を理解していただき、自発的な協 力を求めていること。 ・ 行政側の都合である、ごみ減量を前面に押し出すのではなく、参加者が負担や努力 を強いられるのではなく、楽しみながら参加できる活動が好評であること。