Comments
Description
Transcript
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ - 山手プロムナード・コンサート
2 12 山手の丘の西洋館に古楽が響く2月がやってきます。 様式を尊重してお届けする「横浜・西洋館 de 古楽」 。前回につづき今回も山手芸術祭の中で開催いたします。 幻の楽器と呼ばれ、日本にはまだ2 台しかないリュートチェンバロが登場したり、桐朋学園古楽器科でバロック チェロを指導する世界的奏者エマニュエル・ジラール氏のリサイタルや講習会、伝統ある古楽コンクール〈山梨〉 Ⅲ エマニュエル・ジラール タ」など特徴あるプログラムを準備しております。 響きが美しく親密な雰囲気で楽しむ古楽いろいろ。お誘い合わせのうえ御来場ください。 「横濱・西洋館 de 古楽 2011」実行委員長 Ⅰリュートチェンバロ [オープニングコンサート] 山手プロムナードコンサート第 22 回 Ⅱ廣海史帆 と 日本古楽コンクール〈山梨〉入賞者記念演奏会 大村千秋 デュオコンサート & 中世から18 世紀にかけて宮廷人に愛されたリュート。その独特の音 古楽器奏者の登竜門として世界的にも注目されている「古楽コンクー ル〈山梨〉 」からは、毎年多くの才能ある奏者が羽ばたいています。過 色は雅と情感をさまざまに表現しました。そのリュートを 盤楽器にし たのがリュートチェンバロ。 「世の中に存在する 盤楽器の中で最も美 位入賞の大村千秋さんと第 22 回にバロック・ヴァイオリンで2 位入賞 しい音」と評されたリュートチェンバロはバッハも所有して愛好してい たと言われます。世界的にも珍しいリュートチェンバロ(2000 年 K. ヒ ル製作の楽器)を使ってソロとアンサンブルでバロックの佳曲をお届け します。実際の音色を体験するまたとない機会 ! おなじみ朝岡聡の 御案内で、面白くて興味深い古楽ワールドが展開。山手聖公会聖堂 の美しい響きでお楽しみください。 ダウランド:涙のパヴァーヌ ジェンキンズ: ヴァイオリン、 ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのファンタジア パーセル:薔薇の花よりも甘く モンテヴェルディ:主に感謝せん 去の入賞者を招聘してのコンサート、今回は第 21 回チェンバロ部門 3 の廣海史帆さんが共演します。みずみずしい感性と実力が奏でるイタ リアバロックやバッハの作品が、港の見える丘公園をのぞむ「イギリス 《コーヒーカンタータ》 ∼アンサンブル山手バロッコ演奏会∼ 数々のプロフェッショナルな古楽器奏者を育ててきた桐朋学園大学音 ヴェネツィアに響いた協奏曲、ライプツィヒに当時流行したコーヒーを チェロの持つ魅力と共にピリオド楽器ならではの表現を堪能できること イギリス館 18:30 開演 山手の丘に香る ホールには欧米の伝統的なサロンがあります。ここを会場に18 世紀の ソロはもちろん、レ・タランリリックなどのバロックオーケストラのメン バーとして幅広く活躍中。18 世紀の作品を集めてのプログラムでは 山手聖公会 14:00 開演 Ⅳ [ファイナルコンサート] バロックチェロ リサイタル 楽学部古楽器科に2011 年度からバロック・チェロ専攻が設置されま す。その指導にあたるエマニュエル・ジラール氏はヨーロッパにおいて 日㊏ 仲間たち 日㊐ イギリス館 13:00 開演 入賞者によるヴァイオリンとチェンバロの共演、さらにベーリック・ホールの空間ならではのバッハの「コーヒーカンター 月 2 13 月 王侯貴族の城館や教会で演奏されることが多かった17 世紀から18 世紀にかけての音楽を、当時の楽器と音楽 ベーリック・ホール 18:00 開演 でしょう。 昭和の初めにイギリス人貿易商の邸宅として建てられたベーリック・ 貴族や市民が楽しんだ音楽をお届けします。貿易で栄えた都市国家 題材に父と娘のユーモラスなやりとりを音楽で綴った「コーヒーカン タータ」……。休憩時間には、実際に薫り高いコーヒーお楽しみいた だく予定です。豊かな歌声と古楽器のハーモニーに斯うご期待! J. S. バッハ:コーヒーカンタータ B.マルチェッロ オーボエ協奏曲 ニ短調 ほか なおコンサートに引き続きジラール氏の公開レッスンを開催します。個人またはアン サンブルで指導を受けたい方は事務局までお申し込み下さい。 J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第 3 番 ハ長調 BWV1009 J. C. F. バッハ:チェロと通奏低音の為のソナタ イ長調 ヴィヴァルディ:チェロソナタ 第 5 番 ホ短調 RV40 ジェミニアーニ:チェロと通奏低音の為のソナタ 第 2 番ニ短調 Op5 エマニュエル・ジラール(チェロ) 渡邊 順生(チェンバロ) 協力:桐朋学園大学古楽器科 全席自由 4,000 円 定員:70 席 館」に響きます。 コレッリ: ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.5-12「ラ・フォリア」 クープラン: 趣味の融合または新しいコンセール 第 9 番 ホ長調「愛の肖像」 J. S. バッハ: Emmanuel Girard ソルボンヌ大学で美術史、フラン ス国立東洋言語大学で日本語、 日本文学を学び、パリ国立高等 音楽院チェロ科を一等賞を得て 卒業。同音楽院古楽器科でも学 ぶ。現在、レ・タロンリリック、ラ・ シャンブルフィルハーモニック等 の主要メンバー(通奏低音、アシ スタントソロ等)として活躍。桐 朋学園大バロックチェロ科の特 任教授として、マスタークラスや レッスンで、後進の指導を行って いる。 ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で もある。 Mikiko Suzuki Ariko Ohyama Daisuke Fujii Ensemble Yamate Barocco 鈴木美紀子(ソプラノ) 大山有里子(バロックオーボエ) 石川 洋人(テノール) 曽 寛純(フラウト・トラヴェルソ) 藤井 大輔(バス/バリトン) 朝岡 聡(リコーダー/お話) アンサンブル山手バロッコ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第 6 番 ト長調 BWV 1019 ほか J. S. バッハ:リュートチェンバロのための組曲 ホ短調 BWV996 全席自由 3,500 円(コーヒー orワイン付) ほか 定員:70 名 バロック・チェロ 公開レッスン Yukiko Nishimura Hiroto Ishikawa Keiko Watanabe Miyazaki Yohko 西村有希子(ソプラノ) 渡邊 慶子(ヴァイオリン) 宮崎 容子(ヴァイオリン) Masako Hirao Yoshio Watanabe 平尾 雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 渡邊 順生(チェンバロ) 朝岡 聡(お話) 全席自由 一般 4,000 円/学生 2,500 円 山手プロムナードコンサート友の会会員 3,500 円 イギリス館 15:30∼18:00 エマニュエル・ジラール氏によるソロあるいはアンサンブル(チェロを含む)の公開レッスンを開催します。 Shiho Hiroumi 廣海 史帆(ヴァイオリン) 大村 千秋(チェンバロ) 70 席 全席自由 3,500 円 Chiaki Omura 受講はソナタなどソロ作品程度を演奏する方を対象とし、題材は17∼18 世紀の作品なら自由。 1コマ40 分 受講料 1コマ8,000 円 一般聴講券 1,500 円 受講 申込 ①氏名・年齢 ②住所・電話番号・メールアドレス ③演奏歴 ④受講希望曲を明記の上、 「山手プロムナード・コンサート」ホームページ(www.yamatepc.com)の「問い合わせ」よりお送りください。 受講者には後日、事務局より御連絡いたします。