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高速道路事業の技術とノウハウを活用して海外 に事業
国際 社 会とともに 海 外 事業 ▲ベンガルール都市圏の渋滞状況 高速道路事業の技術とノウハウを活用して海外 に事業を展開しています。 ■海外の道路PPP事業への参画/技術アドバイザリー ■ODAコンサルティング業務の実施 ■国際協力 ■国際交流 業務の実施 開発途上国を対象にODA案件の形成や事業実施など 開発途上国に対しJICAを通じて高速道路の建設・維持管 2008年4月にオーストリアの高速道路会社ASFiNAGと NEXCO東日本は、最大規模の道路整備が見込まれる のコンサルティング業務を実施し、日本が推進するイン 理に関する技術的な専門家を派遣し、各国の道路諸問題 締結した技術交流協定に基づき、 技術力向上のための交 インドに駐在員事務所を2010年に設置後、2013年 6 月に インド最大の道路PPP運営会社であるIL&FS Transportation Networks Limited (ITNL) と協働調査を 開始しました。 2014年3月にはプネ∼ソラプール道路の4車線化拡幅 事業を行う特別目的事業体(SPV: Special Purpose Vehicle)の株式の一部取得を通じ、インドの道路PPP 事業に試行参入したほか、2014年2月からは、ITNLに 対し、NEXCO東日本が保有する高速道路の計画、建設、 運営および維持管理に関する技術とノウハウに基づく 技術アドバイザリー業務を実施しています。 フラ海外展開に貢献しています。 2014年度は、インドのベンガルール都市圏を対象とし たITS技術導入による交通諸問題の解決を目的としたマ スタープランの策定 やミャンマーにおけ る都市交通マスター プラン作成業務など を実施しました。 ▲ITSマスタープラン策定に向けた現地関係機関へのヒアリング (ベンガルールおよびマイソール都市圏ITSマスタープラン策定調査 プロジェクト) の解決に貢献しています。2014年度は、 インドへ3名(長 流 を 行 って い ま す 。 期専門家1名、短期専門家2名)、 ミャンマーに長期専門 2014年度は双方の 家1名を派遣しました。 また国内では、 国土交通省やJICA 技術を広く紹介し、今 などからの海外研修 後の具体的なテーマ 生などの受入要請に に関する情報交換を 応じて、2014年度は 行いました。 約120名の研修生な どを受け入れました。 ▲道路技術改善プロジェクトの中で行われたセミナーで挨拶をする ミャンマーJICA長期専門家(道路技術基準) ローバル化を進めるととも な参入へ向けた調査および に、NEXCO東日本の技術 検討を継続的に実施してい E-NEXCO Report 2015 協会) ・IRF (国際道路連盟) などへの参加を通じて世界の 域会議に参加し、社員のグ の道路PPP事業への本格的 34 日本を代表する高速道路会社として、PIARC(世界道路 2014年度はIRFアジア地 ターナショナル株式会社(JEXWAY) と協働して、 インド ▲NEXCO東日本の管理する道路管制センターの視察(技術アドバイザリー業務) ■国際会議と国際セミナー 高速道路技術に関する情報収集や発信をしています。 今後も、ITNLをパートナー企業とし、日本高速道路イン きます。 ▲ASFiNAG技術者との技術交流 (タウエルントンネルの防災設備の視察) やノウハウを広く海外に紹 ▲ヤンゴン都市圏高速道路の運営・維持管理を現地関係者へ提案 (ヤンゴン都市圏開発プログラム形成準備調査(都市交通)) ▲道路斜面対策の技術協力に関する現地視察状況(インドJICA短期・ 長期専門家(斜面対策)、長期専門家(高速道路運営維持管理)) 介しました。 ▲IRFアジア地域会議での発表(インドネシア) 35