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(安家川) (平成28年12月14日時点) (PDFファイル
1 安家川河川改修計画の概要 平成28年12月 県土整備部河川課 沿岸広域振興局岩泉土木センター 平成28年8月29日∼30日出水概要(安家川水系安家川) 2 ■出水概要 22:00 10.0 10 9.0 最大時間雨量 34.0mm/h 30 40 7.0 既往最高水位 5.25m(20:00) 50 60 8.0 6.0 5.0 河岸高(3.45m) 4.0 70 3.0 80 2.0 90 1.0 100 0.0 水位 [m] 20:00 18:00 16:00 14:00 12:00 10:00 8:00 6:00 4:00 2:00 0:00 8/30 22:00 20:00 18:00 16:00 14:00 12:00 10:00 8:00 6:00 4:00 0 20 雨量 [mm] 2:00 0:00 8/29 平成28年8月29日から30日にかけての台風10号による豪雨により、安家川水系安家川 の日蔭水位観測所において、現況河岸高(3.45m)を大きく上回る水位(5.25m)を記録 する洪水が生じ、甚大な被害が発生。 ●安家川の状況:現況流下能力を上回る洪水により、流域全体で溢水し浸水被害が 発生。 加えて橋梁部においては流木閉塞に伴う溢水が発生し被害が拡大。 ●浸水被害 :安家川沿川で床上浸水101戸、床下浸水10戸の家屋等の浸水被害が 発生。 ■水位の状況(日蔭水位観測所) また、県道や町道において冠水被害が発生。 安家川 【凡例】 H28.8.30浸水区域 流失 床上浸水 床下浸水 ①中の橋の流木閉塞状況 ① 被害の概要 3 ②左岸側の溢水被災状況 復緊区間 中の橋 安家橋 安家川平面図 ② ④ ① 大正橋 新橋 南陽市街地周辺(H25.7.26) 県道久慈岩泉線 ③右岸側の溢水被災状況 ⑤ ⑦ ⑥ ③ ④右岸側の溢水被災状況 ⑤右岸側の溢水被災状況 ⑥安家橋の流木閉塞状況 ⑦右岸側の溢水被災状況 3 安家川 治水対策の概要 4 ■今回洪水による甚大な被害を踏まえ、流下能力が低く、家屋浸水等が発生した 元村地区において、河道拡幅や河床掘削により河川の断面を拡大し、家屋浸水 被害の防止・軽減を図ります。 河川災害復旧等関連緊急事業 南陽市街地周辺(H25.7.26) L=2,200m 河川等災害関連事業 L=500m 安家橋 大正橋 中の橋 新橋 県道久慈岩泉線 安家川平面図 【凡例】 H28.8.30浸水区域 流失 床上浸水 床下浸水 河道計画(1/3) 安家産直付近 5 平 面 図 A 淵 安家小中学校 中の橋(架替) 河畔林保全 新橋(架替) 現況河岸を保全 A 安家郵便局 ※本資料は概略検討段階のものであり、今後の詳細設計において変更となる場合があります。 【平面計画における川づくりのポイント】 ・ 河川の線形は、現況河川の線形を踏襲し、屈曲部は内岸側に拡幅。 ・ 新橋下流右岸においては、現況の河岸を活かし、良好な河畔林を保全。 ・ 新橋上流左岸においては、河川へのアクセスが可能となる斜路を整備。 河道計画(1/3) 安家産直付近 6 空中写真 新橋 安家産直 改修後の川幅 L=約50m 現況の川幅 L=20∼30m 護岸天端 横 断 図 A−A断面 ▽ 計画高水位(計画となる洪水時の水位) 河道計画(2/3) 安家橋下流部付近 平 面 図 B 安家支所 河畔林保全 B 大正橋(架替) 河畔林保全 ※本資料は概略検討段階のものであり、今後の詳細設計において変更となる場合があります。 【平面計画における川づくりのポイント】 ・ 河川の線形は、現況河川の線形を踏襲。 ・ 1K300左岸の県道部(山付け部)をコントロールとして右岸側に拡幅。 ・ 1K600∼1K900付近左岸の河畔林を極力保全。 7 河道計画(2/3) 安家橋下流部付近 空中写真 改修後の川幅 L=約50m 河畔林保全 護岸天端 横 断 図 B−B断面 ▽ 計画高水位(計画となる洪水時の水位) 8 河道計画(3/3) 安家橋上流部付近 安家橋(位置変更) 安家橋(架替) 平 面 図 河畔林保全 C C 現況河川を取り込む ※本資料は概略検討段階のものであり、今後の詳細設計において変更となる場合があります。 【平面計画における川づくりのポイント】 ・ 河川の線形は、現況河川の線形を踏襲。 ・ 安家橋左岸の県道(山付け部)をコントロールとし、右岸側に拡幅する。 ・ 2K200付近は内岸側(右岸側)に拡幅し、左岸側の現河道を取り込む。 9 河道計画(3/3) 安家橋上流部付近 空中写真 安家橋(架替) 安家橋(位置変更) 改修後の川幅 L=約47m 護岸天端 横 断 図 10 C−C断面 ▽ 計画高水位(計画となる洪水時の水位) 7. 今後のスケジュール 12月 H28年度 1月 2月 11 H29年度 3月 4月 5月 災害査定 事業計画検討 測量(詳細) 詳細設計 用地測量 物件補償調査 用地補償 工事着手 工事完成には4年程度要する見込み 住民説明会 6月以降 H30年度以降