Comments
Description
Transcript
PDF 27映像ダビング31_仕様書
仕 様 書 件 名 新国立劇場「公演記録映像」ダビング設備改修工事 公益財団法人 新国立劇場運営財団 仕 様 書 1.概要 1.1 名 称 新国立劇場「公演記録映像」ダビング設備改修工事 1.2 施工場所 東京都渋谷区本町1−1−1(新国立劇場録画編集室内) 1.3 施工内容 「公演記録映像」ダビング設備改修工事 (1) XDCAM ディスクレコーダーの新規導入 (2) XDCAM ディスクレコーダーの設置、配線工事及び調整 納入機器構成内訳及び工事は下記「納入機器及び工事に備える技術的 要件」による。 1.4 2. 完成期限 平成 28 年 3 月 29 日(火) 「納入機器及び工事に備える技術的要件」 2.1 納入機器及び工事の内訳 (1)XDCAM ディスクレコーダー新規導入 ① XDCAM プロフェッショナルメディアステーション ② 電源コード ③ スライドラックマウントテーブル ④ リニア編集オプションボード 1式 1式 1式 1式 (2)エディティングコントローラー(既存品)のバージョンアップ 1式 (3)XDCAM ディスクレコーダー設置、配線工事及び調整 1式 2.2 基本要件 (1) 納入機器は、新国立劇場録画編集室の既存設備と連携して運用することが可 能で、下記の個別要件を満たすものであること。 (2)既存のダビング設備と整合性を図ること。 (3)機器の電源は、AC100Vに対応していること。 (4)機器の電源は、ノイズ等の影響を受けない適正な波形を保った交流電源で、 かつ電圧降下を最小限に抑えるよう配線を行うこと。 2.3 個別要件 (1) XDCAM ディスクレコーダー新規導入 ① XDCAM プロフェッショナルメディアステーション(SONY XDS-PD1000 同等 品以上)を導入すること。 ② MXF ファイルをベースとして、収録から編集・送出・アーカイブまで一貫 1 ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ したファイルベースオペレーションが可能なこと。 MPEG HD422(50Mbps)、MPEG HD(35Mbps)の記録再生に対応していること。 XDCAM プロフェッショナルディスクの1層・2層ディスク、3層リライタ ブルディスク、4層ライトワンスディスクに対応していること。 1.5TB の HDD を内蔵ストレージとして搭載していること。 リニア編集オプションボード(SONY XDBK-105 同等品以上)を増設し、リニ ア編集に対応できること。 既設ラック設置時に電源コード(SONY DK-2401 同等品以上)及びスライド ラックマウントテーブル(SONY SRM-T3 同等品以上)を取り付けること。 (2)エディティングコントローラー(既存品)のバージョンアップ ① エディティングコントローラー(RM-280)のバージョンアップをすること。 ② XDCAM Station の F-MENU をリモートでき、またエディットモードの 編集点入力、XDCAM モードでのテンキー入力ができるよう Ver3.01 にバ ージョンアップすること。 (3)XDCAM ディスクレコーダー設置、配線工事及び調整 ① XDCAM ディスクレコーダーを既設の録画編集室システムに組込み、収録、 編集、ダビング作業ができる様に設置、配線、調整をすること。 ② 既設ラック内の設置場所は、資料 1-1(現状)、資料 1-2(改修後)を参照し 設置すること。 ③ 録画編集室映像系統図 資料 2-1(現状)、資料 2-2(改修後)、音声系統図 資料 3-1(現状)、資料 3-2(改修後)を参照しシステムに組み込むこと。 ④ 機器室内のラック実装図、現システムの映像・音声・制御系統図及びパッ チ銘盤および必要な銘盤を修正して提出すること。 ⑤ 編集機からの制御線の工事および設定を行うこと。 3.一般事項 3.1 共通仕様 この工事の受注者は、仕様書に基づき施工すること。 仕様書に記載のない事項については、次の基準、規格を適用するこ と。 ・文部科学省発注工事請負等契約規則(平成 13 年文部科学省訓令第 22 号)別記第 1 号の工事請負契約基準 ・国土交通省大臣官房官庁営繕部監修、「公共建築改修工事標準仕様 書電気設備工事編」 「公共建築改修工事標準仕様書 機械設備工事編」 (平成 22 年版)現行 JIS/JEC/JEM/電気設備に関する技術基準を定 める省令(電気設備技術基準) 3.2 特記仕様 (1)納入機器 納入する機器は仕様書に記載された仕様と同等品又は同等品以 上とする。但し、同等品以上とする場合は新国立劇場運営財団 (以下「財団」という。)の承諾を得ること。 (2)完成図面 完成図面(データを含む)及び日本語版取扱説明書を提出する こと。 2 3.3 特記事項 4.その他 (1)納入する機器は、運用時間として終日連続して使用できる精度 及び性能面での耐久性、信頼性、安全性を有する機器であるこ と。 (2)作業日程は、財団と別途協議し完成期限までに完了すること。 また、受注者は作業期間中の公演及び稽古等の進行に支障を来た さぬよう工程を組み、財団に事前に申し入れをした上で作業を 行うこと。 (3)作業に必要な電源は、財団の指示する電源盤及びコンセントを 使用すること。 (4)機器各種の回線を確実に接続し、それらが正常に動作すること について財団の確認を得ること。 (5)操作方法等の取扱いについては、講習会等の場を設け実施する こと。 (6)当該機器に関し、引き渡し完了後 1 年間の保証期間を設けるこ と。また、保証期間内において、明らかに利用者側に原因があ ると判断される以外の故障や異常については、無償で修理及び 交換を行うこと。 (7)機器の設置に当たっては、劇場内の構造物を傷つけないなど、 瑕疵に対して細心の注意を払うこと。 (8)新国立劇場の物件等を汚損あるいは破損したときは、速やかに 財団に報告し、協議の上、原状に復すること。 (9)財団が指示または定めた諸事項について、受注者はその指示に 従うこと。 (10)調達する機器に関しては、日本国内に本社、支社もしくは代理 店があり、修理等の技術者を有していること。 (11)受注者の本社、支社、営業所のいずれかが東京都内及び神奈川 県、千葉県、埼玉県にあること。 (12)受注者は、メンテナンス・サポート体制を自社内に持ち、緊急 時には連絡後速やかに技術者が劇場へ駆けつけ、トラブル等に 対応できる体制を整えていること。 以上は、概要を示したものであるから、実施に当たっての詳細及び その他不明点については、財団と協議の上、指示に従うこと。 以上 3 請 負 契 約 書(案) 件 名 新国立劇場「公演記録映像」ダビングシステム設備更新工事 発注者公益財団法人新国立劇場運営財団 (以下「甲」という。)と受注者◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ (以下「乙」という。)は、次の条項によって請負契約を締結するものとする。 (目的) 第1条 甲は乙に対し、新国立劇場「公演記録映像」ダビングシステム設備更新工事(以下「本工 事」という。)を委託し、乙はこれを受託するものとする。 (業務の範囲) 第2条 甲が乙に対し、委託する業務の範囲は、別紙仕様書及び図面のとおりとする。 (請負代金とその支払方法) 第3条 本契約による請負代金は金◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯円とする。うち消費税及び地方消費税額は ◯◯◯◯◯◯◯◯円とする。請負代金額には本契約の業務遂行に係る費用全てを含むものとする。 2 請負代金は業務完了後に支払うものとする。乙は、業務完了後、甲に請求書を提出し、甲は 請求書を受理した日から起算して30日以内に支払うものとする。 (施工場所) 第4条 施工場所は新国立劇場(東京都渋谷区本町一丁目1番1号)とする。 (竣工期限) 第5条 竣工期限は平成28年3月29日までとする。 (検査・引き渡し) 第6条 甲は、乙が完成した工事が契約の内容に適合しているか否かを検査し、これを確認したとき は、その引き渡しを受ける。 2 乙が完成した工事が契約の内容に適合していない場合は、乙は、直ちにこれを補修し、再度 甲の検査を受けるものとする。 (品質保証及び瑕疵担保) 第7条 2 乙は引き渡し後、1年間は本工事の品質、性能について保証する。 本工事に瑕疵のあることが判明したときは、甲は乙に対し瑕疵の補修又はこれに代わる損害 賠償もしくは瑕疵の補修とともに損害賠償を請求することができる。 (契約の解除) 第8条 甲又は乙が、次の各号のいずれかに該当するときは、相手方は本契約を解除することができ る。 (1)乙の責に帰すべき事由により本契約の履行が不能になったとき。 (2)相手方の信用又は名誉を傷つける等、相手方との信頼関係が損なわれたとき。 (3)強制執行、仮差押、仮処分を受け、又は、合併、解散、破産、会社更生、民事再生の申立 があったとき。 (4)その他、本契約の条項のいずれかに違反したとき。 (損害賠償) 第9条 前条により本契約が解除されたときは、被解除者は、これにより解除者の被った損害を賠償 しなければならない。 (反社会的勢力の排除) 第10条 甲及び乙は、それぞれの相手方に対し、次の各号の事項を確約する。 (1)自らが、暴力団、暴力団関係企業、総会屋若しくはこれらに準ずる者又はその構成(以下 総称して「反社会的勢力」という)ではないこと。 (2)自らの役員(業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいう)が反社 会的勢力ではないこと。 (3)反社会的勢力に自己の名義を利用させ、この契約を締結するものではないこと。 (4)本件の執行及び契約代金の全額の支払いのいずれもが終了するまでの間に、自ら又は第三 者を利用して、この契約に関して次の行為をしないこと。 ア 相手方に対する脅迫的な言動又は暴力を用いる行為 イ 偽計又は威力を用いて相手方の業務を妨害し、又は信用を毀損する行為 (協議事項) 第11条 本契約書または別紙仕様書に定める事項について疑義を生じたとき、またはこれに定めない 事項については甲乙双方の協議により定めるものとする。 上記契約の成立を証するため、この契約書は2通作成し、甲・乙記名、押印の上、各1通を所有す るものとする。 平成28年 月 日 (甲) 東京都渋谷区本町一丁目1番1号 公益財団法人新国立劇場運営財団 理事長 (乙) 尾 﨑 元 規 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯ ◯ ◯ ◯ ◯