...

概要及び意見公募要領 - 電子政府の総合窓口e

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

概要及び意見公募要領 - 電子政府の総合窓口e
輸出貿易管理令の一部を改正する政令案等に対する意見募集について
平成24年6月9日
経 済 産 業 省
貿 易 管 理 課
安全保障貿易管理課
大量破壊兵器等及び通常兵器の不拡散の観点から、安全保障に係る輸出管理につい
ては、我が国を含めた主要国が参加する国際輸出管理レジーム会合において規制すべ
き対象が合意されており、その対象が技術の場合は、これを外国為替及び外国貿易法
(以下「外為法」という。)第25条の下に定められる政令(外国為替令。以下「外
為令」という。)に、貨物の場合は、これを外為法第48条の下に定められる政令(輸
出貿易管理令。以下「輸出令」という。)に規定し、詳細な仕様については省令以下
に規定することによって輸出規制の対象とし、国内法令上の担保がなされております。
昨年開催された国際輸出管理レジーム会合における合意等を国内において着実に
実施するために、今般、所要の法令改正を行い、輸出規制の対象となる貨物の追加・
削除等を行うことといたします。
関係法令一覧
【輸出貿易管理令】
○ 市販の暗号貨物について規制対象から除外【輸出令第4条第1項第六号の削除】
○ 無人航空機の製造装置について規制対象に追加【輸出令別表第一の四の項の(一
の二)の改正】
○ しごきスピニング加工機について規制対象から除外【輸出令別表第一の六の項
の(九)の改正】
○ 移動体通信傍受装置及びその設計用の装置等について規制対象に追加【輸出令
別表第一の九の項の(五の五)の追加及び(六)の改正】
○ ジャイロ天測航法装置等の部分品の追加【輸出令別表第一の一一の項の(四)
の改正】
○ 簡易爆発装置の妨害装置の規定変更【輸出令別表第一の一五の項(四の二)の
追加】
○ 目標自動識別レーダーについて規制対象から除外【輸出令別表第一の一五の項
(七)の改正】
○ 焼結磁石等について規制対象に追加【輸出令別表第一の一六の項(一)の改正】
○ ブルガリアのホワイト国(別表第三に掲げられている国)への追加【輸出令別
表第三の改正】
○ 半導体素子の製造用装置等について機微品目リスト(別表第三の三に掲げられ
ている品目)から除外【輸出令別表第三の三の改正】
【省令】
○ 輸出貿易管理令別表第一及び外国為替令別表の規定に基づき貨物又は技術を定
める省令(以下「貨物等省令」という。)
-今般の国際輸出管理レジームにおける合意を踏まえ、規制対象品目の具体的
な仕様について所要の見直し等を行う。
○ 貿易関係貿易外取引等に関する省令(以下「貿易外省令」という。)
-許可が不要になる取引の形態の追加(防衛大臣に対する技術の提供等)の改
正を行う。
【告示】
○ 輸出貿易管理令第四条第一項第二号のホ及びヘの規定に基づく経済産業大臣が
告示で定める無償で輸出すべきものとして無償で輸入した貨物及び無償で輸入
すべきものとして無償で輸出する貨物
-昨年実施した許可が不要になる輸出の見直し(削除)に伴い、関係箇所につ
いて所要の改正を行う。
○ 輸出貿易管理令別表第三の三の規定により経済産業大臣が定める貨物
-今般の国際輸出管理レジームにおける合意を踏まえ、機微な扱いを要する品
目(半導体素子の製造用装置等)について所要の規定を削除する改正を行う。
○ 貿易関係貿易外取引等に関する省令第九条第二項第十二号、第十三号及び第十
四号の規定に基づく経済産業大臣が告示で定める使用に係る技術、プログラム
及び貨物
-貿易外省令の改正に併せ、市販暗号プログラムの特例の適用対象となる技術
について所要の規定を削除する改正を行う。
○ 輸出貿易管理令第四条第一項第六号の規定に基づき、貨物の仕様及び市場にお
ける販売の態様からみて特にその輸出取引の内容を考慮する必要がないものと
して経済産業大臣が告示で定める貨物
-輸出貿易管理令及び貨物等省令の改正に併せ、市販品暗号装置の特例の適用
対象となる貨物について定めた本告示を廃止する改正を行う。
関連通達一覧
○ 輸出貿易管理令の運用について
-先般の国際輸出管理レジームでの合意を踏まえ、輸出貿易管理令に掲げる貨
物についての解釈規定の追加等を行う。
○ 外国為替及び外国貿易法第25条第1項及び外国為替令第17条第2項の規定
に基づき許可を要する技術を提供する取引又は行為について
-先般の国際輸出管理レジームでの合意を踏まえ、外国為替令に掲げる技術に
ついての解釈規定の追加等を行う。
○ 包括許可取扱要領
-輸出貿易管理令及び貨物等省令の改正に伴い、包括許可の適用対象となる貨
物の輸出及び技術の提供について、当該範囲を変更する改正等を行う。
○ 輸出許可・役務取引許可・特定記録媒体等輸出等許可申請に係る提出書類及び
注意事項等について並びに輸出管理規程の届出等について
-輸出貿易管理令の改正に伴い、国・地域区分を変更する改正等を行う。
(参考)国際輸出管理レジームについて
NSG
「Nuclear Suppliers Group」の略。1974年におけるインドの
核実験成功を背景に核兵器の製造等に使用される可能性のある製
造設備等の輸出規制を行うことを目的として発足。参加国数は46
か国
AG
「Australia Group」の略。イラン・イラク戦争における化学兵器
( オ ー ス ト 使用を背景に1985年に発足。化学・生物兵器の原材料及び製造
ラ リ ア ・ グ 設備等の輸出規制を行うことが目的。参加国数は40か国
ループ)
MTCR
「Missile Technology Control Regime」の略。1980年代初頭
におけるミサイル開発の活発化を背景に大量破壊兵器の運搬に寄
与し得るミサイル、その部分品及び製造設備等の輸出規制を行うこ
とを目的として1987年に発足。参加国数は34か国
WA
「The Wassenaar Arrangement」の略。地域の安定を損なうおそれ
のある通常兵器(核・生物・化学兵器及びその運搬手段であるミサ
イル以外の兵器)の過剰な蓄積を防止する観点から輸出管理を行う
ことを目的として1996年に発足。参加国数は40か国
その他の法令
【輸出貿易管理令】
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(以下「ワシントン
条約」という。)対象貨物を輸出する際は、輸出令第2条に基づき承認の義務を課
することにより国内法令上の担保がなされております。
ワシントン条約では、一時的に入国して我が国でワシントン条約対象種を使用し
た製品等を購入し、携帯して出国する場合(観光客の土産物のケース)に関する適
用除外規定(同条約の対象貨物を携帯して輸出入する際の特例)が設けられている
ため、今般、携帯品についての特例を定める輸出令第4条第2項第四号において「三
六の項に掲げる貨物」の次に、
「(経済産業大臣が告示で定めるものを除く。)」を加
え、当該告示にワシントン条約で適用除外とされている対象種、数量を定めること
により、その条件に合致すれば、一時的に入国して出国する者が当該貨物を携帯し
て輸出する際、輸出令第2条第1項の承認を要さないこととします。
意見公募要領
平成24年6月9日
経 済 産 業 省
貿 易 管 理 課
安全保障貿易管理課
1.意見公募対象
【政令】
○ 輸出貿易管理令の一部を改正する政令
【省令】
○ 輸出貿易管理令別表第一及び外国為替令別表の規定に基づき貨物又は技術を定
める省令
○ 貿易関係貿易外取引等に関する省令
【告示】
○ 輸出貿易管理令第四条第一項第二号のホ及びヘの規定に基づく経済産業大臣が
告示で定める無償で輸出すべきものとして無償で輸入した貨物及び無償で輸入
すべきものとして無償で輸出する貨物
○ 輸出貿易管理令別表第三の三の規定により経済産業大臣が定める貨物
○ 貿易関係貿易外取引等に関する省令第九条第二項第十二号、第十三号及び第十
四号の規定に基づく経済産業大臣が告示で定める使用に係る技術、プログラム
及び貨物
○ 輸出貿易管理令第四条第一項第六号の規定に基づき、貨物の仕様及び市場にお
ける販売の態様からみて特にその輸出取引の内容を考慮する必要がないものと
して経済産業大臣が告示で定める貨物
【通達】
○ 輸出貿易管理令の運用について
○ 外国為替及び外国貿易法第25条第1項及び外国為替令第17条第2項の規定
に基づき許可を要する技術を提供する取引又は行為について
○ 包括許可取扱要領
○ 輸出許可・役務取引許可・特定記録媒体等輸出等許可申請に係る提出書類及び
注意事項等について
○ 輸出管理規程の届出等について
(いずれも新旧対照表)
2.資料入手方法
電子政府の総合窓口(e-Gov)における掲載
3.意見募集期間(意見募集開始日及び終了日)
平成24年6月9日(土)~平成24年7月8日(日)必着
4.意見提出先・提出方法
別紙の意見提出用紙に日本語で記入の上、以下いずれかの方法で送付して下さい。
(1)郵送
意見提出用紙に御氏名、連絡先及び本件へのご意見をご記入の上、以下の住所宛
にお送り下さい。
住所:〒100-8901
東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省貿易経済協力局貿易管理課 パブリックコメント担当宛
(2)FAX
意見提出用紙に御氏名、連絡先及び本件へのご意見をご記入の上、以下のFAX
番号宛にお送り下さい。
FAX番号:(03)3501-5896
(3)電子メール(意見提出用紙を添付してお送り下さい。)
意見提出用紙に御氏名、連絡先及び本件へのご意見をご記入の上、以下のメール
アドレス宛てにお送り下さい。
メールアドレス:[email protected]
(電子メールの件名を「
「輸出貿易管理令」の一部改正に対する意見」として下さい。)
(※)電話での意見提出はお受けしかねますので、あらかじめ御了承下さい。
5.その他
皆様からいただいた御意見についての個別の回答はいたしかねますので、あらか
じめ、その旨を御了承下さい。
御提出いただきました御意見については、氏名、住所、電話番号、FAX番号及
びメールアドレスを除き、すべて公開される可能性があることを、あらかじめ御承
知おきください。ただし、御意見中に、個人に関する情報であって特定の個人を識
別しうる記述がある場合及び個人・法人等の財産権等を害するおそれがあると判断
される場合には、公表の際に当該箇所を伏せさせていただきます。
御意見に附記された氏名、連絡先等の個人情報につきましては、適正に管理し、
御意見の内容に不明な点があった場合等の連絡・確認といった、本案に対する意見
公募に関する業務にのみ利用させていただきます。
なお、御記入漏れや本要領に即して記述されていない場合には、御意見を無効扱
いとさせていただくことがあります。
経済産業省貿易経済協力局貿易管理部貿易管理課
パブリックコメント担当
「輸出貿易管理令」の一部改正に対する意見
[氏名]
[住所]
[電話番号]
[FAX番号]
[電子メールアドレ
ス]
[御意見]
・意見内容
・理由
(企業・団体の場合は、企業・団体名、部署名及び担
当者名)
宛
Fly UP